春休みのアルバイト採用市場動向|募集をかける最適なタイミングとは?
アルバイト採用

2月~3月といえば、年度の終わりに差し掛かり、なにかと忙しい時期。
学校、職場、住所など、新年度から身の回りの環境が変わるという方も多いのではないでしょうか。
また、学生にとっては春休みの時期でもあります。
みなさんは、そんな2月~3月、春休みの時期のアルバイト市場の動向がどうなっているのかをご存知でしょうか?
春休みはイベントも多く、「アルバイトを雇わないとお店が回らない!」といった店舗も出てきてしまうかもしれません。
本記事では
・春休みイベントとアルバイト市場
・春休みのアルバイト募集をかけるタイミング
・おすすめのアルバイト求人サイト
を徹底解説します!
目次
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業界別のアルバイト採用事例を大公開!
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1.アルバイト採用に関係する春休みのイベント
年が明けて間もない1月から春に近づく2月、3月にかけては、人とお金が動くイベントが多くあります。
- バレンタインデー
- 卒業
- 引越し
2月14日はバレンタインデーです。
バレンタインデーの1ヵ月ほど前から前日にかけての期間は、チョコレートやその他のお菓子が飛ぶように売れます。
また、バレンタインデーが終わった後に、売れ残り値下げされた商品を求めて店舗に押し寄せるお客様が意外と多いようです。
そして、3月といえば卒業シーズン!新しい環境に向けてさまざまな準備がおこなわれます。
特に、高校生から大学生へ、大学生から社会人へとステップアップする際には、「引越し」という一大イベントを迎える方も多いでしょう。
さらに、全国的に「引越し」が増える3月はアルバイトの入れ替えが激しくなります。
進学のために上京してくる学生や、地方に転勤する社会人まで、年度が切り替わるこの時期に一斉に動くためです。
2.春休みにアルバイト不足になりやすい業界
このように1月から3月の時期は、新年度に向けて多くの人とお金が動く時期なのです。
それにともない、特定の業界で「アルバイトの人手不足」が発生します。
春休み期間に人手不足になるのはどういった業界なのでしょうか?
デパート・イベント業界
バレンタインデー用のギフトを販売するデパートはこの時期に大変混雑します。
そのため通常の従業員数では足らず、一時的に大量の人手を募集しなければならなくなります。
また、季節限定イベントとして商業施設のイベントスペースや大きな駅でチョコレートの特別販売がおこなわれることがあります。
この場合も、接客・販売をするスタッフが必要になるため、イベント運営関係者は人手を確保しなくてはなりません。
飲食・サービス業界
飲食店やコンビニ、その他販売員のアルバイトは学生に人気があります。
特に大学周辺の飲食店などには、アルバイトのほとんどが大学生という店舗もみられます。
また、アパレル店や遊園地などでも実は多くの学生が働いています。
しかし、春休み終盤の3月には、大学4年生が卒業します。
ほとんどの学生は就職先に勤めるために、それまで働いていたアルバイト先を辞めていくでしょう。
多くの人材が抜けてしまうことから、この時期に人手不足に陥る店舗が出てきます。
ホテル・観光業界
3月を前に、卒業を控える大学生がこぞって卒業旅行に出かけます。
卒業旅行でなくても、春休みの期間が長い大学1~3年生や、その他休暇をとっている人々で旅行をする人も多いため、観光地近くの施設では大量に人手が必要になるのです。
たとえば、宿泊者数が増えるホテルや旅館、来場者数が増えるスキー場、温泉などが挙げられます。
ホテル・観光業界でのアルバイトは、1ヵ月間ほど「住み込み」で働く「短期」でのアルバイト募集が多く見られます。
引越し業界
引越しが増える春休みは、引越し業者にとって1年でもっとも忙しくなる時期です。
特に、大学周辺や都心はいっせいに多くの人々が引っ越してきます。
そのため、通常の従業員に加えて臨時のアルバイトを雇い、この繁忙期を乗り越える必要があります。
3.春休みのアルバイト求職者の動向は?
春休みの時期は年度の変わり目であり人とお金が動くことから、繁忙期となる業界があると同時に「アルバイトをしたい」という求職者が増えるのも特徴です。
春休みに増える求職者はどのような人々なのでしょうか。
大学1~3年生
在校生の学期試験・卒後式・入学試験が連続するため、日本の大学の春休みはとても長いのが特徴です。
その期間は1月末から3月までの約2ヵ月にも及び、大学1~3年生には「時間に余裕がある」といった人々が多くなります。
そのため、春休みを利用してアルバイトに集中する大学生は多く、中でも大学生に人気のあるアルバイトは以下の通りです。
- カフェ
- 書店
- コンビニ
- 遊園地
- アパレル店
- 映画館
(参考:【2017年総括】 学生人気アルバイトランキング 今年の人気アルバイトの傾向を読み解く)
2017年のデータでは、飲食・サービス業のアルバイトが1~20位をしめており、大学生人気の高さが伺えます。
そのほかにも塾講師、レストランのウェイトレスなどの人気が多く、その理由として、シフトに短時間から入ることができる・学校(家)から近い・ 制服がかわいいなどが挙げられます。
こういった人気のアルバイトについては、基本的に長期間の契約で募集している求人が多いという特徴があります。
人の出入りが激しく採用と教育の手間が増えるというのは避けたい問題だからです。
また、春休みという長期休暇といえば人気なのが「リゾートバイト」です。
リゾートバイトとは、派遣アルバイトという形で観光地周辺の旅館やホテルに派遣され、2週間~2ヵ月間の短期間、泊り込みで働くアルバイトです。
宿や食事つきの場合が多く、長時間かつ連続勤務も可能なため、一気に稼ぐことができます。
そのため、春休みという長期休暇を利用して思い切り稼ぎたいという学生に人気があります。
短期間労働・日雇い労働を希望する求職者
特別な事情があって長期間にわたって働くことが難しい人や、1日単位で給料がほしい人は決まった期間のみ働くことができる、いわゆる単発の仕事を探します。
そんな人々にとっても、春休みはさまざまな業種から選べる働きやすい時期になります。
引越し業者やデパート、イベント運営業者にとっては、一時的な人手不足を解消してくれる貴重な人材となるかもしれません。
4.春休みのアルバイト募集をかけるタイミングは?
このように、春休みはさまざまな業界が繁忙期となり、人手不足が発生します。
同時に、求職者も増加する時期になります。
では、必要な人数を確保するために企業側が注意すべきことは何なのでしょうか?
その答えは、「求人広告を打ち出すタイミング」です。
求人広告を打ち出すタイミングは春休みの直前ではなく、その前の年の「10~12月」であることに注意しましょう。
なぜ10~12月がいいの?
10月~12月に求人の募集を出したほうがいい理由は、「就労期間を春休みに絞った求人が少ないため」です。
10~12月は、年末年始の人手を確保するための求人広告が多く打ち出される時期であるため、春休みの求人が比較的少なくなる傾向があります。
1つ懸念点として、そもそも求人数自体は多い月であるため、他の求人に埋もれてしましい、希望通りに応募が集まらない可能性も少なからず考えられます。
しかしながら、年明けや2月頃からどんどんと春休みの求人が増えていくため、特に飲食業などは他の店舗よりスタートを早く切ることで、直前になって人が集まっていないという状況を回避することができます。
5.アルバイトを募集したいときにおすすめのサービス
応募人数を集めるためにおすすめなのが、インターネット上に求人広告を打ち出すことができるアルバイト求人サイトを使った募集方法です。
理由は、アルバイト求人サイトは求職者の利用者が多く、ハローワークやアルバイト情報誌に比べて効率よく募集をかけることができるためです。
また、掲載料金プランによっては検索結果の上位に表示してくれるものもあるため、高い効果も期待できます。
今回は、2つのアルバイト情報サイトをご紹介します!
1.マイナビバイト
2.バイトル
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?春休みの時期に人手不足となる業界は主に、
・デパート・イベント業界
・飲食・サービス業
・ホテル・観光業
・引越し業 でした。
繁忙期に人手不足にならないためにも、少し早めに求人広告を打ち出すことをおすすめします。
また、春休みの求人を打ち出す時期は10~12月がおすすめです。
アルバイト情報サイトごとにさまざなプランがありますので、募集条件と照らし合わせて決定しましょう。
本記事を読まれた方は、ぜひ春が来る前に、早めの準備をしてみるのはいかがでしょうか。
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元サービス業店長の経験を活かした提案
アルバイト採用事業部の立ち上げに従事した後、事業部長に就任。 原稿の作成・スカウトメール配信・面接率の向上・内定後フォローなど幅広い知識で対応いたします。 プライベートでは2児のパパとして子育てに奮闘しています!
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小林/アルバイト領域
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