【2022年度|中途採用動向をレポート】求職者が転職において重視することとは?

【2022年度|中途採用動向をレポート】求職者が転職において重視することとは?

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更新日:

中途採用

いま、採用難に売り手市場の環境下で中途採用に力を入れる企業が増えています。

さまざまな要因が入り乱れる中、どの企業の採用担当者様も、中途採用の難易度も高まっていることを身にしみて感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、この中途採用が活況となっている背景転職層の特徴、とくに激戦になることが予想される業界・分野を探ってみました。

また、本記事では、転職者が転職活動で活用するサービスについて求めることが分かるデータもご紹介します。

中途採用の動向と状況を掴んで、採用活動のヒントにしていただければ幸いです。

 

中途採用労働市場レポート

資料概要

■2020年におこった3つの変化■

①外部環境の変化
②経験者採用へのシフト
③働き方の変化

■2021年に取りくむべきこと■
①⻑期の⾒⽴てを⽴てる
②手法の選定
③多様な働き方を受け入れられる組織体制を作る

1|コロナ渦でも中小企業は中途採用需要を維持

2021年度の中途採用見通しは中小企業は堅調です。

リクルートワークス研究所によると、従業員規模別で比較したさい大手企業で「減る」の割合が大きい傾向にありました。

従業員規模1000人以上企業では、1000人未満の企業と比べて、「増える」が「減る」を大きく下回りました。(「増える」-「減る」のポイントが-3.9%ポイント)。

一方で5~99人の中小企業は、+4.3%ポイントと中途採用を増やす見通しです。

中小企業は2020年度上半期実績でも確保できなかった企業が多かったことを考慮すると、コロナ禍とはいえ
中途採用需要は高いと思われます。

■従業員規模別 2021年度 中途採用見通し

参考:2018年度の中途採用実績(対前年増減率)

 

いま、コロナ渦の中で、なぜ中途採用への注目度が高まっているのでしょうか。

その背景や理由を探っていきたいと思います。企業のビジネス環境の変化だけでなく、採用市場や労働者の価値観の変化からの影響も考えられるようです。

1-1 人材にコストをかける余力がない

少子高齢化が進み、かつ日本の人口が減っていることもあり、日本の労働市場は縮小傾向にあります。

グローバル展開や新しい事業、さらには時代の流れに沿ったIT技術のキャッチアップ。そして、国内・世界との競争は激化し、大きな業績向上の見込めない状況が続いています。

多くの企業が、人材を育てている時間やお金がない…という状況に陥っており、即戦力となる人材の確保を求めています。

1-2 グローバル体制(多様性)強化の必要性

新卒の人材は、能力も個性もほぼ一律です。それが新卒採用のメリットでもあります。しかしながら、国内市場の縮小や人材不足が深刻化する中でも、国内の企業にはグローバル体制が求められます。

すでに、そうするかしないかの是非の問題は通り越し、不可欠な時代です。

世界のニーズを捉え、世界に高価値を提供するには、さまざまな知識と経験と価値観を持った人材が集結する必要があるのです。

日本は、歴史的慣習も影響し、比較的、同じような考え方を持つ社員の集まる企業が多いようです。

これは、統一感が保ちやすく悪いことではないのですが、多様性という部分がどうしても欠けてしまいます。

多様性の必要性に気づき始めた企業がいま、さまざまな経験をもつ転職者を受け入れ始めているのです。

1-3 働き方の多様化で人材の流動が激化

表:年齢階級別転職者および転職者比率の推移

最近では人材確保のための取り組みとして、勤務時間勤務場所の条件柔軟化する企業が増えました

売り手市場である現在において、働き方が多様化していることで労働者の転職ハードルを下げています。

これは企業側からすると、人材を取り込める確率を高めることになっていますが、一方で、同時に自社人材が流出するリスクも高まめてしまっているともいえます。

また、売り手市場の波はベテラン層にも及んでいます。ベテラン層の補充は未経験者で満たすことは難しいため、少なくとも同等レベルの優秀人材が求められるのです。

1-4 労働者の就業価値観の変化

ミレニアル世代が企業の中堅・リーダー職を担うことも少なくない現在。社会環境の変化は、人々の生活環境を変え、労働者全般の仕事に対する価値観をも変化させています。

仕事を最優先にしてくれる世代は、退職期を迎えてしまっているようです。社会の多様性は、個々の生活や価値観の多様性を生んでいます。

昔のように誰もが持つ画一的な価値観はもう存在しないのかもしれません。

現職で活躍している人たちは、ワークライフバランスをとても意識するようになりました。どちらかというと、仕事より自分や家族などプライベートを重視する傾向の高まりが見られます。

いまは、デジタルを活用すれば、どんな場所でも何らかの形で働けるという雇用環境があります。働き方の多様化が、ひとつの仕事の求心力を失わせているのかもしれません。

2|ポジティブな転職志向が高いのはどの職種?

マイナビで、職種別の転職ポジティブ度の調査結果を公表しています。回答しているのは20~35歳の正社員3,000人です。

16種の職種別に、転職における12個のポジティブ項目について同意できるものを回答するアンケートとなっています。

転職ポジティブ設問項目(対象12項目)
・転職は収入が増える・転職はこれまでの経験が活かせる
・転職は新たな仕事を習得できる
・転職は人間関係を新たに構築できる
・転職は簡単
・転職はやりたいことができる
・転職は前向きな行動である
・転職活動は簡単だ
・転職は(バリバリ)仕事ができる
・転職はポジティブな印象を持たれる
・転職経験は有利
・転職は周りの人が喜ぶ
  引用:https://careerlab.tenshoku.mynavi.jp/report/report-6790/

ランキング1位:保育・教育・通訳
保育・教育・通訳といった職種に携わっている回答者が、転職により前向きであると考えられます。各項目の中で首位獲得数は3項目で「収入が増える」「転職は前向きな行動」「バリバリ仕事ができる」という項目でした。

ランキング2位:企画・経営
企画・経営といった職種においては、「転職活動は簡単」「転職は新たな仕事を習得できる」「転職はポジティブな印象をもたれる」「転職は簡単」という4項目において首位を獲得しています。

ランキング3位:医療・福祉
医療や福祉といった職種では、「経験が活かせる」という項目で首位の結果が出ています。

Q. 求職者が転職において重視することとは?

まずは、20~40代が、転職の転職理由をみていきましょう。人事のミカタの『転職者心理』では、以下のような結果が出ています。

転職理由(20~40代)

20代の転職理由ランキング
1位 給料が低い 48%
2位 やりがい・達成感がない 43%
3位 業界・会社の将来性に不安がある 30%
4位 人間関係が悪い 25%
5位 残業・休日出勤など拘束時間が長い 28%
6位 自分の成長が止まった・成長実感がない 26%
7位 評価・人事制度に不満がある 19%
8位 社風や風土が合わない 21%
9位 待遇(福利厚生)が悪い 18%
10位  自分の体調が悪くなった 17%
11位  他にやりたい仕事ができた 18%
12位  結婚・出産・介護など家庭の事情 9%
13位  不本意な異動・転勤をした 6%
14位  その他 5%
30代の転職理由ランキング
1位 給料が低い 43%
2位 やりがい・達成感がない 39%
3位 業界・会社の将来性に不安がある 34%
4位 人間関係が悪い 25%
5位 評価・人事制度に不満がある 25%
6位 自分の成長が止まった・成長実感がない 24%
7位 残業・休日出勤など拘束時間が長い 23%
8位 社風や風土が合わない 20%
9位 待遇(福利厚生)が悪い 18%
10位  自分の体調が悪くなった 13%
11位  結婚・出産・介護など家庭の事情 12%
12位  他にやりたい仕事ができた 9%
13位  その他 8%
14位  不本意な異動・転勤をした 7%
40代の転職理由ランキング
1位 給料が低い 38%
2位 やりがい・達成感がない 37%
3位 業界・会社の将来性に不安がある 30%
4位 人間関係が悪い 25%
5位 評価・人事制度に不満がある 23%
6位 社風や風土が合わない 18%
7位 残業・休日出勤など拘束時間が長い 17%
8位 自分の成長が止まった・成長実感がない 17%
9位 待遇(福利厚生)が悪い 14%
10位  自分の体調が悪くなった 12%
11位  その他 12%
12位  不本意な異動・転勤をした 10%
13位  他にやりたい仕事ができた 7%
14位  結婚・出産・介護など家庭の事情 5%

出展:人事のミカタの『転職者心理』

どの年代でも「給与」「やりがい・達成感がない」「業界・会社の将来性に不安がある」という理由での転職が多いようです。

転職する際に重視するポイント
転職先を選ぶ際に重視するポイント(20~34歳の男女)
1位 仕事内容  82%
2位    勤務地 81%
3位    事業内容 76%
4位 給与・年収   73%
5位 社風 71%
6位 休日 69%
7位 業界 68%
8位 企業の将来性 60%
9位 オフィス環境 55%
10位  社会貢献度 51%
11位  裁量の大きさ 51%
12位  ビジョン 50%
13位  上司・同僚 47%
14位  企業知名度 46%
15位  評価制度 43%
16位  事業戦略 32% 

※パーセンテージは重視している求職者の割合 
出展:人事のミカタの『転職者心理』

 

第2章で確認した転職理由では給料を理由に転職をしている人が多いですが、実際に転職先を決める際には、給与よりも「仕事内容」「事業内容」などを優先する傾向にあることがわかります。

3|今、世の中の求人ニーズはどこにある?

 具体的には、どのような業種・職種に求人ニーズが集まっているのでしょうか。

dodaの転職市場予測2020上半期の統計』では、近年に引き続いて、ITエンジニアや販売・サービス職への求人ニーズが高いと分析されています。

近年は、多くの企業が自社内ITインフラの強化に留まらず、多国籍展開やマーケティングなど、事業のあらゆる側面においてデジタル化、自動化、IoTやAIの活用に迫られています。

次々に生まれる新技術に対応でき、かつ高度な専門知識を持った優秀なIT人材は引く手あまた、また、かなり不足している現状も否めません。

さらにITがビジネスに浸透度を高める中、IT分野に留まらないIT人材ニーズも生まれています

製造や小売・物流の分野ではサプライチェーンとの協働で、効率化を進めている企業も増えました。

ビッグデータを頼りに事業展開や戦略を進める企業も多くなっていますよね。

そのため、そのデータを分析し、事業に活かせる人材も必要です。営業、販売、サービス提供など事業を進めるさまざまなフェーズでIT技術は不可欠。

現在、次々に生み出されている新しいビジネスモデルや顧客への価値のほとんどが、IT技術がもたらしているといっても過言ではないでしょう。

ITの専門知識プラス、業界や職種に精通したITエンジニアが必要とされているのです。

4|求職者が転職活動に求めるものは?

では、求職者は、ハードルの低くなった転職活動にどのようなことを求めているかを見ていきます。『転職労働者に対して厚生労働省がおこなった調査があります。

多くの転職者は、何らかの人材サービスを活用していると考えられますが、その選択肢がとても広いことが、現在の転職市場の特徴です。

以下は、転職に際して活用するサービスに求めることは?という質問に対し、求職者が複数回答したものです。

アンケートの結果で、選択数の多かったものから順に5つの項目を並べてみます。

転職先を選ぶ際に重視するポイント(20~34歳の男女)
・安価(又は無料)のサービス
・豊富な求人企業情報を活用したサービ ス
・短期間での転職活動に対応できる迅速性のあるサービス
・正社員、アルバイ ト、派遣など多様な 就業形態に対応できるサービス
・特定の職種に特化した専門サービス

冒頭でご紹介した「中途採用が注目されている背景要因」とも一致する部分が多く見られます。

転職者が求めていることを満たすサービスを辿ってみると、転職者にリーチできる可能性も高まるのではないでしょうか。

 

【無料資料配布中】中途採用に最適な方法って何?

中途採用をおこないたいが自社に一番あった手法がわからない。各それぞれの手法の特徴や料金相場ってどれくらいか知りたい。

という方には、「中途採用手法選び方ガイド」がおすすめです。

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5|おすすめの中途採用媒体をご紹介!

以下では9つのおすすめ中途採用媒体をご紹介します。それぞれの媒体に特徴や、強みがあるため、自社のニーズにあった媒体を選ぶようにしましょう。※資料請求もできます。

マイナビ転職:「マイナビ」というブランド力を生かした転職サイト

 

特徴
・全国各地の求人を取り扱う日本最大級の転職サイト
・オリコン日本顧客満足度ランキング転職サイトNo.1
・登録者の多くが若手であり、若手採用に強い
掲載件数9,792件
更新日

火曜日・金曜日

 

エン転職:日本最大級の会員数を誇る中途求人サイト

特徴
・転職口コミサイトと連携しており、20代の若手層の採用に効果的な求人サイト
・選考中の工数やストレスを軽減するための機能が多数
・業界No.1のスマホユーザビリティ
掲載件数4,675件
更新日

月曜日・木曜日

doda:圧倒的な求人数を誇る転職サイト

特徴
・業界最大級の求人数
・IT・ものづくりエンジニアに強み
・エージェントサービスとの同時並行にすることで手厚い求職者フォロー
掲載件数61,990件
更新日

月曜日・木曜日

 

@type:エンジニア採用なら

特徴
・エンジニア職からの認知が高く、エンジニア集客のための独自の集客を実現
・ワンプライスで2原稿搭載できるため、高いコストパフォーマンス
・スキルや性格など、多面的なマッチング機能
掲載件数2,188件
更新日

火曜日・金曜日

 

イーキャリア:ソフトバンクグループが運営する転職サイト

特徴
・オンライン面接機能など採用の効率化を実現できる機能が多数
・掲載中の修正は何度でも無料で可能
・圧倒的コストパフォーマンス
掲載件数16,015件
更新日

毎営業日

 

女の転職@type:女性の採用に特化した転職サイト

特徴
・女性の正社員、契約社員採用に強み
・女性目線の切り口からの転職紹介
・求職者の情報と企業が求める人物情報を自動マッチングする機能の搭載
掲載件数1,517件
更新日

火曜日・金曜日

 

Re就活:20代の採用に特化した求人サイト

特徴
・20代の若手人材獲得に強み
・登録者の約7割が社会人としての職歴あり
・パソコンやスマートフォンで面談ができるWeb面談機能の搭載
掲載件数811件
更新日

毎営業日

 

Green:IT/Web業界の中途求人なら

特徴
・IT、Web業界のベンチャー企業の採用に強み
・成功報酬型による掛け捨てリスクの低減
・スカウト機能、ダイレクト・リクルーティング機能によって優秀な人材への直接アプローチ
掲載件数14,917件
更新日

個別にお問い合わせください

 

6|さいごに

超売り手市場の現在において、ほとんどの企業の採用担当者は採用難でお悩みのことと思います。

労働人口の低下や企業が求める人材の高度化などさまざまな要因が絡む今、一つの対策では解決はできません。

 

採用難だからこそ、自分たちがどのような人物を求めるのか、なぜ必要と感じるのかを見直してみてはいかがでしょうか。

自社採用の本質を深めるいい機会になるかもしれません。

 

本記事では、「採用難の原因」や「中途採用の動向」をお伝えしました。ビジネス環境や、企業の採用に関する環境は日々変化しています。

また、労働者(転職者)の価値観や求めることもこれからどんどんと変わっていくでしょう。採用担当者は、常に最新の動向をキャッチアップしながら、接点を見出していく必要があります。

本記事が貴社の有効な中途採用のために少しでもお役に立てたら幸いです。

中途採用労働市場レポート

資料概要

■2020年におこった3つの変化■

①外部環境の変化
②経験者採用へのシフト
③働き方の変化

■2021年に取りくむべきこと■
①⻑期の⾒⽴てを⽴てる
②手法の選定
③多様な働き方を受け入れられる組織体制を作る

この事例・記事に関わった営業担当

圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート

2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。

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