新卒採用のエントリーを増加させる方法とは?就職サイト改善10の施策をご紹介

就職サイト

タイトル変更:変更前 新卒採用で『大量採用』を成功させるための方法やポイントとは?

サイトは、グランドオープン直後でいかに多くの母集団形成ができるのかがポイントのひとつと言われていますが、ここ数年の傾向を見ると、母集団形成に課題を感じている企業が多いように感じています。

そこで今回は、母集団の改善に向けて少しでも多くの学生と接点を持つために、「就職サイトの見直したいポイント」をご紹介。

 

本記事では

・就職サイトと会社の第一印象

・就職サイトのPV数を伸ばす方法

・就職サイトのエントリー数を増やす方法

について解説します。

 

就職サイトを利用して新卒エントリーを増やすためのご参考となれば幸いです。

ブックマーク(1)
<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<資料の内容>

・企業・学生の採用動向

・26年卒の傾向と対策まとめ

・おすすめ母集団形成サービス5選

1.就職サイトが会社の第一印象を左右する

就職サイト

まず押さえておきたいのは、サイトは広告であるということです。

よく「広告は水物である」と言いますが、就職サイトも同じです。

しっかりと運用をしていかないと「いつの間にか埋もれてしまって効果が出ていない」、などということになりかねません。

 

市場の採用動向は常に変化し、学生の心理も変化します。

ターゲットがビビッと来る文言や欲しい情報は、この心理動向にあわせて変わっていきます。

つまり、その心理動向にあわせて適切な誌面に変更・修正していくことによって、集客効果を高めることができると考えられます。

就職サイトは、いわば企業と学生のファーストコンタクトの場です。

 

対人コミュニケーションでは、よく「第一印象が重要」と言われます。

心理学では「初頭効果」と呼ばれ、第一印象がその後のその人の評価や好感度を大きく左右するそうです。

 

現在、企業と学生のファーストコンタクトの大半は、ネット上の情報源になります。

就職サイトに掲載する情報は、できる限りわかりやすく、端的にまとめることが大切です。

第一印象を左右するビジュアル部分(写真やイメージ画像など)も、統一感を持たせ、時期によって変更していくことも視野にいれると良いかもしれません。

 

上記のように、学生の心理状態にあわせて、就職サイトで見せ方や提供する情報を変え、しっかりと運用し続けることが大切です。

また、ひとつの手法やサービスにこだわらずに、複数の採用チャネルの活用により、ターゲット学生に採用情報を届けやすくなり、エントリーを獲得しやすくなります。
そのため、就職サイトだけでなく学生と対面で自社の魅力をアピールできる合同企業説明会や、SNSなどの併用を行う企業が増加しています。

 

インターンシップ集客から選考エントリ―に活用しやすい就職サイト

マイナビ2026ロゴ

・全国の学生にアプローチしやすい
・ターゲット学生からのエントリーを促しやすいオプションが充実
・大型合同企業説明会や特定の学生を集めた特化型の対面イベントを全国で開催

2.課題別|就職サイト見直しポイント

ハテナの画像

こちらでは、よくある課題別に、就職サイトの見直しポイントをまとめてみました。

自社の掲載ページと見比べ、ぜひ効果改善の一手としてご活用いただけますと幸いです。

また、基本的に無料でできることを記載していますが、有料で検討できるものもコラムとして各項目に掲載しています。

あわせてご参考ください。

PV数を増やす

1.設定されている検索コードを見直す

初期設定で設定している検索コードを見直してみましょう。

検索コードは学生が企業を探すための手がかりです。

改めて見直し、ターゲット学生との接点を増やしましょう。

 

  • マイナビ
    業種、職種、勤務地、待遇・福利厚生・社内制度、こんな学生に会ってみたい、募集対象、採用情報提供方法、採用の特徴など
  • リクナビ
    業種、職種、勤務地、募集対象、採用手法、モデルケースの待遇データ、採用状況など
  • キャリタス
    業種、職種、勤務地、募集対象、制度・特徴、説明会の特徴、採用データなど

 

2.ブログや企業ページ、先輩情報画面などのページを増やす

各就活サイトには、自由に増やせるページがあります。

項目によっては、ナビサイトのトップページにピックアップされることもあります。

  • マイナビ
    企業マイページ、先輩発見機能(※有料で参画している場合)
  • リクナビ
    リクナビブログ、先輩情報ページ

 

3.採用実績の学校名を追加する

学生側は、自分の大学で採用実績がある企業を検索することができます。

設定している実績校が多ければ多いほど、学生が検索した時にヒットする可能性が高まります。
昨年度のナビ原稿を流用している企業様は、新たに追記できる実績校がないか確認してみましょう。

 

4.就職サイトでよく検索されている人気キーワードを原稿に入れる

就活サイトでよく検索されている人気キーワードを原稿に入れる

就職サイトのトップページ、もしくは企業検索ページに設けられている検索窓の近くには、人気キーワードが掲載されていることがあります。

多くの場合、キーワードはクリックするとそのワードでヒットする企業一覧にリンクされます。

このキーワードを原稿に挿入することも、自社ページへの導線を増やす施策になります。

 

キーワードは変動しますので、就活トレンドを把握する意味でも、定期的に自社が掲載している就活サイトの学生ページを確認することをおすすめします。

 

5.企業一覧に掲載される写真を工夫する

学生がさまざまなセグメントで検索し、絞り込まれた企業情報の一覧には画像が掲載されることもあります。

この画像を単なる会社のロゴにするのではなく、社員の笑顔の写真や、文章でキャッチコピーを入れるなど、一覧に並んだときに他社と差別化できるよう工夫しましょう。

自社ページへの動員へつながる可能性があります。

 

その他の有料施策

上位表示オプションやバナーなどのオプション

DMやスカウトなどのターゲットアプローチオプション

 

主要就職サイトの基本機能やエントリーを増やしやすいオプションを比較したい方へ

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エントリー率を高める

6.キャッチコピーを見直す

まずは自社のページの閲覧数を確認しましょう。

一番閲覧されているページの冒頭にあるキャッチコピーや、文章を見直し、より学生がエントリーしやすいような文言を加えるなど工夫をします。

いくつか試し、効果検証までできればいいですね。

【見直し例】

  • 説明会開催情報や予約枠の埋まり状況を追記
    ……「説明会○日開催!」「選考直結トップセミナー残席わずか!」
  • 簡単な選考情報を追記
    ……「ESなし!グループワークなし!選考はすべて1on1!」「選考の間にも相談会実施」
  • プライオリティな文言を追記
    ……「エントリーいただいた方には、優先的に説明会/選考情報をご案内!」

 

7.画像を見直す

就職サイトでまず目にとまるのが画像です。

一昔前の就職サイト構成に比べると、掲載できる画像点数が増え、画像自体も大きく掲載できるようになりました。

 

インスタグラムやFacebookなどの画像投稿型のSNSサイトもトレンドになり、洗練された画像に触れる機会が増え、消費者の画像に対するクオリティ追求度も強くなっています。

就職サイトでも、笑顔の写真を多くしたり、掲載する方の表情がよく見える写真を活用するなど、画像クオリティの高いものが好印象を与えます。

掲載画像を差し替えるだけで、エントリー率が改善されることも少なくありません。

今一度自社ページの画像クオリティを確認してみましょう。

 

自社の魅力を視覚的に学生に伝えエントリニーに繋げたい方へ

応募に繋がる!写真撮影のポイント

・職種別の撮影イメージ
・映える写真撮影のコツ
・掲載画像の変更による採用実績
について解説しています。

 

 

8.応募書類の簡素化

エントリーのハードルを下げるためには、応募書類の簡素化も非常に有効な手段です。

特に、手書きの履歴書やエントリーシートは応募者にとって大きな負担となる場合があります。

以下の点を見直し、応募のハードルを下げてみましょう。

 

・Webエントリーの導入:手書きの書類を郵送する手間を省き、オンラインで簡単に応募できる

・必須項目の絞り込み:応募に本当に必要な情報だけに絞り、不必要な項目は削除する

・自己PRの文字数制限の緩和:応募者の個性や魅力を十分に伝えられるように、文字数制限を緩和する

・エントリーシートの質問内容の見直し:創造性や論理的思考力を測る質問を取り入れるなど、形式的な内容から脱却し、応募者の本質を見抜けるような質問を設計する

 

応募書類の簡素化は応募者にとっての負担を軽減するだけでなく、企業側にとっても応募書類の確認作業を効率化するというメリットがあります。

Webエントリーの導入や必須項目の絞り込みなど、できることから始めてみましょう。

 

9.選考フローの表記を見直す

いつの時代も、就職活動を早く終えたいと思う学生が大半でしょう。

彼らが気にしているのが「選考フロー」です。

内定をもらうまでどのくらい時間がかかるのか、選考の内容はどういうものか。こうした情報が明確であるほど、エントリーや説明会予約に対するアクションのハードルが低くなります。

 

特に注意したいのが「面接複数回」という表記です。

就職サイトでよく見かけますが、どのくらい面接を突破しなければいけないのか不明確なため、もしかしたら選考に進もうという気持ちが薄れてしまうかもしれません。

これでは、機会損失になってしまいます。

 

現在大手就職サイトに掲載している企業数は約2~3万社。

その中で自社ページまで訪れてくれた学生に対し、そのタイミングでエントリーしてもらうためには、出来る限り情報不足による不安要素を取り除いたほうが賢明です。

選考フローは、差し支えない範囲で明確に表記することをおすすめします。

 

その他の有料施策

企業トップページのビジュアルオプション

企業一覧画面のアピールオプション

エントリーからの歩留まりを改善したい

 

エントリーをしている学生が説明会や選考に参加をしないという課題がある企業は、以下の選考フローに遅延や管理方法に不足がないか確認をおこないましょう。

・日程調整に時間がかかっている

・エントリー後の誘導までに期間が空いている

・エントリーした学生の管理体制があいまいで、連絡漏れが生じている

 

10.エントリーから選考フローの連絡を迅速におこなう

学生は同時期に複数の企業へエントリーをおこないます。

そのため、競合他社からも学生に対して選考や説明会への誘導がおこなわれます。

エントリーの獲得から学生への接触に時間がかかってしまうと、学生は他社の予定を優先してしまう可能性があるため、タイムロスを短縮する工夫が大切です。

 

これらを解決するためには、採用管理システム(ATS)の導入がおすすめです。

採用管理システムは就職サイトや自社のカレンダー機能、チャットツールやLINEなど、選考管理や学生との連絡に必要なツールを連携できます。

複数の面接官と選考結果や選考予定なども連携できるため、選考連絡漏れを防ぎやすく、次回選考への誘導もスムーズにおこないやすくする特徴があります。

 

定期的に新卒採用をおこなっている企業や複数拠点で採用を行う企業、面接官が複数いる企業やさまざまな雇用形態の採用をおこなっている企業におすすめです。

 

 

学生利用者が多いLINEでできる採用管理システム

モチカ ロゴ

エントリー後にこのような課題を改善したい方へ

・選考や説明会への案内メールや電話で接触をしにくい

・社内の日程調整に時間がかかり、学生への連絡に時間がかかっている

・LINEを活用して学生の惹きつけやエントリー、内定者フォローを実施したい

 

今回ご紹介した就職サイトの改善施策は、あくまでエントリー数増加のための入り口戦略です。

エントリー数が増加したとしても、その後の選考辞退率が高ければ、採用目標の達成は難しくなります。

エントリー数増加と同時に注力すべきは、「エンゲージメント向上施策」 です。

エントリーから選考期間中、そして内定承諾後まで、学生との継続的なコミュニケーションを図り企業への理解と共感を深めてもらうことで選考辞退率を抑制し、内定承諾率を高めることができます。

 

具体的なエンゲージメント向上施策としては、以下のようなものが挙げられます。

・選考過程における丁寧なフィードバック:学生一人ひとりの個性や強みを理解し、成長を促すようなフィードバックを心がける

・社員との交流機会の提供:現場社員との座談会や懇親会などを実施し、企業文化や働く魅力を伝える

・内定者向けの研修やイベント:入社前の不安を解消し、同期とのつながりを深める機会を提供する

・SNSやブログでの情報発信:企業の魅力や社員の想いを積極的に発信し、共感を呼ぶ

これらの施策を通じて、学生との信頼関係を築き、長期的な視点で企業と学生双方にとって最適なマッチングを目指しましょう。

エントリー数増加とエンゲージメント向上施策の両輪を回すことで、新卒採用の成功へと繋げることができます。

自社の見直しポイントを知りたい方へ

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3.まとめ

この記事では、新卒採用のエントリー数を増やすための就職サイト改善施策を解説しました。

 

3つのまとめポイント

・就職サイトは広告である:常に最新の情報に更新し、学生のニーズに合わせた魅力的なコンテンツを提供する

・課題に応じた対策:PV数、エントリー率、説明会予約率など、各課題に対して適切な改善策を実行する

・継続的な改善:効果測定をおこないながら、キャッチコピーや画像などを定期的に見直しPDCAサイクルを回す

 

就職サイトは企業と学生の最初の接点であり、広告として常に最新の状態に保つ必要があります。

PV数を増やすには検索コードの見直しやページ数の増加、エントリー率を高めるにはキャッチコピーの改善や写真の見直しが有効です。

また、説明会予約率向上のためには告知メールの配信や随時受付予約ボックスの作成が効果的です。

これらの施策を参考に、自社のページを定期的に見直し、改善を重ねることで、エントリー数増加を目指しましょう。

 

<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<資料の内容>

・企業・学生の採用動向

・26年卒の傾向と対策まとめ

・おすすめ母集団形成サービス5選

この事例・記事に関わった営業担当

中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を

入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。

名前

斎藤/新卒採用領域

得意領域
  • 新卒採用全般

  • 新卒採用コンサルティング

  • 中小・ベンチャー企業の採用支援

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