採用サイト制作を検討しているがどのくらいの予算を確保しておくべきなのだろう？と考えている採用担当者の方もいるのではないでしょうか？

本記事では、採用サイト制作に携わったことのある採用担当者110名にアンケートを実施した結果を基に採用サイト制作の料金相場をご紹介しています。

また、価格帯別の採用サイト制作の概要やおすすめの制作会社もご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

採用サイト制作の料金相場｜「100～150万円未満」「200～300万円未満」が多い

採用サイトのリニューアルの料金相場｜「100～150万円未満」「200～300万円未満」が多い

※採用サイトリニューアルを実施したと回答した101名の回答

同様にリニューアル費用に関する予算についてのアンケート結果によると、採用サイト制作の料金相場と同様に、上位は「100～150万円未満」「200～300万円未満」が多いことがわかります。

興味深い点は、「300～500万円未満」の割合が、初めての採用サイト制作の場合には14.7%であるのに対し、リニューアルの場合には16.7%とわずかながらに増えている点です。
このことから、採用サイト制作の効果を実感し、より良いものを作ろうと考える担当者が多いのではないかと推察できます。

制作期間

制作期間は1週間から1ヵ月程度でできるケースが多いです。中には最短1日でできるという場合もあります。

制作期間については、制作会社のパッケージプランによって異なりますが、1～2ヵ月程度が一般的です。

制作期間

企業独自の採用サイトの制作となるため、コンテンツ案や構成を検討したり、撮影、インタビューの時間を確保したりする必要があります。
そのため制作期間は2～3ヵ月程度かかるケースが一般的です。

制作期間

採用ブランディングなどの上流工程から検討していくため、3～6ヵ月程度かかります。

制作期間は長くなりますが、その分コンセプトの整ったオリジナリテイの高い採用サイトを制作することができるので、自社の魅力を求職者に伝えやすくなるでしょう。

おすすめの採用サイト制作会社と料金・費用

ここではおすすめの制作会社と依頼する場合の料金・費用についてお伝えしていきます。

株式会社ネオキャリア

目的や予算に合わせて最適なアドバイスをさせていただきます。

株式会社ONE

株式会社LIG

株式会社スターラボ

株式会社ハイファクトリ

【無料】おすすめの採用サイト構築ツールの料金表

どうしても安く採用サイトを制作したい場合には、採用サイト構築ツールを使って制作すると、無料で作成できるケースもあります。

engage

エン・ジャパン株式会社が運営する採用支援ツールのengageは、採用サイトを無料で作成できるだけでなく求人ページ作成・応募フォームの設置なども対応が可能です。

採用係長

株式会社ネットオンが運営する採用係長は、無料で求人表を作成することが可能です。

作成した求人票はIndeedやGoogleしごと検索などへまとめて転載が可能です。

WiX

Wix.comが運営する世界190カ国で利用されている無料ホームページ作成ツールです。

250種類以上の多彩な機能やデザインテンプレートから自分の好きなものを選択して使用することが可能です。

【番外編】採用サイトと連携できる管理ツールの料金

採用サイト制作を作る場合、採用サイト経由で登録した求職者への対応を見落とさないことも大切です。そのためにも採用管理ツールを用いて管理することをおすすめします。

ここでは、採用サイト経由の求職者を管理できる採用管理ツールとその料金をお伝えします。

ACCESS ON LINE（AOL）

株式会社マイナビが提供する採用管理データベースのツールです。

応募受付から情報発信、選考管理までおこなうことが可能です。

就職サイトのマイナビなどと自動連携をすることが可能で、自社専用ページの設計で選考ステータスの管理なども楽におこなえます。

リクオプ

HRソリューションズ株式会社が運営する採用サイト作成と応募者管理ツールです。

自社の採用サイトと連携して求人案件の管理や応募対応など全て可能です。

オプション機能が充実しており、雇用契約のペーパーレス化なども可能です。

R-SHIP2

株式会社リクルートキャリアが運営する採用管理データベースのツールです。

AOL同様に応募受付から情報発信、選考管理までおこなうことが可能です。

就職サイトのリクナビなどとこちらも自動連携が可能となっています。また、採用サイトと連携させて対応することもできます。

 採用サイト制作について知っておくべきポイント

ここでは、採用サイト制作をする際に事前に知っておいたほうが良いポイントをまとめました。すでに知っていることも多いと思いかと思いますが、一度チェックしておくと安心です。

コンテンツの構成

採用サイトに必要となるのが会社情報、採用情報がわかるコンテンツです。

項目は次のような内容が当てはまりますが、すべて必要ということはありません。

料金の算出には関わってくるため、どのような内容やページ数にするのか決める必要があります。

会社概要

会社の歴史などの沿革や主な事業内容など、どのような企業なのかがわかる内容にする必要があります。

事業内容

各事業の概要と今後の見込みなどを掲載し、応募者に事業内容を理解してもらえるような内容が望ましいでしょう。

代表者あいさつ

代表者の言葉を文面にし、会社の代表者がこれからどうしようと考えているかを掲載する内容です。

企業によっては掲載しないケースもあるでしょう。

社員紹介

応募者がもっとも興味を持つコンテンツのひとつです。

先輩社員のインタビューや職場雰囲気がわかる動画、1日のスケジュールなど、実際にその企業で働いたときのイメージをしやすくする内容にするとよりわかりやすくなります。

募集要項

採用活動の対象となる応募者に求める内容だけでなく、勤務条件（給与、休み、福利厚生など）も含めた内容にします。

福利厚生や研修体制などをしっかりと記載すると求職者に安心してもらえるでしょう。

選考フロー

中途採用の場合は人によって選考のフローが変わる場合がありますが、新卒採用などの一律のものは記載しておいた方がいいでしょう。

例えば、面接が2回と適性検査など、実際に応募したあとの流れがわかるようにすることで、応募者が採用までのスケジュールを想定しやすく応募のハードルが下がります。

問い合わせ（応募ページ）

就職サイトなどを利用する場合には応募者管理ができなくても困りませんが、中途採用や直接応募を集めたい場合などには準備する方がいいでしょう。

求職者が求めるコンテンツ

新卒採用なのか、中途採用なのかによって、求職者が求めるコンテンツは変わってきます。

新卒採用の場合は、一緒に働く上司や先輩、入社後の研修などの教育体制を気にする学生が多いと言われています。

中途採用の場合には、給与待遇面や配属部署が希望した業務内容になるのかどうかなどを気にしている傾向があるようです。

このような傾向を踏まえてコンテンツを作成することで、求職者にとって質のよい採用サイトとして認知され自社の採用が成功しやすくもなります。

制作する側が伝えたいことではなく、求職者が求めるコンテンツを意識することが重要です。

制作期間の目安

制作期間は制作する採用サイトのコンテンツの量、内容にもよりますが2週間から3ヵ月程度をみておけばよいでしょう。

特に社員のインタビューや動画を撮影する場合は準備期間も必要になるので長めになります。

自社が納品を希望する時期を前もって明確にしておき、早めに制作会社へ相談することが重要です。

制作期間の目安を考えずにスケジュールを立てると採用活動がピークの際に採用サイトが活用できないことがあります。

採用サイト診断【1時間まで無料】

自社で採用サイトを制作する場合の費用がどれくらいなのか気になるときは、制作会社へ無料で相談してみると、自分で調べるより簡単に費用を知ることができます。

＜よくある3つのご相談＞

・初めての制作のため、必要なコンテンツが分からない

・運用方法について知りたい

・自社の採用サイトについて、第三者目線で意見が欲しい

このようなことでお困りなら、制作会社に無料で相談することが可能です。

企業の採用支援に2０年以上携わる採用のプロや、あらゆる企業のニーズに応えてきた採用サイト制作チームが、個別で無料相談をおこなっています。

まずは採用サイトの知見がある人に相談してみてはいかがでしょうか。

目的や予算に合わせて最適なアドバイスをさせていただきます。

4．まとめ

採用サイト作成の相場や料金は様々です。

採用サイトは制作をしたことがない場合は、どのように制作したらよいのかと迷うことも多くあると思いますが、自社の採用方針や求める人物像に合わせたものを作成することが大切です。

これを実現するためにも、制作会社を選ぶ際には、過去の実績・採用におけるノウハウについてもしっかり確認しておくことをおすすめします。ホームページの情報だけではわからない点も多いため、気になる会社を2～3社ピックアップし、一度相談してみると良いでしょう。