保育士の紹介料金を5サービス比較!|人材紹介の基礎知識もご紹介
人材紹介
近年はさまざまな採用方法が登場していますが、その中でも保育士の採用に多く利用されているのが人材紹介ではないでしょうか。
保育士の人材紹介と言っても選択肢が多すぎてわからなかったり、料金がどう違うのか気になる採用担当者も多くいらっしゃいます。
<この記事で紹介する3つのポイント>
- 人材紹介とはなにか
- 人材紹介のメリット・デメリット
- 人材紹介サービスの料金比較
目次
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みんなの採用部ではさまざまな業種、雇用形態の採用ノウハウをもとに、各企業や園に適切な採用サービスや無料資料を提供しています。保育士採用に特化した採用媒体の比較や紹介サービス、人材派遣など、予算や採用人数に合わせたご案内が可能です。お気軽に資料請求をどうぞ!
1.人材紹介とは
人材紹介とは人材を求めている企業に、求人内容にみあった候補者を紹介するサービスです。
1‐1.人材紹介の仕組み
人材紹介は、依頼者である企業の求める候補者を見つけて条件にあった候補者を紹介する有料職業紹介サービスです。
人材紹介会社にはさまざまな求職者が登録しています。
登録者の労働条件の希望やキャリアプランなどをより詳細にヒアリングし、企業が求める人材にであいやすい環境を整えています。
人材紹介会社は企業に対しても求める人物像や、採用目標人数などの採用条件をヒアリングしています。
企業と求職者に対するヒアリングの内容をもとに、企業の採用条件にマッチしている登録者をみつけて紹介するのが人材紹介です。
1‐2.人材紹介の料金
人材紹介は、「成果報酬型」とよばれる料金体系をとっています。
「成功報酬型」とは、ある一定の成果=「成功」があった際に料金が発生する仕組みです。
「成功」にあてはまるものはさまざまですが、人材紹介では「採用成功」であることが多いです。
つまり、人材紹介会社から紹介された人材に内定をだし、承諾をもらった段階で料金が発生する場合がほとんどです。
また、費用については「紹介料金」という手数料を支払うことになります。
この紹介料金は採用した人材の年収から算出されます。
具体的には、採用した人材の年収のうち、何割かを紹介の手数料として人材紹介会社に支払います。
この割合は業界や人材紹介会社によってさまざまですが、相場は30~40%になっています。
1‐3.人材紹介の流れ
人材紹介において、保育園側がおこなう具体的なフローは次のようになります。
STEP1:母集団形成
求める人材について、人材紹介会社に伝えます。
その際、「やる気がある人」「元気な人」といった漠然とした条件ではなく、具体的な求人要件を伝えましょう。
園児から人気があったり、他の職員・保護者から信頼の厚い保育士はどのような人物か、分析して伝えるとよいかもしれません。
また、同時に園の魅力について伝えることも忘れずにおこないましょう。
人材紹介会社が、求職者に対して保育園を紹介する際のアピールポイントになります。
STEP2:選考
人材紹介会社から、求める人材に合った求職者を紹介してもらいます。
紹介された求職者の情報を確認し、面接をおこないます。
なお、面接の日程調整や選考結果の連絡は、人材紹介会社が代行する場合がほとんどです。
紹介された人材が採用に至らなかった場合、詳細なフィードバックをおこなうとよいでしょう。
さらに求人要件へのマッチ度が増す可能性が高くなります。
STEP3:内定
面接をおこない、内定を出します。
内定が出た場合、採用結果の通知も人材紹介会社に代行してもらえることが多いです。
また、採用通知書の作成・送付など、入職手続きは保育園側がおこないます。
2.人材紹介のメリット・デメリット
人材紹介の仕組みについて、詳細をお伝えしましたが、サービスを利用するうえでは、そのメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。
ここでは、人材紹介のメリットとデメリットについてお伝えします。
2‐1.人材紹介のメリット
初期費用がかからない
人材紹介は成功報酬型です。
採用が成功した段階で費用が発生するので、初期費用をかけずに採用活動をおこなうことができます。
そのため、採用できなかった際にかかる費用がなく、納得のいくまで採用活動を続けることができます。
さらに、入職した人材が早期で離職してしまった場合、返還金があるため、安心して採用することが可能です。
採用担当者の負担が少ない
人材紹介では、採用の一部を人材紹介会社が代行してくれます。
母集団形成や手間がかかる日程調整、合否結果の連絡などを人材紹介会社がおこなってくれるため、採用面接に注力することが可能です。
質の高い人材を採用できる
人材紹介は、求人要件を詳細にヒアリングしたうえで、その要件に適合した人材を紹介してもらえるため、質の高い人材を採用することが可能です。
また、求人要件に合った人材を紹介してもらえることは、採用の確実性も高めます。
2‐2.人材紹介のデメリット
採用した人数分費用が発生する
人材紹介では、採用が成功した際に費用が発生します。
つまり、採用した人数分費用がかかるので、採用人数が多い場合は、どうしても費用が高額になってしまいます。
人材紹介の利用を検討する際は、採用の目標人数や予算との兼ね合いから考えるとよいでしょう。
求人要件や地域によっては、採用が難しくなる場合もある
求人要件が同じ業界内で比較して高い場合、母集団の数が減ってしまうため、採用が難しくなる可能性があります。
求人要件を洗い出す際には、同じ業界の求人要件についてリサーチしてみるとよいかもせれません。
また、人材紹介会社に登録している求職者の中から母集団を形成するため、地域によって登録者の数に偏りがあった場合、紹介できる人数が限られてしまいます。
3.保育士の人材紹介サービス料金比較
これまで保育士の人材紹介について、その仕組みや料金についてお伝えしました。
それでは、実際の人材紹介の料金はどのようになっているのか、5つのサービスを比較します。
ぜひ、参考にしてみてください。
3‐1.ヒトシアエージェント
特徴 | 月間で1,000名の求職者が登録 登録者の多くが20代後半の若手層 関東近辺の紹介が強み |
料金 | 想定理論年収の25%~ |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
3‐2.保育士バンク
特徴 | 業界最大級の求人数 専任のキャリアアドバイザーが園にあった人材を紹介 |
料金 | 年収の25%~ |
運営会社 | 株式会社ネクストビート |
3‐3.保育士WORKER
特徴 | 入職後も保育士のフォローをし、定着率アップ 求職者の面接に同行し、採用率を高める |
料金 | 年収の25%~ |
運営会社 | 株式会社トライト |
3‐4.マイナビ保育士
特徴 | 首都圏を中心に展開 求人サイトも利用可能 |
料金 | 年収の25%~ |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
3‐5.ほいくジョブ
特徴 | 年間2万5千人が登録 人材サービスを10年間提供してきた実績とノウハウで、採用を徹底サポート |
料金 | 年収の30%~ |
運営会社 | 株式会社プレアデス |
4.まとめ
人材紹介は、求人要件に適合した人材を紹介してもらえるサービスです。
成功報酬型であるため、採用が成功した際に料金が発生します。
そのため、初期費用をかけずに採用活動がおこなえるほか、採用担当者の負担を軽減することができます。
一方で、採用した人数分費用が発生するため、採用数が多い場合は注意が必要です。
各人材紹介会社の料金や特長を比較したうえで、採用成功をサポートしてもらえる人材紹介会社を利用しましょう。
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