求人ボックスとは?|掲載方法・料金・Indeedとの違いを徹底解説!
- 中途採用
- Indeed・求人検索エンジン
- 採用の歩留まりの改善
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- 採用工数の削減
- 母集団形成・ターゲットからの応募確保
- 通年採用
- 通年採用
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更新日:
求人検索エンジン

2015年にサービスの提供が開始した「求人ボックス」は、月間のユーザー数が700万人を超えており、注目が集まっているサービスです。
しかし、「求人ボックス」という名前を耳にしたことはあっても、その詳細についてご存知の方は少ないのではないでしょうか。
本記事では、
・聞いたことはあるけれど、求人ボックスとは何か?
・indeedなどの他の検索エンジンとの違いは?
・掲載方法や料金は?
などについて、徹底解説いたします。
ぜひ参考にしてみてください!
*この情報は、2022年4月現在のものとなります。
目次
1. 求人ボックスとは
認知度が上がってきている求人ボックスですが、その詳細を解説する前に、まずは求人ボックスの概要についてお伝えいたします。
このような企業様に求人ボックスはおすすめです!
・求人サイトや人材紹介での採用手法に限界を感じている
・Indeedなど他の求人検索エンジンで運用がうまくいかなかった
・少額から求人広告の運用をしてみたい
・まずは無料の求人検索エンジンを使ってみたい
・クリック単価の高騰化を抑えたい
求人ボックスは、食べログや価格.comなどでお馴染みのカカクコムが運営する、求人に特化した検索エンジンです。
ユーザーが「職種・業種」と「勤務地」の2つのキーワードを自由に入力し、求人情報を検索することができます。
地域や雇用形態に関わりなく、さまざまな求人を偏りなく掲載しており、ユーザーの多様なニーズに対応しています。
求人ボックスは国内最大級である500万件以上の求人を掲載しており、ユーザー数は現在月間700万人をこえています。
1-1. 求人ボックスの仕組み
求人ボックスはGoogleと同じように、Web上の求人を集めてきて一挙に表示してくれるため、求職者がそれぞれの媒体やサイトにいかなくても簡単に求人を調べられます。
基本的にはWeb上にある求人情報が自動で掲載されますが、求人ボックスに直接求人情報を投稿し、求人ページを作成することも可能です。こちらの場合、無料で利用することができます。
また、2019年10月より、企業の採用ページを掲載することが可能になりました。この場合は、有料になります。
1-2. ユーザーが急増
求人ボックスは、2015年にサービスを開始してから、順調に利用者数を伸ばしています。
2019年には、ユーザー数が300万人を超えていますが、2020年には500万人を突破していることを考慮すると、1年で200万人のユーザーが増えたことになり、急速に成長しているサービスです。
出典:求人ボックス/月間利用者が500万人を突破!
また、マイナビ転職やdodaは、それぞれユーザー数が660万人、629万人となっており、大手求人サイトと比較しても、遜色のないユーザー数になっています。
2021年3月には月間利用者数700万人を突破しており、更なる成長が窺えます。
1-3. 日本最大級の新着求人数
求人ボックスでは、24時間以内の新着求人数をトップページで確認することができます。
「求人ボックスの新着求人数は〇件。業界最大手といわれるindeedの一日の求人数は〇〇(過去七日間で〇件だから・・・)であり、圧倒的な新着数を誇ると分かります」
2022年4月7日に求人ボックスページを開いた時点では、502,250件の新着求人数がありました。
同時点で業界最大手といわれるIndeedの新着求人数は142,889件(過去7日間で1,000,226件であることから算出)であるため、圧倒的な新着求人数であることがわかります。
2. 求人ボックスの特徴
求人ボックスは、求人に特化した検索エンジンです。近年、求人ボックス以外にも求人に特化した検索エンジンは登場していますが、求人ボックスの特徴はどのような点にあるのでしょうか。
ここでは、求人ボックスの特徴を4つご紹介いたします。
2-1. 独自の検索エンジン
求人ボックスでは、カカクコムが独自の検索エンジンを構築し、運用しています。
独自の検索エンジンでは、主に4つの内容を評価し、検索結果の表示順位を決定しています。
検索エンジンの評価基準
これら4つの点から求人情報を評価し、ユーザーのニーズに合わせた検索結果を表示することによって、質を担保しています。
2-2. ユーザー目線に合わせた使いやすさ
求人ボックスを運営するカカクコムは、他にも「食べログ」や「価格.com」などのサービスを長年運営している実績があります。
これらのサービスを運営してきたなかで培ったノウハウやコンテンツ制作力を活かし、ユーザー目線に合わせた使いやすい設計をおこなっています。
シンプルなデザインと高い機能性
万人がみやすい、検索機能を優先させたデザインですが、圧倒的な検索スピードや多様な絞り込み検索、お気に入り等の便利機能が搭載されています。
特に、「こだわり条件検索」という絞り込み機能は多様な条件をそろえており、その豊富さが他の求人検索エンジンにはない大きな特徴となっています。
検索サポート機能
求人ボックスでは、職種や雇用形態など、多様な分野での検索回数ランキングを閲覧することができます。
また、検索した条件では平均年収がいくらなのかといった雇用統計や、企業情報など、ユーザーの仕事探しを助ける豊富な機能が備わっています。
3. 求人サイト・他の検索エンジンとの違い
ここまで、求人ボックスの仕組みと特徴についてご紹介しました。
しかし、求人ボックス以外にも求人に特化した検索エンジンは近年多数登場しています。そこで、ここでは求人ボックスとIndeed、スタンバイとの違いを解説いたします。
また、そもそも求人サイトとはどのような点が異なっているのかも、合わせてお伝えします。
3-1. Indeedとの違い
Indeedは、求人ボックスと同じく求人に特化した検索エンジンです。そのため、4つの項目に分けて、違いを比較します。
Indeedと求人ボックスの大きな違いは、求人の掲載数です。
Indeedは、世界60か国で展開しているため、求人ボックスと比較し掲載数が多くなっています。
その数は毎秒に10件の求人情報が追加されているほどです。
それに加えて、近年Indeedの認知度が上がっており、利用している企業も多くなっているため、クリック単価が高騰しています。
職種や地域によって異なるため、一概にはいえませんが、中途採用でIndeedのクリック単価が平均100円~300円であることを考えても、求人ボックスの方が低コストで運用できることがわかります。
- 今さら聞けない3分でわかるindeed
・Indeedの詳しい機能や特徴、料金を知りたい
・転職サイトや人材紹介を活用しているが新しい手法を探しているといったような方におすすめです。
3-2. スタンバイとの違い
スタンバイも、求人に特化した検索エンジンであり、Zホールディングスとビズリーチの合同会社がサービス提供しています。
スタンバイでは「スタンバイカンパニー」という無料のツールを利用することで、求人ページの作成だけでなく、ユーザーへのスカウトメール送信や、チャット機能などを利用できることも、求人ボックスとの違いです。
- 求人検索エンジンの比較資料を無料ダウンロード!
Indeedをはじめとする求人検索エンジンは、仕組みは同じでも、クリック単価や掲載方法に違いがあります。
特に、近年ではIndeedのクリック単価が上昇していることにより、他の求人検索エンジンを同時に活用するケースが増えてきています。
本資料では、代理店の立場からさまざまな求人検索エンジンの特徴を比較。
また、求人検索エンジンの仕組みについても、わかりやすく説明しています。
4. 求人ボックスの掲載方法
求人ボックスは基本的に無料で利用することができるサービスです。そのため、どのような企業でもコストをかけず手軽に掲載を開始することができます。
ここでは、求人ボックスにはどのような掲載方法があるのか、詳しく解説いたします。
4-1. 直接投稿(採用ボード)
直接投稿(採用ボード)は、求人ボックス内に求人情報を掲載したページを作成する方法です。
無料登録をしてから、「募集要項」「仕事の内容」「求めている人材」など、指定のフォーマットに沿って記載をするだけで簡単に求人ページが作成できます。
また、必須項目に加えて、自由項目も追加することができるため、企業の魅力を自由にアピールすることが可能です。
求人情報を記入してページを作成したあとは、審査を経て求人ボックスに掲載されます。掲載中は、いつでも・何度でも掲載内容を編集することができます。
4-2. クローリング
クローリングでは、Web上にある求人サイトに掲載されている求人情報が自動で収集され、求人ボックス内に掲載されます。
求人情報としてみなされたものは、自動で求人ボックスに掲載されるため、登録や申請は必要ありません。
また、情報の更新や削除も自動で検知し、求人ボックスのページに反映されます。
4-3. リスティング広告(有料)
求人ボックスには有料掲載型のサービスもあります。それが、リスティング広告です。
設定したキーワードの求人検索で検索結果に求人ページの上位に表示され、自社の求人ページがクリックされた際に料金が発生します。
5. 求人ボックスの料金
求人ボックスは基本的には無料で利用できるサービスですが、有料で掲載するプランも存在します。
ここでは、無料掲載と有料掲載の違いに加え、詳細な金額をご紹介いたします。
5-1. 課金形態
無料掲載
無料掲載では、掲載において一切料金は発生しません。
直接投稿(採用ボード)であれば、登録してページを作成する作業が必要ですが、求人サイトに求人情報を掲載している場合は、何もしなくとも、自動で求人ボックスに求人情報が掲載されます。
ただし、検索結果画面において、有料掲載よりも下位に表示されるため、ユーザーの目にとまりにくいというデメリットがあります。
有料掲載
有料掲載をすると、求人ページを上位に表示させることができ、よりユーザーの目にとまりやすいというメリットがあります。
また、求人ボックスの有料掲載は、「クリック課金型」という形態をとっています。
クリック課金とは
クリック課金とは、自社の求人ページがユーザーにクリックされ、表示された回数分の費用が発生する仕組みです。
求人ボックスは検索エンジンであるため、ユーザーが任意のワードで求人を検索すると、入力したワードにそって検索結果が表示されます。
表示された検索結果のうち、興味のある求人ページをクリックして表示された時点で、費用が発生します。
自社の求人に興味をもっているユーザーが、求人ページをクリックした回数分のみの費用で運用ができるため、コストをおさえ効率的に採用ができます。
クリック課金型
有料の広告掲載求人は、クリック数に応じたクリック課金型になっています。
1クリックの入札単価は25円~1000円まで、1円単位で自由に設定が可能です。
5-2. 運用手数料
有料掲載には自社で登録と代理店を利用する方法の2つの選択があります。
弊社を代理店としてご利用いただく場合、これまで求人広告等で曖昧だった代理店手数料を明確にし、広告費の20%~を手数料としていただいております。
代理店を利用するメリット
1. 場合によっては人件費を抑えられる(代理店に支払う金額は一定のため)
2. 週に一度効果進捗レポートの送付
3. 毎月のお振り返りを実施(求人の動きの分析や効果改善案や提案をお出しする)
6. まとめ
今回は、注目を集めている求人ボックスについて解説をしました。
求人ボックスの特徴は、
・ユーザー目線のみやすいデザインや多様な検索機能 で、
・新着求人数も、他の検索エンジンを圧倒するほどの多さ
・クリック単価が比較的安価
です。
掲載方法は、
・直接投稿(採用ボード) と、
・クローリング
の2つがあります。
どちらの方法でも無料で掲載することが可能ですが、有料掲載で上位表示させた方が、ユーザーの目にとまる確率は高くなります。
求人ボックスの特徴を把握したうえで、コストを抑えつつ効率的に採用活動をおこないましょう。

オウンドメディアを活用した新しい採用のカタチを
中途・新卒・アルバイト問わず、オウンドメディアを活用した採用支援が得意です!体を動かすのが好きで、休日は公園で三転倒立をしています!オウンドメディアの導入をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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