LINE広告の料金
1.LINE広告の配信の仕組み
LINE広告は、効果を見ながら検証をおこなえる運用型広告です。
 掲載内容や掲載場所をリアルタイムで効果に合わせて変えていくことができます。
 広告が○○回表示されると○○円、広告が△△回表示されると△△円という風にどれだけ結果が出たかによって料金が変動します。
広告を配信するときは、配信前に使用する予算を設定し、設定した予算から配信した分だけ料金が引かれていきます。
 あらかじめ設定した金額を使い切ると、自動で広告が表示されなくなるため、配信金額が予算の上限を超えることはありません。
 また、状況に応じて配信先を変えたり、予算を抑えたり、増やして使用することも可能です。

1-1.課金について
LINE広告の課金方法には、インプレッション課金、クリック課金、友だち追加課金の3種類の方法があります。
 友だち追加課金はLINE広告独自のサービスですが、それ以外の課金方法は他のSNS広告と類似した仕組みとなります。
- インプレッション課金
 - 広告が表示されるごとに金額が発生する仕組みです。
 - インプレッション課金の場合、1,000回表示される毎にお金が発生し、1,000回表示当たりにかかった金額をCPM(Cost per Milleの略)と呼びます。
 - 例:CPM(10円)×表示された回数(1,000回)=10,000円
 
- クリック課金
 - 広告がクリックされるごとに金額が発生する仕組みです。
 - クリック課金の場合は、広告が1クリックされたときにお金が発生し、1回クリックされたときにかかった金額をCPC(Cost per Clickの略)と呼びます。
 - 例:CPC(100円)×クリックされた回数(100回)=10,000円
 

- 友だち追加課金
 - LINEの公式アカウントがある場合、公式アカウントの友だち獲得を目的として広告を出すことができます。
 - 友だち追加広告を使用した場合、獲得した友だち1人につき金額が発生する仕組みです。
 - 例:友だち単価(1,000円)×獲得した友だちの数(100)=100,000円
 

2.LINE広告の料金の仕組み
LINE広告は、課金方法は複数ありますが、料金が発生する基本の流れは同じとなっています。
2-1.料金の仕組み
LINE広告では、オークションによってどの広告が配信されるか決定されています。
 具体的には以下のような流れで配信がおこなわれます。

- 配信までの流れ
 - ①集客: ユーザーが広告枠に訪れたタイミングで広告を表示するように指示が出る。
②選別: 広告グループごとに予測値CPMが計算され、最も金額が高かった広告が選ばれる。
③オークション: グループの代表同士でオークションが実施される。
④表示: 最も高い金額を提示した広告が選ばれて、広告枠に配信される。 
2-2.セカンドプライスオークション
LINE広告は、セカンドプライスオークションを使用しています。
 セカンドプライスオークションとは、「1番高い金額で入札をかけている企業は、2番目に高い金額で入札している企業よりも1円高い金額で広告枠を勝ち取る」というものです。
たとえば、東京都に住む学生に向けてLINE広告を配信するとします。
 この学生に対して、A社(製造系企業の広告)とB社(アパレル系企業の広告)が入札を競い合うことになったとします。
 A社の入札価格は50円、B社の入札価格が60円でした。

上記の場合、B社が勝者となりますが、入札価格の60円ではなく、A社より1円高い51円で入札され、B社の広告が表示されます。
2-3.シミュレーション
では、実際に配信をおこなった場合、どのような配信となるでしょうか?
 あくまでも仮ですが、シミュレーションをおこなうと下記のようになります。
※期間を3か月としたシミュレーションです。

どういった人へ配信をおこないたいか、予算はいくらなのか、そういった部分は企業様の目的や採用人数によって大きく変わります。
 企業様ごとにシミュレーションも変動しますので、検討中であったり、実際の金額を知りたい場合などございましたらお気軽にお問い合わせください。