アフターコロナの新卒採用成功のポイントを解説 | 最新の動向からおすすめサービスまで

新卒採用

アフターコロナの新卒採用成功のポイントを解説 | 最新の動向からおすすめサービスまで

新型コロナウイルスの影響により社会情勢が大きく変化し、長期化しています。

新卒採用においても、アフターコロナを見据えて企業はどのような手法を取り入れることが適切なのか、学生側が抱えている不安や最近の傾向を踏まえてどのように学生にアプローチしオンライン説明会やオンライン選考を進めるとよいのかなど、お悩みの採用担当者の方々も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業と学生の動向と最新のサービスをご紹介しながら、アフターコロナにおける新卒採用の成功のポイントを解説します。

 

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【最新版】新卒採用動向について

<26年卒>新卒採用スケジュールと市況予測について

26年卒今後の採用活動について、企業・学生の最新動向をもとに解説します。

<目次>

・26年卒企業動向予測

・26年卒学生動向予測

・インターンシップの定義

1.新卒採用における新型コロナウィルスの影響・変化

新卒採用における新型コロナウィルスの影響・変化

学生の就職活動は年々早期化している傾向にありましたが、22年卒採用においてもインターンシップの活発化や2021年7月に開催の東京オリンピック・パラリンピック開催の影響もあり、2020年2月頃までは例年通り早期化している傾向にありました。

企業側もマイナビ「2022年卒企業新卒採用予定調査の調査によると、「東京オリンピック・パラリンピックの開催期間を避け、前年より早めて実施」と回答した企業は所在地が東京にある企業で3割を超えました。

しかし、その後、新型コロナウィルスの流行や2020年4月に発令された緊急事態宣言の影響を受け、企業も相次いでリモートワークや在宅勤務の実施を発表しました。

こうした動きから新卒採用の活動に対してオンラインによる説明会や選考を導入した企業が急速に増加しました。

また、就職活動においてオンライン説明会の参加経験や予約経験は9割、オンライン面接は4割を超えました。
また採用プロセスのオンライン化について、会社説明会は約5割の学生がオンライン化を望んでいましたが、個別・グループ面接ではそれぞれ5割以上の学生がオンライン化を望まないと回答しました。

採用担当や現場社員に直接会えないことで、の雰囲気がわかりづらくエントリーシートや履歴書が書きづらい点、通信環境の不安などからオンラインの採用選考に不安があるようです。

 

※参考:株式会社マイナビ「2022年卒企業新卒採用予定調査.pdf

2.22年卒/23年卒採用の動向

22年卒/23年卒採用の動向

コロナ禍でおこなわれた22年卒、23年卒の新卒採用活動を振り返りつつ、アフターコロナの新卒採用活動をみていきましょう。

未曽有の感染症拡大により、当時は対応に追われた採用担当者が多かったのではないでしょうか。

2-1.企業の動向

オンライン説明会やオンライン選考の実施など、新卒採用のオンライン化が主流となりました。
新型コロナウィルスの影響を受け、新卒採用を中止する企業は一定数存在しますがその割合は小さく、マイナビ「2022年卒企業新卒採用予定調査」によると採用予定数については「前年並み」との回答が多くなっていました。

 

新卒採用を実施する理由としては経営状況よりも「組織の存続と強化および活性化」、「年齢など人員構成の適正化」との 回答割合が高く、現時点の経営状況よりも数年先の将来を見越したうえで新卒採用を実施する必要性感じているようです。

 

新卒採用が成功した企業の分野は「情報 処理・ソフトウエア」が今年も全体の3割を超え、文理や男女といった属性に関わらず多くの内定が出ています。2位は「建設・住宅・不動産」、3位は「調査・コンサルタント」と続きます。

企業の採用方針の変化としては、新型コロナウィルスの影響で環境が大きく変化したことにより「柔軟性」や「ストレスコントロール力」、また非対面型コミュニケーションが増えたことにより「傾聴力」がより求められるようになりました。

 

「職務適正」でも前年並みに重視していますが、「専門的なスキルや資格」「大学で専攻している内容が企業の職務に生かせる」では1割以上が採用基準としてみないと回答しています。

採用の比重は「カルチャーフィット(学生の価値観が企業文化にあっているなど)」や「人柄」 のほうが大切にされているようです。

※参考:株式会社マイナビ「2022年卒企業新卒採用予定調査.pdf

【資料ダウンロード】5つの適性検査Compass・tanθ・ダイヤモンドシリーズ・アッテル・ミキワメ)を徹底比較

適性検査の選び方ガイド|タイプ別に特徴・料金を徹底比較

人気サービスを比較してご紹介。タンジェント・ダイヤモンド・Compass・アッテル・ミキワメの5つの人気適性検査の料金・特徴をご紹介した資料となっております。

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2-2.学生の動向

株式会社ディスコキャリタスリサーチ「2023 年卒学⽣の職業意識とインターンシップに関する調査」※1によると、コロナ禍での不安を尋ねると8割近くの学生が「採用数の減少」と回答しています。

次いで「インターンシップの減少」が約5割、「学業と就職活動の両立」、「就職に関する情報の不足」が続きます。
また「課外活動・アルバイトなどができずアピールできない」は、前年と比較して大幅に増加しています。

オンラインが主流となった学生生活も2年目を迎え、長期にわたり思うような学生生活を送れていないことが就職活動にも影響するのではないかと不安を感じる学生も少なくないようです。

 

ここで最新の内定状況を見てみましょう。
株式会社ディスコキャリタスリサーチ「2022年卒 6月1日時点の就職活動調」※2によると、2021年6月時点での内定率はは71.8%で、内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了したのは6割、活動を継続しているのは3割です。

 

※1参考:株式会社ディスコキャリタスリサーチ「2023 年卒学⽣の職業意識とインターンシップに関する調査.pdf

※2参考:株式会社ディスコキャリタスリサーチ「2022年卒 6月1日時点の就職活動調.pdf

 

【最新版】新卒採用動向について

<26年卒>新卒採用スケジュールと市況予測について

26年卒今後の採用活動について、企業・学生の最新動向をもとに解説します。

<目次>

・26年卒企業動向予測

・26年卒学生動向予測

・インターンシップの定義

3.アフターコロナで新卒採用を成功させるポイント

アフターコロナで新卒採用を成功させるポイント

緊急事態宣言解除後や5類への分類変更後も、オンライン主流の新卒採用が続くことが予想されます。
下記のポイントを意識して、採用フローやインターンシップの内容などの見直しをおこないましょう。

3-1.コミュニケーションの取りやすさ

さまざまなオンライン通話や会議システムのサービスがありますが、その導入までのフローが複雑なものや有料のもの、利用してみると使い方がよくわからないというものもあります。

学生にとってはスマホアプリのように説明書がなくても簡単に使いこなせるようなシステムが理想です。また近年の学生はメールや電話をあまり使用しません。

 

知らない電話番号から電話がかかってくることに抵抗感を持っており、登録していない電話番号の着信には一切出ないという学生もいます。

そのため学生の9割以上が普段のコミュニケーションインフラとして利用しているLINEの活用なども検討する企業がアフターコロナでは増えています。

 

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3-2.実際に会わなくても企業理念や社風、仕事内容などが伝わるか

以前はインターンシップでの職場見学や面接での会社への訪問など、学生は対面接触を通してその企業や先輩社員の雰囲気、魅力を感じ取ることができました。

しかしオンライン中心のコミュニケーションとなった今、得られる情報が少なくなり、不安を感じる学生も少なくありません。オンライン中心の新卒採用を成功させるには、こうした企業と学生の双方の情報不足によるミスマッチを防ぐことがとても重要です。

例えば、ホームページで動画を公開し、実際に訪問することができなくてもオフィスや工場、働いている先輩社員などの雰囲気を伝えるなど、さまざまな工夫によって相互理解を深めていくことに努める必要があります。

ホームページやSNS、説明会で活用する採用動画マニュアル

オンライン採用対策|動画活用のコンテンツ制作&活用方法

動画活用コンテンツ作成本資料では、オンライン採用への対策が加速する中で注目される「採用動画」の制作ノウハウをご紹介。学生を惹きつけるためのコンテンツはどのようなものが良いのか、また作成したものをどう活用していけばよいのか解説しています

4.アフターコロナの新卒採用におすすめ3サービス

アフターコロナの新卒採用におすすめ3サービス

ここからは、今後の新卒採用活動に便利なサービスをご紹介します。

4-1.オンライン・Web合同説明会

オンラインで開催する会社説明会のメリットは「満席状態でブースにスムーズに立ち寄れない」、「移動時間や交通費が負担」など、これまで大型合同説明会に対して挙げられていた不満を解消できることです。

学生は自宅や学校にいながら、交通費や移動時間なしでスマホやPCから視聴することができます。

マイナビWeb就職EXPO

マイナビロゴ

 

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さまざまな広報活動(マイナビが配信する学生向けメルマガやDMなど、複数の導線が用意されています)により、学生の動員数を最大化することができます。

様々な地域から幅広い層の学生が視聴するWeb就職EXPOは、今まで出会えなかった学生層との新しい出会いの機会を創出します。採用担当者の工数を削減し、効率的な採用活動を可能にします。

特徴
  • マイナビ内で事前告知をおこない動員を最大化
  • 遠隔の学生にも一斉にアプローチが可能
  • イベント終了後はアーカイブURLより視聴可能
  • 学生の出席状況がわかる仕組み
料金
  • 65万円~

 

4-2.インタラクティブ動画

インタラクティブ動画は従来の採用動画とは異なり、「動画を見る」だけに留まらず、学生自身が「動画をタッチ」して、興味のあるコンテンツを選び視聴することで、より深く自社の魅力を発信することができる最新の動画形式です。

動画内にクリックボタンなどを設置することでユーザーに何らかのアクションを促し、ユーザーと配信者が映像を通してコミュニケーションを取ることが可能です。

採用動画

採用動画

学生が知りたいことをわかりやすく伝える最適なツールです。
インタビュー動画や仕事紹介動画などを用意することで、入社後のイメージが沸きやすくなります。
動画を通して自社の社風や実際の仕事の様子を公開することで、学生が実際に働く自分をイメージしやすくなり、惹きつけ効果も高まります。
特徴
  • 単なる制作会社ではなく、「採用支援」を目的にしている
  • のべ10,000万社以上の採用をサポートしてきた実績
  • 社内外の幅広いデサインクリエイティブネットワーク
料金
  • インタビュー動画:50万円~
  • コンセプト・オープニング動画:30万円
  • その他カスタマイズプランあり

4-3.ダイレクトリクルーティング

ターゲット層に逆アプローチする採用が主流となった今、注目が集まっている採用手法です。

企業が自社にマッチする求職者を自ら探してアプローチする「攻め」の採用です。
採用コストをおさえつつ、より自社とのマッチ度が高い人材を採用したいという企業におすすめです。

Offerbox

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OfferBoxは企業から学生に直接オファーを送ることができる新卒採用サイトです。

人工知能×適性診断を取り入れた学生検索の仕組みです。

スタンダードタイプの他に4つの分野に特化した学生を検索が可能です。

登録学生の中から企業に合った学生を検索し「会いたい学生」にアプローチできます

特徴
  • グローバル人材・海外滞在期間3ヶ月以上外国語資格など一定基準を満たす学生

    理系学部に所属し一定基準を満たす学生

    体育会系学部・部活動などに所属する学生

    博士課程修了見込者、博士号取得見込者、ポストドクター

料金
  • 2023年卒向け料金プラン(形態により料金変動あり)
  • 成功報酬は1名採用につき38万円~
  • 無料トライアルあり

LabBase

 

全国の理系学生が登録する理系に特化したスカウトサービスです。

上位層の学生にも特化しているため登録者の8割以上がMARCH以上の学生です。

特徴
  • 対面で登録しているためプロフィールが8割以上埋まっている方が全体の7割
  • 研究内容に特化した詳細なプロフィールだけでなく、研究キーワード、プログラミングスキル・希望勤務地など多面的に検索可能
料金
  • 基本的に成果報酬は不要。
  • 月額のデータベース利用料金のみ、企業の採用計画ごとに料金プラン

キミスカ

 

キミスカロゴ

 

客観的な学生情報と戦略的なスカウトメールで費用と工程数を大幅に抑えながら結果を出せるスカウト型採用サービスです。

企業の採用戦略に合わせて3段階(プラチナスカウト(開封率は73.9%)、本気スカウト、気になるスカウトの3段階)のスカウトメールの使い分けが可能です。

スカウト送信、学生リスト作成、エントリー返信、名簿システム入力の代行オプションがあります。

特徴

10万人以上の学生の登録者数で、そのうち半数以上がGMARCH・国公立大学以上の学生

適性検査で学生の内面と企業との適合性が定量的にわかる

料金
  • 3名採用75万円~
  • 採用枠数ごとにプランが分かれています

dodaキャンパス

dodaキャンパス

「従来の手法ではターゲット学生が集まらない」という課題に応えるオファー型新卒採用サービスです。

対象卒年ごとの「定額プラン」があります。

学生はこれまでの経験やスキルを写真付きで入力しています。

特徴

適性検査の結果からリーダーシップのある人材等を探すことも可能

期間中にオファーを送った学生が何名内定を承諾に至っても追加費用は発生

総登録学生約87万人*の幅広い学生データベース

料金
  • ベーシック定額プランは60万円~

5.まとめ

ここまでアフターコロナにおける新卒採用の成功のポイントや最新のサービスをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれの環境や企業の状態にあったサービスを選択し、コロナ禍での新卒採用を成功させましょう!

 

【最新版】新卒採用動向について

<26年卒>新卒採用スケジュールと市況予測について

26年卒今後の採用活動について、企業・学生の最新動向をもとに解説します。

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・26年卒企業動向予測

・26年卒学生動向予測

・インターンシップの定義

この事例・記事に関わった営業担当

中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を

入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。

名前

斎藤/新卒採用領域

得意領域
  • 新卒採用全般

  • 新卒採用コンサルティング

  • 中小・ベンチャー企業の採用支援

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