営業職採用に強い求人媒体16選を徹底比較!特徴・費用を解説
中途採用

営業職の採用は多くの企業にとって重要な課題ですが、その難しさは単に人口減少による人材不足だけが原因ではありません。
営業職は有効求人倍率が高く求職者一人に対して複数の求人が存在するため、人材獲得競争が激しいことも採用難易度が上昇している要因の一つです。
その他にも、営業職は求人ごとに求められるスキルや役割が異なり、仕事内容や育成環境を求人媒体上で正確に伝えきることが難しく、求職者とのマッチングにも課題があることも無視できません。
本記事では、このような営業職採用の現状と市場動向を踏まえ、昨今の時代に営業職採用を成功させるためにおすすめの求人媒体の特徴や料金をわかりやすく解説します。
この記事で紹介する3つのポイント
・営業職向け主要求人媒体一覧と特徴比較
・“営業職”はなぜ採用が難しいのか
・2025年最新!営業職採用の市場トレンドと今後の予測
目次
1.営業職向け主要求人媒体一覧と特徴比較
求人媒体は非常に多くの種類があり、掲載料金やターゲットとなる求職者層、スカウト機能の有無など、それぞれ特徴が異なります。
特に営業職の採用では、職種の多様性や市場競争の激しさから、「どの媒体を選ぶか」によって採用の成果が大きく変わるため慎重な選定が必要です。
求人媒体を選ぶ際に一番大切な点は、採用したい人材層に自社の求人をみてもらえるかということです。
求人媒体ごとに登録者の属性や機能などが異なるため、どの媒体に掲載するかによって効果は変わります。
特に昨今では、ダイレクトリクルーティングのような求職者に直接アプローチができる媒体や、求人検索エンジンのような自社で運用することができる求人媒体なども存在するため、自社に合った最適な媒体を選ぶことが重要です。
ここでは営業職の採用におすすめの求人媒体を、「母集団形成型」「ダイレクトリクルーティング型」「求人検索エンジン型」の3つのタイプに分けて、それぞれの特徴と料金をわかりやすく紹介します。
母集団形成におすすめの求人媒体6選
母集団形成型の求人媒体とは「マイナビ転職」や「doda」のように一定期間求人サイトに掲載し応募数を集める媒体のことで、幅広い職種・業種の求人情報を掲載し、登録ユーザー数が多い点が特徴です。
未経験者や若手層の採用に適しており、多くの企業に利用されています。
幅広い人材にアプローチできるため、初めて営業職の求人を出す企業でも安心して利用できるでしょう。
1.マイナビ転職
マイナビ転職は、全国各地の求人を取り扱う国内最大級の総合転職情報サイトです。
若手・中途採用に強く、地元採用やUIターン採用にも対応しています。
また、業種を114分類、職種を379分類に細分化しているため、あらゆる採用ニーズに対応しやすいメリットがあります。
| 料金形態 | 掲載課金型:20万円~ |
| 登録者数 | 852万人 |
| 登録者層 | ・20代~30代が多い ・大卒者55%以上 ・3ヵ月以内の転職希望者69% |
| 特徴 | ・プランごとに原稿量や表示順位が変わる仕組み ・地方採用やUIターン採用に強みがある ・原稿修正は3回まで可能 ・スカウトメールは1日あたり20名送付可能 |
| 見積もり・提案 | ▶マイナビ転職のお見積もり・提案依頼 |
dodaは経験者採用や即戦力人材の採用に強い転職サイトです。
20~30代の若手・中堅層を中心に、営業・金融・エンジニアなどの専門職経験者が多く登録しています。
それぞれのターゲットに特化した専門サイトも併設しており、より効率的な採用活動がおこなえるメリットがあります。
また、スカウト機能の活用により、ターゲットへ直接アプローチが可能です。
| 料金形態 | 掲載課金型:25万円~ |
| 登録者数 | 約969万人(累計) |
| 登録者層 | ・20歳から35歳が約70% ・営業・販売・サービス系職種の経験者が多い ・人材紹介サービスなども運営しているため、質の高い人材が多く利用している |
| 特徴 | ・営業、金融、メディカル、エンジニア、グローバル分野における経験者採用に強みを持ち、それぞれのターゲットに特化した専門サイトも併設 ・他業種・他職種からの微経験者・ポテンシャル採用時も質の高い人材と出会いやすい ・原稿修正は2回まで無料 ・プランによりdodaスカウト会員を対象にアプローチができる |
| 見積もり・提案 | ▶dodaのお見積もり・提案依頼 |
3.エン転職

エン転職は1,200万人を超える求職者に選ばれる「総合満足度」No.1*の転職サイトです。
35歳以下の若手会員が66.1%を占めており、若手採用に強い特徴があります。
また、転職意欲が高い求職者に向けたスカウトメールの活用により、自社を知らない潜在層へのアプローチが可能です。
*2018~2024年 オリコン顧客満足度調査 転職サイト 第1位
| 料金形態 | 掲載課金型:24万円~※エリアにより異なる |
| 登録者数 | 1,200万人 |
| 登録者層 | ・35歳以下が66.1% ・男性48.4%/女性51.6% |
| 特徴 | ・プロによる求人原稿作成や口コミサイトとの連携など独自のサービスが特徴的 ・幅広い職種の採用が可能 ・オプションによりスカウトメールの送信が可能 ・面接率を高めるためのドタキャン防止機能あり |
| 見積もり・提案 | ▶エン転職のお見積もり・提案依頼 |
4.type(タイプ)
typeはITエンジニアやものづくりエンジニア、IT営業の経験者採用に強い転職サイトです。
20代から30代の若手中堅層から、40代以上のベテラン層の採用が可能です。
また、販売職などの経験者も多く、1つのプランで2種類の原稿掲載ができるため、企業のあらゆる採用ニーズに対応しやすい特徴があります。
| 料金形態 | 掲載課金型:35万円~※4週間・2職種 |
| 登録者数 | 412万人 |
| 登録者層 | ・20代19.2%、30代44.1%、40代以上36.4% ・大学院修了が6.6%、大学卒業が46.8%、高校卒業が22.8%、専門専修学校卒業が13.8% |
| 特徴 | ・1つのプランで2原稿掲載可能。他職種、勤務地、経験などによる同時募集がおこないやすい ・ユーザーの行動履歴を分析し、興味の高い人材にスカウトメールが送れる ・原稿修正は何回でも無料 |
| 見積もり・提案 | ▶typeのお見積もり・提案依頼 |
5.女の転職type
女の転職typeは長期的な就労を希望している女性の採用に強い転職サイトです。
正社員や契約社員としての実務経験が豊富な求職者が多く、女性の即戦力人材や管理職候補者の採用に適しています。
1つのプランで2種類の原稿掲載ができるため、複数の職種や勤務地の募集時や、経験の有無など、企業ごとに柔軟な採用活動をおこないやすい特徴をもっています。
| 料金形態 | 掲載課金型:25万円~※4週間・2職種 |
| 登録者数 | 212万人 |
| 登録者層 | ・日本最大級の女性採用専門サイト ・登録者の約70%が定年まで、または長期勤務を希望 |
| 特徴 | ・正社員・契約社員として長く働きたいと考えている求職者が多い ・自動マッチングする機能が搭載されている ・1つのプランで2原稿掲載可能。他職種、勤務地、経験などによる同時募集がおこないやすい ・プランによりスカウト利用可能 |
| 見積もり・提案 | ▶女の転職typeのお見積もり・提案依頼 |
6.Re就活
Re就活は、20代の若手社会人、第二新卒、既卒に特化した日本最大級の転職サイトです。
「20代が選ぶ20代向け転職サイト」で6年連続No.1*を獲得しており、はじめての転職を目指す求職者が多い特徴があります。
転職後の定着率が高く、新卒採用枠の補填や若手育成層の獲得を目指す企業におすすめです。
*2019年~2024年東京商工リサーチ調査
| 料金形態 | 掲載課金型:38万円~※勤務地による |
| 登録者数 | 230万人 |
| 登録者層 | ・20代が92.5% ・社会人経験がある若手層だけでなく第二新卒者の登録者もいる |
| 特徴 | ・第二新卒を含む20代中心の若手採用に特化した求人サイト ・掲載順位は掲載プランに関係なく「新着表示」「準新着表示」「新着以外」の順で表示 ・Web面接機能により遠隔地に住む求職者との面接が可能 ・スカウト機能あり、50通~利用可能 |
| 見積もり・提案 | ▶Re就活のお見積もり・提案依頼 |
ダイレクトリクルーティングにおすすめの求人媒体5選
ダイレクトリクルーティング型の求人媒体とは、求人掲載をするだけではなく、企業側が媒体に登録している転職者の履歴書を確認し、自社に合う候補者に個別にメッセージを送るなどのアプローチができるスカウト型の求人サービスのことです。
即戦力となる質の高い営業人材の採用に特に向いており、スキルや経歴が優れた候補者へ企業が直接アプローチできる機能が重視されています。
これにより、ミスマッチを減らし、採用効率を高めることが可能です。
1.BizReach(ビズリーチ)
BizReach(ビズリーチ)は独自の審査を通過した優秀な人材のみが登録しているダイレクトリクルーティングサービスです。
経営幹部や管理職、専門職、次世代リーダーといった多様な職種・業種のプロフェッショナルが多く、スタートアップ企業や事業拡大などによる即戦力人材の採用強化をおこないたい企業におすすめです。
| 料金形態 | システム利用料+成功報酬型:要問合せ |
| 登録者数 | 293万人(2025年4月末時点) |
| 登録者層 | ・30代から40代のミドル層が中心 ・各職種の即戦力人材が登録している |
| 特徴 | ・経営幹部・管理職・専門職など役職上位者採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービス ・独自の審査を通過した優秀な人材のみが登録している ・ヘッドハンターや人材紹介会社に公開していた国内最大級の即戦力人材データベースを直接検索できる ・スカウトメールはプランにより400通~1,600通送付可能 ・専任コンサルタントによる採用サポートあり |
| 見積もり・提案 | ▶BizReachのお見積もり・提案依頼 |
「dodaダイレクト」は日本最大級のスカウト会員データベースを活用したダイレクトリクルーティングサービスです。
営業やエンジニア系をはじめ、販売・バックオフィス職など多様な職種の経験者が登録しており、企業の採用ニーズに合った求職者へ直接アプローチ可能です。
また、募集職種は無制限で成功報酬も不要の初期費用型であるため、採用単価を削減しやすいメリットがあります。
| 料金形態 | 利用料:80万円~ |
| 登録者数 | 395万人 |
| 登録者層 | ・営業、販売、事務系職種をはじめ、エンジニア系職種の経験者が多い ・25歳から39歳が約50%、40歳以上のベテラン層は約40% |
| 特徴 | ・経験者採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービス ・居住地エリアを「○○県○○市」まで絞ることができるため、地方採用に強みがある ・募集職種は無制限かつ成功報酬費用は無料 ・スカウトメールはプランにより400通~2,000通送付可能 ・登録者の検索項目が多いため採用ミスマッチを防止しやすい |
| 見積もり・提案 | ▶dodaダイレクトのお見積もり・提案依頼 |
3.エン転職ダイレクト
エン転職ダイレクトは、約413万人の会員データを保有するダイレクトリクルーティングサービスです。
同職種で5年以上の経験を持つ即戦力人材が登録者の53%を占めており、20代から30代の若手即戦力人材の採用に強い特徴があります。
また、登録者の経験職は営業や金融系、コンサルやクリエイティブ職など多岐に渡り、専属CSによるサポートもあるため、ダイレクトリクルーティングの導入がはじめての企業におすすめです。
| 料金形態 | 利用料:80万円~ |
| 登録者数 | 413万人 |
| 登録者層 | ・20代から30代の若手層を中心に幅広い世代が登録 ・同職種を5年以上経験している人材が多い |
| 特徴 | ・若手経験者採用に強みがあるダイレクトリクルーティングサービス ・専属CSによるサポートが充実しているためダイレクトリクルーティングサービスがはじめての企業におすすめ ・スカウトメールの返信率や応募率を高めるためにリクルーターの顔写真・氏名・プロフィールを開示 ・期間に応じた利用料のみ、成果報酬費用は無料 |
| 見積もり・提案 | ▶エン転職ダイレクトのお見積もり・提案依頼 |
4.Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedlyは企業理念や文化に共感する人材とのマッチングがしやすい採用マーケティングツールです。
409万人のユーザー数を有しており、そのうち20代が40%、30代が33%と若手層が全体の73%を占めています。
中途採用だけでなく新卒採用時の活用も可能です。
| 料金形態 | 掲載課金型:36万円~ |
| 登録者数 | 383万人 |
| 登録者層 | ・20代から30代が約73% ・営業の割合は約20% ・学生の登録者数は10.5万人 |
| 特徴 | ・優秀な若手層へのリーチを可能とした採用マーケティングツール ・企業理念やカルチャーなど、自社への共感性が高い人材の採用に強み ・スカウトの平均返信率は20%と高め ・中途だけでなく新卒、アルバイト採用も可能 |
| 見積もり・提案 | ▶Wantedlyのお見積もり・提案依頼 |
5.ミイダス
ミイダスは、43万社が利用しており、大手企業からベンチャーまで多種多様な企業が導入しています。
転職希望者が求人を自分で探すのではなく、企業がプロフィールを見て直接スカウトする仕組みです。
正社員だけでなく、業務委託や短期契約など、さまざまな雇用形態の採用に適しています。
| 料金形態 | 要問い合わせ |
| 登録者数 | 111万人 |
| 登録者層 | ・20~30代が中心 ・早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学など有名私立大学出身者など高学歴が多い ・ITや技術職、営業、事務など幅広い職種が登録 |
| 特徴 | ・登録者のビジネスシーンにおける行動・思考の特徴、ストレス耐性、認知バイアスを元にスカウトメールを送れる ・ターゲット条件を一度設定すれば自動でスカウトメールの配信が可能 ・何人採用しても追加料金なし ・採用後の人材育成を支援するための教育コンテンツ(オンライン研修など)を提供 |
| 見積もり・提案 | ▶要問い合わせ |
- サポート体制が充実している媒体はdodaダイレクトがおすすめ!

求人検索エンジン型におすすめの求人媒体5選
求人検索エンジン型の求人媒体とは、インターネット上の求人情報を自動的に収集し、サイト内で一括表示・検索できるサービスのことを指します。
運用型の求人掲載なので成果課金で費用調整がしやすく、広範囲に求人を露出できるため、短期間で母集団形成しやすい点が特徴です。
このように、低コストで広範囲に求人を露出できるため、予算を抑えたい中小企業や知名度を高めたい企業におすすめといえるでしょう。
1.求人ボックス
求人ボックスは、「価格.com」や「食べログ」を運営する株式会社カカクコムが提供する国内最大級の求人検索エンジンです。
求人情報の無料掲載が可能で、露出を高めたい企業におすすめです。
また、急募時や採用が難しい職種の採用時などは、有料プランを利用して求人情報の露出を高めることができ、採用コストを柔軟にコントロールできます。
| 料金形態 | 有料掲載:クリック課金制/1クリック25円~ |
| 登録者数 | 月間ユーザー数1,000万人 |
| 登録者層 | ・20代後半から40代前半が中心 ・関東在住者が30%、次いで近畿、中部・北陸、北海道・東北在住者が多い |
| 特徴 | ・カカクコムが運営する、国内最大級の求人検索エンジン ・求人ボックス内に投稿された求人情報だけでなくdodaやリクナビNEXTなどの求人サイト、企業の採用ホームページ、ハローワークなどの求人情報を一括検索可能 ・シンプルかつ高い機能性により求人作成から掲載までが簡単におこなえる ・さまざまな雇用形態の募集に対応可能 |
| 見積もり・提案 | ▶求人ボックスのお見積もり・提案依頼 |
2.スタンバイ
スタンバイは月間700万人以上*¹が利用し、1,000万件(2024/1/25時点)を超える求人情報を掲載している求人検索エンジンです。
Yahoo!ユーザーへのアプローチが可能で、無料で求人掲載できます。
求人情報の露出を高めたいときは、クリック課金型の有料掲載がおすすめです。
*¹引用:スタンバイ公式HP(2024年3月)
| 料金形態 | 有料掲載:クリック課金型/1クリック20円~ |
| 登録者数 | 月間ユーザー数700万人 |
| 登録者層 | ・25歳から44歳を中心に幅広い世代が利用 ・正社員、パートアルバイトを中心に派遣社員、契約社員、業務委託での就労ニーズがある |
| 特徴 | ・Yahoo!ユーザーにアプローチ可能な求人検索エンジン ・無料で求人作成・掲載が可能で、全エリア・全職種・全雇用形態に対応 ・幅広い世代、職種、雇用形態の募集をおこないやすい |
| 見積もり・提案 | ▶スタンバイのお見積もり・提案依頼 |
3.Googleしごと検索
Googleしごと検索は「Googleの検索結果に求人情報を直接表示し、求職者が手軽に希望の求人を探せるサービス」です。
求人情報は無料で掲載でき、広告費を抑えながら多くの求職者にアプローチできます。
求職者の居住地に近い求人情報が優先的に表示されます。
| 料金形態 | 無料 |
| 登録者数 | 要問い合わせ |
| 登録者層 | 要問い合わせ |
| 特徴 | ・無料で求人掲載が可能 ・Googleの検索結果画面上部に表示されるため、求職者の目に触れやすく、自社求人の露出度が高まる ・求職者の位置情報をもとに、勤務地に近い求人が優先的に表示されるため、通勤しやすい求職者へ効率的に情報が届く |
| 見積もり・提案 | ▶要問い合わせ |
4.Careerjet(キャリアジェット)
Careerjet(キャリアジェット)は、世界130か国以上、28言語対応のグローバル求人検索エンジンです。
月間利用者は約80万人で、特に海外人材採用に強みがあります。
| 料金形態 | 要問い合わせ |
| 登録者数 | 要問い合わせ |
| 登録者層 | ・世界130ヵ国以上、28以上の言語に対応しており、グローバルな求職者にアプローチ可能 ・月間利用者数は約80万人 |
| 特徴 | ・130ヵ国以上に対応しているため、グローバル人材の採用に適している ・企業の採用ページや求人サイトを自動的に巡回し情報を集約 ・希望条件に合致した求人が掲載されると求職者にメール通知されるジョブアラート機能あり |
| 見積もり・提案 | ▶要問い合わせ |
5.Simply Hired
Simply Hiredは2005年に始まった求人検索エンジンです。
日本では知名度が低いですが、Indeedと連携し100以上の求人サイトの情報を集約し検索可能です。
無料掲載ができ、年収診断機能もあります。
| 料金形態 | 無料 |
| 登録者数 | 要問い合わせ |
| 登録者層 | ・月間ユーザー数は約10万人 ・幅広い職種に対応し、全国の求職者が利用 ・グローバルに展開しているため、外国人求職者も登録 |
| 特徴 | ・Indeedと連携し、求人情報は100以上の求人サイトに掲載 ・無料で求人掲載が可能 ・求人掲載や応募者管理が一元化されているため運用がしやすい |
| 見積もり・提案 | ▶要問い合わせ |
2.“営業職”はなぜ採用が難しいのか

そもそもなぜ営業職は採用が難しいのでしょうか。
理由は複数ありますが、「有効求人倍率の高騰」「求人媒体上で業務内容などを言語化しにくい」「選考において見極めが難しい」などが挙げられます。
詳しく解説していきましょう。
有効求人倍率の高騰

※doda転職求人倍率レポート(2025年7月)【最新版】
営業職採用が難しい理由の1つ目は、営業職の有効求人倍率がここ数年で高騰し続けているためです。
有効求人倍率とは、求職者1人に対してどれだけの求人があるかを示しており、採用の難易度を把握できます。
2025年1月時点での営業職有効求人倍率は約2.12倍であり、依然として求人ニーズが高い状況です。
背景には、エネルギー・コンサルティング・人材サービスなど営業職の増員ニーズが高い業界の動向や、市場拡大に伴う人材確保競争の激化があるでしょう。
今後も営業職の採用難度は高止まりが予想されます。
企業ごとに採用条件が異なる
2つ目に営業職の採用条件が企業ごとに大きく異なるためです。
その理由は、企業の業種・営業スタイル・顧客層・商材によって求めるスキルや人物像が異なります。
たとえば、同じ営業職でも「法人営業」「個人営業」「新規開拓型」「ルート営業」など業務内容に幅があり、それぞれで重視する経験や能力が変わります。
法人向けであれば論理的な提案力や組織対応力、個人向けなら親しみやすさや信頼構築力が重要視されるなど、「活躍できる人材像」は千差万別です。
仕事内容が伝わりにくい
3つ目に仕事内容が求職者に伝わりにくいためです。
営業と一口にいっても企業や扱う商材、営業スタイルごとに求められる業務範囲やスキルが大きく異なります。
業務では顧客との信頼関係構築、課題ヒアリング、提案、社内調整など多岐にわたる業務を担いますが、全体像や一日の流れ、成果までの道筋が求人票や説明会だけではイメージしづらいのが現状です。
仕事内容が伝わりにくいと自分に合った仕事なのかイメージがしにくく応募を躊躇してしまう求職者も一定数出てきます。これにより母集団形成に影響を及ぼし、結果的に採用が難しいと感じる原因になってしまうのです。
実績とポテンシャルの見極めが難しい
最後に「実績」と「ポテンシャル(将来性)」の見極めが難しいためです。
前職での営業実績や数値目標の達成度など定量的な指標は比較的分かりやすいものの、それが新しい環境・商材・顧客層でも再現できるかは未知数です。
特に未経験・若手人材を採用する場合は、売上や契約件数といった“見える実績”の指標がないことが多く、自ら動いて成果を出せる主体性や学習意欲、営業思考、人間力といった“ポテンシャル”を正しく見抜くのは難しいでしょう。
そのため、まず自社で求める営業職のスキルや役割、ターゲットとする求職者層をしっかり整理し、求める人物像に合った求人媒体を選ぶことが重要です。
選んだ媒体の特性や利用者の属性を理解し、その媒体に合った表現で求人内容を工夫することで、求職者に自社の営業職の魅力や具体的な仕事内容が伝わりやすくなり、ミスマッチを減らし採用成功に近づけることができるでしょう。
営業職は、未経験者や若手層から経験豊富なハイキャリア層まで幅広く存在します。
求職者の特性やニーズ、求める情報は異なるため、それぞれの層に適した求人媒体を選ぶことが重要です。
例えば、未経験や若手は成長環境や研修内容を重視する傾向があり、そのような情報を届けやすい媒体が効果的です。
一方で、ハイキャリア層は待遇やキャリアアップの機会、専門性を重視するため、特化した媒体やスカウト型の採用手法が適しています。
このように、採用したい人材の特徴に合わせて媒体を使い分けることで、効果的な採用活動を実現することができるでしょう。
3.2025年最新!営業職採用の今後の予測

営業職の採用市場は、テクノロジーの急速な進化や求職者の価値観・行動の変化によって大きく変わりつつあります。
これから採用する企業も、この市場の流れを理解することで、採用戦略の全体像がつかみやすくなり、適切な求人媒体の選択や効果的な採用活動に取り組めるでしょう。
ここでは、最近注目されている採用トレンドと、今後の市場予測をわかりやすく解説します。
最新の採用トレンドに関する情報
営業職の採用市場は常に変化しており、優秀な人材を確保するためには最新の採用トレンドを理解し、柔軟に対応することが重要です。
ここでは、これからの営業職採用に役立つ採用手法のトレンドについてお伝えします。
ダイレクトリクルーティング
求職者の仕事探しの方法も、ひと昔前とは異なり多様化し、情報過多となり、企業側は、待っているだけでは良い人材に出会いにくい状況です。
こうした背景から、企業の採用条件にあった人材に直接アプローチする「ダイレクトリクルーティング」の需要が今後より一層高まっていくでしょう。
この手法は、企業から直接求職者にスカウトメールを送れるため、採用したい人材に自社の求人を効率よく届けることができるため、一次選考を省略できるなど、選考の効率化やコスト削減も実現しやすく、近年活用する企業様が増えています。
スカウト文面の作成などの工数はかかりますが、その分無駄な応募者管理を省くことができるなどの利点もあり、採用を効率化したい企業はダイレクトリクルーティングを主軸にしていくケースも増えていくかもしれません。
SNS
若年層や第二新卒など若手採用では、InstagramやX(旧Twitter)、YouTubeなどのSNSが企業のブランディングや採用情報発信の重要な場となっています。
求職者はSNSで企業の雰囲気や社員の声を重視するため、単なる求人掲載以上に動画やストーリーで魅力を伝えることが大切です。
SNSは情報発信だけでなく、求職者と直接コミュニケーションを取ることもできるため、応募意欲を高めることもできるでしょう。
このように、企業イメージの向上と採用力強化を同時に実現させることができるなど、SNSの重要性は日に日に増しています。
今後の採用活動においてSNS活用はなくてはならないツールの一つといえるでしょう。
オンラインイベント型採用
コロナ禍で広まったオンライン合同説明会やWEB面談、1Day選考会などのオンラインイベントは、地域や時間の制約を超えて多くの求職者に効率よくアプローチできる強力な方法です。
遠方の候補者も気軽に参加でき、採用活動全体の効率化につながります。
また、説明会に加えワークショップや社員交流会、社風紹介など多様なコンテンツを用いることで、応募前のミスマッチを防ぎ、応募意欲を高める効果もあります。
今後の予測
営業職の採用環境は絶えず進化を遂げており、求人媒体の多様化やテクノロジーの発展により、その選択肢は年々増え続けています。
ここでは、営業職採用の今後の市場動向に関する予測をお伝えしていきます。
求人媒体の多様化とAIマッチング進化
求人媒体の数は年々増加し、多様化が一層進むと予想されます。
これに伴い、AIを活用した人材マッチング技術や自動選考システムの導入も加速していくでしょう。
AIは求人票と求職者のスキル・志向・行動履歴を分析し、最適な組み合わせを提案することで、選考の効率化と採用の質向上を同時に実現しています。
この進化により、採用担当者は大量の応募者データに振り回されることなく、より戦略的な判断に集中することができるようになるでしょう。
その他にも今後は、多様化する価値観やスキルセットへの対応力も高まるため、適性検査や面談の補助ツールとしての機能も充実していくと予測されています。
応募から内定までの時間短縮とミスマッチを減らす質の高い採用ができるようになり、企業の競争力強化を大きく後押しすると期待されるでしょう。
動画やライブ配信を使った求人広告の進化
近年、求人広告の表現方法は大きく進化しており、動画やライブ配信を活用した採用マーケティングが急速に浸透しています。
動画コンテンツでは、文字情報や写真以上に、実際の職場の様子や社員の生の声を伝えることが可能です。
これにより、求職者は企業文化や働く環境、チームの雰囲気をリアルに感じ取りやすくなり、応募意欲の向上やミスマッチの軽減につながる効果が期待されています。
また、ライブ配信では、リアルタイムでの質疑応答や社員との交流が可能となり、双方向コミュニケーションを通して求職者との距離を縮めることもできるようになるでしょう。
これらの手法は若い世代を中心に支持されており、今後も動画とライブを組み合わせた求人情報発信が主流になると予測されます。
このような手法は、企業の魅力をダイレクトに伝えるための強力なツールとして、採用活動における重要性が増していくでしょう。
4.まとめ
営業職の求人媒体は、母集団形成型からダイレクトリクルーティング型、求人検索エンジン型まで多様化しています。
変化の激しい採用市場に対応するには、自社の採用ニーズや予算、求めるターゲット層に合わせて最適な媒体を選び、効果的に活用することが重要です。
さらに、AIの活用や動画、オンラインイベントなど最新の技術や手法も積極的に取り入れると、採用効率や質が向上します。
採用担当者は情報収集や戦略のアップデートを継続し、柔軟かつ戦略的な採用活動を心がけることで、優秀な営業人材確保に成功できるでしょう。
圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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