第二新卒採用とは?採用ノウハウをわかりやすくご紹介

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第二新卒採用

第二新卒採用とは?採用ノウハウをわかりやすくご紹介

新卒採用をおこなっている企業は多いかと思いますが、一方で「母集団形成がうまくいかない」「内定者数が目標数に達していない」など、新卒採用に課題を抱えている企業の声を良く耳にします。では、社会人経験がある第二新卒と呼ばれる若手採用状況はどのような状況なのでしょうか。
そこで本記事では
・第二新卒採用の現状
・第二新卒採用のメリット・デメリット
・第二新卒採用の採用手法
についてご紹介します。
 

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1.第二新卒とは?

第二新卒 とは第二新卒採用の言葉が初めて世に出たのは1990年で、バブル経済期に就職情報誌の編集者が造語したともいわれています。

好不況の波を受け続けた言語ともいえ、今では採用手法のひとつとして数えられるほど主流です。

1-1.第二新卒の定義

第二新卒とは、卒業して一度は就職したものの、1~2年ほどで退職してしまった若手の求職者のことをいいます。

就職活動が上手くいかずにそのまま卒業してしまった既卒生もここに入ります。

 

とはいえ、企業により第二新卒の定義を独自に設けていることもあるため、一概に「いつまでが第二新卒」と明確に言い切ることが出来ないのが実情といえます。

大手企業に入社したけれど、働きがいや将来のキャリアを求めて中小企業に転職するなど、仕事へのやりがいを渇望する多くの若者がこの第二新卒採用を使い転職活動をしています。

中途採用の中に第二新卒採用という市場が生まれ、今では第二新卒という言葉は採用業界で定着しており、大手企業でも第二新卒採用をおこなっている企業が増加中です。

 

2.第二新卒採用の現状

第二新卒採用 現状ここでは、第二新卒採用の現状に関して解説していきます。

2-1.第二新卒採用の実施状況

未経験採用を実施している企業の割合について、ネオキャリアで実施した「20代の若手未経験採用状況」に関するアンケート結果を参考にみていきます。

20代若手未経験採用を実施している企業は、全体の49%に上る結果となりました。

各企業、自社の未経験人材の確保に向けて取り組んでいることがわかります。

 

そのほか詳しい調査結果は、下記資料よりご確認ください。

2022年10月版20代未経験採用状況に関する調査レポート

20代未経験採用状況に関するレポート

独自に調査をおこなったレポートとなります。

未経験採用を検討しようとお困りの担当者必見!「20代の若手未経験採用状況」に関するアンケートは以下の資料請求ボタンからダウンロードできます。

3.第二新卒採用のメリット・デメリット

第二新卒採用 メリットでは実際にどのようにして第二新卒を採用していくのでしょうか。

ここでは、その採用手法についてご紹介します。

3-1.第二新卒採用のメリット

では、第二新卒採用のメリットからご紹介します。

新卒採用のスケジュールと被らない

新卒採用は一般的に一括採用ということもあり、採用スケジュールはある程度決まっています。

最も忙しい期間は就職活動が解禁される3月頃から内定出しの6月頃になります。

 

一方で、第二新卒は中途採用枠のため通年採用の形が取られています。

いくつかの業務を兼任しているなど、人事体制が十分に整っていない企業の採用担当者にとっては、採用業務を時期に応じてわけられることは純粋にメリットとして捉えています。

新卒採用と同じくポテンシャル採用になる

株式会社マイナビ「マイナビ転職 中途採用状況調査」概要によると第二新卒採用をする基準として、最も大きな要因が「入社意欲の高さ(41.5%)」です。

続いて、「一緒に働ける人材か(36.5%)」、「社内と合いそうな人柄か(33.7%)」になります。

第二新卒採用は中途採用の枠となりますが、ほとんどの企業の採用担当者は若手社員として一緒に働けるかどうかを見ています。

「経験の浅い第二新卒でも自社で育てるから問題ない」という判断であれば、新卒採用と同じようにポテンシャル採用をすることができます。

3-2.第二新卒採用のデメリット

次に、第二新卒採用のデメリットについて紹介します。

新卒採用と似通った採用手法にはなりますが、細かい部分で注意するポイントが2点あります。

明確な採用基準と教育方針を立てることが必要

採用基準

第二新卒採用自体、新卒採用と比べて人材の層とスキルが広くなります。

新入社員研修などといった教育コスト削減のために、ある程度社会人経験を積んできた人を採用するのか、それとも自社でしっかり育てるので社会人経験のない既卒の人を採用するのか、あらかじめ第二新卒のどのような層をターゲットにするのか自社内で明確に定義しておく必要があります。

人事制度

採用後の処遇についてもしっかりと整えていく必要があります。

例えば給与面を新卒枠とするのか、中途枠とするのかなども考えていく必要があります。

「社会人経験のまったくない人」と「1、2年間しっかりと働いて退職した人」ではスキルに大きな違いがあります。

既存社員とのバランスを上手く作れるような制度設計を整えていきましょう。

中途採用よりも手厚く面接

中途採用と比べて第二新卒採用はスキル面のみで判断しません。

そのため、ポテンシャル面を見ていく必要があります。

自社に入って意欲的に働いてくれそうかなどを見極めるためにしっかりとコミュニケーションをとることが必要です。

 

CHECK!

面接で聞いておくべきポイント
・職種に対してこだわりがあるかどうか
・転職に対する本気度
・転職で望む条件

4.第二新卒採用の採用手法

第二新卒採用 採用手法では実際にどのようにして第二新卒を採用していくのでしょうか。

ここでは、その採用手法についてご紹介します。

4-1.第二新卒採用特化の人材紹介会社を活用する

人材紹介会社でも第二新卒に特化している会社が増えています。

人材紹介会社では、各社独自に集客をおこなっているので、求人広告に載せているだけでは出会えない人材と出会うことが出来ます。

企業が直接的に人材を探す必要がなくなるので、採用にかかる負担が軽いというのが特徴です。

また、求職者自らこの人材紹介サービスの中で自分の理想に合った募集を見つけて企業に問い合わせをしてくることもあるので、採用活動に適したプラットフォームともなっています。自社にマッチした人材紹介会社を探すのもひとつの手段です。

 

4-2.第二新卒採用特化の合同説明会や求人広告を活用する

近年の中途求人広告では「第二新卒特集」を組んでいることもあるので、それらを参考にしながら活用するようにしましょう。

まずは求人広告を出すときに、求人票などに「第二新卒歓迎」と書くだけでもプラスにはたらくはずです。

合同説明会や転職イベントなどには20代限定というものや、第二新卒のみを対象としたイベントがあります。

 

企業にとってはより効率的に若手社員へアプローチすることができるため、おすすめです。

4-3.大学のキャリアセンターにいく

大学にあるキャリアセンターは、基本的には在籍してる大学生向けのサービスです。

しかし、実は卒業してから3年までは卒業者でも活用することができます。

 

新卒や中途と比較すると、第二新卒専門の求人メディアなどがあまり多くないことから、就職先の情報を求めて母校へ相談することが多くあります。

キャリアセンターへ「第二新卒を募集しています。もし良い人がいたら是非紹介してください」とあらかじめ関係性をつくっておくことは重要です。

新卒採用などすでにつながりのある大学があれば、1度訪れてみてはいかがでしょうか。

5.第二新卒採用におすすめサービス3選

第二新卒採用 おすすめここでは、第二新卒の採用に役立つサービスをご紹介します。

5-1.【人材紹介】Liber Career(リーベルキャリア)|10代20代が選ぶ就職転職満足度NO.1!

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Liber Career(リーベルキャリア)は、10~20代求職者が選ぶ就職・転職満足度No.1の人材紹介サービスです。
18歳~28歳の転職・就職支援実績は22,500人以上となり、その内就業経験なしの求職者への転職・就職支援実績は10,000人を突破しています。
また、利用企業は累計3,500社を超え、成果報酬型サービスのためコストに関するリスクを抑えることが可能です。
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7-2.【求人広告】エン転職|会員数600万人以上、20代の若手ユーザーが多い求人広告

 

エン転職

「使いやすさ」No.1の求人広告で、日本最大級の会員数を誇る「エン転職」の登録者数は900万人以上

34歳以下の割合が約70%と、若手採用に最適な求人広告です。

大型プロモーションの実施により、毎月7万人以上の新規会員獲得に成功しています。

 

また、スマホユーザービリティが業界No.1と若手層から高い支持を獲得しているのもエン転職の大きな強みです。

特徴

●日本最大級の会員数を保有する総合求人広告

●LINEキャリアに同時掲載されるなどの特典あり

●会員の7割以上が35歳以下の転職コア層で、割合は主要求人広告の中ではNo.1の実績

7-3.【求人広告】Re就活|会員数の9割以上が20代の第二新卒特化型広告!

 

Re就活

Re就活は日本で唯一20代を専門とする中途採用の求人広告で、会員数は150万人を超えます。

社会人経験があり、ステップアップなどを考えている「ヤングキャリア」層や「第二新卒・既卒」層など、「20代若手人材」のみをターゲットに絞り、集客していることが特徴です。そのため、ほかの求人広告では採用が難しいとされる「伸びしろのある20代若手」にアプローチが可能です。

特徴

●20代の採用に特化

●中堅・中小・ベンチャー企業が求める若手人材が集まる

●「ヤングキャリア」「第二新卒」にターゲティング

●求人広告史上初のWeb面接機能搭載し、日程が合わない求職者や地方の求職者との面接を可能に

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

近年、売り手市場であることから、若手の採用手段として第二新卒が注目されており、中途採用ではあるが、ポテンシャル面も評価するので基準を明確にして見定める必要があります。

 

また、新卒採用と同様に注力することで、将来の幹部候補となるような方も採用できるかもしれません。

「第二新卒採用って言葉はよく聞くけど、結局どうしたらいいの?」と思っていた採用担当者も多かったのではないでしょうか。

本記事が自社を中長期的に発展させる一助としていただけますと幸いです。

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この事例・記事に関わった営業担当

元人事の経験をもとにいつでも頼れる存在に

人事を約2年経験後、2016年より人材紹介サービスを活用した企業様のご支援をさせていただいております。話題の人材紹介ツールやトレンドをわかりやすくお伝えすることが得意です。

名前

保宗/人材紹介領域

得意領域
  • 採用市場のトレンド

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