求職者の動きを月別に徹底解説!中途採用の求人広告掲載がおすすめな時期

中途採用

求職者の動きを徹底解説|中途採用の求人広告掲載がおすすめな時期とは?

「最近、求人広告を出しても応募が来ない」「内定辞退が増えた」と課題を感じているときの原因のひとつは、近年の求職者の「動き(情報収集プロセス)」と「意思決定の基準」が劇的に変化しているからです。

中途採用を成功させるためには、単に「求人広告をいつ掲載するか」だけでなく、求職者が裏でどのように情報を調べ、自社を比較しているのかという行動プロセスを先回りして理解する必要があります。

本記事では、現代の求職者のリアルな動きを解剖した上で、2026年最新の転職市場データを交えながら、月別の求職者・ライバル企業の動向と、今すぐ実践できる具体的な採用施策を徹底的に解説します。

 

みんなの採用部byネオキャリア

採用活動の開始時に求人媒体選びのサポートが必要な方へ

求人広告代理店としての実績とノウハウが豊富なネオキャリアが運営する「みんなの採用部」が、各企業の採用ニーズに合わせたサービスやプランを提案します。お得なキャンペーン情報などの提供もおこなっています。

ブックマーク(1)

1.応募前に企業を徹底分析・求職者の「情報収集ルート」と裏の行動プロセス

応募前に企業を徹底分析・求職者の「情報収集ルート」と裏の行動プロセス

 

現在の中途求職者は、求人媒体に載っている「給与」や「勤務地」といったスペック情報だけで応募を決めることはほとんどありません。

売り手市場が続く2026年において、求職者はミスマッチやブラック企業への入社を極端に恐れており、応募ボタンを押す前に企業調査を徹底的におこなっています。

 

「求人媒体」から「口コミ・SNS」へと広がる探索行動

求職者が企業の存在を知るきっかけ、認知の多くは、依然として求人サイトやスカウトメールです。

しかし、認知した後の動きは非常に多角化しています。

 

求職者は、求人票を見た直後に企業の「コーポレートサイト」や「採用ピッチ資料(オウンドメディア)」を確認し、どのようなメンバーがどのような想いで働いているのかを調べます。

さらに、求人サイトには掲載されない「企業のリアルな日常」を掴むため、X(旧Twitter)、Instagram、noteなどのSNSアカウントを検索し、社風に嘘偽りがないかをチェックする行動が定着しています。

媒体上の綺麗な言葉だけでは、今の求職者は動かないのです。

 

求職者が意思決定の裏で検索している「キーワード」の実態

より深刻なのが、求職者が検索エンジンを直接使っておこなうネガティブ調査です。

多くの求職者は、カジュアル面談の前や最終面接の直前、さらには内定承諾の決断を下す前に、検索窓に以下のようなキーワードを打ち込んでいます。

 

  • 「企業名 評判」や「企業名 口コミ」:元社員や現役社員による退職検討理由などの確認
  • 「企業名 やばい」や「企業名 ブラック」:離職率の高さや、残業時間、人間関係の実態調査
  • 「企業名 年収 実態」や「企業名 離職率」:求人票に書かれた年収モデルや労働条件が事実かどうかの照合

 

こうした求職者の「裏の動き」に先回りするためには、自社のネガティブな口コミを放置せず、求人原稿内で「実際の残業時間」や「仕事の厳しい部分」をあえて自己開示することが最も有効な内定辞退・早期離職防止の対策になります。

 

令和の離職理由と防止策_LP

離職理由を知ることで自社の採用要件や労働環境改善につなげやすくなります

令和時代に起きている離職トレンドを整理し、企業が今すぐ取り組むべき防止策をまとめました。
是非採用のヒントにご活用ください。自動で資料ダウンロードできます。

 

2.【月別】求職者・企業の動向と、今すぐ実践すべき採用施策

【月別】求職者・企業の動向と、今すぐ実践すべき採用施策

採用活動を成功させるには、市場の需給バランス、つまり「求職者の熱量に対して、ライバル企業がどれだけひしめき合っているか」を理解した上で、四半期ごと、さらには単月単位でピンポイントに施策を打ち分けることが重要です。

では、なぜこれほど細かな打ち分けが必要なのでしょうか。その理由は、現在の転職市場が過去に類を見ないほどの「激戦状態」にあるからです。

実際に、全国求人情報協会が発表した2026年5月分の求人広告掲載件数は、全体で249万件超※1となり、前月比+3.0%、前年同月比でも+3.8%の増加となりました。

 

また、dodaの転職求人倍率※22026年5月時点で2.44倍と、前月・前年同月ともに上昇しており、求職者優位(売り手市場)の状況が続いています。

このようにライバル企業が急増し、1人の求職者を奪い合う時代だからこそ、時期ごとの市場の動きを先回りした「ピンポイントな施策」が採用の成否を分けるのです。

 

【1〜3月(特に1月・2月)】需給ともに激戦期

【求職者動向】 4月からの新しい職場を目指す求職者が1年でもっとも活発に動く時期です。

年末年始の休暇でキャリアを棚卸しし、年明けから本格的に「転職」と検索して活動を開始するため、市場のアクティブ求職者数は年間ピークに達します。

実際にdoda転職求人倍率レポート※2でも、2026年1月は2.57倍と年始にかけて高水準で推移していることが報告されています。

 

【企業側動向】 4月入社の採用枠を埋めたい企業のラストスパートに加え、上場企業に多い3月決算前の「予算消化」目的で求人媒体を掲載する企業が急増します。

求職者・企業双方が最も活発になるため、自社の求人原稿が埋もれやすく、掲載順位や露出プランの選定が極めて重要になります。

 

💡 1月・2月求職者のコアエンティティ:
・ターゲット属性:4月入社希望者、年始キャリアチェンジ層、冬ボーナス受給後離脱者
・競合度:最大(掲載社数ピーク)/ 求められる対策:上位プラン露出、複数チャネルの併用
  • 【施策①】1月上旬(年始)での掲載を狙う: 年始は掲載準備がまだ整っていない競合が比較的少ないため、1月上旬にスピーディーに掲載を開始すると先発優位性を取れます。
  • 【施策②】複数の採用手法をミックスする: Web求人媒体だけに頼ると原稿が埋もれるため、転職フェアやダイレクトリクルーティング、ハローワークなど複数チャネルを組み合わせてタッチポイントを最大化しましょう。
  • 【施策③】媒体の上位プランを適用する: 掲載数自体が多いこの時期は、予算が許す限り上位表示プランでの掲載を推奨します。
    検索結果の2ページ目以降に沈まない露出設計が採用成功に欠かせないポイントです。

 

【4〜6月(特に5月)】GW明けのマインド変化を狙う切り替え期

【求職者動向】 4月は多くの企業で新体制がスタートするため、求職者も様子見に回り活動が一旦落ち着きます。

しかし5月に入るとGW明けを機に「このまま今の会社でいいのか」と自問する層が一気に動き出す「マインド転換型」の求職者が急増します。

doda転職求人倍率レポートでも、2026年5月は2.44倍(前月差+0.06ポイント)と上昇に転じており、求人数の伸び(前月比+2.1%)が求職者数の伸びを上回る形で需給バランスが変化しています。

 

【企業側動向】 Web媒体各社がGWキャンペーンを打ち出すため掲載社数は一時的に増加しますが、6月は新卒受け入れや組織変更の落ち着きから掲載準備が間に合わない企業も多く、競合が減少する「狙い目の谷間」になります。

 

💡 5月求職者のコアエンティティ:
・ターゲット属性:GW明け離脱層(5月病・現職への疑問)、第二新卒初期(4月入社のミスマッチ)、夏のボーナスを見越した先行登録者
・競合度:中〜高(GWキャンペーン利用企業あり)/ 求められる対策:丁寧なメッセージフォロー
  • 【施策①】5月GW明けすぐ〜6月の掲載を狙う: GWで仕事への違和感を持った求職者が動き出すタイミングであり、かつ6月は競合が比較的少ないため、このタイミングでの掲載開始が特におすすめです。
  • 【施策②】個別フォローの丁寧さで競合に差をつける: 企業側の対応が忙しく雑になりがちなこの時期こそ、パーソナライズされたメッセージや面接時の手書きウェルカムボードなど、応募者一人ひとりへの真摯な対応が志望度を大きく引き上げます。

【7〜9月(特に8月・9月)】お盆明けと第二新卒の流出をキャッチする時期

【求職者動向】 夏季はボーナス支給(6月末〜7月)で懐に余裕が生まれ、転職を真剣に考える求職者が増えます。

特にお盆休み明けにあたる8月中旬以降は動き出しが顕著で、9月にかけて市場が大きく動きます。

また、4月入社の新卒が「3ヶ月の壁」を越えられず離職する「第二新卒」の市場流出ピークでもあります。

 

【企業側動向】 お盆休みや夏季休暇による掲載準備の遅れから、9月にかけて一時的に掲載社数が減少する企業がある一方、第二新卒ターゲット企業の出稿は増加傾向にあります。

全国求人情報協会の直近データでも求人広告件数全体は前年同月比で増加基調にあり、採用意欲そのものは高い水準で推移しています。

 

💡 8月・9月求職者のコアエンティティ:
・ターゲット属性:お盆休み明けUターン・Iターン希望者、夏の賞与支給後離脱者、新卒3ヶ月未満の早期離職層(第二新卒)
・競合度:中(第二新卒ターゲット企業が急増)/ 求められる対策:研修制度の可視化、ミスマッチのない実態原稿
  • 【施策①】お盆休み明け前に掲載をスタートする: 連休が明けてから求人を出し始めては「すでに応募を開始している求職者」に手遅れになるため、お盆前に掲載を開始し、連休明けの露出最大化を逆算しましょう。
  • 【施策②】研修制度と具体的な仕事スケジュールを明記する: この時期に市場に出てくる若手・第二新卒層は「十分な研修を受けられなかった」「入社前後のギャップがひどかった」という悩みを抱えています。
  • 研修カリキュラムや入社後のステップ、仕事の厳しい現実部分まで具体的に記載し、二度目のミスマッチを防ぐ会社であることをアピールしましょう。

 

 

【10〜12月(特に11月)】年末の静穏期こそ差別化のチャンス

【求職者動向】 10月の下半期決算明けは一時的に市場が賑わいますが、11月以降は年末が近づくにつれ求職者全体の動きが年間で最も弱まります。

休日はイベントや私生活を優先する人が増え、平日にピンポイントで動く「本気度の極めて高い層」のみが市場に残ります。

 

【企業側動向】 年末年始休暇や年間予算の都合、年末の業務繁忙により採用活動を控える企業が増加し、競争率は最小限になります。

 

💡 11月・12月求職者のコアエンティティ:
・ターゲット属性:年末年始での入社・新年からの活動開始を狙う層、本気度・即戦力性が高いベテラン・専門職種
・競合度:極めて低(ライバルが掲載を控える時期)/ 求められる対策:最短入社プロセス・即戦力訴求の原稿
  • 【施策①】10月までの大量掲載か、11月〜12月のピンポイント掲載かを見分ける: 母集団を多く集めたいなら10月中までの掲載が必須です。
  • 一方、11月・12月は多くの競合が掲載を控えるため、目立って差別化を図りたいならこのタイミングが狙い目です。
  • 【施策②】「即戦力」「最短での入社可能」を強調する原稿作成: この時期に自発的に動く求職者は優秀な即戦力・ベテラン層が多いため、「最短〇週間での内定・入社可能」といったスピーディーな選考プロセスと、コアメンバーとしての役割を具体的に記述しましょう。

 

出典:※1.公益社団法人全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果(2026年5月分)」/※2. パーソルキャリア「doda転職求人倍率レポート(2026年5月分)

失敗しないための戦略的年間採用計画

採用計画を総括的に理解できる無料ガイドブック!

ここまで具体的に採用計画策定までのお話を聞けるとは!」と大好評をいただいたセミナーの内容を資料にまとめたものです。これ1冊で採用計画の全体像がつかめる、読み応えのある内容になっています。

 

3.媒体掲載までのスケジュールと準備期間(掲載までの日数比較)

媒体掲載までのスケジュールと準備期間(掲載までの日数比較)

採用開始時期以上に大切な5つの採用計画設計

「求職者が動く時期や施策」を理解することは大切ですが、それ以上に重要なことがあります。

求人掲載をおこなうにあたって必要な、以下の準備ポイントについて解説します。

 

POINT
・ターゲット像は明確か(どんな人物を)
・入社期限のロードマップはあるか(いつまでに)
・採用目標数値(何名)
・ターゲット層に本当に届くチャネルか(どのような媒体で)
・応募を放置しない返信体制が整っているか(どのような運用を)

この基本戦略が曖昧なまま求人広告を出してしまうと、どんなに市場の波が良い時期を狙っても応募が集まらない、あるいはミスマッチ採用を繰り返してしまうリスクが非常に高まります。

この5つの要件が満たされていれば、閑散期であっても狙ったターゲットのピンポイント採用に成功できる確率が高くなります。

 

主な中途求人媒体の「申込みから掲載開始まで」の期間比較

中途採用を適切なベストタイミングでスタートさせるには、当然掲載開始日までの「リードタイム(原稿作成・取材・審査の期間)」を正確に把握しておく必要があります。

以下は、主要な中途求人メディアでの掲載までにかかる一般的なスケジュール一覧です。

掲載審査や実営業日により、数日時間がかかることがあります。

余裕をもって掲載申し込みをしましょう。

 

お申込み~掲載までの最短スケジュール

お申込み~掲載まで
じっくり作成スケジュール

リクナビNEXT9日14日
マイナビ転職9日(取材なし4日)14日
エン転職13日18日
doda8日(取材なし4日)12日
type・女の転職8日(取材なし4日)12日

 

新規取材やこだわった原稿制作をおこなう場合、お申込みから公開までに最短でも1週間〜2週間程度は必要になります。

また、「8月お盆明けの求職者マインド転換」を狙い撃ちしたいのであれば、7月下旬から動き出さなければ手遅れになります。

狙いたい単月時期から常に1ヶ月逆算して計画をスタートさせましょう。

 

みんなの採用部byネオキャリア

採用活動の開始時に求人媒体選びのサポートが必要な方へ

求人広告代理店としての実績とノウハウが豊富なネオキャリアが運営する「みんなの採用部」が、各企業の採用ニーズに合わせたサービスやプランを提案します。お得なキャンペーン情報などの提供もおこなっています。

4.まとめ:求職者の動きを先回りして採用成功確率を高めよう

本記事では、現代の求職者が行うネット上での「裏の行動プロセス」から、時期ごとの市場ダイナミクス、さらには月別の求職者の心理を狙った具体的なアプローチ施策について解説しました。

2026年最新の転職市場は、これまで以上に求職者が慎重にかつ多角的なルートを使って自社を調べています。

たとえば、口コミ、SNS、採用ピッチ資料などが該当します。

 

そのため、単に「求人サイトに広告を掲載して待つ」だけでは応募を獲得し続けることは不可能です。

まずは、自社が採用したい求職者が何月に活発化するのか、そして応募前に何を調べているのか、求職者のリアルな動きを先回りした自社の情報開示と、月別の採用施策の最適化を進めましょう。

 

「自社の採用ニーズにはどの時期が最適か」「競合と差別化できる掲載プランはどれか」に迷われたら、ぜひ当社の実績豊富なアドバイザーまでお気軽にご相談ください。

 

中途採用サービス比較16選

自社にあう中途採用サービスを探している方へ

・最新の求人広告サービスの種類や料金を知りたい
・ダイレクトリクルーティングの種類や料金を知りたい
・自社のターゲットが利用しているサービスを見比べたい

2026年最新の中途採用手法が1冊で俯瞰できる、無料比較資料をダウンロードしてご活用ください。

この事例・記事に関わった営業担当

圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート

2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。

名前

中島/中途採用領域

得意領域
  • 中途採用市場トレンド

  • 業界特性の理解

この営業が携わった他の事例・記事を見る

ログイン

全てのコンテンツをご利用するにはログインが必要です。
会員登録はこちら

メールアドレス

パスワード

パスワードをお忘れですか?

簡単10秒!無料会員登録

みんなの採用部の特徴
  • 採用課題の解決、新しい採用の取り組みなどを取材したインタビュー記事が読める
  • 採用にまつわる独自の調査レポートが届く
  • 採用に役立つ記事・資料が届く
メールアドレス

※ログインIDとなります

利用規約個人情報の取り扱いについて同意のうえ

無料  登録する

採用課題をともに解決
頼れる「採用パートナー」

みんなの採用部の特徴
  • 採用に役立つノウハウ資料が届く
  • 採用にまつわる独自の調査レポートが届く
  • 採用課題の解決、新しい採用の取り組みなどを取材したインタビュー記事が読める

「自社の採用をより良くしたい!」という経営者や採用担当者様のお役に立てる情報を発信してまいります。

業種を教えてください 一つ選択してください
職種を教えてください 一つ選択してください