【2025年3月版】適性検査比較26選│特徴・強み・メリット・デメリット・料金体系を徹底比較!
近年、採用や選考の評価を面接官の判断だけに任せず、適性検査を用いて定量的に判断する企業が一般的になってきました。
しかし、適性検査を導入しようにも「種類がありすぎてわからない」「各サービスの違いがわかりづらい」など、疑問も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
・適性検査サービス26選の比較
・各種適性検査サービスの詳細
・適性検査サービスの選び方のポイント
についてご紹介します。
1.適性検査26選比較表
本章では、主要な適性検査サービス26選を比較しています。
適性検査サービスによって特徴や測定可能な項目が異なるため、自社の活用目的に合わせて選定しましょう。
1‐1.総合的に活用できる適性検査10選
まずは総合的に活用できる適性検査サービスについて紹介します。
新卒採用や中途採用、さらには人材の配置、定着に活用できるサービスが存在するため、幅広い活用におすすめです。
サービス名 | 特徴 | 費用形態 | 費用 | 測定内容 |
Compass | 採用選考において企業が求める評価項目を診断結果に反映 | 従量課金 | 2,000円/名~ | ストレス耐性、職業適性、対人関係スタイル、基礎能力 |
ミキワメ | 企業独自の活躍人材を見抜き、採用のミスマッチを防ぐ | 定額課金(一部従量課金) | 360,000円/年+500円/名~ | 性格検査、能力検査、自社のハイパフォーマーとの適正度分析 |
アッテル | データを基にAIの力で自社にマッチする人材を判断し、適切な採用・配置・定着を実現 | 定額課金 | 360,000円/年~ | 資質診断、基礎能力診断、評価分析、比較分析、分布分析、類似分析、類似従業員 |
ミツカリ | 応募者と自社社員・組織との相性を可視化し、ミスマッチを防ぐ | 定額課金(一部従量課金) | 20,000円/月+2,000円/名~ | 個人と組織の相性、価値観ミスマッチ、社風・組織風土の言語化 |
DIST | ストレス要因とその対処法を診断 | 従量課金 | 800円/名~ | 原因別ストレス耐性、ストレス対処資質 |
DPI | 仕事への態度や対人関係など職場適応性を診断 | 従量課金 | 800円/名~ | 基礎診断項目、個別診断項目 |
DATAPURE | 応募者の「知的能力」「態度能力」を両側面から予測 | 従量課金 | 3,500円/名~ | 態度能力、基礎診断項目、個別診断項目、知的能力 |
3Eテスト | 入社後に活躍する人財の見極めや、思考スタイルを元にした受検者同士の相性も可視化 | 従量課金 | 70,000円/20部 | 性格特性、創造的思考性、コミュニケーション力、エネルギー量、ストレス耐性、キャリアタイプ指向性、職務適性、総合特徴 |
内田クレペリン | 多様性を重視し、言語や文化的な背景に影響を受けにくい | 従量課金 | 2,160円/名 | 処理能力の程度、発動性、可変性、亢進性 |
SCOA | 多面的な検査内容で総合的な人物評価が可能 | 従量課金 | 2,000円/名~ | 基礎能力、パーソナリティ、事務能力 |
1‐2.新卒採用に活用できる適性検査10選
次に、新卒採用に活用できる適性検査サービスについて紹介します。
新卒の採用活動では比較的多くの人材を見極める必要があるため、診断人数に合わせて費用が変動する従量課金型のサービスが多く存在します。
さらに、測定内容として人材の資質や特性、価値観を分析するサービスが多く、企業理念や文化とのミスマッチ防止に活用できる点が特徴です。
サービス名 | 特徴 | 費用形態 | 費用 | 測定内容 |
CUBIC | 採用選考において企業が求める評価項目を診断結果に反映 | 従量課金 | 2,000円/名~ | ストレス耐性、職業適性、対人関係スタイル、基礎能力 |
tanΘ | 企業独自の活躍人材を見抜き、採用のミスマッチを防ぐ | 定額課金(一部従量課金) | 360,000円/年+500円/名~ | 性格検査、能力検査、自社のハイパフォーマーとの適正度分析 |
DBIT | データを基にAIの力で自社にマッチする人材を判断し、適切な採用・配置・定着を実現 | 定額課金 | 360,000円/年~ | 資質診断、基礎能力診断、評価分析、比較分析、分布分析、類似分析、類似従業員 |
DII | 応募者と自社社員・組織との相性を可視化し、ミスマッチを防ぐ | 定額課金(一部従量課金) | 20,000円/月+2,000円/名~ | 個人と組織の相性、価値観ミスマッチ、社風・組織風土の言語化 |
DATA-OA | ストレス要因とその対処法を診断 | 従量課金 | 800円/名~ | 原因別ストレス耐性、ストレス対処資質 |
SPI3 | 仕事への態度や対人関係など職場適応性を診断 | 従量課金 | 800円/名~ | 基礎診断項目、個別診断項目 |
玉手箱Ⅲ | 応募者の「知的能力」「態度能力」を両側面から予測 | 従量課金 | 3,500円/名~ | 態度能力、基礎診断項目、個別診断項目、知的能力 |
GAB | 入社後に活躍する人財の見極めや、思考スタイルを元にした受検者同士の相性も可視化 | 従量課金 | 70,000円/20部 | 性格特性、創造的思考性、コミュニケーション力、エネルギー量、ストレス耐性、キャリアタイプ指向性、職務適性、総合特徴 |
CAB | 多様性を重視し、言語や文化的な背景に影響を受けにくい | 従量課金 | 2,160円/名 | 処理能力の程度、発動性、可変性、亢進性 |
HCi-ab | 多面的な検査内容で総合的な人物評価が可能 | 従量課金 | 2,000円/名~ | 基礎能力、パーソナリティ、事務能力 |
1‐3.中途採用に活用できる適性検査6選
最後に、中途採用に活用できる適性検査サービスについて紹介します。
中途採用では、個人のスキルや能力を見極める必要があるため、特定の職種に対しての適性や、専門知識を測定するサービスが多い傾向があります。
サービス名 | 特徴 | 費用形態 | 費用 | 測定内容 |
DSI | 営業・販売職における将来性を診断 | 従量課金 | 600円/名~ | 基礎診断項目(営業・販売職に必要な基礎的な特性)、補助診断項目 |
TAL | 脳科学+図形式検査が、受検者本来の「人間力」を測定 | 従量課金 | 10,000円+3,500円/名~ | ストレス耐性、性格 |
V-CAT | 1,000万人を超えるデータをもとに解析 | 従量課金 | 50,000円+5,500円/名~ | ストレス耐性、持ち味 |
HCi-AS | こころのトラブルの予見が可能 | 従量課金 | 5,000円+3,000円/名~ | 目標追求力、対人力、主体性 |
TAP | オリジナルの設問制作ができるため、専門的知識の測定など幅広い活用が可能 | 従量課金 | 650円/名~ | 基礎能力、職務バイタリティー、職務適正、対人・社会への不調和傾向、対人的側面、行動的側面、面接のチェックポイント |
不適性検査スカウター | 人材で失敗したくない企業のための不適性検査 | 従量課金 | 500円/名~ | 基礎学力、潜在的な資質、問題行動やトラブルの原因になる性質、不満やストレス |
このように、適性検査にはさまざまな種類があり「自社にどのサービスが合うかわからない」「それぞれの違いがわからない」という方もいらっしゃると思います。
ネオキャリアでは、企業の状況や活用目的に応じて適切なサービスのご提案が可能ですので、お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
2.適性検査26種類まとめ
ここでは26種類の適性検査の特徴をまとめました。
上記のポイントを踏まえたうえで、利用目的を明確にし、比較検討の参考にしていただければ幸いです。
Compass|ネガティブチェックによる適性検査
【特徴】
- ・採用判定レポート、パーソナリティレポート、フィードバックレポートの3つの判定レポートが出る
- ・採用管理システムSONARと連携により、受検者の登録や受験結果の反映が完全自動化される
- ・個人の先天的な資質、欲求、思考タイプ等に根ざした測定
テスト形態 | Web、紙 |
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時間 | 20分 |
コスト | 2,000円/名(※100名未満の場合)/1,000円/名(※100名以上の場合) |
測定内容 | ストレス耐性 職業適性 対人関係スタイル 基礎能力 |
テスト名:適性検査Compass
提供企業:イグナイトアイ株式会社
tanΘ|社員を分析し、「組織独自の採用基準」を作成
【特徴】
- ・測定による個人特性の把握が可能
- ・ハイロー分析で組織の特徴を認知
- ・「従量課金制」「年間定額制」といった2種類のお得なプラン
テスト形態 | Web、マークシート |
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時間 | 要問い合わせ |
コスト | <月額従量制> 月額基本料金 10,000円 受験料(従量課金制)2,000円/1名 <年間定額制> 料金(定額制) 2,100,000円(年間) 超過受験料 1,000/1名 ※4,000件以上 |
測定内容 | 性格 能力(言語・非言語・英語) |
テスト名:tanθ
提供企業:株式会社シンカ
ダイヤモンドシリーズ|採用時だけでなく、研修・育成までも役に立つ各種検査結果を提供
【特徴】
- ・人柄・思考・興味などを測定する性格検査(パーソナリティ検査)をはじめ、ストレス耐性や知的能力、それらを総合して測定される総合能力などの検査を提供
- ・営業・販売職や情報技術者といった特定の特性を検査するテストを用している
テスト形態 | Web、紙 |
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時間 | 要問い合わせ |
コスト | 詳しくはこちら |
測定内容 | 職場適応性テスト ストレス耐性テスト 知的能力テスト 総合能力診断テスト 変化対応能力診断テスト 営業・販売職適性テスト 情報技術者適性テスト Web総合診断適性テスト |
- テスト名:ダイヤモンドシリーズ
- 提供企業:株式会社ダイヤモンド社
アッテル|業界最安値!10万人のデータ分析から、AIの力で自社に合う人材の判断や最適配置・定着を実現する適性テスト
【特徴】
- ・クラウド型適性検査の最安値クラス2万/月〜
- ・自社で活躍している社員を元に応募者を判断することができる
- ・10万人のデータとAIにより開発された適性検査のため、ハイパフォーマー・ローパフォーマーの違いが明確化されている
- ・定着を目的とした、適性検査のため配属のための診断や分析も可能で早期離職者の発見なども対応している
テスト形態 | Web |
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時間 | 性格 10分〜/ 学力15分 |
コスト | ・利用料:2万円(税別)/月〜 |
測定内容 | ■定量化(アッテル診断) |
- テスト名:アッテル
- 提供企業:株式会社アッテル
SPI3|人柄を74,000通りで表示
【特徴】
- ・応募の人柄を簡単に確認できる。そのコメント数は74,000通り
- ・SPIをご利用のお客様のうち、約7割が従業員数300人未満の中小企業
- ・面接で確認した方がいいことを報告書に表示
テスト形態 | Web、マークシート |
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時間 | WEB 65分(能力検査35分、性格検査30分) マークシート 110分(能力検査70分、性格検査40分) |
コスト | テストセンター 5,500円 インハウスCBT 4,000円 WEBテスティング 4,000円 ペーパーテスティング 5,000円 ※大卒採用向けSPI3-Uの場合 |
測定内容 | 性格特長 能力 組織適応性 面接チェックポイント |
テスト名:SPI3
提供企業:株式会社リクルート
CUBIC|業種・業態・社員規模を問わず、10,000社が利用
- ・採用から配置、育成まで幅広く網羅
- ・Web・紙での対応が可能で、短い検査時間、即時での結果閲覧が可能
- ・国内外10,000社以上が利用
テスト形態 | Web、紙、マークシート |
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時間 | 性格検査 15分~ |
コスト | 従量:性格検査2,000円/名 能力検査1,500円/名 |
測定内容 | 性格特性 知的能力 ストレス モチベーション カルチャーフィット 相性 職種適性 面談アドバイス |
テスト名:CUBIC
- 提供企業:株式会社CUBIC
ミキワメ|貴社独自の採用基準で採用のミスマッチを防ぐ適性検査クラウド
【特徴】
- ・社員の性格データをもとに自社独自の基準を作成することで採用の質を向上
- ・自社独自の採用基準をもとに、候補者が自社で活躍できるかひと目で判断可能
- ・候補者と性格の似た貴社の従業員がわかるため、直感的に受検者の性格を把握可能
- ・採用だけでなく、配置配属やマネジメントにも活用可能
テスト形態 | Web |
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時間 | 性格検査10分、能力検査20分 |
コスト | 初期導入費用:36万円(税別)~ (※ 年間契約/更新⽉に更新費⽤36万円~) 受検料:従業員0円、候補者500円(税別) |
測定内容 | 性格検査、能力検査、組織分析、部署適正、面接アドバイス |
テスト名:ミキワメ
提供企業:株式会社リーディングマーク
玉手箱Ⅲ|入社時に見ておくべき点がわかる
【特徴】
- ・母集団形成や初期選考に活用するために作られた検査
- ・パーソナリティ診断において、実施時間が短くかつ受験人数制限がない
- ・入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性のフォーマットで報告される
テスト形態 | Web、マークシート、タレントセントラル、そのほか |
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時間 | 45分 |
コスト | 年間利用料 1,200,000~2,500,000円 受検料 500~1,000円 |
測定内容 | 知的能力(言語理解・計数理解・英語理解) パーソナリティ ヴァイタリティ チームワーク 将来のマネジメント適性 |
テスト名:玉手箱Ⅲ
提供企業:日本エス・エイチ・エル株式会社
GAB|英語での受検にも対応可能
【特徴】
- ・自宅のパソコンで受ける「自宅受験型」のWEBテスト
- ・英語での受験、個人結果報告書の出力にも対応している
- ・将来のマネジメント適性、「営業」「研究/開発」などの8つの職務適性について予測する
テスト形態 | Web、マークシート |
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時間 | WEBテストGAB 80分 マークシートGAB 90分 |
コスト | WEBテストGAB 年間利用料 1,200,000~2,500,000円 受験料 500~1,000円 マークシートGAB 問題冊子価格 600円 採点処理価格 3,500円 |
測定内容 | 知的能力(言語理解・計数理解・英語理解) パーソナリティ ヴァイタリティ チームワーク 将来のマネジメント適性 |
- テスト名:GAB/CAB
- 提供企業:日本エス・エイチ・エル株式会社
V-CAT|1,000万人を超えるデータをもとに解析
- ・50年以上にわたり、延べ1,000万人を超える臨床データをもとに、経験豊かな専門家の目による独自の解析
- ・作業検査法による検査なので、作為することは困難
- ・採用選考から管理職昇格・教育まで幅広く、継続して活用できます
テスト形態 | マークシート |
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時間 | 50分 |
コスト | 50,000円(初期費用)+5,500円/人 |
測定内容 | ストレス耐性 持ち味 |
テスト名:V-CAT
提供企業:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
Talent Analytics|活躍できる人財を発見する。組織で活かせる適性検査
【特徴】
- ・面接で見えづらい知的能力と性格・価値観を可視化
- ・累計受検者数240万人以上、導入数21,000社以上
- ・初期費用0円、受験時間は約35分。企業・受検者双方に負担が少ない
テスト形態 | Web |
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時間 | 知的能力分析 20分 性格・価値観分析 約15分 |
コスト | 初期費用0円 |
測定内容 | ー分析項目ー ・知的能力分析 記憶力/言語力/計算力/計算応用力/直観力/推理力 ・性格・価値観分析 性格特性/創造的思考性/コミュニケーション力/エネルギー量/ストレス耐性/キャリアタイプ指向性/職務適性/総合特徴 ーオプション機能ー 面接サポートツール/傾向分析ツール/求める人財可視化サーベイ/外国語翻訳機能 |
テスト名:Talent Analytics
提供企業:エン・ジャパン株式会社
内田クレぺリン|外国での従業員採用にも適用
【特徴】
- ・簡単な一桁の足し算を連続して行う検査なので、言語の制約を受けず、文化の違いによる影響も小さいため、外国人の方を採用する際にも利用できる
- ・「はい・いいえ」やスケールに示された数値で回答を記入する質問紙方式の試験・検査に比べ、望ましいと思われる結果を出そうとして、受検者が結果をコントロールすることは難しい
- ・60年以上の歴史と5,000万人以上の利用実績を持ち、長年に渡る研究と改訂を経て現在の形となった、妥当性と信頼性の高い検査
テスト形態 | Web、紙、マークシート |
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時間 | 50分 |
コスト | 個別診断的判定(B判定) 2,160円/名 |
測定内容 | 処理能力の程度 発動性 可変性 亢進性 |
- テスト名:内田クレペリン
- 提供企業:株式会社日本・精神技術研究所
HCi-ab|独自の常識度と思考度という得点バランス
- ・言語、数理、時事社会の3つの分野から総合的な基礎能力を統計分析
- ・応募の母集団が全国に比較してどの程度の知識レベルかが、相対評価できる
- ・診断結果を2時間でお返し
テスト形態 | Web、紙 |
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時間 | 45分 |
コスト | 最初の1名 2,000円 2名目以降一律1,000円 |
測定内容 | 言語 数理 時事社会 常識度 思考度 |
- テスト名:HCi-ab
- 提供企業:株式会社ヒューマンキャピタル研究所
HCi-AS|こころのトラブルの予見
- ・面接に利用できるように、スピーディーなフィードバック
- ・対象者がストレスに対してもろいのか、強いのか、また注意が必要なケースでは記述文で説明される
- ・報告書で採用後の適性配置予測として6つの職務領域を表示
テスト形態 | Web、紙 |
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時間 | 10分 |
コスト | 1名~30名まで 4,000円 31名~100名まで 3,500円 100名超の場合 3,000円 ※導入時に50,000円の基本料金が必要 |
測定内容 | 目標追求力 対人力 主体性 |
- テスト名:HCi-AS
- 提供企業:株式会社ヒューマンキャピタル研究所
SCOA|開発から30年、610万人の実績
【特徴】
- ・「知的能力」から「学力・応用力」まで確認できます
- ・仕事への取り組み方やストレス傾向がわかります
- ・仕事への対処の「スピード」と「確実性」がわかります
テスト形態 | マークシート、テストセンター |
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時間 | 基礎能力テスト60分 パーソナリティテスト35分 事務能力テスト50分 |
コスト | 1科目 2,000円/名 2科目 3,000円/名 3科目 5,000円/名 ※人数に合わせて料金は変化します |
測定内容 | 基礎能力 パーソナリティ 事務能力 |
- テスト名:SCOA
- 提供企業:株式会社日本経営協会総合研究所
TAP|自由に問題を作成できる「オリジナル」がある
【特徴】
- ・使い勝手のよさとスピーディーな採点、ローコストで高評価
- ・「能力」「性格」に加え「不調和傾向」も測定
- ・「無料トライアル」で使いやすさを実感できる
テスト形態 | Web、マークシート |
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時間 | 60分 |
コスト | 問題用紙料金 7,000円/20名 採点料金 WEB 1,200円/名 マークシート 650円/名 ※総合タイプの料金になります |
測定内容 | 基礎能力 職務バイタリティー 職務適正 対人・社会への不調和傾向 対人的側面 行動的側面 面接のチェックポイント |
- テスト名:TAP
- 提供企業:株式会社日本文化科学社
PETⅡ|ファスト採用・メンタル時代の診断ツール
【特徴】
- ・テスト結果による15の人材タイプにカテゴリー分け
- ・人事・面接実施者・応募者の3者にとってわかりやすいフィードバックシートの設計
- ・速やかなフィードバックによって、優秀な人材へのより早いアプローチが可能
テスト形態 | Web |
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時間 | 10~15分 |
コスト | 1,500円/名 |
測定内容 | 組織管理者適正診断 メンタル診断 組織文化適合度診断 |
- テスト名:PETⅡ
- 提供企業:株式会社ベクトル
不適性検査スカウター|人材で失敗したくない企業のための不適性検査
【特徴】
- ・業界唯一の不適性検査で、定着しない・成長しない・頑張らない人材に共通する不適性な傾向を予測
- ・能力検査だけなら、完全無料で使える
- ・8カ国語(日本語・英語・中文(簡体)・中文(繁体)・タイ語・インドネシア語・ベトナム語・ハングル語)に対応
テスト形態 | Web、紙 |
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時間 | 能力検査30分 資質・精神分析・定着検査10~15分 |
コスト | 能力検査 0 円 資質検査 800 円 精神分析 500 円 定着検査 500 円 |
測定内容 | 基礎学力 潜在的な資質 問題行動やトラブルの原因になる性質 不満やストレス |
テスト名:不適性検査スカウター
提供企業:株式会社トランジションホールディングス
ProViT|脳科学・統計学に基づき検査するアセスメントツール
【特徴】
- ・平均14%出現する不適性者を見出す
- ・一般によくある心理学に基づくアセスメントツールと大きく異なり、「脳科学・統計学」に基づき検査するアセスメントツールである
- ・接続方式がオフライン受検となっているため、ネットワークの不具合で途中で止まって、管理画面からIDを作り直して再受験ということが起きない
テスト形態 | Web |
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時間 | 20分 |
コスト | 初期費用 30,000円 3,000円/名 |
測定内容 | ストレスに対応する力 メンタル疾患発症傾向 |
- テスト名:ProViT
- 提供企業:株式会社ビビッド・ジャパン
TAPOC|就業適性の測定・診断
- ・事務職に必要とされる6の能力とその総合力を測定
- ・「学習適性」だけでなく、「就業適性」も測定・診断
- ・複写式の用紙にチェックする回答方式で、その場で簡単に採点・結果確認
テスト形態 | マークシート |
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時間 | 40分 |
コスト | 1~50部 450円/部 51~100部 400円/部 101~200部 350円/部 201~500部 300円/部 501部~ 250円/部 |
測定内容 | 言語知識・表現力 処理速度・適応力 計算能力 読解力・論理的思考力・判断力 記憶力・要点力 |
- テスト名:TAPOC
- 提供企業:株式会社日本経営協会総合研究所
UP-I|研修事業で培ったノウハウを基に開発した診断ツール
【特徴】
- ・コストパフォーマンスが高い
- ・「欲求」「思考」「実践」における「実践律(心身の癖・行動の習慣)」の特性を診断する
- ・研修目的の検査をベースとしているので、フィードバックの内容も充実
テスト形態 | 紙 |
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時間 | 60分 |
コスト | 2,800円/名 |
測定内容 | 基礎能力 パーソナリティ |
- テスト名:UP-I
- 提供企業:株式会社ユニゾン
GROW360採用|AIを活用した適性検査
【特徴】
- ・使いやすさを追求し、シンプルで簡単に
- ・採用候補者のリスクと成長ポテンシャルを独自の指標で一覧管理が可能
- ・安定度を確認するためのインタビュー項目をAIが提案
テスト形態 | Web |
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時間 | 要問合せ |
コスト | AIデータ管理料:100,000円/年 受検料:4,000円/人 初期導入費200,000円 |
測定内容 | 気質 行動特性 スキル |
- テスト名:GROW360採用
- 提供企業:Institution for a Global Society
DPI/DIST|態度能力の診断・開発を可能に
【特徴】
- ・企業で実績を挙げる上で欠かせないパーソナリティ特性である「態度能力」(対人関係処理能力+意欲)を診断
- ・多くの企業人を調査したデータからの標準化
- ・ダイヤモンド社の研修なども併用すれば、「態度能力」を開発できる
テスト形態 | Web |
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時間 | DPI(態度能力)20分 DIST(知的能力診断テスト)15分 |
コスト | 800円/部 |
測定内容 | 知的能力 技能・技術的能力 態度能力 |
- テスト名:DPI/DIST
- 提供企業:株式会社ダイヤモンド社
TAL|脳科学+図形式検査が、受検者本来の『人間力』を測定
【特徴】
- ・企業で実績を挙げる上で欠かせないパーソナリティ特性である「態度能力」(対人関係処理能力+意欲)を診断
- ・多くの企業人を調査したデータからの標準化
- ・ダイヤモンド社の研修なども併用すれば、「態度能力」を開発できる
テスト形態 | Web |
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時間 | 20分 |
コスト | 初期導入費用:10,000円 受験料:3,500円/人 |
測定内容 | ストレス耐性検査・性格検査 |
- テスト名:TAL(タル)
- 提供企業:株式会社人総研
3.適性検査サービスの選び方
まずは適性検査を選ぶ上で重要になる「3つの活用目的」について解説します。
一般的に、活用目的は採用フローと合わせて考えられることが多いです。
採用フローには大きく分けて3つのフェーズが存在し、それぞれ「集める」「見極める」「惹きつける」の要素に分かれています。
- ・フェーズ1:集める
応募者を集める、出会う、接触する - ・フェーズ2:見極める
自社で活躍できる学生を選定する、磨けば光る存在を見つける - ・フェーズ3:惹き付ける
自社のファンにする、口説く、意志をすり合わせる
適性検査は測定結果を定量的に表すことで客観的・相対的に判断できるため、面接だけでは判断にしにくい応募者の素質を見極めるために活用されるのが一般的です。
しかし最近は、惹き付ける目的で利用する企業も多くあります。適性検査の結果シートには、受検者へフィードバックするためのシートが用意されているサービスもあります。
これを活用し、フィードバック面談やキャリア面談という意味合いで、ターゲット学生との接触機会を創り出すことも可能です。
また、集めるために利用するケースもあります。
例えばインターンシップ期間や新卒採用初期に学生の自己研究欲求に働きかけ「適性検査の結果もフィードバックします」という集客促進コンテンツとして利用することもできます。
このように、採用のどのフェーズで利用するかによって目的が明確になり、実施のタイミングや適切なサービスを選定することにもつながります。
では次に、それぞれの活用目的に沿った適性検査の選び方についてご紹介します。
3-1.集客に利用する場合
昨今、採用における適性検査の活用率が高くなってきていることからも、大学を中心にその対策講座を設けているケースが増えてきました。
さらに、就職・転職をおこなう際の自己分析のツールとして適性検査を活用することも多くなってきました。
そのため、受験者からの関心度・着目度は高く、自身の受検結果を知りたいというニーズも高まっています。
このことからも、適性検査を集客促進のコンテンツとして利用することが可能です。
- 適性検査の活用例
- 1.インターンシッププログラムのコンテンツの1つとして、適性検査受検を組み込み、後日フィードバックの時間も設け、参加を促進する
2.会社説明セミナー当日に実施し、その日の午後に個別面談会・相談会を実施する寄り添う型のコンテンツで参加を促進する
3.インターンシップ・セミナー参加特典として、適性検査で同じ傾向を示した先輩と会えるコースを作成し、参加を促進する
- ・フィードバックシートは理解しやすく、わかりやすいか
・フィードバック面談のイメージがわくか
・受検形態は適正か(当日実施であれば紙受検が効率的)
・受検時間は適正か(長すぎないか)
3‐2.見極めに利用する場合
見極めに利用をする場合、まず重要なのはボーダーラインを決めることです。
適性検査結果のどの要素に着目し、どの数値を参考にして絞込みをおこなうのかを明確にする必要があります。
このボーダーラインの決め方で一番スタンダードなのは、一度自社で活躍している社員に受検をしてもらうことです。
複数名の結果に基づき、共通した突出ポイントを探し、その項目を見極めポイントとします。
より詳細に見極めボーダーラインを検討する場合は、活躍している社員とそうではない社員、複数名ずつに受検をしてもらい、見極めポイントについてハイロー分析をおこなうと良いでしょう。
しかし、適性検査を見極めに利用する場合、測定結果が絶対的尺度ではないという点に注意しましょう。
特に性格適性検査は精度を測るために「信頼性」「妥当性」「標準性」という概念を使用している場合が多いですが、あくまで理論的な想定値であり「信頼性」については誤差を含んでいます。
性格適性検査を導入するにあたっては、あくまで参考とするための値として全評価者で認識を統一し、限界を理解しておく必要があります。
- ・見極めポイントについて十分な情報があるか
・1回あたりの費用は適正か
※選考の初期段階で実施すると受検者数が多くなる可能性がある
・管理画面は使いやすいか
※セミナーや選考クール回数、選考回数により利用回数が多くなる可能性がある
・受検形態は適正か
3‐3.惹き付けに利用する場合
惹きつけのフェーズでは、いかにターゲット人材に自社・社員のファンとなってもらえるか、入社を決意してもらえるかが重要な要素になっています。
そのために、ターゲット人材との接触頻度を高めることが重要なポイントの1つです。
前述の通り、適性テストの結果をフックにフィードバック面談やキャリア面談を組むことで接触機会を創り出すことが可能です。
さらに受検結果と、受検者の結果に対する見解をすり合わせ、より人物理解に繋げることも可能です。
このように、企業と候補者双方の理解促進のツールとして適性検査を活用することができます。
- ・フィードバックシートは理解しやすく、わかりやすいか
・フィードバック面談のイメージがわくか
・受検形態は適正か(Web受検が効率的)
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
適性検査を導入することで、学生の人物理解の深度を高め、客観的に判断することができたり、入社後の部署配置にも役立ちます。
また、ハイロー分析など、社内で活躍している社員の人間性や能力の可視化にも役立つなど、活用の仕方によって組織活性化にも一役かってくれるかもしれません。
無料でお試しできる適性検査もたくさんあるので、まだ採用手法として導入していない人事の方は、一度利用してみてはいかかでしょうか?