ネオキャリアで取り扱う5つの就職サイトを徹底比較!自社に最適な就職サイトの選び方
新卒採用
新卒採用で優秀な人材を獲得するために必要なことは、多くの学生と接点をもつことにあります。
そのためには学生が登録している「就職サイト」を最大限に活かすことが必要不可欠だと言えるでしょう。
そこで、この記事では新卒採用の就職サイトの比較をまとめました。5分ぐらいで読めるため、ぜひ最後までお読みください。
本記事では
・就職サイトの使い方
・就職サイトの選び方や種類
・就職サイトサービス紹介
についてまとめています。
目次
1.就職サイトの使い方
1-1.就職サイトを使ってできること
就職サイトは、新卒採用をする上でもっとも取り組みやすい採用手法といえます。
ここでは、「就職サイトを使ってできること」についてご紹介します。
- 就職サイトを使ってできること
- ・企業情報を開示することができる
- ・特集や先輩社員情報などを学生にアピールできる
- ・企業ホームページへ誘導できる
- ・インターンシップの案内を送れる
- ・企業説明会の案内を送れる
- ・選考の案内ができる
優秀な学生と出会うためには、まず自分の会社を知ってもらう必要があります。
企業を選ぶ際、「自分がやりたいことができる会社」よりも「とりあえず知名度がある会社」を優先する学生もいます。
採用活動をおこなう上で、学生からの知名度は母集団形成や選考において非常に重要です。
また、学生が他社との違いを明確に理解できるよう、自社の突出した点をしっかりと提示しなければいけません。
これらを実現するのが就職サイトの役割です。
1-2.就職サイトの選び方
近年、多くの就職サイトは運営会社の主催する合同企業説明会と紐付いていることがほとんどです。
そのため、合同企業説明会に参画する企業は、ほぼ無料で同運営会社の運営する就職サイトに掲載されることがあります。
実際に、母集団形成を目的としてベースとなる就職サイトを選ぶ際、まずリクナビかマイナビのどちらかに掲載するという企業がほとんどです。
逆に、合同企業説明会からの集客が母集団形成のメインであるという企業の場合、リクナビかマイナビ以外の就職サイトに掲載しているというケースもあります。
まずは学生の受け皿になるメインとなる就職サイトを利用するのかしないのか(そこからの母集団形成をメインの目的とするのかしないのか)を判断し、その後自社の特徴や強み、利用したい合同企業説明会に合わせて就職サイトを選ぶと良いでしょう。
1-3.就職サイトの種類
就職サイトといわれるものは星の数ほど存在しますが、ここでは総合型・特化型・エリア型の3つのタイプをご紹介します。
総合型就職サイト
対象としている学生は、文系・理系問わずすべての学生です。
掲載企業数は最も多く、あらゆる学生が登録しています。
幅広い学生からの注目を集めることができるのがメリットで、もっともベーシックな就活サイトということができます。
●メリット
多くの学生と出会える機会
もっとも多くの学生数・企業数を誇る就活サイトの1つであるため、多くの学生と出会う機会があります。
また、さまざまなコンテンツによって感度の高い学生を採用できる可能性があります。
他社理解
企業も多くの企業が掲載しているため、他社はどのような採用をおこなっているのかを見ることができます。
●デメリット
認知度が確保されない
多くの企業が掲載しているため、そのなかに埋もれてしまいかえって見られない可能性もあります。
特化型就職サイト
対象としている学生は、理系や大学院生などに限定しています。
また、グローバル採用に特化した就職サイトもあります。
総合就活サイトより掲載している企業数は少ないです。
中小企業のみ、ベンチャー企業のみの掲載にこだわっている就職サイトもあります。
●メリット
特定の学生にアピールができる
大学院生や理系学生、ベンチャー志望学生など、より専門性の高い特定の学生にアピールすることが可能です。
特定化することにより、ターゲットにそった学生を採用できる確率が高くなります。
●デメリット
出会える学生層が少ない
総合型の就活サイトに比べて圧倒的な学生数が少ないので、優秀な学生を全て拾い上げられていない可能性があります。
エリア型就職サイト
各地方の地域に住んでいる学生を対象としています。
近畿エリアや東北エリア、北陸エリア、九州エリアなど全国各地にあります。
例えば、「京都ジョブナビ」を例に挙げると、京都にある企業への就職を目指す学生向けの情報を掲載しています。
●メリット
志望度の高い学生に出会える
エリアに特化した企業情報を掲載しているため、地域にこだわりを持つ学生にアピールすることができ、学生の志望度も高いです。
会社規模だけではない、志望軸で就活をしている学生へ情報を届けます。
●デメリット
知名度が低い
就活サイトとしての知名度が低いため、登録しているが学生数はあまり担保できません。
2.就職サイトサービス紹介まとめ
ここでは、具体的な就職サイトサービスをご紹介します。
ぜひご覧になり、自社にあったサービスをご検討ください。
また、どんなサービスが自社にマッチしているか分からないという方もお気軽にご相談ください。
イベント名 | サイト特徴 | 学生ターゲット | タイプ |
マイナビ | 利用率90%!企業・学生共に、圧倒的な利用率を誇るもっともベーシックな就職サイトとして広く認知 | 全学生 | 総合型就職サイト |
キャリタス就活 | キャリタス就活だけの「気になる」機能や、OBOG訪問のプラットフォームなどで角度の高いファン層形成 | 全学生(大学生・大学院生含む) | |
アクセス就活 | 学生が興味を持つ職種や「その道のヒト」から企業を探せる検索エンジンを備えた就職サイト | 全学生 | |
あさがくナビ | 中小・ベンチャー企業必見!登録学生の8割以上が中小企業希望で、中堅・中小・ベンチャー企業に特化した就職サイト | 全学生 | エリア型就職サイト |
4万社以上の企業情報に加え、30万件以上の先輩の通過ES/選考体験談/志望動機、企業説明会やインターンシップのクチコミ等、学生が真に求めている「企業の採用活動の実態を把握できる」コンテンツを数多く掲載しています。 | 全学生 | 口コミ就職サイト |
2-1.総合就職サイト
マイナビ
多くの学生や企業様に利用されている総合就職サイトです。
リクナビと共に2大就職サイトといわれるほど利用率が非常に高いことで有名で、多くの学生がこの2つのサイトには登録するといわれています。
特徴
・高い学生の満足度
→継続的に多く学生の利用につながる。
・多くの中小企業、幅広い業界の企業が利用。
→学生獲得に重点をおいたプロモーションを実施しており、常にアクティブユーザーを獲得。
学生数 | 総合型・特化型 | マッチング率 | 機能性 |
◎ | 総合型 | ◯ ※オプションによる | ◎ |
活用時のポイント!
マイナビ2020は総合就活サイトであるがゆえに、掲載しているだけでは埋もれてしまう可能性があります。
これを解消するために、マイナビにはさまざまなオプションがあります。
キャリタス就活
キャリタスはディスコが運営する就活サイトです。
イベントの運営、実績に強みを持っているディスコであるため、イベントと並列で活用している企業も多いようです。
特徴
・マイナビ、リクナビに次ぐ総合就職サイトとして利用率が増加傾向に。
→120%成長の就職サイト
・集客のポイントをイベントに注力することが多い企業におすすめです。
・充実したオリジナルサービス
→日本経済新聞社や日経HRとの連携
学生数 | 総合型・特化型 | マッチング率 | 機能性 |
○ | 総合型 | ◯ | ◯ |
活用時のポイント!
就職サイトと合同説明会などのイベントは並列して活用されることが多くあります。
そのため、イベントのノウハウが豊富な就職サイトには情報が盛りだくさんです。
また、オリジナルのサービスも提供しています。
充実したサービスを活用することで単に母集団形成を目的とした就活サイトではなく、一歩上の満足を学生に提供することが可能です。
アクセス就活
「ヒトから検索」を活用して現役社員の魅力で惹きつける新しいスタイルの就職サイトがアクセス就活サイトです。
よりリアルな企業の雰囲気を伝えることができます。
また、通年通して実施している小規模な合同企業説明会を利用している企業も多いようです。
特徴
・実際に働いている「ヒト」から企業を探せる検索エンジン。
→業界や知名度ではなく、企業のリアルな情報を発信することでミスマッチを防ぐことができます。
・スマホに特化したデザインを追求しています
→学生が見やすい機能多く搭載。
・中小企業にも効果的なサイト構成。
学生数 | 総合型・特化型 | マッチング率 | 機能性 |
△ | 総合型 | ◯ | ◯ |
活用時のポイント
学生は漠然と「知名度がある」「大手企業である」という理由で志望企業を決めてしまいがちです。
しかし、そのように決めた志望企業にはミスマッチが起こりやすいもの。
2-2.エリア型就活サイト
あさがくナビ
・学生の8割が中小企業志望!
→やりがいを求める向上心の強い学生とのマッチングが可能です。
・会員登録にLINEを利用するように。
→学生が気軽に登録できるようになりました。
・関西圏に強いことで知られています。
学生数 | 総合型・特化型 | マッチング率 | 機能性 |
△ | エリア型 | 〇 | ◯ |
活用時のポイント
中小企業希望の学生が多くを占めるあさがくナビサイトは、向上心が強い学生が非常に多く、エリアも関東を中心として全国に登録学生がいます。
向上心は強いけれど、「地方住んでいる…」という学生に対しても効果的なアプローチをすることで優秀な学生の採用に近づくことができるでしょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
就職サイトといってもさまざまな種類があります。
それぞれの就職サイトに強みがあり、貴社のニーズにそったサービスがあることかと思います。
さまざまな要素を検討し、貴社にあった就職サイトを見つけることがいいかもしれません。
中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を
入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。
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斎藤/新卒採用領域
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