教育業界向け人材紹介サービスおすすめ9選と特徴を比較
人材紹介
各都道府県の公立小中学校では教員不足が問題となっていますが、教育業界は公立小中学校や高校、大学だけではありません。近年増加している、おとなの学び直しのための資格スクールやカルチャースクールなども対象です。多様なカテゴリーが存在している教育業界では人材不足問題解消のために人材紹介サービスが注目されています。しかし、どのような採用課題に対して人材紹介サービスの導入が適しているのでしょうか。
そこで今回は
・教育業界の採用課題と人材紹介サービス
・教育業界と人材紹介サービスのメリット、デメリット
・教育業界におすすめの人材紹介サービス
について解説していきます
採用活動の参考になれば幸いです。
1.教育業界の採用課題と人材紹介サービス
教育業界にはさまざまな業態があります。
大きく分類すると、「子どもを対象にしている業態」、「おとなを対象にしている業態」、「カルチャースクール」の3つです。
子どもを対象にしている業態は学校のほか、学習塾や予備校、知育教室や運動教室などが代表的です。
2022年度の学習塾の売上高は5,568億円※1にのぼり、少子化やコロナ禍の影響により定員割れの事業所の増加や事業所そのものの減少傾向がみられますが、子ども1人当たりの単価は上昇しているといえます。
この傾向から、子どもを対象にする業態では教育サービスの質が求められていくのではないでしょうか。
おとなを対象にしている業態には資格取得スクールやスキルアップを目的にしたセミナースクールなどが含まれます。
最近は生涯学習や学び直しに注目が集まり、幅広い世代がターゲットとなり得ます。
カルチャースクールは子どもからおとなまでが対象となり、語学スクールや料理、アートやダンスなどの教養や文化を学ぶことを目的とした業態です。
また、教材開発を主におこなう業態も教育業界に含まれます。
教育業界全体をみると、2021年度の売上高は2兆8,399億1,000万円※2にのぼりました。
前年度と比較すると5.0%の増加となり、消費者からのニーズが高まっている一方、どの業態も人材不足といわれています。
教育業界の今後の展望として少子高齢化問題を見逃すわけにはいきません。
子どもを対象とした業態では、事業所の統廃合や定員割れなどが常態化する見込みがあるため、新たな囲い込み戦略や人材育成が必要です。
すでに受験対策をメインにおこなう学習塾や予備校では、苦戦を強いられている地域があります。
地域により子どもの人数や進学率の差があり、消費者の母数が減っているためです。
また、おとなを対象にした業態やカルチャースクールも、専門講師の採用や人材育成、利用者の勧誘活動を怠ると業務展開どころか利益損失を招いてしまうかもしれません。
このことから教育業界では「教える」業務以外に、「営業」要素を兼ねた業務など、マルチに対応できる人材が求められるのではないでしょうか。
近年そのような採用課題を抱える教育業界では、人材紹介サービスの活用が注目されています。
教育業界で注目されているとはいいますが、そもそも人材紹介サービスとはどのような特徴があるのでしょうか。
まずは人材紹介サービスについてみていきましょう。
※1参考:経済産業省特定サービス産業動態統計調査長期データ
※2参考:矢野経済研究所教育産業市場に関する調査を実施(2022年)
1‐1.人材紹介サービスの特徴
教育業界はさまざまな業態で構成され、大手から個人事業まで幅広い規模で展開されていることが特徴です。
そのため、中小企業や個人事業は求人サイトに掲載をしても、大手の求人情報に埋もれてしまう可能性があります。
また、大手企業や人気業態では、多数集まる応募の中から採用ニーズにあわせた人材のスクリーニングが採用課題の1つとなっています。
人材紹介サービスではエージェントが登録者の中からスクリーニングをおこなうため、採用担当者の負担軽減が期待できます。
教育業界の採用では企業規模を問わず人材紹介サービスをおすすめできます。
その理由を人材紹介サービスの特徴から見出してみましょう。
人材紹介サービスの特徴
人材紹介サービスとは、人材紹介サービスの登録者の中から企業の採用ニーズに適切な人材を選別して紹介をおこなうサービスです。
人材紹介サービスには新卒採用や中途採用に特化している業者、特定の業種や職種に特化している業者などそれぞれ特徴があるため、自社の採用ニーズに合った業者選びが大切です。
人材紹介サービスを利用する際、エージェントによって企業情報や労働条件、その他求める人材の条件など詳細にヒアリングがおこなわれます。
そのため、求人サイトや自社のHPなど自力では発信しきれない情報をエージェントから登録者に伝えることが可能です。
登録者は企業情報や労働条件をしっかりと理解した状態で選考への参加を決定できます。
登録者が選考に進む意志を提示したあとは、人材紹介サービスのエージェントによる面接日の調整代行がおこなわれることが多いでしょう。
この時点で、採用担当者の採用業務の工数を格段に減らすことが可能ではないでしょうか。
また、人材紹介サービスはほとんどが成果報酬型です。
採用が決定した段階で人数分の支払いが発生します。
採用枠が少ない場合、採用コストの削減にもつながりやすいでしょう。
ここまで人材紹介サービスの特徴について説明をしてきました。
企業規模を問わず活用できそうな特徴が多いのではないでしょうか。
次は教育業界の採用課題と人材紹介サービスについてみていきましょう。
1‐2.教育業界の新卒採用課題と人材紹介サービス
教育業界で新卒採用をおこなう場合、どのような採用課題があるのでしょうか。
企業ごとに採用課題が異なるかと思いますが、採用課題と人材紹介サービスの導入ポイントをご紹介します。
ミスマッチによる早期離職や内定辞退
学習塾などの子どもを対象にした業態では、「教育業界のイメージ」と「実際の業務内容との差」に違和感を抱き、早期離職や内定辞退につながりやすい傾向が課題となっています。
学習塾や知育教室は利用者が子どもであるため、前提として「子どもが好き」な学生の応募が増えます。
ほかにも、「教えることが好き」、「教員免許を活かしたい」などの志望動機を耳にします。
しかし教える相手は子どもでも、キーマンとなるのは保護者です。
実際の業務では幅広い世代とのコミュニケーション力が求められており、このような業務に直面して「思っていた仕事とは違う」と感じてしまうようです。
また、どのような業態でも利用者獲得に向けた営業要素のある業務に苦手意識を持ちやすい傾向がみえます。
このような業務内容を起因としたミスマッチを防ぐためには、面接や説明会で企業側がしっかりと業務内容を発信する必要があります。
「しっかり伝えているつもりだけれども、イメージが違うとの理由で継続的に内定辞退や離職がある」と感じているときは、人材紹介サービスのエージェントに頼ってみてはいかがでしょうか。
人材紹介サービスを導入すると、一斉でおこなう企業説明会や就職イベントだけでは伝えきれない情報を、エージェントから学生に1対1で伝えることができます。
学生側も知りたい情報をエージェントを通して収集し、面接前に就労イメージを深めながら就労意志を固めることができるため、採用後のミスマッチを防ぎやすくなるのです。
教材開発研究やIT強化などに向けた理系学生採用
教育業界ではIT教育や教材開発研究など、理系要素の強い職種において理系学生の採用ニーズが高まっています。
ところが理系学生は教育業界だけでなくさまざまな業界で採用ニーズが高まっており、「出会うことがむずかしい」といわれています。
また、理系学生は自身の研究課題に追われており、就職活動のスタートも文系学生に比べて遅くなりがちです。
そのため一般的な採用スケジュールでは企業側が理系学生と出会えていない可能性があります。
さらに、理系学生は自身の研究内容や専攻科目に直結した仕事を志望する傾向が強いといわれています。
こうした背景から業務内容と理系学生の知識やスキルのマッチング、その他雇用条件の充足がないと企業や業界への惹きつけはむずかしいでしょう。
このように理系学生の採用はむずかしいといわれているなか、理系新卒学生に特化した人材紹介サービスが注目されています。
人材紹介サービスのエージェントは一般的な新卒採用活動時期以外でも登録している理系学生にアプローチが可能です。
教育業界に関心が向いていなかった理系学生も、専攻研究内容と近い業務や研究実績を活かせる業務があることを知ることで、教育業界へ関心を寄せる可能性があります。
人材紹介サービスを利用することで、教育業界の採用として窓口を広げるだけでは出会えなかった層に出会えるかもしれません。
ピンポイント採用をしたいとき
理系学生以外にも、新卒採用をおこないたいポジションに対して応募が少ない、または応募そのものがない場合があるでしょう。
そうした課題に対しても人材紹介サービスがおすすめです。
教育業界の職種は文系理系問わず幅広く、講師以外に事務や営業、編集や広報などの業態の数だけ増えています。
採用後に配属する職種のために特定の科目を履修した学生や特定の活動経験がある学生など、採用ニーズのレベルが高まるときは、人材紹介サービスの導入を検討してみましょう。
エージェントが登録学生の中から採用ニーズに適した人材を選別してアプローチをかけてくれます。
希望する職種の採用情報を見逃していた学生など、自社での採用活動ではアプローチできなかった層に出会える可能性もあります。
1‐3.教育業界の中途採用課題と人材紹介サービス
中途採用市場は各業界で活発化しています。
特に男性は25〜34歳の若年層、女性は35歳以上の中堅層の動きが目立ってきました。
実務経験を重ねて業務の中心となり得る25歳から35歳前後の就労者の流出は、企業にとって痛手でしょう。
教育業界では学校教員経験者が学習塾へ中途入社しやすいようですが、生活スタイルの変化や労働条件の不一致など、1度教育業界を離れた人材を惹きつけるにはさらなる工夫が必要です。
そもそも、教育業界を含めて中途採用活動をおこなう人材は、どのような理由で前職を離れたのでしょうか。
前職を退職した理由の調査結果※をみると、近年は「収入面」と併せて「職場の労働条件が悪いため」と回答する求職者が微増しています。
教育業界に置き換えてみると、業界の傾向として業務終了時間が夜間と遅めであることが多少なりとも影響していそうです。
教育業界ではターゲット層の「余暇」をコアタイムとしている業態が多く、必然的に子どもたちの下校後や社会人の退勤後にカリキュラムがあてられます。
また、土日や祝日こそ集客チャンスであるため、長期休暇の取得がしにくいなどの課題が考えられます。
ここで注目したいのは退職理由がキャリアアップや収入面の向上ではなく、「職場の労働条件が悪い」と回答している層です。
転職先への希望条件も、転勤が少ないことや収入面以外の労働条件が良いことがアンケート上位に挙がっています。
特に女性は家庭や子育ての都合から、自宅からの通勤距離も企業選択の視野に入れています。
このような傾向から、教育業界の中途採用戦略に「職場の労働条件の改善」は欠かせません。
労働条件の改善が課題となっている場合、人材紹介サービスの導入が解決の糸口となるケースがあります。
※参考:厚生労働省令和4年版 労働経済の分析 -労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた労働移動の促進に向けた課題-
労働条件のすり合わせが課題となっている場合
企業全体の労働条件の改善がむずかしくても、少数名の個別対応から試験的に導入するなどの企業努力が必要となってきています。
少数精鋭でピンポイントの採用を課題としている場合、人材紹介サービスを活用してある程度労働条件の譲歩をしながら採用交渉をおこなう手段を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
人材紹介サービスのエージェントは求職者のニーズをよく理解しています。
教育業界の企業動向や採用ニーズを加味しつつ、求職者側のニーズも含めた双方に無理のない労働条件をアドバイスしてくれるでしょう。
「この資格や経験は業務上譲れないが、勤務地や勤務時間の相談は可能」など、エージェントと相談をしながら採用窓口を広げることができます。
採用窓口を広げることで、人材紹介サービスの登録者の中から条件に一致した人材が増える可能性も高まります。
まずは相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
教育業界以外からの採用
中途採用時の職種選択の傾向として、専門職や技術職の求職者は前職と同一の職種を希望する人が多いといいます。
一方で事務職や営業職、サービス職の経験者は経験を活かした新規業務を比較的柔軟に引き受ける傾向があるようです。
あくまでも経験職種別の傾向ですが、不足しがちなポストに興味がある人材を採用して「育てる」ことを視野に入れると、応募の母数が増えるかもしれません。
つまり教育業界としてアプローチをするだけでなく、「職種」での採用枠をアピールするのです。
その手段の1つとして、人材紹介サービスの活用がおすすめです。
人材紹介サービスを導入すると、エージェントは登録者に対して業務内容や企業情報の詳細をしっかりと伝えます。
求人サイトの情報だけでは伝えられない情報を個別で伝えるため、教育業界以外で求職していた層への惹きつけも可能です。
教育業界重視ではなく職種や業務内容を重視している層は、「早期離職のリスクがあるのではないか」と不安になるかもしれません。
しかし人材紹介サービスのエージェントは入念に選考への意志確認をおこなっています。
教育業界についても登録者へのレクチャーがあり、業者によっては導入研修もおこなうので安心できるのではないでしょうか。
このように人材紹介サービスを介して面接選考に進んだ際は、企業側と求職者側が双方前向きな状態で向き合うことが可能です。
その他、理系やIT人材に特化した人材紹介サービスや語学が堪能な人材に特化した人材紹介サービスなど、採用ニーズにあわせた業者を選定することで採用活動の心強い味方となってくれるでしょう。
また、人材紹介サービスは教育業界の採用に必須な資格や免許の取得者、取得見込みの学生などが登録しています。
募集要項に必須資格が含まれている場合、人材紹介サービスを活用することで面接につながりやすくなります。
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採用活動の中で出会うことがむずかしいといわれている理系学生に、エージェントがアプローチをかけます。採用ニーズにあわせた人材の選別から面接設定、内定フォローまでおまかせください。
2.教育業界におすすめの人材紹介サービス
ここまで教育業界と人材紹介サービスについてまとめてきました。
以下、教育業界におすすめの人材紹介サービスを特徴ごとにご紹介します。
2‐1.新卒人材紹介サービス
新卒紹介に特化している人材紹介サービスをまとめています。
就職エージェントneo
特徴 | ・新卒エージェントneoは、その名の通り新卒に特化した人材紹介サービスです。 ・学生の登録者数は10万人を超え、登録学生の中から企業へマッチする方を紹介しています。 ・のべ1万社以上の企業が利用しており、大手から中小・ベンチャー企業など幅広い支援実績があります。 ・選考のフィードバック、最新の志望度確認、次回選考日程調整、内定後の状況確認まで学生とやり取りをおこなうため、採用担当者の工数を減らしながら、ミスマッチも防ぎます。 ・募集職種や同一業界の情報や事例などの提供も可能です。 ・申し込みから最短1週間で面接可能です。 |
料金 | 成果報酬型:100万円~/人※応相談 |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
理系就職エージェントneo
特徴 | ・理系就職エージェントneoは理系新卒学生に特化した新卒紹介サービスです。 ・早期アプローチが重要な理系採用に向け、すでに25年卒向けサービスも実施しています。 ・申し込みから最短1週間で面接可能 ・機電・情報系を中心に、建築・土木学生の集客を強みとしているため、製造業との相性も良いサービスです。 ・登録学生数年間6万人。 ・地方学生の囲い込みとして地方の理系学生には就職活動にかかる交通費・宿泊費を負担するという補助活動をおこなっています。 |
料金 | 成果報酬型:110万円~/人※応相談 |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
doda新卒エージェント
特徴 | ・文理学生対応しています。 ・首都圏や関西エリアの学生集客に強みがあります。 ・内定まで最速2週間の実績があります。 |
料金 | 成果報酬型:文系学生:95万円(税別)理系学生:110万円(税別) |
運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
新卒カレッジ
特徴 | ・イベント型の新卒紹介サービスです。 ・提携大学133校から委託された学内選考に無料参加が可能。 ・求人票作成や学生へ内定承諾を後押しするなどエージェントがサポートします。 |
料金 | 要問合せ |
運営会社 | 株式会社ジェイテック |
2‐2.第二新卒・中途人材紹介サービス
次は、第二新卒や中途人材紹介サービスをみてみましょう。
他業種でも社会人経験がある第二新卒や、同業界での経験者を希望する企業におすすめです。
リーベルキャリア
特徴 | ・20代の若手採用支援に圧倒的な強みを持つ人材紹介サービスです。 ・若年層の採用支援に特化しており、20代前半の層が半数以上を占めています。 ・前年実績では、ご紹介から内定承諾に至るまで最短14日間で決定。 ・面接日程の調整や志望度合いに関する連絡もスピーディーにおこない、平均30日以内での採用実績です。 ・定着率も高く、選考途中のフォローから入社後のサポートまでおこなっています。これにより3年以内の離職率実績は8.0%となっています。 ※入社後3年以内の平均退職率は新卒が46.4%/中途が30.7%です。 |
料金 | 成果報酬型:要問合せ |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
X-Tech AGENT
特徴 | ・X-Tech(〇〇×Tech)領域のスタートアップ・ベンチャー・メガベンチャーと経験者・即戦力採用に特化した人材紹介サービスです。 |
料金 | 成果報酬型:要問合せ |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
Education Caree
特徴 | ・教育業界に特化しているサービスです。 ・IT領域の採用にも対応しています。 ・登録者の60%から70%が30代前半と若年層が多めです。 |
料金 | 成果報酬型:要問合せ |
運営会社 | 株式会社ファンオブライフ |
2‐3.外国人・バイリンガル人材紹介サービス
語学系スクールや外国語ユーザーのニーズが高まり、外国人雇用やバイリンガル人材が注目されています。
しかし、語学レベルを面接でははかりにくいという採用担当者もいらっしゃるでしょう。
そのようなときこそ、人材紹介サービスがおすすめです。
ギフターズ(GIFTERS)
特徴 | ・日本語と英語を話せる方や、日本語と中国語を話せるバイリンガル人材の紹介に特化したグローバル人材紹介サービスです。 ・厳選されたミドル~ハイクラスの専門人材を徹底的にヘッドハンティングし、企業の採用ニーズに最適な候補者を提案しています。 ・海外駐在案件や海外での採用にも幅広く対応しています。 |
料金 | 成果報酬型:要問合せ |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
Bridgers(ブリッジャーズ)
特徴 | ・文系、理系どちらも対応している、外国籍の高度人材に特化した人材紹介サービスです。 ・日本語レベルがN1~N3の方を紹介するため、終業時に日本語でコミュニケーションがとれます。 ・サービスのキャリアアドバイザーが応募者と4~5回面談をおこない、スクリーニング及び、内容にずれがないよう求人説明がおこなわれます。 ・採用後のVISA申請など、複雑な手続きも代行しているので、はじめて外国人雇用をする企業も安心です。 |
料金 | 成果報酬型:要問合せ |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
人材紹介サービスは基本的に採用に成功した後に費用が発生する成果報酬型です。
求人サイトのように掲載期間に応じて費用が発生するものではないので、人材紹介サービスを複数利用しながら採用ニーズに合う人材の紹介を得ることも可能です。
このように複数の人材紹介サービスの利用を検討している時や、人材紹介サービスの選定に迷っている時は無料で見積もりを算定してくれる求人広告代理店の利用がおすすめです。
また求人広告代理店は見積もりとあわせて人材紹介サービスの比較資料なども無料で配布しています。
人材紹介サービスの選定に必要な情報をまとめて手元に取り寄せることができるので、ぜひ求人広告代理店を活用してみてください。
3.教育業界と人材紹介サービスのメリット
ここまで教育業界の採用課題と人材紹介についてまとめてきましたが、教育業界の採用活動に人材紹介サービスを導入することで得られるメリットについて紹介していきます。
人材紹介サービスで得られるメリットは大きく分けて3つです。
3‐1.「メリット1」ミスマッチによる早期離職や内定辞退の防止
ミスマッチは職場環境や労働条件、業務内容などの「想像と違った」ことにより生じます。
「子どもに勉強を教えることがしたかったのに、夏季講習や追加教材のおすすめをするのが苦痛」、「思っていたよりもPCへの記録作業が多い」など一見すると些細な違和感が大きな違和感とつながるのです。
企業側も、「実務経験があると認識していたが、実際に働いてもらうと思うような成果をあげてくれない…」など、選考時の判断を疑うような事態に見舞われたことがあるかもしれません。
ミスマッチを防ぐためには双方が不安や疑問を取り除いたうえで採用、内定受諾をすることです。
しかし、面接の場面では企業側も求職者側も「気を遣いすぎて質問できずに終えてしまう」といったことがあるでしょう。
特に新卒採用や他業界からの未経験者採用ではポテンシャルで見極めることが多く、ミスマッチのリスクが高まりやすくなります。
また、経験者採用では「業界や業務内容をわかっているはず」と、企業説明や業務内容の詳細説明を簡略化しすぎてしまう場合があります。
人材紹介サービスを導入すると、企業と求職者である登録者の間にエージェントが入ります。
エージェントは企業側のニーズや登録者のニーズをそれぞれヒアリングをして、登録者が面接では質問しにくい内容も企業へ確認して伝達をおこないます。
企業側は面接や企業説明会では伝えにくかった業務の詳細などを伝えることが可能となり、登録者側は企業や業務内容をしっかりと理解して納得したうえで面接に挑むことができるため、面接時はお互いに前向きな話がしやすくなるメリットがあります。
3‐2.「メリット2」採用コストの削減
教育業界の採用活動で人材紹介サービスを導入するメリットの2つめは、採用コストの削減につながりやすい点です。
数名の採用のために年間を通して複数の求人媒体にコストを割いている企業や、求人サイトで過剰なプランを利用しているケースもあるでしょう。
人材紹介サービスの多くは基本的に成果報酬型となっているため、採用が決定してから料金が発生します。
そのため、人材紹介サービスの導入が企業によっては数年単位での採用コストの削減につながる可能性があり、採用コストを削減したい場合におすすめです。
ただし内定辞退や早期退職などへの保証は人材紹介サービスごとに異なるので、契約時にきちんと確認しましょう。
3‐3.「メリット3」自社での募集枠では出会えない人材にアプローチができる
人材紹介サービスの登録者数や特徴は業者ごとに異なりますが、求人サイトへの掲載や自社の採用HPへの掲載だけでは出会えない人材と出会える可能性があります。
人材紹介サービスの業者にはそれぞれ特徴があり、新卒に特化している業者、理系やIT人材に特化している業者、外国人人材やバイリンガル人材に特化している業者や特定の業界・職種に特化している業者などがあります。
大切なことは自社の採用ニーズに適した業者を選ぶことです。
人材紹介サービスの業者はそれぞれの得意分野において多数の登録者を抱えています。
ニッチな採用ニーズにも適応する登録者がいれば、エージェントが直接声をかけて応募へと促してくれるため、自社の採用活動範囲では出会えなかった人材に出会える可能性が高まります。
また、業界イメージの先入観などから教育業界を視野に入れてこなかった登録者に対して、第三者である人材紹介サービスのエージェントがアプローチをすることでイメージ改善につながることもあります。
その結果、「教育業界は未経験だけれど特定の職種での実務経験を活かしたい」と応募につながるかもしれません。
教育業界の採用担当者は、本業となる業務と兼任している方が多いのではないでしょうか。
人材紹介サービスを導入すると、業務説明や面接設定など複雑な工程を代行してもらうことができます。
採用担当者が本業に注力できるようになるなどのメリットもあるため、人材紹介サービスの導入について検討の価値があるのではないでしょうか。
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4.教育業界と人材紹介サービスのデメリット
人材紹介サービスのメリットだけでなく、デメリットについて解説します。
4‐1.採用人数が限られる
人材紹介サービスは登録者の中から企業の採用ニーズとマッチした人材を厳選して紹介をおこないます。
そのため1度に大勢の採用をおこない場合、期待通りの採用枠を埋めることはむずかしいでしょう。
4‐2.条件により紹介までに時間がかかる
人材紹介サービスの導入から紹介まで、実績豊富で全国に登録者を抱える業者であれば比較的スムーズに進む可能性があります。
しかし、あまりにも企業側が望む条件が多かったり、選考基準が高すぎたりした場合は、業者側でも選定に時間がかかることがあります。
また、契約した人材紹介サービスの特徴が自社の採用ニーズとマッチしていないときも、紹介までに時間がかかってしまいます。
人材紹介サービスはそれぞれの業者に強みや特徴があるため、どのような登録者を多く抱えているのか、どのような業界へ紹介実績があるのか、教育業界への人材紹介実績はどれほどなのかなどを確認しましょう。
また、サービス利用にあたっての予算のすり合わせも重要です。
人材紹介サービスには上記のようなデメリットが生じる可能性があります。
しかし、採用が難しい業種・業界こそ人材紹介サービスを利用することで、採用ミスマッチの防止や採用コストの削減につながります。
ぜひ人材紹介サービスでの採用活動を前向きに検討してみてください。
5.まとめ
今回は教育におすすめの人材紹介サービスをご紹介しました。
多種多様な教育業界では経営規模も異なるため、一律に「就職フェア」や「転職フェア」への出展や「大手求人サイト」への掲載がベストとはいえません。
それぞれ個別の採用ニーズがあるときこそ、人材紹介サービスを導入してみてはいかがでしょうか。
「教育業界」であることから、採用時には個人の内面的な見極めも重要視されます。
人材紹介サービスのエージェントを仲介することで二重の見極めが可能となるため、採用時の見極めに自信が持てるようになるのではないでしょうか。
今回ご紹介した内容が採用課題解消につながれば幸いです。
- 理系教育系職種の採用をしたい企業におすすめ
採用活動の中で出会うことがむずかしいといわれている理系学生に、エージェントがアプローチをかけます。採用ニーズにあわせた人材の選別から面接設定、内定フォローまでおまかせください。
新卒採用を通して企業成長のご支援を
一貫して人材紹介に従事しており、社長賞をはじめ多く賞を受賞。現在では、採用ウェビナーなどを通じて、複数企業様の採用支援にも携わっております。新卒採用に課題のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
- 名前
平原/新卒領域
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