ビズリーチのサービスの特徴やメリット、プランを徹底解説
ダイレクトリクルーティング
「ビズリーチ!」のCMでお馴染みのビズリーチは、即戦力として期待値が高いハイクラス層の採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービスです。ビズリーチのサービスの特徴や導入メリット、プランのほか、他社のダイレクトリクルーティングサービスとの比較をご紹介しますので、ぜひ中途採用活動の参考にしてください。
本記事では
・ビズリーチのサービスの特徴
・ビズリーチを導入するメリットとデメリット
・ビズリーチのプランや他社との違い
について解説します。
1.ビズリーチのサービスの特徴
「ハイクラス転職はビズリーチ」のキャッチコピーをCMで耳にしたことはありませんか?
ビズリーチは独自の審査を通過したハイクラス層が登録しているため、即戦力採用を希望する企業におすすめのダイレクトリクルーティングサービスです。
ここからはビズリーチのサービスにはどのような特徴があるか順に解説していきます。
1‐1.ビズリーチの登録者数と登録者層
ビズリーチのスカウト可能会員は、236万人以上※です。
ビズリーチは審査に通過した人材のみがスカウト可能会員として登録されているため、ほかの採用媒体では出会えない優秀な人材と出会える可能性が高まります。
また、ビズリーチのスカウト可能会員の年齢層は31歳から45歳のミドル層が51%※を占めており、現役の役職者がキャリアアップを目指すために転職活動をおこなうなど、転職意欲が高い人材が多いことも特徴です。
さらにビズリーチのスカウト可能会員は年収により2つのクラスに分かれており、ハイクラスは年収750万円以上、タレントクラスは年収750万円未満となっています。
企業はこの会員クラスを基に、自社の採用条件に合った人材を選定することが可能です。
※2024年1月末時点
1‐2.ビズリーチの有料会員と無料会員の違い
ビズリーチの登録者には有料会員と無料会員が存在しています。
企業側は有料会員と無料会員のどちらもスカウト可能です。
この項目は登録者向けビズリーチのサービス解説にあたりますが、主に求人検索時に違いがありますのでご紹介します。
以下の表は、登録者側が利用できるサービスの違いについてまとめています。
有料会員 | 無料会員 | |
求人検索 | 企業名を表示して求人検索可能 | 企業名は非表示で求人検索可能 |
プラチナスカウト | 受信・閲覧・返信可能 | 受信・閲覧・返信可能 |
無料会員は求人検索時に求人内容の閲覧は可能ですが企業名の表示はされません。
そのため無料会員が求人検索時に企業名を閲覧するためには、有料会員のプレミアム会員へグレードアップしなければなりません。
プラチナスカウトについては有料会員・無料会員のどちらも受信後にスカウト内容の閲覧、返信が可能です。
プラチナスカウトは各種プランに含まれるスカウト通数を消費します。
しかし面接確約を前提としている特別なスカウトの位置付けですので、「ぜひ会ってみたい人材」へのスカウトに積極的に利用しましょう。
1‐3.幅広い検索パターンにより採用効率向上
ビズリーチの人材検索データベースは職種100種類以上×業種50種類以上の組み合わせで検索が可能です。
5,000パターン以上の検索により、ほかの求人媒体では採用がむずかしい希少職種の採用や役職経験者と出会える可能性が高まります。
ビズリーチの豊富な人材検索データベースを利用するとスカウトをおこなう前に自社の採用ニーズとマッチする人材を検索できるため、採用ミスマッチの防止につながり、採用効率向上が見込めます。
1‐4.専任コンサルタントが採用サポート
ビズリーチは専任コンサルタントが採用をサポートしてくれるため、ダイレクトリクルーティングサービスの利用に不慣れな企業や、採用課題の解決に時間がかかってしまっている企業におすすめです。
ビズリーチは累計28,900社以上※の導入実績があるため、豊富な採用ノウハウを蓄積しています。
専任コンサルタントはそのノウハウを生かし、企業ごとの強みや採用競合分析、スカウト活動実績の分析や課題解決のための採用戦略立案などをおこなってくれるため、採用を成功に導くための心強い味方といえます。
※2024年1月末時点
1‐5.採用管理システム「HRMOS(ハーモス)採用」との連携が可能
ビズリーチが運営する採用管理システム「HRMOS(ハーモス)採用」と連携することで、採用工数を減らすことができます。
「HRMOS(ハーモス)採用」とは
「HRMOS(ハーモス)採用」は求人票作成から応募者管理、面接日程などの連絡を一元管理できます。
採用担当者が採用媒体ごとのやり取りをおこなったり、応募者と面接官のスケジュール調整をおこなったりする工程を一元化することでスピーディーな応募者対応、面接対応が実現し、面接辞退防止に効果的です。
また、求職者情報の管理だけでなく面接の進捗状況や面接内容をほかの面接官と共有することで、採用ミスマッチの防止にもつながります。
さらに過去の応募者や内定辞退者などの情報もデータベースに蓄積できるため、タレントプールとして長期的に人材を管理することが可能です。
「HRMOS(ハーモス)採用」は応募者管理や日程調整以外にも、メールやチャットツール、複数の求人媒体との連携が可能なため、採用業務に負担を感じている企業から注目を集めています。
中途採用だけでなく新卒採用やアルバイト採用など複数職種の採用計画がある企業や、複数の事業所や店舗運営をおこなう企業におすすめです。
- ハーモス採用とビズリーチの機能・料金詳細
・ハーモス採用とビズリーチが自社の採用にあうか知りたい方
・ハーモス採用とビズリーチの料金を知りたい方
・ハーモス採用を予算内で利用できるか知りたい方
以下よりお気軽にお問い合わせください。
2.ビズリーチのメリット
ここまでビズリーチのサービスの特徴を解説してきました。
この先はビズリーチのメリットについて解説します。
2‐1.ハイクラス・即戦力人材の採用
前項「ビズリーチのサービスの特徴」でも触れてきましたが、ビスリーチのメリットの1つめはハイクラス・即戦力人材のスカウトをおこなえる点です。
ビズリーチのスカウト可能会員はビズリーチ独自の審査を通過しなければ登録できません。
また、有料会員として登録している求職者も多いため、ビズリーチでは転職意欲の高いハイクラス・即戦力人材の採用に適しています。
事業拡大やスタートアップ企業など、業務の中心となる人材の採用を目指す企業におすすめのダイレクトリクルーティングサービスです。
2‐2.面接確約のスカウトで面接率アップ
ビズリーチの求職者へ送るプラチナスカウトは基本的に面接確約です。
求職者に送ったメールに返信があった場合、基本的には次回ステップが面接となるため必然的に面接率がアップします。
また、プラチナスカウトの内容に自信がないときは専任コンサルタントに相談することもできるため、プラチナスカウトの返信率向上も期待できます。
初回は面接ではなくあまり堅苦しくない場での顔合わせ、「カジュアル面談」もおすすめです。
ただし、在職中の求職者はスケジューリングがむずかしいことがあるので、臨機応変な面接フローを組めるようにしておきましょう。
カジュアル面談とは
カジュアル面談とは言葉通り、リラックスした環境でおこなう面談です。
通常の面接と比較すると顔合わせや打ち合わせに近い雰囲気を想像していただくとわかりやすいかもしれません。
プラチナスカウトは面接確約が基本ですが、必ず内定を出さなければならないという制約はありません。
企業側のスケジュールに余裕がある際は、本面接の前にリラックスした雰囲気のなかで顔合わせや就労条件のすり合わせなどをおこなうなど、まずカジュアル面談に誘ってみましょう。
その際、採用後の配属先上司や同僚に同席を依頼することで、仕事内容の具体的な説明や現場の声を伝えることができ、候補者の不安払しょくにつなげることが可能です。
2‐3.採用コスト、採用工数の削減
ビズリーチのメリットの3つめは採用コスト、採用工数の削減につながる点です。
ビズリーチは5,000パターン以上の検索軸からハイクラス・即戦力人材の検索ができます。
そのため、希少職種や役職経験者、役職候補者と出会える確率が高まります。
ハイクラス・即戦力人材を人材検索データベースから絞り込み、直接スカウトをおこなうことで、ほかの求人媒体のように応募を「待つ」時間を削減できます。
また、プラチナスカウトを通して自社への惹きつけや雇用条件のすり合わせ、面接意志を確認することができるため、面接辞退や内定辞退防止につながります。
2‐4.地方採用も可能
ビズリーチのメリットの4つめは地方採用もおこなえる点です。
236万人※以上のスカウト可能会員は全国から集まっています。
Uターン転職やIターン転職を希望する人材との出会いも期待できます。
※2024年1月末時点
2‐5.年収相場の確認で採用競合に差をつけられる
ビズリーチのメリットの5つめは蓄積されたデータから年収相場の確認ができる点です。
「職種」×「年齢」により算出された年収相場をもとに、自社の採用条件の見直しができます。
ITエンジニアなど採用がむずかしい職種の人材を採用するためには、業務内容や福利厚生の充実だけでなく年収も重要な項目です。
年収相場は自社が提示している採用条件が採用競合に劣っていないか、優秀な人材を惹きつけられる採用条件であるかを確認するためのひとつの指標となります。
ビズリーチを導入することでこれらの情報を効率的に収集することができるため、今後の採用に向けた1つの材料として活用いただけます。
2‐6.採用管理システム「HRMOS(ハーモス)」との連携で採用効率アップ
前項でも解説しましたが、採用管理システム「HRMOS(ハーモス)」との連携によりビズリーチを導入するメリットが増します。
ビズリーチとHRMOS(ハーモス)採用を連携することで求人票の連携や応募者情報の一元管理が可能になることは前述していますが、他社の求人媒体との連携も可能なため、採用効率の向上が期待できます。
ビズリーチをはじめとした7種の採用媒体と連携できるため、既存の採用媒体からの応募者情報の取得やスケジュールも一元管理可能です。
HRMOS(ハーモス)採用に蓄積された採用活動データは自社の採用ノウハウとして活用できます。
また、採用状況を分析したレポートの作成もおこなえるため、採用担当者の業務負担を軽減できる点もメリットの1つです。
2‐7.HRMOS(ハーモス)採用のキャンペーン
ハーモス(HRMOS)採用ではキャンペーンを実施することがあります。
過去に実施したキャンペーンでは新規契約で6ヵ月無料やお乗り換えで最大12ヵ月無料、中小規模の企業を対象にした特別プランの提案など、ハーモス(HRMOS)採用をお得に利用できる内容でした。
今後はキャンペーンの情報が入り次第お知らせいたします。
3.ビズリーチのデメリット
ビズリーチのメリットについて解説をおこないましたので、続いてはビズリーチのデメリットについて解説をおこないます。
ビズリーチのデメリットは、スカウトのための時間の確保が必要になる点です。
スカウト候補者の選定やプラチナスカウトの作成などの工数がかかりますが、採用開始前に採用ターゲットを明確にしておくことでスカウト候補者の選定作業の時間短縮につながります。
自然応募を待つことも可能ですが、より優秀な人材を採用するためには企業からの積極的なスカウトが大切です。
プラチナスカウトの作成に課題を感じるときは、専任コンサルタントへの相談も可能です。
ぜひ積極的にスカウト活動をおこなう時間を確保してください。
また、どうしてもスカウトのための時間確保がむずかしいときや、採用媒体の運用自体がむずかしいときは採用代行サービスの利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
採用代行サービスは採用計画の立案やプラチナスカウトの作成、面接代行から内定フォローまでおこないます。
4.ビズリーチのプランや料金
ビズリーチの掲載料金はシステム利用料+成功報酬です。
ここからはビズリーチのプランや料金、成功報酬について解説します。
4‐1.ビズリーチのプランと料金
プラン | 利用期間 | 料金 | プラチナスカウト |
スタンダートプラン | 6ヵ月 | 要問合せ | 400通 |
12ヵ月 | 要問合せ | 800通 | |
プレミアムプラン | 6ヵ月 | 要問合せ | 800通 |
12ヵ月 | 要問合せ | 1600通 |
ビズリーチのプランは大きく分けて2種類です。
スタンダードプランとプレミアムプランがあり、それぞれ6ヵ月と12ヵ月の利用期間が選択できます。
プランに応じて付与されているプラチナスカウト数が異なるため、年間の採用予定人数が多い企業やスタートアップ企業などはプラチナスカウト数でプランを選択してみてはいかがでしょうか。
各プランの料金は以下よりお問い合わせください。
4‐2.ビズリーチの成功報酬
ビズリーチの成功報酬は採用後の年収の15%です。
年収の15%が70万円以下の場合、成功報酬は一律70万円です。
5.ビズリーチと他社のダイレクトリクルーティングサービス比較
次にビズリーチと他社のダイレクトリクルーティングサービスとの違いについて、比較表をもとに解説します。
サービス名 | 登録者数 | 年齢層・特徴 | 料金 |
ビズリーチ | 236万人※ | ・20代~50代 ・即戦力、キャリア層の採用強み | 要問合せ |
DODAダイレクト | 338万人 | ・30代~40代中心 ・幅広い職種の採用に強み | 80万円/8週間~ |
エン転職 | 1,100万人 | ・20代~30代中心 ・25歳以下の採用に強み | 80万円/12週間~ |
エンゲージ | 778万人 | ・20代~30代中心 ・採用コスト削減に強み | 有料プラン42万円~ |
Green | 120万人 | ・20代~30代中心 ・若年層ITエンジニアの採用に強み | 初期費用60万円 成功報酬30万円~ |
Wantedly | 383万人 | ・20代~30代中心 ・若年層ITエンジニアの採用に強み | 要問合せ |
paiza | 50万人 | ・20代~30代中心 ・若年層ITエンジニアの採用に強み | ランクにより 年収の25%~ |
ミイダス | 98万人 | ・20代~50代 ・定着率の高さに強み | 要問合せ |
※2024年1月末時点
ビズリーチとそのほかのダイレクトリクルーティングサービスを比較すると、登録者数だけでなく登録者の年齢層にも違いがあることがわかります。
若年層の採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービスや、ITエンジニアなど特定職種の採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービスなどそれぞれに特徴があるように、ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶときは自社の採用ターゲットが多く登録しているか見極めなければなりません。
ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶときは料金だけで比較をせず、登録者層にも注目してみてください。
6.ビズリーチのQ&A
ビズリーチの導入にあたってよくあるQ&Aを解説します。
- Q 導入までの期間は?
- A 最短で中5営業日*で利用開始できます。導入後は専任コンサルトにより企業管理画面の使い方などのレクチャーを受けることができるので安心です。求人票の審査があるため、利用開始日と求人票公開日が異なる可能性があります。(*ただしエリアにより異なります)
- Q 求人情報を求職者に自発的にみてもらうことは可能?
- A 可能です。ビズリーチに求人票を掲載することで、求職者側からの検索により求人票をみてもらうことができます。また、ビズリーチの運営事務局から対象となりそうな求職者へ求人情報をメールで送信されます。そのため、スカウトをおこなっていない求職者から直接応募が入る可能性があります。
- Q はじめてビズリーチを利用するときにおすすめのプランは?
- A スタンダード6ヵ月プランではプラチナスカウトが400通付与されます。じっくりとスクリーニングをおこないスカウト活動をおこなうときに十分な数といえます。まずはスタンダードプランから検討してみてはいかがでしょうか。
7.ビズリーチの口コミ評価
以下、ビズリーチを導入している企業による評価です。
導入を悩んでいる方は参考にしてみてください。
8.まとめ
ビズリーチの登録者は転職意欲が高くビズリーチ独自の基準を満たしている優秀な人材がそろっています。
ほかの採用媒体では出会いにくい人材と出会える可能性が高まり、スカウトにより採用工数やコストの削減につながりやすいサービスです。
即戦力人材の採用を目指す企業は、ぜひともビズリーチの導入を検討してみてください。
圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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