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後悔している就活生が内定取得に向けて、今から取り組むべきこととは?

「就活なんて余裕で終わるだろう」そう考えていたものの、実際に就活を始めてみると、思っている以上に選考に通過できず苦戦をし、気付けば内定を一つも得ることができずに焦っている就活生もいるのではないでしょうか。   「もっと早く就活を始めていればよかった」「もっとガクチカを作っておけばよかった」などと後悔してしまうかもしれません。 しかし、後悔をしても現状は解決するわけではありません。 本記事では、就活に後悔をしている就活生に内定を取得するために今からできることについてお伝えしていきます。 来春に笑って入社式を迎えたい就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就活を後悔している理由には「就活を始める時期が遅かった」「業界・企業を絞り過ぎていた」「OB・OG訪問をしておくべきだった」などがある 内定率は10月1日時点では74%と4人1人は内定がないが、入社式のタイミングには97%と多くの就活生が就職できている 就活を成功させるために「短期目標を決めて企業を選ぶ」「自己分析・面接対策を行う」「業界・企業を絞りすぎない」「就活エージェントを利用する」と良い 就活を後悔している理由 就活で後悔している理由にはどのようなものがあるでしょうか。 就活を始める時期が遅かった 就活を後悔している理由の1つは、就活の時期に関してです。 「就活なんてすぐに終わるだろう」 「大手企業の解禁を待って就活を始めよう」 「就活に時間を割くのはもったいない」 など様々な理由で就活を後ろ倒しにした結果、思うように内定がもらえないことに焦りを感じ、後悔をしてしまいます。 業界を絞り過ぎていた 後悔している理由で多いのが業界を絞り過ぎていたというパターンです。 就活を進める中で、全ての業界を細かく研究していくことは不可能です。そのためどうしても自分の興味や「先入観」によって業界を予め絞り就活をしていくことが多くなってしまいます。 この時に業界を絞りすぎてしまうと、選択肢が限られるだけでなく、業界と就活生との相性が合わずに選考通過が難しくNNT(無い内定)が続いてしまう可能性もあり、「業界を絞り過ぎずに就活をしたほうが良かった」と後悔している就活生も多いです。 企業を絞り過ぎていた できれば大手企業に就職したいと考える就活生は多いです。しかし、「大手企業だけ」に絞り就活をすると後悔をしてしまいます。 大手企業への就職はハードルが高く、内定はかなり狭き門です。そのため「大手企業だけ」に絞りすぎてしまうとNNT(無い内定)となってしまう可能性があります。 ベンチャー企業や中小企業にも優良な企業は多数ありますし、大手企業にはない魅力もあるということを覚えておきましょう。 充実した学校生活を送っておくべきだった 就活面接の王道の質問に「ガクチカ」があります。面接に参加するとほとんどの企業がこの質問をするため、就活を開始して以降、ガクチカが薄いことに焦りを感じ、もっと充実した学校生活を送っておくべきだったと後悔してしまう人もいるようです。 就活資金を貯めておくべきだった その他にも金銭面で後悔をしてしまうケースもあります。 就活期間中はアルバイトをする時間を削られるためどうしても金銭的に苦しくなりがちです。 また、自分が志望する企業の面接を受けるための交通費もかかるため、事前に就活資金中の資金を貯めておいた方が良いと感じ後悔することもあるでしょう。 OB/OG訪問をしておくべきだった OB・OG訪問をすることにより働くことをよりイメージしやすくなるだけでなく、志望企業の社風や魅力、仕事の内容などもより詳しく理解することができます。その他にもOB・OGの就活体験などを聞くことで就活をスムーズに進めることができるなどメリットが多数あります。 OB・OGをしていない場合には、リアルな情報を得られない、就活の進め方が分からない、働くイメージが沸かないため、「OB・OG訪問をしておけば良かった」と後悔してしまうのでしょう。 就活生の内定時期 ここまで就活生の後悔についてお伝えしてきました。就活を後悔している就活生も多いと思いますが、まだ挽回の機会はあるのでしょうか。 ここでは、就活生の内定時期についてみていきましょう。 就活生の内定時期 ※グラフは『厚生労働省「令和5年3月大学卒業の就職状況(4月1日現在)」』のデータをもとに作成 『厚生労働省「令和5年3月大学卒業の就職状況(4月1日現在)」』によると大学生の就職率は 10月1日時点:74.1% 12月1日時点:84.4% 2月1日時点:90.9% 4月1日時点:97.3% となっています。 10月1日の時点では、4人に1人は内定が無い状態だったにもかかわらず、4月1日時点ではほぼ100%に近い就活生が内定を得ています。 昨今はインフレも加速し、景気も回復基調にある中で、人手不足を感じている企業は非常に多く、中小企業・ベンチャー企業を中心に4月の入社式直前まで採用活動を行なっているケースが多々あります。 「内定がない・・・」と諦めるのではなく、今からできる施策を立て4月入社を目指しましょう。 今からでも間に合う!就活を成功させるポイント では具体的に何をすれば良いのでしょうか。ここでは、これから就活を成功させるためのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 短期目標を決めて企業を選ぶ そもそも何のために就活をするのでしょうか。やりたいことが特にないし、フリーターになるわけにも行かないから・・・という就活生もいるかと思います。 やりたいことが見つからないと感じている就活生は、まずは「社会人としての基礎を身に着けることができそうな企業を選び社会人として相応しい人材になる」など1年後や2年後など短期的な目標を立てそれが実現できそうな企業を探してみましょう。 自己分析を行う 選考を通過するために、大切なことは自己分析です。面接は自分自身のことをアピールする場ですので、自己分析ができていることが大前提となります。自分自身の性格を理解することは社会に出ても活かせるため、自己分析が不十分だと感じている場合には、再度実施しておきましょう。 面接対策を行う 自己分析が充分に行えているのであれば、面接本番を意識した対策を実施しましょう。 面接で質問されるであろうことを予測し、回答を作成しておくと安心です。質問に応じて臨機応変に答え方を変えることができるよう作成した回答を丸暗記するのではなく、用意したストーリーのポイントを抑えて暗記しておきましょう。 実践に備えて面接形式で答える練習も忘れずに行います。 業界を絞らず、幅広く自分の可能性を見つけてみる 業界を絞って就活を進めている場合には、少し業界の幅を広げてみることをおすすめします。 自分自身がやりたい仕事の軸にもよりますが、「〇〇業界でしかできない」という仕事は意外と少なく、他の業界でもできることは多いです。 また、業界によって求める思考的ターゲットが異なるため、同じ業界ばかり受けて選考が進まないのであれば、「自分自身がやりたい仕事の軸」を実現できる業界は他にないかを再度考えてみましょう。 大手企業にこだわらず、中小・ベンチャー企業も受けてみる 内定がもらえない原因として有名企業や大手企業の選考ばかりを受けていたことにより内定がもらえないというケースも良くあります。 確かに福利厚生面や待遇面などを比較すると大手企業は魅力的ですが、しかし中小・ベンチャー企業の中でも福利厚生や待遇面が充実している企業も多々ありますし、大手企業にはない良さやメリットがあります。 固定概念に捉われずに中小・ベンチャー企業の選考を受けてみると良いでしょう。 就活エージェントを活用する 就活エージェントとは、専任のキャリアカウンセラーが面談を通して就活生の個性や思考を把握し、 就活生に適している企業を紹介してくれるサービスです。 書類作成の確認や選考の日程調整や面接対策など内定に至るまでの過程を並走してサポートしてくれるため、就活がうまくいかずに悩んでいる就活生は就活エージェントに相談してみるのも良いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較!

2023.12.19

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インターンの探し方・選び方を伝授!自分に合った企業インターンに参加しよう!

そろそろインターンに応募をしたいと考えているものの、「インターンの探し方が分からない」「数あるインターンの中からどうやって自分に合った企業を選べば良いのか悩んでいる」という就活生は多いのではないでしょうか。 本記事では、インターンを探す王道の方法4つをメリット・デメリットと共にご紹介しています。さらに就活生の現状に合ったインターン企業を選ぶポイントについてもお伝えしています。 インターン探しを始める就活生はぜひ一度チェックしてみてください。 この記事のまとめ インターンを探す方法は「就活サイト」「企業のHP」「大学のキャリアセンター」 「先輩・友人の紹介」 インターン企業を選ぶポイントは「業界・職種」「場所・日程」「期間」「内容」 就活生におすすめのインターンの探し方4選 インターンを探す方法はたくさんありますが、ここでは、就活生におすすめのインターンの探し方を4つをご紹介します。 メリット・デメリットも掲載していますので、自分に合った方法を見つけてみてください。 就活サイト ❏メリット ・数多くの企業の中から探すことができる ❏デメリット ・情報量が多いため、自分にあったものを見つけるのが難しい ・サイトによって業界などの情報が偏る可能性がある 王道の探し方はリクナビ・マイナビなどの就活サイトやインターンに特化した就活サイトを活用した方法でしょう。 新卒採用を行う多くの企業は就活サイトに掲載をしているため、複数の企業の中から自分に合ったインターンを探すことができます。 また、業種・企業規模・事業内容などキーワード検索が可能なので、検索結果の中には自分が考えていなかった企業・知らなかった企業がヒットするなど新しい発見があるかもしれません。 CHECK! 就活サイトの選び方 インターン情報が掲載されている就活サイトは複数あり、大手企業の情報が多いサイト・ベンチャー企業の情報のみのサイト・インターン情報のみのサイトなど、それぞれ特色が異なります。 自分の思考に合ったサイトを検索し活用するとより有意義な情報が得られるでしょう。 POINT こんな人におすすめ 業界研究などを始めたばかりで、自分にあった業界を知りたい。 いろんな企業と出会いたいと思っている就活生におすすめです。 企業のHP ❏メリット ・求人サイトに掲載されていない情報を得ることができる ・確実な情報を得ることができる ❏デメリット ・常にHPをチェックする必要があるため、インターンの募集に気付けない可能性がある 企業によっては、リクナビやマイナビのような就活サイトにインターン募集の情報を載せず、自社のHPでのみ募集をしている場合があります。 もしくは、就活サイトの掲載情報よりも企業のHPをチェックしたほうがより最新かつ正確な情報を得ることができる可能性もあります。 興味のある業界や企業が決まっている場合には、企業のHPも定期的にチェックすると良いでしょう。 POINT こんな人におすすめ 興味のある業界や企業が決まっている人におすすめです。 大学のキャリアセンター ❏メリット ・同じ大学卒のOB・OGを紹介してもらえる可能性がある ・大学独自のインターン情報を紹介してもらえるケースもある ❏デメリット ・紹介できる企業が少ない 大学のキャリアセンターは大学生なら誰でも利用することが可能で、気軽に活用できます。また、学校独自のインターン情報を紹介してもらえたり、OB・OGを紹介してもらえる可能性があります。 ただし、大学によっては紹介できる企業数が少ない場合もあるので、キャリアセンター以外の手法も併用して活用すると良いでしょう。 POINT こんな人におすすめ 気軽にインターンを探したい就活生やOB・OGとの接点を持ちたいと考えている就活生におすすめです。 先輩や友人の紹介 ❏メリット ・実際に経験したからこそ分かるリアルな情報を得ることができる ・ネット上に掲載されていない詳細情報まで知ることができる ❏デメリット ・企業の印象がその人の価値観・主観に左右される 実際にそのインターンを経験した先輩や友人からの話なので、ネット上には掲載されていないリアルかつ詳細な情報を得ることが可能です。 しかし、人づての話の場合、どうしても先輩や友人の主観が入った内容になりがちです。また先輩や友人とあなたが全く同じ価値観・趣向を持っているわけではないので、本当は自分に合った企業であっても、話し方によってマイナスイメージを持ってしまう可能性も大いにあります。 先輩や友人から話を聞く際は、参加した際に行ったプログラム内容の確認などをメインとし、感想や主観はあくまで参考程度に聞くようにしましょう。 POINT こんな人におすすめ ネット上の情報だけでは不安、生の声を参考にして探したいと思っている就活生におすすめです。 インターン企業を選ぶ4つのポイント いざ探し始めると、インターンの数の多さに驚くことでしょう。複数あるインターンの中からどうやって選べばいいのか悩んでいる就活生は下記4つのポイントを軸に探すと効率的に検索することができます。 選ぶ基準は人それぞれ異なりますので、「なぜインターンに参加するのか」という目的と照らし合わせながら、自分に合った軸をベースに選ぶと良いでしょう。 業界・職種で選ぶ インターンへの目的が「業界研究・職種理解」や「自分に適した業界なのかを確かめたい」という就活生の場合は、業界や職種で選ぶと良いでしょう。 就活サイトには、業界や職種の絞り込み機能・キーワード検索機能が備わっているので、自分の興味のある業界を検索しやすいです。 たとえば「インターネット業界」「企画」などと条件を指定し検索することで、興味がある仕事と関連性が高いインターンの情報を得ることができます。志望企業が決まっていない人は、まずは、自分が興味があること・気になる分野をベースに探してみてください。 場所で選ぶ 「志望業界や志望企業が明確でなく、また興味のある分野も分からない」という就活生は、参加しやすい場所で実施されているインターンを選ぶという手もあります。 志望企業が明確ではないにもかかわらず、遠方のインターンに参加するのはナンセンスです。 内容によっては無駄足になってしまう可能性もありますし、交通費は自腹となるため出費がかさみます。  業界研究の第一歩としてどこかのインターンに参加してみたいと思っている場合、まずは近場で参加できるインターンへの参加をおすすめします。  POINT オンラインも活用しよう 近年はオンライン参加できるインターンも多いです。 就活の方向性が明確でない就活生の場合は、オンライン参加が可能かという軸でインターンを選ぶこともできます。 スケジュールで選ぶ インターンは基本的に5日間以上です。中には5日間以上の長期に渡るインターンの場合もあります。 長期休暇中にインターンを開催している企業がほとんどですので、部活動やサークル活動・アルバイトなどの都合によって参加できる企業は絞られてしまう可能性もあります。 どの企業を選ぶべきか悩んでいる段階であれば、自分のスケジュールに合った企業に参加してみるという方法もインターンを選ぶ手段の一つとなり得るでしょう。 インターンの内容で選ぶ 同業界の実務体験であっても、企業によって社風や文化も異なりますし、実際に携わることができる内容も異なります。そのため、自分がやってみたい仕事内容を体験することができるかどうか、インターンのカリキュラム内容を確認したうえでインターンを選ぶと自分の適性を判断しやすくなるでしょう。 このような記事も読まれています 25年卒のインターンには何社参加する?変更点を理解して就活を有利に進めよう

2023.12.19

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就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】

面接を受ける場合には必ず質問される自己紹介ですが、何を話すべきなのか悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか。 本記事では、第一印象を決める自己紹介で企業が見ているポイントや気を付けるべきポイント、自己紹介で話す内容について分かりやすく解説しています。 その他にもガクチカ別に自己紹介の回答例をご紹介していますので、オリジナルの自己紹介作りの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 自己紹介で面接官は、就活生の人柄、基本的なマナーや第一印象、計画性などを見ている  自己紹介を話す際には、視線や表情、言葉遣いを意識し簡潔に結論から話す 自己紹介は「あいさつと面接のきっかけ作り」が目的なので、自己PRと混同しないように注意が必要 自己紹介は事前に声を出しながら練習するのがベスト。動画で撮影したり、友人の前で実践したりするのも効果的   新卒の面接|自己紹介で見ているポイント 新卒の面接で好印象を与えるためには、企業が面接の自己紹介で見ているポイントを知っておくことが大切です。面接官が自己紹介の際に見ているポイントは下記の通りです。  基本的なマナーや第一印象 自己紹介は、面接官との最初の対話となります。ビジネスにおいても商談前には必ず自己紹介などを行い、その時の第一印象によってその後の商談の進行がスムーズに進むかどうかが異なります。新卒の面接での自己紹介では、就活生の仕草や表情、声のトーン、話すスピードや言葉遣いなどを通して、第一印象の良さや基本的なマナーがあるかを判断していると認識しておきましょう。 就活生の人柄 自己紹介で面接官が最も知りたいポイントは、面接を受ける就活生の人柄です。自己紹介は誰でも好きなように回答できるためその内容から人間性が出やすく、話し方や声のトーン、話すスピードなども含めて面接官は自己紹介を聞くだけで、就活生の大体の人柄を予測することが可能です。 自己紹介では、この後の面接で深堀りして欲しい内容などを盛り込み、個性をアピールできるように心掛けると良いでしょう。 事前準備ができる計画性 就活生が面接を受ける場合、基本的に自己紹介の準備はしているものです。自己紹介での回答の仕方次第で、準備をしてきたのか否かは一目瞭然です。必ず質問される項目に対してどのように向き合い準備を整えてきたのかを確認することで、面接官は就活生が計画性のある人なのかどうかを判断しています。1分・30秒・2分など自己紹介の時間を制限されるケースがあるのはそのためです。どのようなパターンにも対応できるように準備をしておきましょう。 CHECK! 自己紹介は1分が目安 「〇〇分以内で」と言われない限り、基本的には1分以内で終わるように話します。 1分で話せる内容は、文字におこすと250~300文字程度です。まずは250~300文字の自己紹介文を作成し、相手に伝わりやすいようハキハキと話す練習をしましょう。 時間制限では30秒や2分を指定されることもありますので、30秒を想定した150文字前後の自己紹介文、2分を想定した500~600文字程度の自己紹介文も作成しておくと安心です。  人前で堂々と話す力 面接は誰しも緊張するものですが、そのような状況であっても落ち着いて対応できる度胸がある人かどうかも自己紹介から知ることができます。冷静に話ができるように何度も準備をしておくと良いでしょう。 POINT 緊張してしまってたらどう対処する? 緊張してしまって話す内容を忘れてしまった場合には、相手とコミュニケーションを取ることを大切にし、緊張していることを率直に話しましょう。そうすることで緊張している自分を客観視でき、気持ちを落ち着かせることができます。 それでも話す内容を忘れてしまった場合は、「〇〇大学の〇〇です。今日は面接の機会をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願い致します」など感謝の気持ちを伝えましょう。 緊張するのは当たり前のことですし、上手に話せなかったからといって不合格となるわけではありません。空白の時間を生むよりも、その時できる限りの対応をすることを心掛け、自己紹介以降の質問でしっかり自分をアピールできるように気持ちを立て直しましょう。 新卒の面接|自己紹介で意識すべきポイント 面接で好印象を与えるためにはどのような点を意識しておくと良いのでしょうか。 表情や視線 冒頭でもお伝えした通り、自己紹介では就活生の第一印象や人柄が見られています。基本的にはどのような企業であっても明るくハツラツとした人柄の学生を求める傾向が強いため、そのような雰囲気を伝えるために、にこやかな表情で面接官の目を見て快活な声で話すように意識しましょう。 緊張して声が出ない場合であっても自信なさげに下を向くのではなく、目線を上に向けるだけでも印象は全く変わってきます。  言葉遣い 基本的なマナーをチェックするうえで正しい言葉遣いができているかどうかは大切なポイントですので、正しい敬語表現についてはおさらいしておきましょう。その他にも初対面の人には伝わりづらい略語やビジネスでは不適切な言い回しなどがないかも確認が必要です。 POINT① 敬語表現|あいづち ここでは特に面接時に注意したい、あいづち表現についてお伝えします。 間違った表現が癖になっているケースもあるので、確認しておきましょう。 POINT② 敬語表現|二重敬語 二重敬語も間違いやすいポイントですのでチェックしておきましょう。 簡潔に要点をまとめて話す 自己紹介以外の質問でもそうですが、面接で回答する際は簡潔に要点をまとめて話すことが鉄則です。 まとまりのない話は、面接官に「あまり有能ではなさそう」という印象を与えてしまいかねません。 「結論→エピソード」の順に話すよう心掛けましょう。 POINT 「あの~」「えっと」といったフィラーもNG 言葉と言葉の間に「あの~」や「えっと」といった会話の合間にはさむ繋ぎ言葉(フィラー)を入れると自信がなさそうに見えますのでNGです。話と話の間に1秒程度の間を開けて話すとフィラーを防ぐことができます。 自己PRと混同しない 自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。 自己紹介と自己PRでは伝えるべきポイントが異なるため伝えるべき主体を理解し、自己紹介を求めているにもかかわらず自己PRを行ってしまうことのないように注意が必要です。 面接官の質問をしっかり聞いて適切な回答をするように意識しておきましょう。 「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】 新卒の面接|自己紹介で何を言う? では、具体的に自己紹介では何を伝えるべきなのでしょうか。ここでは、自己紹介で伝えるべきポイントについてお伝えします。 自己紹介で話すべきポイントは下記の5つです。 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業で学んでいること(※) 3.学業以外の特技や成果 4.企業へのアピール 5.挨拶 (※)2.学業で学んでいることがアピールできない場合には、3のみでも問題ありません。 ■回答方法 学校・学部・学科・氏名:「〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します」   ▼ 学業で学んだこと:「大学では、〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇という研究を行っています」     ▼ 学業以外の特技や成果:「学業以外では、〇〇というサークルを自ら発足し、〇〇というイベントを開くなどの活動を行っています。この活動を通じ、▲▲という能力を身に着ける事ができました」   ▼ 企業に対するアピール(魅力に感じている点など): 「学業以外の活動を通じ〇〇という業界に興味を持ち、■■という点で御社に魅力を感じ志望い致しました」    ▼ あいさつ:「本日はよろしくお願い致します」 自己紹介でコメントする内容は、面接時に深堀りされる可能性がありますので、アピールしたい内容を盛り込んで自己紹介をすると好印象です。  POINT 1分の場合と2分の場合で項目数を変える 1分の場合と2分の場合では話す内容の濃淡が異なります。 1つの項目を深く話すと自己PRのようになってしまいますので、話す項目を追加したほうが良いでしょう。 ■1分の場合(例) 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業や特技に対する成果 3.企業へのアピール 4.挨拶 ■2分の場合(例) 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業で学んでいること 3.学業以外の特技や成果(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格など) 4.学業以外の特技や成果(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格など) 5.企業へのアピール 6.挨拶 2.学業で学んでいることがない場合には、3の項目の内容(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格)を話しましょう。 新卒の面接|自己紹介の回答例 ここでは、新卒の面接で自己紹介を求められた際の回答例を以下の5つのガクチカごとにご紹介します。  ・学業 ・アルバイト ・部活動 ・留学経験 ・趣味 以下のフレームに沿って自己紹介を考えていきます。 ①学校・学部・学科・氏名 ②学業・特技などの成果 ③企業へのアピール ④挨拶 ※250~300文字程度の長さ(1分想定)で作成しています。回答例を参考にし、あなたのキャラクターが発揮できる独自の自己紹介を作り上げていきましょう。 学業 ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②大学では主に経営学を専攻しています。 経営学を知ることで、会社の仕組みや事業の作り方などを具体的に理解することができました。中でも簿記検定1級を取得したことで、企業の運営状況や現状などを数字で把握できるようになったことは、今後の仕事に役立つのではないかと考えています。 ③自分が学んできたことを活かし御社に貢献しながら、主体的な姿勢でどんどん仕事を取っていける人材になりたいと思っています。 ④本日はお忙しい中貴重なお時間を頂きありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。 ■例文2 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②大学では人間心理学を専攻しています。 人間心理学を専攻した理由は、社会に出ると様々な人と接することが増えるため、今後仕事をするうえで役立つのではないかと考えたからです。現在は、人間心理学の中でも主に「人の購買行動を心理的側面で分析するとどのようになるか」ということを中心に研究しています。 ③大学で学んできた心理学に関する知識を御社が中長期的に注力されていくというマーケティング事業や現在強化されている開拓営業などで貢献できればと考えています。 ④本日は緊張していますがどうぞ宜しくお願い致します。 アルバイト ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私はこれまで飲食店のホールスタッフなどで接客業を経験してきました。お会計時に「ありがとう」と言っていただけることを目指し、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのサービスを常に心掛け、精一杯努めてきました。この経験の中で、接客することの難しさと同時に喜んでいただける嬉しさについても学びました。 ③お客様を第一に考える社風に魅力を感じ、今までのアルバイト経験を御社でも活かせるのではないかと思い志願致しました。入社後は高いホスピタリティを持って仕事に取り組んでいきたいと思っています。 ④本日は宜しくお願い致します。 ■例文2 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私はこれまで、コンビニエンストアでアルバイトをしてきました。 私が勤めていたコンビニエンストアは通勤・通学ラッシュになると、一気にお店が混むため、店員同士でのやり取りがとても重要でした。そのため、少しでも効率よく作業が進められるように、他のメンバーにより多く声がけをするなど、細かい工夫を徹底して行うことを意識してきました。 ③これから会社で働く際にも、効率的に作業を進められるよう細かい工夫を徹底し、 チームで相乗効果を生み出せるように努めていきたいと思っています。 ④本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。 部活動 ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私は高校から大学にかけて、サッカー部に所属していました。サッカー部に所属している間に一番大切にしていたことは、勝つための努力と仲間たちとの時間でした。厳しい練習にくじけそうになる仲間も多かったのですが、励まし合いながら練習を頑張り絆を深めることで、一緒に壁を乗り越えるという経験を積んできました。 ③これから先もくじけそうになることや、失敗することもあると思いますが、部活動で得た経験を活かし、会社の仲間と助け合いながらたくさんの壁を乗り越え、御社に貢献していきたいと考えています。 ④本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。 留学経験 ■例文 ①〇〇大学〇〇学部の〇〇学科の〇〇と申します。 ②私は大学時代カナダに1年間留学し、現地の方々との交流を通じ、語学力の習得に励んできました。 その中でも一番の収穫はカナダ人以外だけでなく韓国、台湾、アメリカ、イギリスなど様々な国の友人ができたことです。当初は拙い英語でしたが、積極的に話しかけ、色々な行事に参加する事で友達の輪を広げることができました。これによって、様々な国の文化を知り、その異文化に対し柔軟に対応する適応力も身に付きました。 ③今後海外展開を検討されている御社においても、留学で培ってきた積極性や適応力を活かして貢献できるように頑張りたいと考えています。 ④本日はどうぞ宜しくお願い致します。 趣味 ■例文 ①〇〇大学〇〇学部の〇〇学科の〇〇と申します。 ②私の特技はダンスで、6年間続けており、これまでに色々な舞台で踊る機会がありました。一番印象に残っている舞台は、アメリカの大会で3000人を前に仲間5人と踊った時のことです。結果は3位と悔しい結果に終わりましたが、場内の熱気と高揚感は今でも忘れられません。 ダンスを通じて、仲間と協力することの大切さを学ぶことができました。 ③貴社の〇〇というビジョンに共感しており、今までの経験を活かし仲間と協力しながら貢献できるよう努力していきたいと考えています。 ④本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。 CHECK! 自己紹介で何を話せば良いか分からない 学業やサークル・アルバイト活動をやっていなかったという場合には、特技や趣味、自分自身の性格など、プロフィール以外の内容を伝えられると良いでしょう。 自分自身の性格を伝える場合には、自分自身にキャッチコピーを付けるなど独自性を持たせる内容にすると印象に残りやすいです。 新卒の面接|自己紹介は練習しておこう 自己紹介の文章を作成した後は必ず声に出して練習してみましょう。ここでは、練習の方法を2つご紹介しますので、是非参考にしてみてください。 動画で撮影してみる 自分自身が話している様子を客観的に見るために、スマホなどを利用して動画を撮影すると良いでしょう。話している時には気付かなかった癖に気付くこともあります。視線や表情、仕草などを確認し、好印象を与える態度になっているかどうかをチェックしてみてください。 友人の前で話してみる 友人に協力してもらい模擬面接のような形をセッティングし、友人の前で自己紹介を実践する方法もおすすめです。自分だけでは気付かなかった癖に気付くこともできますし、声のトーンや視線など人前で話す環境に慣らすこともできます。 このような記事も読まれています 新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

2023.12.18

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優秀な就活生は把握している履歴書の基本的な書き方【例文&テンプレートつき】

「履歴書の基本的な書き方がわからない・・・」 「的外れな書き方になっていないかな・・・」 このように履歴書の書き方に自信がない就活生へ向けて、本記事では履歴書の基本的な書き方を細かくご紹介いたします。例文とテンプレートもご用意しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 履歴書は手書きでもPCでもOK 厚生省推奨のテンプレートの使用がベター 履歴書作成にあたっては「履歴書(A4サイズ)」「封筒(白)」「証明写真」の3点を用意する 履歴書作成にあたり、空欄、略称、修正テープ(ペン)はNG 履歴書を郵送する場合と面接会場の受付で提出する場合には「添え状」が必要 就活における履歴書の書き方の見本(全体像) 就活の履歴書作成時のポイント・注意点 就活において、履歴書は基本的に書かれてある内容で判断されるため、手書きでもPCで作成してもどちらでも構いません。どちらの方法で書いたからといって評価に影響することはないため安心してください。 ただし、創業年数が長い企業や人との繋がりや思いやりを重んじる企業においては手書きを好むところもあるため、事前に下調べをしてから作成するのがベターです。 中には押印欄のある履歴書もありますが、その場合は押印を忘れないようにしましょう(シャヤチハタタイプはNG。実印や銀行印に使用していない認印を使用するのがベター)。印鑑欄がなければ押印の必要はありません。 なお、履歴書の学歴欄を埋める際には下記の入学・卒業年度早見表を利用すると便利です。 生まれた年 高等学校(高校) 短大・専門学校 大学 入学 卒業 入学 卒業 入学 卒業 平成21年 (2009年) 令和3年4月 (2022年) 令和10年3月 (2028年) 令和10年4月 (2028年) 令和12年3月 (2030年) 令和10年4月 (2028年) 令和14年3月 (2031年) 平成20年 (2008年) 令和3年4月 (2021年) 令和9年3月 (2027年) 令和9年4月 (2027年) 令和11年3月 (2029年) 令和9年4月 (2027年) 令和13年3月 (2031年) 平成19年 (2007年) 令和2年4月 (2020年) 令和8年3月 (2026年) 令和8年4月 (2026年) 令和10年3月 (2028年) 令和8年4月 (2026年) 令和12年3月 (2030年) 平成18年 (2006年) 平成31年4月 (2019年) 令和7年3月 (2025年) 令和7年4月 (2025年) 令和9年3月 (2027年) 令和7年4月 (2025年) 令和11年3月 (2029年) 平成17年 (2005年) 平成30年4月 (2018年) 令和6年3月 (2024年) 令和6年4月 (2024年) 令和8年3月 (2026年) 令和6年4月 (2024年) 令和10年3月 (2028年) 平成16年 (2004年) 令和2年4月 (2020年) 令和5年3月 (2023年) 令和5年4月 (2023年) 令和7年3月 (2025年) 令和5年4月 (2023年) 令和9年3月 (2027年) 平成15年 (2003年) 平成31年4月 (2019年) 令和4年3月 (2022年) 令和4年4月 (2022年) 令和6年3月 (2024年) 令和4年4月 (2022年) 令和8年3月 (2026年) 平成14年 (2002年) 平成30年4月 (2018年) 令和3年3月 (2021年) 令和3年4月 (2021年) 令和5年3月 (2023年) 令和3年4月 (2021年) 令和7年3月 (2025年) 平成13年 (2001年) 平成29年4月 (2017年) 令和2年3月 (2020年) 令和2年4月 (2020年) 令和4年3月 (2022年) 令和2年4月 (2020年) 令和6年3月 (2024年) 平成12年 (2000年) 平成28年4月 (2016年) 平成31年3月 (2019年) 平成31年4月 (2019年) 令和3年3月 (2021年) 平成31年4月 (2019年) 令和5年3月 (2023年) 平成11年 (1999年) 平成27年4月 (2015年) 平成30年3月 (2018年) 平成30年4月 (2018年) 令和2年3月 (2020年) 平成30年4月 (2018年) 令和4年3月 (2022年) 平成10年 (1998年) 平成26年4月 (2014年) 平成29年3月 (2017年) 平成29年4月 (2017年) 平成31年3月 (2019年) 平成29年4月 (2017年) 令和3年3月 (2021年)   各項目の詳しい書き方を知りたい場合にはこちらをクリックしてください。   【厚生労働省推奨】就活用履歴書のテンプレート 令和2年7月以降、厚生労働省は公正な採用選考を確保する観点から新たな履歴書の様式例を検討し、厚生労働省履歴書様式を作成しました。 それまで厚生労働省が推奨していたJIS規格の履歴書の様式例からは下記の2点が変更されています。 ①「性別」の記載は任意。未記載も可能 ②下記の4項目は設けない ・通勤時間 ・扶養家族数(配偶者を除く) ・配偶者 ・配偶者の扶養義務 就活の履歴書のサイズの選び方 履歴書のサイズはA4かB5(履歴書を半分に折った時のサイズ)の2種類しか存在しません。 A4サイズ B5サイズ A4サイズはB5サイズよりも大きくより自分をアピールする要素を盛り込みやすいということで、就活ではA4サイズの履歴書を使用するのが一般的とされています。一方、B5サイズの履歴書は転職やアルバイト用のものが多くなっています。 ただし、B5サイズのものを使ったからといって選考に不利になることはありませんので、利便性などの観点からB5サイズを使いたいという方はこちらでも構いません。 就活の履歴書作成時に準備するもの 就活の履歴書を書く際には、事前に下記を準備しておきましょう。 茶封筒でも問題はありませんが、封筒はできるだけ白いもので、履歴書のサイズに合ったものを選びましょう。 また、履歴書を採用担当者に直接手渡しする場合にはクリアファイルに入れるのがマナーですので、履歴書用紙と封筒が入るサイズのクリアファイルをそれぞれ用意しておくと良いでしょう。 そして履歴書に貼る証明写真の一般的なサイズは縦4cm×横3cmです。Web履歴書用に画像を用意する場合サイズの指定は特にありませんが、推奨サイズは560×420ピクセルといわれています。 ただ企業によって求められる画像サイズが異なるため、志望企業のサイズはどれくらいなのかを事前に確認するのがベターです。 証明写真の背景色は白が無難ですが、基本的には白、青、グレーの中から、スーツの色みを考慮して選ぶと良いでしょう。できればスピード写真機ではなく、写真館で表情の作り方や姿勢などのレクチャーを受けながら撮影するのがベターです。 【項目別】就活の履歴書の書き方 さて、ここからは就活の履歴書の書き方について、項目別により詳細な情報をご紹介したいと思います。 日付欄 履歴書の右上に記入する日付について、郵送の場合は投函日、面接で手渡しする場合は面接日の日付を記入しましょう。履歴書を作成した日を書くわけではないということを覚えておいてください。 また、日付は元号でも西暦でもどちらでも問題ありませんが、履歴書全体で統一するよう留意しましょう。 写真欄 先ほどもお伝えした通り、履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦4cm、横3cmですが、企業によって写真のサイズが異なる場合もあるため事前に確認するのがベターです。 写真を撮る際は必ずスーツを着用し、既に撮影してある写真を使用する場合は撮影時から3ヶ月以内のものを使用するようにしてください。 また、履歴書から写真が万が一剥がれてしまった時に備え、写真を貼る際には写真の裏側に氏名と連絡先(場合によっては学校名も添える)を記入しておきましょう。 住所欄 住所は都道府県から書き、省略しないようにしましょう。「〇-〇-〇」などと簡易的に書くのではなく「丁目、番、号」を用いて書き、マンション名も省略しないでください。 郵便番号や住所にフリガナを書くのも忘れないようにしましょう。 メールアドレス欄 企業から届くメールはパソコンでしか開けない添付ファイルが送付されることもあるため、softbankやdocomoなどのキャリアメールではなく、gmailやyahooメールなどのPCアドレスを記載しましょう。 また、メールアドレスを作成する際はメールアドレスに氏名を入れるようにし、プライベートだとわかるようなものや自分の愛称が入っているようなものは使用しないのが無難です。 印鑑の押印欄 履歴書に押印箇所がある場合は押印が必要です。押印を失敗してしまう可能性もあるため、押印は履歴書を書き始める前に行うと良いでしょう。押印する際は以下のポイントを参考にしてみてください。 ✓紙に対して垂直に押す ✓捺印マットを使用する ✓印鑑の中心を軸に小さく「の」を描くようにぐりぐりと押す 万が一押印で失敗した場合は、新しい紙でやり直しましょう。 学歴・職歴欄 学歴は中学校卒業から書き、学校名は省略しないようにしましょう。大学名を書く際は学部・学科、卒業見込みも忘れずに書きましょう。予備校や塾は正規の教育機関ではないため履歴書に書く必要はありません。 また1年以上の留学経験がある場合には学歴欄に記入します(1年以内の場合は記入する必要がありません)。書く際は下記を参考に書いてみてください。 ■留学の記述例 平成◯年4月 ~~大学~~学部~~学科 入学 平成◯年×月から平成◯年◯月まで ~~(国)~~大学~~学部~~学科に留学 令和◯年3月 ~~大学~~学部~~学科 卒業見込み ちなみに休学をした場合は「~~大学~~学部~~学科 休学」と記述し、その一行下に休学した理由を簡潔に書きましょう。 ■休学の記述例 平成◯年4月 ~~大学~~学部~~学科 入学 平成◯年×月 ~~大学~~学部~~学科 休学         病気療養のため◯年休学。現在は完治。 令和◯年3月 ~~大学~~学部~~学科 卒業見込み 次に職歴欄についてです。アルバイトは職歴に含まれないため、一般的な就活生は「なし」と記入しましょう。ただし、長期インターンに参加したことがある就活生は職歴の欄に記入します。 短期インターンの場合はアピール材料になりにくいため、記入する必要はありません。 ■記述例 平成◯年◯月 株式会社ネオキャリア(インターン) 免許・資格欄 取得済みの資格名を書く際には正式名称で書きましょう(英検ではなく「実用英語技能検定」、運転免許ではなく「普通自動車第一種運転免許」とするなど)。 普通自動車運転免許を持っている方はそれを一番上に書き、それ以外の資格をその下に羅列します。 ちなみに、仕事と全く関係のない資格や英検3級などの難易度がさほど高くない資格は記入してもアピールになりにくいため記載しない方が無難です。 志望動機・自己PR欄 志望動機と自己PRが同じ項目として掲載されている場合には、どちらか一方を記入します。 志望動機の書き方と自己PRの書き方はそれぞれ個別の記事にまとめてありますので、ぜひ下記の記事を参考にしながら書いてみてください。 本人希望記入欄 本人希望記入欄がある場合は「貴社規定に従います」と書くのが一般的です。 本人希望記入欄は基本的に転職をする場合に年収や働き方などの希望を記入する欄であるため、就活生の場合は希望を書くのは避けた方が良いでしょう。 就活生が履歴書でやりがちな失敗ポイント ここまで履歴書の基本的な書き方について紹介してきましたが、中には就活生がやりがちな失敗ポイントがありますので、ここで簡単に把握しておきましょう。 空欄がある 書けることがないからと履歴書に空欄を作ってしまう就活生がいますが、これはNGです。というのも、採用担当者から注意力が散漫だ、やる気が感じられないなどとネガティブに捉えられる可能性が高いからです。 そのため基本的に履歴書はどの欄も埋めるように意識し、本当に書けることがない場合には「特になし」と記載するようにしましょう。 略称を使っている 履歴書において略称を使うのはマナーとしてNGです。「バイト」「就活」「インターン」などの普段何気なく使っている言葉に注意するようにしましょう。 ・バイト→アルバイト ・就活→就職活動 ・インターン→インターンシップ 文章が読みにくい 企業の採用担当者は1日に大量の履歴書をチェックしているため、文章が読みづらい場合には最後まで履歴書を読んでもらえない可能性があります。 志望動機などの文章を書く際には必ず結論から書くことを意識し、できるだけスッキリまとまるように書きましょう。文章を作成した後、第三者からチェックしてもらうのも良い方法です。 修正ペン・修正テープを使用している 履歴書で修正ペンや修正テープを使用するのはNGです。マナーとしては新しい履歴書に書き直すのが一般的ですが、どうしても難しい場合には間違えてしまった部分に定規で二重線を引き、その上から訂正印を押すようにしましょう。 就活の履歴書を入れる封筒の書き方 就活で履歴書を提出するにあたっては封筒に入れる必要があります。そこでここでは履歴書を入れる封筒の書き方についてもお伝えいたします。 郵送の場合 郵送する場合、封筒の表面には「宛名」「住所」「赤字で〇〇在中」と記載します。宛名を書く際には下記のポイントに留意しましょう。 ★企業、部署宛へ送付する場合は「御中」と書く ★個人宛へ送付する場合は「様」と書く ★個人名が不明な場合は「〇〇ご担当者様」と書いてもOK 住所は略さず「丁目、番地、号」を用いて書き、最後には忘れずに赤字で「履歴書在中」と書くようにしましょう。 裏面には自分の住所と差出人名(自分の名前)を封筒の真ん中より左側に書いてください。 手渡しの場合 封筒の表面は、郵送の時同様左下に「履歴書在中」と赤字で記載します。郵送する場合は封筒に宛名を記載しますが、手渡しで履歴書を提出する場合宛名は必要ありません。 裏面には日付・郵便番号・住所・氏名を記載します。日付は提出日(面接当日)の日付を書きましょう。 就活の履歴書に同封する添え状の書き方 ちなみに手渡しの場合は不要ですが、履歴書を郵送する場合や面接会場で受付に履歴書を渡す際には添え状が必要となりますので、ここで書き方を学んでおきましょう。 日付 まずは右上に日付を記載しますが、こちらは作成した日付ではなく投函する日付を書きます。西暦でも和暦でも問題ありませんが、全体を通して統一するようにしましょう。 宛名 左の上側に宛先を書きます。企業や部署宛てで郵送する場合には「正式会社名+正式部署名+御中」と書くようにしましょう。 差出人 右側には差出人情報として「大学名」「学部・学科」「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」を記載します。 タイトル 添え状のタイトルは趣旨が一言でわかるよう、「選考応募書類の送付につきまして」などと中央揃えで記載するのがベターです。 本文 添え状の本文を書く際は下記の3ポイントを意識して書いてみましょう。 (1)「拝啓」「敬具」などの頭語を書く (2)時候を書く (3)「敬具」「敬白」などの結語で閉める 記 結語から一行空けて中央揃えで「記」と記入し、その下に送付書類を記載して何が同封されているかがひと目でわかるようにしましょう。最後には右下に「以上」と書いて締めくくります。

2023.11.17

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専門外の就職は可能?専門学校生の就活を成功に導く3つの方法とは?

「専門学校生は大学生と違って就職するのが難しそう・・・」 「専門学校生でも一般企業に就職できるのかな・・・?」   このように一般企業へ就職したいと考えているものの「専門学校生の自分では就活に不利になってしまうのではないか」と不安に感じてはいませんか?結論からいえば、専門学校生でも十分に就職することは可能ですし、不利でもありません。   本記事では専門学校生が就職に不利ではない理由をお伝えしたうえで、着実に就活を成功に導く3つの方法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 専門学校生の就職率は90%以上で有利といえる 専門学校生は即戦力となることをアピールできる 基本的に専門学校生は学校に寄せられた求人の中から企業を選ぶことになる 一般企業への就職を目指すなら就活エージェントの利用が便利 専門学校生の就職率は不利ではない 専門学校は特定の分野に特化して学びを深めていくため、その分野における就職率は高い水準を誇っています。   事実、東京都専修学校各種学校協会「令和2年3月 専門課程卒業者の就職状況調査」の「令和2年3月卒業者の就職状況(昼間部)」によれば、専門学校卒の就職率は94.5%(関連職種への就職率は94.4%)となっています。   上記は昼間部の数値ですが、夜間部においても就職率は90.5%(関連職種への就職率は92.3%)と高水準となっています。   専門学校では知識のみならず、より専門的かつ実践的な、いわゆる職業訓練に近い内容を取り入れている傾向があるため、就職後も比較的早い段階で戦力となることが期待されているのです。   専門学校からの就職が難しいのではないかと不安な方は、必要以上に心配する必要はありません。本記事でお伝えする情報をもとに、しっかりと準備を行って就活に臨みましょう。   専門学校の就活生の強み 就活に不利になるのではないかと思われがちな専門学校生ですが、実際には就職で強みとなる大きなポイントがあります。 専門知識や資格を活かせる 専門学校では授業の中で資格を取得できたり、資格の取得しなければ単位を取得できないケースもありますが、こうして培った専門知識や取得した資格を活かして就職活動を行えるのは専門学校の就活生の大きな強みです。   その業界についての知識やスキルが一切ない就活生に比べ、専門学校生は即戦力となることを選考でアピールできるため、就活が有利になるといえます。   業界とのコネクションがある また、その業界とのコネクションがある点も専門学校の就活生の就職を有利に進める大きなポイントです。   専門学校にはその業界の企業から求人が多く寄せられることに加え、教師や講師陣も独自にコネクションを持っていることが多いため、業界関係者でなければ知りようのない情報を教えてもらうことが可能です。   なお、看護学校の病院実習やIT系の専門学校のプログラミングにまつわる大会、美容系専門学校のコンテストといった実務研修や競技会が設けられることもあり、自分のスキルを客観的に評価される機会を得られます。   ここで結果を出すことができれば就活時に大きな武器となるため、学校での学びや頑張りが直接就活に結びつくことも専門学校の利点といえます。   専門学校生と大学生の就職活動の違い 一般的に大学の就活生の多くは就活サイトを活用したり、合同説明会やインターンシップへの参加を通して情報を集めたりして自力で就職先を探します。   数ある業界、企業について自力で情報を集めることには大きな労力が伴いますが、その分自分が興味を持てる業界や企業を吟味できる利点があります。   一方、専門学校の就活生は専門学校に寄せられた企業の求人の中から就職先を選ぶのが一般的です。   美容師や調理師、技術職など、専門分野に精通した学生と効率的に接点を持つことができるということで、専門学校にはその分野で活躍できる求人が多く集まってきます。   最初から有利なポジションで就活を行えるのは専門学校生の特権です。ただ、逆にいえば専門学校生は特定の企業の中からしか求人を選べないということにもなります。   もしそれ以外の企業に就職したいと考えた場合には自力で情報を集め、就職活動を進めていく必要がありますが、それにはそれ相応の時間と労力がかかります。   専門学校生の就職活動を成功に導く3つの方法 では、専門学校生が就活を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは専門職に就職する場合と一般企業に就職する場合の2つのケースについてお伝えします。  専門職に就職する場合 専門学校から専門職に就職する場合には、主に下記のキャリアセンターに相談する方法が考えられます。   学校ごとに異なりますが、専門学校のキャリアセンターでは企業選びや就活対策の仕方といった就職相談を行うことができます。「将来やりたいことがわからない・・・」といった抽象的な相談にも乗ってもらうことが可能です。   専門学校に寄せられた企業の情報をもとに、過去データを基にした選考対策のアドバイスも受けることができるところもあります。繰り返しになりますが、特定の企業とのコネクションがある点が専門学校の大きな強みです。   就活に役立つ資格の取得や作品づくりをサポートしてもらうこともできるため、専門学校に寄せられた求人への応募を考えている方はぜひ活用したいところです。   一般企業に就職する場合 専門学校から一般企業に就職する場合には、主に下記の方法が考えられます。   ・就活イベントに参加する ・就活エージェントに相談する 就活イベントには合同説明会やOB・OG訪問などが挙げられます。こうした就活イベントに参加することで一般企業それぞれの情報を集め、吟味するヒントとして役立てられるのです。   大学生の場合はインターンシップに参加して実際にその企業の社員の間近で働くことでその企業の空気感を知る方法もありますが、専門学校生は大学生よりも一日の授業数が多いため、なかなかそういった時間を確保することは難しいでしょう。   そして2つ目の就活エージェントは、就活生一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつき、就職活動の準備から入社までをサポートしてくれるサービスを指します。   カウンセリングを通じて自分に合った企業を紹介してもらうことができ、ES・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらうことが可能です。   専門学校生が一般企業を目指して就活を行う際、全く知らない業界や企業について一から情報を集めて就活対策を進めていくには限界があります。   そこであらゆる業界について知識があり、就活対策に精通している就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分一人で進めるよりも就活がスムーズになるだけでなく、自分では知ることができなかった業界や企業と出会える可能性も高まります。   専門学校のキャリアセンターでは、一般企業についての紹介や対策を行ってくれるケースが少ないため、一般企業への就職を目指す方は就活エージェントに相談して企業を紹介してもらうと良いでしょう。

2023.11.06