転職フェアとは?|特徴や出展のポイントなど徹底解説
転職フェア
中途採用において、もっとも大変なことは「求職者と会えない」ことです。
転職フェアは、「候補者となかなか会えない」「多くの母集団を短期で形成したい」などという時の手法として注目されています。
最近はコロナ禍も落ち着き始めており、オフラインの接点をとる方法としてより注目され始めています。
そこで本記事では
・転職フェアとは
・転職フェアのメリットとデメリット
・おすすめの転職フェア
についてご紹介します。
1.転職フェアとは
転職フェアとは、転職希望者を対象とした合同企業説明会のことです。
「転職を考えている人」と「中途採用をおこなっている企業」が会場に集結します。
1つの会場に数多くの企業の採用担当者や社員が集まり、企業ごとに割り当てられたブース内で、転職希望者に向けて会社説明や面談をおこなうのがイベントの主な内容です。
また、企業ブース以外にも転職に役立つ講座や、キャリア相談のコーナーが設けることができる場合などもあります。
1‐1.転職フェアの2つの形式
転職フェアでは来場者が自社のブースを訪れた際、どのようなことをおこなえばよいのでしょうか。
企業ブースでおこなう内容は転職フェアの形式により異なります。
転職フェアには説明会形式と面談形式の大きく2つの形式があります。
どちらの形式が自社に合っているのかを見極めて出展しましょう。
説明会形式
転職フェアに出展することでたくさんの求職者と接点を持ち、自社をアピールすることが目的の場合はまずは説明会形式で出展してみるのがおすすめです。
メリット | デメリット |
・1度にたくさんの求職者に向けて自社のアピールができる ・転職潜在層の方にも話を聞いてもらいやすい ・1度に多くの人数に出会えるため母集団形成しやすい | ・面談や応募への移行率が低め ・個別対応が難しい |
面談形式
転職フェアで自社への興味・関心が高い求職者と出会い、とにかく選考移行率を上げたいと考えている場合は面談形式がおすすめです。
メリット | デメリット |
・一人ひとりに合わせた対応が可能 ・選考移行率が比較的高い ・どのような経歴や人柄の人が自社に興味を持ってくれているのか把握できる | ・出会える人数に限りがあるため母集団形成が難しい |
1-2.転職フェアでかかる費用
転職フェアに出展するにあたって、どのような費用がかかるのか解説します。
出展料
転職フェアに出展する際は出展料がかかります。
出展料は開催される会場の規模、出展日数、出展するブースのサイズ等によって金額が異なります。
これに伴い、会場で配布するチラシやパンフレット等の準備、ブースの装飾品等の準備にも費用がかかります。
ブースを出す上でメール配信やその他のオプションを利用する場合はその費用も必要です。
また、転職フェアの出展時に転職サイトへの掲載が必要なサービスもあるため確認しましょう。
人件費
転職フェアの出展には人件費もかかってきます。
開催規模にもよりますが一般的に1日4名は必要となり、事前準備から当日対応まで合わせると相応の人件費がかかります。
2.転職フェアのメリットとデメリット
ここでは、転職フェアに出展すると企業にどのようなメリットやデメリットがあるのか解説します。
2‐1.転職フェアのメリット
- 1日で多くの求職者(候補者)と会える
- 応募前の求職者に会える採用方法
- 自社のPRやプロモーションができる
- スピーディーな選考ができる
- 現場社員と求職者をつなぎ、志望度を上げられる
転職フェアのメリットのひとつは求職者に直接会えることだけではなく、生の声が聞けることです。
直接求職者と話すことで、求職者が企業に求めているものがわかり、結果として採用条件の改善を図る企業も少なくありません。
また、求職者に会うこと以外にも、他社や見学者など数多くの来場があります。
そのため、自社のPRやプロモーションとしても効果的です。
さらに、その場で面接の確約や内定をだすこともできるため、スピーディーな選考が可能になります。
普段の面接ではなかなか会うことのできない現場社員を繋げることもできるため、求職者の志望度が上がるなどのメリットもあります。
2‐2.転職フェアのデメリット
- マンパワーが必要
- ブースの装飾などの構成・作成などの事前準備に時間がかかる
- ターゲット以外の求職者にも対応しなくてはならない
- 採用バッティングしてしまう
転職フェアのデメリットはマンパワーが必要なことです。
開催規模にもよりますが、イベント当日は一般的に1日4名(面接官2名・誘導・呼び込み2名)は必要と言われています。
また、ブースの装飾などの構成や作成などの事前準備にも時間がかかります。
そのほかにも、採用ターゲット以外の方がブースに来た際も対応しなくてはならないことや、求職者が複数の企業ブースを周るため採用バッティングが発生する可能性があります。
このように転職フェアにはデメリットもありますが、ほかの採用手法では出会えなかった求職者層に出会える点は大きなメリットです。
多くの求職者と出会うことにより自社の採用課題や魅力についての発見もあるので、ぜひ前向きに転職フェアの出展を検討してみてください。
3.転職フェアの企業側の準備ポイント
実際に転職フェアに出展をする場合は企業側はどのような準備をおこなえばよいのでしょうか。
順に解説します。
3‐1.採用ターゲットが多く来場する転職フェアを選ぶ
まずはじめに出展したい転職フェアを選ばなければなりません。
転職フェアにはそれぞれ集客を得意とする求職者層が異なります。
転職フェアを参加するターゲットの特徴ごとに分けると、大きく2つに分類できます。
1つめは総合型転職フェアです。
求職者の年齢層は広く、さまざまな業種、職種の経験者が集まります。
2つめはITエンジニアやWeb系職種など特定の業種や職種の求職者の集客を得意とする特化型転職フェアです。
自社の採用ターゲットがより多く来場する転職フェアを選ぶことで、面談や面接率の向上につながり、採用の成功にも関わります。
3‐2.転職フェアに必要な資料の準備
転職フェアの出展が決定したあとは、転職フェアの会場で必要な資料を準備します。
ペーパー資料や動画資料、雇用条件の説明に必要な資料など、求職者との面談や説明会に必要な資料をピックアップして準備を進めておきましょう。
どのような資料が必要なのか不安な方は、自社を知らない段階でどのような項目を聞きたいと思うか既存の社員にヒアリングをしてみてください。
また、求人サイトなどに求人情報を公開している場合は内容を第三者目線で確認してもらい、記載が不足している項目などをヒアリングしましょう。
その場で聞かれてすぐに答えられるように準備をすることが大切です。
3‐3.ブース装飾
次に、企業ブースの見た目を華やかにする準備もおこないましょう。
転職フェアの会場には数多くの企業がブースを構えています。
そのため、自社のブースをアピールする装飾が大切です。
準備物 | ポスター | プロジェクター類 | 座席・机装飾 |
用途 | ・自社のアピール、惹きつけ | 映像・画像による印象付け、惹きつけ | 自社のアピール、惹きつけ |
まず準備しておきたいものはポスターです。
貴社ロゴや製品など「何をやっている会社か?」「どのような仕事なのか?」など、ひと目で分かるポスターを貼り出しましょう。
また、ブースに余裕があればプロジェクターを用いて、会社概要・プロモーション映像など企業の情報を印象的に映し出すと惹きつけ効果が高まります。
そして、ブース内の椅子や机、ラックなどの装飾も重要です。
求職者用席の最後列の背もたれには募集職種の掲示などをすることで、通りかかった求職者の方に自社の採用情報をアピールできます。
興味を示す求職者がいたときは、ブースへ誘導をおこない着座時間を伸ばしましょう。
パンフレットや採用情報などの資料を置くスペースは、各ブースに設置されたラック以外に、ブース外にも設置されています。
通りがかる求職者への呼び込み時の配布も含め、1回のフェアで150部から200部前後は用意しておきましょう。
3-4.ブースの動線・動き方と人員配置
転職フェアは元々自社に興味のある求職者だけでなく、転職フェアの会場で自社に興味を持ちブースに訪れる求職者がいます。
より多くの求職者をブースに招くためには、自社に興味を持ってもらえるよう印象づけることから始め、誘導した求職者を逃さず説明までもっていけるように人の流れを作ることが重要です。
そのためには求職者を誘導する人員の確保と役割分担が大切です。
冒頭でも解説をおこないましたが、イベント当日は一般的に1日4名以上は必要と言われています。
おおまかな役割は面接官2名、誘導・呼び込みに2名です。
転職フェア当日の人員確保ができたら、それぞれの役割に応じた動き方も事前にシミュレーションしましょう。
【まだ自社を知らない、興味がない求職者】への対応
まだ自社を知らない、興味がない求職者には誘導・呼び込み担当が積極的に呼び込みをして足を止めてもらいましょう。
求職者が興味を持ったらコミュニケーションを取りながら「どんな職種に興味を持っているのか」や「これまでの経験・経歴」などを聞き、待ち時間での離脱を防ぎます。
【興味を持ち始めた求職者】への対応
求職者に着座してもらえたら面接官の出番です。
面接はなるべく2名ずつおこえるように、面接官が2名待機していると理想的です。
面接は基本的には求職者と面接官が1対1でおこない、1名あたり約10~15分を目安にしましょう。
本面接ではないので、会社概要や募集要項を詳細に説明し、その場で次回の説明会・面接への参加日程を提示できるように社内スケジュールと連携できるように準備しましょう。
3‐5.ブースへの呼び込み
呼び込みは会社の顔となりますので、明朗かつ好感の持てる方にしましょう。
近年では、集客効率と企業イメージのアップを狙う為、イベントコンパニオンを呼び込み担当としてアウトソーシングする企業も増えています。
また呼びかけは「本日はどんなお仕事をお探しになられて来たんですか?」、「今までどんなお仕事をされて来たんですか?」など、相手からの返答がある程度期待できるような質問を投げかけることが重要です。
必要に応じて、呼び込み担当をアウトソーシングすることを検討してみてください。
3-6.着座対応
求職者が着席してからの対応・説明がその後の来社率を大きく左右します。
採用活動において【人事=営業】です。
転職フェア・セミナーにおいては、人事は求職者に対して魅力的なプレゼンテーションをおこなう“営業”としての役割を担っています。
新卒採用においても、合説や説明会における人事担当者から受ける印象を理由に、その後の選考を辞退する学生が増加しています。
つまり、呼び込み担当者だけではなく、人事担当者に関しても会社の顔としての役割が求められていると言えます。
フェアで着席する求職者は大きく2タイプに分類できます。
これは転職に対する意識の度合いが大きく関係しているため、別フェーズにいると考え、それぞれに説明応対をしましょう。
情報収集型求職者
「どこか良い企業があれば転職したい」という段階です。
この段階の求職者への対応は自社に対する興味喚起をおこなう事が重要です。
自社の概要、該当職種の業務内容、他社との優位点を着席者からのヒアリングによりこちらから提示していき、説明会または面談への誘導を狙いましょう。
企業研究型求職者
自社への研究をWebなどで済ませた着席者です。
自社への関心や転職意欲が高いため、Webなどでは公開されていない業務内容における詳細情報、キャリアパスなど、より深い情報を与える事で面接へと誘導しましょう。
3‐7.評価基準の統一
転職フェアは会場で求職者に出会うことがゴールではありません。
転職フェアをきっかけに採用を成功させることが重要です。
そのためには評価基準を統一させる準備が大切です。
転職フェアは複数名の採用担当者が個別に求職者と面談をおこなっていく形態になるため、評価基準があいまいになる事が少なくありません。
説明会後にマッチングの相違やヒアリング不足が起こってしまっては、せっかくの転職フェアを活かしきったとはいえないでしょう。
そのため、面接チェックシートと評価基準シートを作成し、事前に社内で評価基準及び求職者に対してヒアリングしておきたいポイントのすりあわせをおこなう事が採用成功へと結びつく大きな要因です。
また転職フェアにおいては、面談をおこなった担当者が貴社の顔として、求職者に認識をされる・見られるの意識を持った上での来場者対応が必須となってきます。
4.国内主要転職フェア5選
転職フェアは主に、総合的な転職フェアと専門的な転職フェアに分かれています。
さらに転職セミナーや各地域でおこなっている転職フェア・セミナーにわかれています。
ここでは、数ある転職フェアの中でも企業出展数や来場者人数が多い5つの転職フェアを徹底比較します。
上記で紹介をした5つの転職フェアは来場者の年齢層はおおむね35歳以下が多く、転職にアクティブな世代です。
来場者の経験職種を比較してみると、営業職や事務系職種の経験者が多く来場している転職フェアと、ITエンジニア系職種、ものづくり系エンジニア職種の経験者の来場が多い転職フェアに分かれています。
来場者の傾向からマイナビ転職フェア、Re就活転職博、女の転職typeフェアは総合型転職フェアに分類され、typeエンジニア転職フェアとオンライン転職フェアとして「ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンライン」、「未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンライン」が開催されているdoda転職フェアは特化型転職フェアと分類できます。
doda転職フェアの会場開催については情報が入り次第お伝えします。
以下、各転職フェアの特徴や詳細を紹介します。
マイナビ転職フェアは、若手層が多い点やマッチングに向けたサポートが充実している点などから、参加企業の約80%が出展してよかったと回答するほど非常に満足度が高いです。
来場者の75%が35歳以下の若手層、85%以上が半年以内に転職をしたいと考えていて、転職に意欲的な若手層が多いこともマイナビ転職セミナーの特徴です。
北海道・東北、首都圏・北関東、甲信越・北陸、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄と全国で開催しています。
また、イベントコンシェルジュが企業にマッチすると思われる人材を直接ブースまで誘導するなどのサービスや、当日リアルタイムで配信できるスカウトサービスや来場者に自由にお声がけ可能なスカウトカフェコーナーなど充実しています。
4-2.Re就活 転職博
Re就活転職博は、20代に特化した転職サイト『Re就活』を運営する学情が運営しており、20代の若手層に特化している点が特徴です。
転職フェアは北海道・宮城県・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・滋賀・福岡で定期的に開催されています。
Re就活転職博は東京商工リサーチの調査において国内主要転職イベント20代動員数・動員比率でNo.1を獲得しています。
正社員経験のある求職者が84%以上と、若く即戦力になることが期待できる人材と出会うことが可能です。
Re就活転職博では、一方的な説明会ではなく来場者と直接面談をする形式をとっています。
来場者の質疑に直に答える中で、求職者の志望動機を掘り起こすことができると同時に、求職者に貴社の魅力を直接伝えることで求職者の興味関心度を高め、直接選考につながる可能性が高まります。
20代の即戦力の採用やじっくりと面談をおこなうことによる採用ミスマッチの防止をおこないたい企業におすすめです。
4-3.女の転職type転職イベント
女の転職type転職イベントは、女性に特化をしたイベントで、全国でもほとんどなく業界内で最大級のフェアとなります。
1回の来場者数は1,500名ほどで、1度の出展で多くの求職者と接点を持てる点から効率的に採用をおこなうことができるメリットがあります。
過去の開催実績データでは平均着席数66名、35歳以下来場者が64%、次段階に進む割合13.6%と、母集団形成や若手採用に有効です。
来場者の多くは正社員や契約社員として長期的な就労を希望しており、女性キャリア経験者やキャリア候補を採用したい企業におすすめです。
4‐4.doda転職フェア
日本最大級の規模で高い知名度を誇る「doda転職フェア」。
2024年4月現在は会場開催を休止中ですが、ITエンジニアのためのdoda転職フェアオンライン、未経験からITエンジニアを目指す人のためのdoda転職フェアオンラインを開催しています。
過去の開催実績では業務系アプリケーションエンジニア・プログラマをはじめ、インフラエンジニア、Webエンジニア・プログラマ、社内SEの経験者が多く参加しています。
また、JavaやSQL、VBAやPythonなどの言語スキル保持者が多数参加しました。
オンライン開催は会場開催と比較すると、ブースの準備や荷物の搬入などの手間がかかりません。
さらに、会場の利用期間に影響されずに転職フェアの実施が可能になるため、通常の転職フェアと比較して開催日が長期化しています。
そのため、doda転職フェアはオンラインでITエンジニアの採用をおこないたい企業におすすめです。
doda転職フェアの会場開催実施の情報が入り次第、適宜お知らせいたします。
4‐5.typeエンジニア転職フェア
typeエンジニア転職フェアは、過去80回の開催実績を誇り、国内最大級のエンジニア特化型転職フェアとして豊富なノウハウと実績があります。
マッチング機能があり、来場者が登録した経験・希望、志向をもとに、おすすめ企業の情報をメールで届ける「おすすめ企業案内サービス」や、出展企業様が来場者にスカウトメールを送信できる「匿名スカウトサービス」など、出展企業と来場者とのマッチングをサポートできるのが特徴です。
また、出展企業を熟知したスタッフが、来場者に対し、効率的な会場のまわり方、来場者にあった出展企業の案内をおこなっています。
特定の企業だけに着席が偏らないよう、来場者の経験・志向性にあったブースを紹介できるなどサポート体制も整っています。
そのため、さまざまなエンジニア系職種の採用をおこないたい企業や、来場者の誘導に不安がある企業におすすめです。
ここまで5つの転職フェアについて解説しました。
複数の転職フェアのお見積もりや詳細資料がご入用の際は、以下より承ります。
5.特化型転職フェア
前項では主要な転職フェアを紹介しました。
ここでは地域や業界・職種に特化した転職フェア・転職イベント、セミナーを紹介します。
5-1.はたらいく 就転職フェア
株式会社リクルートジョブズの運営するメディア「はたらいく」の就転職イベントです。
地元で働くことをテーマにしたイベントであるため参加企業や来場者も同じ志向を持つ傾向があり、地域での採用を強化したい企業は自社の規模に関わらず効率よく求める人材と接触することができます。
5-2.doda転職フェアセレクト
全ての出展企業が募集する職種・経験等を絞って出展している集中型転職イベントです。
はじめに出展企業から自社の魅力を紹介する時間があるので、他社との差別化を図りやすいです。
dodaの転職フェアセレクトは経験・スキル・資格を活かしたい方がほとんどなので、ターゲットにも繋がりやすいです。
5-3.新・農業人フェア
新・農業人フェアは「農業を知りたい」「働きたい」「かかわってみたい」という気持ちをもつ全ての方を対象とした、国内最大級の就農イベントです。
農業への就職・転職や独立を考えている学生から社会人まで幅広い層に対して農業を仕事にするきっかけをつくることを目的に、農林水産省の補助事業として株式会社リクルートジョブズが主催・運営しています。
5-4.飲食×レストラン業界のグルメキャリー
グルメキャリーが主催する飲食×レストラン業界 合同企業説明会は飲食業界では最大級の就職イベントです。
20代~30代中心の飲食業界経験者・調理系専門学生が多数来場し、各企業は訪問者よりエントリーシートを受け取り、 翌日以降の個人面接へと繋げていきます。
企業は自由に自社のPRや面接などの選考をおこなうことができるなど、自由な採用活動が担保されています。
5-5.保育ひろばフェア
採用担当者と園ごとのブースにて直接お話をしていただく保育に特化した合同説明会です。
出展料のみで、当日お話した求職者を何人採用しても追加料金は一切発生いたしません。
保育ひろばフェアへの出展事業所数は、累計300園を超えており、社会福祉法人、学校法人、株式会社、NPO法人など様々な種類の法人が多数出展しています。
また、全国に施設を持っている法人や新規開園するオープニングスタッフを募集している園、小規模園、院内保育や企業内保育を運営されている法人の出展はもちろん、残業なし、完全週休2日など、正社員・パート問わず、就職や転職を考える保育士向けとなっています。
5-6.グローバル企業に特化したグローバル人材転職フェア
外資系企業、グローバル企業に特化した、グローバル人材のための国内最大級の転職サイト”Daijob.com”が主催する転職フェアです。
さまざまな業界の外資系・グローバル企業が参加し、バイリンガルなどのグローバル人材の転職市場価値の動向を知ることができます。
多様なグローバル人材と効率よく出会えるのが特徴です。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職フェア・セミナーについては、どこに出展するのかも重要ですが、その日を有意義にするための準備や当日の運営も大切です。
特に人事担当者から受ける印象を理由に選考の辞退なども増加している昨今だからこそ、転職フェア・セミナーは企業のPRにとても有効です。
転職フェアやセミナーは見学会などもおこなっているため、少しでもご興味をお持ちの方はまずは見学にお越し頂くことをおすすめします。他社の熱量など、勉強になる点がきっとあるでしょう。
本記事が貴社の有効な中途採用のために少しでもお役に立てたら幸いです。
圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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