求人ボックスのデメリットは?特徴・メリット・口コミ・評判なども解説
Indeed・求人検索エンジン
近年、求人ボックスは幅広い求職者に企業の情報を届けるサービスとして注目を集めています。
一方で「名前は聞いたことがあるが詳しく知らない」「デメリットを把握してから利用したい」という方は多いのではないでしょうか。
本記事では、
・求人ボックスの特徴や仕組み
・求人ボックスを利用する際のメリットとデメリット
・求人ボックス利用者の口コミや評判
などを詳しく解説します。求人ボックスへの掲載を検討されている方はぜひご参考になさってください。
目次
1.求人ボックスの特徴・仕組み
求人ボックスはWeb上の求人情報を集約する求人検索エンジンです。まずは、その仕組みや料金体系についてご紹介します。
1-1.求人ボックスの仕組み|求人検索エンジン
求人検索エンジンとは、Web上に散在するさまざまな求人情報を収集し、まとめて検索できるサイトのことです。
検索エンジンといえばGoogleやYahoo!などが有名ですが、その求人情報に特化したバージョンとイメージしてください。
なぜ今求人検索エンジンが注目されているのかというと、近年は求人情報を提供するWebサービスがあふれており、求職者側も企業側も複数のサービスを利用するのに手間がかかっているためです。求人検索エンジンの登場により、一カ所でまとめて求人情報を検索できるようになりました。
1-2.求人ボックスの料金|無料掲載と有料オプション
求人ボックスでは求人掲載から採用まで無料でおこなえます。主な求人掲載の方法はクローリングと採用ボード(直接投稿)の2種類あり、どちらも無料です。
では、求人ボックスの利用で何に料金がかかるのかというと、有料オプションです。
有料オプションでは自社の求人を有料枠に表示させられます。有料枠は無料枠よりも表示回数が多かったり、表示位置が上位だったりするため、求職者の目に触れやすくなります。
有料オプションの料金体系はクリック課金型のため、求人が閲覧された時のみ料金が発生します。閲覧されていないのに料金が発生するというような費用の掛け捨てリスクを削減できることがメリットです。
- 詳しい解説はこちら
求人ボックスの料金の詳細や具体的な掲載方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
1-3.求人ボックスとIndeed(インディード)の違い
Indeed(インディード)と求人ボックスの主な違いは「月間訪問数・求人数」「検索軸」「運用方法」です。
まず、求人ボックスの月間訪問数は1,000万*、Indeed(インディード)の月間訪問数は2,230万*以上のため、月間訪問数はIndeedの方が圧倒的に多いです。
また求人数もIndeed(インディード)の方が多いといわれています。このことからIndeed(インディード)の方が多くのユーザーにリーチできますが、同時に競合との競争は激しいです。
次に、検索軸はIndeed(インディード)の場合「キーワード×勤務地」ですが、求人ボックスの場合は自由です。さらに求人ボックスではこだわり条件での検索ができるため、「交通費全額支給、在宅ワーク、未経験歓迎」などの条件面でアピールしやすいです。このことからIndeed(インディード)では勤務地の比重が高く、求人ボックスでは条件面の比重が高いといえます。
最後に、運用方法はIndeed(インディード)の場合はAIによる自動運用のみですが、求人ボックスの場合は自動運用だけでなく手動運用も選べます。手動運用ではキーワードごとのクリック単価など細かく設定できるため、求人ボックスでは運用次第でコストを抑えやすいでしょう。
*出典:株式会社カカクコム(2024年3月)
*SimilarWeb,総訪問数,2024年8月
- 詳しい解説はこちら!
求人ボックスとIndeed(インディード)の比較表や詳しい解説を見たい方は、こちらの記事をご参考になさってください。
1-4.求人ボックスとハローワークの違い
ハローワークと求人ボックスはどちらも無料で求人掲載〜採用ができますが、運営団体や仕組みから異なります。
ハローワークは別名「公共職業安定所」と呼ばれる、国(厚生労働省)が運営するサービス機関です。そのほかの民間運営のサービスと異なり、求人作成の代行や採用コンサルティングなどはおこなっていません。
また、ハローワーク内に掲載された求人のみを提供しています。
求人ボックスは「食べログ」や「価格.com」で有名な株式会社カカクコムが運営しています。ハローワークと同じく求人作成の代行などはしていませんが、求人ボックスの代理店を利用することでさまざまなサービスが受けられます。
また、求人検索エンジンという性質から、求人ボックスに掲載された求人以外にも、企業の採用ページや求人サイト、ハローワークまでさまざまな求人を提供しています。
これらのことから、無料で掲載したい場合はハローワークの利用、少し費用をかけても採用の結果につなげたい場合は求人ボックスの利用がおすすめです。
2.求人ボックスのメリット・デメリット
ここでは、求人ボックスを利用するメリットとデメリットをご紹介します。
2-1.求人ボックスの3つのメリット
まずは3つのメリットと、それぞれの特徴から見たおすすめポイントをご紹介します。
無料掲載が可能
求人ボックスは無料枠であれば掲載から採用まで完全無料でおこなえます。特に求人ボックスはIndeed(インディード)と比べて競合が少ないため、無料枠でも閲覧してもらえる可能性が比較的高くなります。
費用をできるだけ抑えて求人募集したい企業におすすめです。
掲載期間と求人数の制限なし
求人ボックスは求人数や掲載期間が無制限、かつ無料です。
一般的な求人サイトでは一定の掲載期間と求人数ごとに課金されるため、採用活動のタイミングが狭まりますが、求人ボックスでは自由なタイミングで採用活動をおこなえます。
そのため、職種数・勤務地数の多い企業や、掲載期間を柔軟に調整したい企業におすすめです。
日本企業ならではの絞り込み機能
求人ボックスの検索軸は「職種」「勤務地」「キーワード」など自由に組み合わせることができます。中でも「こだわり条件」での検索はIndeed(インディード)にはなく、日本企業ならではの絞り込み機能です。
こだわり条件は「女性が活躍」「英語が活かせる」「転勤なし」などの条件面をアピールしたい企業におすすめです。
2-2.求人ボックスの2つのデメリット
次に2つのデメリットと、それぞれの特徴から見た注意点をご紹介します。
運用に工数がかかる
求人ボックスは運用に工数がかかることがデメリットです。求人の表示回数・クリック数・クリック単価・応募率などを分析して継続的に運用していく必要があります。
この運用には知識と経験が必要なため、自社でおこなう際は注意が必要です。
例えば、ある求人の表示回数を伸ばしたい場合、キーワードの見直しも1つの方法ですが、これにはさまざまな知識が必要です。具体的には、求人ボックスで検索されやすいキーワードや、自社に適したキーワードを選択する必要があります。さらに求人ボックスのアルゴリズムの理解も不可欠なため、初めての運用ではうまくいかないこともあります。
自社で求人作成する必要がある
求人ボックスでは求人原稿作成の代行などをおこなっていないため、全て自社で作成する必要があります。無料で掲載できる代わりに、企業が負担する工数が多い点がデメリットです。
また、原稿作成以外にもアカウント開設や掲載ポリシー・NGワードの確認なども必要なので注意しましょう。※代理店を利用する場合を除く。
3.求人ボックスの口コミ・評判
求人ボックスの利用企業から寄せられた口コミや評判をご紹介します。利用するか迷っている方は参考にしてみてください。
タクシードライバーの採用で利用しました。求人ボックスはIndeed(インディード)よりもクリック単価を低く抑えられたので良かったです。(業種:輸送/交通/物流/倉庫系)
マンション管理人の採用で利用しました。求人ボックスとIndeed(インディード)の併用で、求人ボックスから約180件、Indeed(インディード)からは約700件もの応募を獲得できました。(業種:不動産/建設/設備系)
飲食店のアルバイト採用に利用しました。低単価で採用できたので満足です。(業種:ホテル/飲食/レジャー/冠婚葬祭系)
地方での求人でもネームバリューがあるから応募しても安心感があるし、またwebより通知が届く為わかりやすく対応出来る。募集要項も伝わりやすいような項目に分かれてるのでとても良いです。(業種:ホテル/飲食/レジャー/冠婚葬祭系)
4.求人ボックスのよくある質問
よくある求人ボックスに関する疑問を解決します。
4-1.求人ボックスの掲載基準は?
掲載基準は求人ボックスの掲載ガイドラインで確認できます。概要は以下の通りです。
・求人掲載における禁止事項
求人情報や画像の掲載について定めるもの。違法や架空の求人はもちろん、性的な内容を含む求人や賭博行為に関わる求人など、36件の禁止事項があります。
・企業情報掲載における禁止事項
企業や団体等について定めるもの。応募者への対応を行わない掲載主、短期的に投稿を繰り返す掲載主など、11件の禁止事項があります。
4-2.求人ボックスの代理店とは?
求人ボックスの代理店とは、求人ボックスの原稿作成から運用までを代行してくれる会社です。国内に多数の代理店が存在しています。
なぜ代理店が多いのかというと、求人ボックスでは原稿作成や運用サポートのサービスをおこなっていないからです。基本的に無料で利用できる代わりに、企業で対応すべき項目が多くなっています。
代理店の利用料金は、求人ボックスの有料オプションの料金とは別で運用手数料が必要です。
基本的には、有料オプション料金の15%~30%が運用手数料の相場です。そのため、求人ボックスの料金が月10万円だった場合、代理店の運用手数料は1.5~3万円かかります。
代理店のメリットは、工数のかかる運用業務などを依頼できるだけでなく、プロのノウハウや専門知識を生かして効果的に求人募集できることです。求人ボックスの掲載をお考えの方は、ぜひ代理店も検討してみてください。
5.まとめ
求人ボックスのデメリットは求人原稿作成や運用にかかる工数です。
掲載ガイドラインの確認や運用方法の確認、効果的な運用のための知識の習得などさまざまな工数が発生するため、時間がかかります。
一方で、これらのデメリットは求人ボックスの代理店を利用することで解決できます。
求人ボックスの代理店では上記の工数を全て代行し、効果的な運用を実現します。
ネオキャリアは求人ボックスの運用経験が豊富な代理店です。現在ほかの代理店で求人ボックスの効果に不満をお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください。
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