飲食店スタッフの採用成功事例｜徹底したターゲット選定と原稿の修正だけで、採用単価が2分の1以下に改善

採用ターゲットを明確化

今までのターゲット層は、35歳以下の職歴が3回以内の方と幅広い設定になっていました。しかし実際に深くヒアリングをしたところ、30代以降の方は離職率が高いので、採用はほぼしていないということが分かりました。

これが選考通過率を押し下げ、採用単価が高騰していた理由でもありました。そこで、思い切ってターゲットを20代までに変更しました。

また実際に店舗でお食事をさせていただき、社員の方にインタビューを決行し、ターゲットを絞り込みました。

上記のように仕事面・プライベート面にわけて詳しくペルソナを設定しました。

原稿イメージはアパレル

飲食店ですと、どうしても居酒屋・ラーメン屋の求人広告のイメージがあります。

しかし、それをいい意味で打ち破る原稿にしたいと、「アパレル」のような雰囲気の原稿づくりを目指しました。

そこで数あるブランドのなかから一番映えるおしゃれなブランドを前面に掲載。

店舗の前にある芝生を使い、カジュアルな雰囲気での撮影をしました。また内装の写真も多く入れ、スタイリッシュな空間で働きたい方に訴求できるようにしました。

ターゲットメールの配信でABテストを実施

ターゲットメールの配信では、20代の方に向け、現在の職種ごとにメール内容を変更。

全部で10職種のスカウトメールを作成しました。

さらに、その職種ごとに2種類のテンプレートを用意し、ABテストを実施。

どの職種にはどのような内容の訴求がいいのか確かめました。

PVが伸びなかったテンプレートもあったので、最終的に35種類ほどの文面を作成しました。

※ABテストとは「ある特定の期間にページの一部分を2パターン用意して、どちらがより効果の高い成果を出せるのかを検証すること」です。

結果

掲載の結果、62名の応募の獲得に成功。そのうち5名が入社まで至りました。

また約70％の方が29歳以下かつ転職回数が3回以内の方で、ターゲットに当てはまっており、書類の選考率も改善しました。

採用単価の高騰が続いていましたが、今回の工夫をした募集では以前の2分の1以下まで下がりました。

営業担当者から

今回の企業様に当初ご提案をしたときは、あまり求人サイトに期待をされていない印象でしたが、足繁くお伺いしていくうちにターゲット選定について、ご相談していただきました。

そこで実際に店舗にてお食事をさせてもらい、社員の方にインタビューをしてペルソナを設定しました。こうした行動が企業様にとても喜んでいただき、弊社でお取引が始まりました。

お取引が始まった後も他社の原稿をくまなくチェックし、どのような原稿が20代に刺さるのかを、研究し続けターゲットメールも全部で35種類のテンプレートを作成いたしました。

そちらのテンプレートもダイレクトリクルーティングで使用していただき採用成功につながりました。今では企業様と信頼関係が築け、年間での採用をお任せいただいております。