Indeed(インディード)エントリー対応のATSとは?|導入するメリットや選び方を紹介!
求人サイト・ATS連携

近年採用活動において、求人媒体やダイレクトリクルーティング、人材紹介会社など複数利用することが当たり前になりつつあります。
その中で、各々の求人媒体などを確認しなければならないという手間や人事担当者の工数を削減する「ATS(採用管理システム)」が注目を集めており、導入する企業が増えています。
そこで、本記事ではATS(採用管理システム)の中でも、日本国内で最も訪問数の多い求人サイトであるIndeed(インディード)*に連携しているATS(採用管理システム)について詳しく解説していますので、Indeed(インディード)と連携できるATS(採用管理システム)をお探しの方はぜひご一読ください。
この記事でわかること
・ATS(採用管理システム)の概要とメリット
・Indeed(インディード)エントリー対応のATS(採用管理システム)の概要とメリット
・Indeed(インディード)エントリー対応のATS(採用管理システム)の選び方
*Similarweb,総訪問数,2025年1月
目次
1.ATS(採用管理システム)とは?
ATS(採用管理システム)とは、応募から採用までのプロセスに関する情報を集約し、一元管理できるシステムです。
通常、求人サイトや媒体ごとにシステムが存在し、それぞれの管理画面を行き来して応募者管理や面接調整をする必要がありますが、採用管理システムを導入すれば1つのシステム上で管理することができます。
ATS(採用管理システム)を使って情報を一元管理することで、人事担当者の工数を削減でき、採用活動のスピードアップにつながります。
また、人事担当者が変わった場合にもシステム内に情報が蓄積されているので、引継ぎも簡単になります。
さらに、ATS(採用管理システム)は採用業務にかかる作業の効率化だけでなく、採用力強化に向けて自社で蓄積した選考情報を分析することができます。
では、具体的にどのようなことができるのか、5つのポイントに分けて紹介します。
2.ATS(採用管理システム)を導入するメリット
求人情報の管理
ATS(採用管理システム)を活用することで、自社採用サイトの作成と更新、複数の求人作成などが簡単におこなえます。
ATS(採用管理システム)内にあるテンプレートを使用することで新しい求人情報が簡単に作成でき、作成や複製や編集、公開操作もボタン一つでおこなえます。
また、ATS(採用管理システム)は連携している求人サイトへ求人を掲載することができるので、媒体ごとに求人情報を登録しなくても簡単に原稿を掲載することが可能です。
応募者情報の一元管理
通常、複数の求人サイトに掲載すると求人サイトごとにシステムが存在し、それぞれのシステムの中で応募者管理をする必要があります。そのため、どこから来た応募者かを確認するのは非常に大変で時間がかかります。
しかし、ATS(採用管理システム)を導入することで複数の求人サイトに掲載していても、1つのシステムで応募者情報を集約し一括管理することが可能です。
応募者のデータの取り込みを1つのシステムでできるので、応募者の情報を手作業で入力する手間が省け、人為的な電話番号やメールアドレス等の入力ミスを防ぐこともできるので、正確な情報を取り込めます。
具体的には、応募者との連絡や面接スケジュールの管理、応募者の履歴書やプロフィールの管理などができ、複数の求人サイトの応募者を一括管理することでさまざまな採用データを自動分析することができます。
応募者の選考状況の管理
ATS(採用管理システム)では、選考の進捗管理、面接日程の調整、面接評価の入力や進捗の管理、内定の通知やフォローなど、応募者の選考状況の詳細を一元管理することができます。
「面接日程調整中」「採用」「不採用」など選考中のステータスを選択することができ、このステータスを変更することで応募者が現在採用プロセスのどの段階にいるのかを誰が見ても一目で分かります。
よって、応募者への連絡漏れを防ぐことができ、応募者との円滑なコミュニケーションにも役立てることができます。
また、システム内に情報が蓄積されているので、人事担当者が変わった場合に引継ぎを簡単におこなうことが可能です。
採用業務の効率化とスピードアップ
最近の求職者は複数の求人に並行して応募しているといわれており、企業からの連絡が早い順に選考を受ける方が多くいます。
そのため、対応スピードが遅れてしまうと内定出しも他社より遅くなり、優秀な人材をライバル企業に奪われてしまう可能性が高まります。
ATS(採用管理システム)を活用すれば、応募者情報がまとまっていることで、応募者対応のスピードを上げることができます。
また、「応募者への自動返信メール」や「面接日程の調整」にかける時間を削減でき、面接や入社フォローなどの対応に集中することができます。
よって、これまで抱えていた以下のような課題や手間をなくすことが可能です。
- 他の業務をしていて応募者が入ったことに気づかない
- 応募後なかなか求職者と連絡が繋がらない
- 応募者と面接官の間に入り調整するのに時間がかかる
- 面接日の連絡が届いていない
応募を受付した旨を知らせる自動返信メールだけでなく、面接の候補日や面接時履歴書必須など事前に求職者に伝えておきたい内容も送付できます。
さらに、Googleやoffice365などカレンダーシステムと同期ができるATS(採用管理システム)の場合、面接官が空いている日程を候補日として設定し、応募者への自動返信メールで面接日の日程も併せて送ることができるので、人事担当者は応募者と面接官の間で板挟みになることなく、採用活動をスムーズに進められます。
採用データの見える化
ATS(採用管理システム)では、さまざまな求人サイトの応募者を1つのシステムに集約することができるので、どの求人サイトから応募があった候補者なのか、何人採用できているかなど採用データをスピーディーに分析し、どの媒体に出すかの指標に役立てることができます。
また、媒体費用も併せて管理することができるので、各媒体の応募単価や採用単価を算出することができ、採用費がどれくらいかかっているのかも把握することができます。
よって、次年度はどれくらい採用費用を確保すればいいのか予算を立てる際にも役に立ちます。
採用データを見える化することで採用人数や採用費用は適切なのかを分析し、効果検証をすることができます。
3.Indeed(インディード)エントリー対応のATS(採用管理システム)とは?
Indeed(インディード)エントリーとは、Indeed(インディード)とATS(採用管理システム)を連携させることで、求職者が応募するまでのステップを簡略化させられるサービスです。
求職者にとっての利便性が向上し、応募の離脱を防ぐことができるので、企業はスピーディーかつ適切な採用活動がおこなえます。
Indeed(インディード)エントリーの特徴
Indeed(インディード)エントリーを利用していない求人の場合、求職者が応募ボタンを押すと、掲載元の求人ページに遷移し、そこでフォーム入力・送信をおこないます。
一方で、Indeed(インディード)エントリーを利用している求人の場合は、ページの遷移が発生せず、Indeed(インディード) の中でフォーム入力・送信まで完了させることができます。
氏名・年齢・住所などの基本的な情報はIndeed(インディード)上に登録されている情報が使用できるため、その都度入力する必要がなく、求職者にとって非常に便利です。
また、上記の図はIndeed(インディード)の求職者の検索結果画面ですが、赤枠で囲ってある通りIndeed(インディード)エントリーに対応している場合は、求人原稿に「カンタン応募」といった独自のラベルが表示されます。
比較するとわかる通り、Indeed(インディード)エントリーに対応している求人は、検索結果画面上で他企業の求人と差別化を図ることができます。
Indeed(インディード)エントリー対応のATS(採用管理システム)を導入するメリット
簡単に採用ホームページが作れる
Indeed(インディード)対応のATS(採用管理システム)には、採用ホームページを簡単に作成できる機能がついているものがほとんどです。
採用ホームページの作成やサイトの刷新には通常100万以上かかることが多いですが、Indeed(インディード)対応のATS(採用管理システム)であれば安価で制作が可能なため、採用ホームページがない企業などは導入がおすすめです。
自社の採用ホームページを作ることができ、求人情報以外にも会社の魅力や福利厚生、社員インタビューなどを掲載すれば、さまざまな会社情報を発信することができます。
- CMS(コンテンツ管理システム)もおすすめ!
- とにかくIndeed(インディード)に掲載できるサイトを導入したい企業は、CMS(コンテンツ管理システム)もおすすめです。
- ATS(採用管理システム)と違い採用管理は出来ないものの、Indeed(インディード)連携サイトとして安価にホームページや求人を作成し、掲載ができるので、導入しやすいツールです。
応募の離脱を防げる
ATS(採用管理システム)をクローリングさせている場合、求職者が応募するまでに「Indeed(インディード)の求人情報→応募ボタン→ATS(採用管理システム)の採用ぺージ→ATS(採用管理システム)内にある応募フォーム」とステップが多く、応募の離脱につながりやすいです。
しかし、Indeed(インディード)エントリーを使うことで、Indeed(インディード)の求人情報から応募ボタンをクリックすればすぐに応募フォームが表示されるようになります。そのため、応募者にとっては手間が少なく、応募までの離脱を防ぐことができます。
- Indeed(インディード)について詳しく知りたい!
Indeed(インディード)は日本国内で最も訪問者数の多い求人サイト*としてさらなる注目を集めており、導入企業数が増え続けています。Indeed(インディード)の資料をご覧になりたい方は、下記よりお気軽にご請求ください。また、Indeed(インディード)についての疑問や不明点にもお答えいたします。
*Similarweb,総訪問数,2025年1月
4.Indeed(インディード)連携パートナーのATS(採用管理システム)の選び方
価格とコストパフォーマンス
Indeed(インディード)対応のATS(採用管理システム)の料金体系は製品によって異なります。
基本的には初期費用と月額費用の設定があり、クラウドシステムを利用したATS(採用管理システム)であれば初期費用が無料のケースもあります。
月額利用料にはシステムのサーバー代や運用管理費、更新にかかる費用などが含まれており、掲載する求人数によって料金が変わるプランが多いです。
また、カスタマイズする機能やプランによっても金額が変動するので、自社の採用方針や採用予算と照らし合わせながら適したATS(採用管理システム)を選定する必要があります。
応募者対応の利便性
ATS(採用管理システム)を活用するにあたって、人事担当者や面接官など採用までのプロセスに関わるすべての人が、パソコンスキルにかかわらず操作できるATS(採用管理システム)を導入する必要があります。
また、自社の採用プロセスに必要な機能が備わっているかを確認することも重要です。
採用業務を効率化させるために欲しい機能が備わっていないと、採用業務のスピードがかえって遅くなってしまったり、最悪の場合月額料金を払っているのにも関わらず利用されない状態に陥ってしまう可能性があります。
こうした状態を招かないよう、ATS(採用管理システム)を導入する際には打ち合わせに実際に利用する担当者などを同席させた上で検討を進め、利用ユーザーがストレスなくATSを活用し採用を進められるようにすることが重要です。
サポート体制
ATS(採用管理システム)を導入する際、提供されるサポート内容もあらかじめ考慮すべきです。
ATS(採用管理システム)の導入や正しい運用には、専門的な知識やアドバイスが必要となるケースも多く、適切なサポートの存在が欠かせません。
たとえば、効果的な求人の作成サポート、機能や操作の説明、技術的な問題への対応、定期的な機能アップデートなどが提供されると、システムの利用がスムーズになります。
上記のような導入後の支援はもちろん、システムを本格導入する前のテスト環境の構築やネットワーク設定、現在のシステムからの移行支援の有無など、導入前の支援も企業によっては必要不可欠です。
システムにより導入前の支援、導入中、導入後の支援内容は異なるため、どこまでの支援が必要かを考え、スムーズにシステムの導入ができるように何が必要かを相談しながら構築していく必要があります。
効果的なサポート体制が整っているATS(採用管理システム)を選ぶことで、システムの導入から運用まで安心して進めることが可能です。
セキュリティ対策の充実度
ATS(採用管理システム)は採用業務の一部を担うため、個人情報を大量に扱う場面が多くなります。
履歴書や面接での評価などセンシティブな個人情報を取り扱うため、システムのセキュリティ対策機能は必ず確認しましょう。
また、IDやパスワードの管理方法、管理者による権限制限、ログ監査機能、暗号通信機能などどのような機能でセキュリティを担保しているかを確認し、社内におけるセキュリティ以外にも目を向ける必要があります。
5.まとめ
Indeedエントリー対応のATS(採用管理システム)について、詳細やメリットなどを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
年々採用業務の省力化や効率化に取り組む企業が増えてきている中、それぞれのサービスの特徴や料金形態を比較し、自社に最も適したATS(採用管理システム)はどのサービスなのかをじっくりと検討する必要があります。
Indeed(インディード)掲載に関するお悩みや、Indeed(インディード)のATS連携導入をご検討中の方は、ぜひネオキャリアまでご相談ください。

オウンドメディアを活用した新しい採用のカタチを
中途・新卒・アルバイト問わず、オウンドメディアを活用した採用支援が得意です!体を動かすのが好きで、休日は公園で三転倒立をしています!オウンドメディアの導入をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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