向上心をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文5選

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「就活の自己PRで向上心をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」
「そもそも自己PRで向上心をアピールしても問題ないの?」

このように、自己PRで向上心をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、向上心をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。

例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 就活の自己PRで「向上心」をアピールするのはアリ
  • 就活の自己PRで「向上心」をアピールする場合「別の言葉への変換」「思考や行動の明記」「将来の組織での経験への関連づけ」が重要

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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

就活の自己PRで「向上心」をアピールするのはアリ?

 

そもそも就活の自己PRで「向上心」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。

goo辞書によると「向上心」とは「現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目指して努力する心」を指し、企業が就活生に求める向上心とは「現状に満足せずにより高い目標を目指して努力し続けられること」を言うと考えられます。

こういった成長意欲のある人材はより大きな成果を得やすいため、企業から評価を受けやすいのです。ちなみに、就活における自己PRではただ向上心があることだけをアピールしても信憑性に乏しくなってしまいます。

「目標や課題に向けて具体的にどのように行動したのか」「そこからどのような学びや強みを得たのか」「それをどう入社後に活かして活躍できるのか」までを伝えられると、より高評価を受けやすくなるでしょう。

就活の自己PRで向上心をアピールする際のポイント

就活の自己PRで向上心をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。

「向上心」を別の言葉に変換する

「向上心」という言葉は抽象度が高いため、ただ「私の強みは向上心があることです」と伝えても本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。

そこで、向上心という言葉を別の言葉に変換することで具体性を持たせられるほか、他の就活生との差別化にもなるためおすすめです。ぜひ下記の表現を参考に、自己PRに使おうと考えているエピソードに沿った言い換えを考えてみましょう。

・目標に向けて努力し続けられる
・強い成長意欲がある
・より高みを目指して努力する姿勢を心掛けている
・現状に満足せず、常に上を目指している
・負けず嫌いである
・現状を打開するために試行錯誤できる

「何を考えどう行動したのか」を明記する

ただ「私の強みは目標に向けて努力し続けられることです。サッカー部の部員として全国大会出場を目指して練習に励みました」とだけ伝えても説得力に欠けてしまいます。

自己PRで向上心をアピールするにあたっては、その向上心をもってどのような課題に対して何を考え、どう行動し、どのような結果を得ることができたのかまで書くことで信憑性を持たせることが大切です。

中にはさほど大きな目標に向かって努力した経験がないと悩む就活生もいますが、目標の大きさは関係ありません。目標を達成するために何を考え、どう行動に落とし込んだのかの経緯こそが、今後社会人として働いていくうえで重要な素養となるからです。

目標や実績に大きさは一旦置いておき「サッカー部のキャプテンとして部員一人ひとりと対話する時間を設けてモチベーションアップに努めつつ、試合中の映像をもとに個人個人の練習メニューを考え直すなどして精神面と物理面でチームの強化に尽力した」などと具体的に伝えられると高評価を得られる自己PRを作成できるでしょう。

個人のエピソードは”将来の組織での経験”に結びつける

向上心にまつわるエピソードは自分一人で努力したものとチームで力を合わせたことの2種類に分かれます。多くの企業では組織で連携して働くことが重要視されるためチームで力を合わせたエピソードを伝えられるとベターです。

ただ、個人で努力したエピソードを伝えた場合には、その経験から学んだことや培ったことを今後会社組織でどのように活かせるかまで書くことができれば問題ありませんので、自信をもって作成しましょう。

就活で向上心をアピールする自己PRの書き方

実際に就活の自己PRで向上心をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。

まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。

ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「向上心」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。

次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。

それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。

ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。

そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。

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【活動別】就活の自己PRで向上心をアピールする例文5選

最後に、就活の自己PRで「向上心」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

●結論⇨
●エピソード⇨ 
●結果・学んだこと⇨ ピンク
●入社後⇨ オレンジ

部活動

私の強みは常に高い目標に向かって努力できることです。
大学時代はテニス部に所属していたのですが、チーム内で唯一私だけがテニス未経験者で最初は周りの練習についていくことすら難しい状況でした。本来であれば周りの経験者とラリーができるようになれば御の字というところでしたが、私はなんとしてでも試合に出られるようになりたいと考え、土日にテニス教室に通って練習し、そこのコーチに自分用の練習メニューを作ってもらい、部活の前と後の時間も個人練習を欠かしませんでした。
結果、大学2年生のタイミングで一度だけレギュラーメンバーとして大会に出場することができました。
入社後もこの向上心を大切にし、経験したことのない業務にも全力でチャレンジしていきたいと思います。

インターンシップ

私の強みは現状に満足せずにより高い目標を目指して努力できる点です。
昨年まで参加していた長期インターンシップにおいて私は記事執筆業務に従事していたのですが、社員の方からは「記事の質が高いにもかかわらず執筆スピードも問題ない」との声をいただいていました。しかし私はもっと生産性を高めたいと考え、記事の質を担保しつつ執筆スピードを高められるよう一般的な効率UP施策を実施しつつ、二度同じフィードバックを受けぬよう反省点管理シートを作成して運用しました。
結果、以前から質を落とさぬ状態で1記事あたりの執筆時間を6時間から5時間に短縮させることができ、月に納める記事数も増やすことができました。
入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。

ボランティア

私には、現状に満足せず常により納得できる結果のために行動し続けられる強みがあります。
大学2年生の頃、枯れ木の撤去や清掃などを行うボランティアを自分一人で行っていたのですが、開始後2ヶ月頃のタイミングで人数的な限界を感じるようになり、その後地域清掃のボランティア団体を立ち上げるに至りました。最初は家族や友人に声をかけて行うような小規模なものでしたが、もっと規模を大きくしてより社会貢献に繋げたいと考え、SNSによる情報発信や町役場の方に問い合わせて連携を取るようにしました。
その甲斐あって、現在では毎度40人以上が参加してくださるようになり、ボランティアを実施できるエリアも広がりました。
貴社に入社できた際にはこの成長意欲を大切にし、いかなる課題にぶつかっても打開策を模索して主体的に行動していきたいと思います。

サークル

200人を超えるダンスサークルの公演で、振付師に立候補し、公演内容の抜本的な改革により、成功に導いた。公演終盤の観客の倦怠感を払拭するべく、既存の公演に新規性を持たせた。具体的には、ショーの順番を完成度で順位化し、強みと弱点を明確化することで、公演全体の質の向上に結びつけた。さらに公演に対する熱意の方向性を一貫させるべく、過去最高の公演のために、それまでの公演を超えるべく『下克上』という大目標を立てた。各ジャンル内では、短期目標を半月毎に設定・共有し、個々の士気を高めた。
その結果、前年の1.5倍の観客総動員数を達成した。これらの経験を通じて、リーダーとして戦略的に問題に挑戦し続ける重要性を学んだ。

アルバイト

私の強みは任された業務に全力を尽くし、より高い価値を提供できるよう尽力できることです。

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【企業別】就活の自己PRで向上心をアピールする例文2選

最後に、就活の自己PRで「向上心」をアピールする例文を企業別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

自己PRで向上心をアピールした例文:日本生命(日本生命保険相互会社)

大学での学芸員資格取得に力を入れて取り組んでいます。高校生の頃から世界史が好きで特に文化史に興味がありました。大学生になってからは美術への関心が更に高まり、休日や学校帰りに美術館へ行く機会も増えたため、資格を取得しようと決めました。自分の学部の専門科目とは異なる授業を受講するなかで、他学科の学生の知識量に圧倒され、一人で授業を受けることに不安を感じました。また周囲には専門科目以外の単位取得が難しいという理由から資格取得を諦める学生もいました。
しかし、周りの友人からも言われる、芯が強く何事も最後まで諦めずやり遂げるという自分の強みを発揮し、一度も授業を欠席することなくほとんどの授業でA以上の成績を修めました。今後実習も控えているため、現在も資格取得に向けて日々取り組んでいます。 この経験から、何事もすぐに諦めることはせず物事に取り組むという姿勢を大切にしたいと感じるようになりました。

自己PRで向上心をアピールした例文:キッコーマン

私の強みは、柔軟性を持ってチームをリードできることです。

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