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計画性をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選

「就活の自己PRで計画性をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで計画性をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで計画性をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、計画性をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリ 就活の自己PRで「計画性」をアピールする場合「短所として捉えられない工夫」「別の言葉への変換」「計画を立てた際のこだわりの明記」が重要   就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリ?   そもそも就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。ただし、ただ計画性があるだけで実行に移せなかったり結果に繋げられなかったりする可能性があります。 就活の自己PRで計画性をアピールするにあたっては、どういった目標や課題に対して何を考え、どういう意図をもって計画を立てたのか、そしてそれをどのように実行しどういった結果に繋げることができたのかまでを併せて述べることで、ご自身が持っている計画性によって具体的な成果に繋がることを採用担当者に伝えるのが重要です。 就活の自己PRで計画性をアピールする際のポイント 就活の自己PRで計画性をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。 短所として捉えられぬように伝える 「計画性」という言葉は、アピールの仕方によって「融通が利かない」「慎重すぎて意思決定や判断に時間がかかる」などと短所として捉えられてしまう可能性があります。 計画性があると同時に協調性があることをアピールしたり、場合によっては計画を立てるよりも先にアクションを起こすこともあるなどの柔軟性をアピールしたりすると、ネガティブな印象を与えにくくなるでしょう。 「計画性」を別の言葉に変換する 「計画性」という言葉は抽象度が高いため、ただ「私の強みは計画性があることです」とだけ述べても本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。 そこで、計画性という言葉を別の言葉に変換することで具体性を持たせられるほか、他の就活生との差別化にもなるためおすすめです。ぜひ下記の表現を参考に、自己PRに使おうと考えているエピソードに沿った言い換えを考えてみましょう。 目標に向けてスケジュールを立て実行することができる ゴールから逆算して計画を立てることができる 自己管理や時間管理が得意である リスク管理が得意である 限られた期間で成果を出せる 物事を効率的に進められる 計画を立てた際のこだわり・工夫も盛り込む 就活の自己PRで計画性についてアピールするにあたっては、その計画を立てた際のこだわりや工夫も盛り込むことで計画性の高さが伝わりやすくなるほか、その計画力があって初めて成果に繋がったと採用担当者に感じてもらうことができます。 実際にどういった計画を立てたのかを伝える際には、具体的な数値を用いるとより説得力が増すためおすすめです。 就活で計画性をアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで計画性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「計画性」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。 【活動別】就活の自己PRで計画性をアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「計画性」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みはあらかじめ計画を立てることで、その時すべきことが何かを明確にし効率的にアクションを起こせる力があることです。 大学時代アルバイトとして働いていたレストランではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。 部活動編 私には高い目標に向けて細かい計画を立て、着実に実行に移せる強みがあります。 大学時代はサッカー部に所属していたのですが、私たちのチームは歴代弱小でメンバーの士気も低い状態でした。そこで私は県大会出場という目標を掲げ、サッカー経験が特に長い選手としてチームの強化に努めることを決めました。メンバー一人ひとりの練習風景を観察しながらそれぞれの練習メニューを考えることと並行して、コーチと相談しつつ大会の予選時期から逆算した練習予定を組み、練習試合の予定なども要所要所で入れていきました。メンバーのモチベーションを高めるために定期的に1on1も導入し、精神面、物理面でもサポートいたしました。 その甲斐あって、初戦で敗退してしまいましたが丸一年かけて県大会出場を果たすことができました。 貴社への入社後もこの計画性を活かして、より高い目標を達成できるよう尽力していきたいです。 インターン編 私の強みは、目標達成までの計画を立て必要なタスクを順序立って進められることです。 昨年参加したインターンでは、約2週間かけて新商品を企画する課題が出されたため、私は2週間後のプレゼンをゴールとして逆算してタスクを洗い出し、TO DOに優先度をつけてスケジュールを立てました。どのタイミングで何をすべきかが明確になったお陰で納期が近づいても焦ることなく、安定して準備を進められました。 結果、私のプレゼンは周りの学生よりも高い評価を受けることができ、賞もいただくことができました。 入社後はこの計画力を活かし、任された業務をより効率的に進めてより高い価値を発揮できるよう努めたいです。 受験編 私には目標に向けて具体的に計画を立て実行できる強みがあります。 私は高校受験で第一志望だった公立高校に落ち、滑り止めだった私立高校に通うことになりました。両親は励ましてくれましたが、中学3年間惜しむことなく学業に費用をかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、私は高校で指定校推薦枠を獲得して着実に納得できる水準の大学に入れるよう猛勉強することを決めました。そのために私は高校3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みの間にその日の宿題を全て終わらせ、放課後にはその日の復習ノートをつけ、移動中の英単語の勉強も徹底いたしました。 その甲斐あって私はクラスTOPの成績を貫くことができ、第一志望の大学の指定校推薦枠を獲得することができました。 貴社へ入社できた際にはこの計画性と継続力を活かして、どのような難しい目標に対しても全力で臨みたいと考えております。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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【就活】最大限「協調性」をアピールできる自己PR・例文7選

「自己PRで協調性をアピールしたいけど、どうすれば良いんだろう?」 「そもそも協調性って企業はどう評価するんだろう?」   このように自己PRで協調性をアピールしたいと考えている方に向けて、本記事では自己PRで協調性をアピールする就活生を企業がどう評価するのかをお伝えしたうえで、協調性をアピールする自己PRの書き方をご紹介します。   例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 企業は「協調性」に「立場が異なる人と協力しつつ、様々な異なる意見をまとめ、最終的に成果へ繋げることができる力」を求めている 自己PRで「協調性」をアピールするのはアリ 自己PRはフレームワークに沿って書くと伝わりやすくなる 「協調性」を別の言葉や言い回しに変換させると具体性が増しやすくなる 自己PRで「協調性」をアピールする就活生に対する企業の所感 “協調性”というと周りの流れに合わせられる、人の意見を取り入れられるといった内容をイメージする就活生も多いかもしれません。   しかし企業が”協調性”の中に求めるのは「立場が異なる人と協力しつつ、様々な異なる意見をまとめ、最終的に成果へ繋げることができる力」であるといえます。   自己PRで”協調性”をアピールすること自体に問題はありませんが、企業が求めている”協調性”が何なのかを理解したうえでアピールしなければ的外れな内容になってしまいかねないため留意しましょう。   自己PRで「協調性」をアピールする就活生が評価される理由 では、自己PRで協調性をアピールする就活生はなぜ評価されるのでしょうか? 業務を円滑に進められる可能性が高いから 社会には自分と違った考えや意見、視点を持った人と多く出会うことになり、仕事を進めていくうえではそういった人たちの意見と自分の意見をうまくまとめていく必要があります。   時には自分の考えや意見とは違う方針で業務を進めなければならないこともありますし、そもそも馬が合わないなと感じる人とも一緒に仕事をしていく必要が出てくることもあります。   そのため、どういったタイプの人とでも協力し、周りの意見を汲み取りつつ成果に繋げようと努力できる協調性に長けた人材は企業から評価されやすくなるのです。   組織の力を最大化させられると考えられるから また、協調性のある人材は組織の力を2倍にも3倍にもすることができる能力を秘めています。   様々な考えや意見を持った人材が集まる一つの組織において、たとえ優秀な社員ばかりが集まったとしても、皆に協調性が見られなければその組織は個々人の力量にしか支えられません。   しかし、協調性のある人材が組織をまとめ上げようと率先して動くことで、その個々人の力が合わさり、組織として大きな力を持つようになります。   企業からは「協調性がある」=「個々人でできることには限りがあるが皆が力を合わせればもっと大きな力を発揮でき、さらに大きな成果へ繋げられることを理解している」と捉えられ、評価されやすくなるのです。   コミュニケーション能力が期待できるから どのような業界、職種であっても、業務を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力が必須です。どういった仕事でも最初から最後まで自分一人で完結するようなものはなかなかありません。   コミュニケーション能力が備わっていなければ、横の連携が取れず成功に繋がりにくいですし、対顧客に向けた仕事の場合は次の仕事に繋がらなくなる可能性もあります。   協調性がある人材は周りの意見を汲み取りつつ協力して業務を進められるため、コミュニケーション能力があると判断されやすいのです。   協調性がある人の特徴 「自己PRで協調性をアピールしようと考えているけど、そもそも自分のアピールポイントは協調性でいいのかな?」と迷っている方へ向けて、ここでは協調性がある人の特徴を簡単にご紹介します。 周りの意見を否定しない 協調性がある人には周りの意見を否定しない特徴が見られます。   協調性がある人はたとえ自分の考えや意見と違っていたとしても最初から否定するのではなく、一旦周りの意見を最後まで聞き、必要だと感じた部分については受け入れようとする姿勢を心掛けているものです。   「相手がこういう意見を出すということは、自分が持っていない違う角度からの視点があるのではないか」など、なぜ相手がそういった意見を出しているのかの背景を考えることで、相手の考えを理解しようと努めます。   そのように人の意見も取り入れることで、自分一人で立ち向かうよりも最終的により良い成果に繋がる可能性があると考えているからです。   また自分自身が意見を出す際には、自分の伝え方が相手にどういった影響をもたらすか、相手はどのように受け取るかなどをよく考えたうえで伝えようとする人が多いです。   洞察力がある 協調性がある人は、「このタイプの人にはどういう伝え方が合っているか」などを日頃から考える傾向にあるため、自然と洞察力が身につきます。周りの人の感情の動きなどを敏感に察知できるのです。   また自分の言動や行動についても、「こういう行動を取ったら相手はどう思うかな」と常に考える傾向があります。   社交的で明るい 協調性がある人は社交的で明るい傾向もあります。周りと協力して物事を進めよう、皆ができるだけ気持ちよくことを運べるようにしようと考えるため、良好な人間関係を築きやすいといえます。   就活の自己PRで「協調性」をアピールする方法 では、実際に自己PRで協調性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは一つのフレームワークをご紹介します。 まずは冒頭で「自分の長所が”協調性”である」という結論を端的に伝え、その後にそれを証明できる過去のエピソードを盛り込みます。   【例文】 私は組織の中で自分の役割を全うするために努力し続けるだけでなく、周りを巻き込みながら組織の力を最大化させることができる人間です。 私は大学の4年間は体育会の◯◯部でチームの仲間と共に練習に励んでおり、大学4年生の時にはポジションリーダーを務め、チーム全体を牽引できるようより一層力を入れて取り組んだ経験がございます。 当時のチームの目標は全国制覇を成し遂げることで、そのために自分ができることはチームで最も得点力のある選手になることと、チームメイトのモチベーションを向上させ、チーム全体の力を底上げすることだと考え、そのためのアクションを起こしました。 得点力を高めるために毎日1時間のシュート練習を自らに課し、実際の試合をイメージして自分の得意なプレーを磨いたり、チームメイトのモチベーションを向上させるために定期的な個人面談も実施しました。 こうした努力が実り、私は1年間で最も得点を取ることができるようになり、チームメイトの成長も実感することができたと考えております。 上記のように結論とその根拠となるエピソードについて伝えたら、自分がとった行動によって最終的にどういった成果を得られたのか、その経験を通してどういったことを学んだのかを伝え、そのうえで自分の長所である”協調性”を活かして入社後にはどのように志望企業へ貢献するかを述べます。   【例文】 結果的にチームの目標である全国制覇を達成することはできませんでしたが、4年間部活を続けリーダーを務めたことで責任感と協調性を培うことができました。現在はコーチとして後輩を指導しており、チームの目標に貢献したいと考えています。 私はチームとして何かに取り組むことが好きで、そのチームの目標を達成するために自分なりにできることを考え、貢献することに強い喜びを感じます。 【上級者向け】就活の自己PRで「協調性」をアピールする際のポイント ちなみに、同じ長所でもアピールの仕方次第では採用担当者に与える印象が大きく変わってきます。そこでここでは、自己PRで協調性をアピールする際のポイントを見ておきましょう。   「協調性」を別の言葉に言い換える “協調性”という言葉は抽象度が高いです。そのため自己PRで「私には協調性があります」とだけ伝えてしまうと、採用担当者との認識の差が生まれやすく、本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。   ”協調性”という言葉を「異なる価値観の中でも目標達成に向け行動することができる」などの別の言葉や言い回しに変換すると、より的確に伝えられるようになるでしょう。   他にも下記のように「傾聴力がある」「柔軟性がある」などの言葉に言い換えるのも一つです。   ・傾聴力 ・柔軟性 ・調整力 ・親しみやすい ・人間関係構築力 ・場をまとめる力 ・周囲を巻き込む力 ・意見の違う人とでも協力できる 「主体性」も併せてアピールする 「協調性がある」という要素だけをアピールした場合、中には「人と協調しているだけで主体性には乏しいのではないか」と捉えられてしまう可能性があります。   そのため、先ほどご紹介した例文で「責任感」についても併せてアピールしていたように、主体性があると感じられるエピソードも併せて伝えられるとより高い評価を受けられるでしょう。   就活の自己PRで「協調性」をアピールした例文・11選 それでは最後に、自己PRで「協調性」をアピールしている例文11選を7つのカテゴリーに分けてご紹介していきます。ぜひ自己PRを考える際の参考にしてください。   ・結論→緑 ・エピソード→青 ・結果・学んだこと→ピンク ・入社後→オレンジ 【アルバイト編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の強みは、協調性を持って主体的に行動できる点です。 私は大学1年生から4年生にかけて飲食店のホールのアルバイトを行っておりましたが、職場では店長とアルバイトで意見が合わないことやオペレーションが整っていないことでお店がうまく回っていませんでした。 しかし私は良い店舗にしていきたいという想いから食事の提供方法や役割分担について意見を出し、また誰よりも全員とコミュニケーションを取ることを意識しました。 結果、意見が採用され効率が上がっただけでなく、利用してくださった顧客から団体での予約が入るなどしてリピーターの獲得にも繋がりました。店舗の雰囲気も良くなり細かい連携が取れるようになったことも嬉しいポイントです。 →どのような課題があり、それに対してどのようにアクションを起こしたのかについて具体的に書けています。あとはこの経験で学んだことを活かしてどう企業に貢献できるのかも書くとより説得力と意欲の感じられる自己PRになるでしょう。   【部活動編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の長所は協調性がある点であると考えています。私は人と接する場面において、常に相手の立場に立って物事を考えるように心掛け、相手が今何を求めているのか、どういった声をかけてもらえると嬉しいのかなどを想定して行動するようにしております。 高校時代、野球部のマネージャーをしていた際には選手の状況をよく観察して「今何で困っているか」といった心身におけるノイズを汲み取り、臨機応変に対応することを意識していました。 その結果、選手たちから「気が利く」「気持ちが軽くなる」と言ってもらうことができました。 →「臨機応変に対応することを意識していました」とありますが、具体的にどのような工夫を行っていたのかまでを書けるとより説得力が増します。   また、この経験を通して学んだことを将来志望企業でどう活かしていくのかについても書くとより良い自己PRになるでしょう。   【サークル編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の長所は協調性があり、場をまとめる力がある点です。大学時代はテニスサークルの代表として運営に携わっていましたが、そこで協調性とチームをまとめる力を養えたと考えております。 私が所属していたテニスサークルでは思うように練習場所を確保できない点やチーム内での円滑な連携が取れていない点が課題でした。 そこで自ら大学サイドと交渉して週2回使用できるような練習場所を確保したうえで、サークルメンバー全員が共有して見れるスケジュール管理ツールも導入してその活用を徹底するよう呼びかけました。 課題を解決するためにはまず自分自身が行動を起こし、その姿を周りに見せつつ周りを巻き込むことでより大きな成果へ繋がるということを身をもって学びました。 →エピソードについてとても詳しく書かれているため、何をやり遂げたのかが伝わりやすい自己PRとなっています。最後に、入社後自分の強みを活かしてどのように活躍していくかを書けると良いでしょう。   【ゼミ編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の強みは協調性がある点だと考えます。ゼミに参加した際にはグループ数人であるテーマについて討論を行う機会があったのですが、その中で私以外のメンバーの意見が割れて互いに双方の考え方を否定するようなやり取りが続きました。 しかしその討論に決定的な正解はなくそれぞれの意見にメリットとデメリットがあると私は考えたため、まずは双方の意見のメリットとデメリットを整理し、掛け合わせられる部分は掛け合わせるなどして新たな提案を行いました。 結果、双方の意見をまとめつつ自分の意見も客観的に捉えてもらうことができ、それぞれが納得感をもった結論に導くことができました。 貴社には様々な背景をもち、多様な考え方を持つお客様がいらっしゃると思いますが、この強みを活かしそれぞれのお客様にとってご納得のいくご提案を行えると考えております。 →フレームワークに沿って綺麗な構成で書けています。さらに最後の入社後の部分で志望企業の事業内容や特徴も絡めて書くと、より良い自己PRになるでしょう。   【インターン編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の強みは協調性があり物事を自責で捉えられる点だと考えます。 長期インターンシップにおいて、インターン生5名のグループでSNSを運用して目標のフォロワー数を獲得するという目標を掲げていましたが、その目標を割ってしまった際に、社員の方からその課題を明確にして今後どのように対策をするかを話し合うよう指示を受けました。 原因はいくつか考えられましたが、その話し合い中でメンバーそれぞれが他責にしている節が目立ち、単なる「チーム目標」を掲げただけでは人は人任せにしてしまう傾向があるのかもしれないと感じました。 どのような場面においても物事を自責で捉えて自ら行動しなければ現状を改善させることはできないと私は考えていたため、今回の失敗の原因を作ってしまったのはメンバー全員の責任であることを伝え、改めて役割分担を行いチーム目標とは別に個人目標を作ることで改善を図ろうと提案しました。 結果、個人目標を掲げたことでチーム全体のモチベーションが高まり、次のチーム目標を達成することができました。 貴社に入社させていただけた際には、課題にぶつかる度にそれを自責で捉え、自らアクションを取って迅速に対応できるよう心掛けたいと思います。 →エピソードについてかなり具体的に書けています。結果の部分で、この経験を通して何を学んだのかについても書けるとより良くなるでしょう。   【留学編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の強みは、協調性であると考えています。 カナダに約3ヶ月間語学留学をしていた際にグループでプレゼンを行う授業があったのですが、異なる国の語学がさほど堪能ではない学生が集まるグループで細かい意思疎通を行うのは難しく、最初はかなり苦戦していました。 言葉が伝わり切らないことに加え、集団での意見のまとめ方に文化的な違いがあったことも原因の一つです。 そこで私は発言できていない学生にこちらから意見をたずねたり、自分の意見が絶対だというような伝え方をする学生に対しては、それぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるようになるということを、拙い語学力ではありますが一生懸命伝えました。 また、メンバーそれぞれに役割を振り分け、自分が今すべきことを可視化したことによって、メンバー全員のモチベーションを高めることに繋がりました。 私はこの経験から、課題にぶつかった際には自ら行動を起こして課題を解決すること、周りを巻き込んで力を最大化させることの大切さを学びました。この学びと強みを活かし、入社後は自ら率先して課題解決に動きます。 →エピソードの部分で問題に対してどのような行動をとったのかを具体的に書けています。最後の入社後の部分では企業の事業内容と絡めて書くとさらに良い自己PRになるでしょう。   【ボランティア編】自己PRで協調性をアピールした例文 私の強みは協調性があり、自分とは違う視点や考えをもった人とでも一つの目的に向かって柔軟に行動できる点であると考えています。ことが自身の強みであると考えています。 現在、〇〇のボランティア活動に参加しているのですが、参加者のうち自分と同世代の人はほとんどおらず、大半が40代~60代で構成されています。 最初は話も噛み合わずどう接すれば良いのかわかりませんでしたが、今回のボランティアの目的である〇〇を成し遂げることが先決だと考え、先輩方へ積極的に意見を出したり指示を仰いだりして、数少ない若者として力仕事を引き受けるなど、自分だからこそすべきことを探して行動を起こすように心掛けました。 結果、メンバーの皆さんからも頼りにしていただくことができ、同じ一つの目標に向かって着実に進むことができております。 →エピソードについてはある程度具体的に書かれていますが、結果の部分をより具体化したうえで入社後どう活躍できるかについても書くことができるとより強いアピールに繋がるでしょう。

2024.03.22

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【就活】最大限「継続力」をアピールできる自己PR・例文6選

「自己PRで継続力をアピールしたいけど、どうすれば良いんだろう?」 「そもそも継続力って企業はどう評価するんだろう?」   このように自己PRで継続力をアピールしたいと考えている方に向けて、本記事では自己PRで継続力をアピールする就活生を企業がどう評価するのかをお伝えしたうえで、継続力をアピールする自己PRの書き方をご紹介します。   例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 企業によって「継続力」に対して抱くイメージは異なる 自己PRはフレームワークに沿って書くと伝わりやすくなる 「継続力」を別の言葉や言い回しに変換させると具体性が増しやすくなる 継続して当たり前のことをアピールしたり、短所と矛盾したりしないように注意が必要 自己PRで「継続力」をアピールする就活生に対する企業のイメージ “継続力”とひと言で言っても「どんな物事でも最後までやり遂げられる」「長期的に働いてくれる」「困難なことがあっても諦めずに努力や工夫ができる」など、企業によって抱くイメージや解釈は異なります。   そのため、ご自身が志望している企業がどういった観点での継続力を求めているのかを事前にリサーチしてから自己PRを考えると良いでしょう。ここでは、面接官が感じるであろう継続力のイメージをいくつかご紹介します。 どんな物事でも最後までやり遂げられる どのような物事であっても何かに対して継続的に取り組んでいると、どこかで必ず辛いことや嫌なことを経験したり、トラブルが生じてしまうものです。   そこで「どうやったら継続できるのか」「どうやったらトラブルを回避できるのか」と常に改善策や代案を考え行動し続けられる力は、そう誰もが持っているものではありません。   高い壁にもめげず地道に努力を続けられる就活生は、社会に出て辛いことがあってもすぐに投げ出すようなことをせず、ひたむきに仕事へ取り組んでくれるだろうと企業は期待できるのです。   長期的に働いてくれる 何かの物事に対して継続的に取り組んだ経験は、ひとつの場所で長く努力できることを示しています。採用を行う企業側としては、採用や教育にコストをかける分、採用した就活生にはできるだけ長く働いてほしいと考えています。   そのため、アルバイトや学業、サークル活動など、何か一つでも長く続けることができてきた就活生は、そう簡単に物事を投げ出さない人だろうと企業は評価するのです。   困難なことがあっても諦めずに努力や工夫ができる 物事を継続できるということは、困難な壁にぶつかっても途中で投げ出さない意思の強さや責任感があるとも捉えられます。また何かを継続したということは、物事に対して正面から向き合い真剣に取り組んだ証拠です。   仕事は一朝一夕で結果を得られるものではありません。結果が見えるまで時間がかかる職種もありますし、努力がなかなか報われない場合もあります。しかしその度に投げ出していたら、社会人としてやっていくことはできません。   仕事で信頼を得るためには、任された物事に責任をもって真剣に取り組むことが大切です。当たり前ではありますが、途中で物事を投げ出さない責任感や真面目な姿勢も企業は必要と考えています。   自己PRで「継続力」をアピールする方法 では、実際に自己PRで継続力をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは一つのフレームワークをご紹介します。 まずは冒頭で「自分の長所が”継続力”である」という結論を端的に伝え、その後にそれを証明できる過去のエピソードを盛り込みます。   【例文】 私の強みは積極性と継続力です。昨年カナダへ約1年間語学留学をしたのですが、レストランのサーバーとして働き始めた頃注文内容を聞き取れずミスをし、お客様に「金輪際この店で接客をするな」と怒鳴られました。 その時私は留学に来た意味を思い出し、「留学中だけでいいから頑張ってみよう」と決意したのです。 圧倒的なリスニング力不足に気づいた私は英会話のCDを毎日1時間聴きながら復唱しはじめ、英単語も毎日2時間勉強。頭の中もできるだけ英語で考え、友人にも会話中でも間違いを指摘してもらうようにするなど、周りにも積極的に働きかけました。 そして自分のとった行動によってどのような結果に繋がったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である継続力を活かし、どのように志望企業に貢献するかを述べましょう。   【例文】 結果、次第に会話力が伸び、お客様との会話も9割以上理解できるようになったことで、大きな自信がつきました。この経験から積極的になることで状況を改善できると学びましたが、帰国後は英語を話す機会が減りました。 留学を終えた今の課題は「英語を日常生活に盛り込むこと」で、英語力の維持と向上のためには積極性だけでなく継続力が大事であると考えています。 今年の9月にカナダの友人が日本に遊びに来るのですがそれまでに少しでも上達しておきたいため、留学中から続けてきた毎日のリスニング勉強に加えスピーキングの勉強も習慣化したいと考えています。 【上級者向け】就活の自己PRで「継続力」をアピールする際のポイント ちなみに、同じ長所でもアピールの仕方次第では採用担当者に与える印象が大きく変わってきます。そこでここでは、自己PRで継続力をアピールする際のポイントを見ておきましょう。 「継続力」を別の言葉に言い換える 自己PRで継続力をアピールすること自体に問題はありませんが、継続力をアピールする就活生は他にもたくさんいるため、他の就活生との差別化を図るためにも別の言葉や言い回しに転換してアピールするのも一つです。   例えば「目標達成に向け試行錯誤し努力し続けられる」といったように、具体性を持って伝えられると良いでしょう。   ・学び続ける向上心がある ・何事もコツコツと続けられる ・ポジティブに行動し続けられる ・最後までやり抜くことができる ・困難なことも諦めずに継続できる ・常に高い目標に向かって努力できる ・困難にも耐えられるストレス耐性がある 上記の言い換えを参考に自分だけのキャッチコピーを考えてみましょう。   なぜ継続できたのかを明確に伝える 自己PRで継続力をアピールする際には「何を、なぜ継続できたか」を明確に伝えるようにしましょう。   企業は自己PRを通して学生の人柄や思考をチェックしたいと考えているため、なぜ継続することができたのか、そのモチベーションは何だったのかを伝えることで、あなたの人柄や考え方をよりアピールすることができます。   具体的な数字を用いる 自己PRで”継続力”をアピールする際は数字を用いて具体的に伝えられるとより効果的です。   ただ「〇〇を続けてきました」と伝えるよりも「〇〇を3年間続けてきました」と伝えた方が、面接官がその努力についてイメージしやすくなります。   継続して当然と思われることは伝えない ただし、一般的に継続して当然だろうと捉えられてしまうようなことをアピールすると逆効果ですので注意が必要です。   「大学の授業を休まずに4年間受講し続けた」「アルバイトを2年間継続した」など、ただ続けていたというだけのエピソードは主体性に欠け、ご自身の魅力が十分に伝わりません。   誰もが当たり前にやっていることではなく、自分だからこそできた継続力のエピソードを伝えられるとより良い自己PRになるでしょう。   短所と矛盾しないよう留意する 最後に、自己PRでアピールした継続力という長所と、面接の他の場面で伝える短所が矛盾しないよう、必ず事前にチェックしましょう。   自己PRで「継続力がある」と伝えた一方で「集中力がない」という短所を伝えてしまうと矛盾が生じ「本当は継続力なんてないんじゃないか?」と捉えられてしまう可能性があるからです。   ESの内容を含め、選考において回答内容に一貫性がないと自己分析不足と判断されかねないため、自己PRでアピールしたい内容を決めたら短所と矛盾していないかを必ず確認するようにしましょう。   就活の自己PRで「継続力」をアピールした例文・6選 それでは最後に、自己PRで「継続力」をアピールしている例文6選をカテゴリーごとにご紹介していきます。ぜひ自己PRを考える際の参考にしてください。   自己PRで継続力をアピールした例文:アルバイト編 私は目標を達成するためには最後まで諦めず、粘り強く工夫し続けることができます。 大学一年生の頃から小中学生向けに塾講師のアルバイトをしており、ある時小学3年生の生徒に分数の計算を教えたのですが、それまでどの生徒にも伝わった教え方で教えても一向に理解できない様子でした。 そこで周りにいる先生にも協力を仰いだのですが「その教え方で理解できないなら仕方ないかもね・・・」という回答ばかりが返ってきてしまい一時は諦めかけました。 しかし、私は講師として責務を果たせていないことに納得できず、生徒には次回改めて説明させてほしいと伝え、数日間で数学が得意な友人数名に連絡を取り、どう教えれば理解してもらえるかを相談し模索しました。 結果、それまでの私の考え方とは違った視点での説明を行えるようになり、その生徒にしっかりと分数の計算を理解してもらうことができました。それまで全く答えられなかった問題をすらすら解いている姿を見て本当に嬉しい気持ちになったのを覚えています。 →エピソードの部分で実際にどのような教え方をしたのか、”それまでの考え方と違う視点”とはどういったことを指すのかまでを書けると、より具体性をもって伝えられます。   また、本記事で紹介しているフレームワークの「学んだこと」「入社後」について触れられていないため、この経験から何を学び、その学びを入社後志望企業でどのように活かせるかを伝えると、より良い自己PRになるでしょう。   自己PRで継続力をアピールした例文:部活動編 私は何事においても目標を達成できるまで諦めない継続力があります。私は高校から野球部に所属してそのタイミングで野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。 引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。 その甲斐あって高校二年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。 入社後にはこの継続力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。 →コンパクトに説明できており、入社後についてまでしっかりと触れられています。練習内容やモチベーションキープについて追加で深堀りして質問される可能性があるため、回答を考えておくと良いでしょう。   自己PRで継続力をアピールした例文:学業編 私の強みは継続力がある点です。私は高校受験で第一志望だった公立高校に落ち、滑り止めだった私立高校に通うことになりました。 両親は「良く頑張った」と声をかけてくれましたが、中学時代の3年間、惜しむことなく塾や教材の費用をかけてくれた両親に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 そこで私は高校で指定校推薦枠を獲得して着実に納得できる水準の大学に入れるよう、高校を塾だと思って勉強することにしました。 そのために私は大学に合格するまでの3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みの間にその日の宿題を全て終わらせ、学校が終わった後にはその日の復習ノートをつけることを徹底いたしました。 小テストの勉強は電車での移動中の時間を活用し、勉強時間を効率的に確保することも心掛けました。その甲斐あって私はクラスTOPの成績を貫くことができ、第一志望の大学の指定校推薦枠を獲得することができました。 入社後にもこの継続力を活かして、どのような難しい目標に対しても全力で臨みたいと考えております。 →入社後についてまで綺麗にまとめることができています。追加で「なぜそういった取り組みを3年間続けることができたのか」「モチベーションの源泉となるものはなにか」などを聞かれる可能性があるため、事前に回答を準備しておくと良いでしょう。   自己PRで継続力をアピールした例文:サークル編 私の強みは継続力です。大学では軽音サークルに所属していたのですが、初めてドラムを練習した際には体をバラバラに動かすことができず大変苦労しました。 しかし、私はどうしてもライブで演奏したい曲があったため、大変ではありましたがその目標のために努力することができました。 最初は先輩につきっきりで教えてもらっていたのですが、もっと学びを深めたいと考え個人的にドラムのレッスンにも通い、その費用を稼ぐためにバイトも頑張りました。 その甲斐あって、最初の学園祭までに3曲通して演奏することができるようになり、バンド全体で一つの曲を演奏できることの喜びを感じました。 →上記のフレームワークの流れに沿って綺麗な構成で書けています。「入社後」の部分で志望企業の事業内容と絡め、具体的にどう貢献できるのかをもっとアピールできるとさらに良い自己PRになるでしょう。   自己PRで継続力をアピールした例文:留学編 私の強みは継続力であると考えております。大学2年生の際カナダへの短期留学を経験しましたが、高校生の頃から留学したいと考えていた私はその頃から語学の勉強に力を入れており、留学前にはより勉強量を増やしておりました。 たとえば毎朝5時に起きて大学の講義前に自習をしたり、国際交流パーティーなどの外国人の方との接点を作れるイベントに積極的に参加したりして個人的な友人を増やし、日常的に英語に触れられるよう環境を整えました。 結果、TOEICでは850点を獲得することができ、現地に留学した際にもほとんど支障なくコミュニケーションを取ることができました。この経験を通じて私は物事を継続することの大切さを学ぶことができたと感じております。 →綺麗な構成で書くことができていますが、留学先でどの程度成果を上げられたかのエピソードも書けるとより説得力が増すでしょう。   また「入社後」について触れられていないため、入社後どのように貢献できるのかを書き、志望企業に必要な人材であることをアピールできるとより良くなります。   自己PRで継続力をアピールした例文:趣味編 私の強みは継続力がある点です。3歳の頃から現在に至るまでずっとピアノを続けており、その中で継続力を養うことができたと考えております。最初は両親の勧めで始めましたが、小学生の頃は思うように弾きこなすことができず何度も辞めたいと感じました。 しかし、ピアノの先生から「何事も継続していればかならず納得できる水準に到達できる。 途中で辞めてしまったらせっかく見えかかっていたその先の景色を見ることができないし、ピアノ以外の物事も満足にこなせなくなる」と教わり、苦しいながらもピアノを続けました。 すると先生が言っていたように苦手だったフレーズも少しずつ納得できるレベルで演奏できるようになり、高校生の頃には数百人規模のコンクールで入賞することもできました。 学校の勉強や部活動、受験勉強などについて周りからは「根気強い」「最後まで諦めない強さがある」と言ってもらえるようになりましたが、これはピアノを通して継続力を培ったお陰だと感じております。 入社後も根気強く努力を続け、組織の成果に貢献できる人材を目指したいです。 →とても綺麗な構成で書けています。さらにアピールするためにも、「入社後」の部分をもう少し具体的に企業の事業内容と絡めて書けると良いでしょう。  

2024.03.22

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【例文7選】就活の自己PRで「協調性」をアピールするのはアリ?ポイントも紹介

「自己PRで協調性をアピールしたいけど、何をどう書けば良いのかわからない・・・」とお悩みの就活生に向けて、本記事では活動別の例文7選と共に就活生が「協調性」を効果的にアピールする自己PRの書き方をご紹介します。 ポイントも細かくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで「協調性」をアピールするのはアリ 自己PRで協調性をアピールする場合「"主体性"の別の言葉への変換」「主体性のアピール」などがポイント 自己PRで協調性をアピールする際のエピソードは、志望企業が求める人物像を意識するのがベター   就活の自己PRで「協調性」をアピールするのはアリ? 就活の自己PRで協調性をアピールしようとしている就活生の中には、そもそも自己PRのアピールポイントが協調性で良いのか不安に感じている方もいるのではないでしょうか? 結論、就活における自己PRのアピールポイントとして協調性を扱うことに問題はありません。その理由としては主に下記が挙げられます。 「協調性」と聞くと「誰とでも仲良くやっていける」「人と協力することが得意」などのイメージが強いかもしれません。 しかし、協調性に長けている人材はそういった表面的な強みだけでなく、協調性に長けているからこその円滑な組織運営や、それによるより大きな事業貢献を果たしやすいという強みも持っています。 また組織で働いていくにあたり最低限必要なコミュニケーションスキルが備わっていることもわかるため、就活でアピールする強みとしては全く問題ありません。 就活生が自己PRで協調性をアピールする際のポイント ここでは”協調性”をアピールする際の注意点を紹介していきます。 せっかくの長所もアピールの仕方によって面接官に与える印象は大きく異なってしまうため、正しいアピールの仕方を理解しておきましょう。 「協調性」を別の言葉に変換する 「協調性」という言葉は抽象的かつ他の就活生も多く使用する可能性がある言葉のため、できるだけ具体性とオリジナリティを持たせるという意味でも、別の言葉に言い換えるのが得策です。 たとえば下記のような言葉が考えられますので、アピールしたいエピソードと照らし合わせて考えてみましょう。 柔軟性 調整力 傾聴力 人間関係構築力 場をまとめる力 周囲を巻き込む力 意見の違う人とでも協力できる 相手の立場に立って考えられる 主体性も併せてアピールする 「協調性」という言葉はしばしば「主体性がなく流されやすい」というイメージを持たれてしまうケースもあります。 そのため自己PRで取り上げる際には、「〇〇を実現するためにメンバー一人ひとりと対話する時間を設けて組織課題を洗い出し、解決策を講じた」など、協調性と併せて主体的に思考・行動した点もアピールするのがベターです。 「協調性」を裏付ける内容に留意する 「協調性」というと「誰とでも上手くやっていけること」などとイメージしがちですが、企業が考える協調性は立場が違う人々と協調しながら異なる意見をまとめて調整し、組織の成果へ繋げられる力を指しています。 そのため、自己PRで協調性をアピールする場合には「誰とでも円滑にコミュニケーションを取れます」といったシンプル過ぎるアピールは避けましょう。 具体的には「自分に求められている役割を考えて行動していた」「組織のメンバーをよく観察して自分に何がサポートできるか考えていた」などの内容を押し出すと良いでしょう。 就活生が協調性を効果的にアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで協調性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは、ご自身が持つ「協調性」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。 【活動別】就活の自己PRで協調性をアピールする例文7選 最後に、就活の自己PRで「協調性」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ 自己PRで協調性をアピールした例文:アルバイト編 私の強みは、協調性を持って主体的に行動できる点です。 私は大学1年生から4年生にかけて飲食店のホールのアルバイトを行っておりましたが、職場では店長とアルバイトで意見が合わないことやオペレーションが整っていないことでお店がうまく回っていませんでした。しかし私は良い店舗にしていきたいという想いから食事の提供方法や役割分担について意見を出し、また誰よりも全員とコミュニケーションを取ることを意識しました。 結果、意見が採用され効率が上がっただけでなく、利用してくださった顧客から団体での予約が入るなどしてリピーターの獲得にも繋がりました。店舗の雰囲気も良くなり細かい連携が取れるようになったことも嬉しいポイントです。 ⇨どのような課題があり、それに対してどのようにアクションを起こしたのかについて具体的に書けています。あとはこの経験で学んだことを活かしてどう企業に貢献できるのかも書くとより説得力と意欲の感じられる自己PRになるでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:部活動編 私の長所は協調性がある点であると考えています。 私は人と接する場面において、常に相手の立場に立って物事を考えるように心掛け、相手が今何を求めているのか、どういった声をかけてもらえると嬉しいのかなどを想定して行動するようにしております。高校時代、野球部のマネージャーをしていた際には選手の状況をよく観察して「今何で困っているか」といった心身におけるノイズを汲み取り、臨機応変に対応することを意識していました。 その結果、選手たちから「気が利く」「気持ちが軽くなる」と言ってもらうことができました。 ⇨「臨機応変に対応することを意識していました」とありますが、具体的にどのような工夫を行っていたのかまでを書けるとより説得力が増します。 また、この経験を通して学んだことを将来志望企業でどう活かしていくのかについても書くとより良い 自己PRになるでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:ゼミ編 私の強みは協調性がある点だと考えます。 ゼミに参加した際にはグループ数人であるテーマについて討論を行う機会があったのですが、その中で私以外のメンバーの意見が割れて互いに双方の考え方を否定するようなやり取りが続きました。しかしその討論に決定的な正解はなくそれぞれの意見にメリットとデメリットがあると私は考えたため、まずは双方の意見のメリットとデメリットを整理し、掛け合わせられる部分は掛け合わせるなどして新たな提案を行いました。 結果、双方の意見をまとめつつ自分の意見も客観的に捉えてもらうことができ、それぞれが納得感をもった結論に導くことができました。 貴社には様々な背景をもち、多様な考え方を持つお客様がいらっしゃると思いますが、この強みを活かしそれぞれのお客様にとってご納得のいくご提案を行えると考えております。 ⇨フレームワークに沿って綺麗な構成で書けています。さらに最後の入社後の部分で志望企業の事業内容や特徴も絡めて書くと、より良い自己PRになるでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:サークル編 私の長所は協調性があり、場をまとめる力がある点です。 大学時代はテニスサークルの代表として運営に携わっていましたが、そこで協調性とチームをまとめる力を養えたと考えております。私が所属していたテニスサークルでは思うように練習場所を確保できない点やチーム内での円滑な連携が取れていない点が課題でした。そこで自ら大学サイドと交渉して週2回使用できるような練習場所を確保したうえで、サークルメンバー全員が共有して見れるスケジュール管理ツールも導入してその活用を徹底するよう呼びかけました。 課題を解決するためにはまず自分自身が行動を起こし、その姿を周りに見せつつ周りを巻き込むことでより大きな成果へ繋がるということを身をもって学びました。 ⇨エピソードについてとても詳しく書かれているため、何をやり遂げたのかが伝わりやすい自己PRとなっています。最後に、入社後自分の強みを活かしてどのように活躍していくかを書けると良いでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:インターン編 私の強みは協調性があり物事を自責で捉えられる点だと考えます。 長期インターンシップにおいて、インターン生5名のグループでSNSを運用して目標のフォロワー数を獲得するという目標を掲げていましたが、その目標を割ってしまった際に、社員の方からその課題を明確にして今後どのように対策をするかを話し合うよう指示を受けました。原因はいくつか考えられましたが、その話し合いの中でメンバーそれぞれが他責にしている節が目立ち、単なる「チーム目標」を掲げただけでは人は人任せにしてしまう傾向があるのかもしれないと感じました。どのような場面においても物事を自責で捉えて自ら行動しなければ現状を改善させることはできないと私は考えていたため、今回の失敗の原因を作ってしまったのはメンバー全員の責任であることを伝え、改めて役割分担を行いチーム目標とは別に個人目標を作ることで改善を図ろうと提案しました。 結果、個人目標を掲げたことでチーム全体のモチベーションが高まり、次のチーム目標を達成することができました。貴社に入社させていただけた際には、課題にぶつかる度にそれを自責で捉え、自らアクションを取って迅速に対応できるよう心掛けたいと思います。 ⇨エピソードについてかなり具体的に書けています。結果の部分で、この経験を通して何を学んだのかについても書けるとより良くなるでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:留学編 私の強みは、協調性であると考えています。 カナダに約3ヶ月間語学留学をしていた際にグループでプレゼンを行う授業があったのですが、異なる国の語学がさほど堪能ではない学生が集まるグループで細かい意思疎通を行うのは難しく、最初はかなり苦戦していました。言葉が伝わり切らないことに加え、集団での意見のまとめ方に文化的な違いがあったことも原因の一つです。そこで私は発言できていない学生にこちらから意見をたずねたり、自分の意見が絶対だというような伝え方をする学生に対しては、それぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるようになるということを、拙い語学力ではありますが一生懸命伝えました。また、メンバーそれぞれに役割を振り分け、自分が今すべきことを可視化したことによって、メンバー全員のモチベーションを高めることに繋がりました。私はこの経験から、課題にぶつかった際には自ら行動を起こして課題を解決すること、周りを巻き込んで力を最大化させることの大切さを学びました。 この学びと強みを活かし、入社後は自ら率先して課題解決に動きます。 ⇨エピソードの部分で問題に対してどのような行動をとったのかを具体的に書けています。最後の入社後の部分では企業の事業内容と絡めて書くとさらに良い自己PRになるでしょう。 自己PRで協調性をアピールした例文:ボランティア編 私の強みは 協調性があり、自分とは違う視点や考えをもった人とでも一つの目的に向かって柔軟に行動できることが自身の強みであると考えています。 現在、〇〇のボランティア活動に参加しているのですが、参加者のうち自分と同世代の人はほとんどおらず、大半が40代~60代で構成されています。最初は話も噛み合わずどう接すれば良いのかわかりませんでしたが、今回のボランティアの目的である〇〇を成し遂げることが先決だと考え、先輩方へ積極的に意見を出したり指示を仰いだりして、数少ない若者として力仕事を引き受けるなど、自分だからこそすべきことを探して行動を起こすように心掛けました。 結果、メンバーの皆さんからも頼りにしていただくことができ、同じ一つの目標に向かって着実に進むことができております。 ⇨エピソードについてはある程度具体的に書かれていますが、結果の部分をより具体化したうえで入社後どう活躍できるかについても書くことができるとより強いアピールに繋がるでしょう。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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就活の自己PRで責任感を伝えるなら〇〇はNG!例文5選と好印象を与えるコツを紹介

「就活の自己PRで責任感をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで責任感をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで責任感をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、責任感をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで責任感を伝える際「社会人として当たり前の責任」をアピールしないよう要注意 就活の自己PRでは「自責の責任感」「当事者意識の責任感」をアピールすると好印象に繋がる 就活の自己PRで責任感を伝える際には「別の言葉への変換」「結果のアピール」がポイント   就活の自己PRで責任感を伝える際に慎重になるべき理由 「責任感」と一言でいっても様々な意味がありますが、就活の自己PRでは企業が想定している「一般的に社会人として求められる責任感」とズレた内容をアピールしてしまうと、採用担当者に好印象を与えるどころか、マイナスイメージを与えることになりかねません。 たとえば「大学の授業やアルバイトには5分前に到着するように心掛けているので私には責任感があります」と伝えても、当たり前のことをやっているだけなのに自分を過大評価している人材だとみなされる可能性があります。 就活の自己PRで責任感についてアピールする際には、自分がアピールしようとしている責任感が一般的に社会人として求められる責任感と乖離していないかを確認しておくことがベターです。 では、「一般的に社会人として求められる責任感」とは一体どういったものなのでしょうか? 社会人として求められる責任感   就活でアピールすべき責任感は主に下記の2つになります。 ・自責の責任感 ・当事者意識の責任感 自責の責任感とは、あらゆる物事に生じる責任がすべて元をたどれば自分にあると考える責任感を指します。たとえば同じチームのメンバーが資料の数値を誤って記載したまま資料をどこかに提出してしまったとします。 この時、そのミスをただただそのメンバーの不注意として片付けるのも一つですが、これではどんなに注意したとしてもまたそのメンバーが同様のミスを引き起こしてしまう可能性が少なくありません。 「同じチームのメンバーとしてダブルチェックを提案していればミスを防げたかもしれない」「自分が前に使用したフォーマットを渡しておけば事前に回避できたかもしれない」などと物事を自責で捉え"自分の行動によって物事を変化させる"というスタンスを取ることによって、より着実に物事を改善に繋げられるようになります。 また当事者意識の責任感とは、常に物事を他人事としてではなく自分事として捉えることを指します。たとえば、先ほどのように同僚がミスをした場合、当事者意識が低い人材は「ミスしたのはあの人なんだから、自分の評価は下がらないし関係ない」と考えがちです。 しかし、このように物事を他人任せにしてしまうよりも「自分にも何かできたのではないか」と主体的に考えたほうが、より多くの人材が手を取り合えるようになり、もっと大きな成果を得ることができます。 とはいえ、こうした能力はまだ社会に出たことのない就活生がそうそう身につけているものでもありません。だからこそ、こういった責任感に焦点を当てて自分をアピールすることができれば、採用担当者により強い印象を残すことができるでしょう。 就活の自己PRで責任感をアピールする際のポイント ちなみに、先ほどお伝えしたポイント以外にも、就活の自己PRで責任感をアピールするにあたって意識していただきたいポイントがありますのでご紹介いたします。 「責任感」を別の言葉に変換する 就活の自己PRでアピールするにあたり、「責任感」という言葉を使うだけでは抽象的になってしまいやすく、本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。 そこで、責任感を別の表現に言い換えることによってより具体的にアピールできるようになるほか、周りの就活生との差別化にも繋がります。ぜひ下記を参考に言い換えにトライしてみましょう。 物事を自責で捉える力がある 常に当事者意識を持って物事に取り組んでいる どんな物事も主体的に取り組む 課題解決力がある 組織の中で自分にできることを常に模索している 責任感を発揮した”結果”も併せて伝える 就活の自己PRではただ責任感があることを伝えても、それに結果が伴っていなければ信憑性に乏しくなってしまいます。 できるだけ数値などを用いて定量的に示すことで、採用担当者にその結果の大きさを実感してもらえるように配慮しましょう。 就活生が責任感を効果的にアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで責任感をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「責任感」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。 【活動別】就活の自己PRで責任感をアピールする例文5選 最後に、就活の自己PRで「責任感」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは、強い当事者意識と行動力を備えていることです。 ある飲食店へアルバイトとして勤めだしたばかりの頃職場の雰囲気が非常に悪く驚いたのですが、その原因は顧客やキッチン業務が苦手なスタッフに対する陰口が横行していることでした。これでは良いサービス提供ができなくなると考え、スタッフ一人ひとりと話すことで解決のヒントを模索しました。一部のスタッフに暇な時間が生じていること、人員配置が適切でないことが要因として明確になったため、店長へ、個々の得意分野を活かせるような人員配置の見直しと、隙間時間で行えるタスクの洗い出し、割り振りを依頼しました。 結果、1ヶ月も経つ頃にはかなり陰口が減り、職場の雰囲気が良くなっておりました。 入社後はこういった強い当事者意識と行動力によって、率先した課題解決とサービスの質向上に努めたいと思います。 部活動編 私の強みは物事を自責で捉え、常に自分にできることを模索して成果へ導こうと努力できることです。 大学時代はテニス部に所属しており、部の目標は団体戦で全国大会に出場することでした。しかし私が所属していたチームは部内での力量の差が大きく、試合で得点を得られない選手に対して冷ややかな視線を送るメンバーもいました。ただ、得点を得られない選手をただ責めても何も問題は解決しないと考え、私は8年続けてきた経験則からその選手の課題の発見と練習メニューの改良のサポートに徹しました。 結果、少し時間はかかりましたがその選手の持ち味を引き出す取り組みができるようになり、引退直前のタイミングで団体戦で全国大会に出場するという目標を達成することができました。 入社後もこの自責で捉えるスタンスを持ち続け、組織のためにその時自分にできることを模索、実践していきたいと思います。 サークル編 私の強みは常に物事へ主体的に取り組み、組織をより高みへ導こうと努力できる点です。 大学時代はイベント運営サークルに所属していたのですが、とある規模が大きく関係者も多いイベントを企画することになった際、代表者に余裕がないことが見て取れました。当時副代表がいなかったこともあり自分がサポートに回ろうと考え、企画のタイムスケジュールを3ヶ月規模で表に落とし込み、各メンバーの役割もスプレッドシートに記載するなどして、代表の子が全体の統括に集中できるよう配慮しました。またサークルメンバー全員と個別でコミュニケーションを取るようにし、メンバー全員が同じ方向を向けるよう努めました。 結果、企画当日は前もって準備したことが功を奏し、300人もの方にその企画へ参加してもらい大成功を収められました。 入社後はこの主体性を活かし、組織が一丸となってより大きな成果を成し遂げられるよう努めたいと思います。 ゼミ編 私の強みは物事を主体的に捉え、自分の行動によってより良い方向へ導こうと努力できることです。 ゼミに参加した際、グループ数人であるテーマについて討論を行う機会があったのですが、その中で一部のメンバーの意見が割れて互いに双方の考え方を否定するようなやり取りが続きました。その他の学生はどうすることもできずにただそのやり取りを静観している状況でしたが、この場で誰かがまとめなければ事態は収束しないと考え、私は双方の意見のメリットとデメリットを整理し、掛け合わせられる部分は掛け合わせてはどうかという新たな提案を行いました。 結果、双方の意見をまとめつつ自分の意見も客観的に捉えてもらうことができ、それぞれが納得感をもった結論に導くことができました。 入社後はこの強みを活かし、どのような場面でも主体的に課題解決に取り組むことで組織に貢献したいと考えております。 留学編 私の強みは、当事者意識を持ち物事へ主体的に取り組めることです。 カナダに約3ヶ月間留学をしていた際グループでプレゼンを行う授業があったのですが、語学がさほど堪能ではない異国の学生が集まるグループで細かい意思疎通を行うことに苦戦しました。言葉が伝わりにくいことに加え意見のまとめ方に文化的な違いがあったことも原因の一つです。そこで私は発言できていない学生にこちらから意見を尋ねたり、自分の意見が絶対だとする学生に対してはそれぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるようになるということを拙い語学力ではありますが一生懸命伝えました。またメンバーそれぞれに役割を振り分け自分が今すべきことを可視化しました。 結果メンバー全員のモチベーションを高めることに繋げることができました。 入社後にはこの当事者意識の強さと主体性を活かし、率先して課題解決に取り組み貢献していきたいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や協調性、忍耐力など、強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやすくしています。  

2024.03.22

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行動力をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文5選

「就活の自己PRで行動力をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで行動力をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで行動力をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、行動力をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで行動力をアピールするのはアリ 就活の自己PRで行動力をアピールする場合、「別の言葉へ変換する」「志望企業が求める人物像に合わせる」の2点がポイント   就活の自己PRで「行動力」をアピールするのはアリ?   そもそも就活の自己PRで「行動力」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。 というのも、就活の自己PRで行動力をアピールすることで「入社後自社に大きく貢献してくれるかもしれない」と捉えてもらいやすくなるからです。 会社から求められた役割を果たすのは社会人として当然ですが、社会で活躍していくためには求められた業務をただこなすだけではなく、「今自分にできることは他にないか」「どうすればもっと組織が良くなるか」などを率先して考え行動する力が必要です。 その力がなければ自分の手で大きな成果を上げることも、周りと協力してより大きな成功を手にすることも難しくなってしまいます。 求められた以上のものを返せるような行動力のある人材はどの企業にも好印象を与えることができ、組織に利益をもたらす人材として重宝されます。 ただし、ただ「私には行動力があります」とだけ伝えても抽象的になってしまうため、自己PRで行動力をアピールするにあたってはある一工夫が必要になります。 就活の自己PRで行動力をアピールする際のポイント 就活の自己PRで行動力をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。 「行動力」を別の言葉に変換する 「行動力」という言葉はとても抽象的だからこそ、「私の強みは行動力がある点です」とだけ伝えてしまうと採用担当者に伝えたいことが伝わり切らない可能性があります。 そこで、行動力という言葉を別の言葉や言い回しに変換することによってより具体性を持って伝えられるようになるほか、周りの就活生との差別化を図りやすくもなります。下記を参考に、用いるエピソードにあった変換にトライしてみてください。 主体的に物事に取り組める 課題の原因を突き止め解決に向けて努力できる 達成するまで諦めずに行動し続けられる 計画的に目標を達成まで導ける スピーディーに物事を進められる 失敗を恐れずにチャレンジできる 志望企業が求める人物像に合わせる 就活の自己PRで行動力をアピールする場合には、同じ行動力の中でもその企業が求める人物像に即した行動力に焦点をあててアピールするのが得策です。 どんなに良い強みであってもその企業が求める人物像とずれてしまっていては「自社とマッチしていない」と捉えられ、採用に繋がらなくなってしまいます。 就活生が行動力を効果的にアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで行動力をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「行動力」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。 【活動別】就活の自己PRで行動力をアピールする例文5選 最後に、就活の自己PRで「行動力」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは課題の要因の発見と解決に向けて努力できることです。 アルバイトで勤めていた小学生向けの塾では度々生徒の集中力のなさが問題視されていました。私はそれを受けて数日間生徒たちの動きを細かく観察し、集中力が持続しないのは生徒同士の席の近さと教室内にある時計の位置にあるのではないかという仮説を立て、塾の責任者の方へ席の配置と時計の位置の見直しを提案しました。 結果、生徒たちが問題を解いている間の私語は激減し、「気づいたら帰る時間になっていた」とつぶやく生徒も現れ、以前よりも生徒たちが学習しやすい環境を作ることができました。 入社後もこの課題発見力と解決力を生かし、事業の質をより高めていけるよう率先して行動したいと思います。 部活動編 私は何事においても目標を達成できるまで諦めない行動力があります。 私は大学から野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。 その甲斐あって大学二年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。 入社後にはこの行動力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。 サークル編 私の強みは目標に向かって諦めずに努力できることです。 大学では軽音サークルに所属していたのですが、初めてドラムを練習した際には体をバラバラに動かすことができず大変苦労しました。しかし、私はどうしても最初の学園祭で3曲演奏したいと考え、大変ではありましたがその目標のために努力することができました。最初は先輩につきっきりで教えてもらっていたのですが、もっと学びを深めたいと考え個人的にドラムのレッスンにも通い、その費用を稼ぐためにアルバイトもこなしました。 結果、最初の学園祭までに3曲通して演奏することができるようになり、バンド全体で一つの曲を演奏できることの喜びを感じました。 入社後はこの行動力を活かし、困難にぶつかっても最後まで諦めずに目標に向けて努力し、組織に貢献したいと思います。 インターンシップ編 私の強みは、求められた以上の価値を発揮するために行動できることです。 昨年ライティングを行うインターンシップに参加した際、目標として現実的に目指せるであろう記事本数を課されました。しかしそれは本来必要とされている記事数の半分程度だったため、求められた以上の価値を発揮すべく目標の2倍の量をこなせるよう計画を立てました。質を落とさぬよう基本的な効率UP施策を実施しつつ、同じフィードバックを二度受けないよう課題管理シートを運用しました。 結果、2倍とまではいきませんでしたが目標量を大きく上回る本数を書き上げることができました。 入社後もこの行動力を活かし、求められた以上の価値を発揮して部署全体の生産性を高められるよう努めて参ります。 ボランティア編 私の強みは課題解決に向けて率先してアクションを起こせる点です。 私は月に2回介護施設にてボランティア活動を行っているのですが、ボランティアを始めた頃は施設の利用者の方に話しかけても返事をしてもらえなかったり厳しい言葉を投げかけられたりと、コミュニケーションを取ることに苦戦しました。しかし私以外のスタッフさんが円滑にコミュニケーションを取れているのを見て、自分の接し方に原因があるのではないかと考え、周りのプロの介護士の方へアドバイスを仰ぎつつ、利用者の方それぞれに適した介護方法を書籍を読むなどして模索しました。 結果、利用者の方それぞれに合った介護を実践できるようになり、少しずつ利用者の方に心を開いてもらえるようになりました。 入社後はこの課題解決に向けた行動力を活かし、その時の自分に何ができるのかを率先して考え、組織に貢献していきたいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために主体性や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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真面目さをアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選

「就活の自己PRで真面目さをアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで真面目さをアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで真面目さをアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、真面目さをアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで真面目さをアピールするのはアリ 就活の自己PRで真面目さをアピールする場合、「別の言葉への変換」「自分が考える"真面目"の定義」「積極性・主体性のアピール」の3点が重要   就活の自己PRで「真面目さ」をアピールするのはアリ?   そもそも就活の自己PRで「真面目さ」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。 真面目と一言でいっても「規律を守り与えられた業務を着実にこなすことができる」「コツコツ努力を積み重ねることができる」「目標達成に対する責任感が強く最後まで諦めない」など種類は様々ですが、真面目さは組織で働くうえで非常に重要な素養の一つであるため、アピールすることによって好印象を与えられる可能性が高いです。 ただし、アピールの仕方によっては採用担当者からマイナスな評価を受けてしまうこともあるため、次にご紹介するポイントを参考に自己PRの内容をブラッシュアップしましょう。 就活の自己PRで真面目さをアピールする際のポイント 就活の自己PRで真面目さをアピールする際には、ぜひ下記のポイントに留意しましょう。 「真面目さ」を別の表現に変換する 「真面目」という言葉はとても抽象的だからこそ、「私の強みは真面目なことです」とだけ伝えてしまうと採用担当者に伝えたいことが伝わり切らない可能性があります。 そこで、素直さという言葉を別の言葉や言い回しに変換することによってより具体性を持って伝えられるようになるほか、周りの就活生との差別化を図りやすくもなります。下記を参考に、用いるエピソードに合った変換にトライしてみてください。 責任感が強く最後まで諦めない コツコツ努力することができる 物事に真っすぐに向き合い妥協しない 規律を守り与えられた業務を着実にこなせる 常に自分がベストと思える水準まで努力できる 自分が考える"真面目"を定義する 先ほどもお伝えした通り、就活の自己PRではただ「私の強みは真面目であることです」と伝えても抽象度が高くなってしまうため上記のような言葉の言い換えは必須といえますが、真面目さについてアピールする際は自己PRの冒頭で「自分が考える"真面目"」を定義することを心掛けると内容がより伝わりやすくなるでしょう。 たとえば「私の強みは、人が避けたがることに率先して取り組む真面目さがあることです」と冒頭で伝えることで、こちらがどういった類いの真面目さについて伝えようとしているかが明確になるため、採用担当者の理解度も増します。 積極性、主体性も併せてアピールする 「真面目」という言葉は、伝え方次第で採用担当者にネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。 たとえば「私の強みは与えられた業務を真面目にこなせることです」と伝えた場合、採用担当者によっては「受け身で積極性に乏しいのではないか」「自分の意思が弱いのではないか」などと捉えられかねません。 他にも柔軟性がなく臨機応変さに欠けるといったイメージを与えてしまう可能性もあるため、就活の自己PRで真面目さをアピールする際には、併せて自分の意見をもって積極的にアクションを起こしたことや主体性があることをアピールすると良いでしょう。 「真面目に取り組んだ結果どのような成果に繋がったか」を明確に伝えることで信憑性が増すはずです。 ちなみに、就活の自己PRでは就活生の人柄についてもチェックされています。なぜそういった真面目な取り組みを行ったのかのきっかけやそういった考えに至った背景についても触れることで、こちらの人柄を効率的にアピールすることもできるでしょう。 就活生が真面目さを効果的にアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで真面目さをアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「真面目さ」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。   【活動別】就活の自己PRで真面目さをアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「真面目さ」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは、人が避けたがることに率先して取り組む真面目さがあることです。 大学時代は居酒屋でアルバイトを行っていたのですが、働き出した当初はお手洗いの清潔さに関するクレームが多く寄せられていました。しかしスタッフは皆忙しさも相まって最低限の清掃しか行っていなかったため自分がやるしかないと考え、仕事の合間を縫って頻繁にお手洗いの清掃と備品の補充を行うようにしました。 するとお手洗いにに寄せられたクレームが激減しただけでなく、サービス提供に関する評価が上がったことや私の働きぶりを見たスタッフの士気が高まっていることなどを店長から感謝してもらうことができとても嬉しかったのを覚えています。 入社後はこの強みを活かし、自分にしかできない価値提供を行うことで組織に貢献したいと思います。 部活動編 私は何事においても目標を達成できるまで諦めない真面目さが強みです。 私は大学からサッカーを始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。しかし引退までには必ず試合に出たいと考え、コーチにお願いして今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューを組んでもらい、朝晩1時間の個人練を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。 その甲斐あって大学2年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準々優勝することができました。 入社後にはこの強みを活かし、それまでに経験したことのない業務でも細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。 ゼミ編 私の強みは物事を自分ごととして捉え、自分の行動によってより良い方向へ導こうと努力できる真面目さがあることです。 ゼミに参加した際、グループ数人であるテーマについて討論を行う機会があったのですが、その中で一部のメンバーの意見が割れて互いに双方の考え方を否定するようなやり取りが続きました。その他の学生はどうすることもできずにただそのやり取りを静観している状況でしたが、この場で誰かがまとめなければ事態は収束しないと考え、私は双方の意見のメリットとデメリットを整理し、掛け合わせられる部分は掛け合わせてはどうかという新たな提案を行いました。 結果、双方の意見をまとめつつ自分の意見も客観的に捉えてもらうことができ、それぞれが納得感をもった結論に導くことができました。 入社後はこの強みを活かし、どのような場面でも主体的に課題解決に取り組むことで組織に貢献したいと考えております。 サークル編 私の強みは目標に向かって諦めずに努力できる真面目さがあることです。 大学ではダンスサークルに所属していたのですが、初めてダンスを練習した際にはなかなかコツを掴めずとても苦労しました。しかし、私はどうしても最初の学園祭で一番後ろではなくそれなりのポジションで踊りたいと考え、先輩にアドバイスを仰いで練習しつつ、個人的にダンススクールにも通って細かい動きを習い、その費用を稼ぐためにアルバイトも頑張りました。 結果、最初の学園祭では比較的目立つポジションで踊ることができ、みんなで一つのステージを創り上げることの喜びも実感できました。 入社後はこの真面目さを活かし、困難にぶつかっても最後まで諦めずに目標に向けて努力し、組織に貢献したいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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柔軟性をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選

「就活の自己PRで柔軟性をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで柔軟性をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで柔軟性をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、柔軟性をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで柔軟性をアピールするのはアリ 就活の自己PRで柔軟性をアピールできるメリットは「視野の広さ」「素直さ」「適応能力の高さ」をアピールできること 就活の自己PRで柔軟性をアピールする場合、「別の言葉へ変換すること」「短所として捉えられぬよう留意すること」の2点がポイン   就活の自己PRで「柔軟性」をアピールするのはアリ?   そもそも就活の自己PRで「柔軟性」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。 というのも、就活の自己PRで柔軟性をアピールすることで「入社後自社に大きく貢献してくれるかもしれない」と捉えてもらいやすくなるからです。 会社から求められた役割を果たすのは社会人として当然ですが、社会で活躍していくためには求められた業務をただこなすだけではなく、「今自分にできることは他にないか」「どうすればもっと組織が良くなるか」などを率先して考え行動する力が必要です。 その力がなければ自分の手で大きな成果を上げることも、周りと協力してより大きな成功を手にすることも難しくなってしまいます。 柔軟性のある人材はその場の状況に応じて自らの思考や行動を工夫させることができるため、視野が広く組織を円滑にしてくれる存在としてどの企業にも好印象を与えることができ、組織に利益をもたらす人材として重宝されるのです。 企業が就活生に求める「柔軟性」とは? 就活の自己PRで柔軟性をアピールするのは効果的ですが、企業が就活生に求めている柔軟性の意味を把握しきれていないとマイナスイメージを与えかねないため注意が必要です。 柔軟性という言葉を「周りの意見や行動に順応できる」という意味で捉えている就活生も多いかもしれませんが、企業が求めている柔軟性とは「周りの人や環境、その時の状況に応じて臨機応変に対応できる力」を指します。 先ほどお伝えしたような「周りの意見や行動に順応できる」という意味での柔軟性をアピールしてしまうと、「自分の意見を持たない人材なのではないか」「主体性がないのかもしれない」などと捉えられかねないため、柔軟性をアピールする際にはこのの点に留意しましょう。 就活の自己PRで柔軟性をアピールするメリット では、就活の自己PRで柔軟性をアピールすることには一体どういったメリットがあるのでしょか?自己PRをより効果的なものにするためにもざっと把握しておきましょう。 視野が広く組織を円滑に回せる印象を与えられる まずは視野が広く組織を円滑に回せる印象を与えることができるメリットが挙げられます。 企業に勤めるにあたってはいかに組織の力を最大化できるかが重要となりますが、柔軟性に長けている人材は周りを細かく見る力が備わっているため組織を俯瞰して見ることができ、その時の自分に何ができるか、その時重点的にサポートすべき箇所はどこかなどを迅速に判断し行動に移すことができます。 そういった人材は組織運営において非常に貴重な存在であり、就活でも採用担当者に好印象を与えやすいのです。 素直さをアピールできる 柔軟性があるという言葉には、自分とは異なる思考や意見でも受け入れ、取り入れることができるという意味も含まれます。 働く中で絶対的な正解はなく、その場の状況に応じて仕事の進め方に変化をつけたり、それまでとは異なるアプローチで顧客対応をすべき場面もあるでしょう。 そういった時「今まではこのやり方で問題なかったから変える必要はない」と頑固になってしまうとそれ以上の成長はありませんが、「まずは素直に受け入れてやってみて、それで違ったらまた軌道修正をすれば良い」という姿勢を持てる人材はより成長しやすく、視野を広く持てるようになっていきます。 仕事をするうえである程度の素直さは大切なため、柔軟性を通して素直さをアピールするのは効果的だといえます。   新たな環境でもすぐに適応できると捉えられる 社会人として働いていくにあたり、新たな環境への適応力は非常に大切です。企業では定期的に一緒に働く人員が変わったり部署異動があったり、新しい顧客を担当することになったりと、様々な環境の変化があります。 柔軟性がある=臨機応変に対応できる=環境変化にも適応できるという風にイメージしてもらうことができるため、自己PR内では柔軟性をアピールする中で環境への適応能力について触れて協調するのも一つです。 就活の自己PRで柔軟性をアピールする際のポイント 就活の自己PRで柔軟性をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。   「柔軟性」を別の言葉に変換する 「柔軟性」という言葉はとても抽象的だからこそ、「私の強みは柔軟性がある点です」とだけ伝えてしまうと採用担当者に伝えたいことが伝わり切らない可能性があります。 そこで、柔軟性という言葉を別の言葉や言い回しに変換することによってより具体性を持って伝えられるようになるほか、周りの就活生との差別化を図りやすくもなります。下記を参考に、用いるエピソードにあった変換にトライしてみてください。 周りの人や環境、その時の状況に応じて臨機応変に対応できる 相手の行動を見てその時必要なサポートができる 組織を俯瞰して捉え、その時必要なアクションを起こせる 人の意見を素直に受け入れ糧とすることができる 新たな環境にもすぐに適応できる 短所として捉えられぬよう留意する 自己PRで「柔軟性」をアピールする場合、伝え方によっては「周りに流されやすい」「自分の意見がない」「優柔不断である」などのマイナスイメージを与えてしまいかねません。 そのため、柔軟性についてアピールする際には自分の意見を持ちつつも周りと協力しようという姿勢を持っていること、物事を判断するにあたって周りの状況を俯瞰して捉えていることなどを併せて伝えると良いでしょう。 就活生が柔軟性を効果的にアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで柔軟性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「柔軟性」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。   【活動別】就活の自己PRで柔軟性をアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「柔軟性」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは、組織を俯瞰して捉えその時必要な行動ができることです。 大学時代はアルバイトとしてレストランに勤めていたのですが、当初その職場は人員不足で料理の提供に時間がかかったりオーダーが通っていなかったりといった問題が生じていました。そこで私は人員が増えるまでの間工夫できることはないかと考え、スタッフ一人ひとりへヒアリングを行って原因を探りました。するとキッチンとホールを兼任するスタッフが多いことで役割分担がうまく行われていないことがわかったため、店長にスタッフの役割の明確なすみ分けを行うよう提案しつつ、独自にマニュアルを作って不慣れなスタッフへの働きかけも行いました。 結果、店の回転率が上がって集客数が前年比で20%UPし、スタッフからも「ストレスが減った」と言ってもらうことができました。 入社後もこの柔軟性を活かし、その時の状況に応じて臨機応変に対応することで組織に貢献していきたいと思います。 部活動編 私には、周りの人や環境、その時の状況に応じて臨機応変に対応できる強みがあります。 大学時代は合唱部に所属しており全国大会出場を目指して練習していたのですが、一部の部員が歌唱力に乏しく、周りから冷ややかな視線を受けている状態でした。私は合唱経験が比較的長く余裕があったこと、目標達成のためには組織が協力することが不可欠であると考え、顧問と相談したうえで一部の部員用の練習メニューを作成し、毎日の朝練を私主導で実施しました。また練習習慣を身につけてもらうために課題も提出してもらうようにし、毎日私が採点を行っていました。 すると、そんな様子を見ていた周りの部員たちも士気が高まったのか個人練を行うようになっていき、最終的には引退直前の年に全国大会へ出場することができました。 貴社に入社できた際にはこの強みを活かし、組織一丸となって成果に繋げられるよう柔軟性をもって対応していきたいと思います。 サークル編 私の強みは、相手の行動を見てその時必要なサポートができることです。 大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、とある後輩メンバーがあるタイミングを境に少しずつ部室に顔を出す頻度が減っていっていることに気づき、心配になってある時個別で聞いてみると周りの足を引っ張っているようで気まずかった、でもダンスは楽しいから続けたいとこぼしていました。それを受けて、私はどうにか彼女に自信をつけてもらうべく、部室から離れたところで個別で一緒に練習することを提案し、2ヶ月後の学園祭の時までに自信をつけてもらうことを目標に掲げて彼女用のメニューを作成して練習に励みました。 結果本人の努力の甲斐あって学園祭のステージは大成功に終わり、本人も「頑張って本当に良かった」とうれし涙をこぼしていたのが今でも心に残っています。 入社後はこの強みを活かして、その時必要なサポートを行うことで組織を下支えしていきたいと思います。 インターンシップ編 私には人の意見を素直に受け入れ糧とすることができる強みがあります。 昨年参加していた長期インターンでは新商品の企画案出しを行う課題を出され、計2回のプレゼンの機会があったのですが、私は元々アイデア力に自信があったため数多くの商品案を考え、懇親の一案をプレゼンしました。しかし、1回目のプレゼンでは案自体の評価は良かったものの「プレゼンにオリジナリティがない」「ストーリー性がない」「途中で聞くことに飽きてしまった」などのご指摘を数多くいただく結果となってしまいました。私は2回目のプレゼンではなんとか優勝したいと考え、1回目のプレゼンでいただいたご指摘を全て取り入れ対策を行い、数十回のリハーサルを行ったうえで再びプレゼンに臨みました。 その甲斐あって2回目では無事優勝して目標を達成することができとても嬉しかったです。 入社後もこの素直さを活かして、よりスピーディーに成長できるよう努めたいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、協調性など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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忍耐力をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選

「就活の自己PRで忍耐力をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで忍耐力をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで忍耐力をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、忍耐力をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで「忍耐力」をアピールするのはアリ 就活の自己PRで忍耐力をアピールする際には「なぜ辛い状況に耐えられたのか」を盛り込むと説得力が増す   就活の自己PRで「忍耐力」をアピールするのはアリ?   そもそも就活の自己PRで「忍耐力」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。というのも、採用担当者に忍耐力があると捉えてもらえると下記のような効果が見込めるからです。 ・ストレスコントロール力があると捉えられる ・すぐに物事を投げ出さず目的達成に向けて尽力できると捉えられる ・長期的に働いてくれると捉えられる 社会で働くうえでは一筋縄ではいかないような難しい業務を任されたり、プレッシャーに押し潰されそうになったりすることもあります。 中でもメンタルが弱く繊細な人材はそういった壁を乗り越えきれずに仕事を短期離職してしまう、他人に責任転嫁してやり過ごそうとするなどの傾向が見られます。 一方、忍耐力がある人材は「これを乗り越えれば成長できる」「同じ業務を次からはもっとスムーズにできるようになる」などと思考を工夫しながら、最後まで諦めず前向きに働くことができます。 こういった人材はどういった企業でも重宝されるため、忍耐力を就活でアピールするのはアリであるといえるのです。 ただし「忍耐力」と一言でいっても企業によって「どのような業務も最後までやり遂げられる」「長く働き続けられる」など特に求めている「忍耐力」の意味は異なります。 そのため、志望企業が求めている人物像を把握し、それぞれの企業で求められる忍耐力の意味に沿ったアピールができるように心掛けると良いでしょう。 就活の自己PRで忍耐力をアピールする際のポイント 就活の自己PRで忍耐力をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。 短所として捉えられぬように伝える 「忍耐力」という言葉は、アピールの仕方によって「他者からの要求や圧力に耐え忍ぶ」という受け身のようなイメージを抱かれ短所として捉えられてしまう可能性があります。 ただひたすら耐えるだけと受け取られないためにも、就活の自己PRで「忍耐力」について伝える際には、主体性や発信力、他者を巻き込む力など積極性が感じられる要素も盛り込んでアピールすると良いでしょう。 忍耐力を他の言葉に言い換える 「忍耐力」という言葉は抽象度が高いため、ただ「私の強みは忍耐力に長けていることです」とだけ述べても本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。 そこで、忍耐力という言葉を別の言葉に変換することで具体性を持たせられるほか、他の就活生との差別化にもなるためおすすめです。ぜひ下記の表現を参考に、自己PRに使おうと考えているエピソードに沿った言い換えを考えてみましょう。 継続力がある 最後まで諦めず努力し続けられる 困難にぶつかっても投げ出さず挑戦し続けられる 一度決めたことは最後まで成し遂げる 辛い状況でも前向きに努力できる なぜ苦しい状況に耐えられたのかを伝える 忍耐力が備わっていることをアピールしようとする際、「なぜそういった苦しい状況に耐えることができたのか」についても併せて伝えることで、自己PRに説得力を持たせることができます。 企業は自己PRを通してその就活生の人柄についても見たいと考えています。だからこそ、苦しい状況に耐える中での思考や行動について具体的に書くことで、自分がどういった人間なのかをアピールすることができ効果的なのです。 定量的に伝える 就活の自己PRで忍耐力についてアピールする際には、数字を用いて定量的に伝えると、結果の大きさや努力の難易度を理解してもらいやすく効果的です。 「〇〇を朝晩1時間ずつ継続しました」などと、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。 就活で忍耐力をアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで忍耐力をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。   まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「忍耐力」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。   【活動別】就活の自己PRで忍耐力をアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「忍耐力」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは、最後まで物事を投げ出さず工夫し続けられることです。ス 大学時代コールセンターのオペレーターのアルバイトに従事していたのですが、日々クレーム対応に追われ何度も仕事を辞めたいと考えていました。しかし幼少期に母から「自分から相手に寄り添えばおのずと自分の気持ちが伝わるようになる」と教えられたことを思い出し、もう少し頑張ってみようと考えました。まずは社員の方へ、クレームを寄せてくる方にはどういった背景があるのかをヒアリングし、クレーム対応の書籍を読んで勉強したうえでクレームの電話を受ける際にはまず相手の話にひたすら耳を傾け、やわらかい口調で対応することを心掛けました。 結果、クレームを寄せた方が最終的には落ち着いて電話を切って下さるようになり、中には私を名指しするお客様も現れるようになりました。 入社後はこの忍耐力と主体性を活かして、難易度の高い業務にも諦めずに挑戦し続けたいと思います。 部活動編 私には最後まで諦めずに努力し続けられる強みがあります。 大学時代はバスケットボール部に所属していたのですが、私は唯一の未経験者で、最初は周りの練習についていくこともままならず何度も退部を考えました。しかし、私には引退するまでに試合に出たいという目標があり、それを達成できなければ後々深く後悔することになると考え諦めないことに決めました。土日には社会人に交じってサークルに参加して試合に慣れる練習をし、部のコーチにアドバイスをもらい新たに組んだ練習メニューをもとに毎日朝晩1時間ずつ自主練を繰り返しました。 努力の甲斐あって、大学2年生の頃には補欠としてですが一度だけ試合に出ることができ目標を達成することができました。 貴社に入社できた際にはこの忍耐力を活かし、未経験の業務にも前向きに取り組んでいきたいと思います。 学業編 私の強みは困難にぶつかっても投げ出さず挑戦し続けられることです。 大学時代は〇〇の研究を行っていたのですが、先行研究や現存する資料が少なかったことに加え、論文の多くは英語で記載されていたため自力で英語を読む必要があり苦難を強いられました。長期間自分の求める答えに到達することができず研究を諦めそうになったこともありましたが、一度決めたことは最後まで責任をもって果たす必要があると考え、約1年半この研究を続けました。 結果、本来着地させたかった結論に繋げることはできませんでしたが、これらを経験する過程で忍耐力とストレスコントロール力を培えたと考えています。 入社後はこの強みを活かして、どのような困難にぶつかっても諦めずに成果を出せるようベストを尽くしたいと思います。 インターンシップ編 私には、一度決めたことを最後まで諦めずに努力できる強みがあります。 昨年長期インターンシップに参加していた際、新商品の案出しを行う機会があり、全10名の学生がそれぞれ計2回プレゼンすることになりました。私はどちらかのプレゼンで優勝したいと考えていたのですが、初回は全く良いアイデアが思い浮かばず良い評価を受けられませんでした。不甲斐ない結果に終わり心が折れそうになりましたが、一度決めた目標を諦めたくない、まだ次があるのだから勝負は終わったわけではないと自分を鼓舞し、アイデア出しのコツを書籍で勉強しつつ、競合調査シートを独自に作成してアイデア出しの基盤を固めました。 その甲斐あって、2回目のプレゼンでは準優勝することができました。目標には届きませんでしたが、忍耐と継続が自身の成長に繋がることを学ぶことができたと思います。 貴社への入社後はこの忍耐力を活かして、どのような難しい業務にも前向きに取り組みたいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、協調性など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22

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気配り力をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選

「就活の自己PRで気配りができることをアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで気配りできることをアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで気配りができることをアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、気配りについてアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで気配り力をアピールするのはアリ 就活の自己PRで気配り力をアピールする場合、「別の言葉への変換」「企業への対応への留意」の2点がポイント   就活の自己PRで「気配り」をアピールするのはアリ? そもそも就活の自己PRで「気配りができること」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。 ただし「気配りができる」と一言でいっても企業によって「場の空気を読んで柔軟に立ち回れる」「視野が広く全体を俯瞰できる力がある」など、求める意味は異なります。 企業の公式サイトなどをもとに求める人物像を把握し、その人物像に沿った気配り力をアピールできるよう配慮しましょう。 【気配りができる人の特徴】 下記に気配りができる人の特徴をご紹介しますので、「自分は本当に気配りできる力をアピールするべきなのだろうか」とお悩みの就活生に向けて、ぜひご自身と照らし合わせてみてください。 ・周りの空気に敏感である ・周りをよく見ている ・謙虚で相手を尊重する傾向がある ・主体的に行動することができる ・人見知りをしない ・相手の立場に立って物事を考えられる 就活の自己PRで気配り力をアピールする際のポイント 就活の自己PRで気配りできる力をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。 「気配り」を別の言葉に変換する 「気配りができる」という表現は抽象度が高いため、ただ「私の強みは気配りができることです」とだけ述べても本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。 そこで、気配りという言葉を別の言葉に変換することで具体性を持たせられるほか、他の就活生との差別化にもなるためおすすめです。ぜひ下記の表現を参考に、自己PRに使おうと考えているエピソードに沿った言い換えを考えてみましょう。 場の空気を読んで行動できる 臨機応変な対応力がある 判断力に長けている 相手の気持ちに立って考えることができる 状況を俯瞰して捉えることができる 視野が広くその時々で自分に求められている役割を果たせる 企業への対応に留意する 自己PRで気配り力をアピールする場合には、面接の際や企業とのやり取りを行う際の対応や振舞いに留意する必要があります。 メールの返信が雑だったり、時間ギリギリになって面接会場に到着するなどの行為が見られると、どんなに良い自己PRを伝えられたとしても説得力を持たせることができません。気配り力をアピールする場合は基本的なマナーや振舞いに特に留意するようにしましょう。 就活で気配り力をアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで気配りできる力をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「気配りができる」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。   【活動別】就活の自己PRで気配り力をアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「気配りできる力」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みは、状況を俯瞰して捉え臨機応変に対応できることです。 大学時代はアルバイトとして飲食店に勤めていたのですが、勤めだした当初店は人員不足に陥っており、料理の提供に時間がかかったりオーダーが通っていなかったりといった問題が生じていました。そこで私は人員が増えるまでの間工夫できることはないかと考え、スタッフ一人ひとりへヒアリングを行いました。するとキッチンとホールを兼任するスタッフが多いことで役割分担がうまく行われていないことがわかったため、店長にスタッフの役割の明確なすみ分けを行うよう提案しつつ、独自にマニュアルを作って不慣れなスタッフへの働きかけも行いました。 結果、店の回転率が上がり集客数が前年比で20%UPし、スタッフからも「ストレスが減った」といってもらうことができました。 入社後もこの気配りできる力を活かし、いかなる課題も俯瞰して捉えベストな改善策を講じていきたいと思います。 部活動編 私は、場の空気を読んでその時自分にできる役割を率先して果たせる強みがあります。 大学時代は合唱部に所属しており皆で全国大会出場を目指していたのですが、2名の部員の歌唱力が周りに追いついておらず、周りの部員は何もいわないながらも冷ややかな視線を送っている状況でした。私は約5年間の合唱経験がある者としてこの状況を打開したいと考え、顧問と相談したうえでその2名の部員用の練習メニューを作成し、毎日の朝練を実施しました。また、自宅でできる練習もそれぞれの部員に実施してもらい、それを録音して毎日提出してもらうことで練習の習慣も身につけてもらいました。 すると、そんな様子を見ていた周りの部員たちも士気が高まったのか個人練を行うようになっていき、最終的には引退直前の年に全国大会へ出場することができました。 貴社に入社できた際にはこの強みを活かし、組織一丸となって成果に繋げられるよう尽力したいと思います。 サークル編 私の強みは常に周りの状況を見て臨機応変に対応できることです。 大学時代は軽音サークルに所属していたのですが、私が所属し出した当初はメンバーの人数に対して実際に部室で練習に参加しているメンバーが少なく、原因を突き詰めると「学園祭までにまだ時間があるから」という理由が浮かび上がりました。そのサークルには長らくリーダーがいないということもあったため、私は自分発信でサークルをもっと活性化させたいと考え、メンバー数名と協力して学園祭以外での発表の場を設けるため、外部のライブ会場に働きかけ、年2回のサークルライブを敢行いたしました。 結果、発表の場が増えたことでメンバーのモチベーションが高まり練習量が増えたことに加え、図らずも翌年の新入部員は前年比で40%UPしました。 入社後もこの対応力と主体性を活かし、いかなる課題にも当事者意識をもって率先して働きかけたいと思います。 インターンシップ編 私には周りの空気を読みつつ相手の立場に立って行動を工夫できる強みがあります。 以前参加していた長期インターンシップでは数人のグループでSNS運用を行っていたのですが、ある月、目標フォロワー数に達することができなかったことが問題になりました。直接的な要因は内一人のメンバーが個人目標を割っていたことにあったため周りはその学生に対して冷ややかな対応をしていたのですが、私は同じチームのメンバーとしてフォロワー数を稼げなかった理由を突き止め、その学生も目標を達成できるようになってほしいと考えました。本人へのヒアリングを行って原因を見つけ、発信内容を一緒に考え投稿頻度を増やしました。 工夫の甲斐あって、次月には全員で目標を達成することができ、その学生も最終的には発信のコツを掴み一人で運用できるようになっていました。 貴社へ入社できた際にもこの強みを活かし、課題解決に努めたいと思います。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。  

2024.03.22