キミスカ導入の採用事例|ターゲットごとに送るスカウトを変えて工数を削減!
- 新卒採用
- ダイレクトリクルーティング
- 採用工数の削減
- 母集団形成・ターゲットからの応募確保
- 上位校
- 高学歴学生
- 300~499名
- 全国
更新日:
新卒採用
●この事例で利用されたサービス
キミスカ
企業情報
業界・職種 | 不動産系 |
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従業員数 | 100~299名 |
上場・非上場 | 上場 |
採用エリア | 東京 |
今回の事例では不動産関連のコンサルティングサービスを手掛ける企業をご紹介します。
金融・保険・不動産など各分野のプロフェッショナルが連携しながら、二代、三代先までを視野に入れたコンサルティングをおこなっています。
採用課題・ニーズ
課題 | 母集団形成 採用工数の削減 |
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求める人材 | 文理不問 上位校学生 自主性のある学生 学習意欲の高い学生 |
利用サービス | キミスカ マイナビ2024 MOCHICA(モチカ) |
採用目標数 | 10名 |
不動産業界にて特殊なサービスをおこなっているため、学生からは業務イメージが湧きにくいと感じられている企業です。さらに金融系とバッティングしやすく、採用の影響を受けやすい状況でした。
一方で、これまでの採用実績をみると内定承諾率は非常に高く、毎年平均55%ほどとなっています。内定承諾をした学生からは「社内の雰囲気がとても良い」「社員同士の会話から社内の風通しが良いのが伝わった」など社風の良さを評価いただくことが多く、学生の惹きつけには強みを持っていました。このように、一度学生との接点が持つことができれば採用成功につながりやすいため、今後は母集団形成を強化したいとご要望をいただきました。
採用支援の内容
サービス特徴
キミスカはデータを蓄積し、さまざまな角度から採用を分析することで活躍人材の採用を実現するダイレクトリクルーティングシステムです。
3種類のスカウトがあり、月に50通送ることができるゴールドスカウトでは開封率約76.9%、エントリー率約36.1%、月に150通送ることができるシルバースカウトでは開封率約68.6%、エントリー率約26.8%となっています。
また、企業1社当たりの学生数は約110名と、十分な数の学生がいるため他社のバッティングが少なく決定につながりやすいところも強みです。
キミスカを導入することで企業はターゲット学生に合わせたスカウトを送付し、採用へつなげることができます。
サービス活用方法
採用ターゲットごとにスカウトのランクを変え、学生の属性にあった内容を訴求する工夫をしました。
さらに採用管理・コミュニケーションツールのMOCHICA(モチカ)と採用代行サービスを掛け合わせて活用することで、スカウト配信数の担保やスカウト承認後の離脱防止を実現しました。
このように、ダイレクトリクルーティングによって接点を持てたターゲット学生を取りこぼすことなく採用につなげるフローを構築しました。
具体的施策
スカウトのランクにより運用を変更し採用ターゲットごとに3パターンのスカウトを運用
以前はスカウトごとにターゲットを定めるようなことはしていませんでした。しかし、24年卒ではさらに効率的にするべく、3種類あるスカウトごとにターゲットを変え、それぞれに合わせた運用をすることで学生からの反応を得られるようにしました。具体的には、上位校の学生に特別感を感じてもらうためにノーマルスカウトとシルバースカウトをあえて送らず、ゴールドスカウトのみに絞りました。
スカウト配信数を増やした
これまで採用業務のすべてを自社で対応していましたが、24年卒では採用代行サービスを活用し、一部の業務を代行業者に委託しました。中でもスカウト配信代行を委託することで、効率よくターゲット学生にアプローチすることが可能になりました。
今回は11月、12月の2ヵ月間の採用代行でしたが、昨年と比べて配信できるスカウト数も大幅に増え、多くの学生と接点を持つことにつながりました。
さらに、今までスカウト配信業務に割いていた時間を削減できたことで学生フォローにも注力でき、密なコミュニケーションを取れるようになりました。
採用期間の前倒し
以前は広報解禁の3月以降からしか採用をおこなっていませんでしたが、今回は採用開始期間を前倒しし、11月から活動をおこないました。このように学生の活動早期化に合わせて採用活動をはじめることで、十分な母集団形成ができるように工夫しました。さらに、昨年と比べて選考までの期間に余裕ができたことで、一次選考と二次選考の間に採用担当者と若手社員で学生の面接練習や月に1回のランチ会などを実施でき、つなぎ止めを強化することもできました。
結果
学生との接触数が増加
ターゲットごとにスカウトのランクを変えることで、スカウト段階での効率化が実現できました。その結果スカウト配信数を増やすことができ、多くの学生と接触することができました。
・ゴールドスカウト⇒スカウト数 約150%(320→485通)
・シルバースカウト⇒スカウト数 約130%(368→461通)
・ノーマルスカウト⇒スカウト数 約110%(421→469通)
キミスカ経由で7名内定出し
キミスカを導入したことで質を落とさずスカウト数を増加させることができ、母集団形成をすることができました。
これにより、採用目標数10名に対し全体では18名、キミスカ経由では7名に内定を出すことができました。
内定者フォローの強化
キミスカを導入し採用時期を前倒しにすることで内定者フォローに十分な時間を割くことができました。以前は内定者フォローの頻度が少なかったですが、現在は月に1回程度はコミュニケーションをとることができるようになりました。
まとめ
今回の事例ではキミスカの特徴をフルに活用し、ターゲットごとに送るスカウトのランクを変える工夫をおこないました。これによりターゲットである上位校学生の目にとまりやすくなり、キミスカ経由での母集団形成につながりました。
母集団形成に苦戦している企業は、今一度自社のターゲットを洗い出し、どうすれば目にとまってもらえるか考えることで学生を集める糸口が見つかるかもしれません。ぜひ「ダイレクトリクルーティングの活用方法がわからない」「スカウトの工数だけがかかってしまい効果を感じていない」とお悩みの企業様は参考にされてみてはいかがでしょうか。
中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を
入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。
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斎藤/新卒採用領域
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