中小企業の採用成功事例｜不人気業界でもエントリー数を前年比250％に改善できた方法とは？

サービス導入背景

今回の企業は、学生からの認知度が低いことで毎年十分な母集団形成ができないことにお悩みでした。そのような状況の中、24年卒は例年以上の採用目標数を追う必要があり、採用手法や活用サービスの見直しをおこないたいということでお声がけをいただきました。

さらに、採用にかけられるコストが限られていたことからも、学生1人あたりの採用単価を下げ、できるだけコストを抑えて採用をおこないたいとご要望をいただきました。

そこでこの要望を叶えるべく、採用単価を抑えながらもターゲット学生にピンポイントでアプローチできるdodaキャンパスをご提案しました。

dodaキャンパスは新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスで、新規契約企業向けに「初年度限定プラン」が用意されています。通常、採用上限人数が決まっているところ、初年度限定プランは採用上限数が無制限のため、何名採用しても金額が変わりません。そのため、多くの学生を採用したい企業にとって、非常にお得なプランになっています。

さらに、対象学生が3年次の4月から利用が可能なため、インターンシップなどの早期期間から学生と接点を持つことができます。

具体的施策

7カ月間で約1万通のオファーを送付

まずは自社を学生に認知させるためオファー送付量を最大化しました。具体的には、インターンシップ期間を含む7か月間で約1万通のオファーを送り、多くの学生に自社を知ってもらうための機会を創出しました。

さらにオファー送付は社員だけでなく、インターン生にも協力をしてもらうことで大量送付できる体制を構築しました。加えて、インターン生自身の経験を踏まえ、学生に近い目線でスカウト文面を添削してもらうことで、学生に寄り添った文面を配信することができました。

社内の雰囲気を伝えるための座談会を実施

dodaキャンパスを通して接点を持った学生を惹きつけるため、選考フローの見直しもおこないました。

特に、この企業の魅力である社員同士の距離の近さや風通しの良さを感じてもらうため、学生と年齢の近い若手社員や活躍社員との座談会の機会を設けました。座談会では先輩社員の実体験を通して入社後のキャリアステップや社内の雰囲気を体感してもらうことで、学生の惹きつけと入社後のミスマッチ防止の手段として活用しました。

これにより、企業のもう一つの課題であった離職率の改善に向けて、事前に対策を打つことが可能になりました。

選考直結型個別面接でスピーディーな採用を実現

例年、他社の選考結果が出てからの採用がメインだったため、学生へのスピーディーな連絡や柔軟な選考を実現させました。

具体的に、選考直結型の個別面接を導入することで、一人ひとりの就職活動状況に合わせて選考を進めることが可能になりました。また、個別面接を通して学生を評価することができるため、内定出しまで最短2週間とスピーディーに選考を実施することができました。

選考期間が長すぎたり合否連絡に時間がかかってしまうと最悪の場合学生の途中離脱にもつながるため、他社の選考状況を加味した柔軟なフローを心がけました。

結果

昨年同時期のエントリー数が前年比250％に改善

昨年5月のエントリー数が200エントリーだったところ、今年は同時期で500エントリーを獲得できました。

24年卒の採用市況において多くの企業が前年のエントリー数を割り込んでいるところ、この企業が前年比250％を達成できた背景には、dodaキャンパスを使ったオファー送付の最大化が影響しています。

例年よりも早期に内定承諾を獲得

採用活動後半戦に強い企業にも関わらず、5月時点で内定承諾を7名獲得することができました。24年卒でほかに活用していた採用サービスと比べてもかなり早いペースで内定承諾につながりました。

まとめ

学生からの認知を獲得できず、新卒採用における満足な母集団が形成できないことで採用難に陥る企業も少なくありません。その中で、学生へ直接スカウトを送ることができるダイレクトリクルーティングは、学生人気や知名度に関係なく直接接点を持つことができ、採用難を解決できる一つのカギとなり得るでしょう。

今回の事例のようにオファー送付量を最大化し、多くの学生に自社をアピールすることができれば、大幅なエントリー改善につながる場合もあります。

さらに、dodaキャンパスのようにお得なキャンペーンを用意しているサービスも数多くございますので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。