月間3名のタクシードライバーを安定的に採用!媒体でもフェアでもない、新たな採用手法とは?

月間3名のタクシードライバーを安定的に採用!媒体でもフェアでもない、新たな採用手法とは?

  • 中途採用
  • Indeed・求人検索エンジン
  • 行き詰まり・新たな手法
  • 母集団形成・ターゲットからの応募確保
  • オウンドメディアリクルーティング
  • その他専門職
  • 運輸・配送・物流
  • 3000名~
  • 関東

更新日:

中途採用

東都自動車グループ様

https://www.toto-motors.co.jp/

東都自動車グループ様は、東京を中心にタクシーや観光バスのサービスを提供されている企業様です。

企業情報

業界・職種ドライバー職
従業員数3000名以上
上場・非上場非上場
採用エリア首都圏

東都自動車グループ様は、1952年の創業以来、東京を中心にタクシーや観光バスのサービスを提供されている企業様です。また、自動車に関わる事業だけでなく、ホテルやゴルフ場の運営など、幅広く事業を展開されていらっしゃいます。

採用課題・ニーズ

課題・既存の採用手法に限界を感じている
・新たな手法の活用ノウハウがない
求める人材・60歳以下
・第一種免許保有
・近年は未経験者・無資格者も積極的に採用中
利用サービスN-Tage

以前は毎月1~2名を目標に、総合型の求人サイトや転職フェアへの出展などで応募数を獲得し、採用活動をおこなわれていました。しかし近年、タクシードライバーの有効求人倍率が高まったために、目標の採用数に到達することが難しくなっていたそうです。また、お二人で採用活動をおこなわれていたことから、採用工数の多さも課題としてお持ちでした。

採用支援の内容

ネオキャリアでは、東都自動車グループ様を長年採用のご支援をさせていただいており、現在はタクシードライバーの採用成功を、リスティング広告を通してお手伝いさせていただいております。

 

リスティング広告
リスティング広告とは?

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上下の広告枠に表示できる広告です。

リスティング広告では、あらかじめ決めたキーワードに対して求人広告を表示させる設定をすることができ、転職を考えている見込みのあるユーザーにアプローチができます。

たとえば、「タクシードライバー 東都自動車」というキーワードを設定しておくと、
このキーワードで検索された際に、求人広告を表示させることができます。

リスティング広告の料金体系は「クリック課金型」といわれ、1クリックを何円に設定するのかによって表示順位が異なります。
クリック課金型の広告は、ユーザーがクリックしない限り、料金が発生しないので効率的に運用できます。

今回は、弊社のリスティング広告運用代行サービスをご活用いただいている東都自動車グループ、タクシー管理部の鬼澤様に、「サービスを導入した経緯」や「リスティング広告の効果を高める方法」などをお伺いしました。

 

板垣さん板垣
まずはご相談ください!この事例を担当したコンサルタント

板垣 |オウンドメディアリクルーティング事業部 リーダー

新卒で入社後、ネオキャリアグループの子会社であるマーベリック株式会社に入社。
Web広告代理店として、商品プロモーションから求人メディア集客、直接企業の採用集客を支援。
2019年10月より、新規事業であるオウンドメディアリクルーティング事業部に移動し、
現在は、採用に特化したWeb施策で企業の採用課題を解決しております。

モットーとしては、求人に特化した検索エンジンやリスティング求人広告での採用は、
従来の採用方法とは仕組みが異なるため、わかりやすい説明を心がけています。
自社採用サイトを利用し、新たな採用手法を検討されている方はぜひお問い合わせください。

どのようなところが課題だったのですか?

当時、課題は2つありました。

1つ目は既存の採用手法では応募数が担保できなくなったことです。

今までは総合型の求人サイトや転職フェアなどを中心に採用活動をおこなっていて応募数も担保できており、毎月1~2名の採用に成功していました。
しかし、2年ほど前から応募数が減少。ドライバー業界全体で有効求人倍率が高まり、求人サイトに掲載しても1人も採用ができないことが増えてしまいました。転職フェアも同様で、過去は着座などもよい実績が出ていたのですが、実績が芳しくなくなり、目標の採用数に到達させることが難しくなってしまいました。

2つ目はマンパワーが足りなかったことです。

タクシードライバーの採用業務は、私ともう1人の2人でおこなっています。
3名の入社を毎月の目標としていますが、採用担当2人だけでこの目標を達成することは難しく、工数が足りていない状態でした。最近も転職フェアに出展したのですが、採用人数に対して人手がかかりすぎると感じています。
このような点から、採用工数が少なくてすむ採用手法を探していました。

採用にリスティング広告を導入されたきっかけを教えてください。

LP(ランディングページ)を作成したきっかけでリスティング広告を利用

もともとのきっかけは、採用のためのLPを作成したことです。

 

LP(ランディングページ)とは?

「ランディングページ(Landing Page)」とは、ユーザーを特定の行動(お問い合わせや商品の購入)に導くページのことをさします。
今回のLPは、求職者の応募を獲得するためのページであり、企業の魅力を紹介したり、説明会への応募フォームが設置されたりしています。

最近はスマートフォンでWebサイトを見るユーザーも非常に多いことから、採用サイトとは異なり、スクロールして上から下へとページを見るだけでユーザーの行動を促すような設計になっていることが多いのが特徴です。

東部自動車グループ様の採用LP

東部自動車グループ様の採用LP

説明会への応募を集めるためのLPです。東都自動車グループ様のLPでは、経験者から支持される理由をランキング形式で紹介。

他にも、「タクシードライバーを大切にしている」という社員の生の声や、業界内外でも評価が高いことなどが掲載されており、企業の魅力を伝えています。

せっかくLPを作成したのに、放置しておくだけでは見られないということで、最初はLPを作成してくれた会社にリスティング広告の運用を任せました。しかし、これまで弊社では試みが無かった新しい採用手法だったので、社内の理解が得られず一度ストップしてしまいました。

 

リスティング広告2

タイトルタイトルリスティング広告の「運用」とは?

リスティング広告は、求人広告のようにプランによって掲載順位が決まっているものではないため、掲載順位が固定されるものではありません。
設定したキーワードによって広告掲載が可能ですが、同じキーワードを設定している企業は他にも数多く存在します。

広告が表示される順位は、クリック単価と広告の品質によって決まっています。

他社よりもクリック単価を高く設定していても、広告の品質が低ければ表示順位は下がります。逆に広告の品質が高くても、クリック単価が他社よりも低ければ、表示順位が上がることは難しくなります。

そのため、クリック単価と広告の品質の両方をバランスよく高めることが重要になります。
この2つを高めるためには、以下の3つがポイントです。

 

 

3つのPOINT
1、キーワード設計
広告を表示させるキーワードを決めます。
「東都自動車 応募」など、求職者が自社へ応募する可能性の高いキーワードから、「ドライバー 求人」など、自社への応募可能性がやや低いものの、同職種への転職を検討している求職者が検索しそうなさまざまなワードを洗い出し、組み合わせを考えます。

2、タイトル・広告文の修正
設定したキーワードに合わせて、タイトルと広告文を都度修正していきます。
例えば、「東都自動車 給料」と検索している求職者に対しては、残業の少なさよりも、給与の高さをアピールするタイトルや広告文にしたほうが、より広告をクリックしてもらえる可能性が高まります。
上図赤枠のタイトルでは、【公式求人】というワードを先頭に記載することで、「東都自動車」と企業名のキーワードで検索している求職者に信頼感をあたえ、クリックされやすくしています。

3、クリック単価の設定
1クリックあたりの単価を設定します。
クリック単価は職種や地域などによって変化するため、相場を見極めて設定する必要があります。


これらの作業は、自社で全ておこなおうとすると、膨大な時間がかかってしまいます。また、クリック単価の相場など他社の情報が必要です。

広告代理店であれば、運用ノウハウや同業種・同職種のデータを活かした実績があるため、キーワード設計からクリック単価の設定まで、最適な運用が可能です。

リスティング広告の本格運用を検討

その後、既存の採用手法であった求人サイトや転職フェアでの採用が思うようにいかなくなったときに、改めてもう1度リスティング広告に力を入れてみようということになりました。

ひと月あたり30万円でリスティング広告を運用していたのですが、1人採用できれば、単純計算で採用単価は30万円。
それだけでも求人サイトに比べたら単価は安い。また、運用面を代理店にお任せできれば、工数の削減にもつながると考えました。

そこで、社内の理解を再度得るためにも「月間3人を採用し採用単価を10万円にする」という、高い目標を掲げて再スタートすることにしました。

過去に利用していた代理店がある中から、なぜネオキャリアを選んでいただけたのでしょうか?

採用支援会社としての安心感と実績

きっかけは、「もう1回リスティングをやってみようか」と話していたところに、ちょうどネオキャリアからお電話をいただいたことです。
タイミングが良すぎて、盗聴器を仕掛けて、どこかで我々の話をきいていたのかと思いましたよ(笑)
でも、ネオキャリアは以前から求人サイトや転職フェアでお世話になっており安心感があったので、他社への依頼は考えませんでした。

また、リスティング広告の運用会社は多数ありますが、採用支援をメインでおこなっている会社でなければ、やはり求人は成功しないだろうという思いもありました。
オウンドメディアリクルーティングが注目されてきたのは最近であるため、他の採用支援会社だとあまり支援の経験が長くない業者さんもいらっしゃいます。
しかし、ネオキャリアは5年以上前からそうした支援をおこなっていらっしゃるので、ノウハウに期待して運用をお願いしました。

 


【記事】オウンドメディアリクルーティングとは
採用難を打破する新しい手法

オウンドメディアリクルーティング(OMR)とは

オウンドメディアリクルーティングとは、自社の企業サイトや採用サイトを通して、人材の採用をおこなうことです。

近年、IT技術の発達によって、仕事探しの方法は以前よりも格段に増え、情報量も多くなっています。また、働く意味の多様化によって、自社の魅力を企業が積極的に発信していかなければ、採用が難しくなっています

このような流れのなかで、企業の価値観を能動的に求職者へ伝え、それに共感した人材を採用することを目指している、オウンドメディアリクルーティングに注目が集まっています。

オウンドメディアリクルーティングに必須の自社サイト(オウンドメディア)では、ひな形の決まっている求人サイトとは違い、自由に企業の魅力を伝えることができます。

そのため、企業の魅力に共感したマッチング度の高い人材を採用することが期待できます。

オウンドメディアリクルーティングに取り組まれた成果はがいかがでしたか?

毎月コンスタントに、意欲の高い方を採用できるように

これまで、リスティング広告経由で入社した社員は、1年で13人になりました月あたりだと、1~2名はリスティング広告から採用をし、入社にいたっています。経験者と未経験者の割合は半々くらいですね。

また、リスティング広告経由で応募してきた方たちは、皆さん意欲が高いです。自ら検索をしたユーザーにだけ表示させる広告、というリスティング広告の特徴もあるのかもしれません

そして、ぜひお会いしたい方ばかりなので、私たちも1秒でも早く面接の日程調節のご連絡をすることを意識しています。広告の運用を代理店に任せられるからこそ、私たちはその後の応募者対応に工数を割き、素早く対応することができている状況です。

このような取り組みの結果、面接率や採用率が高まっています。
同業他社さんは幣社よりは安価で応募は来ているようですが、採用単価は幣社よりは高い状態とお伺いしているので、リスティング広告を利用してよかったと感じています。

自由度が高いからこそ、より活用していきたい

転職サイトのようなフォーマットが決まっているページと違って、自社で制作するLPでは、自由なクリエイティブで訴求したいポイントを魅力的に打ち出すことができます。

現在のLPは経験者向けになっていますので、今後は新たなLPを作成して、未経験者と若年層を採用したいです。

オウンドメディアリクルーティングはまだまだ成功事例が少ない分野ではありますが、その新たな可能性をもっと社内に示していきたいですね。

最後に、メッセージをお願いします。

左:採用担当鬼澤様 右:弊社営業担当板垣

「データ」で採用は強くなる、を支えてくれるパートナー

リスティング広告を求人に使い始めて1年たちますが、最近は指名検索も増えてきています。
でも、ここまで安定的に効果を得られるようにするまで、工夫をしてきました。

Googleでは、AIを活用して、個人の行動履歴から広告を出したほうがいい人を割り出してくれます。このことを最適化機能といいますが、この機能を利用するには、ある程度の行動データがないと正確な数値が測れません。
今までは、そこまでの応募が獲得できていなかったので、諦めてしまっていました。

しかし、ネオキャリアの営業担当板垣さんのご提案のおかげで、この最適化機能を利用できるようになりました。
私たちは「応募ユーザー」のデータが月間20~30件必要なのかと思っていましたが、「応募に至っていないが、興味・関心があるユーザー」のデータも取得することで、最適化機能を利用できるということを教えていただいたのです。

例えば、「説明会のページをクリックした」とか「採用ページを最後まで閲覧した」などの行動履歴を持つ求職者の方々は、モチベーションとしては応募に近い状態にあります。
そのデータを活用することで、興味・関心がある求職者の方にピンポイントで求人広告を表示させることができ、潜在層にもアプローチできるようになったことは大きかったです。

ネオキャリアから元気をもらっています(笑)

改めて、板垣さんが必要な時に、必要なことを改善してくださっているので、13名という採用ができたのだと感じています。本当にありがとうございます。

また板垣さんを含め、今まで担当してくださったネオキャリアの営業の方は、みなさん元気があります。そのパワーをもらって、私も元気になっています(笑)

これからも当社の新しい採用を切り開いていくパートナーとして、引き続きよろしくお願いします。

 

板垣さん板垣
担当者より(営業担当:板垣)

鬼澤様には本当にお世話になっております。
私が担当させていただいてからはまだ日が浅いですが、ネオキャリアとは、長年お付き合いいただいております。

現在は、タクシードライバーという応募獲得しづらい職種にも関わらず、
毎月2~4応募を弊社経由で獲得しております。

また、ご担当者様の「求職者に寄り添う」基準の高さがあるからこそ、
いつも応募をいただいてから求職者様へ迅速にご連絡いただき、1~2名の採用に繋がっていると感じています。

「代理店だけが頑張る」では今の採用市場では生き抜いていけません。
今後は、
・担当者様とパートナーシップを築く
・採用成功に向けて双方が本気で向き合う
ことが大切だと、鬼澤様とお仕事をさせていただくなかで気づきをいただきました。

弊社としてもより多くの応募を獲得できるよう尽力いたしますので、
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。