自分が想像している仕事と実際の仕事には大きなギャップが発生してしまうことがあります。
とくに、BtoCのような業態の仕事の場合は、学生と社会人でギャップが発生しやすいのではないでしょうか。

今回は、新卒人材紹介を利用し、実際の仕事の厳しさ伝えた上で4名の採用に成功した事例をご紹介いたします。

課題解決のためにおこなった具体的施策

母集団形成のために説明会を代行

インストラクターの仕事はイメージがつきやすいものの、シフト制や仕事がキツそうなどのイメージにより、通常通りの方法では説明会後に学生が専攻に進んでくれないという問題がありました。

そのため、説明会を代行して実施。学生に対する企業様の魅せ方をプロとして心得ているコンサルタントより、実際の業務の大変さに加えて、魅力もより強く伝えるようにしました。

業務内容だけでなく、勉強する内容説明した

実際に勉強する内容は非常に専門性が高く、覚えなければ接客も出来ません。具体的には、筋肉の名前、筋肉の効果的な付け方、どの筋肉がどの運動でつくのか、効果的なマシーンの使い方、食事療法など幅広い知識が必要です。

最大の課題である「勉強することに抵抗がない方」というミスマッチを解決するために、同社を紹介する際には必ず、仕事内容を細かく伝え、それと同時に知識をつけなければならない仕事であることも伝えました。

選考に進む際には「勉強することに対し懸念はないか？」ということも繰り返し念入りに確認しました。

また、体力勝負の仕事であるため、就職の際、1時間以内で通勤することが可能である学生のみを紹介するよう配慮いたしました。

結果

4名の求める人材像に合致する学生の採用に成功しました。

採用した4名は皆、学生時代に運動部に所属。前向きなやる気と愛嬌のある学生。

同社からも喜びのお言葉をいただくことができました。

専門性の高い職種のため、志望度が高く企業様も求めるような人材を探すのはかなり大変でした。ただ、必ずしも大学でその勉強をしてきたかよりも、将来を見据えて学ぶ意欲が強い方であると推薦できたことがよかったのではないかと思っています。

採用担当者様から

過去の経験から専門的に勉強してきた人の方がいいとこだわっていましたが、そのことで採用が非常に難しくなっていました。

担当の方からも、ハードルがかなり高いことを正面から伝えていただいたことがよかったと思っています。

結果、採用の基準を見直して、今現在の知識よりも会社と一緒に学んでくれる人の採用ができました。

今後も自社に無い視点を提供してくれる人材紹介サービスの活用を継続したいと思っています。