中途採用代行サービスとは|特徴・料金体系・選び方から代行会社比較まで徹底解説!

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中途採用代行

売り手市場で、即戦力人材の採用競争が激化する昨今。「良い人材を採用できない」「人材不足で採用活動に割ける時間がない」「そもそも中途採用のノウハウがない」などの悩みを抱える採用担当者も多いのではないでしょうか。そこでニーズが高まっているのが中途採用代行サービスです。

 

本記事では、

・利用するメリット・デメリット

・依頼できる内容

・料金体系

・選ぶ際のポイント

・中途採用代行サービス会社比較

 

などについてご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

 

資料ダウンロード|3分でわかる!採用代行(RPO)活用ガイド|特徴・料金・事例まで解説

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1. 中途採用代行サービスとは

 

 

採用代行とはRPO(Recruiment Process Outsouringの略)とも呼ばれており、採用活動における業務を代行しておこなうサービスのことを言います。複雑な採用業務の一部、もしくは全体を採用代行会社に依頼することで、採用担当者は本来注力するべき業務に専念することが可能になるため、ニーズは年々高まっています。

1-1. 中途採用代行サービスが注目されている背景

採用手法の多様化

人手不足が加速する中、各社が優秀な人材を獲得しようと知恵を絞って採用活動をおこなっています。その結果、従来の採用手法では採用が難しくなり、さまざまな手法を取り入れる必要性が出てきました。求人広告やエージェント利用、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど、何が一番効果的かを考え、実践していくのは採用担当者にとって非常に大きな工数となります。

コロナ禍による採用活動のオンライン化

コロナ禍により、多くの企業がオンライン採用へとシフトしました。職場の雰囲気や社風、空気感などはオンラインで伝えることが難しく、「他社と差別化を図ることができなかった」と感じる採用担当者も少なくないと思います。合同説明会などリアルなイベントで偶発的に出会えていた求職者との接点も減少し、いかに接点を増やすかが課題となっています。

即戦力人材を採用するためのノウハウ不足

即戦力として活躍できる人材は、複数社よりスカウトをもらっている可能性が高いです。そのため、給与や待遇など好条件を提示したり、競合との差別化となる魅力をアピールできないと内定を出しても承諾してもらえない可能性もあります。ただやみくもに募集するだけでは、工数やコストが無駄になってしまうかもしれません。

 

上記のような背景から、中途採用代行サービスが注目され、検討・導入する企業が増えてきているのです。

 

2.中途採用代行サービスのメリット・デメリット

 

 

では実際に中途採用代行サービスを導入したら、なにが解決できるのか。逆に、どんな注意点があるのか。メリットとデメリットについてご説明していきます。

2-1中途採用代行サービスを利用する際のメリット

業務の閑散の波に対応できる

特定の時期に採用をおこなう新卒採用とは違い、事業拡大に伴う増員募集、欠員による人員補充など、会社の戦略に応じて柔軟な対応が求められます。こうした採用活動の波に正社員だけで対応するとなると、十分な時間を割くことが難しくなります。また、採用後の育成に手が回らなくなることも考えられます。中途採用代行サービスを利用すれば、必要なタイミングだけ利用できるので、不要なコストも抑え、柔軟に対応することが可能です。

人事担当者がコア業務に専念できる

採用業務の中には、応募者管理や日程調整など誰が実施しても大きく差の出ない業務があります。このようなノンコア業務を外部に委託することで、人事担当者が本来注力するべき面接や内定者フォローといったコア業務に専念できるようになります。

中途採用のプロのノウハウを吸収できる

採用代行会社は豊富な採用ノウハウを保有しているため、課題に合わせた最適なプランニングをおこなってくれます。客観的なアドバイスやノウハウを自社に取り入れ蓄積することで、将来的な採用力の強化も期待できます。

窓口管理や運用を一本化により生産性向上

通常、採用担当者は複数の求人媒体に原稿を掲載しながら採用活動をおこなっています。そのため複数の媒体社とやりとりをする必要があり、多くの工数が発生します。そうした媒体の選定や管理を代行会社に委託することで、窓口を一本化することができるため、生産性向上につながります。

採用活動のコスト削減につながる

中途募集をする時期のみ採用代行サービスを利用することで、年間の人件費を安くおさえることができます。また、採用代行会社は採用活動のプロであるため、イチから教育する時間や工数も削減でき、残業代といったコストも削減することが可能です。効率的な採用活動により採用活動全体のコスト削減につながります。

 

2-2. 中途採用代行サービスを利用する際のデメリット

コミュニケーション不足による認識のズレが起こりやすい

採用のパートナーといえども外部の人間であるため、密なコミュニケーションが不可欠です。双方の認識にズレが生じると採用後のミスマッチにつながるなど、余計な工数が発生してしまう恐れもあります。求める人材像や自社のアピールポイントなどをすり合わせして、頻繁な情報共有をおこなうことが大切です。

自社内にノウハウが蓄積されにくい

採用のプロによる効率的な採用活動ができる一方で、採用ノウハウが自社に蓄積されていきません。もし予算などの理由で発注をやめることになった場合、採用クオリティが保てなくなる恐れがあります。そのため、採用代行会社に任せきりにするのではなく採用担当者も主体的にノウハウを吸収していく必要があります。

応募者との関係を築きにくい

採用代行会社によっては面接代行や内定者フォローまで対応してくれる場合もあります。便利な反面、ターゲットである求職者と直接関わることが少なくなってしまいます。その結果、会社の社風や働くメンバーの人柄など、魅力をうまく伝えられず、入社後のギャップを生んでしまうかもしれません。選考が進んでいる求職者のフォローはできるだけ自社でおこなうなど、依頼する範囲をしっかりと考えることが重要です。

 

3.中途採用代行サービスで依頼できる業務内容

 

 

メリット・デメリットについてご紹介した上で、実際にどんな業務を依頼することが可能なのかをご説明していきます。

3-1.採用計画立案

採用計画とは「どのような人を、いつまでに、何人採用するか」という計画のことです。予算や採用手法など、採用活動の方針を決定づけるものとなります。採用コンサルティングを得意とする代行会社であれば、戦略的なプランニングを依頼することが可能です。

3-2.求人広告作成・掲載代行

募集媒体の選定・発注・出稿などの管理業務を依頼することができます。効果的な媒体のアドバイスから、求職者を惹きつける求人原稿作成なども依頼できるため、母集団形成やターゲット人材の採用に悩んでいる企業におすすめです。

3-3.DM・スカウト配信

最近ではダイレクトリクルーティングを利用する企業も増え、求人サイトでDMやスカウトメールを配信できるようになりました。配信対象に合わせて一つひとつ対応していくとかなりの労力がかかります。効果的なスカウトメールの文面作成をはじめ、採用代行会社によってはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して、自動配信をおこなうことも可能です。

3-4.応募者管理

求人サイトや人材紹介サービスを通して応募してきた求職者の管理を依頼することができます。応募者管理は誰でもできる業務、且つ工数がかかる業務のため、多くの企業が代行会社に依頼している業務と言えます

3-5.説明会や面接の日程調整

各選考の段階で電話やメールにて日程の案内・調整業務をおこないます。説明会日時や選考候補日をあらかじめ伝えておけば、求職者のスケジュールをヒアリングし日程調整までしてもらえるため多くの工数を削減できます。

3-6.リマインド連絡

日程確定後も、当日の詳細について求職者へ事前確認のメールを送付したり、電話確認をおこなったりします。このひと手間をすることにより、求職者を惹きつけ、説明会や選考の参加辞退を防ぐことが可能となります。

3-7.合否連絡

説明会や選考実施後の合否連絡や次回選考への案内など細かな業務も依頼できます。これらの業務は間違いがあってはいけない業務でもあるため、専門としている採用代行会社に依頼することで、ミスなく正確に対応してもらうことができます。

3-8.そのほか

そのほかにも、採用代行会社によっては幅広い対応をしてくれる場合があります。例えば、採用後の効果検証・分析・改善まで対応してくれるケースや、面接官トレーニング・社員研修をおこなってくれるサービスもあります。さらには、採用パンフレットや採用動画制作といった採用を効率的にするツール制作も対応可能な会社もあります。依頼可能な範囲を確認し、自社の課題に合ったサービスを提供してくれる会社を選択しましょう。

 

4.中途採用代行サービスの料金体系

 

 

次は料金体系についてご説明していきます。主に「固定料金型」と「従量課金型」に分かれるケースが多いです。

4-1.固定料金型

毎月支払う金額が固定されており、支払った利用料金の範囲内で依頼できる業務内容やボリュームが決められているタイプです。基本的に追加料金が発生しないため、費用が明確であることがメリットで、予算が限られている企業におすすめです。ただし、月額料金が安い場合であっても、採用目標を達成するのに時間がかかってしまえば長期間にわたって固定料金が発生し続けるため、このプランが適しているかどうか定期的に見直しをしましょう。

4-2.従量課金型

業務内容ごとに単価が決められており、依頼した業務量に合わせて費用が発生する仕組みです。必要な分だけ発注できるため、月ごとに業務量の変動が大きい場合や、採用工程の一部だけに工数がかかっていて切り離したいという企業におすすめです。

 

5.中途採用代行サービス会社を選ぶ際のポイント

 

 

メリット・デメリット、業務内容、料金体系などを理解しても「どの会社を選べばいいかわからない…」という方のために、採用代行会社を選ぶ際のポイントをご説明していきます。

5-1.サービスの提供範囲

まず、どの業務をどの範囲まで依頼するか、自社内で明確にしておきましょう。採用代行会社ごとに業務の得意・不得意がある上に、料金体系も異なります。自社に合う会社かどうかを判断する上で、まずは一番工数がかかっている業務や解決したい課題をはっきりさせておくことが大切です。

5-2.料金体系

固定料金型、従量課金型のどちらが適しているか、またどの業務にどのくらい費用がかかるのか、必ず見積もりをとって検討しましょう。利用開始後に、予想外の追加費用が発生することがないよう、見積もりで不明な点は必ず事前に確認しておきましょう。また、業務委託をする場合には契約書締結をおこなうので、依頼内容、申込内容、契約書の3点にズレがないか、よく確認して進めることをおすすめします。

5-3.自社に近い業界・職種の実績があるか

過去の実績や導入事例が多い企業ほど、ノウハウも多く保有しています。特に、自社に近い業界や職種の実績があるほど、得意分野であることが予想できるため、職種理解や業界特有のフローなどに理解があり、スムーズに進められる可能性が高くなります。

5-4.柔軟に対応してもらえそうか

「単に指示された業務をおこなう採用代行会社」か、「効果的な戦略や手法を提案してくれる採用代行会社」かによって採用担当者の工数は大きく変わります。前者の場合は、細かい業務指示を出す必要があるため、工数削減につながらない可能性があるので注意しましょう。また、採用状況によって突発的な業務が発生することも考えられます。臨機応変に対応してもらえそうかどうかも、重要なチェックポイントです。

 

6.中途採用におすすめの採用代行会社10選

 

中途採用の実績豊富な採用代行会社をご紹介します。検討する際にぜひお役立てください。

6-1株式会社ネオキャリア

 

 

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POINT

・累計10,000社以上の導入実績があり、新卒・中途・アルバイト各領域での実績多数

・プランはフルカスタマイズ(説明会代行、面接代行、電話やメール対応など)で低価格を実現

・採用専門の大型コールセンターを保有し、土日・祝日/夜間など柔軟な対応が可能

<企業URL>

https://www.neo-career.co.jp/service/rpo/lp/

6-2株式会社キャリアマート

POINT

・15年以上の実績があり、新卒・中途採用で主要媒体の管理・対応が柔軟に可能

・RPAを業界ではいち早く導入しており、約600体のロボットで採用をサポート

・年間500社以上の採用アウトソーシング実績

<企業URL>

https://www.careermart.co.jp/lp/outsourcing3/

6-3株式会社トライアンフ

POINT

・現状把握から来期提案の検討まで長期的な視点を持った採用代行

・常駐型アウトソーシングをおこなっており、採用経験の豊富なスタッフを企業に派遣することも可能

・新卒・中途かかわらず、採用業務のすべてをサポート

<企業URL>

https://www.triumph98.com/recruitment/

6-4マンパワーグループ株式会社

POINT

・世界3位の総合人材サービス会社で歴史は50年

・これまで数多くの事例をみてきた経験とノウハウから、費用対効果の高い手法を提案

・採用だけではなく、採用後の定着まで支援し高い定着率を誇る

<企業URL>

https://www.manpowergroup.jp/client/serve/employ/lp/

6-5株式会社ONE

POINT

・欠員補充のための短期間での採用、大規模なプロジェクト立ち上げの大量採用、ハイスペック人材の常時確保など、約3,000案件の採用代行実績を誇る

・採用のプロフェッショナルが貴社のニーズにあわせた、オーダーメイドのプランが可能で、企業規模や採用ニーズに左右されることなく採用代行が可能

・新卒採用・中途採用・アルバイト採用まで幅広く対応可能

<企業URL>

https://one-group.jp/humanresource/outsource/index.html

6-6株式会社クリーク・アンド・リバー社

POINT

・クリエイターエージェンシーのパイオニアとして、IT人材やクリエイターの見極めから惹きつけといった採用のためのノウハウをご提供

・採用メディアやエージェントの選定、求める人物像の明確化、再現性のある採用フレームワークの構築まで、一緒に並走しながらサポート

・8.5万人が登録するクリエイターやIT人材のデータベースから人材をご紹介することも可能

<企業URL>

https://hr.high-five.careers/

6-7株式会社レジェンダ

POINT

・社内プロモーション、求人媒体管理、人材紹介会社管理、イベント運営、応募・選考管理、セミナープレゼンター、入社手続きまで幅広い業務委託が可能

・550社以上の採用支援で培ったノウハウで、企業の採用活動を一貴通貫でサポート

・採用チームのマンパワー不足にお悩みの企業に、スタッフが常駐し活動を支援することも可能

<企業URL>

https://www.leggenda.co.jp/services/recruit/outsourcing.html

6-8株式会社マイナビ

POINT

・自社の持つデータベース、培ったノウハウを活かしたオリジナルのアウトソーシングを設計

・選考プロセスの一部のみや、「事務局型」のアウトソーシングまでニーズに合わせたプランの提供が可能

・説明会や面接の対応などもプロのキャリアコンサルタントが代行することが可能

<企業URL>

https://saponet.mynavi.jp/service_career/detail/20210506191702.html

6-9株式会社ディスコ

POINT

・採用プロセスの企画立案および業務フロー構築をサポート

・企業からの継続率が9割以上、高い満足度を誇る

・これまでのノウハウから効率化や、労力の軽減による採用活動の生産性の向上はもちろん、将来を担う優秀な人材を採用するためのすべてをサポート

<企業URL>

http://www.disc.co.jp/service/outsourcing/

6-10パーソルテンプスタッフ株式会社

POINT

・採用計画から入社対応までニーズに合わせて幅広く対応

・採用規模の大きい、大型採用プロジェクトの対応が可能

・長い年月を通して積み重ねた豊富な事例からの解決策の提示が可能

<企業URL>

https://www.tempstaff.co.jp/kmenu113/

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事を参考にして自社にあった中途採用代行サービスを見つけていただければ幸いです。もっと詳しく知りたい方や自社に合う採用代行会社がわからないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。採用ノウハウが豊富な担当者が課題に合ったプランをご案内させていただきます。

 

中途採用アウトソーシング|中途採用を裏で支えるもう一人の人事として、ぜひご活用ください!

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この事例・記事に関わった営業担当

アウトソーシングを通して本質的課題の解決を

新卒・中途・アルバイト領域の採用コンサルティングおよびアウトソーシングのご支援をしております。エンジニア採用支援の実績も多数あります。培った採用ノウハウをもとに、企業様の課題に合わせたプランニングが得意です。コスト削減や母集団形成などでお困りの際はご相談ください。

名前

小泉/アウトソーシング関連

得意領域
  • アウトソーシング

  • 業務効率改善

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