2つのポイントの見直しでターゲットからの応募が増加!歩留まりと定着率が改善した事例

2つのポイントの見直しでターゲットからの応募が増加!歩留まりと定着率が改善した事例

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更新日:

中途採用

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この事例で利用されたサービス

マイナビ転職

若手採用に強い総合求人サイト

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企業情報

業界・職種 商品開発・営業事務
従業員数90名
上場・非上場非上場
採用エリア関東

関東にて日用品・雑貨の企画・製造・販売業を営まれている企業様です。

採用課題・ニーズ

採用課題 ・応募数は集まるものの、本当に欲しいターゲットからの応募が集まらない
・採用しても定着率が悪い
募集人数 2名
募集ターゲット ▶商品企画
営業・マーケティングなどの経験のある20代の若手層

▶営業事務
20代の若手層 事務職経験のある方歓迎

誰もが知るキャラクター商材を制作する同社は、業務拡大・人員強化のため求人募集をおこなっていらっしゃいました。

有名キャラクターを扱っているだけあり、1回の求人掲載で多い時には、300件以上のエントリーが集まる大人気企業といえるでしょう。

 

しかし、有名商材のイメージゆえ、求職者が「楽」「ゆるそう」などのイメージを持って応募されることが多く、実際の業務の厳しさとの間にギャップが生じてしまうことも多々あったそうです。

 

このような背景もあり、本当に欲しい現場の泥くささを理解した経験者ターゲットからの応募はほぼないような状態でした。

そして、採用することはできても3ヶ月未満での退職が続いてしまっていました。

採用支援の内容

今回の場合、求人原稿の内容にミスマッチがおこってしまっているのではないかと考えられました。

そこで、以下の2つの施策を実施しました。

求めるターゲットだけに訴求できるよう原稿内容を厳密にする

まずおこなったことは、原稿内容の見直しでした。

以前までは、多くの方に認知していただくため、商材をメインに打ち出し求職者にとって魅力となる面だけを訴求することが多かったのですが、「ミーハー応募」ではなく「求めるターゲットからの応募」を集めるために、あえて原稿内容を厳密にすることにしました。

 

新卒社員・中途社員それぞれに、失敗した体験談や辛かったこと、仕事のやりがい、入社前と入社後の仕事面のギャップなどを語っていただきました。それらを原稿内容に盛り込み、あくまで会社の「商品」の魅力ではなく、「仕事内容」の魅力を全面に打ち出すようにしました。

 

そうすることで、やりがいと同時に厳しさも知っていただき、「本当に志望している求職者からの応募」を集めることができるようになりました。

 

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広告賞から読み解く|応募に繋がる求人広告とは?

求人広告賞とは人と企業のマッチングに貢献した事例を広く収集し、採用成果に貢献した求人メディアの担当者を表彰するものです。本資料では、受賞した求人広告から、応募に繋がる原稿を解説しています。

現場のリアルを見せることで会社の魅力を伝える

さらに、3ヶ月以内の早期離職の防止策として、社内への協力体制づくりを強化しました。

早期離職が起こってしまう要因として考えられたことが、社員が働く環境や社風に合わなかった可能性が高いということでした。

そのため入社前と入社後のギャップを極力減らすために、「現場社員」と接点を増やし、より具体的に “働くイメージ”を持ってもらえるよう社内に協力を促しました。

 

従来の面接フローにおいて、2次面接時は「現場社員」が面接をおこない接点を持っていたのですが、面接時の質問内容や惹きつけ方にルールはなく、面接をおこなうメンバーの裁量に全てを任せていました。また、採用が仕事の片手間になっており、前向きに取り組める体制ではありませんでした。

 

そこで、当事者意識を持って取り組むために、 「現場社員」「面接に携わる人」全員に対し、現状の定着率・採用費・原稿の打ち出し・効果など、詳細まで包み隠さず全てを伝え協力を仰ぐことにしました。

 

また今までルールもなく、一人ひとりの裁量に任せていた面接内容に関しても、対応の仕方・ヒアリングすべきポイント・説明の仕方・求職者を惹きつける為に話すべきポイントについてMTGを実施し、すりあわせをおこないました。

 

その結果、社員一人ひとりが採用に対し意欲的に動くようになり、面接以外の社員面談や社内見学会なども積極的に協力をいただける体制をつくることができました。

結果

その結果、課題だったターゲットからのエントリー数は、2倍に増加

ミーハー応募が減っただけでなく、書類選考の工数も半分に削減することができました。

さらに、定着率の改善にもつながりました。1年経った今なお、当時採用した方は1名の離脱も無くご活躍されているそうです。

 

社員一丸となって、自社に合うターゲットを採用したいという思いが伝播し、本気で採用に向け取り組んだことにより、求めるターゲットを採用し、定着するというまさに理想の結果に結びつきました。

さいごに 

求人広告では、「母集団を集める」ということにフォーカスされることが多いかと思います。

もちろん、母集団形成は重要なミッションではありますが、あくまで求人広告を出す「目的」は採用成功に導くことです。

そのためには、自社にマッチしたターゲットを集め採用し、定着・活躍してくれること」が最も重要なミッションなのではないでしょうか。

 

今回の事例では、先行イメージを払拭するため、求人広告の打ち出しポイントを明確にし、ターゲット外からの無駄な応募を省いたことがポイントだったと思います。

そして、採用に協力してもらえる社内体制をつくることができたことによって、採用成功につながりました。

採用でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

この事例・記事に関わった営業担当

圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート

2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。

名前

中島/中途領域

得意領域
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