何といっても低コスト!適性検査結果の活用で学生の満足度も向上させた事例
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- 採用の歩留まりの改善
- 介護・医療系
- 医療・介護・保育
- 大量採用
- 100~299名
- 全国
更新日:
新卒採用
●この事例で利用されたサービス
Compass(コンパス)
企業情報
業界・職種 | 総合職 |
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従業員数 | 250名 |
上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 全国 |
全国で介護サービスを提供している企業様です。
介護業界で新卒採用を成功させるための方法をご紹介します。
採用課題・ニーズ
募集ターゲット | 大学生全般・専門学校生 |
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募集人数 | 30名以上 |
募集エリア | 全国 |
売り手市場等関係なく従来から採用難の業界ということもあり、意欲のある学生と多く接触し、なるべくたくさん採用したいと考えている企業様でした。そのために選考ステップは実質2回しかなく、学生から見るとなぜ内定をもらえたのかがわからない状況でした。
内定辞退も多く、学生へ辞退理由を聞くと内定までの時間の短さや、選ばれた感がないといった声が聞かれていました。
採用支援の内容
課題解決のために行った具体的施策
適性検査の導入
これまで適性検査などのいわゆるテストは実施したことがない企業様でした。
そこで、適性検査を導入し、本当に自社に合うターゲットを明確化するとともに、選考フローの1ステップとして適性検査結果のフィードバック面談を導入することを提案しました。
ステップを1つ増やすことで学生の納得感を上げるとともに、満足度の高い選考を通して辞退率の改善も図ることができるのではないかと考えました。
これまで求める人物像については人柄重視で明確な理由がなく、なんとなく合いそうという理由で内定を出されているケースが多くありました。同業他社は選考の中で、人柄と合わせて職務適性やストレス耐性を図り自社にあっているかどうか判断されているケースが多くありました。
この点、Compassでは職務適性やストレス耐性をグラフや表でわかりやすく記載してあります。また、出力結果が紙2枚程度にまとめられている点も他の適性検査よりも結果を理解しやすい点です。
適性検査でCompassを導入することで、職務適性・ストレス耐性を可視化することができると考えご提案しました。
結果
内定出しからの辞退率が前年度までは約75%でしたが、導入初年度に約60%まで低下しました。
また、信頼のできる歴史を持つCompassのロジックを用いた適性診断の結果を貯めていくことで、それまでに見えていなかった自社に定着する学生の特性を発見することにもつながりました。
これまでは、誰でも可としていたところをターゲットが明確化できたことで、学生へより効果的なアプローチをおこなえるようになり、継続してご利用いただいています。
採用成功のポイント
- 適性検査を設けていないことで曖昧だったターゲットを明確化でき、学生に合わせたアプローチをおこなえるようになった
- 適性検査を挟むことで選考ステップをあえて増やすことができ、学生にきちんと「選ばれている」感覚を持たせ、辞退率の抑制に成功
適性検査について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
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コンサルタントから一言
選考ステップが少なすぎることは、実は学生のリテンションにとってマイナスになってしまうことがあります。
特に学生から不人気の業界であればあるほど、選考ステップを減らす傾向にあり学生からすると相互理解ができていないという認識を持たれるケースも多くあります。
ある程度の接触回数を持たせ、「自分はきちんと選ばれてこの会社に入社しているんだ」といった学生側の満足度を上げることは採用選考において非常に重要です。
選考ステップが少なく、正直意欲のある人は誰でも採用したい、という企業様ほど、あえて適性検査などを導入し選考ステップを増やすことが採用にプラスになることがあります。
種類が多く、何を選べばよいかわからないという企業様も多い適性検査ですが、見直しの余地を感じている企業様はぜひ一度ご相談下さい。
中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を
入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。
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斎藤/新卒採用領域
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