【最新】AI面接サービス比較11選、仕組みや費用メリットを解説

採用工数の削減と母集団形成方法

AI面接サービスの料金と仕組み、導入メリットや事例を解説

AI面接サービスとは、AI(人工知能)が応募者の面接を自動で実施し、客観的な基準で評価をおこなう新しい採用支援ツールです。

AI面接サービスの導入でまず期待できるのは、採用プロセスの大幅な効率化です。

AIが求職者の回答を自動で分析し、評価レポートを作成するため、採用担当者は結果をもとに合否判断するだけでよくなり、人事の負担を大きく減らせます。

さらに、24時間365日いつでも面接が可能なので、求職者の都合に合わせた柔軟な選考ができ、面接のスピードも向上します。

 

また、AIによる評価はあらかじめ設定された統一基準に基づくため、面接官による評価バラつきや主観的な判断を減らし、公正かつ客観的な選考が可能です。

これにより多様な人材を正しく評価しやすくなります。

導入をする際は、効率化の実感や客観性の担保を重視しつつ、候補者体験を損なわない操作性と透明性があるサービスを選ぶことをおすすめします。

特に大量応募が見込まれる企業や、在職中の応募者が多い場合には大きな効果が期待できます。

 

本記事では
・サービスの料金、特徴比較と選び方
・AI面接の基本機能と従来の面接、選考との違い
・導入メリットと活用事例

について解説します。

ブックマーク(1)

面接工数と評価のばらつきを解消、ターゲット人材を見逃さないAI面接ツール

ZキャリアAI面接官

評価基準のばらつきや偏りを解消、母集団の質を高めやすい
・応募獲得から面接までのタイムラグ短縮して、ターゲット人材と早期接触
・採用担当者の負担を軽減、内定者フォローなどコア業務に専念しやすい

 

1.AI面接サービスとは?

1.AI面接サービスとは?

 

AI面接サービスは、従来の面接を「人間の勘や経験頼り」から「データとテクノロジー活用」へと進化させた仕組みです。

求職者との対話や反応をAIが定量的に解析して評価を可視化してくれるため、採用プロセスの効率と透明性を飛躍的に高めます。

この新しい面接スタイルは、求職者1人ひとりに均等なチャンスを提供しながら、採用担当者の業務負担も劇的に軽減できるため、これからの採用に不可欠なツールとして注目されています。

 

AI面接でできること

AI面接は、単に求職者の回答を録画するだけの仕組みではありません

録画した映像をAIが解析し、話し方・表情・声のトーン・間の取り方をもとに「論理性」「積極性」「コミュニケーション力」「緊張度」といった要素を数値化します。

求職者の回答内容に応じて追加の質問を提示することも可能です。

そのため、表面的な情報にとどまらず、思考力や課題解決力、価値観など本質的な側面まで把握できます。

 

AIによる評価では、面接官ごとの質問や判定基準が統一されます。

一貫した基準に基づいて候補者を評価できるため、主観や印象の偏りを抑え、客観的な比較をおこないやすくなります。

面接終了後には要点を整理したレポートやスコアが自動で生成され、採用担当者の判断を支援し、次の選考を効率的に進めることも可能です。

AI面接このような仕組みによって求職者の特性を公正に可視化し、判断の透明性を高めます。

さらに、採用担当者の工数を削減し、本来注力すべきコア業務に専念できる環境を整えることができます。

 

 面接業務の効率化

大量の求職者に対応しなければならない企業にとって、AI面接は選考業務の効率化に適した方法の1つです。

求職者情報をAIが自動で集計・分析することで、事前に設定された基準に応じて選考対象者を素早く絞り込み、従来なら数百から数千件の対応にリソースを奪われていた、選考の初期段階のスクリーニング作業を軽減させます。

 

また、AI面接サービスは24時間365日稼働しているため、求職者は自分の都合に合わせて面接を受けることが可能となり、採用担当者や面接官は日程調整に多くの時間を割かずに済みます。

結果として、AI面接サービスは従来の面接に伴うタイムラグを減らし、採用スピードを飛躍的に高めることができます。

 

公平で一貫した評価

AI面接サービスはあらかじめ設定された評価項目やアルゴリズムに基づいて判定をおこなうため、一定の評価基準に基づいた選考がおこなえます。

求職者の発言内容だけでなく表情の細かな変化や声のトーンまで定量的に可視化し、レポートとして出力することも可能です。

 

そのため、面接の場で生じやすい主観的な評価差をデータによって吸収し、公平で客観性の高い採用活動を進めることができます。

面接官ごとの評価基準の差が課題の場合は、AI面接サービスの活用が有効です。

導入により、公平で一貫した評価がおこなえるようになります。

人事負担の軽減とコア業務への集中

AI面接サービスは面接の進行から記録、評価、さらにはレポート作成までを自動でおこなえるので、採用担当者がこれまで事務作業に費やしていた時間を大幅に減らすことができます。

多くの企業では少人数の採用担当者が面接調整や書類管理、各部門との連絡など多岐にわたる業務を同時に担っています。

 

結果として、採用戦略の立案や内定者との関係構築に使いたい時間が、事務処理に取られてしまうケースが少なくありません。

そのためAI面接サービスの導入は、少人数で多様な業務を抱える採用担当者の負担軽減に直結し、採用活動そのものの質を高めやすくなります。

科学的な人材分析・データ活用

採用DXを進める企業にとって、AI面接サービスは科学的な人材分析を実現するための有力な手段となります。

AIは求職者の話し方や表情の変化、しぐさまで認識・解析することで、性格やモチベーション、適応力といった従来の面接では把握が難しかった要素をデータとして可視化します。

 

導入初期においては、「自社で評価している人物像」と「AIが示す強み・特性」を比較し、どの程度一致しているかを確認できます。

 大量の面接データを蓄積して分析することで、職種ごとの活躍傾向や人材のポテンシャルを判定する精度が高まります。

 

その結果、より的確に適性を見抜くことができ、早期離職を防止する効果も期待できます。

採用コストの削減

採用におけるコストを重視する企業にとって、AI面接サービスは費用対効果の高いツールです。

従来の面接では、採用担当者や面接官が日程を調整し、求職者へ対応する時間や評価作業に多くの工数を費やしていました。

 

AI面接サービスを導入すれば、スケジュール調整や一次評価を自動化でき、人的コストを大幅に削減できます。

面接で得られた回答データもAIが蓄積・分析し、どの採用媒体がターゲットの採用に効果的かを可視化します。

その結果、効果の薄い媒体への広告費やスカウト費を抑えることが可能になります。

 

求職者の言動やパーソナリティ特性もAIが客観的に分析するため、従来の面接より精度の高い人物評価を実現できます。

評価の信頼性が向上することで、入社後の早期離職や内定辞退による追加コストの発生を抑えやすくなります。

 

また、AI面接サービスはリモート環境でも複数の求職者に同時対応でき、短期間で選考を進められます。

そのため、AI面接サービスは、導入によって企業の採用にかかる余計な出費を減らし、浮いた経営資源を研修や人材育成といった重要な取り組みに投資できます。

最終的に、優秀な人材を逃さず獲得できる体制を整えやすくなります。

 

従来の面接・選考との違い

従来の面接・選考とAI面接サービスの導入による違いを一覧表で比較します。

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AI面接サービス従来の選考
実施方法

オンラインでAIが自動的に面接質問と評価を実施

対面またはオンラインで直接面接官と対話

時間と場所の制約

24時間365日いつでも応募者が受けられる

面接官と応募者のスケジュール調整が必要

対応数

大量応募も自動処理で効率的にスクリーニング可能

対応可能数が限られ、多数応募時は負担大

評価の一貫性

事前設定の統一基準・AIアルゴリズムで客観的評価が可能

面接官の主観や経験によりブレが生じやすい

非言語情報の活用

表情や声のトーンも数値化して詳細分析可能

面接官の感覚に依存

データの蓄積・活用

面接内容がデジタルデータ化され共有・分析が容易

記憶やメモに頼る、別途記録の工数がかかる

採用担当者の負担

面接から評価、レポート作成まで自動化

面接設定や評価に多くの時間と労力を要する

求職者の自由度

好きな時間に受けられ、心理的ハードルが低い

面接日時に拘束されやすい

コスト

コストを大幅に削減可能

会場費・人件費・交通費などが発生

 

従来の面接は、多くの手間と人的リスクを抱えていました。

特に、面接官ごとに評価基準がばらつきやすく、判断が主観的になる点は大きな課題です。

求職者と面接官のスケジュール調整にも時間がかかり、選考辞退につながるケースが少なくありません。

 

AI面接サービスでは、24時間いつでも場所を選ばずに受験できるため、企業は一次面接にリソースを割かずに求職者をスムーズに選考できます。

求職者も自分の都合に合わせてどこからでも面接を受けられるため、忙しい人や遠方に住む人でも気軽に参加しやすくなります。

企業はこの仕組みによって選考辞退の防止や遠方の求職者との早期接触が可能になり、母集団の拡大にもつながります。

 

さらに、AIによる一貫した評価基準を活用することで、候補者を公平に判断しやすくなります。

その結果、自社に合った母集団を形成できる可能性が高まります。

AI面接サービスは従来の面接と比べて公平性と利便性の双方を備えた、次世代の面接モデルといえます。

 

AI面接サービスの仕組みと技術概要

AI面接サービスの中核は、最先端のテクノロジーを3つ組み合わせたものです。

その3つの技術とは、自然言語処理、音声解析、そして表情認識技術です。

 

自然言語処理(NLP)

求職者の話す言葉を分析し、回答内容の意味や構造を正確に理解します。

これにより、単なるキーワード抽出ではなく、求職者の考え方や論理力の本質に迫る評価が可能となります。

 

音声解析

話すスピードや抑揚、声の強弱など非言語的な特徴を捉え、話し方の明快さや自信の有無を数値化します。

 

表情認識技術

カメラ映像の表情や視線の動きを解析して、態度や感情の傾向を把握します。

緊張度や誠実性など、話す内容だけでは分かりづらい情報も補足します。

 

このように、AI面接サービスは上記の3つの最先端テクノロジーを組み合わせ、精度の高い面接を実現しています。

AI面接サービスを導入したあとの流れは、まず求職者がスマホやPCを利用してオンライン面接を受けます。

その後は、AIが面接内容を数分から数十分で解析し、分かりやすい評価レポートを生成します。

 

採用担当者は評価レポートをもとに、どの求職者と直接会うべきかを効率的に判断することが可能です。

つまり、AIが採用プロセスの最初のスクリーニングを担当し、人事の時間と労力を大幅に削減する仕組みになっています。

 

2.AI面接サービスの導入背景

AI面接サービスの導入背景

 

AI面接サービスの導入は、単なるテクノロジートレンドに追随する動きではありません。

むしろ、現場が直面している切実な課題を解決するための現実的な選択肢として注目されています。

 

新卒採用と中途採用ではそれぞれ抱える状況や求められる機能が異なります。

本章では新卒採用と中途採用の課題の違いと導入ニーズを解説します。

 

新卒採用担当者が抱える課題とニーズ

新卒採用は同時期に多くの学生がエントリーを開始します。

企業により数百人、時には数千人もの学生の面接をおこなうため、短期間で見極めていくのは非常に困難であり、採用担当者の負担は計り知れません。

中小企業においては、採用担当者や面接官の人数が限られていたり、選考結果の連絡が遅れてしまったりすることで、選考辞退につながることがあります。

 

大量応募時の工数削減の必要性

全国規模で数千件の応募があった場合、1人あたり10分間の面接をおこなうと、単純計算で何千時間もの対応時間が必要になります。

選考の初期段階で膨大な時間を割くことは非効率であり、人的リソースを割くことも非常に難しいのが現状です。

 

そこでAI面接サービスを導入することにより、1次面接を自動化するで採用担当者の工数を大きく削減することができます。

結果として、採用にかかる時間を数百時間単位で削減可能になり、採用担当者は内定後のフォローなど、本来のコア業務に専念できるようになります。

 

公平な評価基準と選考の透明性確保

面接官の態度や評価基準の違いに対する不信感が、内定辞退や選考辞退につながることがあります。

実際に新卒採用面接の場では、「面接官によって言うことが異なる」と感じる学生も多く、このようなあいまいな対応は企業のブランドイメージの低下に影響します。

 

AI面接サービスは同じ質問、同じ評価基準を全員に公平に適用するため、選考プロセスの透明性を格段に高めます。

結果として学生は「公平に評価してもらえた」という信頼感を持ち、企業の信頼度向上にもつながります。

そのため、選考の歩留まりや内定辞退などの課題解決にも役立ちます。

 

中途採用担当者が抱える課題とニーズ

中途採用は新卒採用とは異なり「スピード」と「即戦力としての適合度」が最重要テーマです。

市場の競争が激しいために、魅力的な人材をいかに早く確保できるかが勝負の鍵になります。

 

スピード重視の選考プロセスの効率化

求職者は同時期に複数の企業からオファーを受けることも珍しくありません。

そのため、時間がかかる選考プロセスは大きな機会損失になります。

 

そこで、AI面接サービスを1次スクリーニングとして活用すれば、速やかに適性を判定し、応募から数時間もしくは数日以内に次の選考へ誘導することが可能です。

また、在職中の求職者にとって、都合の良いタイミングで1次面接に参加できることは、選考へのハードルを下げ、選考参加率の増加につながります。 

これにより、母集団を増やしやすくなり、結果としてターゲットの採用につながりやすくなります。

 

多拠点・リモート面接への対応力

近年では勤務地の多様化やテレワークの普及によって、国内外問わず多拠点での採用ニーズが増しています。

AI面接サービスはオンライン完結型のため、時間や場所の制約を受けずに求職者の評価が可能です。

グローバル人材や海外にいる求職者を採用したいときも、深夜や早朝に面接調整をおこなうことなく、スムーズに1次選考を進めることができます。

 

新卒採用と中途採用の活用方法の違い

AI面接の活用方法は新卒採用と中途採用で異なる点があります。

 

採用種別AI面接の活用方法
新卒採用

・エントリー開始時など、応募学生数が多く徹底的な「公平性」が求められる選考初期段階
・選考業務の効率化と、選考基準の統一化による母集団の質を向上させたいとき

中途採用

・選考スピードの改善と求職者の適性判断が重視されるとき

 

新卒採用の場合は、同時期に多くの学生がエントリーを開始するため、選考の初期スクリーニングにAI面接サービスを活用して、選考誘導や内定者フォローなどコア業務に専念するための運用が効果的です。

中途採用の場合は、AIによるスクリーニングでターゲット人材を迅速に見極め、母集団の数を増やして対面での選考時の質を高めることにより、優秀な人材を採用しやすくなります。

 

どちらの場合も共通して言えることは、AI面接サービスは選考の全てを完結させるのではありません。

採用時の判断を支え、意思決定をサポートするツールであることを前提として、活用しましょう。

 

3.導入メリットと効果

活用事例と成功のポイント

 

AI面接サービスの導入は、企業にとってだけでなく求職者にとっても多大なメリットをもたらします。

ここでは、導入によって期待できる具体的な効果を4つのポイントに分けて詳しく解説します。

 

採用業務の効率化

AI面接サービスは1次面接をオンラインで自動で実施できるため、採用担当者が求職者対応に割く時間を大幅に削減できます。

新卒採用など数百人単位の求職者がいる場合でも、これまで数百時間かかっていた面接準備や実施の負担を、数時間から数十時間にまで圧縮可能です。

このように選考を効率化することにより、採用担当者は「最終面接や内定者フォロー」、「候補者との深いコミュニケーション」など、コア業務に集中できるようになります。

結果として採用プロセス全体の質が向上し、優秀な人材を逃すリスクを軽減できます。

 

評価の一貫性・公平性の向上

従来の面接評価は、面接官の経験や感情に左右されやすく、評価基準にばらつきが生じることが課題でした。

AI面接サービスは常に同じアルゴリズムと定量的な基準で評価をおこなうため、面接官間で評価がブレるリスクを大幅に減らします。

一貫性のある評価は、本来のターゲットを選考に誘導することが可能となり、選考の質を高めやすくなります。

 

また、面接官の評価基準のばらつきにより、選考を通過するはずであったターゲットの取りこぼしを防ぎやすくなり、求職者に対する公平な選考機会の提供にもつながります。

 

求職者の体験の向上

求職者にとって、選考は大きなストレスとなることがあります。

選考日程の調整や、面接そのものに対する不安など、その要因はさまざまです。

 

AI面接サービスは、24時間好きな時間に、自由な場所で受験できるため、忙しい学生や現職中の求職者から高い評価を得ています。

さらに、満足のいくまで面接の録画を取り直せる機能によって、求職者は自分本来の良さを存分にアピールできるという安心感も好評です。

 

また、一部のAI面接サービスには面接結果をもとにしたフィードバック機能が搭載されています。

これにより、求職者は「自分がどのように評価されたのか」を具体的に把握することができ、自己成長の機会にもつながります。

このように、AI面接サービスは求職者のストレスを軽減し、選考を通して満足度を向上させることで、企業の採用ブランディングの強化もおこなえます。

 

データドリブンな採用改善と分析

これまでの採用は、採用担当者や面接官の経験や勘に頼らざるを得ない側面がありました。

 

しかしAI面接サービスは、面接を通じて収集した膨大なデータを活用し、従来の課題を解決することができます。

面接により収集したデータは単なる記録ではなく、「採用時の評価」と「入社後のパフォーマンス」を紐付けて分析できます。

例えば「合格時に高評価だった特徴が、その後の優秀な業績とどう結びついているか」「早期離職した人材にはどのような共通点があったのか」といった関係性を分析し、ターゲット像や選考基準の見直しに活用できます。

 

そのため、選考段階に利用するだけでなく、適切な配置や育成計画など、長期的な人材戦略に活用することが可能です。

 

4.活用事例と成功のポイント

活用事例と成功のポイント

 

AI面接サービスは、実際の採用現場でさまざまな形で導入され、その効果が証明されています。

本章では特に新卒採用と中途採用における成功事例を通じて、具体的な活用方法と成功のポイントをご紹介します。

 

新卒採用におけるAI面接の成功事例

ある大手メーカーでは、1次面接にAI面接サービスを導入した結果、1次面接にかかる時間を約60%削減することに成功しました。

従来は数千件に及ぶ学生に対して、採用担当者が膨大な時間を費やして対応していました。

しかし、AIが1次面接の役割を担うことで、採用担当者は最も重要な最終面接やフォローアップに注力できる環境が整いました。

 

また、学生からも「評価基準が明確で公平に扱ってもらえた」という高い評価を獲得しています。

学生の満足度は、企業の口コミにも影響します。

選考結果を問わず、選考満足度が高かったとの口コミが増えたことで、採用ブランディングの強化も実現できました。

 

採用担当者の負担を軽減、求職者の選考意欲を高めやすいAI面接

ZキャリアAI面接官

評価基準のばらつきや偏りを解消、母集団の質を高めやすい
・応募獲得から面接までのタイムラグ短縮して、ターゲット人材と早期接触
・採用担当者の負担を軽減、内定者フォローなどコア業務に専念しやすい

中途採用における部分的活用と併用事例

AI面接を一部の工程に限定して導入し、担当者の判断力とうまく組み合わせることで、大きな成果を発揮した事例です。

あるIT企業では中途採用にAI面接を活用したスクリーニングと、採用担当者による最終面接のハイブリッド運用を導入しています。

 

この企業は選考の初期段階でAI面接サービスを活用し、膨大な求職者の中からターゲット人材を短時間で効率的に絞り込んでいます。

その上で、採用担当者や現場担当者を交えた最終面接を実施する選考フローを設計しました。

 

結果として、従来は長期化しがちだった選考プロセスが大幅にスピードアップし、優秀な候補者の離脱防止に直結しています。

また、中途採用によくある課題の内定辞退率を改善し、最終的には内定承諾率や入社率の向上にもつなげています。

紹介した事例に共通する成功ポイントは以下の3つです。

 

AI面接の活用成功ポイント

1.AI面接サービスは「採用担当者の工数削減ツール」として導入し、本質的な判断は本来の採用担当者や現場担当者が担う

2.量エントリーがある選考の初期段階やスクリーニングのタイミングでAI面接サービスを活用し、効率的で公平性のある選考をおこなうとともに、コア業務に注力できる体制を作る

3.求職者に対しては公平性や透明性を徹底して説明し、納得感を得ること

 

自社の選考課題を解決するために、活用目的とタイミングを明確にしておくことで採用効率を高めやすくなります。

 

5.AI面接サービスおすすめ11選

主要なAI面接サービスを紹介します。

サービスにより料金や特徴、機能が異なるため、導入前に比較をおこないましょう。

自社の採用課題に適切なサービスの選定により、費用対効果を高めながら採用課題の解決につなぐことができます。

 

料金と特徴の比較表

AI面接サービスの料金と特徴を一覧で比較できます。

 

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サービス名料金特徴

ZキャリアAI面接官

初期費用50万5,000円+面接プラン
※複数プランあり▶要問合せ

・24時間365日対応可能

・採用ニーズに合わせ質問や評価基準をカスタマイズ

・AIが表情や話し方も分析が可能

・面接リードタイム短縮に強い

harutaka

初期費用50万円+月額5万円~
※複数プランあり▶要問合せ

・面接動画の自動書き起こしと分析が可能

・表情や音声、発話バランスなど総合的に評価

・採用プロセスの質・担当者スキル向上に貢献

SHaiN

システム利用料ほか
要問合せ

・AIによる応答分析とスコアリング

・一貫した評価基準提供

・ユーザーフレンドリーなUI

AI RECOMEN

要問合せ

・求職者の回答を自動分析しスクリーニング

・多様な質問形式に対応

DuDo AI面接サービス

システム利用料ほか
要問合せ

・AIが受験結果を解析し合否判定支援

・体験のカスタマイズ可能

面接サポートさくらさん

初期費用90万円+月額38万円~
要問合せ

・面接支援に特化したAIサービス

・音声認識と発話分析で評価

・アバターが対応

Track AI Interview

要問合せ

・AIによる面接結果のデータ解析

・面接工程全体の効率化支援

PeopleX AI面接

要問合せ

・AIが面接の録画・分析を担当

・選考フローの高速化と公平性強化

ApplyNow

要問合せ

・AIによる自動面接と評価

・求職者の体験を重視

タレントスカウター

初期費用50万円+利用料1,000円~/件
要問合せ

・AI活用の選考機能提供

・多様な職種に対応

インタビュークラウド

要問合せ

・面接動画の録画と共有に特化

・AIによる分析とレポート

・アルバイト採用向け

 

 

料金はサービスによって初期費用が必要です。
また、月額プランや面接1件当たりの費用が発生するものまで、料金形態が多岐に渡るため、詳細はお見積もりを依頼して確認しましょう。

 

AI面接サービスの導入を検討している方へ

みんなの採用部_お問合せ

・AI面接サービスの導入費用の概算
・料金プランや詳細を確認したい
・社内検討のために見積もりが必要
AI面接サービスのお見積もりを作成いたします。

機能比較表

AI面接サービスの基本機能を一覧で比較します。

 

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サービス名24時間対応アバター深掘り質問録画対応レポート書き起こし

ZキャリアAI面接官

harutaka

×

SHaiN

×

AI RECOMEN

×

DuDo AI面接サービス

面接サポートさくらさん

Track AI Interview

PeopleX AI面接

ApplyNow

×

タレントスカウター

インタビュークラウド

×

要問合せ

 

録画機能や分析機能はほとんどのサービスが基本機能として搭載していますが、書き起こし機能についてはばらつきがみられます。

選考結果の社内共有などに、書き起こしデータを活用したい企業は、書き起こし機能についても比較してみましょう。

また、深掘り質問が事前設定した内容を反映できるのか、もしくはタイムリーにAIが必要な深掘り質問を生成するのかなど、各機能の詳細についてはサービスの詳細資料を活用しましょう。

1.ZキャリアAI面接官

ZキャリアAI面接官

 

 

ZキャリアAI面接官はスマートフォンで24時間365日いつでも面接が可能です。

面接官のスケジュール調整が不要で、休日や夜間でも選考を進められ、リードタイムを大幅に短縮します。

応募書類だけでは分かりにくい話し方や人柄をAIが分析し、求職者の特性や適性を可視化して事前スクリーニングを効率化します。

 

また、企業が設定した観点に基づき、AIが自動で追加質問をおこなうため、思考の深さや一貫性を客観的に評価可能です。

面接動画はAI解析により、「AIレポート」で評価が可視化され、公正かつ精度の高い選考が実現します。

 

料金

初期費用50万5,000円+面接プラン
※複数プランあり▶要問合せ

特徴

・採用ニーズに合わせ質問や評価基準をカスタマイズ

・AIが表情や話し方も分析

・面接リードタイム短縮に強い

・中途採用や職種を限定した採用時も活用しやすい

 

2.harutaka

harutaka_ logo

 

 

 

harutaka(ハルタカ)は、エントリーシートや書類だけでは評価しづらい応募者の魅力や、自社ターゲットとしての適性をAIが解析し、選定の質を高めやすい採用DXサービスです。

エントリー段階でharutakaの録画選考を導入することで、AIが応募者の魅力をスコアとして可視化し、スクリーニングの工数削減や評価基準の統一化を実現します。

また、録画された発話内容は自動で文字起こしと要約がされ、深掘り質問リストも自動生成されます。

さらに、面接官のパフォーマンスもAIがタイムリーにアシストし、評価をおこなうため、面接官の質の向上や評価基準のばらつき対策にも活用できます。

 

料金

初期費用50万円+月額5万円~
※複数プランあり▶要問合せ

特徴

・面接動画の自動書き起こしと分析が可能
・表情や音声、発話バランスなど総合的に評価
・採用プロセスの質・担当者スキル向上に貢献
・中途採用時や職種を限定した採用時にも活用しやすい

 

3.SHaiN

SHaiNロゴ

 

SHaiNは、候補者の応募から面接までの一連の選考プロセスを効率化し、AIが応募者の言動や表情を分析して多面的に評価をおこなうことで、採用担当者の負担を減らしながら精度の高い選考を支援します。

直感的に使いやすいインターフェースで導入企業からの評価も高いのが特徴です。

 

料金

システム利用料ほか
要問合せ

特徴

・AIによる応答分析とスコアリング
・一貫した評価基準提供
・ユーザーフレンドリーなUI

 

4.AI RECOMEN

AIRECOMENロゴ

 

AI RECOMENは、AIによる自動マッチングと面接フィードバック機能を備え、求職者と企業の相性をデータで可視化しながら、適切な人材を効率的に選び出せるように設計されたサービスです。

採用初期段階でのスクリーニング業務を大幅に軽減できます。

 

料金

要問合せ

特徴

・求職者の回答を自動分析しスクリーニング
・多様な質問形式に対応

 

5.DuDo AI面接サービス

dudoろご

 

DuDo AI面接サービスは、深掘り質問や回答分析を通じて求職者の思考や価値観をデータ化し、選考の公正性を保ちながらもスピーディに優秀な人材を見つけることのできる機能を提供しています。

ユーザー企業の採用基準に応じたカスタマイズ性が高い点も魅力です。

 

料金

システム利用料ほか
要問合せ

特徴

・AIが受験結果を解析し合否判定支援
・体験のカスタマイズ可能

 

6.面接サポートさくらさん

AIさくらさんロゴ

 

面接サポートさくらさんは、面接の日程調整からオンライン面接の実施、評価の記録まで一括でサポートし、特に面接官の負担を軽減することに重点を置いたサービスです。

低価格で手軽に導入できるのもポイントです。

 

料金

初期費用90万円+月額38万円~
要問合せ

特徴

・AIによる自動面接と評価

・求職者の体験を重視

 

7.Track AI Interview

Track AI Interview

 

Track AI Interviewは、面接データの一元管理とAI解析を組み合わせ、面接の質向上と選考過程の可視化を実現し、複数面接官での情報共有や公平な評価を可能にします。

企業の規模や採用人数に関わらず対応できる柔軟性があります。

 

料金

要問合せ

特徴

・AIによる面接結果のデータ解析
・面接工程全体の効率化支援

 

8.PeopleX AI面接

PeopleX AI面接

 

PeopleX AI面接は、多様な評価軸で求職者を分析しつつ、カスタマイズが容易な面接シナリオ設定で、企業ごとの採用基準にマッチした効率的な選考をサポートします。

面接後のレポートも詳細で分かりやすい点が好評です。

 

料金

要問合せ

特徴

・AIが面接の録画・分析を担当
・選考フローの高速化と公平性強化

 

9.ApplyNow

ApplyNowロゴ

 

ApplyNowは、採用全体の応募管理から面接までを一元化し、求職者とのやり取りを自動化することで担当者の作業負担を軽減し、面接に集中できる環境づくりを促進します。

多彩な連携機能でほかのツールとの統合もスムーズです。

 

料金

要問合せ

特徴

・AIによる自動面接と評価
・求職者の体験を重視

 

10.タレントスカウター

talentscouter

 

タレントスカウターは、AIによる求職者のスキルや適性分析に加え、行動特性やパーソナリティを多角的に評価し、採用の不適合を防ぎつつ人材のポテンシャルを見極めることを重視したサービスです。

特に中長期的な人材育成に役立てたい企業に適しています。

 

料金

初期費用50万円+利用料1,000円~/件
要問合せ

特徴

・AI活用の選考機能提供
・多様な職種に対応

 

11.インタビュークラウド

インタビュークラウド

 

インタビュークラウドは、面接の録画や管理、評価をクラウド上で簡単におこなえるシステムで、遠隔地の面接もスムーズに行え、複数担当者がリアルタイムに面接情報を共有できる点が特徴です。

また、操作もわかりやすく簡単に運用できます。

 

料金

要問合せ

特徴

・面接動画の録画と共有に特化
・AIによる分析とレポート
・アルバイト採用向け

 

 

AI面接サービスの導入を検討している方へ

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・社内検討のために見積もりが必要
AI面接サービスのお見積もりを作成いたします。

6.導入時のQ&A【注意点とトラブル回避策】

AI面接サービスは採用効率を高めやすいツールです。

一方で、導入にはいくつかの注意と対策が必要です

 

AI面接サービスの信頼性は?

各AI面接サービスは、内部のアルゴリズムの精度を継続的に検証・改善しています。

学術研究機関との連携やデータドリブンなモデルトレーニングを重ねることで、一定以上の再現性と精度が保証されています。
ただし、AIは万能ではありません。

導入前はサービス提供会社に、どのようにしてAIの精度を検証しているのか、検証結果がどうなのかを確認しておくと安心です。

 

求職者への説明と信頼獲得

AIによる評価が「機械的に判断される」と誤解されるケースがあります。

不安を与えないためには、AI面接の目的や役割、そして最終判断は人間がおこなうことを分かりやすく事前説明することが非常に重要です。

透明性を持って丁寧に説明することで、求職者の信頼感を高められます。

 

導入までの流れと準備は?

一般的な導入プロセスは以下のステップで進みます。

 

1.デモの実施 — 実際に操作画面を体験し、機能・使い勝手を確認

2.無料トライアル — 実際の採用候補者に使ってみてフィードバックを収集

3.契約締結 — 条件交渉、料金体系の確認を含め正式契約

4.導入・設定 — ATSや他システムとの連携設定、社内研修・説明資料の準備

 

サービスにより導入フローが異なるため、事前に確認をしましょう。

 

コストや契約条件

AI面接サービスの料金体系はサービスごとに異なります。

主な料金体系は以下の3パターンです。

 

・月額固定料金型

・利用回数やエントリー数に応じた従量課金型

・初期導入費用+運用費用の組み合わせ

 

そのため、企業の採用規模や運用形態、予算に最適な料金プランを選ぶ必要があります。

導入前に見積もりを取り、サービス内容とコストパフォーマンスを比較検討することが重要です。

 

これらの注意点を押さえてAI面接サービスを導入することで、効果的に活用できます。

 

深掘り質問が可能でスクリーニングの工数削減や評価基準の統一化を実現

harutaka_ logo

harutaka(ハルタカ)はエントリーシートや書類だけでは評価しづらい応募者の魅力や、自社ターゲットとしての適性をAIが解析し、選定の質を高めやすい採用DXサービスです。面接官のパフォーマンスもAIがタイムリーにアシストし、評価をおこなうため、面接官の質の向上や評価基準のばらつき対策にも活用できます。

7.まとめ

AI面接サービスは、従来の面接プロセスにおける評価のばらつきや選考効率の課題を解決し、採用活動を大きく進化させる重要なツールです。

最新の技術を駆使し、公平で透明性の高い評価を可能にすることで、企業は求職者に均等な機会を提供しながら、採用担当者の業務負担を大幅に軽減できます。

特に新卒採用における大量応募への対応や、中途採用における迅速なスクリーニング時の活用が適切です。

 

また、入社後のパフォーマンスと採用評価を結びつけて分析することで、採用戦略や育成戦略を構築できる点も大きな特徴です。

一方で、AIの評価精度や既存システムとの連携、求職者への説明など、導入にあたっては注意すべきポイントも存在します。

こうした点を踏まえ、企業の実情や採用課題に最適なサービスを選び活用しましょう。

 

面接工数と評価のばらつきを解消、ターゲット人材を見逃さないAI面接ツール

ZキャリアAI面接官

評価基準のばらつきや偏りを解消、母集団の質を高めやすい
・応募獲得から面接までのタイムラグ短縮して、ターゲット人材と早期接触
・採用担当者の負担を軽減、内定者フォローなどコア業務に専念しやすい

この事例・記事に関わった営業担当

脱・ナビサイト依存の採用成功を実現

東証プライム上場企業からスタートアップベンチャーまで幅広く採用支援を経験。 2018年より、従来のナビサイト以外での就活手法の台頭を受けてナビサイト以外での採用手法を中心とした採用支援をする部門を立ち上げ。多角的な採用支援が強み。

名前

越塚/新卒採用領域

得意領域
  • ダイレクトリクルーティングなどナビサイト以外の採用手法

  • 最新の新卒採用サービスのトレンド

  • 新卒採用支援全般

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