転職フェアの料金を徹底比較|特徴~オプション料金まで
転職フェア
「採用活動をしていても求職者となかなか会えない」「人材紹介や転職サイトを使っても効果がでない」など、中途採用に対して悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか。
中途採用の母集団形成には人材紹介や転職サイト以外にもさまざまな手法が存在します。
中でも転職フェアは求職者と直接接点を持つことのできる手法のため、転職サイトでは母集団形成が難しいと感じている企業や、求職者との接点量が少ないと感じている企業におすすめの手法です。
そこで本記事では、
・転職フェアの料金・特徴比較
・転職フェア主要5サービスの詳細
【マイナビ転職フェア、Re就活 転職博、女の転職フェア、doda転職フェア、typeエンジニア転職フェア】
についてご紹介します。
1.各転職フェアの料金比較・特徴比較
転職フェアの出展を検討する際、まずは転職フェアの比較をおこないます。
しかし、どのような転職フェアを選べばよいのでしょうか。
そこで本章では国内の主要転職フェアの料金比較や特徴比較を解説します。
1-1.転職フェアとは
ここでは、転職フェアとは「そもそもどのようなものなのか」を詳しく解説します。
転職フェアとは、「転職を考えている人」と「中途採用をおこなっている企業」を結ぶイベントです。
1つの会場に数多くの企業の採用担当者や社員が集まり、企業ごとに割り当てられたブース内で、転職希望者に向けて会社説明や面談をおこなうのがイベントの主な内容です。
また企業ブース以外にも、転職に役立つ講座やキャリア相談のコーナーが設けられている場合やQUOカードを貰えたりすることもあり、会場に足を運ぶことでさまざまなサービスを受けることができます。
- 主に人気な転職フェアは下記の5つです。
- ・doda転職フェア
- ・マイナビ転職フェア
・typeエンジニア転職フェア
・女の転職フェア
・Re就活 転職博 - 目的別に転職フェアを徹底比較したものは下記の記事をご覧ください。
1‐2.国内主要転職フェア5選・分類比較
転職フェアはそれぞれ特徴があります。
転職フェアを比較するためには来場者の年齢層や業種・職種の違いなどをもとに、自社の採用ターゲットが多く来場する転職フェアをいくつか選んでおくことが大切です。
転職フェアは大きく分けて2つに分類できます。
1つは幅広い職種や業種の来場者の集客を得意とする「総合型転職フェア」です。
もう1つはITエンジニアなど特定の職種や業種の来場者の集客を得意とする「特化型転職フェア」です。
エンジニア職採用など、自社の採用ターゲットが明確な場合は特化型転職フェアの比較を、複数職種の採用をおこないたい場合は総合型転職フェアを比較してみましょう。
また、転職フェアに来場する参加者の年齢層も各種サービスごとに異なります。
第二新卒をはじめとした若手層の採用を強化したい場合や、リーダーや役職者などミドル層の採用を強化したい場合など、採用ニーズ合わせて出展する転職フェアを選定することで、効率的な採用が実現できます
1‐3.国内主要転職フェア5選・特徴比較
前項で転職フェアの分類について解説をおこないましたが、本項目では転職フェアの特徴比較を解説します。
総合型転職フェア | 特化型転職フェア | ||||
サービス名 | |||||
年齢層 | 35歳以下が約75% | 20代が90%以上 | 35歳以下が約64% | 35歳以下が約70% | 35歳以下が約46% |
経験職種上位 | ・営業・経理/一般事務・販売/アミューズメント・ITエンジニア | ・営業・企画事務・販売/アミューズメント・ITエンジニア | ・一般事務系・営業/企画系・サービス/販売系・介護医療福祉系・専門職系 | ・IT系エンジニア職・クリエイティブ職 | ・ITエンジニア系職種・ものづくり系エンジニア職種 |
来場者特徴 | ・約50%の来場者が3ヵ月以内の転職希望 ・約50%の来場者がはじめての転職 | ・70%以上が正社員経験者 ・来場者の58%がはじめての転職 | ・来場者の約55%が大卒 ・来場者の44%が3ヵ月以内の転職希望 | ・87%がITエンジニアの経験者 ・来場者の約60%が未応募層 | ・来場者の約50%が電車の中吊り広告などをみて来場 ・男女比7:3 |
開催情報 | ・年間140回以上 ・70ヵ所以上 | ・全国主要都市9ヵ所 ・年間複数回開催 | ・主に東京都 ・年間複数回開催 | ・現在オンライン転職フェアのみ実施※ | ・過去80回以上の開催実績 |
強み | 各地での開催回数が多く地方採用に強み | 社会人経験のある20代の求職者の採用に強み | 正社員、契約社員希望の女性キャリア候補、キャリア経験者の採用に強み | 経験者、未経験者のITエンジニア系職種の採用に強み | ITエンジニア系職種、ものづくり系エンジニア職種の採用に強み |
料金 | 30万円~+原稿掲載料 | 40万円~120万円 | 60万円~+原稿掲載料 | 60万円~+原稿掲載料 | 60万円~+原稿掲載料 |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
※ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンライン、未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンラインを開催中
転職フェアの来場者の年齢層はおおむね35歳以下の若手層からミドル層が中心です。
しかし東京で開催された2023年9月23日のマイナビ転職フェアでは41歳以上の参加者が全体の15%を占めていました。
doda転職フェアやtypeエンジニア転職フェアでは、40代から50代の来場実績もあります。
Re就活転職フェアは20代中心の転職フェアなので、来場者の90%が20代です。
また、総合型転職フェアに分類されるマイナビ転職やRe就活転職博、女の転職typeフェアはさまざまな職種の経験者が多く来場しますが、過去の開催実績を分析すると、来場者の経験職種に差が見られます。
特に女の転職typeフェアでは医療・介護・福祉職の経験者や専門職の来場者が多い傾向があります。
自社の採用ターゲットが多く来場しそうな転職サイトを選ぶことで、採用効率の改善や採用率の向上が期待できます。
転職フェアの比較時は料金だけでなく特徴や開催場所なども確認しましょう。
なお、2024年4月時点ではdoda転職フェアは現在会場開催を休止中です。
ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンラインおよび未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンラインのみ開催しているため、本記事ではオンライン開催情報を解説します。
1-4.転職フェアの料金比較表(東京開催)
サービス名 | フェア単体料金 | フェア + 掲載料金 |
doda転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | 85万円~ |
マイナビ転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | 85万円~ |
type転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | 95万円~ |
女の転職typeフェア | フェア単体の 料金設定なし | 85万円~ |
Re就活転職博 | フェア単体の 料金設定なし | 95万円~ |
転職フェアの料金はブースサイズや会場により異なります。
ここでは東京開催時の転職フェアの料金表を紹介します。
上記5つの転職フェアはそれぞれ求人サイトの運営をおこなっているため、転職フェアへの出展と求人サイトを併用することで採用コストを削減することが可能です。
1-5.転職フェアの料金比較表(大阪開催)
サービス名 | フェア単体料金 | フェア + 掲載料金 |
doda転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | 85万円~ |
マイナビ転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | 80万円~ |
type転職フェア | フェア単体の 料金設定なし | ー |
女の転職typeフェア | フェア単体の 料金設定なし | ー |
Re就活転職博 | フェア単体の 料金設定なし | 80万円~ |
上記は大阪開催の転職フェアの料金表です。
開催規模や開催地域により料金が異なります。
出展時に求人掲載が必要な転職サイトもありますが、時期によりお得なキャンペーンを実施していることがあります。
詳細は以下よりお問い合わせ下さい。
2.マイナビ転職フェア
転職フェアの中でも、満足度が高いマイナビ転職フェアを詳しく解説いたします。
2-1.マイナビ転職フェアの特徴・ブースサイズ
マイナビ転職フェアの特徴
来場者の多くは転職意欲の高い20~30代!
来場者の75%が35歳以下の若手層。85%以上が半年以内に転職をしたいと考えています。
転職に意欲的な若手層が多いこともマイナビ転職セミナーの特徴です。
イベントコンシェルジュによる着席数向上!
イベントコンシェルジュとは、ブース着席数を向上させるサービスです。
コンシェルジュが来場者の要望を伺い、ブース探しのお手伝いをし、企業のブースまでのご案内します。
約85%の出展企業がコンシェルジュからの案内を受けており、着席数が1社平均5人UPしています。
ブースサイズ
一般ブースと大型ブースの2パターンから選べます。
【一般ブース】 ■パネル(背面)W:約2,400㎜×H:約2,100㎜ ■パネル(側面)W:約1,800㎜×H:約2,100㎜ ■参加人数:4名(会場への入場者も含む ■呼び込み人数:1名 | |
【大型ブース】 ■パネル(背面)W:約4,800㎜×H:約2,100㎜ ■パネル(側面)W:約1,800㎜×H:約2,100㎜ ■参加人数:8名(会場への入場者も含む) ■呼び込み人数:2名 |
※ブースサイズ、形は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
2-2.マイナビ転職フェアの出展料金
ここでは過去のマイナビ転職フェアの単日出展料金をご紹介します。
東京
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 65万円 |
大型ブース(2ブース) | 130万円 |
大阪・名古屋
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 60万円 |
大型ブース(2ブース) | 120万円 |
横浜
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 45万円 |
大型ブース(2ブース) | 90万円 |
千葉・札幌
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 40万円 |
大型ブース(2ブース) | 80万円 |
東北/北関東/北陸・甲信越/関西/四国/九州エリア
具体的な開催場所は下記になります。
新潟・福岡・金沢・長野・京都・水戸・仙台・大宮・宇都宮・つくば・福岡・松本
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 35万円 |
大型ブース(2ブース) | 70万円 |
北関東/東海/北陸・甲信越/中四国/九州エリア
具体的な開催場所は下記になります。
沼津・福山・広島・浜松・岐阜・北九州・津・川越・町田・熊本・高崎・鹿児島・松江・福井・静岡・高松・岡山・藤沢・松山・浜松・刈谷
企画 | 価格 |
一般ブース(1ブース) | 30万円~35万円 |
大型ブース(2ブース) | 60万円~70万円 |
2-3.マイナビ転職の掲載料金
4週間掲載料金(定価) | |
フェア+MT-D企画 | フェア+20万円 |
フェア+MT-C企画 | フェア+35万円 |
フェア+MT-B企画 | フェア+50万円 |
フェア+MT-A企画 | フェア+75万円 |
フェア+MT-S企画 | フェア+120万円 |
2-4.マイナビ転職フェアのオプション料金
開催場所によってオプション料金が異なりますので詳細はお問い合わせください。
内容 | 料金 | |
資料配布 | 当日会場で配布するイベントパンフレットとともに | 5万円~ |
面接ブース | 来場者と個別に面談できる特設ブースを 会場内に設置 | 5万円~ |
イベントツールセット | ブースを装飾する人気のツールがセットに ■セット内容 ①丸テーブル×2 ②カタログスタンド ③スポットライト×2(クリップ式) | 3万円~ |
- 若手層・地方採用に強み
マイナビ転職フェアは若手層・地方採用に強いがあるマイナビ転職が運営しています。マイナビ転職フェアは全国各所で複数回開催しているため、地方採用をおこないたい企業におすすめです。
3.Re就活 転職博
株式会社学情が開催している、第二新卒を含む20代の若手社会人に特化した日本で唯一の合同企業セミナー、大転職博・転職博について解説いたします。
3-1.Re就活 転職博の特徴・ブースサイズ
特徴
来場者の約9割が、20代の若手社会人
『Re就活』という【20代専門】転職サイトを持つ、20代実績No.1の学情だからできるヤングキャリア層へのアプローチ。
媒体掲載では採用が最も困難とされる、20代後半のキャリア層とも実のある面談を実現いたします。
ターゲット年齢の合わない求職者との、無駄な工数を減らし、効率的な採用活動が可能です。
来場者の6割以上が経験社数1社で、初めての転職!
若手の来場者が多い分、経験社数1社=転職回数0回の人が6割以上になっており、初めて転職を探している人の割合が多いです。
ブース
【通常ブース】 ■ブースサイズ(幅×奥行×高さ) :約1800mm×約900mm×約2000mm ■求職者席数:6席 ■企業席数:3席 ■机:1本 | |
【大型ブース】 ■ブースサイズ(幅×奥行×高さ) :約3600mm×約900mm×約2000mm ■求職者席数:12席 ■企業席数:6席 ■机:2本 |
※感染症対策の一環で、ブースサイズ・各席数などは変更になる場合がございます。
予めご了承ください。
3-2.Re就活 転職博の出展料金
ここでは転職フェアの出展料金をご紹介します。
※大転職博は、Re就活(ライトプラン4週)がセットで付いてきます。
大転職博(東京)
3-3.Re就活の掲載料金
転職博とセットでRe就活の掲載を申し込むと、お得にご掲載いただけます。
ここでは、転職博セットプランのRe就活料金をご紹介します。
※勤務地に東京を含む場合、含まない場合によって、料金が異なります。
大転職博(東京)
1日間 | 2日間 | |
通常ブース | 95万円 | 120万円 |
大型ブース | 150万円 | 200万円 |
大転職博(大阪・名古屋)
1日間 | 2日間 | |
通常ブース | 80万円 | 100万円 |
大型ブース | 125万円 | 160万円 |
転職博(東京)
1日間 | 2日間 | |
通常ブース | 95万円 | 117万円 |
大型ブース | 152万円 | 200万円 |
転職博(大阪・名古屋)
1日間 | 2日間 | |
通常ブース | 80万円 | 95万円 |
大型ブース | 120万円 | 152万円 |
転職博(札幌・仙台・横浜・京都・滋賀・岐阜・福岡)
1日間 | 2日間 | |
通常ブース※ | 40万円~50万円 | 60万円~70万円 |
大型ブース※ | 80万円~100万円 | 120万円~140万円 |
※開催地により料金が異なります。また、Re就活(ライトプラン4週)の適用料金ではなく通常料金です。
3-4.Re就活 転職博のオプション料金
内容 | 価格 | |
備品 レンタル | スクリーン | 1万円 |
備品 レンタル | プロジェクター | 4.2万円 |
講演 コーナー | 最大収容人数200名席の講演コーナーで求 職者にプレゼンテーションを行えます。 | 40分/ 20万円 |
- 20代の社会人経験者・第二新卒の採用に強み
20代の採用に特化したRe就活が運営しています。Re就活転職博の登録者の90%が20代です。若手層の採用を強化したい企業におすすめです。
4.女の転職typeフェア
女性に特化したイベントは全国でもほとんどなく、業界内で最大級のフェアとなります。
そのような女の転職typeフェアを詳しく解説いたします。
4-1.女の転職typeフェアの特徴・ブースサイズ
特徴
来場者と企業をマッチングをサポートするための仕掛けが多数あり、効率的な面談につなげることができます。
「会場案内コーナー」
来場者の経験や志向などをヒアリングし、来場者のニーズにマッチした企業ブースへご案内します。
マッチングは、企業に事前に入力頂いた情報登録フォーム(「こんな方のブース訪問を歓迎します」の項目)にご入力いただいた内容を元におこないます。
来場者全員が立ち寄るコーナーではありませんが、利用する来場者は多く、マッチングした方との出会いの創出に期待ができます。
「会場コンシェルジュ」
会場案内コーナーや会場内を歩き、迷われている求職者に声をかけてご案内を致します。
3~4名程度のスタッフで対応をしており、会場案内コーナーでも使用している情報登録フォームの内容を元に企業をご案内させていただきます。
「職種シール」
来場者は、経験職種が一目でわかる「職種シール」を身に着けています。
来場者が企業にアピールしたい経験職種を選びます。
複数選択することも可能です。
出展企業は来場者の属性を把握した上で面談をおこなうことが可能なため、ミスマッチを防ぐことができます。
ブースサイズ
ブースイメージ
ブースサイズ | 幅(W)2,250mm×奥行(D)900mm×高さ(H)2,100mm |
標準設備 | 募集職種看板(1箇所)・テーブル×1・椅子×6 |
オプション(有料) | 電源コンセント・ブースパネルの色・スポットライト・スクリーンなど |
ブース内人数 | ブース内でご対応いただく人数は4名以内となります。(呼び込みの方含め) |
4-2.女の転職typeフェアの出展・掲載料金
女の転職typeフェアには出展のみの料金が設定されていません。
そのため、出展+掲載のセット料金のみとなります。
4週間掲載料金(定価) | |
フェア+L企画 | 85万円 |
フェア+R企画 | 105万円 |
フェア+P企画 | 125万円 |
フェア+Q企画 | 150万円 |
4-3.女の転職typeフェアのオプション料金
内容 | 料金 | |
スカウト カフェ | 全ご出展企業の資料が置かれている コーナーで求職者に声掛けし 接点が持てる | 20万円 |
パンフレットへの広告掲載 | 来場者パンフレット内に、 貴社の広告を掲載 | 30万円~ |
単独面談 ブース | 企業ブースとは別スペースで個別面談が 可能なスペース(4ブース) | 20万円 |
ブース 位置指定 | ブースの位置を選ぶことができる | 20万円 |
- 女性のキャリア候補者・正社員・契約社員の採用に強み
女性の採用に特化した女の転職typeが運営しています。キャリア経験者やキャリア候補となる正社員・契約社員の採用におすすめです。
5.doda転職フェア
ここでは日本最大級の求職者の来場数や企業の数を誇るdodaの転職フェアについて解説します。
dodaの転職フェアは2024年4月現在、会場開催を休止中です。
現在開催しているのは以下のITエンジニア向けオンライン転職フェアとなっています。
・ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンライン
・未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンライン
ITエンジニア系職種の経験者が参加する「ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンライン」の特徴は、その名の通りITエンジニア系職種の経験者が参加しています。
「未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンライン」の特徴は、ITエンジニア職種の転職を希望する未経験者が参加する点です。
いずれも会場開催の転職フェアと比較すると開催日程が長く、1人でも多くの転職希望者が参加しやすい特徴があります。
また、企業にとっても会場開催の転職フェアと比較するとブース装飾などの準備物が必要ないため、採用工数の削減につながります。
以下、doda転職フェアの会場開催時の特徴や出展料金について解説をおこないます。
doda転職フェアの会場開催が再開した際、情報が変更となる可能性がありますが、開催情報が入り次第改めて詳細を紹介します。
5‐1.doda転職フェアの特徴・ブースサイズ
特徴
大卒以上の若手・中堅転職希望者が中心
大規模なプロモーションや著名人の講演などの集客施策により、多くの転職希望者が来場します。
20代後半~30代前半の大卒以上、若手中堅層が来場者の過半数を占める点が特徴です。
1日当たりの平均面談数は52人!
来場者が多くの企業ブースを訪問するような仕掛けが施されており、1日あたりの平均面談数は52.0人と多くの求職者と面談することが可能です。
その他にもスカウトメールや資料コーナーでの声掛けなど企業から直接アプローチできる機会もあります。
これらを有効的に活用することで採用成功の可能性が高まります。
直接出会える転職フェアだからこそ、直接その場でクロージングをおこなうなどスピード感のある選考ができる点も魅力です。
ブース
ブースの大きさは、ミニマム・スタンダード・プレミアの3パターンから選べます。
ブースのサイズに応じて、参加できるスタッフ数が異なります。
出来る限り来場者を待たせず面談をしたいと考えている企業や1日の出展でより多くの求職者と面談をしたいと考えている企業などは、大きめのブースをご検討いただくことをおすすめします。
5-2.doda転職フェアの出展料金
ここでは転職フェアの単日出展料金をご紹介します。
東京・大阪・名古屋(1日出展)
ミニマム | スタンダード | プレミア |
70万円 | 140万円 | 210万円 |
札幌・広島・福岡(1日出展)
ミニマム | スタンダード |
50万円 | 100万円 |
5-3.dodaの掲載料金
doda転職フェアでは、広告の掲載が必須になります。
掲載料金は全国統一の価格です。
4週間掲載料金(定価) | |
フェア+A原稿 | フェア+25万円 |
フェア+B原稿 | フェア+40万円 |
フェア+C原稿 | フェア+60万円 |
フェア+D原稿 | フェア+100万円 |
フェア+E原稿 | フェア+150万円 |
5-4.doda転職フェアのオプション料金
内容 | 価格 | |
ブース位置指定権 | 2日以上出展企業に限り、 | 10万円 |
プロモオプション (駅貼り+フェアHP) | 駅貼り広告・フェアHPへの社名掲出 | 20万円 |
プロモオプション (チラシ) | 入場エリアにて会場図配布時 に、A4チラシ1点をSet配布 | 15万円 (1日配布) |
- 若手経験者の採用に強み・ITエンジニアのオンライン採用に強み
20代から30代の経験者採用に強みがあるdodaが運営しています。現在ITエンジニア職種の採用に特化したオンライン転職フェアを開催中です。経験者・未経験者のITエンジニア職種の採用におすすめです。
6.typeエンジニア転職フェア
エンジニアの採用に特化した転職フェアの中では日本最大級のtypeエンジニア転職フェアを詳細を詳しく解説いたします。
6-1.typeエンジニア転職フェアの特徴・ブースサイズ
特徴
typeエンジニア転職フェアは、過去80回の開催実績を誇り、国内最大級のエンジニア特化型転職フェアとして豊富なノウハウと実績があります。
充実のマッチング機能、スカウト機能
来場者が登録した経験・希望、志向をもとに、おすすめ企業の情報をメールで届ける「おすすめ企業案内サービス」や、出展企業が来場者にスカウトメールを送信できる「匿名スカウトサービス」(付帯サービス150名)など、出展企業と来場者とのマッチングをサポートいたします。
フェアならではの来場者層
来場者の約50%は電車内広告を見て来場。
webページ(type・女の転職typeやHP)などの閲覧者よりも多く、普段転職サイトや人材紹介等のサービスを活用していないユーザーも多く来場しています!
ブースサイズ
ブースイメージ | |
ブースサイズ | 幅(W)2,250mm×奥行(D)900mm×高さ(H)2,100mm |
標準設備 | 募集職種看板(1箇所)・テーブル×1・椅子×6 ※ブース仕様は変更になる場合もあります。 |
オプション(有料) | 電源コンセント・ブースパネルの色・スポットライト・スクリーンなど |
ブース内人数 | ブース内でご対応いただく人数は4名以内となります。(呼び込みの方含め) |
6-2.typeエンジニア転職フェアの出展・掲載料金
typeのエンジニア転職フェアには出展のみの料金が設定されていません。
そのため、出展+掲載のセット料金のみとなります。
4週間掲載料金(定価) | |
フェア+type-D企画 | 95万円 |
フェア+type-C企画 | 120万円 |
フェア+type-B企画 | 140万円 |
フェア+type-A企画 | 160万円 |
6-3.typeエンジニア転職フェアのオプション料金
内容 | 料金 | |
スカウトカフェ | 全ご出展企業の資料が置かれている コーナーで求職者に声掛けし接点が持てる | 30万円 |
匿名スカウトメール (100通追加) | 企業からリアルタイムで個別に スカウトメッセージを配信 | 10万円 |
パンフレットへの広告掲載 | 来場者パンフレット内に、 貴社の広告を掲載 | 30万円~ |
特別面談ブース1日利用 | 企業ブースとは別スペースで 個別面談が可能なスペース | 10万円 |
ブース位置指定 | ブースの位置を選ぶことができる | 20万円 |
座談会 | ITの経験者・未経験者に向けて (1グループ15分×3セット) | 10万円 |
- ITエンジニア系職種・ものづくり系エンジニア職種の採用に強み
ITエンジニア系職種・ものづくり系エンジニア職種の採用に強みがあるtypeが運営しています。さまざまなIT言語習得者の採用やクリエイティブ系職種、ものづくり系エンジニア職種の採用におすすめです。
7.まとめ
本記事では、転職フェアの料金比較から、転職フェア主要5サービス【マイナビ転職フェア、Re就活 転職博、女の転職フェア、doda転職フェア、typeエンジニア転職フェア】の料金や特徴についてまとめました。
人事担当者から受ける印象を理由に選考の辞退なども増加している昨今だからこそ、転職フェア・セミナーは企業のPRにとても有効です。
しかし、転職フェアをデータ面だけで見るのと、実際に行ってみるのでは全く違う気づきもあります。
転職フェアに少しでもご興味をお持ちの方はまずは見学をしてみるのはいかがでしょうか。
他社のイベントブースの装飾やデータではわからない求職者の層などをリアルで体験したうえで、自社にマッチするかの選定をおこなってみるのもよいでしょう。
転職フェアの見学をご希望の場合は下記にて受け付けおりますので、お気軽にお問い合わせください。
本記事が貴社の有効な中途採用のために少しでもお役に立てたら幸いです。
圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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