インターンシップ時期の活動事例│インターンシップを実施せずに母集団形成を成功させたコツ
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- 100~299名
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更新日:
新卒採用
●この事例で利用されたサービス
ONE CAREER(ワンキャリア)
企業情報
業界・職種 | IT業界 |
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従業員数 | 100~299名 |
上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 東京 |
今回はIT企業でインターンシップを実施できない企業の事例をご紹介します。
システムの提案、要件検討から設計・製造・導入・運用管理まで、システム開発のあらゆるフェーズを全面的に対応している企業です。業務系、Web系、制御系などのアプリケーション開発だけでなく、サーバ、ネットワークなどのインフラ環境の開発も提供しており、アプリとインフラのトータル開発をワンストップで提供できることが強みです。
採用課題・ニーズ
課題 | 母集団形成 |
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求める人材 | 文理不問 学歴不問 |
利用サービス | ONE CAREER(ワンキャリア) マイナビ2024 リクナビ |
採用目標数 | 15名 |
今回ご紹介するIT企業は、社内で機密情報を取り扱うためインターンシップを実施できず、早期の母集団形成が十分にできないことが課題でした。採用担当者からも、インターンシップを実施できないことで、採用成功に向けた母集団形成が十分におこなえないのではないかという不安のお声をいただいていました。
そこで、競合との差別化をおこないながら、十分な母集団形成ができるような仕組みづくりをご提案させていただきました。
採用支援の内容
サービス導入背景
これまではインターンシップ期間は動いておらず、3月のグランドオープンから動き出しをおこなっていました。従来のスケジュールでも採用はできていたものの、早期に採用が終えられず、後半期まで採用活動が継続しているような状態でした。さらに、冒頭にも記載したように業務の性質上インターンシップが実施できないという状況のため、学生の活動早期化に対応しきれないという悩みを抱えていました。
そこで、就職サイトの中でもインターンシップの実施をせずとも通年で利用ができるONE CAREER(ワンキャリア)をご提案しました。
ONE CAREER(ワンキャリア)は企業のニーズに沿って柔軟に掲載内容を変更できる点で親和性が高く、打ち合わせをしていくうちに採用担当者からも「チャレンジしてみよう」というお声をいただきました。
サービス活用方法
ONE CAREER(ワンキャリア)の主な4つの機能である
①イベントページ機能 ②スカウトメール送付機能 ③求人掲載機能 ④採用管理機能
のうち、今回は①イベントページ機能を中心に活用しました。
イベントページは企業が開催しているインターンシップ、説明会、本選考の詳細を記載し、実際に学生が応募できる機能が備わったページです。ONE CAREER(ワンキャリア)は通年で使えるサービスになっているため、企業の状況に応じて募集するイベントを柔軟に変更することが可能です。今回の企業ではインターンシップを実施できない代わりに企業説明会や本選考の募集をするなどの工夫をおこないました。
具体的施策
イベントページ掲載で独自の工夫
イベントページ掲載で独自の工夫を多く実施しました。
中でも、イベントページの画像の改善やタイトル変更、企業トップの詳細情報の充実化などをおこなうことで学生の目に留まりやすいページであるように心がけました。さらに内容の改善だけでなく、イベントページへの投稿回数を増やし、露出の最大化を目指しました。
求人情報の掲載方法を工夫した
スタンダードプランでの掲載だったため、5種類の掲載枠があるプランでした。通常であればそこにインターンシップ、説明会、本選考など、自社の採用フェーズに合わせて採用情報を掲載します。
しかし、この企業はインターンシップの実施ができないため、全ての掲載枠に説明会を打ち出し、どこから学生が入ってきても入り口である説明会へ参加してもらう仕組みにしました。
また、作成した同じタイトルの求人掲載は月に1度見直し、大学院生や理系学生など、活動するターゲットの属性に合わせて情報を打ち出すように工夫しました。
結果
総エントリー数が昨対比約110%に改善
新卒採用の市況影響もあり多くの企業でエントリー数が昨対割れしていたところ、この企業ではONE CAREER(ワンキャリア)を活用することで昨対比110%までエントリー数を伸ばすことができました。
5月段階での総エントリー数 | |
24年卒 | 約330名 |
23年卒 | 約300名 |
※ONE CAREER(ワンキャリア)以外のエントリーも含む
昨年と比べて内定出しまでスムーズに選考が進んだ
23年卒は5月段階での内定出しが0名だったのに対し、24年卒では5名の内定出しが実現できました。
インターンシップを実施できなくとも、ONE CAREER(ワンキャリア)を使って早期に母集団形成をおこなったことで、母集団の量・質ともに担保することができました。
まとめ
今回の企業のように、インターンシップの重要性は理解しているものの現実的に実施が難しいという企業もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような企業にとって、ONE CAREER(ワンキャリア)のように企業の状況に合わせて柔軟に活用できるサービスを選ぶことが非常に重要です。しかし、新卒採用を取り巻く環境が変化する中で、あらゆるサービスの中から自社の採用にあったサービスを見つけ出すことは非常に困難です。
そこでみんなの採用部では、企業の採用目的や状況に応じたサービスをカスタマイズしてご提案させていただきます。今回ご紹介したONE CAREER(ワンキャリア)以外にも豊富なサービスを取りそろえておりますので、採用にお困りの方はぜひご相談ください。
中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を
入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。
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斎藤/新卒採用領域
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