フリーターをアルバイト採用するには?|フリーターのおすすめの採用手法とサイトをご紹介
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アルバイト採用

昔に比べて、定職につかない「フリーター」が増えてきました。アルバイト採用において、このフリーター層をいかに自社の労働力として活用できるかがポイントになっています。
この記事では「フリーターをアルバイトで採用するメリットおよびデメリット」と「フリーターをアルバイト採用する際におすすめの求人広告」を厳選してご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
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本資料では、「フリーター採用のポイント」「フリーター求職者動向」「フリーター向け原稿作成のポイント」など、採用ノウハウをご紹介します。ぜひご活用ください。
1.フリーターにはどんな人がいるの?
一言でフリーターといってもさまざまなタイプの人がいます。毎日働きたいけど理由があって働けない人もいれば、単に働きたくないという人もいます。
ここではフリーターにはどのような人がいるのかをご紹介したいと思います。
1-1.明確な職業展望がないため、なんとなくフリーターをしている人
モラトリアム型と呼ばれ、現在のフリーターで最も多いタイプです。
「学校を卒業したけど特にやりたい職業が思いつかないため、とりあえずフリーターをする」
「企業に就職したけれど、自分の思っていた仕事ができない、職場になじめなかったなどの理由で離職し、とりあえずフリーターをする」
このようなパターンが多いです。
とりあえず生活していかないといけないから、フリーターとして生活費を稼いでいるという人がほとんどです。
また、フリーターをしながら、自分の将来のビジョンを構築するのは非常に難しいため、フリーター歴が長期化する傾向にあります。
このようなタイプのフリーターの場合、長期的に働いてもらえるというメリットはありますが、仕事をすることに対してエネルギーをもった人が少ないので、生産性の向上はあまり期待できないかもしれません。
1-2.夢を追及するためにフリーターをしている人
「芸能関係や職人などの職業につきたい」という明確な目標をもっていることから、定職につき、毎日フルタイムで働くことが難しい人たちです。
夢を実現するために何かしらの活動をしながら、生活費を稼ぐためにフリーターをしています。
夢を実現するタイミングで辞めてしまうため、仕事継続の期間が読めませんが、夢に向かって努力できる熱量があるので、仕事においても生産性の向上が期待できます。
1-3.何かしらの制限や影響があり、フリーターをしている人
フルタイムで働きたいという意欲はあるけれど、理由があって働けない人たちです。
労働市場の悪化で仕事を失ってしまった人、介護や育児に時間をとられてしまう人、体調不良・疾患などの理由からフルタイムで働くだけの体力がない人などがあげられます。
やむを得ずフリーターをしている人たちの中にも、働く意欲がある人はたくさんいるので、うまくいけば生産性を高めてくれる可能性があります。
また、ある一定期間働いた後、正社員として残ってもらえる可能性もあります。
2.フリーターをアルバイトとして採用するメリットとは?
一言でフリーターといってもおかれている状況によって大きく異なることがわかりました。
ではこのフリーターを正社員ではなく、アルバイトとして雇う場合のメリットには、どのようなことが挙げられるでしょうか?
また、学生やフルタイム従業員ではなく、フリーターを「アルバイトとして」採用するメリットは何なのでしょうか?
2-1.時間の融通が利く
フリーターを採用する最大のメリットは「時間の融通が利く」という点です。
本人の希望によっては、フルタイムと同じだけの時間、働くこともできます。また、学校に通っている学生より、家事がある主婦よりも自由な時間が多いため、シフト調整をおこないやすいというのも大きなメリットです。
一方で、繁忙期でない時は、シフトを減らすことで人件費削減を図ることも可能です。
正社員であれば、企業側の勝手な都合でそういった対応をすることは基本的にできないので、そこはフリーターをアルバイトで雇う最大のメリットだといえるでしょう。
2-2.たくさんシフトに入ってもらえる
日中は学校の授業でシフトをいれることができない学生と違い、フリーターはたくさんシフトに入ってもらえるというメリットがあります。
たくさんシフトにはいることで仕事に慣れ、いろいろな仕事を効率的におこなうことができます。
また、多くシフトに入って慣れている分、彼らは新しく入ったアルバイトの指導もしてくれるため、指導の手間も省くことができます。
2-3.人件費を抑えることができる
正社員の場合は、昇給やボーナスがあります。アルバイトでも時給がアップすることはありますが、正社員とはアップ幅が全然違います。
ほとんどの企業では、正社員は年間で数か月分のボーナスが出ますが、アルバイトには出たとしても月給の1/3程度です。またアルバイトだと、仮に体調不良などで欠勤した場合は、欠勤期間の給与を支払う必要がありません。
2-4.会社側のタイミングで雇用できる
就業した結果、会社に全くなじめず、素行が悪くなったり、想定していた仕事が全くできなかったり、そもそもやろうとしないような人がいたりする場合でも、正社員だとよっぽどの理由がない限り解雇することは困難です。
しかしアルバイトの場合は、契約時に更新期間を短めに設定しておけば、更新のタイミングで契約延長をしないという手段を取ることもできます。
3.フリーターを採用するデメリットは?
以下では、フリーターを採用するデメリット(懸念点)をご紹介します。
3-1.頻繁な入れ替わりがあるので教育が必要
フリーターをしている理由にもよりますが、働くより優先すべき事項(例えば介護など)があることもあります。
そもそも長期間働き続けることを前提にしていない場合が多いため、不定期に入れ替わりすることが多いです。
そのため、離職したタイミングで人を雇う必要があり、雇った後に新たに教育をおこなう必要があります。
3-2.重要な仕事を任せることが難しい
フリーターには、企業に対するエンゲージメントが高まらない可能性が考えられるため、機密事項に係るような重要な業務を任せることが難しいかもしれません。
正社員ならば、将来を見据えた教育が可能ですが、いつ辞めるかわからない、辞める可能性が高いフリーターに高度な教育を受けさせても、その時間や工数が無駄になってしまうかもしれません。
そのため、たくさんシフトに入っている割に、高度な技術を習得させ、仕事に活かしてもらうことが困難だといえます。
3-3.毎月のシフト作成が手間
正社員はフルタイムで働くため、シフト作成は不要です。
しかし、フリーターをアルバイトで雇う場合は、フリーターの希望するシフトを考慮しながら、全体のシフトを作成しなければなりません。
特にたくさんのアルバイトを雇っている企業にとっては、かなりの手間になってしまいます。
4.フリーター採用に活用できるアルバイト求人サイトまとめ
さいごに、フリーターの採用をおこなう際におすすめの、アルバイト採用求人サイト5つをご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
マイナビバイト | 公式マイナビバイトアプリ以外に「短期・単発版」「フリーター版」など6つの属性別アプリも展開!LINEバイトとも提携!
- 概要
料金プランは、「基本プラン」「フリープラン」「回数券(10回)」「年間プラン」「応募課金型プラン」の5プランがあります。
掲載料金は、掲載企画と料金プランにより変わります。採用職種、採用エリア、採用人数によりおすすめのプランが異なりますので、詳しくは以下からご確認下さい。
バイトル|SEOに強く、高い集客力で年々応募数が増加!
- 概要
アルバイト求人サイトの中でも抜群の知名度を誇るバイトル。
お申込み当日から掲載できる、何度でも修正ができるなど、その便利さと効果から多くの企業様に選ばれています。
掲載順位(露出度)により料金が異なります。情報量はどのプランで掲載しても同じです。採用職種、採用人数によっておすすめのプランが異なります。
ディースターNET|関西一円と横浜の地域に根差した求人サイト
- 概要
職種・エリアによりおすすめのプランが異なりますので、興味のある方がは、以下から各自お問い合わせください。
また、ディースターでは、求人サイトだけではなく、新聞折込求人やターゲットポスティング求人、求人フリーペーパーも取り扱っています。
こちらに関しても、以下からご確認下さい。
マイベストジョブ|採用が決まると求職者はお祝い金がもらえるサービスで大人気!
- 概要
応募数を効率的に増やすことができ、複数人数の募集などに最適な「掲載型プラン」とは別に、採用が決定するまでは費用がかからない「成功報酬型プラン」があります。
また、忙しい採用担当者に代わって求人原稿を制作してくれる「求人原稿作成代行サービス」もあります。詳しくは以下からご確認下さい。
マッハバイト| 国内最大級の外国人採用向け求人サイト!
- 概要
業界最大級のアルバイト求人サイトであり、ユーザーの65%が30歳以下という若年層で構成されている「マッハバイト」。
「成功報酬」「掲載課金」の2つのプランにわかれており、企業様のニーズにそったご利用が可能です。
wakumo|今話題のスキマバイトを活用!
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wakumoは、「いま働きたい人」が「すぐに見つかる」1日単位の「アルバイトマッチングアプリ」です。
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また、募集から就業開始までウェブとアプリだけで完結。1日単位でも手軽に・スピーディーに人材採用をおこなうことができます。
まとめ
最近、人手不足となる企業が多い中で、フリーターの労働力は非常に魅力的です。
正社員と違ってアルバイトの場合は、仕事が忙しい時にシフトを多くして、暇なときはシフトを減らすことで人件費を調整できるなど、企業側のメリットもたくさんあります。
重要な仕事を任せることができないなどのデメリットはありますが、ルーチン作業など短期間で習得できる仕事をフリーターに任せて、正社員は自分たちにしかできない仕事に集中するなど、会社として効率化を実現することが可能になります。
企業にとっては、将来を見据えると正社員の育成が重要ですが、人件費を抑えることができるフリーターをアルバイトで採用することも考えてみてはいかがでしょうか。
また、どうしても採用が困難な職種やお急ぎの際などは、フリーターの多くが登録する派遣サービスを活用してみることも検討してみましょう。
- フリーター採用の完全ガイド!
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元サービス業店長の経験を活かした提案
アルバイト採用事業部の立ち上げに従事した後、事業部長に就任。 原稿の作成・スカウトメール配信・面接率の向上・内定後フォローなど幅広い知識で対応いたします。 プライベートでは2児のパパとして子育てに奮闘しています!
- 名前
小林/アルバイト領域
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