自己PRの効果的な書き方【選考通過者の例文6選】

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目次

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「自己PRの書き方がよくわからない・・・」 「アピールポイントって何から考えれば良いのかわからない」

このように自己PRの書き方でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか?本記事ではそういった就活生に向けて、自己PRの書き方をわかりやすくご紹介します。

実際に選考を通過した就活生の例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 就活における自己PRとは、長所を企業にアピールすることを指す
  • 企業が自己PRを聞くのは「就活生の人柄」と「自社の求める人物像に近いか」を知るため
  • 自己PRを書くにあたってはモチベーショングラフの活用が便利
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実際に選考を通過した就活生の自己PR・例文集

最後に、実際に選考を通過した就活生の自己PRの例文をご紹介します。先ほどのフレームワークとこれらの例文を参考に効果的な自己PRを目指しましょう。

23卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) - 自己PR(400文字以内)

私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐
これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。
週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。
まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。
次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。
結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。
ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。

23卒全国農業協同組合連合会(JA全農)(事務系) - 自己PRをお願いします。

私は目標に対して真摯に取り組む人間だ。
私は試合で勝つことを目標にキックボクシングを週に6回練習していた。ある日トレーナーから練習次第では試合に出すと言われ一層練習に打ち込んだ。しかし、私にはまだ相手を倒せる武器が無いと出場機会は見送られた。非常に悔しく辞めようとも考えたが自身の目標を諦めきれず、得意な左ミドルキックを重点的に練習した。どのように蹴れば重みが増すのか、左ミドルを当てるにはどう立ち回れば良いか常に意識した。また、練習で指摘されたことはメモに書き次の練習前に読み返すようにした。結果として左ミドルを駆使し試合に勝利した。
この経験で培った課題解決能力を貴会でも発揮したい。

24卒住友商事(営業部)(営業職) - 自己PR(400文字以下)

自身の長所は粘り強く継続し、課題解決のため、努力することができることである。

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24卒KPMGコンサルティング(ビジネスコンサルタント) - 自己PRをご自由にご記入ください(何かご自身でやり遂げた経験を具体的に記入してください)(400文字以内)

私の強みは柔軟な発想で臨機応変に問題に対処できるところだ。

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24卒キリンホールディングス(KIRIN)(応用研究コース) - 自己PR(300字以内)

私の強みは、現状に満足せず、常に向上心を持つところです。

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25卒農林中央金庫 - ご自身の強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。

私の強みは構造化思考と論理伝達力だと考えている。

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就活で企業が自己PRを聞く意図

そもそも、企業は就活でなぜ自己PRを聞くのでしょうか?効果的なアピールをするためにもまずはここを把握しておきましょう。企業が自己PRを聞く意図

人柄を知るため

就活の採用においては、その就活生に備わっている能力と人柄についてを重点的にチェックする傾向があります。
企業は自己PRを通して強みだけでなくそれまでの経験についても併せて聞くことで、物事に対してその就活生がどういった思考を巡らせ、どういった行動に繋げる人材なのかをチェックし、能力だけでなく人柄までを把握しようとしているのです。

たとえば「みんなをまとめることが得意」という強みがあっても、中には自分が先頭に立って周りを引っ張るタイプの方もいれば、陰で周りをサポートしてまとめるタイプの方もいます。 企業はその学生が具体的にどういった人柄なのかを知ることで、本当に自社とマッチした人材なのかどうかを見ようとしているのです。

自社の求める人物像に近いかを把握するため

新卒採用ではポテンシャル採用が基本となるため、今ある能力よりも将来活躍できる強みを持っているかどうか、自社の社風にあっているかどうかなどの点が重視されています。 そこで企業はその就活生が企業の求める人物像に近いかどうかを見ることで、採用すべきかを判断しているのです。

たとえば、行動に移す前にまずは緻密に計画を立て順序立って物事を進めるような人材を求めているところに、好奇心が旺盛でまずは行動してみるタイプの人材が来たら、その企業と就活生がマッチしていないことがわかります。

就活では何をアピールすれば良い?自己PR内容の考え方

中には「自己PRが思いつかない・・・」「自分にアピールできる強みなんてないよ・・・」とお悩みの就活生もいるかと思いますので、ここではそういった就活生に向けて自己PRの考え方を3STEPでご紹介します。

自己PR内容の考え方

STEP1:過去の経験を洗い出す

まずは自分の過去の経験について振り返りましょう。これはいわゆる自己分析の作業を指します。下記のように幼少期から現在に至るまでの間に経験したことや印象的だった出来事を羅列してみましょう。 嬉しかったこと、頑張ったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、辛かったことなどの観点で思い起こすとわかりやすいのではないでしょうか。

【例】
サッカーの試合でインターハイに出場した
ピアノコンクールで入賞できた
初めてのアルバイトで接客に苦戦した

STEP2:モチベーショングラフを作成する

過去の経験を洗い出せたら、それらの内容をもとにモチベーショングラフを作成してみましょう。 先程洗い出した過去の経験を時系列に並べ直し、その出来事があった際のモチベーションがどのくらいの高さだったのかを下記の図のようにグラフにしていきます。

モチベーショングラフ

STEP3:モチベーショングラフから強みを見つける

モチベーショングラフを作成したら、それぞれのエピソードについて深堀りしていきます。 たとえば「部活動で自分の無力さを痛感した」というエピソードであれば、「無力さを感じた結果どう行動したのか」「ぶつかった壁をどう乗り越えたのか」などを考えていきます。 他の経験についても同じように深堀りし、それらにおける行動や思考に共通点があれば、それが自分の強みであるといえます。

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就活における効果的な自己PRの書き方~フレームワークつき~

では、自己PRは具体的にどのように描けば良いのでしょうか?ここでは効果的な自己PRの書き方をフレームワークつきで見ていきましょう。

結論

自己PRを書く際は最初に「私の強みは〇〇です」などと自分の強みを端的に伝えましょう。最初に結論を伝えることで、この先どういった内容が続くのかを聞き手側が想定でき、理解してもらいやすくなります。

エピソード

強みを伝えたら、その強みがあることを証明できるエピソードを述べます。 ここではどういった目標や課題に向けてどのような思考をし、どのような行動を起こしたのかを盛り込むことで、できるだけ説得力を持たせるようにしましょう。

結果・学んだこと

その後は、自分が起こした行動によってどういった結果に繋がったのかを明記しましょう。ここでは第三者にもその結果の大きさを理解してもらえるよう、できるだけ数値で示して定量的に表現するのがベターです。
たとえば「〇〇という提案をして実践した結果、売上を昨対比20%UPさせることができた」と伝えられると説得力が増します。

入社後どう活躍できるか

最後に、その経験を通して何を学んだのか、その学びを活かして入社後どのように活躍するのかを伝えましょう。就活においてはいかに採用担当者から「この就活生は自社で活躍する素養がある」と思ってもらえるかが勝負です。

「私の長所である〇〇を活かし、貴社の〇〇業務において〇〇のように貢献していきたいと思います」などと、自分の強みをどう業務に活かせるかを伝え「この人材は自社に貢献してくれる」と捉えてもらえるとベストです。

このように自己PRはフレームワークに沿って作成すると採用担当者に伝わりやすい文章にまとめることができます。

しかし、フレームワーク通りに回答できる場合もあれば、企業によっては就活生のことをより深く理解するために自己PRを深堀りした複数の質問に対して回答しなければならないESの提出を求める場合もあるでしょう。突然の深堀りに慌てないためにも、事前にできる準備として過去の本選考ESの質問を確認しておくことをおすすめします。

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就活生が自己PRを書く際の注意点

ちなみに、就活生が自己PRを書くにあたって注意すべきポイントがいくつかありますので、ざっくりと把握しておきましょう。

字を丁寧に書く

PCの場合は別ですが、手書きでエントリーシートに記入していく場合にはできるだけ丁寧に書くように心掛けましょう。
粗雑に書かれたエントリーシートでは、採用担当者から「入社意欲が低い」「大切な文書すら丁寧に扱えないのか」とマイナスに捉えられてしまいます。
たとえ字が上手ではなくとも、丁寧に書こうという意思は伝わるものですので、下手でも丁寧に書きましょう。もし書き間違えた場合は修正液や修正ペンを使わず、新しい用紙に書き直すのがマナーです。

志望企業で求められている強みを書く

どんなに良い強みでも、それが志望企業で求められているもの、活かせるものでなければあまりアピールになりません。
多くの企業は公式サイトやナビサイトで求めている人材像について公表しているため、まずはその情報を把握し、そこで自分の長所を活かせるかをチェックしましょう。

エピソードは具体的に書く

自己PRで記載するエピソードは必ず具体的に書きましょう。
エピソードが抽象的になってしまうとアピールした強みに説得力を持たせられず不信感を持たれてしまう可能性があります。できるだけ具体的なエピソードを伝えられるような強みをアピールするようにしてください。
具体的に説明するにあたっては、どういった目標を掲げていたのか、どういった結果を得られて何を学べたのかなどを明記するのがコツです。

記述欄の9割以上を埋める

自己PR欄に限った話ではありませんが、記入欄があまり埋まっていないと意欲が低いと捉えられるため、自己PRを書く際には記述欄の9割程度を埋められるように書きましょう。 ただし文字数が多すぎると読みにくくなってしまうため、読みやすさを意識して行間や字間に留意して書くようにしましょう。

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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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