Indeed(インディード)の代理店を徹底比較|直販との違いや特徴まとめ
中途採用
「仕事さがしはインディード!」のCMフレーズで有名な求人検索エンジン世界No.1*の「Indeed(インディード)」。
Indeed(インディード)を有料で活用する際には、代理店が多いため自社に合った会社がわからず悩んでしまう人も少なくありません。
*Comscore,総訪問数,2023年8月
そこで本記事では、
・Indeedの代理店と直販の違い
・Indeedの代理店の種類や選び方
・おすすめIndeed代理店の特徴/料金
についてご紹介します。Indeed代理店の活用を検討されている企業様は、情報収集にお役立てください。
1. Indeed(インディード)の料金体系
Indeed(インディード)の料金体系は大きく分けて2つに分かれます。一つは無料掲載、もう一つは有料掲載です。
無料掲載は費用がかからない反面、求人作成から運用まで全て自社でおこなう必要があります。
有料掲載の場合は、Indeed(インディード)代理店も利用可能です。ここではIndeed(インディード)の有料掲載について解説します。
1-1.Indeed(インディード)の有料掲載とは
Indeed(インディード)の無料掲載と有料掲載の主な違いは、表示回数です。
目立つ場所に高い頻度で掲載される
Indeed(インディード)は、基本的に対応する仕様で作成された自社の採用ページがあれば、無料で勝手に掲載されます。
※掲載というのは実は少し語弊があり、正しくはGoogleの検索結果と同じで、Indeed(インディード)の検索結果に勝手に貴社のホームページが出てくるようになります。
それに対し有料掲載はスポンサー求人広告掲載と呼ばれ、費用をかけている求人が無料掲載よりも目立つ場所に高い頻度で表示されます。Indeedデータ(ワールドワイド)によると、有料版の求人は無料版よりも最大5倍クリックされています。
1-2.Indeed(インディード)の料金体系
Indeed(インディード)の料金体系についてご説明します。
Indeed(インディード)はクリック課金
求人を掲載するだけで費用が発生する一般的な求人広告の場合、掲載されていても興味がない人は見ません。しかし、広告費用は発生してしまいます。
それに対して、Indeed(インディード)の料金体系は、求人を掲載した期間には関係なく、クリックされるたびに費用が発生するクリック課金制になっています。
クリック課金制の最大のメリットは、興味のない人にはお金をかけなくても良い点にあります。求職者が求人に興味がなければそのページのクリックをしないので、当然費用は発生しないからです。
Indeed(インディード)はチャージ制
Indeed(インディード)の支払い方法は、事前にお金を振り込むチャージ制(もしくはプリペイド制ともいう)です。チャージ制の最大のメリットは、あまった費用は繰り越せる点にあります。
例えば、30万円をチャージして、10万円を使った時点で求職者を確保できたとします。その場合は残ったお金(20万円)は次回求人を出すまで使わないでおくこともできます。
クリック単価は入札制
では、クリック単価はどのくらいになるでしょうか?
基本的にクリック単価は入札制で決定するため、募集地域や業界、職種など様々な要因によって変動します。
そして企業は、上限クリック単価を設定できます。
安くしすぎると上位表示される確率が下がり、応募も減ってしまうかもしれません。
しかし、基本的には、Googleなどの検索エンジンと同じで、ユーザーのニーズにあった求人を上位表示させるので、クリック単価を高額にしたからといって上位掲載されるとは限りません。
この適切な価格を他社状況や表示数などを見ながら調整していくことが、Indeed(インディード)の運用でおこなうことメインになります。
2.Indeed(インディード)直販と代理店の比較
Indeedの有料版を利用する際、選択肢は2つで直販と代理店を選ぶことができます。それぞれの違いについてみていきましょう。
2-1.Indeed(インディード)の直販とは?
文字通りIndeed(インディード)社が直販です。
メリット
運用手数料がかからない。
直販では運用方法などのサポートやアドバイスはしてくれますが、実際に運用をするのは依頼主側です。したがって、企業側の工数がかかる分、運用手数料などはかかりません。
一方、Indeed(インディード)に掲載する料金は同じです。また、自社で運用するため、情報収集などにも時間や人件費がかかることに注意しましょう。
デメリット
運用に工数がかかる
Indeedの運用には、採用ページの強化や単価の調整、キーボードの調整など、やることがたくさんあります。初めての利用の場合はノウハウがなく、失敗してしまう可能性もあります。
そのため、直販を利用する場合はある程度Indeedの運用経験があり、自分自身で運用の判断ができると良いでしょう。
求人原稿の作成から自社でおこなう必要がある。
直販の場合は掲載にかかる準備を全て自社でおこなう必要があります。掲載方法の調査・企業アカウントの作成・掲載基準など各種ルールの調査・(場合によっては)求人内容のヒアリング・求人原稿の作成など、さまざまな準備が必要です。
2-2.Indeed(インディード)の代理店とは?
Indeed(インディード)の求人作成から求人運用に関する業務全般を代行してくれます。※代理店によってサービス内容は異なります。
メリット
運用ノウハウが豊富なため採用効率化が図れる。
Indeed(インディード)では、ユーザーのニーズと合致した求人広告が検索上位に並びます。
そのため、求人の掲載文が重要となります。代理店は人材採用または広告運用のプロであり、どのようにすると応募を集めることができるか熟知しています。
そのノウハウを使って掲載文を策定することで、応募者数を増やすことが期待できます。
求人作成などのIndeed(インディード)に関わる業務負担が減らせる。
直販の場合は自社で行う必要がある、掲載方法の調査・企業アカウントの作成・掲載基準など各種ルールの調査・(場合によっては)求人内容のヒアリング・求人原稿の作成などの業務を代理店が代行してくれます。
そのため採用担当者はほかの重要業務に注力して採用効率化を図ることができます。
デメリット
手数料が発生する
そもそも、Indeed(インディード)は自分たちで運用することが可能であり、代理店を通さなくても掲載することはできます。
Indeed(インディード)の無料版を使えば、全く費用をかけずに求人広告をだすことができますが、通常代理店を使う場合は、有料掲載に限定されます。
そのため、広告運用費とは別に運用代行費が必要になります。
3.Indeed(インディード)代理店の種類
Indeed(インディード)代理店には大きく分けると4種類あります。
「求人広告を得意とする会社」、「ネット広告マーケティングを得意とする会社」、「採用web集客専門の会社」と「経営コンサルタント系」の会社です。
4種類の代理店のうち国内で多いのは、求人広告を得意とする会社、ネット広告マーケティングを得意とする会社の2種類です。ここでは、これら2種類の代理店の特徴をみていきます。
3-1.Indeed(インディード)の代理店① 求人広告を得意とする会社
求人広告を得意とする代理店は、求人および採用の専門家です。主にリクナビやマイナビといった求人サイトを主軸として、関連する採用ツールを扱っています。
メリット
- 日頃から求人活動をおこなっているので、求職者のニーズを把握しており、ニーズに合致する求人広告を作成できる。
- 会社のPR方法や募集要項の出し方についてノウハウを持っている。
- Indeed(インディード)広告だけでなく他の広告媒体も一緒に試すことができる。
デメリット
- Indeed(インディード)のようなネット広告の知識が少なく、成果分析できない代理店もある。
- 営業活動を重視するため、営業活動が不要なIndeed(インディード)自体の実績がない代理店もある。
3-2.Indeed(インディード)の代理店② ネット広告マーケティングを得意とする会社
ネット広告マーケティングを得意とする代理店は、ネット広告の専門家です。Googleのアドワーズ、Yahoo!のスポンサードサーチなどのリスティング広告やバナー広告を扱っています。
メリット
- 成果に対する分析が得意で、クリック単価を減らすことができる可能性がある。
- リスティング広告でのノウハウを生かして求人サイトの見せ方を改善してくれる。
デメリット
- 広告は強いが採用に関してのノウハウが少ない。
- ネット広告がメインのため、他の求人媒体に関する知識が少ない。
4.Indeed(インディード)代理店の比較
ここでは、Indeed(インディード)代理店として国内に多い「求人広告を得意とする会社」、「ネット広告マーケティングを得意とする会社」の2つのカテゴリでそれぞれ数社を紹介します。
4-1.求人広告を得意とするIndeed(インディード)代理店
求人広告を得意とするIndeed(インディード)代理店を4社ご紹介します。
株式会社ネオキャリア
特徴
- 求人広告だけでなく人材紹介、派遣、採用代行、適性検査など多岐にわたる求人活動のノウハウをもっている。
- 求人広告代理店として最大規模で、全国展開のため地方求人にも対応できる。
- 10,000社以上の採用支援実績をもつため、レポート分析のノウハウもある。
- Indeed(インディード)のみならずほかの求人媒体との併用ができるため、最も費用対効果が高いものを試せる。
Indeed(インディード)対応のHPが簡単に作成できるツールの無料提供サービスあり(※対応期間に限りがあります)
株式会社インディバル
特徴
- webに強い担当者が採用集客コンサルティングを提供。
- 最適なクリック単価の調整やキャンペーン設計により応募単価を改善。
- 求人広告取扱資格をもつライターが求人原稿を作成し、合致率改善。
インビジョン株式会社
特徴
- 自社採用ページの分析と改善までサポート。
- 採用ページ強化で10年の実績あり。
- 応募単価85%削減、面接率3倍、ページ流入数5倍の実績あり。
株式会社アドヴァンテージ
特徴
- 自社採用サイトの制作から運用までを丸ごとおこなえる。
- webマーケティングだけでなく、採用コンサルタントもおこなっている。
- ニッチ求人や新規事業開発の支援も可能。
4-2.ネット広告マーケティングを得意とするIndeed(インディード)代理店
株式会社インフィニティエージェント
特徴
- デジタルマーケティング事業で運用力に定評のあるインフィニティエージェントがダイレクトリクルーティング事業を開始。
- Indeed(インディード)専用のランディングページを開発しており、応募率を高めることができる。
- デジタルマーケティング領域では、人材業界のクライアントも多く、実績と知見が豊富
ジャック&ビーンズ
特徴
- 大手求人広告媒体の集客を行うなど、実績が豊富。
- 募集要項および採用ページの強化。
- リスティング広告の無料アカウント診断をおこなっている(期間限定キャンペーン)。
5.まとめ
世界最大の求人検索エンジンであるIndeed(インディード)は利用者も多く、求人をかけるには最適な手段の一つです。
しかし、多くの企業がIndeed(インディード)を使って求人をおこなっているため、競争率が高くなってしまっているのも現状です。
また、自分たちだけではIndeed(インディード)を効率的に利用できないリスクもあります。
そんな時に頼りになるのが代理店です。
代理店でも様々なタイプがあるので、企業が求めていることにあった代理店を探すことが大切です。
代理店をうまくつかって効率的にIndeed(インディード)で求人活動をおこなうきっかけになれば幸いです。
オウンドメディアを活用した新しい採用のカタチを
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