LINE応募管理システムを徹底調査|LINEを活用した採用管理は効果的?
LINEを活用した採用

より良い採用成果を求めるためには、応募者に対する「密なコミュニケーション」と「スピード対応」がとても重要です。
その手法として、最近注目を集めているのがLINEを活用した採用コミュニケーションです。企業側はひとつの管理画面で応募管理ができ、応募者は企業との説明会や面接日時予約をLINEで対応できます。
対大勢への連絡もLINEで完結し、応募者の手元に情報を届けやすいメリットがあります。
今回はLINE上での応募者とのコミュニケーション・応募管理ができる採用管理システムについてご紹介します。
本記事では
・LINE対応の応募管理ツール『MOCHICA』
・応募者対応・応募管理機能
・LINEを採用活動に活用する際のユーザーの意見は
についてまとめて解説します。
目次
1.LINE対応の応募管理ツール『MOCHICA』とは
MOCHICAの大きな特徴は、【LINEを活用した応募者とのコミュニケーション】と【応募管理】の2つです。
LINEを活用した応募者とのコミュニケーション
- LINEと連携をして応募者とのスピードコミュニケーションが多能です。
- 応募者の手元にメッセージを送ることができます。
- また、面接などの日時設定はLINE上で完結できます。
- 応募者は、LINEで日時を選ぶだけで手間がかからず、チャットボット機能を活用しているので採用側は候補日を指定して送るだけで面接設定が完了します。
応募管理
- 採用の応募管理もMOCHICAひとつで完結します。
面接官がその場で評価を入力可能し、採用担当は結果を見て次回案内を送るだけで選考が進みます。
システム自体は直感的な操作ができるよう設計されていて、非常にシンプルで使いやすい仕様です。
2.MOCHICAを使って応募者対応・応募管理をしてみる
ここからは採用の時系列に沿って、実際にMOCHICAを使って応募者対応・応募管理を実践してみたいと思います。
新卒採用、中途採用に関わらず、採用フローにおいての応募者とのコミュニケーションシーンでの活用を検証していきます。
ケース01|日程調整をおこなう
就活サイトにエントリーしている学生へ、MOCHICA登録を促す
就活サイトにエントリーしている学生への連絡は、そのまま就活サイト上でおこなうことが多いと思いますが、説明会や選考会の案内をLINEに直接送れると便利です。
そのような時には、就活サイトのエントリー者データをエクスポートし、CSVでMOCHICAへインポートします。
インポートしたデータには、その場でタグを新規生成して付与することができますので、経由媒体やインポート日時を記録しておくと、あとあと絞り込みをおこなう際に便利です。
就活イベントで出会った学生と、LINEを通じて会社説明会へ動員する
就活イベントは多くの学生に自社を知ってもらうのにとてもよい機会ですが、ブースで出会った学生とその後の連絡をとり続ける際に、すべて就活サイト経由だとデータの取り込みや定期的な連絡が億劫になってしまいがちです。
また学生も就活サイト上のお知らせボックスで受け取っても、なかなかリアルタイムで見ることは難しいようです。
そこで、就活イベントに出展する際は、MOCHICAから生成した自社のQRコードを拡大印刷し、持参します。
学生はLINEなどのアプリを使用し、QRコードを読み取るだけで済みます。
これでMOCHICAとの連携が完了し、企業側はLINE経由で説明会や座談会などの参加日程案内を送ることができます。
学生はLINEに送られてきた説明会の案内から、提示された日程への参加予約をすることができます。
会社説明会へ出席した学生へ、LINEを通じて次回選考案内を送る
会社説明会後には選考案内を送ります。
選考日程候補・予約枠数をMOCHICAで設定し、送りたい学生を選定してLINEで日程を送ります。
ケース02|選考の結果通知をおこなう
選考担当者が選考結果を直接MOCHICAに入力する
選考を実施したら、その場で選考結果をMOCHICAに入力できます。
申し送り事項も自由記述として入力し、残しておくことができます。
選考に参加した学生へ、LINEを通じて結果通知を送る
選考に参加した学生の選考結果が確定したら、対象の学生へ次回の選考案内をおこなうことができます。
次回の選考候補日をMOCHICAで設定し、学生へLINEで通知します。
この時、不合格であった学生への結果通知もLINEでおこなうことができます。
ケース03|応募者への直接連絡をLINEでおこなう
例えば、採用における「魅力づけ」の施策の一環として、応募者に定期的に社内ニュースを配信したり、説明会や選考前にリマインドのメールをLINEに届けたりすることができます。
いかがでしょうか。
ここまで実際の画面を提示しつつご紹介してきましたが、比較的シンプルで使いやすい仕様になっているため、どなたでも導入しやすいのではないでしょうか。
次は、採用活動の選考応募とLINEについてみていきます。
LINEでの選考応募は便利ですが、応募者はどのように感じているのでしょう。
3.LINE上で就職活動の選考応募ができると、応募者は選考に参加しやすい?
「プライベートと就職活動は切り分けたい……」という学生の声もよく聞きますが、実際にLINEで企業からの選考情報をもらうことをどう思っているのでしょうか。
MOCHICAでは、学生が登録するときに「LINEでの連絡を希望する」か「メールでの連絡を希望する」か選択することができます。
実際に学生に選んでもらうと、約8割が「LINEでの連絡」を選択する傾向にあります。
学生の声をピックアップ
▼Goodポイント
- 普段使ってるLINEで選考や面談の予約ができて楽ちん!
- LINEで連絡が来るとすぐ確認できるし、見返すのも楽!
- 自分のパソコンを持っていないので、普段使っているスマホで簡単に就職活動ができるのは嬉しい
- 電話での日程の調整を依頼されると、外にいるときでもいちいちメモ帳を取り出したり、メモすら取れない状態で困ることもあったので、LINEで日程調整ができるのはホントに助かる
- スマホでスケジュール管理をしているので、LINEで予約ができるとそのままカレンダーに予定を入れられるので予定のど忘れがなくなった!
- 電話はどこの会社からかかってきてるのかわからないので、気づいても基本出ない。その点LINEはどこの会社からの通知かがわかるので安心
▼Badポイント
- ちょっとLINEだとプライベート感があって嫌かも
- LINEで合格不合格などの重要な通知が来たとき、ポップアップ通知などで他の人にチラ見とかされたら嫌
- めっちゃ連絡きたら迷惑かも
MOCHICAは、前述の通りメール機能もあります。
日程調整機能などもメールでも実施可能ですので、メールでの連絡を希望する求職者にはメールでの連絡が可能です。
ちなみにMOCHICAであれば、学生に送られる合否などの重要な通知は、結果確認用ページのURLがLINE上に送られます。
このURLから別ページにアクセスし、結果を確認する仕様になっています。
4.LINE対応のコミュニケーションツールは採用以外でも活用できる
LINE対応のコミュニケーションツールMOCHICAでは、採用以外でも活用することができます。
LINEで対象者だけに一括メッセージ対応ができたり、日程の予約できたりする点で、活用の利点があります。
派遣コーディネーターの派遣社員管理
派遣事業をおこなう企業においては、派遣社員を業務にアサインする際に、その連絡・案内などを電話・メールでおこないます。
このときにMOCHICAを利用して、派遣契約が切れるメンバーにだけ一括で連絡をしたり、継続を希望するメンバーには、次回面談の日程予約をするなどの対応をLINEでおこなうことができます。
モニター調査などのテストマーケティングの集客管理
例えば、消費者アンケートを実施したり、テストマーケティングでモニター調査をするなど、限られた枠に対して予約を募りたいときなどに活用することができます。
MOCHICAで開催日程・予約枠を設定し、LINEから対象者へ一括案内を送ることができます。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はMOCHICA(モチカ)を例に、LINEを活用した採用管理の全容をお届けいたしました。
採用現場では、ターゲットになり得る求職者へ、いかに自社の魅力的な情報を届けるかがとても大切な要素です。
採用管理ツールやコミュニケーションツールはたくさんの種類がありますが、まずは自社の採用において、理想の採用スキームや魅力づけ方法など、「どういう採用にしたいか」を明確にして、ツールの選定をおこなっていただくことをおすすめいたします。

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