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社会人が職場で自己アピールすべきポイントやコツをご紹介!

職場で自分自身のことをどうアピールするかによってその後の評価が大きく変わってくるため、社会人は自己アピール術を学んでおく必要があります。 そこで本記事では、社会人がアピールしたほうが良いポイント4選とアピールするコツやポイントについてご紹介していきます。 またアピール上手であることが転職活動にも有利に働く理由についてもご紹介していますので、参考にしてみてくだ この記事のまとめ 社会人には、コミュニケーション能力の高さ、仕事の早さ、分析能力などが求められるため、これらの能力があることをアピールすると良い  アピールは自分の良さを知ってもらうことである アピールするためには自分の長所を見つけ、上司の気持ちを考え、失敗を恐れずに行動することが大切である アピール上手になるための3つのポイント アピールすることの重要性は理解していたとしても少し苦手だなと感じている人もいるのではないでしょうか。 ここではアピール上手になるためのポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 自分の長所を見つける 私にはアピールできる点がないと感じている人はまずは自分の良さを見つけることからスタートしましょう。 短所は必要ありませんので、どんな些細なものでも良いのでひたすら長所をかき集めてください。こうすることで、自分には良い面がたくさんあることに気付くはずです。 かき集めた長所を素直に受け止め、これを伸ばすためにどのような行動を取ると仕事に活かすことができるのかを考えてみます。 部屋の掃除をすることが好きなのであれば、オフィスの掃除を人よりも少し頑張ってみる、元気が取り柄なのであれば誰よりも大きな声で挨拶を行うなど、どんなことでも良いので自分が得意なことを仕事の場でも活かしていきましょう。  それは必ず誰かが見ていて、新しい仕事のオファーに繋がる可能性は充分に考えられます。 上司の気持ちを考えてみる 自分の長所やアピールできるポイントが分かれば、次は上司の気持ちを理解してみます。 評価をする相手は上司なので、上司に取って必要な情報ややってほしいことを先読みし行動することでより評価に結びつきやすいです。 前述のAさん・Bさんのように、上司の立場からすると中間報告といった進捗報告は業績を管理している身としては欲しい情報ですし、週に1回程度の適度な報連相だと時間も確保しやすく業務の妨げにもなりません。 このように上司の視点から考えた時にどのような行動が喜ばれるのかを考えるとより良いアピールに繋がるでしょう。 失敗を恐れない 緊張しやすい人の場合など、どうしても失敗を恐れてアピールをためらう傾向にあります。 しかし、失敗するのではないかと考えていると新しいチャレンジはできませんし状況も変えられません。 若いうちこそたくさん失敗をすることでキャリアアップにも繋がりますので、まずはやってみようという精神を持ち、失敗を恐れずに前向きにチャレンジしてみましょう。 アピール上手は転職にも有利 日頃から自分の良い点をアピールする練習を行っていると仮に転職を考えた時にも有利に働きます。 ここではその理由についてお伝えしていきます。 自己PRの仕方を理解している 転職活動では、志望動機や経験・実績も大切ですが、それを裏付けるためには面接の場での「自己PR」も重要となります。 「自己PR」は自分の良さを知ってもらう場であり、職場で自分をどうアピールするのかを考えている場合には、同様のことを行えば良いのです。 このように、常にアピールをし続けていると日頃からその習慣が身についているため、転職活動においても有利に進めることができる可能性が高いです。 経験値を活かすことができる 職場でアピールをし続けていた結果同世代の人以上の経験を積むことができた、会社の中で重要なポジションを任されていたなど、職場で自分自身のアピールし続けた成果を面接の場で伝えるだけでも充分な自己PRとなります。 社内からの評価が厚かったことが分かると、職場内でも期待されていた人材だと面接官は判断し仕事ができる人であると認識される可能性が高いです。 人事担当者としてもできるだけ優秀な人材を採用したいと考えているため仕事ができる人であると確証が持てるエピソードを持っているということで転職に有利に働くでしょう。

2024.01.29

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休職のメリット・デメリットは?給料や過ごし方についてもご紹介

仕事や人間関係のストレス、体調不良といった様々な理由で休職を検討している人がいるのではないでしょうか。  そこで本記事では休職することのメリットやデメリット、休職中の過ごし方についてご紹介していきますので、休職を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 休職中は無給となるが、病気やケガで休業する場合には、傷病手当金を受け取ることができる 休職中であっても社会保険料は支払わなければならない 休職することで、ストレスから解放され、治療に専念でき、将来について冷静に考えることができるようになる 休職中は、「深く考え込まずにゆっくり休む」「生活リズムを整える」「好きなことを楽しむ」ことが大切である 休職のメリット ここでは休職することのメリットについてお伝えしていきます。 治療に専念できる 身体的な病気やうつ病などの精神的な病の場合、休職することによって治療に専念することができます。 仕事をしながら治療をしようとしても、多忙で通院することも難しく治療を後回しにしてしまい、完治するまでにかなりの時間がかかってしまうことも少なくありません。 しかし、休職して治療だけに専念できる十分な時間を確保することによって、自分の心と体のケアだけに集中することができるため、回復を早めることができるでしょう。 ストレスから解放される 2つ目は、ストレスから解放されることです。 休職の理由が仕事や人間関係へのストレスの場合、ストレスから解放され快適な時間を過ごすことができます。 ストレスを貯め込み過ぎるとうつ病などの病気を発症してしまう可能性も考えられます。業務過多で体調の異変を感じている場合には、数週間でも良いので休職し、コンディションを整える時間を作ると気持ちが軽くなり、前向きに考えることができるようになるでしょう。 時間を好きに使える 3つ目のメリットは、自由に時間を使えることです。日々業務に追われていると趣味やプライベートの時間を取ることが難しいですが、休職することで自分の好きなことに時間を費やすことができます。 休職の理由にもよりますが、病ではなく自主都合の休職の場合にはリフレッシュを含めて小旅行に出かけるなどし、心に余暇を与えるのも良いでしょう。 自分の将来について冷静に考えることができる 残業が多いなどのハードワークを行っている場合には、毎日仕事のことばかりで休みの日は仕事の疲れが取れず、1年中頭の中に仕事がある状態になっている可能性があります。このような状態では、落ち着いて将来のことを考える時間が取れません。 しかし、休職することによって、仕事から離れることで時間に余裕が生まれ、今の状況を客観視することができ、冷静に将来について考えることができるでしょう。 休職する手順 休職は社員の権利ではなく、あくまでも福利厚生の一環として会社が独自に認めてくれている「解雇の猶予期間」ですので、長期的に仕事を休みたい場合は会社が定めるルールに従い手続きを行いましょう。  ここでは、一般的な手順を紹介しますので参考にしてみてください。 1.会社の休職制度について確認する 休職の細かいルールは、会社ごとに異なります。 まずは、期間・休職中の給与の取り扱い・必要書類・復職後の支援体制などについて確認してみましょう。中には休職制度自体が存在しない会社もありますので、そもそも制度があるのかどうかも事前に確認しておきます。 2.診断書を提出する 休職するケースで最も多い理由は病気やケガです。 そのため、休職を申し出た際に「診断書」の提出を求められることがあります。 診断書とは患者の症状や診断内容、治療などについて医師のみが作成できる書類のことをいい、作成してもらうためには、2,000~1万円ほど費用がかかります。 うつ病を発症したなどの精神疾患の場合も診断書を提出することで休職することが可能となりますので、身体への不調を理由に休職する場合には、必ず診断書を用意しましょう。 会社によっては診断書のフォーマットが決まっているケースもありますので、事前に確認をしておきます。 3.上司に休職したい旨を伝える 診断書の準備ができたら、会社に休職したいことを報告します。 いずれ復職を考えているなら、直属の上司との関係悪化は避けたほうが無難ですので、人事部ではなく、まずは直属の上司に伝えましょう。 上司に相談することで、休職を考える程人間関係が悪化している、オーバーワークであるということが分かると、何らかの対処をしてくれる可能性も充分に考えられます。 場合によっては労働環境が改善し、休まずに事態を乗り越えられることもあるでしょう。ただし、上司との関係悪化が原因の場合には、この限りではありません。 4.必要書類を提出する 上司や会社との話し合いで休職が決定したら、休職に必要な書類を提出します。 一般的には「休職願」など会社所定の申請書と「診断書」の2種類が必要になることが多いです。 すでに仕事を休んでいる場合は、必要書類を郵送で送ります。会社が必要書類を受け付けた段階で正式に休職が認められるため、できるだけ早く、不備のない状態で提出することが大切です。 休職中の過ごし方 ここでは休職中のおすすめの過ごし方についてお伝えしていきます。休職中の過ごし方によって今後の生き方が変わってくるかもしれません。 ストレスなどが原因で休職をしている場合を想定してお伝えしていきますので、参考にしてみてください。 深く考えずにゆっくり休む 休職してすぐの時期は、精神的にも肉体的にもまずはしっかり休むことが大切です。 今まで仕事に奔走してきたことにより疲労が貯まっているため、思考力や適切な判断力が低下しています。また、休職に対して罪悪感を覚えやすく、急に働かない環境に移ったことであれこれ悩んで沈みがちになる可能性も考えられます。 休職し始めたばかりの時期は、どうしても復職後のことや会社のことが気になってしまいますが、まずは心や体の状態がある程度よくなるまではできるだけ深く考えずに、仕事のことは忘れて自分の心と体のケアに専念しましょう。 生活リズムを整える 毎晩遅くまで仕事をする習慣がついている人はどうしても夜型の生活になりがちです。仕事から離れ心も少しずつリフレッシュし始めたら、健全な生活リズムを取り戻しすがすがしい一日を送ることができるように意識をしましょう。 具体的には、少しずつ起床・就寝時間などの生活リズムを整え、散歩など適度な運動も行います。食事も朝・昼・晩と日本食を意識し、野菜なども積極的に取り入れるようにしていくと良いでしょう。 このように生活リズムを整えることで体内のホルモンバランスも保たれやすくなり、生活習慣病やうつ病の予防ができます。休職前は気分が落ち込んでいたという人の場合は特に有効です。  好きなことを楽しむ 休職していることにも慣れ、少しずつ本来の自分を取り戻すことができたと感じたら、自分の好きなことを思いっきり楽しみましょう。 映画を観る、ショッピングをする、ドライブをするなどどんなことでも構いません。自分が好きなことをたくさん楽しみ、乾いた心をしっかり潤していきましょう。 客観的に将来について考える 最後に自分が将来どうしたいのかを冷静に考え直します。今の会社で働き続けたいのか、それとも他の企業に転職をしたいのか、自分がやりたい仕事はどんな仕事なのか、などリフレッシュされた頭で自分の本音と向き合う時間を作ると良いでしょう。 仮に復職を考える場合には、休職に追い込まれるほど大変だった要因を突き止め、改善する手立てを考えてみてください。今すぐには働けないと考えるのであれば、それも一つの選択肢です。 もう一度働きたいと感じたときに、万が一会社員として採用されることが難しかったとしても、職種によっては在宅で一人でできる仕事など様々な選択肢があります。まずは冷静に客観的に将来について考える時間も取ることをおすすめします。

2024.01.29

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20代前半にやるべきこと12選|20代前半の平均年収はいくら?

20代前半は社会人としての第一歩を踏み出す時期です。 右も左も分からないことだらけで戸惑うことも多いことでしょう。 しかし、この最初の一歩でどのような行動を取るかによって、今後の人生が大きく変わっていきます。 そこで本記事では、20代後半以降の生き方を後悔しないために、20代前半にやっておいたほうが良いこと12選をご紹介していきます。  アグレッシブで好奇心旺盛、体力も可能性も無限大の20代前半を有意義に過ごすためのきっかけが見つかると幸いです。 この記事のまとめ 20代前半(20~24歳)は失敗を恐れずになんにでもチャレンジをすることが大切 20代前半の平均年収は292万円だが、行動次第で20代後半には100万円アップする可能性がある 20代前半のうちは「先輩の意見を素直に聞く」「自己投資をする」「視野を広げる活動をする」「失敗を恐れずに行動する」ことが大切 20代前半にしておくべきこと12選 ここでは、20代前半のうちにやっておくべきこと12選をお伝えしますので、自分ができることからぜひ取り組んでみてください。 先輩の意見を素直に聞く 20代前半のうちは社会人の先輩からアドバイスや指摘を多く受ける時期です。 長い社会人人生の中で、これだけ周りに気にかけて貰え、たくさんの視点から様々なアドバイスを得られる時期は20代前半のうちのみです。 30代になると仮に失敗や間違ったことをしていたとしても、指摘をされることは少なくなり「あの人はできない人」という冷ややかな目でみられるだけで、注意を受けることはありません。  アドバイスの中には、疑心暗鬼になってしまうようなものがあったとしても口答えするのではなく、まずは素直に聞き、とにかく実践してみることが大切です。 こうすることにより、成果を生みやすいだけでなく、他の新卒のライバル以上に気にかけてもらえるなど仕事がしやすい環境を生み出すことにも繋がりますので、先輩の意見はまず聞いてみることを意識してみましょう。 勉強をする スキルアップのために勉強をすることも20代前半のうちにやるべきことの一つです。 20代前半はエネルギッシュで吸収力のある時期です。同じ資格の取得をするにしても30代以降に行うよりも素直な気持ちで頭にインプットすることができるでしょう。 また20代後半以降になると結婚・育児などのライフイベントが待っているため一人の時間を確保することが難しくなります。 その他にも、周りの同期よりもより良い仕事をし早く出世したいと考えている場合や業務をより効率的にこなし給料アップを目指したいと考えている場合にも勉強をし資格を取るなどのスキルアップはおすすめです。 読書をする習慣を身に着ける 勉強をすることと同時に読書の習慣を身に着けることも20代前半のうちにやっておくと良いでしょう。 20代前半は分からないことがあると周囲の先輩が手助けをしてくれるケースも多いですが、マネジメントをするようになる20代後半以降になると、分からないことは自分で調べて解決しなければならない場面も増えてきます。 その際に有益な手法が「読書」です。本には、自分が知りたい答えが必ずあります。読書をして解決する習慣を付けておくことによって、20代後半以降に、壁にぶつかった場合であってもスムーズに対処することができるでしょう。 自己投資をする 20代前半はとにかくがむしゃらに行動することが大切で、守るよりも攻めることができる大切な時期です。 そのため、まだ不確定な未来を見据えて貯蓄をするのではなく、より稼ぐ能力を身に着けるための「自己投資⁼自己成長のための投資」のほうが得策です。 具体的には、所属業界の業種をより理解するためのセミナーに通う、海外赴任を見据えて英会話教室に通う、資料作成の効率化を目指しパワポ・エクセルスキルを磨く、プレゼンテーション能力を高めるセミナーに通うといった具合に将来的に役立つであろうスキルを身に着けることへの投資を行うと、同僚と差を付けることができ、20代後半以降の生活も変わってくるでしょう。 色んなタイプの人と関わる アグレッシブに行動できる20代前半だからこそ、色んなタイプの人と関わり自分の視野を広げる機会を持つことをおすすめします。 年齢、仕事、国籍問わず様々な人と接する機会を増やすことで、いろんな考え方を知ることができ、自分の視野や思考が広がり、人間力を向上させることができます。 10代の頃とさほど変わりなく好奇心が旺盛な傾向があり、フットワークも軽く、素直に人の考えや意見を吸収することもしやすい20代前半だからこそぜひ積極的にやって欲しいことの一つです。 好きなスポーツ関係のサークルに入ってみるなど、仕事や友人関係とは別のところで新たなコミュニティに参加してみましょう。 大きな失敗をする 大きな失敗をすることも20代前半ならではの特権です。  ここでの失敗とは、「提案書の作成の納期が迫っていたが面倒でわざとやらなかった」といったネガティブな失敗ではなく、「できるかわからないけど自己成長のためにチャレンジしてみたが大失敗をしてしまった」というような前向きに挑戦したうえでの失敗を指します。 このような経験は、30代以降になると役職や年齢のしがらみにより責任を背負っている分、大きな失敗が許されないため守りに入りやすく、やりたくてもできない状況となります。 20代の若い時期なら、大きな失敗をして挫折を経験しても、やり直しがききますし、その失敗を糧に次の行動に活かすこともでき、20代後半以降の働き方へも影響を与えます。失敗を恐れずに挑戦できる機会は今だけだと捉え、どんなことにもポジティブに挑戦していきましょう。 直観に従う 20代前半のうちは「直観に従う」ことも大切です。 年齢が上がるにつれて失敗を恐れ、直観よりもデータを意識した行動が多くなります。失敗は減りますが新たな視点で物事に挑戦する機会が減り、アイディアを生み出しにくくなりがちです。 そこで、必要なのが20代の直観力です。 ミーティングなどで若手の意見を参考にしたいと考える上司がいる環境なのであれば、ぜひ積極的に自分の直観を信じ、新風を巻き起こすようなアイディアを発表してみましょう。20代前半のうちはいくらでも失敗できますし、いくらでもやり直しがききますので恐れずに挑戦していく気持ちが大切です。 海外旅行に行く その他にも海外旅行に行くことも良いでしょう。日本とは異なる文化に触れることで、自分の思考の幅を広げることができます。 一つの考え方に凝り固まっていては、自分と違う意見や考えを持っている人と分かり合うことがでませんが、いろいろな考え方があることを知っており、素直に意見を聞き入れることができる人には様々なチャンスが舞い込んできますし、人生をより豊かにすることに繋がります。 視野を広げることは自分の可能性を広げることと同意義ですので、ぜひ20代前半の何でも吸収できるエネルギッシュな時期だからこそ、色々な国に出かけてみてください。 ストレスの発散方法を知っておく 学生時代までは、自分と気の合う仲間と自分の好きなことをやって過ごす時間が大半だったと思いますが、社会に出るとそうはいきません。 気が合わない上司や取引先の関係者とやり取りをしなければならないことも増え、どうしてもストレスを抱えてしまいやすくなります。 このような時、ストレスを発散できる方法を持っておくと、仕事で嫌なことがあっても「よし、明日も頑張ろう」と気持ちのオンオフのスイッチを入れ替えることができます。 長い社会人人生を乗り切るためにも20代前半の頃から、ストレスの発散方法を持っておくことは大切ですので、自分に合ったガス抜きの方法は何かをみつけておくと良いでしょう。 自由な恋愛 20代後半になると、結婚を意識するようになり積極的な恋愛はしづらくなります。 しかし、20代前半のうちであれば、結婚を意識する必要がなく、自由に恋愛を楽しむことができますし、恋愛で失敗をしても次に活かそう、もっと自分を磨こうなどポジティブな気持ちに変えることができ、恋愛を通じて一皮向けることにより、素敵な大人へと成長していきます。 また、20代前半のうちに相手の条件面にとらわれず、自由な恋愛を経験しておくことで、いざ結婚適齢期に差し掛かった時には落ち着いた恋愛をし、結婚に踏み切ることができるでしょう。 就職する 20代前半の中には、まだ就職をしていないという人もいるでしょう。 20代前半のうちはフリーターであってもなんとか生活できていたとしても、将来的な生活水準を考えるとできるだけ早めに就職をしておくことをおすすめします。 正社員と非正規社員との差は下記の通りです。 その他にも社会保険(健康保険)に加入するか否かによって傷病手当、出産手当、退職金などの待遇に違いがあります。 20代の前半のうちであれば、正社員として雇用してもらえるケースもありますが、30代を越えるとその道は一気に狭くなります。 仮に正社員として働くことを望んでいるのであれば、20代前半のうちに本気で就職活動を行うことをおすすめします。 転職する ようやく就職を決めた企業であっても、想像していた仕事内容と実際に行う業務との間にギャップがあったり、社風が自分に合わないと感じたりと想像と現実の違いに戸惑っている人もいるのではないでしょうか。 20代前半のうちであれば、「第二新卒」という枠で転職をすることができるため、社会人経験があれば異業種への転職がしやすいというメリットがあります。 今の業界は自分には合わないと感じている場合には、思い切って転職を検討することも一つです。

2024.01.29

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20代後半でやるべきこと12選|20代の平均年収や貯蓄額はいくら?

30歳が目前に迫る20代後半。 仕事にも慣れ始め、責任のあるポジションに就き、充実した毎日を送っている半面、今後もこの企業で働き続けるのか、自分はどのような人生を送りたいのかなど人生を考え立ち止まってしまう時期でもあります。 20代後半は人生の転換期ともいわれており、ここでどのような選択をするかによって、今後の人生は大きく左右されることとなります。 本記事では、20代後半をどう過ごすのか、後悔をしないためにやるべきこと12選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 20代後半の平均年収は378万円(男性:402万円、女性347万円)である 20代の貯蓄額に平均は単身者で176万円、既婚者で214万円である 20代後半でやるべきことは、生活習慣の改善、スキルアップ(資格取得)、自己投資、貯蓄、将来設計の作成などである 20代後半は今後の人生を左右する大事な時期である 20代後半でやるべきこと12選 ここからは30代以降の人生で後悔をしないために、20代後半でやるべきことについてお伝えしていきます。 スキルアップ(資格取得) 資格取得やスキルアップを検討している場合には、20代後半の今の時期に行いましょう。20代前半の頃は、目の前の仕事を覚えることに必死で、資格取得やスキルアップのための勉強をする時間を確保することが難しいですが、20代後半になると、仕事にも慣れ自分で学び、スキルや能力を付けるための時間的余裕と金銭的余裕を持つことができます。 資格を保有することで、収入アップに繋げることも可能ですし、何より資格の勉強で培った知識や能力が仕事で役立てば、大きな自信に繋がります。また、将来的に転職を検討している場合にも優位に働くこととなるでしょう。 たくさん失敗しておく 30代になると大きな責任を担うような仕事が増えてきます。部下や後輩のマネジメントをする立場になるため、少しずつ大きな失敗が許されない状況になりますし、周りに頼るのではなく自分で解決することが求められます。  しかし、20代までであれば、失敗しても周囲からアドバイスをもらいやすく、良い部分をどんどん吸収していくことが可能です。 だからこそ「20代後半だから」と守りに入るのではなく、「まだまだ20代!」という気持ちで前向きにチャレンジし、たくさん失敗して、学びを増やしておくと良いでしょう。 計画性のある貯金(貯金の習慣を身に着ける) 20代後半では30代以降に向けて計画的に貯金をしていくことが理想です。ライフイベントが多い30代以降にはたくさんのお金がかかります。 結婚資金や出産資金、子育て資金、住宅資金、教育資金、介護資金と今後の人生を豊かにするためには様々な資金を準備しておく必要があるのです。 浪費癖が染み付いてしまっている人は金銭感覚を見直し、まずは月に一度〇万円貯金するなど、貯金をする習慣をつけていくことをおすすめします。お金があると全部使ってしまうという場合には、定期預金や財形貯蓄など給料から自動で天引きされ貯蓄されるものをうまく活用してみましょう。 また浪費癖を改善するためには、自分が現状何にどれくらいを使っているのかを「見える化」をすることが大切です。家計簿アプリなどを活用すると、クレジットカードや電子マネーと連動することで月毎に出費の内訳を自動で集計してくれるため、何にどれくらいお金を使っているかを把握でき、改善に繋げやすいためおすすめです。毎月なぜ手元にお金が残らないのか分からない、貯金できるお金がないと感じている人は、まずは現状把握からスタートしてみてください。 自己投資をする 将来の自分へ投資することも20代のうちにやっておいたほうが良いことの一つです。 スキルアップのためのセミナーに参加する、ジムに通うなど、お金がかかるからと先延ばしにしていることがあるのであれば、思い切って行動してみましょう。30代以降に「やりたい」と思っても金銭的余裕、物理的時間の問題が立ちはだかりチャレンジできなくなってしまう可能性があります。何かにチャレンジするのであれば20代後半からスタートすることをおすすめします。 将来設計を描く 20代前半の時には結婚・育児といった将来設計を描こうにも、自分が仕事でどれくらい成功できるのかわからない、結婚できるパートナーと出会えるかも分からないと「未知」な点が多く、将来を描くことが難しかったのではないでしょうか。 しかし、20代後半になると、ある程度自分のスキルの度合いも把握でき、今後のキャリアステップが見え始めてきます。また結婚したいと思える人との出会いがあると今後の将来を描きたくなるはずです。 現実味を帯び始めたからこそ、30歳・35歳・40歳・50歳の自分はどうなっていたいのか、どのような仕事していたいのか、年収はどれくらい稼ぎたいのか、子供はいつまでに授かりたいのか、これらを実現するために今やるべきことは何かを棚卸しするなど、将来設計を描いてみることも大切です。 体型維持、体力づくり(適度な運動習慣) その他にも体型維持や体力づくりも重要です。 20代後半になると実家を離れ一人で生活をしている方が大半だと感じます。一人暮らしは自由な半面、食生活をおろそかにしがちで外食やコンビニなどの中食で簡単にすませてしまうため、太りやすいです。 加えて、会社内でも役職につくなどすれば、接待などの飲み会の機会が増えたり、部下や後輩が増えることで個人的な付き合いも多くなります。 また、収入が増えることでちょっとした買い物でもタクシーを頻繁に使ってしまうなど身体を動かす時間が減ってしまいがちです。 30代に入ると今まで以上に痩せにくい体になるため、30歳を節目として自分をブラッシュアップするという意味でも体型維持や体力づくりに時間を使うことがおすすめです。 ランニングなどはハードルが高いですので、エレベータではなく階段を使う、1駅歩くなど、日常生活の中で少しずつ体に大きな負荷をかけない程度の運動を取り入れ習慣づけていくことが大切です。 生活習慣の改善 運動習慣と同時に食生活や夜型習慣など生活面全般の改善も行っていきましょう。 前述の通り、20代後半の場合一人暮らしをしている人が多く、自由な生活の中でどうしても食生活が外食に頼り、朝方まで同僚と飲むなど生活習慣が乱れてしまっているケースは良くあります。 若いうちは少し寝ると回復していた体力も、30代になるとさすがに朝まで飲み続けることがはきつくなったり、お酒が抜けにくくなったりと衰えを感じ始めるものです。 身体の不調は日常生活に支障をきたしかねませんので、朝早く起きて朝日を浴びる規則正しい生活習慣を取り戻しておくことをおすすめします。 新たな人間関係を作る(人脈を広げる) 30代以降の人生をより豊かなものにするためにも、人間関係の幅を広げることは欠かせません。30代以降に求められるスキルの一つに「人脈の広さ」があります。そのため20代のうちから積極的に交流の輪を広げる活動をし、新たな人間関係を作る努力をしておきましょう。 具体的には、職場の交流の場には積極的に参加してより深い人間関係を作る、これまでは話したことのなかったタイプの人に自分から話しかけてみる、サークルやスクールに参加するなど様々な方法がありますので、ぜひ実践してみてください。 親への感謝の気持ちを形にする 20代後半になると自分の生活で手一杯だった生活水準から少しゆとりが持てるようになります。30代になると結婚・育児など仕事以外の忙しいイベントが待っていますので、金銭的にも時間的にも余裕のある20代後半のうちに親への感謝の気持ちを伝えることも大切です。 今までよりも頻繁に実家に帰る、一緒に旅行にいく計画を立てるなどし、親への感謝の気持ちを伝える機会を作りましょう。 知らない文化、芸術に触れる 20代後半になると、付き合う人の幅も広がるため、どれだけ教養があり、幅広い知識を持っている人のほうが重宝される傾向にあります。 これまでは全く興味を惹かれなかった文化や音楽に触れてみる、J-popしか聴いていなかったがクラシックやジャズを聴いてみる、全く見たことがなかった演劇を見てみるなど、広い知見を持つことで視野が広がりこれまでにはなかったアイデアが出せるようになるかもしれません。 これらの経験が、仕事での成功に繋がる可能性も十分にありますので、ぜひ20代後半の間に知らない文化や芸術に触れてみてください。 就職する 現在フリーターなどで就職していないという20代後半の方は、できるだけ早く就職することをおすすめします。 30代以降正社員はボーナスや昇給、役職手当などによって収入が増加していくため、フリーターと正社員とでは生涯賃金に大きな差が生まれてしまいます。 一人暮らしであればフリーターでも問題なく生活できたとしても、結婚を考える場合には金銭面で苦労を強いられることとなります。20代の間に就業経験(正社員や契約社員、派遣社員として働いた経験)がない場合、30代以降に応募できる求人が一気に減ってしまうため、20代後半で就職していないという方は、できるだけ早急に行動に移すことをおすすめします。 転職をする 20代後半は最もキャリアに悩む時期です。今の会社でこのまま働き続けても良いのか、今の仕事をする中で本当にキャリアアップができるのか、結婚してからも働き続けることが今の会社でできるのか、などもっとも「キャリア迷子」になりやすい時期が20代後半です。 女性の場合は特に、将来出産してからも働き続けられる環境なのかどうか、両立のできる仕事なのかどうか、など20代前半とは違った目線で仕事と向き合うこととなるでしょう。 子供が生まれてからから転職をしようとすると、仕事選びの幅が狭まる可能性がありますので、もし不安に思うことがあるのであれば、20代の後半の今の時期に様々な企業の情報を収集してみることも一つです。 20代後半を有意義に過ごし、後悔をなくそう ここまで20代後半でやったほうが良いことをおすすめしてきました。20代後半は30代以降の人生を面白くて豊かなものにできるかどうかを決める重要な時期です。 後悔をしない人生を送るためにも20代の後半だからこそできるチャンスを無駄にしないためにも、チャレンジできることは前向きにチャレンジするなど明日からの行動を少し変えてみてはいかがでしょうか。

2024.01.29

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20代でやるべきこと15選!後悔をしないためのポイントをご紹介!

20代の生き方は今後の人生を左右する程大切な時期です。 人生100年時代といわれていますが、20代の時ほどエネルギッシュにかつ一人で自由に行動できる時間はありません。 この20代の大切な時期を後悔せずに送るためにはどう過ごせば良いのでしょうか。 そう考えている人に向けて本記事では、20代でやるべきこと13選(プライベート編8選・仕事編7選)をご紹介します。   30~49歳の社会人の先輩が20代で後悔していることランキングを男女別にご紹介もしているのでぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ プライベートでやるべきことは、運動・読書の習慣を身に着け、趣味・恋愛・旅行などできることには何でも全力投球する 仕事では、資格取得・自己投資を行い、最低限のビジネススキルを身に着け、失敗を恐れずチャレンジする。将来を見越して「人生計画書」も作成しておくと良い 20代は自分が豊かな人生を歩むために大切時期なので、先延ばしにせずにすぐに実行することが大切である 20代で後悔しているランキング なぜ上記のようなことをしたほうが良いかというと、『spicomi「【TV掲載】20代後悔ランキング調査!20代でやっておくべきことは?」』によると、下記のような後悔をしている30~49歳が多いことが分かりました。 ランキング形式でご紹介しますので、確認してみてください。 20代にやっておくべきだと後悔しているランキングTOP10 ※参照『spicomi「【TV掲載】20代後悔ランキング調査!20代でやっておくべきことは?」』 ※複数回答可 ラインキングを見てみると「投資」「貯金」「お金を稼ぐ」「副業」など金銭に関する項目が多くランクインしています。30代以降になると子育て・住宅などより多くのお金が必要となることから、金銭的な面で後悔している人が多いことが分かります。 「資格取得」「勉強」「語学力の向上」「自己投資」などもスキルアップに関する項目も多くランクインしており、より若いうちからキャリアアップを目指しておいたほうが良かったと後悔している人が多いようです。 男性の後悔しているランキングTOP10 性別別にも後悔をしているランキングをみていきましょう。 ※参照『spicomi「【TV掲載】20代後悔ランキング調査!20代でやっておくべきことは?」』 ※複数回答可 男性の1位は投資、2位は勉強、3位は副業となっています。 1位投資、3位の副業などから分かる通り、現状の給料以外からの副収入を得てより生活水準を上げていきたいという願望が読み取れます。 その他にも2位に「勉強」が上がっていることから、現状以上のスキルアップを望んでいる人が多いことが分かります。 30代以降に今以上の収入を得たいと考えていても実現するためにはコツコツと努力が必要です。ではいつ努力をするのかを考えると、たっぷりと自分のために時間を費やすことができる20代のうちがベストタイミングです。 生活水準を高めたいと考えているのであれば、20代のうちの努力が必要不可欠となるといえるでしょう。 女性の後悔しているランキングTOP10 女性の場合の後悔しているランキングは下記の通りです。 ※参照『spicomi「【TV掲載】20代後悔ランキング調査!20代でやっておくべきことは?」』 ※複数回答可 女性の場合の1位は「資格取得」2位「色々なところへ旅行する」3位「人生設計をする」となっています。 結婚を機に仕事を辞めてしまっている人も多いため、資格を持っていれば復職に役立つのになと考えている人が多いのではないかと考えられます。 2位には「色々なところへ旅行する」がランクインしています。 旅行に行きたくても、子供を連れて行くには旅費もかかりますし、一人で自由な時間を得ることもできないことが伺えます。 3位には「人生設計をする」が入っています。 もちろんすべてが計画通りにいくことはないにしてもある程度見通しを立てた貯蓄計画、人生設計をしておいたほうが良かったと感じている人が多いのでしょう。 20代は人生を決める分岐点 ここまで、20代で後悔をしている内容についてお伝えしてきました。 20代は「自分が豊かな人生を歩めるかを決める分岐点」ともいえる非常に大切な時期です。 20代のうちにいかに積極的に行動を起こすか、いかに将来のために準備をしておくかで、その後の人生の楽しさ、面白さ、明るさに雲泥の差を生みます。 この大切な時期をどう過ごしていくのか、より有意義にするためにはどのように過ごすためには「先延ばしにしない」ことが後悔を防ぐ最善の方法です。 そこで、ここでは先延ばしにしないための3つの秘訣をお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。 人生が有限であることを認識する まずは人生が有限であることを認識することが大切です。人はその有限さを認識できていないからこそ先延ばしにしてしまう傾向があります。 いつまでも若い、いつまでも20代だと思っていると月日はあっという間に過ぎていきます。 明日やろうと思っていると気付けば、1ヵ月、半年経っていた。という経験はありませんか?これを繰り返しているとあっという間に20代は過ぎていってしまいます。 貴重な20代の時間をムダに過ごしてしまうのは本当にもったいないことですので、まずは人生が有限であることを念頭において物事を考えてみましょう。 スモール目標を設定する 遠い未来に対する目標を設定することは難しいですが、半年後、1年後、3年後など、少し先を見据えた目標であれば、設定しやすく実現しやすいです。 遠い将来を見越した人生設計をしようと考えても、結婚するかも子供いるかも分からないので挫折してしまいがちですので、もっと現実的に、今見える範囲での目標設定に切り替えます。 「月収をこのくらいアップさせたい」「この資格をとって自信をつけたい」「スカイダイビングをやってみたい」など、想像しやすい少し先の未来を見据えて目標を立て、それを実現するために、今週やること、来月やること、この1年でやることといった具合にスモール目標を設定してみましょう。 このように、やりたいことを見つけ目標を設定することで人生を充実させやすく、すぐに行動に移すことができるはずです。 まずは4分やってみる やる気のあるうちは毎日1時間など長い時間を確保した目標を立てがちですが、いざ実践にうちそうとすると、毎日続けるにはハードルが高すぎていつの間にか辞めてしまう、という経験はありませんか? 続けるためには、どんなに面倒で腰が重くても、とりあえず最初の4分だけ取り組んでみるという風に短時間の目標を設定することが大切です。 これは、「ズーニンの法則」といい、アメリカの心理学者、レナード・ズーニンが提唱したもので、「最初の4分間を乗り越えればあとは上手くいく」というものです。 やりたくないなと感じた場合であっても、「4分」という短期間であればやろうかなという気持ちになりやすいはずです。実際に、面倒だと感じてもやり始めると意外と集中できたという経験がある方も多いのではないでしょうか。 先延ばしにしてしまう、続かないという方は「とりあえず4分」を合言葉にまずは実践することをこころがけましょう。

2024.01.29

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どんな就活生でもできる業界研究のやり方4STEP|効率的な情報収集方法も紹介

「業界研究って何からどう始めれば良いの?」 「業界研究ってどこまで情報を調べれば良いのかよくわからない」   このように、業界研究のやり方がいまいちよくわからずお悩みの就活生は多いでしょう。本記事ではそういった就活生に向けて、どんな就活生でもできる業界研究のやり方4STEPをご紹介いたします。   効率的に業界研究を進めるために活用すべきアイテムやイベントについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 業界研究の目的は「志望業界の絞り込み」と「志望業界の知識の把握」 業界研究は書籍やニュースサイト、就職情報サイト、大学のキャリアセンター、セミナー、合同説明会などを活用すると効率的 業界研究では常に「その業界への適性の有無の確認」を行うことを念頭に置き、時間をかけ過ぎないよう留意するのがポイント 就活における業界研究の目的 業界研究を進めるにあたり、まずは業界研究の目的についておさらいしておきましょう。 志望業界を絞り込むため 業界研究の目的の一つ目は、数ある業界の中から自分が進みたい業界を絞り込むことです。まずは業界全体を広く浅く調べて把握して、そのうえで自分が興味を惹かれる業界を選びます。   すでに絶対的な志望業界が決まっている就活生は別かもしれませんが、この手順を踏まずにいきなり志望業界を選んでしまうと、もっと自分に合っている他の業界と出会うチャンスを失う可能性があります。   志望業界を絞り込むとはいっても、一つの業界だけに絞ってそこに固執してしまうと応募先企業の候補数が一気に減り内定を得られる可能性が低くなってしまうため、志望業界の絞りすぎには注意しましょう。   志望業界の知識を得るため 業界研究の目的の二つ目は、絞り込んだ志望業界の詳細な知識を得ることです。広く浅く情報収集をして志望業界を絞り込んだら、今度はその志望業界についてさらに深堀って情報を集めます。   それによって自分が実際にそこで働く姿をイメージすることができ、そもそも抱いていたその業界に対するイメージと違う場合にはそれを再確認できるはずです。   また、実際に企業に応募して選考を受ける際には「なぜ数ある業界の中からその業界を選んだのか」「その業界の中でもなぜその企業を選んだのか」といった観点での質問を受けることになります。   こうした質問に問題なく答えるためにも、志望業界の詳しい知識を得て他の業界との違いやその業界内での各企業の違いを把握する必要があるのです。   どんな就活生でもできる業界研究のやり方4STEP では、業界研究はどのように進めていけば良いのでしょうか。ぜひ、下記の流れで行ってみてください。 業界全体を広く浅く把握して興味のある業界を絞る まずは全体的にどういった業界が存在するのかを把握していきましょう。業界は大きく下記の5つに分けることができます。   ・ものをつくる ・ものを売る ・サービス、情報を提供 ・社会基盤を整備する ・資金を動かす 志望業界をまだ決めていないという就活生は、まずこの5つの中でどういったカテゴリーの仕事に興味があるのかを考えてみましょう。定まったら、そのカテゴリーの中でもどういった業界に興味があるのかを考えます。   たとえば、同じものをつくる仕事であっても、食品・飲料業界や化粧品業界、アパレル業界などあらゆる業界が含まれます。下記の表を参考にしながら考えてみましょう。 志望業界のビジネスモデルを把握する なんとなく興味のある業界をいくつかピックアップできたら、次はそれらの業界のビジネスモデル(会社が利益を生み出すための仕組み)を把握しましょう。下記の項目について調べてみるとビジネスモデルが把握できてくるはずです。   (1)どんな商品・サービスか (2)顧客は誰か (3)どのように営業しているのか まずはその業界でどういった商品やサービスを取り扱っているのかを把握しましょう。   特に面接では就活生がその企業についてきちんと調べたうえで企業選定を行っているかをチェックするために、業界の特徴や取り扱い商材について質問されることがあります。ここで就活生の熱意を見ているのです。   入社後のミスマッチを起こさないためにも、どういった商材を取り扱っているかについてはしっかりと把握しておきましょう。   また、顧客が法人なのか個人なのかについても把握します(法人を顧客とする場合は”BtoB企業”、個人が顧客の場合は”BtoC企業”と呼ばれます)。   顧客によって求められる業務内容や能力、適性も変わってくるため、本当に自分とマッチした仕事を選ぶためにも必ずチェックしておきましょう。   ちなみに、どういった業界においても顧客に商材を直接提供することになるのは営業担当者です。   ビジネスモデルを把握する際には営業担当者が既存営業を行っているのか新規開拓営業を行っているのかなど、営業手法についても調べておくとより業界のイメージがつきやすいでしょう。   志望業界の将来性・安定性を把握する ここまでが完了したら、次はその業界の将来性や安定性について調べましょう。どんなに興味を惹かれる業界でも将来性や安定性が期待できなければ、長く働いていくことが難しくなってしまいます。   業界の動向、売上、市場規模といった業界の情勢を把握しておいてください。   興味のある業界をさらに絞り、気になる企業を選ぶ ここまでの情報をもとにさらに興味のある業界を絞ったら、今度はその業界の中で興味のある企業を探してみてください。この時、各企業について下記の項目をチェックしてみると比較しやすいかと思います。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告・CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 それぞれの企業の情報を調べたら、企業同士を比較して志望企業をさらに絞り込みましょう。ここまでで業界研究は完了です。あとは企業研究をより細かく行って選考対策に繋げてください。 就活で効率的に業界研究を進めるために活用すべきもの 次に、効率良く業界研究をするために活用すべきものをご紹介いたします。 業界研究の書籍 業界研究の書籍はとても良い情報源です。Web上に載っている情報は誰でも書き込むことができるため信憑性に乏しいですが、書籍は確実な情報源を元に作成されているため確実な情報を得ることができます。   業界の全体像をわかりやすくまとめてくれており把握しやすいという利点もありますので、ぜひ活用してみましょう。   新聞、ニュースサイト 新聞やニュースサイトではランダムに情報が入ってきてしまいますが、最新情報をチェックすることが可能です。面接でも業界の時事問題について聞かれることがあるため、日常的に目を通しておくと良いでしょう。   就職情報サイト 就職情報サイトでは企業の採用情報や業界の動向といった、就活に必要な情報が多く記載されており便利です。まだ業界研究を行っていない就活生は、まず就職情報サイトをチェックしてみるとわかりやすいのではないでしょうか。   大学のキャリアセンター 大学のキャリアセンターでは、業界研究に関するセミナーを設けていることも多いです。その他、就活相談や選考対策といったサポートも幅広く受けることができるため、活用してみると良いでしょう。   就活エージェント 就活エージェントも便利です。就活エージェントでは担当のキャリアアドバイザーに自分の適性をカウンセリングしてもらうことができ、その内容をもとに自分に合った業界や企業を一緒に探してもらうことが可能です。   就活生の費用負担はなく、無理に企業を勧められる心配もありませんので、一人で就活を進めるのが不安だという就活生はこちらを活用してみるのも一つです。 業界研究セミナー、合同会社説明会 業界研究セミナーでは、実際にその業界で働く社会人から直接話を聞くことができます。リアルな情報を得られるため、自分が実際に働く姿をより鮮明にイメージしやすくなるでしょう。   また合同会社説明会では様々な企業がブースを出店しており、興味のある業界や企業にまつわる情報を一度に効率よくキャッチアップすることができます。幅広く業界研究を行いつつリアルな情報を得たいという就活生はぜひ参加してみましょう。   OB・OG訪問 OB・OG訪問では、実際に働いているからこそわかるその業界におけるやりがいや課題などを、よりリアルな視点で教えてもらうことができます。   ただし、OB・OG訪問ではあくまでその人の主観による情報をキャッチアップすることになるため、事前に自分で業界研究を行ったうえで意見の一つとして聞くという形をとるのが得策です。   質問したい項目についてはあらかじめまとめておき、テンポよく聞けるよう準備しておきましょう。   就活生が業界研究を行う際の注意点   最後に、就活生が業界研究を行うにあたって注意していただきたいポイントがありますので、簡単にお伝えいたします。 常に業界研究の目的を意識する 業界研究の最終目的は「自分にマッチした企業を見つける」ことですが、この目的を見失ってしまうとただ業界や企業の情報をたくさん集めただけで満足して終わってしまいかねません。   常に最終的な目的を意識しながら業界研究を行うことで必要な情報だけを効率的に収集できるようになるため、最短ルートで作業を進めることができます。   業界研究を通して情報をある程度把握したら、「この業界が本当に自分に合っているか」を都度考えるように心掛けましょう。   時間をかけすぎない 業界研究には明確なゴールがないため、つい時間をかけすぎてしまうケースがあります。やろうと思えばいつまででもできてしまうため、時間を使いすぎると他の作業に着手できなくなる可能性があります。   そういった事態を避けるためにも、業界研究を行う際には都度、その業界に対する自分の適性を理解できたかを確認して、無駄に時間をかけすぎないよう留意しましょう。   アウトプットまでセットで行う 先ほどもお伝えしましたが、業界研究で得た内容は選考対策に活用する必要があります。企業選びを終えた時点で満足せずに、志望動機や自己PRなどにも反映してしっかりとアウトプットしましょう。

2024.01.25

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就活における自己PRとは?アピールすべき3ポイント&PR内容の考え方3STEP

「自己PRが思いつかない・・・」 「自分にアピールできる強みなんてないよ」 このように、自己PRをどう考えれば良いのかわからずお悩みの就活生は多いでしょう。そもそも、自己PRとはどういったものを指し、どのような目的で行うものなのでしょうか? 本記事では就活における自己PRについて、その目的やアピールすべきポイント、自己PRの考え方などをまとめてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活における自己PRとは長所を企業にアピールすることを指す 企業が自己PRを聞くのは「自社へのマッチ度」を図るため 自己PRでアピールすべきは「人柄」「入社意欲」「入社後のビジョン」の3つ 自己PRに文字制限がない場合は300字程度で書くのがベター   「自己PR」とは? 就活における自己PRとは、能力や人柄などの観点から自分自身の長所を企業にアピールすることを指します。それによっていかに企業に好印象を与え「自社に入社してほしい」と感じてもらえるかが重要になります。 就活における自己PRでは企業が求める人材像をあらかじめ把握し、自分がそれに近い人材であると感じてもらえるようなアピールを目指すと良いでしょう。 加えて、入社後いかにその企業に貢献できるかといった部分も伝えることができると、採用担当者へさらに好印象を与えやすくなります。 就活で企業が自己PRを聞く意図 エントリーシートや面接で聞かれる質問は業界や企業ごとに異なりますが、自己PRについては必ずといって良いほど聞かれます。では、なぜ企業はそれほどまでに自己PRへ重きを置いているのでしょうか? 就活で企業が自己PRを聞く意図としては、大きく下記の2点が挙げられます。 人柄を把握するため 就活の採用においては、その就活生に備わっている能力と人柄についてを重点的にチェックする傾向があります。 企業は自己PRを通して強みだけでなくそれまでの経験についても併せて聞くことで、物事に対してその就活生がどういった思考を巡らせ、どういった行動に繋げる人材なのかをチェックし、能力だけでなく人柄までを把握しようとしているのです。 たとえば「みんなをまとめることが得意」という強みがあっても、中には自分が先頭に立って周りを引っ張るタイプの方もいれば、陰で周りをサポートしてまとめるタイプの方もいます。 企業はその学生が具体的にどういった人柄なのかを知ることで、本当に自社とマッチした人材なのかどうかを見ようとしているのです。 自社の求める人物像に近いかを把握するため 中途採用と違い新卒採用ではポテンシャル採用が基本となるため、今ある能力よりも将来活躍できる強みを持っているかどうか、自社の社風にあっているかどうかなどの点が重視されています。 そこで企業はその就活生が企業の求める人物像に近いかどうかを見ることで、採用すべきかを判断しているのです。 たとえば、行動に移す前にまずは緻密に計画を立て順序立って物事を進めるような人材を求めているところに、好奇心が旺盛でまずは行動してみるタイプの人材が来たら、その企業と就活生がマッチしていないことがわかります。 就活の自己PRでアピールすべき3つのこと 企業がどういった意図で自己PRを聞いているのかがわかったところで、自己PRをより効果的なものにするために把握しておきたい、自己PRでアピールすべき3つのことをチェックしておきましょう。 人柄 先ほどもお伝えしたように、就活では企業から人柄をチェックされているため、自分がどんな人なのかを理解してもらえるよう配慮しましょう。 自分の強みが何かを伝えるだけでなく、その強みが発揮された、あるいは培われたエピソードを伝えることで、何か課題にぶつかった時に自分がどういった考え方をしてどういった行動を起こすのかを伝えるのです。 それによって自分の人柄をうまくアピールすることができます。そのうえで企業の求めている人物像と合致、あるいは近いことがわかれば採用担当者は好印象を抱くはずです。 入社意欲 どれだけその企業へ入社したい気持ちがあるかをアピールすることも重要です。どんなに自社に適している就活生でも、自社に対する入社意欲があまりないようであれば内定を出しても意味がありません。 自己PRでは、自分の強みと志望企業での仕事内容を論理的に結び付けて、入社後自分の強みをどのように活かしていきたいかという強い意思をアピールしましょう。 入社後のビジョン 就活においてはどの企業も積極的で行動力のある就活生を求めている傾向にあります。 そのため、入社して何をしたいのか、どういったことを実現していきたいのかというビジョンを掲げられている就活生は前向きで意欲的なプラスの印象を与えやすくなります。   就活マスト案件「自己PR」の内容の考え方3STEP 中には「自己PRが思いつかない・・・」「自分にアピールできる強みなんてないよ・・・」とお悩みの就活生もいるかと思います。そこでここではそういった就活生に向けて自己PRの考え方を3STEPでご紹介します。 STEP1:過去の経験を洗い出す まずは自分の過去の経験について振り返りましょう。これはいわゆる自己分析の作業を指します。下記のように幼少期から現在に至るまでの間に経験したことや印象的だった出来事を羅列してみましょう。 嬉しかったこと、頑張ったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、辛かったことなどの観点で思い起こすとわかりやすいのではないでしょうか。 【例】 サッカーの試合でインターハイに出場した ピアノコンクールで入賞できた 初めてのアルバイトで接客に苦戦した STEP2:モチベーショングラフを作成する 過去の経験を洗い出せたら、それらの内容をもとにモチベーショングラフを作成してみましょう。 先程洗い出した過去の経験を時系列に並べ直し、その出来事があった際のモチベーションがどのくらいの高さだったのかを下記の図のようにグラフにしていきます。 STEP3:モチベーショングラフから強みを見つける モチベーショングラフを作成したら、それぞれのエピソードについて深堀りしていきます。 例えば「部活動で自分の無力さを痛感した」というエピソードであれば、「無力さを感じた結果どう行動したのか」「ぶつかった壁をどう乗り越えたのか」などを考えていきます。 他の経験についても同じように深堀りし、それらにおける行動や思考に共通点があれば、それが自分の強みであるといえます。 就活における効果的な自己PRの作り方~フレームワークつき~ では、自己PRは具体的にどのように描けば良いのでしょうか?ここでは効果的な自己PRの作り方をフレームワークつきでご紹介します。 自己PRでもまず結論としてその企業にアピールしたい自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードを具体的に書きます。 ここではできるだけ、自分がその企業の求めている人物像に近いことをアピールできるような強みを示すようにしましょう。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまで詳細に書いてください。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 実際に選考を通過した就活生の自己PR・例文 最後に、実際に選考を通過した就活生の自己PRの例文をご紹介いたします。ぜひ先ほどお伝えしたフレームワークとこれらの例文をもとに、効果的な自己PRを作成してみてください。 23卒日清オイリオグループ(研究開発職) - 自己PR(300文字以内) 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 unistyle「日清オイリオグループのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 23卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) - 自己PR(400文字以内) 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 unistyle「西日本電信電話(NTT西日本)のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 23卒日清オイリオグループ(研究職) - 自己PR(300文字以内) 持ち前の主体性と周りを巻き込む力を活かして、研究室の後輩の歓迎会を成功させました。私が昨年研究室に入った時はコロナでイベントが一切行われず、先輩と打ち解けるのに時間がかかりました。今年も歓迎会は中止の空気でしたが、後輩に同じ思いをしてほしくないと考えた私は自ら行事係となり、歓迎会の開催を決めました。内容を考えるにあたり、十分な距離をとりつつ教授や留学生も能動的に楽しめるよう、同期にも意見を聞きながら企画しました。当日は想像以上に盛り上がり、教授からも「久しぶりにイベントができてよかった」と感謝されました。貴社でも、課題に対してすべきことを自ら考え提案し、周りを巻き込みながら実行します。 unistyle「日清オイリオグループのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 23卒広島銀行(Gコース) - 自己PR(400字以内) 【チームを作る実行力と提案力】 高校時代にずっと応援し続けている男性タレントを語る場として、サークルを立ち上げました。地元でのイベントを通じて、友人ができたことをきっかけに「普段出会うことがない同じ趣味を持つ人たちが気軽に集まれる場所が欲しい」と想い、友人の協力のもと、私が主催者として、地元の中学生から大学生を対象にSNSで呼びかけました。最初は10人弱の規模でしたが、SNSにサークルの活動の様子を公開することで「参加したい」という声が寄せられ、結果30人ほどのサークルに成長しました。そして6年経っても定期的に交流会を開催しています。初めは、自らが中心となり、情報発信することに対して抵抗がありましたが、結果としてこの経験は、周りの輪を大きくするための「実行力」や「提案力」をより育む機会になりました。仕事では組織を巻き込む実行力とお客様に寄り添った提案を行いたいです。 unistyle「広島銀行のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 23卒島津製作所(事務系総合職) - 自己PR(400字以内) 私の強みは、目標に真摯に向き合い、最後までやり遂げる力です。この強みは中学校から6年間続けた吹奏楽の経験から培いました。大学ではこの強みを2つの取り組みで発揮しました。1つ目は体育会軟式野球部のマネージャーとして、新入生の勧誘を行ったことです。対面での新歓ができなかったため、「認知度向上」と「魅力アピール」を意識しSNS投稿を行いました。また最初はモチベーションや危機感に差があった同期のマネージャーを巻き込んで勧誘に協力してもらったことで、マネージャー不足という課題を解決することができました。2つ目は塾講師のアルバイトで、1年間にわたり生徒の志望校合格をサポートしたことです。部活を秋まで続けていて勉強時間が人より少ない生徒のために、効率化と質の重視を意識した指導を心掛け、生徒は志望校に合格することができました。この成果から私の強みは目標に真摯に向き合い、最後までやり遂げる力であると考えます。 unistyle「島津製作所のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! POINT 【自己PRに文字制限がない場合はどうすれば良い?】 履歴書やエントリーシートで自己PRを書く際に文字数の指定がない場合には、300文字程度で書くのがベターです。 長すぎても読みにくくなってしまいますし、短すぎても熱意が足りないと捉えられかねないため、300文字程度を目指して作成してみてください。  

2024.01.23

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ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】

「ガクチカって何書けば良いの?」 「自分に評価されるようなガクチカなんて書けるのかなぁ」 このように、ガクチカをどのように用意すれば良いのかわからずお悩みではありませんか?そもそもどういったエピソードを書けば良いのか思いつかないという就活生も多いでしょう。   そこで本記事では選考を通過する就活生が実践しているガクチカの書き方とポイントをご紹介します。ガクチカが思いつかない時の考え方のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 企業はガクチカを通して「スタンス」「伸びしろ」「自社とのマッチ度」を見ている ガクチカのフレームワークは6STEP ガクチカでは「モチベーションの源泉」「取り組み内容」「乗り越えた困難」「人柄」を盛り込もう ガクチカを思いつかない時には「困難を乗り越えた経験」などから逆算するのがコツ ガクチカとは? ガクチカとは「学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと」の略称です。   就活の選考においては「学生時代に打ち込んだことは?」「学生時代に成し遂げたことは?」など、あらゆる言い回しで必ずと言っても良いほど質問される項目になります。   「自己PRと同じではないか?」と感じる就活生もいるかと思いますが、自己PRでは「企業に貢献できる能力を備えているか」のみをアピールすることに対し、ガクチカではそれに加えて「その能力をMAXまで引き出すモチベーションの源泉がどこにあるか」を書きます。   ガクチカと自己PRで同じエピソードを用いるとしても、ガクチカでは「なぜその活動に取り組んだのか」「具体的にどのように取り組んだのか」までを書く必要がある点において、両者は異なるといえます。   就活の選考でガクチカを聞かれる理由 では、なぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのでしょうか?具体的な理由としては下記が挙げられます。 何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため まずはその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ることが挙げられます。   特に一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となります。   しかし、高い実績を出した経験は就活の評価基準の一部に過ぎず、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。   成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となりますので、ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。   またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。   ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。   自社が求める人物像とマッチするかを確認するため 企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。   思考力については、物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。   またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。   なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。   就活に便利!ガクチカの書き方(フレームワーク) ガクチカを通して企業が何を知ろうとしているのかを把握できたところで、ここからはガクチカの書き方について見ていきましょう。   ガクチカは基本的に下記のフレームワークに沿って書くと、企業側に理解してもらいやすくアピールに繋がる文章になると言われています。 ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。 就活に役立つガクチカの書き方のポイント 実際にガクチカを書き始める前に、まずはガクチカを書く際に押さえておくべきポイントを、先ほどご紹介したフレームワークを確認しつつ把握していきましょう。 最初に結論を書く まずは最初に、自分が学生時代に取り組んだことが何かという結論を端的に書きましょう。ここでは詳細な説明をせずに結論だけを伝えることで、この先の内容をイメージしてもらいやすくするのがポイントです。   中でも「目標達成能力」「リーダーシップ」「チャレンジ精神」のいずれかをアピールし、もし可能であればインパクトのあるエピソードを盛り込むことができると、高い評価を受けやすいと言われています。   モチベーションの源泉が読み取れるよう配慮する なぜその取り組みを行ったのかの理由を通して、企業側はその就活生がどういったことに熱意を向けられるのかや、モチベーションの源泉がどこにあるのかを把握したいと考えています。   そのため、人から勧められたものではなく自発的に始めた取り組みについて取り上げるのがベターです。またその取り組みを始めたきっかけについても、具体的な目的意識や理由があることがポイントになります。   掲げた目標と達成するうえでの困難を明記する ガクチカにおいては、自ら掲げた目標を明記したうえでその目標を達成するうえでぶつかった壁についても書くのがベターです。   ここでの内容が物事に対するモチベーションの源泉を把握するヒントとなることに加え、どの程度高い目標に対して努力できる人物なのかを測れる指標になるからです。   なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのかを具体的に示しつつ、根拠も併せて伝えられるように留意しましょう。   またどの程度の物事に対して困難であると感じるのかもチェックすることで、業務上での困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしている節もあります。   そのため困難に関する質問では、どの程度の困難レベルだったのか、その困難を乗り越えるまでのプロセスはどのようなものだったのか、乗り越えた結果どうなったのかといった要素を全て盛り込めると良いでしょう。   なぜそれを困難だと考えたのかという点についても言及できるとよりその難しさが伝わりやすくなります。   取り組んだ内容を具体的に書く ここまでで述べた目標や困難に対して、実際に取り組んだ内容について具体的に書きましょう。   ここでは目標を達成したエピソードについて書く必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。   「状況把握のために行ったこと→困難の根本的な要因・背景→原因解決のために実施したこと」の順番で書くことで、自分にしか書けないガクチカを作成することができるでしょう。   取り組みの中でどのような性格が活かされたかを書く 実際に行った取り組みについて書くことができたら、あとはその経験を通して自分のどういった人柄が発揮されたのかを明記しましょう。同じ事象に対しても人によって考えることや起こすアクションは異なります。   ここで自分のどういった人柄が起因してアクションを起こすに至ったのかを伝えることで、いかに自分がその企業にマッチしているかをアピールすることができるのです。   取り組みから学んだこと、どう活かすかを具体的に書く 最後に、これまで伝えた経験から得ることができた学びについて書きましょう。その企業に入社した後も活かせる学びであることを明確に伝えられるよう留意しましょう。   就活で使える!ガクチカのテンプレート ここまでガクチカを書くためのフレームワークとポイントについてお伝えしましたが、それでもいまいちガクチカを書くイメージがつかめていないという就活生に向けて、ここではガクチカのテンプレートをご紹介します。   例文も掲載しておりますので、ぜひこちらをもとに自分にしか書けないガクチカを目指して作成してみましょう。   私は学生時代〇〇に力を注いできた。活動を始めたきっかけは〇〇だったからだ。そこで〇〇という目標を掲げ〇〇という活動を始めた。活動の中での一番の困難は〇〇なことだった。 そこで〇〇という背景から〇〇をする施策を行った。その結果〇〇という目標を達成できた。この経験では〇〇という人柄が〇〇の場面で活かされ、最終的に〇〇に繋げることができた。 この〇〇という困難な経験から〇〇が大切だということを学ぶことができた。 以下では上記のテンプレートと同様の流れで書かれている、みずほ証券選考通過者のガクチカを紹介します。   公認会計士試験合格に向けて勉強してきたこと。誰もが手に入れられる物ではない「専門的な知識」を持った人材になりたいと思い、昨年一年間を勉強に費やした。 しかし短期間で会計士試験に受かるためには一日八時間以上の勉強時間を高い質で確保する必要があり、大学生活と両立してこなすのは非常に困難だった。 そこで私は量を確保するには「モチベーションの維持」、質を高めるには「苦手範囲にかける時間の削減」が必要であると考え、公認会計士を目指す仲間たちと週に三回勉強会を開催することにした。 この工夫により、負けず嫌いの私は仲間と競い合うことでモチベーションを高く保つことが出来た。さらに公の場で自身の苦手分野を相談することで効率的に弱点を克服することも可能となった。 結果としては不合格だったが、この経験から継続的な努力と、目的達成に必要な要素を分析し実行に移していく力が身に付いた。 引用元:Unistyle「みずほ証券のES・選考レポート エントリーシート(総合職)」 この例文では「試験合格に向けた勉強」として取り組んだことと目標をまとめて伝えていますが、取り組むことになったきっかけやぶつかった困難、それに対するアクション、結果と学んだことがテンプレートに則って書かれています。   フレームワークだけではイメージがつかないという就活生は、上記の例文も参考にしてガクチカの作成にチャレンジしてみてください。 合わせて読みたい 【例文7選】就活生必見!「評価されるガクチカ」が書ける4STEP ガクチカの書き方や考え方だけでなく実際の例文をもっと見たい方に向けて厳選した例文を7本掲載。 ガクチカが思いつかない就活生向け!考え方のコツ ちなみに、そもそもガクチカのエピソードが一切思いつかないという就活生もいるかと思いますので、ここでは空く地価が思いつかない時の考え方のコツをご紹介します。 困難を乗り越えた経験を思い出す 自分が頑張った経験や努力を重ねた経験としては思い出せなくても、困難を乗り越えた経験はなかったかと思いを巡らせてみると、いくつか思い当たるものがあるのではないでしょうか?   たとえば勉強や実習が上手くいかなかった経験や、アルバイト中での失敗、部活動やサークル活動でなかなか結果が出なかった経験などです。   うまくいかなかった経験があれば、何かしらのアクションを起こしてそれを乗り越えてきたはずです。   たとえば初めてのアルバイトで接客がうまくできずお客様に怒られてしまったという経験があれば、お客様からの評判が良い従業員の話し方や表情の作り方、気の配り方などを徹底的に真似してコミュニケーションを円滑に取れるようになった、などのエピソードを思い出せる可能性があります。   自分の強みを発揮できた経験を思い出す すでに自己分析を終えている就活生が多いかと思いますが、その際に洗い出した長所について考えてみましょう。なぜ自分はそれを長所だと考えたのかを考えると、その長所が活かされたエピソードを思い出すことができるはずです。   褒められた経験を思い出す 自分では当たり前に感じていたことでも、周りの人からすれば十分に強みである場合があります。そのため、人から褒められた経験を思い出し、そこから自分がどういった行動を取り結果に繋げることができたのかを考えてみましょう。

2024.01.17

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【就活生向け|面接質問例56選】一次~最終選考の傾向と回答案を解説

「次の面接では何を聞かれるのだろう」と緊張しながら本記事を読んでいる就活生も多いのではないでしょうか。  本記事では、選考フロー別の頻出質問例や面接官が見ているポイント、質問の意図について解説しています。  回答方法に関するフレームワークも掲載していますので、ぜひ自分なりの回答方法を作成し、面接の練習に活かしてみてください。 あなたの就活がうまくいくことを祈っています。 この記事のまとめ 一次は複数の応募者の絞り込み、二次は求める人物像の見極め、最終は企業とのマッチングを行うために面接をしている 質問内容の意図を理解しておくことで面接官が求める返答が可能となる 面接時は簡潔に結論から話すことを意識し、表情や態度にも気を付ける 話す内容は結果より過程を意識する 新卒の面接で見ているポイント(一次~最終面接別) 面接官が面接で聞いてくる質問には必ず全て意図があり、その質問の意図を考えることによって、面接官に刺さる回答を行うことができます。 一次面接・二次面接・最終面接によって見られているポイントが異なりますので、その点を意識して準備をしておくと良いでしょう。   一次面接 ■目的 多数の応募者をある程度の人数に絞り込む ■見ているポイント ・社会人としての基本的なマナーや素質があるかどうか ・会話力・論理的思考・ビジネスパーソンの基礎能力など 【具体例】 ・身だしなみやマナーは適切か ・明るくハキハキとした受け答えができているか ・ESと一貫性のある回答ができているか ・面接官の質問に対して的を得た回答できているか ・自社への志望度は高いか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ ・逆質問 ■面接形式 ・グループ面接(集団面接) ・グループディスカッション ※個人面接もあり ■面接官 ・現場社員(20~30代の若手社員が多い) ・人事担当者 ■面接時間 30分~1時間 ※グループ面接の場合、人数により異なる。 ※一人あたり10分程度想定 ■質問数 5~6個程度 二次面接 ■目的 自社が求める人物像に合致しているかどうかを見極める ■見ているポイント ・面接している学生の性格や能力・スキルはどうか ・どのような価値観を持っている学生なのか ・企業にどれくらいマッチしているか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・将来のビジョン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■面接形式 ・個人面接 ・少人数制のグループ面接 ※深堀りする質問も増えていく ■面接官 ・現場の管理職 ・人事担当者 ■面接時間 30分~60分 ■質問数 質問数5~6個程度 POINT 一次面接・二次面接の違い 一次面接では多くの就活生をふるいにかけるため形式的な質問が多いですが、二次面接では、自社の求めている人・マッチしている人を探すため、質問に対し「深堀り」をされる傾向が強いです。自己PRや志望動機に関しても一次面接以上に「なぜ?どうして?」をしっかり考えて自分自身の軸や就活の軸を意識して回答内容を用意しておくと良いでしょう。面接では一貫性も大切ですので、ESの内容・一次面接、二次面接の回答に一貫性があるかも確認してください。 最終面接 ■目的 自社の社風に合う社員を採用する ■見ているポイント ・自社の社風に合うか ・社員になじめるか信念が企業理念にマッチしているか ・本気で自社に志望してるか  入社意欲があるか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・入社後のイメージ ・キャリアプラン ・逆質問 ■面接形式 個人面接 ■面接官 社長や役員など ■面接時間 30分~1時間程度 POINT 最終面接でのポイント 「自社の社風に合うかどうか」を見極める場となるため、面接時間が30分~1時間程度の企業が多いですが、合わないと判断されると10分程度で短く打ち切られるケースもあります。 内定をもらうためには、「会社の理念・風土に対する理解を深める」「より具体的に入社後のキャリアをリアルに思い描く」ことが大切です。企業理念や入社後のイメージと自分自身のガクチカの経験とを紐づけて自己アピールをするように心掛けましょう。   就活面接頻出質問例(一次~最終面接別)~質問例56選~ ここでは、一次面接・二次面接・最終面接別の頻出質問についてまとめました。 またそれぞれの質問項目ごとに質問の意図と回答方法について解説していますので、自分なりの回答作成に活用してみてください。 頻出質問(一次~最終面接) 前述した通り、選考段階によって見られているポイントが異なり、それに合わせて質問項目も異なります。ただし、あくまで一般例ですので、一次面接でも最終面接と同様の質問をされることもありますし、逆もあります。面接を受ける際にはどのような質問を受けても良いように準備をしておきましょう。 下記に頻出質問例を挙げていますので参考にしてみてください。  【頻出質問項目】 ■一次面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ(大学の勉強内容なども) ・長所・短所 ・逆質問 ■二次面接 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・個人の性格・価値観 ・志望動機(業界理解・企業理解) ・ガクチカの深堀り ・長所・短所の深堀り ・仕事の価値観 ・入社後のイメージやキャリアプラン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■最終面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(業界理解・企業理解) ・入社後のイメージやキャリアプラン) ・志望度 ・逆質問 質問のパターン11選 質問のパターンは大きく分けると下記の11種類となります。質問時の言い回しは様々ですが、面接官が確認したいことは同じなので、意図を理解しておくと仮に質問例にない質問を受けた場合であっても対処できるでしょう。 【質問のパターン】 ①自己紹介 ②自己PR~質問例5選~ ③ガクチカ(大学の勉強内容なども)~質問例4選~ ④長所・短所~質問例4選~ ⑤志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解)~質問例9選~ ⑥個人の性格・価値観~質問例10選~ ⑦仕事の価値観~質問例3選~ ⑧入社後のイメージ・キャリアプラン~質問例4選~ ⑨最近気になるニュースなど(基礎能力)~質問例3選~ ⑩志望度~質問例3選~ ⑪逆質問~質問例10選~ 質問に回答する場合は下記のフレームに沿って簡潔に分かりやすく答えることを意識していきましょう。 質問①:自己紹介に関する質問 自己紹介では、第一印象や基本的なマナーを見ているケースが多いです。会話中のしぐさや表情、声のトーン、話すスピード、言葉遣いなどを意識しましょう。 その他にも時間に対する対応力もチェックされています。自己紹介は「1分以内」を目安に長くなりすぎないよう端的にまとめることが重要です。ただし、企業によっては30秒や2分といった時間の指定がある場合もありますので、複数の文例を考えて練習しておくと安心です。 【質問例】 「自己紹介をしてください」 【回答方法】 学校・学部・学科・氏名:「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します」    ▼ 学業で学んだこと:「大学では、〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇という役割を担っています」     ▼ 学業以外の特技や成果:「学業以外では、〇〇というサークルを自ら発足し、〇〇というイベントを開くなどの活動を行っています。この活動を通じ、▲▲という能力を身に着ける事ができました」    ▼ 企業に対するアピール(魅力に感じている点など):「学業以外の活動を通じ〇〇という業界に興味を持ち、■■という点で御社に魅力を感じ志望い致しました」      ▼ あいさつ:「本日はよろしくお願い致します」 自己紹介でコメントする内容は、面接の中で深堀りされる可能性がありますので、アピールしたい内容を盛り込んで自己紹介をすると好印象です。  POINT 自己紹介と自己PRの違い 自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。 自己紹介のみを求められたにもかかわらず、自己PRまで話してしまうと、質問の意図を理解していないと捉えられコミュニケーション力がない人だとみなされる可能性があります。面接官の質問をしっかり聞いた上で受け答えをするように心掛けましょう。 「自己紹介」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】 質問②:自己PRに関する質問~質問例5選~ 自己PRでは、自分自身をどれくらい客観視できているのか、企業が求めている人物像とどのくらいマッチしているか、企業に対する熱意ややる気があるかという点を見ています。就活生にとっても「自分の魅力」をアピールする場ですので、自己分析を行い短時間でまとめて話せるように準備をしておきましょう。 【質問例】 「自己PRを1分でお願いします」 「あなたの強みを表すエピソードを教えてください」 「あなたは周囲からどのような人だといわれますか」 「あなたは集団や組織の中でどのような役割や立場を担うことが多いですか」 「これまでの経験の中で、どのような強みを発揮してきましたか」 【回答方法】 質問:「自己PRを1分でお願いします」 結論:「〇〇という点が私の強みです。    ▼ エピソード:「具体的には、〇〇(結論の根拠となる内容)というエピソードがありました。」    ▼ 入社後:「入社後は、〇〇という点を御社の〇〇に活かしていきたいと思っています。」 エピソードでは、「誰が・どんな時に・なぜ」という点を具体的に伝えることが大切です。 「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】 質問③:ガクチカに関する質問~質問例4選~ ESで分からない具体的な行動や思いの確認や、ESの内容に信憑性があるか過大評価をしていないかといった一貫性の有無、自社にマッチした人材かどうかといった点を見極めています。さらに、分かりやすく説明する「論理的思考力」も問われています。 ■ガクチカに関する質問 【質問例】 「どのようなアルバイトをしましたか?」 「学校で頑張ったことは何ですか?」 「サークル活動について教えてください」 「ゼミの活動について教えてください」 【回答方法】 質問:「どのようなアルバイトをしましたか?」 結論:「私は〇〇というアルバイトをやっていました。この仕事を選んだ理由は〇〇だからです」    ▼ 具体的なエピソード: 「〇〇のアルバイトを通じ、〇〇という点で成長できたと感じています」    ▼ 入社後: 「〇〇というを御社の〇〇という業務に活かしたいと考えています」 結果はもちろん大切ですが、結果だけではなくプロセスを知りたいと感じている企業が多いため、自分のアルバイト経験なんてたかが知れていると萎縮せずに自信を持って答えましょう。 POINT ガクチカでのNGポイント 下記のようなガクチカは面接官に伝わらないので気を付けましょう。 ・専門用語が多い ・余談やエピソードが長すぎる ・エピソードを複数話す ・間髪入れずに一気に話す 質問④:長所や短所に関する質問~質問例4選~ 就活生がどのような人物なのか、どのような経験を積んできたのか、入社後どのような活躍が期待できるかなどを確認しています。自己分析を行い、客観的に自分自身の長所や短所を探索してみてください。 【質問例】 「長所を教えてください」 「短所を教えてください」 「主体性があると感じている点について教えてください」 「今後改善していきたいと考えていることはありますか?」 【回答方法①】 質問:「長所を教えてください」 結論:「私の長所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「具体的には、〇〇を活かして〇〇を取り組み、〇〇といった成果を上げることができました」    ▼ 入社後のイメージ:「今後、御社に入社した際には、〇〇のように長所を活かして貢献したいと考えています」 「長所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で長所を質問された時の回答方法とは?長所一覧と回答例文15選 【回答方法②】 質問:「短所を教えてください」 結論:「私の短所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「〇〇というエピソードがあり、短所だと感じています」    ▼ 改善策:「そのため、〇〇という点を改善できるよう、〇〇をするなどの行動をし、注意するよう心掛けています。(もしくは改善した)」    ▼ 入社後のイメージ:「短所に対して〇〇してきた経験を通して入社後も〇〇として取り組んでいきたいと考えています」 POINT 短所を聞かれる理由  短所は誰にでもあるもので、大切なことは短所に対し改善に向けてどのように行動したのかという点です。短所と長所は表裏一体ですので、短所から長所に結びつけ企業で働く上でどのように活かせるのかまでセットで答えられると良いでしょう。  「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり CHECK! 仕事に活かせない・抽象的な長所や短所はNG! あくまで面接ですので、「足が早い」といった仕事に関係のない長所や「遅刻癖がある」のような社会人として欠落していると思われるような短所はNGです。 また「好奇心」「探求心」といった抽象的な内容や「笑顔」「コミュニケーション力」など面接で見極められる内容もおすすめできません。 質問⑤:動機に関する質問~質問例9選~ 志望動機では、「なぜこの企業を選んだのか」「志望度がどれくらい高いのか」「就活生のやりたいことと企業の方針がマッチしているのか」という点を確認しています。なぜこの業界なのかという点に関しても深堀りして、自分自身の企業選びの軸を説明できるように準備をしておくことが大切です。  【質問例】 「志望動機を教えてください」 「当社に興味を持ったきっかけは何ですか?」 「当社では具体的にどのような仕事に取り組みたいですか?」 「当社の弱みを教えてください」 「当社の強みは何だと思いますか?」 「企業選びの軸を教えてください」 「希望の職種は何ですか」 「企業理念に共感する理由を教えてください」 「この業界を選んだ理由は何ですか?」 【回答方法】 質問:「企業選びの軸を教えてください」 結論:「私の企業選びの軸は、〇〇です」    ▼ 理由:「〇〇をすることで、▲▲となるからです」    ▼ 具体的なエピソード:「大学2年生まで××というアルバイトをしていました。~~というエピソードを通じ、〇〇となる喜びを感じました。」    ▼ 入社後のイメージ:「貴社の業務であれば、今までの◆◆という経験を活かし〇〇できると思い、志望致しました」 POINT 二次選考、最終面接では深堀りされるケースも多い 志望動機に関しては企業とのミスマッチを防ぐため、最終面接でも聞かれる質問です。なぜこの企業が良いのか、色々な角度から深堀りし、熱意を伝えることができるように準備をしておきましょう。 質問⑥:個人の性格・価値観を知る質問~質問例10選~ 自社が求める人物像に合っているか、自社で活躍できる人材かどうかを判断するためや、企業の文化や社風に合うかどうかを図るためにこのような質問をします。 【質問例】 「好きな言葉を教えてください」 「あなたを動物に例えると何ですか」 「休日の過ごし方を教えてください」 「キャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください」 「成功体験を教えてください」 「今までで一番うれしかったことは何ですか?」 「留年した理由は何ですか?」 「得意科目と苦手科目は何ですか?」 「今までで一番つらかったことは何ですか?」 「失敗談を教えてください」 【回答方法①】 質問:「成功談を教えてください」 結論:「私の成功体験は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「成功するために、日々▲▲ということを意識して、××という取り組みを実施していました。その結果、××という成果を得ることに成功しました。」    ▼ 入社後:「この〇〇という成功体験を活かし、御社でも■■に取り組み貢献したいと考えています。」 成功経験を話す場合には、「結果」よりもなぜ成功できたのか、成功するためにどのような取り組みをおこなったのかといった「過程」を重視して答えるようにしましょう。 【回答方法②】 質問:「失敗談を教えてください」 結論:私の失敗は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「(エピソード)してしまいました。結果として、〇〇となってしまいました。」 ※失敗談が薄いと結論に結びつかない場合があります。     ▼ 改善策:「このままでは良くないと思い、〇〇という対策を行うことでスムーズに〇〇できるようになりました」    ▼ 入社後:「〇〇を活かし、御社でも〇〇に取り組んでいきたいと思います。」 ネガティブなことを聞く意図は、トラブルや困難にぶち当たった時に乗り切ることができるのか、どのようなプロセスで乗り切ることができたのかを確認するためです。失敗から学んだことをどう企業に活かすのかに繋げ、前向きな姿勢で発言を終えることが大切です。  「失敗談」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生の失敗談を聞く理由や回答方法【回答例文13選】 POINT おもしろい質問をする意図は? 個性や価値観を図るために面白い質問をする企業も多数あります。就活生の緊張をほぐすためという理由でこのような質問をするケースもありますが、「素の就活生の個性や価値観を見たい」「学生の対応力を見たい」と考えている企業が多いため、落ち着いて柔軟に受け答えができるように心掛けましょう。  質問⑦:仕事の価値観に関する質問~質問例3選~ 就活生の仕事に対する価値観や人柄を知りたい、企業の理念や方針と合うかどうかのマッチングを図りたいといった意図で下記のような質問をするケースがあります。この質問に回答するためにも企業が大切にしているビジョンや企業理念を理解しておくと良いでしょう。 【質問例】 「仕事とは何か?」 「仕事で大切にしたいと思っていることは何ですか?」 「仕事のやりがいは何だと思いますか?」 【回答方法】 質問:「仕事とは何か?」 結論:「私にとって仕事とは、〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「アルバイト経験の中で、■■という業務をしていました。その中で、▲▲という出来事が起こり、××をしたことから、〇〇という答えに行き着きました」    ▼ 入社後:「御社においても、〇〇という気持ちを大切に、貢献していきたいと考ています」 CHECK! NGな質問例 「生活費を稼ぐため」や「プライベートのため」といった回答は、仕事への意欲や企業への志望度を示す回答としてはふさわしくないためNGです。 お金を稼ぐだけであれば、他の企業でも問題ないのではと思われかねません。あくまで選考の場ですので、企業で働くイメージを持ってもらえる回答を用意しておきましょう。 質問⑦:入社後のイメージ・キャリアプランに関する質問~質問例4選~ 企業と就活生の間でのミスマッチがないかを確認しています。就活生が思い描く将来像が企業で実現可能なことなのかを確認することで、ミスマッチなく長く活躍しながら働いてくれる学生を探したいという面接官の意図があります。 その他にも、事業内容や企業理念を理解しているか、働くイメージが湧いているかどうか、成長意欲があるかどうかを確認する狙いもあります。 【質問例】 「10年後の自分について教えてください」 「入社後にしたいことを教えてください」 「あなたを採用するメリットは何ですか?」 「転勤は問題ないですか?」 【回答方法】 質問:「10年後の自分について教えてください」 結論:「私は10年後には、顧客に信頼してもらえるような提案ができる営業を担っていたいです」    ▼ 理由:「なぜなら、自社の売上に貢献できる〇〇という仕事は、▲▲であり、顧客にとっても◆◆であると考えているからです。そのため現在は、〇〇という商材に関する理解を自分なりに学んでおり、大学では〇〇という研究も行っています」    ▼ 入社後:「貴社に入社できたら、まずは〇〇として基礎をしっかり身に着けつつ、顧客との関係構築の方法を学び、お客様から選ばれる人材になれるよう精進していきたいと思っています」 理由を述べる際には、活かせる自分の強みも合せてアピールすると良いでしょう。 質問⑧:最近の気になるニュース等に関する質問~質問例3選~ これらの質問は、情報への感度の高さや社会問題に対する理解度などを確認していると捉えましょう。どんな仕事をする場合においても最新の情報をキャッチアップし仕事に活かすことは不可欠なため、そういった能力を兼ね備えているかもチェックされています。 その他にも選ぶニュースから興味の方向性がどこにあるのかを確認し、自社とのマッチ度を図る狙いもあります。 【質問例】 「最近読んだ本を教えてください」 「最近気になるニュースを教えてください」 「最近関心のあることを教えてください」 【回答方法】 質問:「最近の気になるニュースについて」 結論:「私が気になっているニュースは、〇〇です。」    ▼ 概要:「〇〇というものです。」    ▼ 自分なりの見解:「〇〇というのは、▲▲であり、◆◆であると感じています」    ▼ 企業:「入社後は、仮に〇〇というニュースが起こった場合においても、貴社の××という事業を、〇〇は▲▲できると考えており、そのために××していきたいと考えています」 「最近の気になるニュース」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生に「最近のニュース」を聞く理由とは?答え方と回答例文10選 質問⑨:志望度に関する質問~質問例3選~ 志望度に関する質問は最終面接などで多く聞かれます。内定辞退などを避けるためにも下記のような質問を通じ、就活生の企業に対する本気度を確認しています。 【質問例】 「第一志望ですか?」 「最後に一言ありますか?」 「他の企業の選考状況はどうですか?」 質問⑩:逆質問~質問例10選~ 逆質問は一次面接から最終面接までどのシチュエーションでも行われます。ただし、選考フローによって見られているポイントが異なりますので質問内容は選考プロセスに応じて変える必要があります。 【選考フロー別|おすすめの質問】 ■一次面接:基本的な能力や企業に対する基礎理解を見られることが一般的なため、入社意欲や熱意をアピールする質問 ■二次面接:面接官に就活生が企業で働いている姿をイメージさせられるような質問 ■最終面接:社長や経営層にしか聞けない、企業のビジョン、会社や事業全体に関する内容について質問 逆質問については、面接の途中で疑問が解消されることもあるため、5~6個程度を予め準備しておくことをおすすめします。 【一次面接での質問例】 「貴社で活躍している人に共通する点があれば教えてください」 「この職種に求められるミッションなどがあれば教えてください」 「〇〇部署の雰囲気について教えてください」 【二次面接での質問例】 「より早く即戦力として活躍したいのですが、入社前までに身に着けておいた方が良いスキルや資格などがあれば教えてください」 「業務内容については確認しておりますが、配属部署の具体的な仕事内容についてお聞きしたいです。1日のスケジュールについて教えていただけますでしょうか」 「業務の中で〇〇様が一番やりがいに感じていることを教えていただけますでしょうか」 【最終面接での質問例】 「経営者から見て御社の魅力何だとお考えですか?」 「経営者から見て現在自社で課題に感じていることや今後の解決策、就活生に求めることはどのようなことですか?」 「御社の〇〇というビジョンに共感しているのですが、どのような場面で発揮されていると感じますか?」 「新入社員の採用は初めてだと伺っているのですが、新入社員に期待することは何ですか?」 「逆質問」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 【新卒の面接】逆質問例38選|質問の終わり方や最終面接で使える例文も! 新卒の面接時に意識すべきポイント 面接では回答内容も大切ですが、受け答えの仕方も重要です。ここでは、面接時に意識しておいた方が良いポイントについてお伝えしていきます。 エピソードの過程をアピールする 質問に回答する際に重要なことは「過程をアピールする」ということです。 面接官は、人柄や価値観が知りたいので、実績を得るに至った過程で取った行動や考え方を重視して回答しましょう。 簡潔に話す 面接で回答する際は、基本的に簡潔に伝えてください。たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、盛り込みすぎるとかえって何を伝えたいのか分からなくなります。要点を絞って話すことを心掛けましょう。 簡潔にまとめて話すことが苦手な人は、日頃から話したい内容を1分以内に収める練習をしておくことをおすすめします。   表情・態度に気を付ける 面接では話す態度・聞く態度についてもチェックされています。 話す時は面接官の目を見て笑顔でハキハキ話すことを意識し、話を聞く際は、面接官の方へ視線を向け、相槌を打ちながら聞くようにしましょう。 結論から話す 面接の質問に答える場合、必ず結論から伝えましょう。 エピソードから話されると何の話をしているのかが分からず、仮に良い話をしたとしても、面接官にうまく伝わらないという事態が発生しかねません。そのためまず最初に結論を伝えるコミュニケーションを心掛けてください。 面接前日までに準備しておくべきこと ここでは、面接に挑む前にやっておいた方が良い準備についてお伝えします。 ニュースや新聞に目を通しておく 情報収集能力や基礎知識力を確認するため「最近の気になるニュースは?」という質問をされることが多々あります。ニュースの事前準備は前日では用意できないため、就活中には常にニュースや新聞をチェックしておきましょう。 日々の出来事に関するニュース以外にも、志望業界や企業に関するニュースも合せて確認しておくとさらに高評価に繋がる可能性が高いです。 ESを見返す 面接では一貫性があるかどうかもチェックされており、面接で企業はESの情報をもとに質問をしています。そのためESで書いた内容と違う話をすると軸がぶれている印象を持たれてしまうため、面接に臨む前に自分が書いたESを見直しておきましょう。  逆質問を考える 面接の最後に企業理解度や就活生の志望度を知るために「何か質問もはありますか?」と聞かれることが多々あります。 一次~最終面接までどの選考プロセスにおいても聞かれることを想定し、準備をしておくことをおすすめします。

2023.12.19

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インターン参加時に就活生が意識すべきマナー12選!

インターンに初めて参加する場合、とても緊張しますよね。 せっかくの機会なので良い印象を持ってもらいたいと思っている就活生は多いと思いますが、そのためには「ビジネスマナー」をマスターしておく必要があります。  インターンを実施している企業担当者の多くは、インターン生のビジネスマナーについてチェックをしているからです。  そこで本記事では、インターンに参加した際に好印象を与えるために就活生が知っておいたほうが良いマナーをまとめていますのでぜひチェックしてみてください。  この記事のまとめ インターン参加前にチェックすべきマナーは「早いメール返信」「時間厳守」「正しい身だしなみ」の3点  インターン業務中は「挨拶」「言葉遣い」「メモを取る」「電話の取り方」「笑顔で対応」を意識して行動する インターン業務後に守るべきマナーは「備品の返却」「感謝の挨拶」「お礼状の送信」の3点  就活生がインターン参加前に知っておくべきマナー3選 ここでは、就活生がインターン参加前に知っておいたほうが良いマナーについてお伝えしていきます。  メールの返信はできる限り早く返す(24時間以内) インターン参加が決まった時点から、企業担当者とはメールでやり取りをすることが多いと思います。 ビジネスメールの基本は「早いレスポンス」です。返信が早ければ早いほど物事をスピーディに進めることができるため、「メールの返信が早い人」は「仕事が早くできる人」という印象を与え、好まれるケースが多いです。 そのため、企業からの連絡にはできる限り早めの返信をするように心掛けましょう。目安としては24時間以内の返信と覚えておき、できれば就業時間内に返信してください。 ただし、早く返信ができたとしても、誤字脱字・宛名違いなどのミスが出てしまっては逆効果です。企業からメールが届いたその日のうちに返信メールを作成し、次の日の朝、再度メールの文面を確認すると、頭がリフレッシュされているので、間違いに気付きやすくおすすめです。 POINT インターン業務中にもメールを活用することは多いと思いますので、ビジネスメールの活用方法はマスターしておくことをおすすめします。 時間を守る ビジネスの基本の一つが「時間を守る」ということです。 ビジネスの中で時間を守れない人は、仕事ができない、信用ができない人という印象を与えてしまいます。 会場到着時間 インターンに参加する場合は、電車の遅延や道を間違ってしまうなども想定し、20~30分前には到着するスケジュールを立てて、余裕を持って家を出るようにしましょう。 POINT 初めて行く会場の場合、スマホの地図アプリ等で駅からの道順などを事前に確認しておくことをおすすめします。改札出口は何番か、駅から会場までの間の目印(コンビニや店舗など)を見つけておくとスムーズに会場につくことができます。 受付時間 受付は5~10分前に済ませる。 あまりにも早く着きすぎると企業側も準備が整っていなかったり、迷惑となってしまったりする場合があります。目安としては、指定時刻の5分~10分前と覚えておきましょう。  会場に20~30分前に到着した場合でも、すぐに受付するのではなく指定された時間の5~10分前まで待ってから受付を済ませます。 早めに到着した場合は、ビルのエントランスや近場で待ちましょう。その間、インターン先の社員に遭遇することもあります。常に見られている意識を持ち、壁に寄りかかって立ったり、スマホをいじったりして待つのではなく、姿勢を正し、凛とした立ち振る舞いを心掛けてください。 POINT 細心の注意を払っていたにも関わらず道に迷ってしまったり、急に体調が悪くなってしまったりと万が一間に合わなさそうな場合には、早めに電話で連絡をしましょう。 企業担当者にすぐに連絡できるように紙にメモをしておくと焦らず対処できます。 身だしなみをチェックする 身だしなみはその人の印象に大きく影響を与えてしまうため、インターンにふさわしい服装・髪型で臨むようにしましょう。 家から企業に到着するまでの間に崩れてしまっている場合もありますので、受付前に崩れがないかチェックしておくと安心です。 POINT オンラインでのインターンの場合、「どうせ見えないから・・・」と気を抜きすぎず、就活の第一歩だと捉えインターンにふさわしい服装に着替えて参加しましょう。気持ちも切り替わり、身を引き締めて臨むことができます。 就活生がインターン業務中に注意すべきマナー6選 ここでは、就活生がインターン業務中に気を付けるべきマナーについてお伝えしていきます。 挨拶に気を付ける 挨拶の基本は「明るく、元気に、笑顔で、ハキハキと」です。 挨拶はビジネスとしてだけではなく、人間関係をつくるうえでも大変重要な意味を持ちます。明るく元気な挨拶は相手にも元気を与え、職場を活性化させる効果もあり、好印象です。仕事をする仲間として一緒に働きたいと思ってもらえる挨拶を心掛けましょう。 受付での挨拶 受付では「学校名」「氏名」「目的」を必ず伝えてください。 受付に備え付けられている電話で企業担当者を呼び出す場合もあります。受付の方法については事前にチェックしておきましょう。 ■例文 「お世話になります。〇〇大学の〇〇と申します。本日よりインターンでお世話になります。よろしくお願いします。」  POINT 企業によっては、身分証明書の提示を求められる場合もありますので、学生証も忘れずに持参しましょう。 自己紹介での挨拶 インターン初日には社員の前で自己紹介をすることがあります。第一印象が非常に重要ですので、インターン生らしく明るく元気な挨拶をすることで社員から好意的に接してもらえることでしょう。  自己紹介では、大学名や名前だけではなく、大学で学んでいることやサークル活動、部活動、特技、趣味など、自分の個性が伝わる内容が望ましいです。最後にインターンに参加した理由、学びたいことや熱意を伝えて自己紹介を締めます。  時間は企業によって異なりますが、30秒~1分程度の場合が多いので、時間内に収められるよう練習しておくことをおすすめします。 業務中の挨拶 ビジネスでの挨拶を知っておき、適度なタイミングで使い分けましょう。 ・出勤時「おはようございます」 ・外出する場合「行ってまいります」 ・戻ってきたとき「ただいま戻りました」 ・退勤時「お先に失礼致します。お疲れ様でした」 ・その他の時間で社員とすれ違った場合「お疲れ様です」 ・社員に声をかける場合「〇〇さん、今お時間よろしいでしょうか?」 POINT 挨拶と合わせてお辞儀のマナーについても知っておくと良いでしょう。 ◆お辞儀の種類 ・会釈(15度程度の軽いお辞儀):すれ違う際や入室の際に使う、目線はつま先から1.5メートル先を見る ・敬礼(30度程度の一般的なお辞儀):「おはようございます」「よろしくお願いします」など普段の挨拶で使う、目線は1メートル先を見る ・最敬礼(45度程度の最も丁寧なお辞儀):「ありがとうございました」「申し訳ございません」など改まって挨拶する場合や謝罪する際に使用、最敬礼の目線は0.5メートル先を見る 言葉遣いに気を付ける 友達同士で話す会話とビジネスでの会話では言葉遣いは異なります。仕事に来ているという意識を持ち、正しい言葉遣いを心掛けましょう。 敬語表現は3つに分類されます。インターン参加前にチェックしておきましょう。 丁寧語:相手に対して丁寧な表現を使って敬意を表す敬語です。主に「です」「ます」「ございます」で表現します。 尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上のほうが主体になる時に使います。 謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。 メモを取る ビジネスにおいてメモを取ることは非常に重要です。学生のように何度も同じことを説明してくれることはありません。聞いたことを忘れてしまい、何度も同じことを質問することのないよう、常にメモを取ることを心掛けましょう。 インターン中は、メモ帳と筆記用具は常に持ち歩き、いつでもメモを取る事ができるよう準備をしておいてください。 電話の対応のマナーを知っておく インターン先の企業によっては、インターン生にも電話の取り次ぎをお願いするケースもあります。電話では相手の顔は見えませんので声の印象が非常に大事になってきます。 電話を受ける際には、インターン生としてではなく、「企業の顔」として意識を改め、明るくハキハキと話すように心掛けてください。 電話に対して苦手意識を持っている就活生は多いと思いますが、ビジネスには必要なスキルですので日頃から練習しておくと良いでしょう。 企業によって異なる場合もありますが、下記電話を受ける際の一例をご紹介致しますのでぜひ参考にしてみて下さい。 ■電話を取る時: 「お電話ありがとうございます。株式会社〇〇の〇〇(自分の名前)がお受け致します。」 ■電話を取り次ぐ時: 「株式会社〇〇の〇〇様(相手先の名前を復唱する)ですね。いつも大変お世話になっております。  〇〇(取り次ぐ先の自社社員名)ですね。確認してまいりますので、少々お待ちくださいませ。」 ※相手先の名前が聞き取れなかった場合 「いつもお世話になっております。大変申し訳ありません、お電話が遠いようでして、もう一度お名前をお伺いできますでしょうか」  ~保留にする~ ■電話を取り次ぐ相手がいなかった場合: 「〇〇様、大変お待たせしております。あいにく〇〇は席を外しておりまして、戻り次第こちらかご連絡を差し上げたいと思うのですが、ご連絡先は今お電話いただいております、03-〇〇〇〇-〇〇〇〇でお間違いないでしょうか?」 ■電話を切る時: 「お電話ありがとうございました。〇〇(自分の名前)がお受け致しました。失礼致します。」 ~相手が受話器を切ったのを確認してから電話を切る~ 笑顔で対応する インターン中は笑顔で対応することを意識しておきましょう。仕事をするうえで、無表情で怖い顔をした就活生よりも笑顔でなんでも対応してくれる就活生では、後者のほうが好印象です。どんな仕事に対しても前向きに対応する姿勢を意識してください。 周りへの気配りを心掛ける 仕事は一人でやっているわけではありません。自分の行動が周りに迷惑をかけていないか確認をしましょう。たとえば、携帯の着信は消しているか、大声で私語をしていないか、など普段の生活とは異なりますので、場をわきまえた行動を心掛けてください。  社員への配慮として「報告・連絡・相談」をこまめにできると好印象です。 「言われた業務をここまで終わらせたので次は〇〇をやろうと思うのですが順番は合っていますか?」 「こんなトラブルが起こっているのですが〇〇という対処法で合ってますか?」 など、適切なタイミングで自分から「報告・連絡・相談」をできると良いでしょう。 POINT 勝手に判断して行動することだけは絶対にしてはいけません。仕事の一部を任されているので、あなたのミスが致命傷となる可能性があります。分からないことがあれば、「〇〇をしようと思うのですが、〇〇という方法で合っていますか?」など都度確認すると安心です。 就活生がインターン終了時に知っておくべきマナー3選 ここでは、インターン終了時のマナーについてお伝えしていきます。 業務で利用したものを返す・忘れ物をしない 業務で活用したパソコンやコード、その他企業に借りたものは必ず返しましょう。インターン業務は企業の備品を利用して行いますが、すべて経費で賄われています。持ち帰り私物化することは窃盗と同罪ですので、必ず全て返却してください。 万が一持ち帰った場合は、すぐに謝罪の電話をし必ず返却してください。このように持ち帰ってしまうと企業に工数をかけてしまうこととなりますので、備品を全て返却したか念入りに確認して業務を終えるようにしましょう。 備品以外にも忘れ物をした場合も、企業に手間をかけてしまうことになりますので注意が必要です。 感謝の挨拶をする 業務終了時には本日の御礼を言葉で伝えて帰宅しましょう。企業側も忙しい中でインターン生を受け入れています。 業務が終わり帰宅する前には、「本日はインターンに受けていただきありがとうございました。お先に失礼致します。お疲れ様でした。」という挨拶を忘れずに行いましょう。 お礼状を書く インターン終了後には、改めてお礼状を送ると良いでしょう。お礼状はメールで構いません。お礼状には、感謝のメッセージだけではなく、インターンの感想、学んだこと、認識が変わったことなどについて自分の言葉で書きます。今回のインターンを経験して今後どう活かしていきたいのかなどについて触れるのも良いでしょう。 このような記事も読まれています 25年卒のインターンには何社参加する?変更点を理解して就活を有利に進めよう

2023.12.19