【アルバイト採用】離職や辞退を防止する面接のポイントとは?

アルバイト採用

近年、競争の激しいアルバイトの採用において、定着する人材や積極的にシフトに入る人材を確保することができないのは、多くの採用担当者が抱える悩みではないでしょうか。

アルバイトの採用が必要になるタイミングは、現場での人手不足、業務量の増加、人員の補充など、さまざまありますが、採用方法として、まず思い浮かぶ方法は面接だと思います。

本記事ではアルバイト採用の成功に必要な、面接で重視すべきポイントや、実際に採用担当者が、採用面接時に気をつけているポイントについてご紹介します。

1.アルバイトの採用にはどのようなことが求められるのか

そもそもアルバイト採用の面接となると、新卒採用や中途採用の採用面接とは、方法や目的が大きく異なります。

企業にとって、アルバイトを雇用する際に、応募者に求められる要素にはどのようなものがあるのか、確認していきます。

企業がアルバイトに求める要素とは

仕事に意欲的に取り組めるか

アルバイトの採用に関して、正社員の採用と大きく異なることの一つは、「求めるスキルや経験、ポテンシャルを問わない」ということが挙げられるでしょう。

そのため、面接では「アルバイトの仕事自体にやりがいを持って取り組むことができるか」「一定期間続けられるか」を、見極めることが重要となります。

「家から近いから」「給与が高い」などの条件面を重視する応募者は、仕事自体へのモチベーションはそれほど高くないこともあります。

採用後に「イメージと違った」とミスマッチが起こり、早期辞職につながる可能性もあるため、面接ではきちんと志望動機を尋ねることが大切です。

人柄は現場の雰囲気に合っているか

アルバイトの採用に関して、採用担当者が何を評価するかというと、経験やスキルよりも「明るくハキハキとしている」「自発的にコミュニケーションがとれる」といった『人柄』を重視することが多いようです。

また、現在雇用している他のメンバーとうまくやっていけるかどうかという点も、面接を通して判断する必要があります。

自社が必要とするだけのシフトに入ることが可能か

採用担当者にとって、アルバイトの採用を見極める条件として、雇用後にある程度の頻度でシフトに入り、活躍してくれるかということが、最も大切な要素になるのではないでしょうか。

いくら応募者の『意欲』と『人柄』がよくても、企業がアルバイトに求める最低限のシフト日数で勤務することができなければ、採用する決断には至らないでしょう。

下手に採用してしまうと、安易に解雇することもできないので、さらに採用コストがかかったり、人件費がかさんだりしてしまうこともあります。

面接を通して、週や月の勤務可能日数を応募者と明確に擦り合わせておくことが重要です。

アルバイトが企業に求める要素とは

それでは反対に、アルバイトは何を求めて企業に応募しているのでしょうか。採用担当者は、応募者が、企業にどのようなことを求めているのかを理解することも大切です。それを理解した上で、お互いにとって有益になる関係性を築く必要があります。

ここでは、応募者が会社に求める要素について代表的な要素を整理していきます。

自分が必要な給料をもらうことが可能か

多くの人は、「何かの目的のために資金を稼ぎたい」、「貯蓄を増やしたい」など、金銭に関することを目的として、アルバイトに応募することでしょう。

つまり、『働くことによってどのくらい稼ぐことができるか』ということを、アルバイト先を決める上での重要な判断材料とします。

採用担当者は、アルバイトが求めるシフト日数を入れることが可能かどうかを、あらかじめ応募者に伝えておく必要があるでしょう。

シフトの柔軟性はあるか

株式会社リクルートキャリアの就職みらい研究所がおこなった調査『「大学生の実態調査2016」|株式会社リクルートキャリア』によると、現在の大学生の約7割がアルバイトをおこなっているようです。このことから、アルバイト全体に関しても大学生の占める割合が高いということが分かります。

アルバイトの中には学生や芸術家など本業を別に持ち、副業として従事するケースが多く見られるものです。たとえば学業優先の学生ですと、「試験期間はシフトをずらしてほしい」という希望が出されることもあるでしょう。

このように、アルバイトの応募者にとって、他の活動に差し支えがないようにシフトに融通が効くか、柔軟性があるかは、非常に重要なポイントの一つとなります。

自分が望む経験は得られるか

近年ではアルバイトを趣味と同一に捉えたり、将来のキャリアにつながるスキルアップの場として考える若者も増えてきています。

そのような応募者に対して、本人が求める経験につながるかどうかを明確に伝えておく必要があるでしょう。お互いにとって納得感がない限り、アルバイトの長期雇用にはつながりません。

2.いい採用はいい面接から。面接の質をあげるために採用担当者が重視しているポイント

アルバイト採用の面接においては、新卒採用や中途採用とは異なり、独自の重視すべきポイントが存在します。

実際に株式会社マイナビがおこなった「アルバイト採用活動に関する企業調査」をもとに実際のアルバイト採用担当者が面接の質を上げるためにどのような取り組みをしているのかまとめてみました。

面接率UPのための取り組み

まず、面接に来てもらわなければ採用は始まりません。応募や問い合わせの連絡があったところから、実際に面接につながる確率を「面接率」といいます。

本当に欲しい人材を採用するためには、この面接率を上げ、できるだけ多くの求職者に会うことが有効です。

興味を持ち応募してきた求職者をしっかりと面接につなげていくために、企業はどのような取り組みをしているのでしょうか。


参照:株式会社マイナビ「アルバイト採用活動に関する企業調査」

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上図の「調査面接UPのための取り組み」で最も多かった答えは、「面接日は応募者の要望を優先した」であり、2番目には「応募者への連絡を丁寧におこなうようにした」という答えがありました。

やはり、どの業界においても採用担当者は、面接前の印象を良くし、確実に面接につなげることができるよう努めていることがわかります。

また最近では「履歴書を不要にした」という答えが多く見られるようになりました。履歴書を不要にすることで、求職者の手間を減らし、気軽に選考に進むことができます。

面接率を上げるためには、求職者に好印象を与えるよう丁寧に接するとともに、履歴書を不要にするなど、企業側にも工夫が必要です。

面接時に実際に気をつけていたこと

さらに大切なのは、面接率が上がり実際の面接に進む求職者が増えたときです。

上記で述べたように、面接官である採用担当者は、その企業の社員代表として最も応募者から見られているといっても過言ではないでしょう。ここで、「この人と一緒に働きたい!」と思わせることができれば、入社意欲を向上させることができるかもしれません。

参照:株式会社マイナビ「アルバイト採用活動に関する企業調査」

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上図の「面接時に気をつけていたこと」では、ほとんどの業界において、「仕事内容や勤務条件等について詳細に伝えた」が最も多く、「笑顔で明るく対応するよう心がけていた」が続く結果となりました。

丁寧な対応をすることにより、求職者の不安を払拭し、仕事や職場に好印象を与えることもできます。

また、飲食店などのサービス業では、「希望シフトなど、求職者の要望にできるだけ耳を傾けるようにした」という声も多くありました。シフト制の接客業では、勤務の柔軟性を求める求職者も多いため、このような工夫も評価される点になるのではないでしょうか。

相手に与える印象をよくすると同時に、自社の業界でアルバイトを検討している人が何を求めているのかを理解し、それに伴った対応をしていく必要があります。

3.面接前の辞退を防ぐためのポイント

アルバイトの面接の際に、直前キャンセルや、連絡なしのドタキャンをされたといった経験はないでしょうか?

採用担当者が、面接までの日程調整対応が遅く期間が空いてしまったり、連絡の態度が高圧的だったりすると、応募者は他の職場を検討する傾向にあるようです。

それでは、面接辞退を防ぎ、効果的に面接につなげるための取り組みにはどのようなものがあるのでしょうか。

応募がきたらすぐに日程調整を

求人へ応募をした後に期間が空いてしまうと、応募者にとっては「忘れられている」、「採用に対しての対応が適当」という印象を与えてしまうかもしれません。その間に別の求人へ応募し、迅速に調整をしてくれる会社があればそちらに惹かれていきます。

採用担当者は、応募が来た場合、すぐに応募者とコンタクトをとって日程調整を進めなければいけません。またその際、業務が忙しくても、丁寧に対応することが重要です。

面接などの採用活動を第一優先に考え取り組むことが、良い人材を採用することにつながり、企業の発展につなげることができるのではないでしょうか。

応募者に安心感と親近感を!こまめなリマインド連絡

日程調整の結果、面接日時が2週間後になった場合、長い期間連絡が途切れてしまうかもしれません。
その間に、応募者はより魅力的な選択肢を見つけたり、だんだんと億劫になってしまったりすることもあります。

この場合は、面接1週間前、3日前、前日というように、こまめにリマインド連絡をすると良いでしょう。

応募者に対してメールやショートメッセージで、「面接で会えるのを楽しみにしている」旨を伝えることで面接官への親近感を抱いてもらうことができ、さらに、面接のリマインドにもつながります。

また、日程調整は電話での連絡が好ましいでしょう。

電話で連絡することで、日程の調整をスムーズにおこなうことができるだけでなく、会話を通して応募者に安心感を与えることができます。その際には、「今お時間よろしいでしょうか」などちょっとした気遣いをすることで、応募者に好印象を与えることができるかもしれません。

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4.面接後の辞退を防ぐためのポイント

アルバイトには、せっかく面接通過の連絡をしても、初出勤を前にして辞退するケースも多いかと思います。

理由として、面接を通過したものの業務を前にして不安から辞退してしまったり、もっと楽な選択肢を選んでしまったり、ということがあげられます。

新しいことを始める際には、誰でも労力が必要となるものです。せっかく採用した人材が辞退してしまわないように、面接後から業務開始までの期間をフォローする取り組みも必要でしょう。

面接後の連絡は迅速に、丁寧に!

面接後の合否連絡は、その場ですることもあれば、後日連絡することもあるかと思います。いずれにせよ、面接後はすぐに当日のお礼と、合否結果が後日の場合はその旨も改めて連絡する必要があるでしょう。

それによって、応募者に「自分を見てくれている」という安心感や、業務に対するモチベーションを与えることができます。

たとえば、初出勤が面接合格の1週間後だった場合、3日前や1日前に再度コミュニケーションを取ることも有効です。

新しい組織に入るのは、誰でも不安を感じるものです。メンバーの一員として受け入れる姿勢を伝えることが、直前の辞退を減らすことにつながります。

仕事の醍醐味や面白さを伝える

面接においては、実際におこなってもらう業務内容の簡単な説明で完結してしまいがちです。しかし、業務内容だけでなく、実際に働いて感じる仕事のやりがいなどを伝えてみるのはいかがでしょうか。

仕事のおもしろさを伝えることで、業務自体へのモチベーション向上につながったり、より明確に働くイメージを持たせたりすることができます。

面接後辞退の防止だけでなく、継続して働いてもらうための取り組みにもつながるでしょう。

教育・研修制度の充実をアピール

未経験のことに新しくチャレンジする場合、応募者は勤務初日まで不安を感じ続けることでしょう。

面接時やその後のフォロー連絡の際に、現場の研修制度や教育体制が充実していることを伝えてあげることが効果的です。

未経験でもしっかり教えてもらえる環境が整っていることどんなところに不安を抱いているのかを尋ねることで、応募者は大変心強い気持ちになるのではないでしょうか。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

効率のいい採用活動は、求職者にとっても採用者にとってもメリットのある、win-winの関係をもたらします。どちらかに不安が残ったり、妥協してしまうと、採用につながらなかったり、あるいは早期退職になりかねません。

求職者・採用担当者どちらも満足のいく結果となるよう、今回紹介したポイントを面接にいかしていただけますと幸いです。

自社の良さをしっかりと伝えることができれば、優秀な人材確保につながるでしょう。

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