ITエンジニアスカウト16サービス比較【2025年最新】料金・特徴
中途採用

ITエンジニアをスカウトできるサービス選びのために、特徴や会員層、料金やスカウト通数などを比較、解説します。
ITエンジニアのスカウト成功事例も解説しますので、参考にしてみてください。
本記事では
・転職サイト、ダイレクトリクルーティング、人材紹介の比較と選び方
・サービス別のメリットとデメリット
・ITエンジニアのスカウトによる採用成功事例
について解説します。
目次
1.ITエンジニアのスカウトにおすすめサービス16選比較
近年はITエンジニアの採用が難しい状況が続いています。
dodaの調査※によると、2024年7月度のITエンジニアの転職有効倍率は11.93倍と高く、ITエンジニアの中途採用市場は激戦状態です。
そのため、ITエンジニアの採用は求職者からの応募を待つ受け身の採用ではなく、採用ターゲットへ積極的にアプローチをおこなう「攻めの採用」が大切です。
本章では、ITエンジニアをスカウトできるサービスの比較をおこないます。
※出典:doda転職求人倍率レポート(2024年8月)
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1‐1.ITエンジニア採用向けダイレクトリクルーティング9選
ダイレクトリクルーティングは、サービスに登録している求職者に対して、企業がスカウトメールやDMを利用して直接スカウトをおこなう採用手法です。
企業が公開している求人情報をみた求職者から直接応募が入ることもありますが、企業のスカウトから応募を獲得することが前提のサービスです。
そのため、付与されるスカウトメールやDM数は、スカウト機能がある転職サイトよりも多めです。
また、ダイレクトリクルーティングサービスの主な料金形態は2つに分類できます。
採用に成功したときに費用が発生する成功報酬型と、利用期間に応じた掲載課金型です。
以下、ITエンジニアの採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービスを比較します。
サービス | 資料請求 | 料金 | 会員層 | スカウト通数 | 特徴 |
![]() | 初期費用60万円~ 成果報酬30万円/1人~ ※職種による | ・会員数120万人 ・エンジニア、デザイナー経験者60% ・20代~30代が80% | 400通 | ・若手ITエンジニア、デザイナー職の採用に強み ・初回利用時のみ初期費用が発生し、以降は永年成功報酬のみ ・長期的な採用や通年採用時に利用しやすい ・スタートアップ企業や中小企業も利用しやすい | |
![]() | ▶要問合せ | ・会員数227万人以上 ・経営幹部・経験者などのハイクラス層、即戦力人材に特化している | 400通~ | ・登録者は独自の審査を通過したハイクラス層 ・ミドル層からベテラン層まで幅広い人材が登録 ・役職、管理職経験者が多く、プロデューサー経験者、マネージャー経験者など、事業の中核となる人材の採用に強み | |
![]() | 掲載課金型 120万円/6ヵ月~ | ・会員数2.5万人 ・エンジニア約70%、デザイナー15.4%、PM/PdM11.4%、データ分析5.8% ・会員の約半数がCTO/VPoE/EMやSRE、PMなどの希少職種 | 400通~ | ・エンジニア採用に特化している ・正社員だけでなく、ハイスキルな業務委託・副業希望者のスカウトが可能 ・エンジニアからの知名度が高い ・GithubやSNS連携により、スキルチェックがしやすい | |
掲載課金型 80万円/8週間~ | ・会員数338万人 ・20代~30代中心 ・各職種経験者が多い | 400通~ | ・成果報酬なしのため複数職種の採用時も追加料金が発生しない ・ITエンジニアや営業職、金融系などの経験者が多い ・スカウトメールの開封率向上に向けた再アプローチ機能がある | ||
![]() | 掲載課金型 80万円/12週間~ | ・約413万人のデータベース ・20代~30代の即戦力人材が中心 ・IT系技術職経験5年以上の人材45.3% | 400通~ | ・IT系技術職経験5年以上の人材が多く、経験者採用に強みがある ・スカウト文面にリクルーターの情報や動画を添付することができるため、配属予定先のプロジェクトメンバーなどの雰囲気を伝えやすい | |
![]() | ・約383万人が利用。そのうち10.5万人が学生 ・エンジニア経験者が約32% ・ディレクター、マーケターなども多数 | 400通~ | ・ITエンジニアをはじめ、デザイナーやマーケターなどの採用にがある強み ・企業理念やカルチャーなど、給与や福利厚生面以外の、自社への共感性が高い人材の採用にも強み ・中途だけでなく新卒、アルバイト採用も可能 | ||
![]() | 初期費用+成果報酬 | ・登録者数約3.7万人 ・登録学生はMARCH・国公立以上が80%以上 ・理系学生に特化している ・機電・情報系の学生の登録が多い | 148通~ | ・ほかの採用媒体では出会いにくい理系学生の採用に強み ・機電系、情報系の学生が多く、学生の研究概要などから絞り込み可能 | |
![]() | ー | 成果報酬型 | ・登録者数要問合せ ・Rust、Go、pythonなどの言語ユーザーが多い | 要問合せ | ・エンジニア採用に特化している ・ドラフト型採用となっており、企業の参加にあたり独自の審査あり |
![]() | ー | 初期費用+成果報酬 | ・登録者数約5万人 ・エンジニア採用に特化 | 要問合せ | ・エンジニアコミュニティサイトの運営によりユーザー知名度が高い ・ミドル層からシニア層のエンジニア採用が可能 |
Green、Offers、Wantedly、LabBase(ラボベース)就職、転職ドラフト、Forkwell Jobsはエンジニア採用に特化しているダイレクトリクルーティングサービスです。
そのなかの1つOffersは、正社員だけでなく、独立して業務委託や副業案件を探している、優秀なエンジニアをスカウトできます。
中途採用に限らず、新卒採用やアルバイト採用などを視野に入れている企業は、Wantedly、LabBase(ラボベース)就職がおすすめです。
BizReachやdodaダイレクト、エン転職ダイレクトは総合型のダイレクトリクルーティングサービスですが、ITエンジニアの経験者が多数登録しており、ITエンジニアのスカウトに活用できます。
Green
・20代~30代が80%、ITエンジニアやWebデザイナー職種の採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービス
・フロントエンジニアやバックエンドエンジニア、インフラエンジニアやQAエンジニアなどのエンジニア系職種、UI/UXデザイナーなど幅広い職種の採用にセグメント
・初回利用時のみ初期費用が発生し、以降は永年成功報酬のみで利用可能。掲載期間を気にせず通年採用をおこないやすい
・一括アプローチは1度に100名に送付可能
送付数は無制限
・個別スカウトは月に400通送付可能
BizReach
・役職、管理職経験者が多く、プロデューサー経験者、マネージャー経験者など、事業の中核となる人材の採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービス
・登録者は独自の審査を通過したハイクラス層のみ
・職種100種類以上×業種50種類以上の組み合わせで検索が可能
・プラチナスカウトは面接確約が前提なので、採用工数を減らすことができる
Offers
・正社員採用だけでなく、ハイスキルな業務委託/副業希望の会員をスカウトできるダイレクトリクルーティング
・CTO/VPoE/EMやSRE、PM/PdMなど、ほかの採用媒体で出会いにくい希少職種の経験者が全体の約50%
・求人原稿の掲載数に制限なし、成果報酬も0円のため採用コストを削減しやすい
・エンジニアのほか、デザイナーやデータ分析など、プロダクトの全領域のエンジニア経験者が揃っている
dodaダイレクト
・20代から30代中心のITエンジニアや営業職、金融系などの経験者が多いダイレクトリクルーティングサービス
・成果報酬なしのため複数職種の採用時も追加料金が発生しない
・スカウトの開封率平均は75%と高く、面接確約のため面接辞退を防ぎやすい仕組み
・予約送信が可能でITエンジニアの行動にあわせたアプローチにより、開封率向上につながる
エン転職ダイレクト
・20代~30代の即戦力人材が中心
・IT系技術職経験5年以上の人材が45.3%登録しているダイレクトリクルーティングサービス
・年収層が400~600万円前後の求職者をスカウトできる
・求職者の転職意欲を表すパラメーターが表示されるため、転職意欲の高いITエンジニアのスカウト候補者を選びやすい
・スカウト文面にリクルーターの情報や動画を添付することができるため、配属予定先のプロジェクトメンバーなどの雰囲気を伝えやすい
Wantedly
・エンジニア経験者が約32%登録している
・ディレクター、マーケター、デザイナーなどの採用も可能なダイレクトリクルーティングサービス
・企業理念やカルチャーなど、給与や福利厚生面以外の、自社への共感性が高い人材の採用にも強み
・中途だけでなく新卒、アルバイト採用も可能
・スカウトメールの返信率は20%
・ITエンジニアのなかでも転職意欲の高い求職者へアプローチできる
LabBase就職
・理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービス
・登録学生はMARCH・国公立以上が80%以上で、機電系や情報系学生が多い
・スカウト返信率は約40%と高め
・登録学生の「研究概要」「研究の意義」「研究を選んだ理由」「研究から学んだこと」などの記載項目から学生の検索をすることが可能
転職ドラフト
・エンジニア採用に特化しているドラフト型ダイレクトリクルーティングサービス
・Rust、Go、pythonなどの言語ユーザーが多い
・成果報酬型のため、採用活動期間に左右されずに求職者へアプローチできる
Forkwell Jobs
・エンジニア採用に特化しているダイレクトリクルーティングサービス
・ミドル層からシニア層の幅広い世代のエンジニア採用が可能
・求職者のスキルをレベル分けしているため、ITエンジニアの採用条件として求めるレベルにあわせた検索が可能
・エンジニアに魅力の伝わる求人票を簡単に生成可能
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1‐2.ITエンジニア採用向け転職サイト3選
これまでの転職サイトは求人情報に求職者からの応募が入るのを待つ「受け身」の採用方法が一般的でした。
近年では多くの転職サイトにスカウト機能が導入され、企業が求職者のプロフィールを閲覧し、自社の採用ターゲットにあう人材を選定して、直接アプローチできる攻めの採用が可能になっています。
また、スカウト機能を持つだけでなく、ITエンジニアの採用に強みがあるサービスも増加しています。
専門性の高いサービスを利用することで、ITエンジニアへ効率的なアプローチが可能となり、採用ミスマッチの防止や採用コストの削減、採用にかかる工数の削減にもつながります。
本章ではITエンジニアをスカウトできる転職サイトの詳細を解説します。
サービス | 資料請求 | 料金 | 会員層 | スカウト通数 | 特徴 |
![]() | ▶資料請求する | 掲載料金型:35万円~ 2原稿/4週間 ※スカウト機能付き掲載プランは60万円~ 2原稿/4週間 | ・会員数403万人 ・スカウト利用会員の比率は86% ・20代19.2%、30代44.1%、40代以上36.4% | 100通~ | ・ITエンジニア、ものづくりエンジニアの採用 ・2職種の同時募集が可能 ・採用ターゲット条件の設定から条件に合う求職者を自動でピックアップ ・若手からベテラン層まで採用ニーズに合わせた採用をおこないすい ・アジャイル開発ありなど、エンジニアならではの検索カテゴリーやネットワーク設計構築などの職種カテゴリーの設定が可能 |
![]() | 掲載料金型 | ・会員数840万人 ・スカウト対象者は約345万人の80%以上が20代と30代 | 150通~ | ・dodaにはエンジニア採用に特化した専門サイトが併設されており、同時掲載可能 ・各業界、職種の経験者が多い ・ITエンジニア経験者が集まるオンライン転職フェア、ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンラインの開催あり ・未経験ITエンジニアが集まるオンライン転職フェア、未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンラインの開催あり | |
![]() | 掲載料金型 | ・会員数1,100万人 ・61.1%が35歳以下 | 420通~ | ・ITエンジニアに多いスマホユーザーが、閲覧や応募しやすいUI/UX ・個別スカウト機能のデイリースカウトはプランに応じた通数が毎日自動追加される ・採用ターゲットの条件を登録しておくことで一括スカウトできる |
typeは転職サイトのなかでもITエンジニアやものづくり系エンジニアの採用に特化しており、typeエンジニア転職フェアも開催しています。
また、2原稿の同時掲載が可能なため、業務内容の違う募集を同時におこなったり、経験者・未経験者の同時募集もおこないやすい特徴があります。
dodaは幅広い職種の募集をおこないやすい総合的な転職サイトですが、ITエンジニア経験者の会員も多く、独自にITエンジニア向けのオンライン転職フェアも開催しています。
各職種で経験者が多く、ITエンジニアの実務経験が少ない微経験者や、ポテンシャル採用においても、社会人経験をもとにした優秀な人材の採用が期待できます。
エン転職は若手人材の採用に強みがある総合的な転職サイトですが、ITエンジニアの採用もおこないやすいように設計されており、ITエンジニアに特化した職種の絞り込み項目が細分化されています。
職種の絞り込み項目が細分化されていることで、求職者は自身が望むITエンジニアの求人情報を探しやすくなり、企業にとっても採用ターゲットが自社の求人情報にたどり着きやすくなっています。
職種の絞り込みの項目にはフロントエンジニアや社内SEなどの大きな分類から、サーバーエンジニア(設計・構築)、プロジェクトマネージャー(Web・アプリ・オープン系)などの具体的な職種や役割など、求職者も企業も探しやすいように分けられています。
type
・ITエンジニア、ものづくりエンジニアの採用に特化している転職サイト
・2職種の同時募集が可能
職種別の採用だけでなく、経験の有無や募集地域別での同時募集も可能
・アジャイル開発ありなど、エンジニアならではの検索カテゴリーやネットワーク設計構築などの職種カテゴリーの設定が可能
・採用ターゲット条件の設定から条件に合う求職者を自動でピックアップされるため、スカウト候補者のスクリーニングの工数を減らしやすい
・若手からベテラン層まで採用ニーズに合わせた採用をおこないすい
doda
・各業界、職種の経験者が多く、ITエンジニアの経験者のほか、営業、金融、メディカル、グローバル分野の経験者採用に強みがある転職サイト
・エンジニア採用に特化した専門サイトが併設されており、同時掲載が可能。求人情報の露出が高まり、求人情報の閲覧数の増加、応募の獲得につながりやすい
・ITエンジニア経験者が集まるオンライン転職フェア、ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンラインの開催をあり
・未経験ITエンジニアが集まるオンライン転職フェア、未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンラインの開催あり
・転職フェアの出展により求人掲載やスカウト以外に求職者と接点を持つ機会を得ることができる
エン転職
・ITエンジニア用の職種コードが細分化されているため、求人情報を検索する求職者が自社の求人情報にたどり着きやすい転職サイト
ITエンジニアに多いスマホユーザーが閲覧や応募しやすいUI/UXになっている
・職種コードはIT/Web/ ゲーム/通信系エンジニアという大きな分類だけでなく、Web/アプリ/オープン系や汎用機系、制御組み込み系など、各領域のエンジニア採用にも利用しやすい
・個別スカウト機能のデイリースカウトはプランに応じた通数が毎日自動追加される
・採用ターゲットの条件を登録しておくことで一括スカウトできるため、スカウト活動の工数を減らしやすい
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1‐3.ITエンジニア採用向け人材紹介4選
人材紹介は、人材紹介サービスのエージェントが自社のサービスに登録している求職者をスクリーングして、企業に紹介してくれる採用手法です。
人材紹介のエージェントは企業の採用ターゲットのスクリーニングだけでなく、企業への惹きつけや面談・面接設定もおこなうため、採用担当者の工数削減につながり、採用ミスマッチの防止も期待できます。
企業と人材紹介サービスのエージェントのあいだでは、あらかじめ企業情報や社風、採用ターゲットなどの採用に関する詳細が共有されます。
その後、エージェントは企業の採用ターゲットにあう求職者のスクリーニングをおこない、スカウトをおこないます。
エージェントから求職者が紹介される際は求職者の惹きつけが強化されているため、双方前向きな気持ちで面談や面接で話を進めやすく、選考回数を減らすことができるため、選考の効率化にもつながります。
本章ではITエンジニアの採用に強みがある人材紹介サービスを紹介します。
理系就職エージェントneoは理系学生の新卒採用に特化している人材紹介サービスです。
理系学生は研究のために就活スタート時期が遅い傾向が高く、採用ニーズも高いためほかの採用媒体では出会いにくいといわれています。
ITエンジニアを新卒採用から育成したい企業は、理系学生に特化した新卒向け人材紹介サービスがおすすめです。
また、レバテックキャリアも新卒対応が可能です。
X-Tech AGENTは各Tech領域のハイキャリア層の採用に強みがあり、スタートアップ企業や即戦力採用をおこないたい企業におすすめです。
X-Tech AGENT
・〇〇Techの採用に特化しているの人材紹介サービス
・CxO/事業部長/マネージャークラスの候補者が約80%
・20代後半~40代前半のハイキャリア層が中心
・初期費用なしの完全成果報酬型
理系就職エージェントneo
・機電・情報系を中心に、建築・土木学生の集客を強みを持つ、理系学生の紹介に特化した人材紹介サービス
・地方学生の囲い込みとして地方の理系学生には就職活動にかかる交通費・宿泊費を負担するという補助活動をおこなっている
・学生に対して平均10回の面談をおこない、学生の適性を見極めてから企業へ紹介している
・平均的な決定率は25%、4名の紹介につき1名の採用実績
Liber Career(リーベルキャリア)
・若年層の採用支援に特化しており、20代前半の層が半数以上を占めている人材紹介サービス
・利用企業は累計3,500社以上、さまざまな業種や職種の採用をおこないやすい
・定着率も高く、選考途中のフォローから入社後のサポートあり
・3年以内の離職率実績は8.0%※入社後3年以内の平均退職率は新卒が46.4%/中途が30.7%です。
レバテックキャリア
・ITエンジニア、クリエイターに特化している人材紹介サービス
・新卒採用やフリーランスなどさまざまな雇用形態の採用が可能
・首都圏、関西、愛知県、福岡県エリアに強みがある
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2.スカウト機能の比較
前章ではITエンジニアのスカウトにおすすめのサービスと特徴について比較をおこないましたが、本章ではサービス別にスカウト機能の比較をおこないます。
なお、人材紹介サービスはエージェントがスカウトをおこなうため、本章での比較解説はおこないません。
スカウト通数は、各サービスのプランやオプションなどに応じて異なります。
スカウトをおこないたい場合は、サービスのプラン内に基本機能としてスカウトメールやDM機能が含まれているのか、オプションにより利用できるのかなどを事前に確認しておきましょう。
また、スカウト機能はスカウトメールの開封率を高めるために再送機能があるものや、書類選考免除などの特典をつけられるサービスなどがあります。
現職のITエンジニアは転職期間を十分に設けることがむずかしいといわれているため、開封を促す再送機能の活用や、書類選考免除や一次選考免除など柔軟な選考スケジュールを提案して面談や面接率の向上につなげましょう。
- 「ITエンジニア採用の経験者採用に強み」微経験・未経験採用も可
エンジニアの業務カテゴリを細分化しているため、求職者側は希望の求人情報を絞り込みやすく、企業にとっては採用ターゲットに近づきやすい仕組みです。経験豊富なエンジニアの採用だけでなく、微経験者や未経験者の育成を視野に入れている企業におすすめです。また、会場で求職者にアプローチ・スカウトができるtype転職フェアも開催しています。詳細は無料資料をご覧ください。
3.採用媒体ごとのメリットとデメリット
転職サイトやダイレクトリクルーティング、人材紹介にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
採用媒体を選ぶための目安として、確認しておきましょう。
3‐1.ダイレクトリクルーティングのメリット
ダイレクトリクルーティングのメリットを解説します。
■採用ミスマッチを防止しやすい
ITエンジニア独自のスキル保有者やディレクター経験者、管理者経験がある人材など、採用ターゲットを絞り込んでアプローチできるため
■成果報酬型の場合はほかの採用媒体との併用もおこないやすい
成果報酬型の場合は、採用に成功するまでスカウト活動ができるため、掛け捨てにならず、複数の採用媒体との併用がしやすい
■企業知名度や企業規模を問わず応募の獲得につながりやすい
企業規模を問わず、求職者を直接スカウトすることで求人情報の閲覧や応募を促すことができる
事前に求職者のレジュメを確認できる
ITエンジニアの採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービスを利用すると、採用ミスマッチを防ぎやすくなります。
フロントエンジニアやバックエンドエンジニア、インフラエンジニア、UI/UXデザイナーなど、求職者の経験職種や希望職種を絞り込みがしやすく、事前に求職者のレジュメを確認できるため、スカウト前に採用ターゲットにあう人材であるか事前に選別が可能です。
採用コストをコントロールしやすい
成果報酬型のダイレクトリクルーティングサービスは採用まで費用が発生しないため、費用も掛け捨てになりません。
そのため、採用に時間がかかりやすい希少職種や特定スキルを持つ人材の採用時は、成果報酬型のサービスがおすすめです。
また、採用まで費用が発生しないことから、ほかの採用媒体と併用しやすい点もメリットの1つです。
応募課金型のダイレクトリクルーティングサービスには、スカウト活動をおこないやすいように掲載期間が長めのサービスや、初期費用以降は掲載期限が無期限であるサービス、掲載期間中に複数の求人票作成ができるサービスなどもあります。
応募課金型のサービスは掲載期間内に複数名の採用に成功すると、1名あたりの採用単価を下げることができます。
そのため、応募を獲得しやすい人気職種の採用時に適しています。
企業規模を問わず利用しやすい
ダイレクトリクルーティングサービスは、自社を知らない求職者や、自社の求人情報の存在を知らない求職者に直接アピールできます。
そのため、中小企業や起業間もない企業も利用しやすく、自社の強みや魅力を1対1のやり取りを通して伝えることで、応募の獲得につながります。
3‐2.ダイレクトリクルーティングのデメリット
ダイレクトリクルーティングのデメリットを解説します。
■複数名の採用時に採用コストが高くなることがある
成果報酬型は採用人数に応じて費用が生じるため
■スカウト活動のためにリソースを割く必要がある
スカウト候補者の絞り込みやスカウトメール作成などの工数がかかる
■希少な人材のスカウトまでに時間がかかることがある
採用条件として必須のプログラミング言語スキルの保有者が市場に少ない場合は、ダイレクトリクルーティングサービスの登録者としての母数も少ない可能性がある
採用単価が上がる可能性
採用に成功した際に費用が発生する、成果報酬型のサービスを利用した場合は、複数名の採用時に採用コストが高くなることがあります。
成果報酬型は採用人数に応じて費用が生じるため、複数名の採用予定があるときは掲載期間に応じて費用が生じる掲載課金型のダイレクトリクルーティングサービスの利用を検討してみてください。
採用担当者への業務負担
ITエンジニアの採用にコミットするためには、スカウト活動を積極的におこなうことが重要です。
しかし、スカウト候補者の選定やスカウトメールの作成のために、リソースを割く必要があります。
採用担当者がスカウト活動にリソースが割けない場合は、採用代行サービスの利用を検討しましょう。
スカウト候補者の母数による影響
採用ターゲットに求める条件により、スカウト候補者の母数が少なく、選定に時間がかかることがあります。
高度なプログラミング言語スキルがある人材の採用をおこなわなけらばならないときや、大型プロジェクトのプロデュース経験者を採用しなけらばならないときなど、採用ターゲットに厳しい条件を設定している場合は、採用活動の中長期化が予測されます。
採用活動に時間が必要であることが予測されるときは、成果報酬型のダイレクトリクルーティングサービスが適しています。
- スカウト業務やPDCAを回すためのレポート作成でサポート
年間10,000社以上の採用支援をおこない得たノウハウを用いて、「自社のターゲットであるITエンジニア」に「刺さるスカウト文」の作成して、送信代行業務をおこないます。ペルソナ設計のアドバイスや改善点の助言など、スカウト業務以外のサポート体制も手厚くおこないます。
3‐3.転職サイトのメリット
転職サイトのメリットを解説します。
■テスターなどの比較的人気の高い職種では、求職者からの応募を獲得しやすい傾向がある
人気の職種は、エントリーレベルの候補者も含め幅広い層からの関心を集めやすいため
■企業の知名度や提供する商品・サービスの認知度が高い場合、求職者からの応募が集まりやい
ブランド力は、求職者の興味を引き、応募を促進する重要な要素になるため
■求人情報の露出を高めるためのプランやオプションを活用することで、自社の求人情報を効果的にアピールすることができる
求人情報の露出が増えれば閲覧数の増加につながり、結果として応募獲得の可能性が高まる
スカウト機能を活用して求人情報を直接アピール
転職サイトは、ITエンジニア採用において非常に強力なツールとなります。
競争の激しいエリアや業種では、スカウト機能を活用することで自社の求人情報を直接ターゲットとなる候補者にアピールできます。
企業の知名度やサービスなどの認知度が高くない企業においても、スカウト機能の活用により、質の高い人材に自社の求人情報をアピールすることが可能です。
転職意欲の高い求職者はスカウトメールの開封率が高く、面談・面接率の向上につながります。
これにより、質の高い候補者との接点を効率的に作ることができます。
採用効率の向上・採用コストの削減
転職サイトでは掲載期間内に複数名の採用ができれば、採用単価を下げることができ、コスト効率の良い採用が可能となります。
また、多くの求職者が利用している転職サイトでは、求職者からの応募の獲得も期待できます。
採用難易度の高い職種の採用時は、スカウト機能を活用して、企業が積極的にターゲットへアピールすることで、応募の獲得につながりやすくなります。
プランやオプションで求人情報の露出を最大化
転職サイトのさまざまなプランやオプションを活用することで、求人情報の露出を最大化できます。
上位表示や専門サイトへの同時掲載などにより、求職者への求人情報への到達率を高め、閲覧数の増加から応募獲得へとつなげることができます。
3‐4.転職サイトのデメリット
転職サイトのデメリットを解説します。
■掲載期間内に適切な応募を獲得できないリスクがある
ディレクション経験者など、市場で需要が高い希少な人材を採用ターゲットとしている場合は、掲載期間内に応募の獲得を得られない可能性がある
■採用ターゲットとは異なる求職者からの応募が増える可能性がある
ITエンジニアの職種は、設計カテゴリーやプログラミング言語など非常に細分化されているため、求人情報が十分でない場合、採用ターゲットとは異なる求職者からの応募が増える可能性がある
■採用ターゲット位外からの応募が入る可能性がある
採用ターゲット以外からの応募の選別や対応に時間を取られ、本来注力すべき候補者の評価や面接に十分な時間を割けなくなる可能性がある
掲載期間の制約
多くの転職サイトは掲載期間に応じたプラン設定を採用しています。
採用難易度の高い職種、特にITエンジニアの募集では、設定された掲載期間内に十分な応募や内定者を獲得できないリスクがあります。
掲載期間内に応募獲得の可能性を高めるためには、長期掲載プランやスカウトメール数の多いプランの選択がおすすめです。
不適切な応募の増加
求人情報の内容が不十分な場合、採用ターゲット以外からの応募が増加する可能性があります。
これにより、採用担当者は不適切な応募への対応に時間を割かれ、採用効率が低下する恐れがあります。
課題解決のために、既存社員や配属予定部署の担当者の協力を得て求人情報の精査を徹底し、魅力的かつ正確な情報を提供することで、適切な応募者を惹きつけることができます。
職種の細分化による絞り込みの困難さ
ITエンジニアの職種は、設計カテゴリーやプログラミング言語など、非常に細分化されています。
「ITエンジニア」という大まかな職種での絞り込みでは、ターゲットからの応募の獲得や、適切なスカウト対象者を特定することが困難な場合があります。
対策方法は、自社の求人情報とターゲットに適切な検索タグや求人カテゴリーの設定をおこなうことです。
適切な検索タグや求人カテゴリーの設定により、求職者が自社の求人情報を見つけやすくなります。
これらの対策を講じることで転職サイトのデメリットを最小限に抑え、そのメリットを最大限に活用することが可能となります。
- エンジニア職種ならでは求人カテゴリ―で採用ターゲットを誘導
通信インフラ設計・構築や制御・ファームウェア・組込系など、求人カテゴリーを詳細に設定ができます。そのため、typeは採用ターゲットを自社の求人ページに誘導しやすいサービスです。
3‐5.人材紹介のメリット
人材紹介のメリットを解説します。
■採用ミスマッチを防止しやすい
ITエンジニアの採用に強みがあるサービスを利用することで、求職者のスクリーニング精度が高まる
■スカウト活動に必要な工数を減らしやすい
人材紹介サービスのエージェントがスカウトをおこなうため
■採用の工数を減らすことができる
面接や面談を前提に紹介がおこなわれるため
■ほかの採用媒体との併用もおこないやすい
成果報酬型のサービスが多く、採用に成功するまで費用が発生しないため、ほかの採用媒体と併用しやすい
ITエンジニアの採用ノウハウがある
ITエンジニアの採用に強みがある人材紹介サービスのエージェントは、ITエンジニアに求められるスキルを見極めるためのノウハウを持っています。
ITエンジニアの業務内容への理解も深いため、スクリーニングの精度が高く採用ミスマッチの防止が期待できます。
紹介時は面接や面談が前提
人材紹介サービスは企業の採用ニーズと求職者の就労ニーズがマッチしている場合や、求職者が企業へ高い関心を持っている場合など、面接や面談を前提に紹介されます。
そのため、次の選考フェーズへスムーズに案内できます。
採用コストをコントロールしやすい
人材紹介の料金形態は採用に成功したときに費用が生じる成果報酬型が多く、ほかの採用媒体と併用しやすい特徴があります。
未経験、微経験のITエンジニアなど、比較的応募を獲得しやすい募集をほかのサービスで採用をおこない、コアな経験者採用はエージェントからの紹介を待つなど、採用の緊急度や採用難易度による併用も可能です。
3‐6.人材紹介のデメリット
人材紹介のデメリットを解説します。
■紹介までに時間がかかることがある
習得者が少ないプログラミング言語ユーザーなど、採用ターゲットに求める条件が厳しい場合は、スカウト対象者が少なくなる可能性があるため
■人材紹介サービスのエージェントとの信頼関係が不足すると紹介数が減少する可能性がある
自社の担当エージェントと情報共有が不足することにより、スクリーニング精度の低下などが生じやすくなる
採用条件が厳しすぎることで母集団の形成が困難になる
採用条件が厳しすぎる場合は紹介までに時間がかかることがあります。
ITエンジニアとひとことでいっても、業務内容により採用難易度の差があります。
たとえば、テストエンジニアの採用難易度よりも、Java、PHP、Go、Rubyなどの言語を用いた設計や開発をおこなうバックエンドエンジニアの採用難易度は高く、採用競合も少なくありません。
紹介数が少ない場合は、自社の採用ターゲットの採用条件の全てが本当に必要なのか、適宜見直しをおこなうことで紹介数を増やしやすくなります。
エージェントによるスクリーニングの質の低下・惹きつけ効果の低下
エージェントに採用ニーズや企業の魅力などが伝わっていないと、スクリーニングの質や惹きつけの効果が下がり、採用ターゲットにあった人材の紹介が入りにくくなります。
競合他社と比較して残業時間が少ない、フルリモート勤務が可能であるなど、ITエンジニアの惹きつけポイントが自社にあれば、エージェントへ積極的に情報を共有しましょう。
ほかにも、エージェントとの信頼関係の構築を怠ることで、紹介が入りにくくなることがあります。
紹介が入らない期間も定期的な打ち合わせの機会を設けるなど、企業側からエージェントへ採用活動の熱意を伝えるアプローチが重要です。
本章では採用媒体ごとのメリットとデメリットを解説しました。
採用活動を始める前に、生じる可能性があるデメリットを把握しておくことで、事前に防止策を練ることができます。
採用媒体を選ぶ際はコスト面の比較だけでなく、社内で採用活動にかけることができるリソースなども含めて比較検討しましょう。
- CxO/事業部長/マネージャークラスの候補者の採用がしたい
中核人材・ハイキャリア層へのアプローチをおこなう人材紹介サービスです。HR TechやSales Tech、Fin Techなど〇〇×Tech領域の採用に特化しています。なかでもスタートアップ・ベンチャー・メガベンチャーと経験者・即戦力採用に強みを持っています。登録者と自社のターゲットが合うか知りたい方、詳細を知りたい方は詳細資料をご覧ください。
4.ITエンジニア向け採用媒体の選び方のポイント
ITエンジニア向け採用媒体(サービス)を選ぶためのポイントを解説します。
3-1.自社の採用ターゲットが多いサービスを選ぶ
ITエンジニアの登録者数が多いという情報だけでなく、どのような開発環境での実務経験がある人材が登録しているのか、どのような開発言語のスキルを持っている人材が多いのかなど、登録者の情報を比較しましょう。
広告代理店のサービス担当者に問い合わせることで、情報収集の工数を減らすことができます。
3-2.検索タグ、職種タグの活用
求職者が自社の求人情報を見つけやすくなるための検索タグや、職種を絞り込んで検索するための職種タグを活用しましょう。
ITエンジニアという職種タグだけでは求職者が得る求人情報が多すぎて、自社の求人情報が埋もれてしまう可能性があります。
自社の求人情報をみてほしい採用ターゲットは、どのような検索をおこなうのかシミュレーションしてみましょう。
「ハードウェア開発」など業務に関連した検索ワードだけでなく、「1次受け」や「自社開発」、「リモート勤務可能」など、自社の働き方をアピールできる検索タグも重要な要素です。
- ITエンジニアが自社の求人情報を見つけやすい
エン転職は職種の検索タグが多く、求職者が自社の求人情報を見つけやすい転職サイトです。そのほかのエンジニア系職種の検索タグも豊富で、パッケージソフト・ミドルウェア開発、制御・組み込み系システム開発などの絞り込み設定が可能です。
5.ITエンジニアのスカウト成功事例
ITエンジニアの採用に成功した企業が、どのようにITエンジニアのスカウトをおこなってきたのか、課題と施策をあわせて解説します。
5‐1.採用媒体の見直しとスカウトメールで2名採用
大阪で2名のITエンジニアの採用に成功したA社の事例です。
業種・職種 | ソフトフェア |
従業員数 | 40名 |
上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 大阪 |
採用目標人数 | 2名 |
採用課題 | ・採用ノウハウがない 定着率が高かったA社は、あまり採用ノウハウを持っていなかった ・はじめて求人掲載をおこなったときに、採用に失敗している 人員計画の見直しにより2名の採用が必要になったため、はじめて転職サイトで募集をおこなったが、採用できずに掲載期間を迎えた |
課題
A社が抱える1つめの課題は、採用媒体の見直しです。
採用ターゲットにあう採用媒体を選ぶことで、応募の獲得やスカウト候補者の選定をおこないやすくする必要がありました。
2つめの課題は掲載開始後のスカウトメールの開封率の改善です。
スカウトメールを送っても、開封してもらえなければ求人情報の閲覧数や面談数を増やすことができません。
本章ではA社が2つの課題に対してどのような施策をおこなったのか解説をおこないます。
- 施策
- 1.採用ターゲットである関西在住のシステム開発やヘルプデスク業務経験者が多かった、エン転職に求人媒体を切り替えた
- 2.スカウトメールの運用方法と文面を大きく変更した
▶配信するターゲットを「検討人材リスト」に入れ、土日含め配信漏れを防ぐ
▶求職者のタイプ別にメール文面を作成
▶件名に「こんな働き方をしてみませんか?」と記載、内容も具体的な働き方の提案に変更した
▶文面の文字数を大幅に削り、1スクロールしなくて読める範囲で企業の魅力を記載し訴求
- 結果
▶スカウトメールの開封率が5%だったが、運用方法と文面を変更後の2週間で開封率が39%に改善
▶応募者の質が上がり、2名のエンジニアを採用に成功
A社は採用ターゲットに合うサービスを選び直し、個別にスカウトメールを作成したことで求職者を惹きつけて、応募の獲得・採用に成功しました。
スカウトメールの工夫も重要ですが、採用媒体と自社の採用ターゲットが合っているか見直すことも重要なポイントです。
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5‐2.自社の強みを求人情報やスカウトメールで訴求して経験者2名採用
東京で2名の開発エンジニアの採用に成功したB社の事例です。
業種・職種 | 開発エンジニア |
従業員数 | 100名 |
上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 東京 |
採用目標人数 | 40歳までのエンジニア経験者を2名 |
採用課題 | ・転職サイトを利用したスカウトを活用したいが、ノウハウがない 人材紹介サービスを利用して経験者の採用活動をおこなっていたが、担当エージェントの退職をきっかけに、採用ターゲットに合わない人材の紹介が増えた |
課題
B社が抱える課題は2つですす。
1つめは採用媒体の見直しです。
採用ターゲットであるエンジニア経験者が多い採用媒体を選ぶ必要があります。
2つめはスカウトに必要なノウハウの蓄積と、自社の訴求ポイントの見直しです。
どのように採用ターゲットへアプローチすべきかわからないことが課題となっていたため、B社は広告代理店の担当者とともに自社の分析をおこない、採用ターゲットが魅力を感じるポイントを整理して、求人情報やスカウトメールに反映しました。
本章ではB社が課題解決のためにおこなった施策を解説します。
- 施策
- 1.自社の強みを分析して求人情報やスカウトメールで訴求
▶自社内勤務であることをアピール。出向先での勤務ではなく自社内で環境に慣れながら勤務ができる
▶定着率90%以上の実績を明記。働きやすい職場環境であることをアピール
▶フォロー体制が万全なため、転職者がなじみやすい環境であることをアピール。具体的には、入社1名につき、上司1人・同じチームの指導係1人・メンター1人と計3名でサポートしていること、ゲーム部やロボット部・カラオケ部などサークル活動が充実しているなども求人情報やスカウトメールに記載
2.スカウトメールを担当者を変えて3回送信
▶個人宛に丁寧にスカウトメールを作成して、担当者、現場担当者、責任者それぞれの目線や切り口でスカウトメールを作成し、社風や業務内容を伝わりやすくした
- 結果
- ▶経験者2名の採用に成功
- ▶30名の応募獲得、そのうち12名がスカウトからの応募実績を作ることができた
転職サイトは採用ターゲットに向けた求人情報の作成をおこなうことで、応募の獲得につながります。
B社は求人情報の作成にあたり、自社の魅力は何か、ITエンジニアにとって働きやすい環境とはなにかを分析して、出向ではなく自社内勤務であることもアピールしています。
スカウトメール機能も個別に丁寧に作ることで惹きつけ効果が高まり、応募の獲得と採用に成功しました。
また、担当者と現場担当者、事業部の責任者それぞれの切り口からスカウトメールを3回送信したことで、採用ターゲットをより強気惹きつけて、スカウトからの応募率の向上につながっています。
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- ・typeの料金|特徴から求人サイト比較・エンジニア転職フェアまでご紹介
5‐3.東海エリアでPHP、Ruby on railの経験者採用に成功
静岡エリアでPHP、Ruby on railの仕様経験がアルプログラマーの採用に成功したC社の事例です。
業種・職種 | ITエンジニア |
従業員数 | 30~50名 |
上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 東海・静岡エリア |
採用目標人数 | PHP、Ruby on railの使用経験者1名 |
採用課題 | ・新規拠点である静岡エリアに限定した経験者採用をおこなわなければならなず、採用エリアが限定されているため、母集団の形成が課題 C社の拠点は東京ですが、静岡県に新たな拠点を立ち上げるにあたり、プログラマー1名の採用が必須だった ・採用コストの削減できる採用媒体選び 母集団形成を大手転職サイトでおこなうことも想定したが、掲載期間内に採用ができない場合は採用コストが高騰してしまう可能性があるため、費用対効果の良い愛用媒体選びが重要だった |
課題
C社の課題は2つです。
1つは地域を限定した採用に強みがある採用媒体を選ぶことです。
採用ターゲットも希少職種の人材であるため、採用媒体の利用者のなかにどれくらい採用ターゲットがいるのか、事前にリサーチが必要でした。
2つめは採用予算とあう採用媒体選びです。
C社の採用ターゲットは母集団を形成するまでに時間がかかりそうだったので、掲載期間に制限がなく、スカウトメール通数も無制限のGreenで採用を開始します。
また、スカウトメールの活用にあたり、採用競合の分析もおこない、応募につながるスカウトメールの内容改善にも取り組んでいます。
本章ではC社が課題解決のためにおこなった施策を解説します。
- 施策
- 1.採用コスト削減のために、掲載料金が掛け捨てにならない成果報酬型のサービスを利用
▶採用エリアが限定されているため、採用までに時間が必要であると見通しを立てて、掲載期間に左右されずスカウトがおこなえるダイレクトリクルーティングサービスを利用した
2.採用競合と自社の分析をおこない差別化。スカウトメールにアピールポイントとして記載
▶採用競合と比較をして、自社の働きやすさや福利厚生面などをスカウトメールの本文や件名に記載。採用ターゲットの惹きつけを強化した
▶自社で働くとどのようなスキルを活かせるのか、どのようなキャリアを積むことができるのか伝えた
- 結果
- ▶経験者1名の採用に成功
- ▶採用予定エリア内から5名の応募を獲得
地方採用に強みのあるサービスは複数ありますが、求めるスキルが多いときや、限定した採用エリアでの募集などにより採用ターゲットが限られる場合は、ダイレクトリクルーティングサービスがおすすめです。
GreenはITエンジニアやWeb系職種の採用に強みがあり、スカウト活動を通してプログラミング言語によるスクリーニングをしやすい利点があり、C社の採用ターゲットにあっていました。
また、掲載期間を気にせずスカウト活動がおこなえるため、採用コストの削減というC社の課題解決につながっています。
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6.まとめ
ITエンジニアは業務領域が広く開発言語も多岐に渡るため、求職者側にとっても希望の求人情報にたどり着くことがむずかしい職種です。
そのため、ITエンジニアの採用時はスカウト機能を活用して、企業側から自社の求人情報を知ってもらうことで応募率向上につながります。
特にITエンジニアのスカウトは誰にでも送っているような内容ではなく、個人向けに送られているとわかる内容であることがポイントです。
スカウト候補者を選ぶ段階で閲覧したレジュメの、どのような内容に魅力を感じたのか、具体的に記載して特別感を与えることで求職者の惹きつけ効果を高めます。
また、自社に転職をした場合にどのようなメリットがあるのかを伝えることで、話を聞いてみたい、応募したいという気持ちへの後押しができます。
ITエンジニアへのスカウトメールの作成や求人情報のキャッチコピーなどに不安があるときは、自社の社員にヒアリングをおこなってみましょう。
ITエンジニアとして自社で働くメリットや応募をした動機など、第三者目線で感じたことがヒントとなり、スカウトに活用できます。
ITエンジニアのスカウトにおすすめのサービス選びやプラン選びに困っている場合は、ITエンジニアの採用サポート実績が豊富な広告代理店に相談してみてください。
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2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
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