ITエンジニア向け人材紹介サービス特徴別10選

人材紹介

ITエンジニア向け人材紹介サービス特徴別10選

近年多くの業界でIT化が進められています。そのためITエンジニアの採用ニーズも増えていますが、どの業界もITエンジニアの採用に苦戦を強いられている状況です。「既存の社員をITエンジニアとして育てたいけれど、肝心の教育者となる人材がいない」など、ITエンジニアの人材不足に頭を抱えている採用担当の方も多いのではないでしょうか。そこで、ITエンジニアの人材紹介サービスについてみてみましょう。

 

本記事では

・ITエンジニアの採用課題と人材紹介サービス

・ITエンジニアを人材紹介サービスで採用するメリットとデメリット

・ITエンジニアの採用におすすめの人材紹介サービス

について解説します。

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1.ITエンジニアの採用課題と人材紹介サービス

ITエンジニアの採用課題と人材紹介サービス

近年ITエンジニアを人材紹介サービスを利用して採用する手法が注目を集めています。

ITエンジニアの採用ニーズは増す一方ですが、なかなか採用ができないとの声も増えています。

すでにITエンジニアの採用に取り組んでいる企業では、採用のむずかしさを実感しているのではないでしょうか。

 

今回はITエンジニアの採用に向けて本記事を参考にしていただけるように、まずはITエンジニアの採用の課題や背景を簡単に解説していきましょう。

 

ITエンジニアの採用がむずかしいといわれている要因の1つに、ITエンジニアの母数が少ないことが挙げられます。

 

ITエンジニアは「理系大学」や「理系・IT系専門学校」の出身者が多いのですが、理系大学や理系・IT系専門学校は学生数そのものが少なく、育成段階から不足しがちです。

新卒理系学生は就職活動の開始時期も遅くなりがちなので、一般的な新卒採用活動時期に出会うことがむずかしいともいわれています。

 

要因の2つめは、ITエンジニアそれぞれが専門とするプログラミング言語などが多岐に渡り、職種となるとさらに細分化されているため、求職者のスキルや知識と企業の採用ニーズの一致が課題となりやすい点が挙げられます。

 

ほかにも、給与など雇用条件の不一致が代表的な採用課題です。

 

こうした背景があり採用激戦といわれるITエンジニアの採用ですが、採用に課題や不安を感じている場合は、ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

ここからは、どのような採用課題に人材紹介サービスが適しているのかをご紹介します。

1‐1.ITエンジニアからの応募が入りにくいとき

総務省の調査によると、2023年2月の有効求人倍率は1.34倍でした。

有効求人倍率が1.04倍となった2020年9月と比較すると、緩やかな上昇傾向がみられます。

しかし、依然として求職数よりも求人数が上回る「売り手市場」が続いています。

 

社会全体で売り手市場による採用難が課題となっていますが、ITエンジニアの採用はさらにむずかしい状況です。

一部の大手企業では応募が殺到し、応募者のスクリーニングに工数をかけなけらばならないようですが、中小企業など多くの企業では応募そのものが少ない、または応募がないことが課題となっているかもしれません。

 

ITエンジニアの採用をおこなう際は、まずは大手求人サイトや新卒向け就職サイトの利用を検討したのではないでしょうか。

大手求人サイトや就職サイトは知名度の高さから利用する求職者が多いという利点があります。

しかし、比例するように求人情報を掲載する企業も多く、自社の求人情報が人気企業や人気職種の求人情報に埋もれがちです。

 

また、求人情報や企業情報を掲載プランに応じたボリュームに制限して掲載をおこなうため、自社の魅力を伝えきれずに求職者を逃している可能性も考えられます。

そこで、ITエンジニアの採用に人材紹介サービスの導入をおすすめします。

 

人材紹介サービスの導入をおこなうと、登録しているITエンジニアにエージェントから直接求人情報の提供がおこなわれます。

エージェントを通してWEBや紙面では伝えきれない詳細情報をITエンジニアへ伝えることができるため、知名度があまり高くない中小企業にもおすすめです。

※参考:厚生労働省一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)について

1‐2.応募はあるが求職者と条件が合わない

「自社の採用活動の中で応募はあるけれど、求職者側と条件が合わず採用に至らない」ということもあるでしょう。

特に中途採用でおこりやすいのではないでしょうか。

 

ここで1度、ITエンジニアの採用で条件を合わせにくい項目や原因を探ってみましょう。

原因1.給与、勤務場所などの労働条件

労働条件が合わないことが原因で採用に至らないことが続いている場合、まずは労働条件や社内体制の見直しが必要かもしれません。

 

実務経験があるITエンジニアが転職活動をおこなう際、前職と同条件かそれ以上の条件を望んでいることが多いでしょう。

そのため給与面や勤務場所のすり合わせでつまづくケースが考えられます。

 

特に給与面はITエンジニアの採用で慎重になる項目の1つです。

ITエンジニアの希少性を知らず、新卒学生と変わらない初任給を提示しているようでしたら見直しが必要でしょう。

 

各企業、人件費予算や部署内予算があるかと思いますが、給与面はITエンジニア経験者の相場に近づけるか、少し上乗せをすることが理想的です。

特に即戦力となるベテランITエンジニアの採用となると応募者側の条件に柔軟に対応できる予算を確保できると安心できるのではないでしょうか。

 

また、最近は在宅ワークを望むITエンジニアも増えています。

在宅ワークが可能であれば、地方在住のITエンジニアの採用をおこなうこともできます。

 

しかしセキュリティ環境の問題から勤務場所が社内に限定されてしまうなど、条件の不一致で採用に至らないこともあるようです。

社内で労働環境を整える余裕がある場合、ITエンジニア獲得に向けた柔軟な対応も重要です。

 

とはいえ、いずれも実行するためには企業の上層部や役職者の理解を得る必要があるでしょう。

なかなか理解を得られないような場合、第三者である人材紹介サービスのエージェントを仲介役として、ITエンジニアの採用課題と対策方法について理解を得られるかもしれません。

 

人材紹介サービスの導入をおこなうと、エージェントが登録者に対して労働条件など詳細にヒアリングをおこない、その内容をもとに企業の採用担当者とすりあわせながら採用へと導きます。

 

エージェントはさまざまな企業の採用ニーズや相場を熟知しており、求職者ニーズも理解しています。

中立的な立場からアドバイスをおこなうことができるため、役職者側も現状や課題を受け入れやすくなるのではないでしょうか。

原因2.役職者のIT分野への理解度

先ほどITエンジニアの採用における役職者の理解について触れましたが、もう少し深堀してみたいと思います。

 

役職者にIT分野への見識があるか質問をおこなったアンケート結果によると日本は27.8%という結果がでました。

比較されているアメリカでは60.9%に上り、日本の役職者によるIT分野への理解はまだまだ不足している結果となりました。

 

この20年ほどの間に急速にインターネットが普及し、社会全体のIT化が進みました。

シニア層に近い役職者の中には、若年層から中堅層にかけて駆使していたツールが新しいものへと変わり、次々と発展するIT技術へ苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

最低限のPCスキルがある方やITエンジニアの必要性を感じている方も、役職者という立場となり現場からはなれたことで、採用状況の実態が把握しにくくなっているのかもしれません。

そのような立場の方の理解を深めるためにも、人材紹介サービスの活用がおすすめです。

 

「ITエンジニアを採用したいけれど、給与相場や労働条件など社内でまだまとまっていない」というときも、エージェントが市況状況などの情報を用いながら、求人情報のベースを一緒に作ってくれます。

採用にあたって企業として不明な点をクリアにしながら採用に向かうことができるため、採用活動を通して信頼関係の構築も目指せるのではないでしょうか。

※参考:独立行政法人除法処理推進機構DX白書2023.pdf 

原因3.教育研修制度の不足

新卒学生を含めたITエンジニア未経験者は学校で基礎を学んでいる場合、成長スピードに期待ができます。

そのため社内にITエンジニアの教育環境が整っている場合は「ITエンジニア未経験者を採用して育てる」という選択肢があります。

 

しかし現実には「教育者」の不足や「研修制度」が整っていない企業が少なくありません。

教育者に適している中堅層は日々の業務で手一杯となりがちです。

仮に研修をおこなえる環境でも、研修としてどのようなプログラムを立てれば良いのかわからないなどの課題もみえてきます。

 

新卒学生は、社会人経験と実務経験を同時に高めることができる企業へ応募をおこなう傾向があります。

中途採用枠での求職者も、スキルアップを目指して転職活動をおこなっている層が一定数存在しています。

 

このようにせっかく自社に興味を向けている応募者を、教育研修制度が整っていないからと手放すのはもったいないことです。

対策として、今後のために人材紹介サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

まずは教育者候補の採用をおこない定着したあと、若年層の採用にシフトしてみましょう。

 

その他、外部の研修セミナーなどを利用しながら既存社員を教育者へと育成し、若年層の採用や教育に力を注ぐ手法も考えられます。

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原因4.スキルの見極めがむずかしい

採用担当者や面接官の中には、ITエンジニアからの応募はあるけれど、「実際に応募者のどのような点を評価すればよいのかわからない」と採用基準に自信がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

採用担当者または面接官がITエンジニアではない場合や採用枠の業務に直接関わっていない場合など、仕方がない一面もあります。

その場合は、応募者のスキルや知識が自社の業務レベルと合うかを判断してもらうために、配属予定となる部署や同職種の既存社員に選考サポートを依頼してみましょう。

 

社内に応募者のスキルを判断できる人材がいない場合は、人材紹介サービスに頼ってみるのはいかがでしょうか。

 

企業の採用ニーズをヒアリングしたエージェントが、登録者の中から採用ニーズにあった人材を選別して紹介をおこないます。

そのため、採用にあたってのスクリーニングを済ませた状態で面接へと進むことができます。

 

ここまでいくつかの採用課題に対して人材紹介サービスをおすすめしてきましたが、「自社と同じだ」と感じた課題はありましたでしょうか。

もしも心当たりがありましたら、人材紹介サービスの特徴について読み進めてみてください。

ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリットが感じられるかもしれません。

2.人材紹介サービスの特徴

人材紹介サービズの特徴

人材紹介サービスとは、人材紹介サービスの登録者の中から企業の採用ニーズに合った人材を選別して紹介をおこなうサービスです。

 

人材紹介サービスには新卒学生や理系学生に特化しているサービス、中途やITエンジニアに特化しているサービス、外国人ITエンジニアやバイリンガルに特化しているサービスなどがあります。

業者それぞれに特徴があるため、自社の採用ニーズに合ったサービス選びが大切です。

 

人材紹介サービスの利用を開始する際は、エージェントによって企業情報や労働条件、その他求める人材の条件など詳細なヒアリングがおこなわれます。

そのため、求人サイトや自社のHPなど自力では発信しきれない情報をエージェントから登録者に伝えることが可能です。

 

登録者は企業情報や労働条件をしっかりと理解した状態で選考への参加を決定できます。

登録者が選考に進む意志を提示したあとは、人材紹介サービスのエージェントによる面接日の調整代行がおこなわれることが多いでしょう。

 

この時点で、採用担当者の採用業務の工数を格段に減らすことが可能ではないでしょうか。

 

また、人材紹介サービスはほとんどが成果報酬型です。

採用が決定した段階で人数分の支払いが発生するため、複数のサービスと併用しやすい利点もあります。

採用枠が少ない場合、採用コストの削減にもつながりやすいでしょう。

 

ここまで人材紹介サービスの特徴について説明をおこなってきました。

企業規模を問わず活用できそうな特徴が多いのではないでしょうか。

3.ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリット

ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリット

人材紹介サービスの特徴までまとめてきましたが、改めてITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリットについて解説していきます。

3‐1.メリット1「自社の採用手法では出会えない層と出会える」

ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリットの1つは、「自社の採用手法では出会えない層と出会える」ことです。

 

大手求人サイトや就職サイトへの掲載や転職・就職フェアへの出展など、さまざまな採用手法を利用しても出会えない層、つまり「潜在層」の囲い込みです。

 

新卒学生の場合、スキルや知識はあるがITエンジニアとして働くイメージを持てず、他業種に狙いを定めて就職活動をおこなっていることがあります。

転職希望者の中には、「いい条件があれば転職したい」と、まだ積極的な応募などをおこなっていない潜在的な転職希望者が含まれています。

 

人材紹介サービスの導入をおこなうと、エージェントが「眠れる採用ターゲット」に対して求人情報の紹介から企業への惹きつけ、応募への後押しをおこなってくれます。

 

また、一般的な新卒採用活動時期に採用活動をおこないにくい理系学生に対するアプローチも、エージェントによって代行してもらえます。

学生側も専攻研究内容と近い業務や研究実績を活かせる企業の存在を知ることで、求人情報に関心を寄せる可能性があるのです。

3‐2.メリット2「ミスマッチによる早期離職や内定辞退防止」

せっかく採用をおこなったのに、「実務経験があると認識していたが、実際に働いてもらうと思うような成果をあげてくれない…」など、選考時の判断を疑うような事態に見舞われたことがあるかもしれません。

 

また内定を承諾したものの職場環境や労働条件、業務内容などへの不安や疑問が生じて内定辞退をしてしまう応募者に出会ったことがあるのではないでしょうか。

 

ミスマッチを防ぐためには、まず求人情報の見直しと応募者のスクリーニングが必要です。

求人情報が不足すると、「PC作業が得意だからITエンジニアになれそう」と気軽な応募が入る可能性があります。

選考へ進んだ場合も、新卒採用や他業界からの未経験者採用ではポテンシャルで見極めることが多く、ミスマッチのリスクが高まりやすくなります。

 

また、経験者採用では「業界や業務内容をわかっているはず」と、企業説明や業務内容の詳細説明を簡略化しすぎてしまう場合があります。

さらに面接の場面では「気を遣いすぎて質問しにくい」という感情から、労働条件の確認をあいまいなまま終えてしまうことがあるかもしれません。

 

こうしたすれ違いが重なりミスマッチが生じると、早期離職や内定辞退につながりやすくなり、採用計画の立て直しなど採用工数が増えるばかりです。

採用ミスマッチがITエンジニアの採用課題となっているときは、人材紹介サービスの導入をおこなうことでメリットを得られやすいのではないでしょうか。

 

人材紹介サービスの導入後は、企業と求職者である登録者の間にエージェントが入ります。

エージェントは企業側のニーズや登録者のニーズをそれぞれヒアリングをして、登録者が面接では質問しにくい内容も企業へ確認して伝達をおこないます。

 

企業側は面接や企業説明会では伝えにくかった業務の詳細などを伝えることが可能となり、登録者側は企業や業務内容をしっかりと理解して納得したうえで面接に挑むことができるため、面接時はお互いに前向きな話がしやすくなるメリットがあります。

3‐3.メリット3「ピンポイント採用」

ITエンジニアの職種や業務内容は多岐に渡ります。

「どうしてもこの業務に対応できるITエンジニアを採用したい」、「社内の業務改善のために中心となるITエンジニアを採用したい」などの理由から採用窓口を広げられない場合、人材紹介サービスを頼ってみてはいかがでしょうか。

 

人材紹介サービスを通してITエンジニアを紹介をしてもらう際に、エージェントによる採用条件のヒアリングが詳細におこなわれます。

「この言語をこのレベルで理解している人材がどうしても必要」、「このようなソフトウェア開発に対応できるレベルの人材が欲しい」など、求める人物像を具体的にしていくことで、エージェントによる登録者のスクリーニング精度も高まるでしょう。

 

採用をおこないたい人物像やスキルを具体的に共有をおこなうため、配属予定先の既存社員にエージェントとのヒアリングや面接に同席してもらえるように依頼をしておくと、より採用精度を高めることができます。

ITエンジニアの採用に向けて、ぜひとも協力をしてもらいましょう。

 

また、新規事業の立ち上げなどで求める人物像が出来上がっていない場合、エージェントがヒアリングを通して「求める人物像」を練り上げていきます。

ITエンジニアの採用に不慣れなときも、人材紹介サービスの導入がおすすめです。

3‐4.メリット4「採用工数を減らせる」

採用を担当している方の中には、本業を別に持ち兼業している方もいらっしゃるでしょう。

なかなか自社の採用ニーズとマッチした人材と出会えないけれども、応募はコンスタントにあるという企業の場合は、応募者のスクリーニングや面接前のスケジュール調整など細かい工程が多く、忙しくされているかと思います。

 

このようなときも人材紹介サービスの利用により、ITエンジニアのスクリーニングから面接日の設定、内定前後のフォローなどを代行してもらうことで採用工数を減らし、業務を軽減させることができます。

3‐5.メリット5「採用コストの削減につながる」

数名の採用のために年間を通して複数の求人媒体にコストを割いている企業や、求人サイトで過剰なプランを利用しているケースもあるでしょう。

 

人材紹介サービスの多くは基本的に成果報酬型となっているため、採用が決まってから料金が発生します。

そのため、人材紹介サービスの導入が企業によっては数年単位での採用コストの削減につながる可能性があり、採用コストを削減したい場合におすすめです。

ただし、内定辞退や早期退職などへの保証は人材紹介サービスごとに異なるので契約時に確認しましょう。

 

ここまでITエンジニアを人材紹介サービスで採用するメリットをまとめてきました。

次に人材紹介サービスがデメリットとなるケースをご紹介します。

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4.ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうデメリット

ITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうデメリット

人材紹介サービスの特徴までまとめてきましたが、改めてITエンジニアの採用を人材紹介サービスでおこなうメリットについて解説していきます。

4‐1. デメリット1「採用人数が限られる」

人材紹介サービスは登録者の中から企業の採用ニーズとマッチした人材を厳選して紹介をおこないます

そのため1度に大勢の採用をおこないたい場合は、期待通りの採用枠を埋めることがむずかしい可能性があります。

4‐2.デメリット2「条件により紹介までに時間がかかる」

人材紹介サービスの導入から紹介まで、実績豊富で全国に登録者を抱える人材紹介サービスであれば比較的スムーズに進む可能性があります。

 

しかし、あまりにも企業側が望む条件が多かったり、選考基準が高すぎたりした場合は、業者側でも選定に時間がかかることがあります。

また、契約した人材紹介サービスの特徴が自社の採用ニーズとマッチしていないときも、紹介までに時間がかかってしまいます。

 

人材紹介サービスはそれぞれのサービスに強みや特徴があるため、どのような登録者を多く抱えているのか、どのような業界へ紹介実績があるのか、ITエンジニアの人材紹介実績はどれほどなのかなどを確認しましょう。

また、サービス利用にあたっての予算のすり合わせも重要です。

5.ITエンジニアの採用におすすめの人材紹介サービス

ITエンジニアの採用におすすめの人材紹介サービス

ここからは、ITエンジニアの採用におすすめの人材紹介サービスを紹介します。

5‐1.新卒人材紹介サービス

新卒紹介に特化している人材紹介サービスをまとめています。

就職エージェントneo

就職エージェントneo

特徴

・新卒エージェントneoは、その名の通り新卒に特化した人材紹介サービスです。

・学生の登録者数は10万人を超え、登録学生の中から企業へマッチする方を紹介しています。

・のべ1万社以上の企業が利用しており、大手から中小・ベンチャー企業など幅広い支援実績があります。

・選考のフィードバック、最新の志望度確認、次回選考日程調整、内定後の状況確認まで学生とやり取りをおこなうため、採用担当者の工数を減らしながら、ミスマッチも防ぎます。

・募集職種や同一業界の情報や事例などの提供も可能です。

・申し込みから最短1週間で面接可能です。

料金成果報酬型:100万円~/※応相談
運営会社株式会社ネオキャリア

理系就職エージェントneo

理系就職エージェントneo

特徴

・理系就職エージェントneoは理系新卒学生に特化した新卒紹介サービスです。

・早期アプローチが重要な理系採用に向け、すでに25年卒向けサービスも実施しています。

・申し込みから最短1週間で面接可能

・機電・情報系を中心に、建築・土木学生の集客を強みとしています。

・登録学生数年間6万人。

・地方学生の囲い込みとして地方の理系学生には就職活動にかかる交通費・宿泊費を負担するという補助活動をおこなっています。

料金成果報酬型:110万円~/人※応相談
運営会社株式会社ネオキャリア

サポータ-ズ

サポータ-ズ

特徴・エンジニア学生の3人に1人が登録する国内最大級の新卒エンジニア採用支援サービスです。
・ハッカソン・技術勉強会等を年間150回以上開催するなど、「エンジニア学生の育成」にも取り組んでおり、優秀な学生が多く登録しています。
・イベント・スカウト・人材紹介といった幅広いサービスで、エンジニア採用における課題を解決します。
料金

費用:40万円~(2024年8月時点)※詳細は要問合せ

「先行投資型」、「成果報酬型」の両方があります。
採用単価を抑えたい場合は「先行投資型」、初期費用無料でリスクなく始めたい場合は「成果報酬型」がおすすめです。

運営会社株式会社サポーターズ

 

レバテック

レバテック

 

特徴

・ITエンジニア、クリエイタに特化しているサービスです。

・新卒対応あり。その他中途や派遣などの採油ニーズに対応可能です。

・首都圏、関西、愛知県、福岡県エリアに強みがあります。

・フルリモート人材であれば、上記エリア以外でのご紹介も可能です。

料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社レバテック

 

5‐2.第二新卒・中途人材紹介サービス

次は、第二新卒や中途人材紹介サービスをみてみましょう。

 

他業種でも社会人経験がある第二新卒や、同業界での経験者を希望する企業におすすめです。

リーベルキャリア

リーベルキャリアロゴ

特徴

・20代の若手採用支援に圧倒的な強みを持つ人材紹介サービスです。
・若年層の採用支援に特化しており、20代前半の層が半数以上を占めています。
・前年実績では、ご紹介から内定承諾に至るまで最短14日間で決定。
・面接日程の調整や志望度合いに関する連絡もスピーディーにおこない、平均30日以内での採用実績です。
・定着率も高く、選考途中のフォローから入社後のサポートまでおこなっています。これにより3年以内の離職率実績は8.0%となっています。 ※入社後3年以内の平均退職率は新卒が46.4%/中途が30.7%です。
料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社ネオキャリア

X-Tech AGENT

X-Tech AGENT

特徴

・X-Tech(〇〇×Tech)領域のスタートアップ・ベンチャー・メガベンチャーと経験者・即戦力採用に特化した人材紹介サービスです。
・製造業におけるIT化推進に欠かせない人材を豊富に抱え、各企業との深い相互理解をもとに適切な人材を紹介しています。
・CxO/事業部長/マネージャーなどのハイキャリア・即戦力採用に強みがあるため、若年中堅層の強化や既存就労者の人材育成の軸となります。
・新たな事業、プロダクトを一緒に創造できる人材を確保したい企業にもおすすめです。

料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社ネオキャリア

 

パソナ

パソナ

 

特徴

IT関係やエンジニアリング分野に特化した人材紹介会社です。

・30代のミドル層が多めです。

料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社パソナ

 

Geekly(ギークリー)

ギークリー

 

特徴

IT・Web・ゲーム業界の分野に特化しています。

・月間5,500名以上の登録者数があります。

・10,000件以上の支援実績が強みです。

料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社Geekly

5‐3.外国人・バイリンガル人材紹介サービス

ITエンジニアの採用では優秀な外国人ITエンジニアやバイリンガル人材が注目されています。

 

しかし、語学レベルを面接でははかりにくいという採用担当者もいらっしゃるでしょう。

そのようなときこそ、人材紹介サービスがおすすめです。

GIFTERS(ギフターズ)

ギフターズ

特徴

・日本語と英語を話せる方や、日本語と中国語を話せるバイリンガル人材の紹介に特化したグローバル人材紹介サービスです。
・厳選されたミドル~ハイクラスの専門人材を徹底的にヘッドハンティングし、企業の採用ニーズに最適な候補者を提案しています。
・海外駐在案件や海外での採用にも幅広く対応しています。
料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社ネオキャリア

Bridgers(ブリッジャーズ)

ブリッジャーズロゴ

特徴

・文系、理系どちらも対応している、外国籍の高度人材に特化した人材紹介サービスです。
・日本語レベルがN1~N3の方を紹介するため、終業時に日本語でコミュニケーションがとれます。
・サービスのキャリアアドバイザーが応募者と4~5回面談をおこない、スクリーニング及び、内容にずれがないよう求人説明がおこなわれます。
・採用後のVISA申請など、複雑な手続きも代行しているので、はじめて外国人雇用をする企業も安心です。
料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株式会社ネオキャリア

 

株式会社jellyfish(ジェリーフィッシュ)

Jellyfish

 

特徴

外国人ITエンジニアに特化しています。

・登録者の91%が35歳以下です。

・登録者の多くが日本語能力試験N1~N3を保有しています。

料金成果報酬型:要問合せ
運営会社株域会社jellyfish

 

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みんなの採用部

みんなの採用部は、新卒から中途、アルバイトなどさまざまな採用サービスを取り扱っています。

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複数サービスの同時お見積もりも可能です。

6.まとめ

ここまでITエンジニアの採用と人材紹介サービスについて紹介をおこなってきました。

なにか参考になる項目がありましたでしょうか。

 

ITエンジニアの採用には課題が多いため、自社の採用手法でよい結果につながらないときは人材紹介サービスのエージェントを頼ってみませんか?

まずは相談だけでも、「ITエンジニアを採用したい」という企業の採用ニーズに真摯に向き合ってくれるのではないでしょうか。

 

ポイントは、「成果報酬制」であるため、初期費用がかからない点です。

もちろん業者により異なる点があるため、詳細を確認しつつ自社の採用ニーズとマッチした人材紹介サービス選びを検討してみてください。

就職エージェントneo

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