飲食店ホールスタッフの採用成功事例|ターゲットの明確化と適切な媒体選定で、10倍の応募を獲得

飲食店ホールスタッフの採用成功事例|ターゲットの明確化と適切な媒体選定で、10倍の応募を獲得

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更新日:

アルバイト採用

この事例で利用されたサービス

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企業情報

業界・職種 ホールスタッフ
従業員数100~500名
上場・非上場非上場
採用エリア関東

同社は、横浜市関内のエリアで高級居酒屋を営んでいらっしゃる企業様です

採用課題・ニーズ

課題 ・母集団形成に苦戦
・ターゲットとなる主婦が集まらない
求める人材 ・主婦層
・学生・フリーター
利用サービス ・媒体選定・原稿作成

同社では、お店の雰囲気に合わせ、30~60代の主婦をメインに応募を集めたいと考えていました。学生や20代のスタッフではなく、落ち着いた雰囲気を持ち、かつ接客マナーをある程度理解している方が理想でした。
お店の売上も好調で増員のための募集だったため、できる限り多くの人を採用したいと考え大手紙媒体をメインに利用されて募集をかけていました。

ところが掲載開始から掲載開始から3週間以上経過しても、採用できるどころか、応募自体が全く集まらない状況でした。早く採用しなければ、他のスタッフへの負担が大きくなることが目に見えており、あせりを募らせていらっしゃいました。

採用支援の内容

求人倍率が上がり続ける昨今。母集団形成に苦戦している企業は多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する企業様もまさにその1社でした。

求人広告を出し続けて約1ヶ月。増員募集ですぐにでも人を採用したいと思っているにも関わらず、なんと応募は1桁台。大手媒体を利用しているにも関わらず、理由が分かっていない状況でした。

今回は、求人広告の活用方法を工夫したことで悩みの種だった母集団形成を改善し、採用に至った飲食店の成功事例をご紹介します。

 

ご提案内容

STEP1:お店のメインターゲットを考える

同社は高級感を売りにした和食料理居酒屋でした。そのため最低限の接客対応やマナーができる主婦がターゲットであることは理解できましたが、30代~60代と間口が広すぎることが気になりました。
その他にも懸念に感じたのは、時間帯です。主婦の募集にも関わらず、勤務時間は17時~と遅めの時間。夜勤時間×主婦となると、どうしても母集団を集められるイメージが沸きません。

確かに関内というエリアは住宅が多く主婦も多いエリア。「主婦層」といえども、どの年代の主婦を狙うのかを明確にすべきだと考え、こまかくペルソナを設定しました。

「主婦」のペルソナをこまかく設定
 
 ・ある程度子育てが落ち着き、時間に余裕が生まれてきた世代
 ・子供の養育費もかさみ始め、時給の良い場所で働きたいと思っている
 ・子育て前は接客・サービス業に従事していて、復職を考えている
 ・年齢的には30代後半~40代の世代
STEP2:周辺エリア情報を改めてリサーチ!

また、周辺エリアの時給相場に比べ現状の時給設定が正しいかどうかを検証することにしました。

もともとこの企業様が提示していた時給は1000円(17時~21時勤務)。一方、周辺のカフェやスーパーのレジ打ちでの相場が900円~1000円と、差別化ができていない状況でした。

このデータを基に、時給検証を実施。急募だったこともあり、1000円だった時給を1200円に上げることとなりました。

 

アルバイト採用マーケティングサービス

ネオキャリアでは、ビッグデータを活用した無料の効果的な媒体選定と原稿作成サービスをご提供しています。

そこで、確実に採用できるプランを作成するため、同業他社分析、成功事例、時給、掲載件数などを把握し、ベストなプランをご提案させていただきます。

STEP3:ペルソナとなる主婦が興味を持ちやすいよう職種名を工夫

これにより、「短時間×高時給」という他社にない魅力ポイントを作ることができました。

またそれだけではなく、職種名に関しても工夫を加え、よくある「ホールスタッフ募集」から「女将募集」に変更することにしました。

こうすることにより、落ち着いた雰囲気の職場であり、そうした落ち着いた雰囲気で働きたいと

考えているであろう主婦層に対しアプローチできることを狙いました。

STEP4:時流に合わせた媒体選定

最後に媒体の選定方法を見直しました。

幅広い年齢の主婦層を狙っていたこともあり、紙媒体への掲載をメイン行っていましたが、改めて現状の求職者の動向やWeb媒体の利用率の高さをお伝えしました。

更に各媒体に登録されている年齢層についても具体的にお伝えさせていただき比較検討いただいた上で、Web媒体のみで掲載することにしました。

結果

掲載期間は2週間で、過去最高の20件超の応募を獲得しました。

これまでの実績が3週間で3件でしたので、1週間あたり10倍の応募を獲得するに至りました。

もちろんただ母集団を集めただけではなく、ターゲットとしていた「主婦」からの応募が約8割

無事2名の採用を実現していただくことができました。

これをきっかけに同社との関係は深まり、1年以上経った今でも、採用がある際には必ずご支援をさせていただく関係が続いています。

売り手市場の中でも特に販売サービス・飲食業界の採用は難しさを増しています。そんな中でも「ターゲットを明確にする」「職種名を変える」「手法を変える」などほんのちょっとの工夫で、採用に繋がる可能性があります。 

自社に向いているターゲットはどんな人なのか?店舗の周辺はどんなエリアなのか?など、常にアンテナを張っておくことも大切ですが、すべてを調べるのは難しいと思います。

困ったときには、ぜひプロのコンサルタントにご相談ください。

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