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【化粧品業界編】就活で内定に繋がる志望動機の書き方~資生堂・コーセー他5社の選考通過ES公開~

女性だけでなく近年は男性にも人気のある化粧品業界ですが、ライバルと差別化を図るためにも徹底した自己分析と業界・企業理解でいかに質の高い志望動機を作れるかが勝負どころとなります。 そこで本記事では業界の特徴や仕事内容をもとに、就活でより選考に通過しやすくなるような化粧品業界の志望動機の書き方をわかりやすくご紹介します。 実際に書類選考を通過したESも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 「なぜ化粧品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」を志望動機に盛り込む 上記のためには"化粧品業界が求める人物像"と"応募先企業の特徴"の把握が必須 フレームワークに沿って志望動機を書くことで読みやすい文章になる 【ざっくり解説】化粧品業界ってどんな業界? 化粧品業界では化粧品の開発や製造、販売が行われており、化粧品の種類としては下記のように様々なものが存在します。 ・ヘアケア化粧品 ・ボディケア化粧品 ・スキンケア化粧品 ・メイクアップ化粧品 ・フレグランス化粧品 また化粧品業界は、入浴剤や洗剤といった化粧品以外の製品も取り扱っている点が特徴的です。 化粧品業界は、人口が増えて一人当たりのGDPが伸びれば着実に成長していく業界で、経済産業省「化粧品産業ビジョン」に掲載されている図によれば、国内の化粧品業界には化粧品に対する一人当たりの消費額が一人当たりの名目GDPと非常に高い相関があることがわかっており、世界規模で見た時にも同様のことがいえます。 しかし日本の名目GDP成長率は低いため、国内の化粧品産業をより早く成長させるためには日本よりも名目GDP成長率の高い海外のマーケットを狙っていくのが得策であると考えられます。 同じく経済産業省「化粧品産業ビジョン」によれば、現状、世界トップシェアのロレアル社の海外(Western Europe 以外)売上比率は73%(2020年12月期(第3四半期))を占めていますが、国内シェア上位3社の海外売上比率は下記の通りとなっており、ロレアル社と比較すると数字はあまり大きくありません。 株式会社資生堂:56% 花王株式会社:37% 株式会社コーセー:32% 今後、国内の化粧品メーカーがいかに海外での売上を増やしていけるかが、日本の化粧品業界の成長の鍵を握っています。ちなみに、近年では異業種から化粧品業界に参入する企業が増えています。 例えば、写真フィルム事業で有名な富士フイルムはフィルム写真に使用されるコラーゲンに関する技術を応用し、化粧品ブランド「ASTALIFT(アスタリフト)」を立ち上げました。 2005年の改正薬事法の施行によって製造工程を外部に委託することが可能となったことで参入コストが低い点も、異業種から参入する企業が増えている要因の一つです。 またトレンドとして、化粧品業界もサステナビリティを意識した流れがあります。 有害物質を含まず環境に優しい製品を選んだり、企業側もリサイクル可能なパッケージを導入したりと、消費者と企業の双方に持続可能な社会に向けての意識が現れてきているのです。 たとえば資生堂では再生可能エネルギーの導入によってCO2や水の消費量を40%削減させているほか、つけかえ容器や使用済み容器の回収による廃棄物ゼロへの取り組みなどを行っています。 またセザンヌの数ある取り組みの中でも特に印象的なのはレフィル化で、製品の容器を共通にすることでユーザーが製品を買い替える際に中身のみを入れ替えるだけで済むように配慮し、使用するプラスチック量を減らす取り組みを行っています。 化粧品業界の業務・代表例 では、化粧品業界には具体的にどのような仕事があるのでしょうか?ここでは代表例をピックアップしてご紹介します。 営業 化粧品の営業は、百貨店以外にスーパーやドラッグストアといった小売店にも価格交渉を行ったり、そこで販売する商品の決定などを行います。 また、店舗に所属している美容部員のマネジメントや店舗の売上管理も行っています。 研究開発 安全性や機能性、使い心地の良さを追求しながら新商品の開発を行います。それと並行して既存化粧品の素材や成分についての品質評価研究も行います。 商品企画 商品企画ではマーケティング、新商品の企画、パッケージデザインなどを行います。 特に化粧品は効果や効能が短期間では分かりにくいため、プロモーションが非常に重要と言えます。商品ごとのイメージに合ったモデルの起用やキャッチコピーが求められます。 接客販売 実際に店頭に立って、お客様に適した商品提案を行います。 それ以外にも、お客様の肌やメイク方法の悩みや疑問の相談に乗るなども行い、実際に自社の化粧品をその場で使いながらスキンケアやメイクアップをする「タッチアップ」も接客販売の仕事です。 化粧品業界の職種・代表例 総合職 総合職で入社すると上記で述べたほとんどの業務に携わりますが、研究開発職は理系のみの募集が大半です。また業務にもよりますが、全国転勤が前提となります。 一般職(美容部員・ビューティーコンサルタント) 基本的に一般職で入社すると、接客販売のみの業務になります。社割により安く化粧品が購入できるなどのメリットがあります。 合わせて読みたい 【業界研究】化粧品業界の就活。必要な情報だけをかんたん解説! 化粧品業界の仕組みや販売経路、現在のトピックスから今後の動向まで詳細な内容をまとめています。 就活でライバルと差をつける!化粧品業界の志望動機 作成の3STEP 化粧品業界の特徴や仕事内容を確認できたところで、ここでは就活において化粧品業界でより内定に近づくための志望動機作成における3ステップを紹介します。 これから志望動機を作成するという人は、ぜひ参考にして作成してみてください。 (1)志望動機に必要な要素を把握する 志望動機を作成する際は「なぜ化粧品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。 数ある業界の中でもなぜ化粧品業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておかなければ、信憑性に乏しい志望動機になってしまう可能性があります。 「自らが化粧品によって前向きになれた経験があり、その感動を与える側になりたい」といった化粧品業界ならではの理由を入れると良いでしょう。 また「なぜそのホテルなのか」を明確にしたうえで志望動機を考えなければ、どのホテルにも通用しそうな特徴のない内容になってしまい、採用担当者にこちらの熱意をアピールしにくくなってしまいます。 例えば、売上トップを誇っている資生堂は「マキアージュ」「クレ・ド・ポー ボーテ」などの化粧品を保有しており、海外事業に積極的です。 また、コーセーは「コスメデコルテ」「アルビオン」「ジルスチュアート」といった、高価格帯商品に根強い人気があります。 就活においてはこのように、企業ごとの特徴や強みを把握したうえでより熱意が伝わりやすい志望動機を目指しましょう。 (2)化粧品業界の求める人物像を把握する 化粧品業界は少子高齢化や中国EC法の影響を受け、今後縮小する可能性があると予想されています。 そんな化粧品業界で生き残っていくためには、日々移り変わる消費者のニーズを把握してビジネスチャンスを掴むことが必要です。 また国内だけでなく、海外に視野を広げることも必要となるでしょう。向上心を持ち、著しい変化にも柔軟に対応し行動できる就活生が化粧品業界には求められます。 (3)志望動機のフレームワークを知る 情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは文章に起こすだけです。必ずしもオリジナルの構成にこだわる必要はなく、シンプルでわかりやすい文章構成にすることで、漏れなくこちらの魅力を伝えるのが重要です。 文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうなどして、「て・に・を・は」や接続詞の使い方のほか、「です・ます」調に統一されているかなどを細かく確認しましょう。 合わせて読みたい 【例文つき】就活で内定を勝ち取る志望動機の書き方3STEP|やりがちなNG例も紹介 志望動機の書き始め方、面接官が読みやすい文章構成がまるわかり。逆にマイナス評価につながるNGポイントもご紹介します。 就活で実際に選考を通過!化粧品業界の志望動機・例文 就活で実際に選考を通過したESの志望動機の例文と考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。 資生堂の志望動機の例文 化粧品開発と普及活動を通じて世界の人々の幸せを支えたいからです。 私は高校時代まで自分で化粧したり、基礎化粧品でケアをすることなく過ごしていました。しかし、そのせいで肌はカピカピ、当時はケア不足が原因と知らずにただ悩むばかりでした。 大学生になり化粧品を使用するようになってから、肌質を周りに褒められるようになり、特別な日にメイクアップすることで楽しい気持ちになりました。 その経験から、私は普段化粧品を使っている方はもちろん、今使っていない方も日常的に使用してもらえるような化粧品を作りたいと感じました。 貴社は、心や体といったあらゆる方向から化粧品の研究を進めておられ、化粧品の本質に迫ることができ、さらに世界中で貴社の商品が売られています。 まずは、研究で学んだ生物学、特に蛋白質の知識を活かし、どんな人も気軽に、楽しみながら使える、お肌に優しい化粧品の開発に取り組みたいです。 研究を通して貴社の技術を学んだ後、サプライチェーン部門において、身につけた技術や強みである「交渉力」を活かし、新商品の製造のサポートに携わることで、世界中の化粧品の普及に貢献したいです。 →はじめに自分の夢を述べ、そう考えたエピソードを説明しています。自分の経験を織り交ぜることで、オリジナリティのある志望動機になっています。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(資生堂) 資生堂ジャパンの志望動機の例文 自分のやりたいことができる会社だと思うからです。私は化粧品を通して多くの人々の生活と健康に貢献し、人々を笑顔にしたいと思っております。 貴社は国内で圧倒的なブランド力と高い開発力を持っており、国内に大きな存在感があるというだけではなく、海外各国にも進出し、アジアを中心に近年知名度を上げていっています。 そのため、貴社の美容部員になることで多くの人々を笑顔にできると思いました。 →200字と短いため、なぜその企業で働きたいのかについてもっと具体例に深掘りできるとより良い志望動機になるでしょう。 参照元:unistyle/内定者本選考ES(資生堂ジャパン) 花王の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) コーセー(KOSE)の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) ポーラ(POLA)の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) 上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。

2024.03.22

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「今までで一番嬉しかったこと」の面接での答え方|例文4選

この記事のまとめ 人柄や性格を伝えることを意識する 質問意図は、就活生の人柄・性格を知り、企業の価値観とのマッチ度を測るため 面接にふさわしくない、不適切な話題を避ける 面接で就活生に「一番嬉しかったこと」を聞く意図は? まずは、企業側が「今までで一番嬉しかったこと」について質問する意図を知っておきましょう。 企業は「今までに一番嬉しかったこと」を知ることで、自社に合う人材なのかを確かめるために質問しています。 以下では、質問の意図に沿った回答ができるように、企業が重視している要素3点を紹介します。 (1):人柄・性格を理解するため 企業は「これまでにあった嬉しかったこと」を通して、就活生の人柄・性格を知りたいのです。 例えば、大学受験の合格のエピソードであれば、「目標に向かってコツコツ努力してきた人なんだろうな、粘り強さがあるな」という印象を持つでしょう。 このような質問の意図に応えるため、「今までで一番嬉しかったこと」はできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。 (2):何に喜びを感じるのかを知るため 企業は、「これまでにあった嬉しかったこと」を聞くことで、あなたが何に喜びを感じているのかを見抜こうとしている可能性があります。 これから働く上で、「何に喜びを感じてきたか」は「仕事を通して何に喜びを感じたいか」に繋がるため、この質問は重要といえます。 例えば、「大学受験で合格したこと」という回答であれば、「目標を達成出来た時や自己実現を果たせた時に喜びを感じる人」というように考えるでしょう。 (3):企業の価値観とのマッチ度を測るため 「企業の価値観や社風と就活生の価値観のマッチ度を測りたい」という意図が含まれている可能性があります 企業の価値観や社風と矛盾しないエピソードを選びましょう。 就活生が面接で「嬉しかったこと」について回答する際の答え方 ここでは面接で「今までで一番嬉しかったこと」を回答する際のポイントを紹介します。以下のフレームワークを参考にしてください。 STEP1. 結論 まずは結論から話します。「今までで一番嬉しかったこと」を簡潔に一言で伝えましょう。 STEP2. 「嬉しかったこと」の具体的なエピソード 人柄や性格がわかるように具体的なエピソードを交えて話してください。 STEP3. 入社後に活かせる内容 最後は、過去のエピソードと関連させて、入社後に「どのような喜びを感じたいか」を述べましょう。 簡潔にまとめるよう意識しましょう。 面接で「嬉しかったこと」について聞かれた時の回答例4選 ここからは面接で「今までで一番嬉しかったこと」について質問された際の具体的な回答例を紹介していきますので、回答を考える際の参考にしてみてください。 部活動 今までで一番嬉しかったことは、高校時代副主将を務めたサッカー部で県5位に入賞したことです。副主将として、主将をサポートし、チームを俯瞰的に見て課題を解決するよう努めました。チームの熱量の違いという課題に対して、自主練や筋トレにだれよりも真剣に取り組む姿を後輩や同期に見せたり、声だしを積極的に行ったりして、チーム全体の士気を上げました。 結果として目標としていたベスト8を果たすことが出来ました。 社会人になってからも、俯瞰的に問題を見つめ、課題解決に努めていきます。 サークル 私が今までで嬉しかったことは、新入生勧誘係として目標の二倍以上の新入生をサークルに勧誘出来たことです。私が所属していたバスケットボールサークルでは、サークル員減少により、サークルの運営が難しくなっていました。そこで、新入生30人にサークルに入ってもらうことを目標に勧誘活動や広報活動を行いました。実行したことは主に二つです。一つ目は、SNSによる宣伝です。沢山あるサークルの中から、自身のサークルに興味を持ってもらうために、サークルの活動内容やサークル員の雰囲気を伝えることを意識しました。二つ目は、zoomによる説明会兼相談会を開催しました。実施理由としては、新入生は新しく始まった学校生活への不安を抱えており、相談相手を必要としていると気づいたからです。双方にメリットのある説明会を実施するよう心がけました。 結果として、72人の新入生を集めることができました。この経験を活かして、社会人でも相手の必要としていることを見極め、主体的に行動していきます。 ゼミ 今までで一番嬉しかったことは、ゼミのメンバーで参加したビジネスコンテストで沢山の賞賛を得られたことです。 ゼミのメンバーで、新規アプリ開発を提案するビジネスコンテストへの参加を決めました。 はじめは議論に滞りがあったり、役割分担が上手く出来ていなく、個々人で作業をしている状況でした。 この状況を対処するために、それぞれの希望や得意に応じて役割や作業を分担しました。また、週に2回ミーティングを開いて進捗を確認するようにしました。その結果、作業効率が上がり、本番のビジネスコンテストでは多くの経営者から賞賛を得ることが出来、チームで達成感を感じることが出来ました。 この経験から、適材適所に役割を分担させ、チームワークを発揮できる環境づくりをしていきたいと考えています。 アルバイト 今までで一番嬉しかったことは、塾講師のアルバイトで担当生徒が志望校に合格したことです。大学入学後、個別塾の塾講師のアルバイトを始めました。はじめは、担当生徒の成績がなかなか上がらず、不安を感じていました。そこで、社員の方や先輩塾講師にアドバイスをもらったり、生徒との面談を繰り返したりして、対処策を考え続けました。結果として、担当生徒は、志望校に合格することができ、一人の生徒の受験をサポートできたことに大きな喜びを感じました。 社会人になってからも、周りを頼りながら、だれかをサポート出来るよう努めます。 面接で「嬉しかったこと」について聞かれた際の注意点 ここでは、面接で「今までで一番嬉しかったこと」を聞かれた際の注意点を紹介します。 不適切な話題を避ける 例えば、以下の「嬉しかったこと」は企業にマイナスイメージを持たれる可能性があります。 ゲームやネットサーフィンなど惰性的な過ごし方 ギャンブル 飲酒やタバコなど不健康な生活 これらの回答を避けるのが望ましいでしょう。 結果だけを伝えない 結果のみを伝えることは避けましょう。「今までで一番嬉しかったこと」の具体的な背景を伝えるよう意識しましょう。 例えば、「野球部で、地区大会で優勝したことに喜びを感じました」という回答は避けるべきです。どのような過程を踏んで、優勝出来たのか、チーム内での自身の役割などを含めるとより良い回答になります。

2024.03.22

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面接での「休日の過ごし方」への答え方|例文6選

この記事のまとめ 人柄や性格を伝えることを意識する ネガティブな印象を与える過ごし方は避ける 「休日の過ごし方」に関するエピソードを具体的に伝える   面接で就活生に「休日の過ごし方」について聞く意図は? まずは、企業側が「休日の過ごし方」について質問する意図を知っておきましょう。 企業は休日の過ごし方を知ることで、自社に合う人材なのかを確かめるために質問しています。 以下では、質問の意図に沿った回答ができるように、企業が重視している要素3点を紹介します。 面接で「休日の過ごし方」を聞く意図(1):人柄・性格を理解するため 休日の過ごし方はさまざまありますが、過ごし方で優劣をつけている訳ではありません。企業は休日の過ごし方を通して、就活生の人柄を知りたいのです。 休日に山登りをする就活生ならアクティブな印象を与えます。資格の勉強をする就活生なら、真面目な性格だと思われます。 就活生の人柄や性格を知ることで、企業は自社の社風にマッチしているかどうかを見ています。このような質問の意図に応えるため、休日の過ごし方はできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。 面接で「休日の過ごし方」を聞く意図(2):オンオフの切り替えが出来るかを見極めるため 社会人になると環境の変化から、プレッシャーやストレスを感じる場面が多くなります。 企業としては自社で長く活躍してくれる人材を求めているため、ストレス解消法があるかどうかをこの質問から読み取ろうとしています。 面接で「休日の過ごし方」を聞く意図(3):雑談からコミュニケーション能力を測るため 仕事では、初対面の相手と会話する機会が多くあります。初対面の相手でもコミュニケーションをとれる力を測る意図が含まれている可能性があります。 「休日の過ごし方」に関して、どのような質問を問われても、答えられるよう準備しましょう。 就活生が面接で「休日の過ごし方」について回答する際の答え方 ここでは面接で「休日の過ごし方」を回答する際のポイントを紹介します。以下のフレームワークを参考にしてください。 STEP1. 結論 まずは結論から話します。「休日の過ごし方」を簡潔に一言で伝えましょう。 STEP2. 「休日の過ごし方」の具体的なエピソード 人柄や性格がわかるように具体的なエピソードを交えて話してください。 例えば、フェスに参加するなら、どのようなジャンルの音楽でどのような点が魅力なのかを伝えると面接官はイメージしやすいでしょう。 また、継続してやっていることがあれば、積極的にアピールしましょう。入社後も継続して努力できる人物と評価されます。 休日の過ごし方の中で得たスキルや価値観などを盛り込むのもおすすめです。好印象を与えられるでしょう。 STEP3. 入社後に活かせる内容 休日の過ごし方が入社後に活かせるものであれば、より高評価につながる可能性が高くなるため、休日の過ごし方で悩んでいる人は、志望企業の業務で活かせそうなものを書くことをオススメします。 面接で「休日の過ごし方」について聞かれた際の注意点 「何もしていない」は避ける 「何もしていない」と回答すれば、企業に印象を残すことが出来ません。 また、積極性やコミュニケーション能力、行動力に欠けると思われるかもしれません。 「これからやりたいこと」を話すのは一つの対処策になりえます。 嘘をつかない 好印象を与えようと嘘をつくのはNGです。嘘をついてしまうと、深堀り質問をされた際に答えられず、嘘がバレてしまう可能性があります。 本当の自分を偽らず正直に答えるようにしてください。 ネガティブな印象を避ける 例えば、以下の「休日の過ごし方」は企業にマイナスイメージを持たれる可能性があります。 ゲームやネットサーフィンなど惰性的な過ごし方 ギャンブル 飲酒やタバコなど不健康な生活 これらの回答を避けるのが望ましいでしょう。 エピソードを絞る 複数のエピソードを話すことが100%NGというわけではありませんが、あまりオススメはできません。 先ほど説明したように、面接官は休日の過ごし方を通して、就活生の人柄や性格を知りたいと思っています。 そのため、複数のエピソードを話すより、1つのエピソードを具体的に話し、企業に魅力を伝えるほうがよいでしょう。 面接で「休日の過ごし方」について聞かれた時の回答例6選 ここからは面接で「休日の過ごし方」について質問された際の具体的な回答例を紹介していきますので、回答を考える際の参考にしてみてください。 スポーツ 休日は趣味のサッカーをして過ごします。小中学校でサッカー部に入っており、大学ではサッカーサークルに所属しています。自身の負けず嫌いな性格はサッカーを通して形成されたと思います。 サッカーで得た、結果にこだわる精神を今後も活かしていこうと思います。 旅行 休日は旅行に行くことが多いです。 旅行の魅力は、普段の生活では味わえない経験ができ、様々な文化を知ることができる点です。 旅行に行くだけでなく、事前に観光する場所や宿泊先、料理などを調べるのも好きで、計画段階から楽しんでいます。 最近は、日光に紅葉を見に行きました。社会人になってからも未知の場所に旅行をしていきたいです。 映画鑑賞 休日は映画鑑賞をして過ごしています。 邦画だけでなく、洋画も好きで字幕をつけながら見ています。 ジャンルはホラー映画が好きです。ホラー映画が好きな理由は、圧倒的な非日常感を体験でき、鑑賞後は爽快感を味わえるためです。 私も人々の生活にプラスを提供できる社会人になりたいです。 お菓子作り 休日はお菓子作りをして過ごすことが多いです。 お菓子を作り、味わうのが楽しいのはもちろん、家族や友人など周囲に美味しいと喜んでもらえるとよりうれしいです。 社会人になってからも、周りに喜びを届けられる人になりたいです。 資格勉強 休日は資格の勉強をして過ごしています。 現在は、TOEICの800点を目指して勉強しています。TOEICを受けようと思ったきっかけは、留学で身に着けた英語力を維持しようと思い、資格勉強がモチベーションを保つのに効果的だと考えたからです。平日は授業や部活動が忙しく、資格勉強の時間がとれないので土日にコツコツと勉強するようにしています。 入社後も目標に向かってコツコツと努力していきます。 アルバイト 休日は個別塾のアルバイトをして過ごしています。 担当の生徒の成績を上げるために、面談をしたり、カリキュラムを作成したり、宿題や小テストの内容を検討したりしています。方針に迷った時は、先輩方にアドバイスをいただいて、役立てています。 社会人になってからも、分からないところは積極的に質問し、主体的に行動しようと思います。  

2024.03.22

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「アルバイト経験」の面接での答え方|例文5選

この記事のまとめ 人柄や性格を伝えることを意識する 質問意図は、就活生の人柄・性格を知り、企業に貢献できる人材かを知るため アルバイト先の規模感や自身のアクションの結果を数字を使って表す 仕事として当たり前のことを避け、エピソードと結論のズレに気を付ける 面接で就活生に「アルバイト経験」を聞く意図は? まずは、企業側が「アルバイト経験」について質問する意図を知っておきましょう。 企業は「アルバイト経験」を知ることで、自社に合う人材なのかを確かめるために質問しています。以下では、質問の意図に沿った回答ができるように、企業が重視している要素2点を紹介します。 (1):人柄・性格を理解するため 企業は「アルバイト経験」を通して、就活生の人柄・性格を知りたいのです。アルバイトを始めた動機やアルバイトで得た学びを聞くことで、就活生の考え方や価値観を引き出そうとしています。このような質問の意図に応えるため、「アルバイト経験」はできるだけ具体的に、過程を伝えるよう意識しましょう。 (2):企業に貢献できるかを見極めるため 企業は、「アルバイト経験」を聞くことで、あなたが企業で活躍できる見込みがあるかを見極めたい可能性があります。 例えば、アルバイト経験から、継続力や成長意欲があるかをチェックしています。 このような質問意図に応えるために、「アルバイト経験から、どう成長したか」をアピールできるように準備しましょう。 就活生が面接で「アルバイト経験」について回答する際の答え方 ここでは面接で「アルバイト経験」について、回答する際のポイントを紹介します。以下のフレームワークを参考にしてください。 STEP1. 結論 まずは結論から話します。「アルバイト経験」を簡潔に一言で伝えましょう。 STEP2.「アルバイト経験」の具体的なエピソード 人柄や性格がわかるように具体的なエピソードを交えて話してください。以下の内容を含めると、あなたの人柄や性格、価値観が伝わるでしょう。 なぜそのアルバイトを始めたのか アルバイトを通してどう成長したか 困難な状況があったか、どう乗り越えたか アルバイトを通して何を学んだか 企業がイメージしやすいよう、アルバイト先の規模感や自身のアクションの結果を数字を使って表しましょう STEP3. 入社後に活かせる内容 最後は、過去のエピソードと関連させて、入社後に自身のアルバイト経験を生かして、「どのように活躍したいか」を述べましょう。 簡潔にまとめるよう意識しましょう。 面接で「アルバイト経験」に関する先輩の回答例5選 ここからは、アルバイト経験に関する先輩の回答例5つを紹介していきますので、回答を考える際の参考にしてみてください。 カフェ カフェでのアルバイトでバリスタ技術の研鑽に力を入れました。店舗内で一番のバリスタを目指し、技術を向上させることでお客様はもちろん他メンバーにも技術を還元できると考えたからです。バリスタの技術は味はもちろん見た目までコーヒーに現れるため、技術がお客様の満足度を左右します。しかしアルバイトを始めた段階でコーヒーの知識に疎く、知識を学ぶため著名なバリスタのカフェを50件以上訪れました。そこでラテアートなど技術を直接教わり、それを活かすために家庭用のマシンを購入して技術の研鑽に努めました。結果、社内資格であるアドバイザーの資格を獲得しました。私は勝ちにこだわる姿勢を持っており、目標を達成します。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(資生堂) 塾 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(日清オイリオグループ) 飲食店 私は何事も自分事として捉え、責任感を持ってやり遂げる人間だ。〇〇と組織をマネジメントしてきた経験からこの強みを培った。大学ではこの強みを発揮し、〇〇の人件費削減に貢献した。当時、日々の仕事に追われ、人件費がかさんでいることが課題であった。私は〇〇として、何とかしてこの状況を改善したいと想い、2つのことに取り組んだ。1)バイト生を育成し、ホールとキッチンの両方をこなせる人員を増やした。2)ホールスタッフの連携の強化を図るため、ホール全体を見渡せる作業スペースを導入した。結果、ホールとキッチンの両方をこなせる人員を〇人から〇人に増やし、またホールでの意思疎通を活性化させることで労働生産性の向上に繋がった。そして、出勤人数を8人から5人に減らし、1日当たりの人件費を約〇万円削減した。今後働く際も、持ち前の当事者意識と責任感を発揮し、貴社に貢献したい。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(理研ビタミン) コンビニ コンビニエンスストアのアルバイトで、ヨーグルトの売上の向上に注力しました。売上を2倍にするという目標を自分で決め、次の2点を実行しました。 ・購買意欲を高めるために、手作りのPOPやランキングを書くこと ・高単価商品が目に入り易くなるように陳列すること その結果、売上を1.6倍にすることができました。目標はまだ達成できていませんが、小さな事にも目を向け、気づき、行動に移す事を学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(花王) アパレル アパレルショップでのアルバイトで、デニムの売上を伸ばした経験。私が働いている店では、近年売上が落ちてきていることが問題であった。そこで私は単価の高いデニム商品に着目して、2つの提案を行った。1つ目は売場のレイアウトを変えること。来店した人が真っ先にデニムを見るように、デニム商品を店の前面に置き、デニムを着たマネキンも並べた。2つ目は店員のデニムのコーディネートを写真に撮りHPに載せ、そのページのURLをQRコード化しレシートに付けること。デニムにあまり親しみがない人に向けて、着回しの参考になるように1つのデニムに対して最低3枚以上の写真を載せた。この取組みによりデニムの売上が15%伸ばすことができた。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(アサヒビール) 面接で「アルバイト経験」について聞かれた際の注意点 仕事として当たり前のことは言わない 例えば、以下の内容は仕事として当たり前のことなので、企業から評価を受けにくいです。 遅刻しない 挨拶する 報連相 これらの回答を避け、あなたが「起こしたアクション」や「どう付加価値をつけたか」を述べるよう意識しましょう。 お金の話はしない 例えば、以下の内容は避けるのが望ましいでしょう。 お金を稼ぎたいからアルバイトをしている このアルバイト先を選んだ理由は時給が高いからだ お金だけが理由でアルバイトしていると思われてしまうと、条件面だけで企業を判断していると思われるかもしれません。 エピソードと結論を矛盾させない 具体的なアルバイトのエピソードと結論(学びや自身の強み)の一貫性があるかどうかを確認することをおすすめします。 エピソードと結論の矛盾やズレは、ネガティブな印象に繋がる可能性があります。

2024.03.22

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就活エージェントはデメリットだらけ?利用すべき就活生の特徴とおすすめエージェント5選

就活エージェントについて調べてみると、肯定的な意見もあればネガティブな意見もあり「無料だけど何か不利益を被るのではないか?」「サービスのデメリットを事前に知ったうえで利用するか判断したい」と感じるようになった就活生も多いのではないでしょうか。   本記事では元キャリアアドバイザーの視点でこれらの疑問にお答えしつつ、就活エージェントを選ぶうえでのポイントやおすすめ就活エージェントをご紹介します。   ※本記事は2023年7月31日時点でのデータをもとに作成しています。   そもそも就活エージェントとは? 就活エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが個別面談を通して就活生の性格や強みなどをヒアリングして把握したうえで、就活生一人ひとりに合った企業の紹介、選考の日程調整の代行、内定に至るまでの選考対策の全面的サポートといった数々の支援を行ってくれるサービスです。   就活エージェントは提携企業とのコネクションが強く、就活エージェントを経由することによって中には特別な選考ルートに乗るケースもあります。   その場合は応募から内定までを最短ルートで進むことができ、一般選考よりも早いスケジュールで選考が進んでいきます。自分一人で行うよりも効率的に選考を進められるサービスとして人気です。   就活エージェントはその全てのサービスを無料で利用できることがほとんどで、内定後も料金を請求されることはありません。   就活エージェントが無料で利用できる理由 就活エージェントは充実したサービスを受けられるにもかかわらず、その多くが無料で利用することができます。   「そんなにサービスが充実してるのに無料で利用できるなんてなんか怪しい・・・」と感じてしまう学生が少なくないのも無理はありませんが、心配する必要はありません。   というのも、就活生が就活エージェントを無料で利用できるのは提携している企業が就活エージェントに対して料金を支払う、という仕組みで成り立っているためです。 エージェントや契約内容によって額は異なりますが、就活エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は就活エージェントに報酬を支払います。これが就活エージェントの収入源となっているため、就活生は無料でサービスを利用できるのです。   ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから就活エージェントを利用しているため、無料で利用できることを理由に不安を感じる必要はありません。   就活エージェントを利用するデメリット さて、そんな便利な就活エージェントですが、利用するにあたっては確かにデメリットが見られます。   デメリットと聞くとマイナスな印象を強く受けるかと思いますが「サービスを利用するにあたってはある程度は致し方ない」と捉えられる範囲のものかと思いますので、下記のポイントをメリットと天秤にかけて考えられると良いでしょう。 希望と異なる企業を紹介されるケースがある 就活エージェントを利用するにあたっては自分の希望と異なる企業を紹介されるケースがあり、これをデメリットと感じる就活生は少なくありません。   就活エージェントでは学生一人ひとりと面談(カウンセリング)を通して希望業界や仕事・企業に求める価値などについてあらかじめ確認してもらえるのが一般的で、自分では気づけなかったニーズを引き出してもらえるのも就活エージェントの魅力の一つといえます。   しかし、「自分に合う業界・仕事」が必ずしも「自分の希望する業界・仕事」であるとは限りません。今まで全く知らなかった業界や仕事の中に本当の適職がある可能性もあります。   就活エージェントのキャリアアドバイザーは可能な限り「本当にその就活生に合っている仕事」「中長期的なキャリア形成において、希望を叶えられそうな仕事」を紹介しようと最善を尽くしているからこそ、場合によっては就活生の求める条件と異なる提案をすることがあるのです。   中には「就活エージェントは自社の利益を優先した企業紹介を行っているのではないか」と考えている就活生もいるかもしれませんが、優良な就活エージェントはあくまで就活生と企業が真にマッチングすることを目標に企業紹介を行っています。   というのも、就活エージェントの紹介で就職した学生が短期離職した場合、就活エージェントはその企業から得た報酬の一部または全額を返還するという契約を結んでいるのが一般的だからです。   「とりあえず内定が出やすい企業に紹介しておけば良いだろう」といった目先の利益を優先した企業紹介を行っても担当者の評価がマイナスになることがに繋がるため、そういった点での心配は無用といえます。   ただし、悪質な就活エージェントの場合はそういったエージェントの利益を優先したサービス提供がなされる可能性があるため、就活エージェントを選ぶ際には本記事はもちろん、口コミなどを頼りに情報収集を行ってエージェントを振るいにかけるのが得策です。   連絡頻度が高いケースがある 就活エージェントに登録をすると、初回の面談予約を行うまでに頻繁に連絡が来るケースがあり、これも就活エージェントのデメリットとして挙げられます。   就活エージェントからすれば、面談を受けてもらわないことには企業紹介を行えないため面談予約を促すのは当然ですが、頻繁に連絡が来るとわずらわしく感じたり、強引に企業を紹介されてしまうのではないかと不安になったりするのも無理はないでしょう。   他にも、面談後に就活状況の確認や企業紹介などの連絡が頻繁に来るケースがあり、メールならまだ良いかもしれませんが、頻繁に電話がかかってくるような場合にはより一層ストレスを感じやすいです。   他にも「後日連絡しますね」と言いながら何の音沙汰もないような対応の悪い就活エージェントも一部存在します。   連絡頻度や連絡方法に不満を感じた場合、優良な就活エージェントであれば相談することできちんと対応してくれるはずです。一度問い合わせてみると良いでしょう。   担当者と合わない可能性がある 他にも、自分を担当してくれたキャリアアドバイザーが自分に合わないといったケースもあります。場合によってはキャリアアドバイザーの対応の質が低く不快な思いをする可能性もあるため、事前に口コミ情報を参考にしておくのが得策です。   ちなみに就活エージェントを介して内定を得た場合、必ずその企業に入社しなければならないというわけではなく、入社を辞退したい旨をキャリアアドバイザーに伝えれば問題ありません。   ただし、就活生によってはその断りを入れにくくストレスを感じる可能性があるため、その点もデメリットの一つといえます。   就活エージェントを利用するメリット では、就活エージェントを利用するにあたってのメリットとは一体何なのでしょうか?代表的なものとしては主に下記が挙げられます。 自力では出会えない企業に出会える 就活エージェントを利用すると、自力では出会えない企業に出会える可能性が高まります。   というのも、就活エージェントでは企業の公式サイトや就職情報サイトなどで一般公開されていない「非公開求人」を取り扱っているところが多く、就活エージェントを利用することで本来であれば出会えなかった企業を紹介してもらえる可能性があるからです。   「良い人材を効率的に採用したい」「応募が殺到するのを避けたい」といった理由で求人を非公開にしている企業が多く、思いもよらなかった優良企業に応募できるチャンスをつかめる可能性があるのです。   選考対策のサポートを受けられる また、就活エージェントでは求人紹介の他にも選考対策のサポートを受けることができます。就活エージェントを利用しない場合、書類の準備はもちろん、面接での質問への対策やマナーの確認などの全てを自分一人で情報収集、実行する必要があります。   その点、就活エージェントではこれらを全面的にサポートしてもらうことができ、わからないことがあればすぐに相談に乗ってもらえるため非常に効率的です。   他にも企業が求めている人物像や面接で聞かれやすい質問といった選考対策に直結する情報を得られるほか、選考後のフィードバックも受けることができるため、就活を有利に進められます。   企業とのやりとりを代行してもらえる 就活では何十社もの企業に応募し、複数社の選考を並行して受けるのが一般的ですが、この時意外と大変になるのが企業との面接日程のスケジュール調整です。受ける企業が多ければ多いほどこの部分でのストレスは大きくなります。   その点、就活エージェントを経由して企業に応募すればそれぞれの企業との面接日程のスケジュール調整を代行してもらうことができるため非常に便利です。   面接日程以外の企業とのやり取りも基本的には就活エージェントが代行してくれるため、細かい手間を省くことができます。   特別な選考ルートに乗れるケースがある 中には就活イベントを開催している就活エージェントもあり、サービスによっては一次面接の代わりとして10社同時に採用担当者と話をすることができたり、いきなり社長と面接をさせてもらえたりすることもあります。   少しでも有利に就活を進めたい学生には大きな魅力といえるでしょう。   自力ではわからないリアルな情報を知れる また、入社後のミスマッチを防ぐにあたって企業の内部事情などを把握しておくのは重要ですが、Web上だけではなかなか深い情報を得られません。   その点、キャリアアドバイザーから企業のリアルな労働環境や社風、仕事内容について詳しく話が聞けるのは就活エージェントを利用するうえでの大きな利点といえます。   基本的にはどの就活エージェントも無料で利用できるため、中でも就職先とのミスマッチを起こしたくないと考えている就活生はぜひ利用を検討してみると良いでしょう。   おすすめの就活エージェント ここまでで就活エージェントのメリットとデメリットを比較してきましたが、「一回使ってみても良いかも?」と感じた就活生も少なくないでしょう。   そこでここからは口コミ評価の高さ、企業数の豊富さ、サポート内容の手厚さそれぞれに強みを持つエージェントとして就活生におすすめの就活エージェントをご紹介いたします。(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)   キャリアパーク!就職エージェント キャリアパーク!就職エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 内定獲得まで最短1週間、ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実、面談5回以上 公式サイト こちらをクリック 「キャリアパーク!就職エージェント」は面談を5回以上実施しているなど親身なサポートを行っているのが魅力の就活エージェントです。Googleの口コミ評価は4.5と高くなっています。 キャリアパーク!就職エージェントの紹介企業数は6,800社と規模も比較的大きく、年間約1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが内定までを丁寧にサポートしてくれます。 ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実している点もこのサービスの魅力で、データレベルから企業に自分の魅力を最大限アピールできる選考書類を作成することが可能です。 面談を5回以上実施していると聞くと内定獲得までに時間がかかるのではないかと感じられるかもしれませんが、中には1週間で内定を得られるケースもあるとのことですので、内定獲得を急いでいる学生にもおすすめです。 全国の求人を紹介してもらうことができますのでぜひチェックしてみてください。 このエージェントのおすすめポイント 紹介企業数6,800社 面談は5回以上実施 年間約1,000名以上のアドバイザーが手厚いサポートを行ってくれる ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実 最短1週間で内定 キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という高評価を得ています。   キャリアスタートは有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られるのも嬉しいポイントです。   全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能です。中でもスピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生におすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数 就職エージェントneo 就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史があり、ただ求人紹介を行うのではなく10年後を見据えた企業探しを行ってくれるのが魅力の就活エージェントです。   Googleの口コミ評価は4.5と高水準で、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有しています。加えて累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件と、信頼度の高いサービスとなっています。   こちらのエージェントでは担当アドバイザーとLINEでスムーズなやり取りが行えるよう配慮しているほか、選考フェーズに合わせた面接対策や面接後の個別フィードバックも行っており、非常に手厚いサポートを受けることができます。   いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあります。最速1日で内定が出る場合もあるということで、就活出遅れ組の学生にもおすすめできるサービスです。   ちなみに就職エージェントneoでは無料の就活セミナーも開催されており、人事がESや面接でチェックしているポイントを元人事担当者からリアルな視点で解説してもらえるほか、ES添削や模擬面接も受けることが可能です。   オンデマンド配信も行われているため、好きな時間、好きな場所で就活レベルをUPさせることができます。   就職エージェントneoでは全国北から南まで幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり ツイング就活エージェント ツイング就活エージェント 対応エリア - オンライン対応 可 主な特徴 支援実績5,000名以上、内定率99%、協力大学数40校以上 公式サイト こちらをクリック 「ツイング就活エージェント」は支援実績5,000名以上、内定率99%と実績を着実に積み上げていっている就活エージェントで、協力大学数は40校以上に上ります。   ツイング就活エージェントではメガバンクや重工メーカー、ベンチャー企業において人事経験のあるキャリアアドバイザーから人事理論に基づく個別の就活対策を受けられるという点で、サポートの手厚さに定評があります。   ツイング就活エージェントの運営会社である株式会社ツイングの立ち上げの発端は、創業メンバーによる「学生と企業のミスマッチ」への問題意識とされており、こういった背景からも手厚いサービスを受けられることが期待できます。   面接はもちろん、ES・ループディスカッション・テスト対策、内定後のサポートまで、就活が完全に終了するまで就活生に寄り添ってサポートしてもらうことが可能で、オンラインでの面談も受けられます。   外資・日系トップの企業から中小・ベンチャー企業まで幅広く紹介してもらうことが可能ですので、手厚いサポートを受けたい学生、大手企業からベンチャー企業まで幅広くチェックしたい学生はぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 支援実績5,000名以上、内定率99% 外資・日系トップから中小・ベンチャーまで幅広く提携 人事経験者から個別で就活対策を講じてもらえる type就活エージェント type就活エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 取引企業数10,000社以上、上位大学の学生の割合70%、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「type就活エージェント」は取引企業数10,000社以上を誇り、大手上場企業の求人も多く取り扱っている信頼性の高い就活エージェントです。   こちらの運営会社である株式会社キャリアデザインセンターが創業の初期段階からエンジニア向けの転職支援を行っていることもあり、type就活エージェントの提携企業にはIT企業が多い傾向があります。   中でもコンサル、金融、商社、ITなどへ興味のある学生には特におすすめといえます。キャリア志向の高い学生をターゲットにしていることから上位大学の学生の割合が70%となっている点も大きな特徴で、特別選考枠も用意されています。   全国の求人を取り扱っており、東京就活キャンプ(最大2週間、シェアハウスに滞在して東京での就職活動に専念できるサービス)も用意されているため、首都圏で働きたい地方学生にも向いています。   宿泊料金は無料なので金銭的に余裕がなくても安心して利用することが可能です。中には最短2週間で内定が出るケースもあるため、効率的かつスピーディーに就活を進めたい学生もぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 取引企業数10,000社以上 大手上場企業、IT企業多数 上位大学の割合70% 最短2週間で内定 地方学生が都内で就活を行うための無料宿泊サービスあり 就活エージェントを使うべき就活生の特徴 「就活エージェント、やっぱり使ったほうが良いのかな・・・?」とお悩みの就活生もいるかと思いますので、ここで就活エージェントを使うべき就活生の特徴について簡単に見ておきましょう。   やりたいことや向いていることがよくわからない 企業選びを進めようとした時「自分がやりたいことがよくわからない」「自分が向いていることなんてないんじゃないか」と、自己分析が細かく行えていない就活生は少なくありません。   こういった初期段階で行き詰っている就活生は企業選びがスムーズに進まないだけでなく、たとえ企業選びを行って選考に通過したとしても「本当にここで良かったんだっけ?」と心から納得できなくなってしまうことにも繋がります。   その点、就活エージェントではまず最初に面談(カウンセリング)を通して、本人の仕事に求める価値や条件、性格や過去の経験から見えてくる向いている仕事の傾向などを明確にしてもらうことができるため、納得のいく就活の実現に近づくことができます。   自分でも気づいていなかった要素を知る機会にもなりますので、こういった就活生はぜひ就活エージェントを利用してみましょう。   書類作成の段階で躓いている 就活エージェントでは書類作成も全面的にサポートしてもらうことが可能です。   志望動機の書き方がよくわからない、自己PRでアピールすべき強みがわからないといった場合も細かくサポートしてもらうことができるほか、企業ごとの選考基準を加味した対策も行ってもらえるため、一人で就活を進めるよりも有利に働きます。   履歴書やESなどの書類は企業に自分を知ってもらう最初の機会ですので、就活エージェントを活用して最大限納得のいく書類を作成できると良いでしょう。   選考の結果を次に最大限活かしたい たとえば企業の選考に落ちてしまった場合、一般的にはその理由を開示してもらえないことがほとんどです。   仮に就活生が企業にその理由を問い合わせたとしても、その企業の評価基準が一般的に知られることで就活生のフラットなリアクションを見ることができなくなってしまう、などの理由で断られてしまうでしょう。   その点、就活エージェントではその就活生が選考でどういった評価を受けたかを担当者が企業に直接ヒアリングしてくれるため、リアルな視点でのアドバイスをもらうことができます。   毎回の選考結果を次に繋げることができるため、効率的に就活を進めたい就活生におすすめのサービスといえるでしょう。   就活エージェントを利用する際の3つのポイント 最後に、元キャリアアドバイザー視点での就活エージェントを利用する際のポイントを3つご紹介しますので、就活エージェントを最大限有効活用するためにもぜひ参考にしてください。 第三者から見た自分を把握する 就活エージェントの利用にあたっては、第三者から見た自分を把握することが大切です。ほとんどの方は自分を客観視することがなかなかできません。   本人は自分のことをよく理解しているつもりでも、実際には本当の性格や強みに気づけていないことがほとんどです。   就活エージェントを利用するとたくさんの就活生を見てきたキャリアアドバイザーから自分の性格や傾向を元に隠れた強みや合っている環境についてアドバイスしてもらうことができますので、最初はピンと来なかったとしてもまずは耳を傾けてみましょう。   ただし、キャリアアドバイザーによってはこちらが求めるだけの深いアドバイスをもらえないこともあるかもしれません。   そのため、就活エージェントを利用する際には「自分のこの経験ってどういう観点で仕事に活かせそうですかね?」「〇〇の仕事に携わるためにはどんなスキルが必要なんでしょうか?」などと自ら積極的に質問するのがポイントです。   積極的に選考対策をしてもらう 自ら積極的にキャリアアドバイザーに働きかけて選考対策を講じてもらうのも、就活エージェントを利用するにあたっての大切なポイントの一つです。   たとえば履歴書やESなどの選考書類は企業との最初の接点となり非常に重要です。「就活エージェント=企業を紹介してもらえるサービス」というイメージが強いかもしれませんが、書類の添削も就活エージェントの持つ大きな価値です。   就活生サイドが企業紹介に重きを置いている場合にはキャリアアドバイザーも企業紹介に力を入れるため、その分書類の添削の比重が軽くなってしまうことがあります。   たとえ作成した書類に自信があったとしても自ら積極的に「添削してください」「志望動機はこんな感じで大丈夫ですか?」などと質問するようにすると、細かい対策を受けやすくなるでしょう。   面接対策についても同様です。「もっと深い部分まで対策をしてほしい」など、自ら積極的に声をかけることで就活エージェントを最大限有効活用すると良いでしょう。   気になること、聞きづらいことを確認する 企業の実際の労働環境や社風について教えてもらえる点も就活エージェントの魅力ですが、こちらも紹介してもらう企業数が多くなるにつれて詳細部分を教えてもらいにくくなる傾向があります。   第三者が仲介してくれているからこそ、給与や残業時間、実際の労働環境、人間関係といった企業には直接聞きにくいことでもはっきりと質問、確認できるのが就活エージェントの魅力です。   優良な就活エージェントはこういった情報を網羅しているため、こちらから積極的に確認して上手く引き出していきましょう。

2024.03.22

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就活っていつまでやればいいの・・・?終了時期の目安と内定を得る3つのコツ

「いつまで経っても内定が出ない・・・」 「就活、一体いつまで続くんだろう・・・」     このようにお悩みではありませんか?本記事では就活の終了目安となかなか内定が出ない方向けに内定を得る3つのコツをご紹介いたします。   なかなか内定が出ない原因についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活の終了時期の目安は「4年生の夏」 夏・秋採用を行う企業もあるため焦らなくて良い 内定が出ない原因を明確にして適した対処をしよう 就活はいつまで?終了時期の目安とは 就活をいつまで続けるのかは人によって異なりますが、4年生の夏が一つの目安であるといえます。   マイナビ「2022年卒大学生活動実態調査」によると、7月末時点での内々定率は78.7%となっており、約8割の学生が4年生の夏頃までに就活を終了していることがわかります。   ただし、4年生の夏以降も「秋採用」や「後期採用」という形で採用を続けている企業は一定数存在し、就活を続けている学生も一定数います。   大手企業のグループ企業などの採用枠が多い企業において追加募集を行っているケースもあり、十分にチャンスが残されているといえます。焦らず、自分が納得いくまで就活を続けていきましょう。   就活のスケジュールをおさらい 現在就活中の方は、就活をより円滑に進めるためにも、就活の大まかなスケジュールを改めて確認しておきましょう。 インターンは参加必須ではありませんが、参加して実際に業務を体験することで、その職種で求められる能力や素養、必要な考え方について身を持って理解することが可能になります。   インターンに参加することで志望企業の社員と実際に関わる機会を得られたり、その企業の雰囲気を肌で感じられるため、まだ明確に志望企業が決まっていない方には特に貴重な機会といえます。   その時期にはより自分とマッチする企業に就職するための準備として自己分析や業界・企業研究を行います。それによってESの内容や面接での受け答えも説得力のあるものになっていきます。   そしてエントリーについてはできるだけ業界を絞りすぎずにまんべんなく応募することで、本当に自分とマッチしている環境に出会えるチャンスを得ることができるため、最初は視野を広げておくことを念頭におきましょう。   就活でいつまでも内定が出ない4つの原因 では、就活でいつまで経っても内定が出ないという方は、一体何が原因なのでしょうか?ここでは主に考えられる4つの原因についてみていきましょう。 自分のやりたいことを把握できていない 自分のやりたいことがある程度明確になっていなければ、「なぜその企業に入りたいのか」という志望動機を伝える際の説得力に乏しくなってしまいます。   ここが明確になっていないという方は、自己分析を徹底して自分のやりたいことを見つけるところから始めましょう。   とはいえ、就活生でやりたいことがしっかり明確にあるという方は少なく、どのように考えれば良いかわからないという方も多いことと思います。   そういう方は、CAN(得意なこと)とLIKE(好きなこと)を掛け合わせたものを念頭にやりたいことを見つける方法を試してみてください。   「CAN(得意なこと)」とは”自分が自然とできること”を指し、具体的には下記が例として挙げられます。   ・人の話を聞くのが得意 ・人をサポートするのが得意 ・相手の立場になって考えるのが得意 ・情報を取捨選択するのが得意 ・分析をするのが得意 「CAN(得意なこと)」は他己分析によってより客観的な情報を得られるため、両親や友人などに質問してみると良いでしょう。場合によっては就活エージェントを利用するのも一つの手です。 次に「LIKE(好きなこと)」とは、”自分が率先して「もっと知りたい!」と感じるようなもの”を指し、具体的には下記などが挙げられます。   ・ファッション ・ゲーム ・経済学 ・心理学 ・機械工学 ・会計 これら2つの要素が明確になったら、双方を組み合わせたものが自分にとってのやりたいことであるといえます。   たとえばCANが”分析する”こと、LIKEが”ファッション”だった場合には、ファッションにまつわる分析業務がやりたいということになり、具体的にはファッションブランドのマーケターや商品開発などの仕事が該当します。   まずは自分のCANとLIKEを洗い出し、それぞれを掛け合わせてやりたいことを見つけられるようトライしてみましょう。 そもそも受けている企業が少ない 受けている企業が少ないと、その分内定を獲得できる確率が各段に低くなります。   これには応募している企業の母数が少ないということに加え、選考を受けた経験値が少なく面接で本来の力を発揮しきれないということも影響しています。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒から2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   そのため、エントリーしている企業が20社にも満たない方はもう少しエントリー数を増やして、経験値を増やしていきましょう。   そもそも受けている企業数が少ない方は、志望業界や企業を絞り込み過ぎている可能性があります。   志望度がそこまで高くない企業だとしても、面接を受ける中で印象がガラッと変わることも往々にしてありますので、初期段階ではできるだけ選択肢を広く持っておくのがベターです。   選考対策をしていない そもそも選考対策が細かくなされていなければ、企業にこちらの志望度の高さをアピールしきれず不採用に繋がってしまいます。   選考対策に力を入れていないなと感じる方は、これを機に志望動機や自己PRはもちろんのこと、そもそもの面接のマナーなどの根本的な部分から細かく見直しを行いましょう。   難易度の高い業界ばかりを受けている 最後に、大手企業や有名企業などの難易度が高い企業ばかりを受けていることも内定が出ない原因として挙げられます。   こういった人気が高いため倍率が高く、より差別化できる志望動機や自己PRなどを用意する必要があり、そもそものハードルが非常に高いです。   そのため、大手企業や人気企業を受ける際にはそういった企業だけでなく、その他にも自分とマッチしていると考えられる企業を並行して受けることをおすすめします。   就活で内定を得る3つのコツ では、まだどの企業からも内定が出ず就活が終わらないという場合には一体どうすれば良いのでしょうか?ここではそんな時に有効な対策をご紹介いたします。 これまでの就活を見直す 頑張って就活を進めているのになかなか内定が出ないという方は、そもそもの対策が不足していたり、対策の仕方そのものに原因があるのかもしれません。まずはこれまでの就活の内容を見直してみましょう。   具体的には自己分析や業界研究、企業研究からやり直し、そのうえで志望動機や自己PRの内容をブラッシュアップしていきます。   面接で落とされてしまうという方は、上記に加えて面接対策そのものをより細かく行うのが得策です。ここでは自己分析、業界研究、企業研究、面接の練習方法についてご紹介いたしましょう。   ■自己分析 自己分析を細かく行うことで本当に自分にマッチした業界選びや企業選びが実現するほか、志望動機や自己PRをより説得力のあるものにすることができます。   自己分析の方法は様々ですが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」を繰り返す方法がわかりやすいでしょう。   例えば一番嬉しかった出来事として「コンテストで入賞できた」というエピソードがある場合は、下記のように自分の深層心理を深掘ることが可能です。   【なぜコンテストで入賞できて嬉しいの?】 →「自分の頑張りが認められたと感じたから」 →なぜ認められたいの? →「人から評価されたいから」 →なぜ評価されたいの? →「自分に価値があると実感したいから」 →なんで自分に価値があると実感したいの? →「人や社会から求められる人材でいたいから」 →承認欲求が根本にある このような流れでなぜ?と何度も繰り返していきます。   【なぜ?を繰り返す際のポイント】 目安としてマズローの欲求5段階説にある「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現」のどれかに到達したらそれ以上は本能的なもので深掘れないため、ここをラインとして考えるとわかりやすいでしょう。 業界・企業研究 次に、業界・企業研究です。まずは業界研究で仕事内容や業界の特徴を把握することで自分の企業選びの軸とマッチしているかを調べます。   業界・企業研究を通してその業界や企業についての詳細を把握しておかなければ、企業に刺さる志望動機や自己PRはなかなか作れません。   “なぜその企業を選んだのか””その企業でどのように活躍できるのか”を説得力を持って伝える必要があるため、そのためには自己分析を行ったうえで細かい業か・企業研究が必要になるのです。   具体的には下記のポイントを意識してトライしてみましょう。   【業界研究】 ■選んだ業界のビジネスモデルを理解する └「どんな商品やサービスを、誰に対してどのように提供しているか」について調べる ■職種ごとに求められる素養を考える ■類似している業界と比較する 【企業研究】 ■Strength(強み) ■Wakness(弱み) ■Opportunity(機会) ■Threat(脅威) ※似ている企業と比較する際には下記の4Pのフレームワークを活用するのがベター <4Pのフレームワーク> ・Product(製品・サービス・品質) ・Price(価格・割引) ・Place(立地・流通・販路) ・Promotion(広告宣伝) ■面接練習 面接では想像以上に声が小さくなってしまっている、表情が硬いなど、自分ができていると思っていることが実際にはできていないということが少なくありません。   こういったギャップを防ぐには、家族や友人に協力を仰ぐなどして模擬面接で練習するのが得策です。人に頼みにくいという方は自分が受け答えしている様子を動画に記録して振り返るのも一つです。   面接の練習をする際にはぜひ、下記のポイントを意識してみてください。   ■表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す ■言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す ■目線:面接官の目をしっかりと見て話す ■声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す ■棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す ■身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする まだ採用中の企業にエントリーする 企業によっては夏採用や秋採用を行っている企業もあるため、夏になったのに内定が1つもないと焦る必要はありません。   夏採用や秋採用を行っている企業にはベンチャー企業や外資系企業が多い傾向があります。ベンチャー企業や外資系企業は通年採用の形をとっているケースが多いからです。   通年採用を行っている企業例としては、リクルートやメルカリ、楽天やサイボウズなどが挙げられます。   夏・秋採用は春頃と比較すると企業によっては競争率が低い傾向があり、中には東証一部上場企業であるにもかかわらずBtoB(企業向けのビジネスモデル)であることで認知が低く応募者が少ないところもありますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみましょう。   就活エージェントを活用する 最後に、就活エージェントを活用する方法が挙げられます。就活エージェントとは主に下記4つのサービスを行っている就職支援サービスのことです。   ・個別面談(就活相談) ・企業紹介 ・履歴書・ESアドバイス ・面接アドバイス 就活エージェントを活用することで就活対策のサポートを受けられるため、これまで就活が上手くいかなかった方はその原因と対策を知ることができますし、サービスによっては業界研究や企業研究についてもサポートしてもらうことができます。

2024.03.22

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「就活が怖い・・・」就活恐怖症で動けない原因と5つの克服法とは?

就活の時期が近づくにつれて、次第に「就活が怖い・・・」と就活に一歩を踏み出せなくなってしまうケースは多々見られます。中には過去の面接での失敗が原因で恐怖心を抱いている就活生もいるでしょう。   何を質問されるのかがわからないことが怖かったり、人前で話すことに恐怖心を抱いていたりすることが直接的な原因として考えられますが、一体どうすればこの就活への怖さを克服することができるのでしょうか?   そこで本記事では就活が怖いと感じてしまう原因を見たうえで、5つの克服法についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活が怖いのは「自信のなさ」「将来への不安」が主な原因 就活が怖い時には「自己分析」「情報収集」「思考の工夫」が有効 就活が怖いと感じてしまう原因って? なぜ就活生の中には就活が怖いと感じてしまう人がいるのでしょうか?考えられるものとしては主に下記が挙げられます。 人前で話すことが怖いから まずは面接やグループディスカッション(学生を数人ずつのグループに分け、テーマを与えてグループごとに議論させ、各グループとして結論を出させる選考方法)などの際に人前で話すことに恐怖心を抱いていることが原因として考えられます。   特に面接では初対面の社会人に自分をアピールしなければならないため、さらにハードルが高く感じられるでしょう。   自分の発言の一つひとつに自信が持てず評価を下げられそうで怖い、他の学生に「的外れなこと言ってるな」と思われていそうで怖いなど、自分に自信を持てていない就活生によく見られる原因です。   人と比較されるのが怖いから 就活では他の学生と比較されることになりますが、人と比較されることに対して怖いと感じる就活生も少なくないでしょう。   自分に自信を持てない就活生は「出来の悪い学生だと思われないかな」「周りが優秀な学生ばっかりで悪目立ちしたらどうしよう・・・」などと劣等感を抱いてしまいやすく、それは恐怖心に変わりやすいです。   しかし就活においてエピソードの大きさは関係なく、何を得たか、どのような行動をしたのかのほうが重要なため、まずはそこを念頭に置いておきましょう。   面接に不慣れだから 面接に不慣れだと、その分面接はどういった雰囲気の中進むのかいまいち想定しきれなかったり、面接で何を聞かれるのかの想定がつかず恐怖心を抱く場合があります。   中には圧迫面接(面接官がわざと威圧的な対応を取ることで、就活生のストレス耐性をチェックする面接)を行う企業もあるため、「圧迫面接をされたらどうしよう・・・」と過度に不安になってしまう方もいるでしょう。   しかし、圧迫面接はわざと就活生に圧をかけることで本人のストレス耐性や切り抜け方をチェックしているだけですので、落ち着いて対処すれば問題ありません。   選考に落ちることが怖いから 特に一度選考に落ちた経験がある方に見られるものですが、選考に落ちた時の悲しさや悔しさを実感しているがゆえに、選考に落ちることに対して「また落ちたらどうしよう・・・」と過剰な恐怖心を抱いてしまっているケースもあります。   就活がうまくいっていないと「このままどこからも内定をもらえなかったらどうしよう・・・」という不安を抱いてしまうのも無理はありません。   選考に落ちることで自分を否定されているように感じ、自分はどこの企業にも必要とされていないのではないかとネガティブに考えてしまう就活生も多いです。   ブラック企業に入社してしまいそうで怖いから 新卒でブラック企業に入社してつらい目に遭ったという話はよく耳にしますが、そういった話を聞いていると「自分もブラック企業に入社してしまうことになるのではないか」と恐怖心を感じることもあるでしょう。   新卒で入社する企業はその後のキャリアを大きく左右するため、自分の選択に対して不安を抱くのは当然のことです。   ただ、人によってブラック企業の定義は異なるため、自分にとってどういった企業がブラック企業にあたるのかを明確に定義したうえで、企業研究を徹底してそういった企業には応募せずに済むよう工夫しましょう。   就活が怖い時に有効な5つの克服法 ここまでは就活が怖いと感じる原因についてお伝えしましたが、就活が怖いと感じた時には一体どのように対処すれば良いのでしょうか?   ここでは有効な5つの克服法についてお伝えいたします。ぜひご自身のケースに照らし合わせながらチェックしてみてください。 自己分析を基に”自分を詳細に知る” まずは自己分析を基に”自分を詳細に知る”ことが挙げられます。中でも下記に当てはまる方に有効な克服法です。 ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い これらに該当する方は、自己分析を徹底することで自分の強みやアピールすべきポイントを把握することができ、選考時の自信に繋がります。   具体的には下記のような流れで自己分析を行うと、より詳細に自分について把握することができるでしょう。   (1)モチベーショングラフを作成する (2)エピソードを深堀る (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える (4)エピソードの共通点を探す (5)企業選びの軸を考える (6)優先順位を決める (1)モチベーショングラフを作成 まずはモチベーショングラフの作成です。これは過去の出来事の中で自分がどんな時にモチベーションが上がり、どんな時に下がったかをグラフに表したものです。   これを作成する際は、まず自分の中で印象に残っている出来事をある程度洗い出し、それを基にグラフに起こしていきます。   モチベーショングラフを作成し終えたら、洗い出した中からいくつかのエピソードをピックアップします。   (2)エピソードの深堀り   エピソードをピックアップしたら、それを深堀りしていきます。深堀りをする際には、下記のような質問に対して「なぜ?→なぜ?→なぜ?」と自分に何度も問いかけてみましょう。   【質問例】 ・一番嬉しかったことは? ・一番悲しかった経験は? ・一番の挫折経験は? ・一番誇れる経験は? ・一番感動した経験は? ・一番影響を受けたことは? ・一番影響を受けた人は? ・家族の中でどのような役割だった? ・家族との間での一番の思い出は? ・どんなアルバイトをしていた? (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える   ここでは、先程深堀りしたエピソードに対して自分がとった行動を考えます。これによって面接官からの深堀り質問にも論理的に答えられるようになります。自分の新たな強みを見つけることもできるため、ぜひトライしましょう。   (4)エピソードの共通点を探す   次に、モチベーショングラフを見て、自分のモチベーションが高くなる時に何かしらの共通点が見られないかをチェックしてみてください。同様に、モチベーションが低くなる時についてもチェックしてみましょう。   ここまでで過去の振り返りが終わったら、次は自分に合う仕事内容や企業の特徴などを分類し、企業選びの軸について考えていきましょう。   (5)企業選びの軸を考える   企業選びの軸を考える際は、下記の流れに沿って行ってみてください。 まずは楽しかったことと苦しかったことのエピソードをいくつか書き出し、そのエピソードの中で共通点を探しましょう。   例) ~楽しかったこと・嬉しかったこと~ ・サークルで自分が考えた企画が盛り上がったこと ・部活でチームのみんなと毎日必死で練習したこと ・アルバイトでバイトリーダーに選ばれたこと ↓ (共通点) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 共通点を出したら、次はそれらの共通点を「働く際に求めること」に置き換えみてください。   例) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 ↓ (働く際に求めるもの) ・仲間と協力しながら働く環境 ・実力主義 これと並行して、辛かったことや苦しかったことについても同様に共通点を探します。これらは働く際に求めないものとして洗い出すことが可能になります。   このように共通点を見つけて考えていくと、自分が働く環境には何が必要で何が不必要かが明確になるはずです。   (6)優先順位を決める   働く環境に求めるものはいくつか挙げられると思いますが、それらを網羅するのは現実的に考えて難しい可能性が高いため、その中でさらに優先順位をつけていきます。   つまり、妥協できるものかできないものかを考えていくということです。ここで最終的に妥協できないと思ったものが、企業を選ぶ際の軸になります。   企業選びの軸が明確になれば、その分企業選びもスムーズに進みますし、先ほどの自己分析の内容をもとに、より企業に刺さるアピールをすることができるようになるでしょう。   業界・企業研究を徹底する 次に、下記に該当する方には業界研究や企業研究を徹底することも克服法として有効です。   ・選考に落ちるのが怖い ・面接でどんなことを聞かれるのかわからず怖い ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い これらに該当する方は、業界研究や企業研究を徹底することでその企業がどういった人材を求めているのかや選考の傾向が見えてくるほか、どういった労働環境なのかを知ることができるため、不安要素を解消しやすくなります。   業界研究を行う際は下記の流れに沿って行ってみてください。   (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ (2)業界のビジネスモデルを知る (3)志望業界の将来性、安定性を知る (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ   業界研究を行う際はまずどのような業界が存在するのかを把握することが大切です。業界は主に下記の5つに分類することができます。   ・ものをつくる業界 ・ものを売る業界 ・サービス、情報を提供する業界 ・社会基盤を整備する業界 ・資金を動かす業界 志望業界をまだ決めていないという人は、まずこれら5つの業界の中で興味がありそうなものがどれかを考えてみましょう。   どの業界に興味があるか決まったら、その中でも具体的にどの業界に関心を持っているのか考えてみます。   同じモノづくりでも、食品系もあればアパレル系もあるため、具体的に興味のある業界の目星をつけていきましょう。 (2) 業界のビジネスモデルを知る   気になる業界が決まったら、次は下記の項目について調べてその業界のビジネスモデルを把握しましょう。   ・どんな商品・サービスか ・顧客は誰か ・どのように営業しているのか (3)志望業界の将来性、安定性を知る   業界研究においてその業界の動向を知ることは必須です。それによって、その業界の将来性や安定性を知ることができます。   業界の将来性を調べたい時は業界の動向や売上、市場規模などについて調べましょう。   (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ   気になる業界を絞ったら、その業界の中で気になる企業を探しましょう。興味があると感じた企業について調べる際は、下記の項目についてチェックしてみてください。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告・CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 気になる企業の情報を書き出したら、それぞれの企業を比較して志望度が高い順に並べてみましょう。   とにかく面接は実践で慣れる 下記に該当する方は、とにかく実践経験を積んで面接に慣れる方法がベターです。   ・人前で話すことが怖い ・面接の雰囲気が苦手 ・面接で何を聞かれるのかがわからず不安 人前で話すのが苦手な方は、場数を踏んで慣れるのが一番です。   実際に選考を受けてみるだけでなく、模擬面接やグループディスカッション講座、業界研究系のセミナーなど、様々なイベントやセミナーがあるため、それらに参加してみるのも良いでしょう。   それと併せて自分で練習を繰り返すのも効果的ですので、ぜひトライしましょう。   「選考に落ちる=相性が合わなかっただけ」と考える 選考に落ちることが怖いと感じている方は、選考に落ちてしまった際に「自分が無能だから落ちたんだ・・・」「自分に魅力がないんだ・・・」と自分を責めてしまうケースが多いです。   しかし、選考に落ちるのは、企業がその就活生とマッチしないと判断しただけのことなのです。就活=企業が学生を吟味する場で、学生はあくまで選ばれる立場にある、と考えている就活生も多いかと思います。   しかし、たとえ優秀な学生であってもその学生が求める価値を自社が提供できないと企業が判断した場合には、お互いのために採用を見送ることがあります。   無理に採用しても短期離職に繋がってしまう可能性が高く、教育コストなどを考えるとあまり得策とはいえないからです。   そのため、選考に落ちたのは自分に非があるのではなく相性が合わなかっただけと考え、自己分析や業界分析、企業分析を徹底することで本当にマッチする企業を見つけられるようアクションを起こすのがベターです。   第三者に相談する 最後に、下記に該当する方は第三者に相談すると良いでしょう。   ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い ・面接で何を聞かれるのかわからず不安 ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い 就活に対して悩みや不安がある人は、家族や信頼できる友人に相談してみるのも一つです。すでに就活を経験している先輩に面接のアドバイスを仰ぐのも良いでしょう。   周りに相談できる人がいないという人は、キャリアセンターや就活エージェントを利用する方法もあります。   キャリアセンターでは就活相談やESの添削、面接対策など、幅広い就活支援を受けることができます。OB・OG訪問をしたいという人に向けて、OB・OG訪問を受けて入れている先輩の紹介もしてくれます。   大学内にあり誰でも気軽に利用することができるため、就活に関する悩みがある人は試しに利用してみても良いでしょう。   ちなみに就活エージェントでは、面談を通してそれぞれの長所や希望などを把握したうえで、その就活生にあった企業を紹介してくれます。   その後の選考までサポートしてくれるため、選考に落ち続け受けるのが怖いという人でも、自信を持って臨むことができるようになるはずです。

2024.03.22

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就活に出遅れても挽回できるノウハウ6選|周りを頼れた人に勝算アリ?

「え!みんなもう就活そこまで進んでるの!?」 「完全に出遅れた・・・どうしよう・・・」   このように、周りの友人と比較して就活に出遅れたと焦ってはいませんか?就活に出遅れたと察したと同時に「もうダメだ・・・」と諦めかけてしまった方もいらっしゃるかもしれません。   しかし就活に出遅れても、取るアクション次第で十分に巻き返すことができます。そこで本記事では就活に出遅れても挽回できる方法を6つご紹介します。   全く就活をしてこなかった方も、ESは提出したもののまだ面接を受けたことがない方もぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活に出遅れても挽回はできる まずは「本当に出遅れているのか」「自分が今どういう状況にあるのか」を確認する 就活の出遅れを挽回するには他者の力が必須 「就活に出遅れた」と思った時にまずやるべきこと 「就活に出遅れた」と思った時、焦っていきなり企業選びを始めたりESを作成したりといったケースはよく見られますが、まずは冷静になって下記の2点を明確にすることが必要です。   1.本当に”出遅れ”なのか確認する 2.”出遅れの状況”を確認する これらを明確にすることによって、今後取るべきアクションが変わってきます。ここではこの2点について具体的にお伝えしたいと思います。   1.本当に出遅れなのか確認する そもそも、ご自身が就活に出遅れたと感じているのはなぜでしょうか?もし周りの友人の就活状況や、なんとなく感覚で出遅れたと感じている場合には、一旦世の中の就活生の内定状況もチェックしてみましょう。   学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査によれば、就活解禁の2ヶ月後となる5月で就活を終えた学生はまだ34%ほどと少なくなっています。   その後夏頃になると徐々に就活を終了とする就活生が増え始め、8月には96%の学生が就活を終えています。   そのため、夏頃になってもまだ就活を進めていないという就活生は就活に出遅れているといえるかもしれません。 2.出遅れの状況を確認する ところで、「就活への出遅れ」とは具体的にどういった状況を指すのでしょうか?一般的には下記3つのケースが該当するため、ご自身がどのケースに当てはまるか、もしくはどれに最も近い状況であるかを確認してみてください。   ご自身の状況を明確にすることで、やるべきことが見えてきます。 出遅れ状況1.WEBテスト・ESを通過できない   まずは面接前のWEBテストやES提出の時点で選考に通過できていない状態です。基本的に筆記試験に関しては勉強不足が主な要因として考えられます。   問題自体の難易度はそれほど高くないためあまり勉強に力を入れていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、傾向を知ったうえで細かい対策をしなければ制限時間内に終わらせることは難しいでしょう。1日10分でも効果はありますので、勉強する時間を作ってみましょう。   そしてESがなかなか通らないという場合には書いた後にすぐ提出してしまうのではなく、第三者に添削してもらうのがベターです。   ESでは相手が読みやすい文章になっているかどうかが重要であるため、客観的な意見をもらうことでさらに精度の高いESを作ることができるでしょう。   出遅れ状況2.面接を通過できない   すでに面接までは進めているという方は、面接を受けるごとに自分の面接中の態度や受け答えを細かく振り返り、改善点を探してみましょう。   面接の中でも特にどの段階で不合格のジャッジを下されているかによって対策すべき点が異なります。下記に選考のフェーズごとに落ちやすい就活生の傾向をまとめましたので、これを参考にご自身の課題を明確にし、対策を講じましょう。   【一次面接で落選する就活生の特徴】 ・基本的なマナーを把握できていない ・緊張や人見知りによってコミュニケーションを円滑に行えていない 【二次面接で落選する就活生の特徴】 ・志望度が低いことが先方に伝わっている ・社風とマッチしていない ・入社後に活躍できる能力を示せていない ・一次面接の回答との一貫性がない 【最終面接で落選する就活生の特徴】 ・志望度が低くいことが先方に伝わっている ・これまでの面接時の回答との一貫性がない 場合によっては面接の内容ではなく企業とのミスマッチが原因となっている場合もあるため、その場合は改めて自己分析と企業選びを行うのも一つです。   出遅れ状況3.全く就活を行っていない   最後に挙げられるのは、説明会にも参加したことがなく就活に関して右も左も分からない状況です。こういった方は非常に不安かもしれませんが、就活をしている人たちも最初は何も分からない状況からスタートしているため、不安になる必要はありません。   そういった方へ向けて、ここからは就活で”やるべきこと”を効率的に行う方法をご紹介します。   就活に出遅れても挽回できるノウハウ6選 就活に出遅れた際に可能な限りスムーズに挽回するための方法を6つご紹介いたします。ぜひ、チャレンジできそうなものから試してみてください。 出遅れを挽回する方法(1):自己分析ではなく他己分析を行う 他己分析とは、自分の性格や長所・短所を他の人に聞くことで自分について客観的に知ることができる自己分析のやり方の一つです。   家族や中学・高校の同級生、同じ部活やサークル、ゼミの先輩や同級生など、あなたのことをよく知っている人に頼むと良いでしょう。   自分の長所について確認する際には複数人に聞くのがベターです。人によって感じる長所や短所は異なるため、複数人に聞くことで情報の信憑性が増します。   加えて企業によって求める人物像は異なるため、企業ごとに合わせて強みをアピールするためにも、自分の強みは複数把握しておくと良いでしょう。   ただ頼める人がいない、人に聞くのは恥ずかしいという方は、自身で自己分析を行っても問題ありません。   出遅れを挽回する方法(2):業界・企業研究は社会人に頼る 時間がある場合は様々な業界について調べるのが理想ですが、就活に出遅れている場合は中でも興味のある業界や企業に絞って調べ、対策をしましょう。   ただ全く知識がない状態から一人で業界・企業研究を行うととても時間がかかるため、OB・OG訪問や知り合いの社会人への質問などを通して、効率的に情報収集を行いましょう。   出遅れを挽回する方法(3):ESは人に添削してもらう 中でも自己分析や業界・企業研究ができている方は、それらの情報を選考に向けて工夫していくだけでOKです。しかしここで問題になってくるのが、文章力と表現力になります。   元々文章が得意な方は問題ありませんが、そうでない方はESの通過率が良かった先輩や友人、社会人の中でも人材業界や人事職の人をみつけて添削をしてもらいましょう。   出遅れを挽回する方法(4):模擬面接でトレーニングをする 伝えたいことは定まっていても、いざ人前に立つとうまく伝えられないという方は多いです。中でも面接では想定外の質問をされることも多く、その場で回答を考えて答えなければならないため難易度が高いです。   自信を持って面接に臨むためにも、面接の流れを把握したうえで模擬面接を行って練習してみてください。先輩や友人に面接官役を頼むのも一つですし、一人でも練習は可能です(一人の場合は動画に記録して振り返るとより客観的に課題を把握できるでしょう)。   出遅れを挽回する方法(5):とにかくたくさん選考を受ける 中でも選考中の企業が少ない、まだ選考に進んでいる企業がないという方は、もっと多くの企業の選考を受けてみましょう。   早期に就活を開始している学生も、一般的に30~40社程エントリーしていると言われています。   「たくさん受けても意味がないのではないか」という意見も見られますが、それは行きたい企業や将来のビジョンが明確で、なおかつESや面接が得意な人の場合にいえることです。   就活に出遅れている方や苦手意識がある方は、より多くの選考を受けて経験値を高めるのが得策といえるでしょう。   出遅れを挽回する方法(6):”やったほうが良い”レベルの対策は後に回す また、就活に出遅れている方には時間の猶予があまりないため、”これもやった方が良いのでは”というレベル感の対策については優先度を下げ、後に回す形を取りましょう。優先度が低いものとしては例として下記が挙げられます。   ■大規模合同説明会への参加   就活に出遅れている方は必ずしも大規模な説明会に参加する必要はありません。   猶予がないタイミングではたくさんの企業をまんべんなく知ったり視野を広げたりといった時間がありません。気になる業界を絞ってその中で企業をリサーチしましょう。   ■初めから徹底的に企業研究をする   特に志望度の高い企業に関しては別ですが、ESの段階で数十社の企業研究を徹底的に行うことはできません。   口コミ情報や自社サイト、周囲からの情報をもとにリサーチし、面接が決まったタイミングでもう少し細かく対策を練るという形を取れると効率的です。   ■自己分析の深堀り   自己分析によって将来やりたいことを明確にすることはなかなか難しいもので、大半の就活生が「本当にやりたいことが不明瞭」な状態で就活に臨んでいるものです。そのため、一旦今の段階では漠然とした状態で問題ありません。   また自身の強みや弱みを見つけることは大事ですが、他の人と比べてインパクトがないからといって無理に考える必要はありません。   自分が考える強みや弱みの根拠となるエピソードなどや弱みの克服方法などを把握しておけば、面接で質問された際にもうまく立ち回れるでしょう。   ■WEBテストの勉強   タイミングにもよりますが、特に4年生の夏頃からはテストを設けていない企業も増えてきます。   テスト勉強に時間を割きすぎるとテストよりも大事な自己分析や企業研究、ES作成の時間が無くなってしまうため、参考書に一度目を通し、最低限の勉強時間を確保するに留めましょう。   就活に出遅れた時に大切な3つの「ない」 就活に出遅れてしまった焦ると視野が狭くなってしまいがちですが、就活ではポジティブな思考を持つことが大切です。ここでは、就活に出遅れたからこそ大切にしていただきたい考え方についてお伝えします。 就職を諦めない 4年生の夏頃の時点で就活を諦める方もいらっしゃいますが、まだ早すぎます。公務員試験に落ちた方や留学していた方、部活やゼミが忙しかった方など夏以降に就活を始める人は少なくありません。   また、採用目標人数に達していないことから採用を続けている企業もあるため、最後まで諦めないでください。どうしても行きたい企業に落ちてしまった、最後までやりきった上で納得できないという場合は、就職留年という方法もあります。   1人でやらない 就活は個人戦ですが、自分ひとりでやり切れる自信が無い方は、出遅れていなくても第三者に頼るべきです。少なくとも社会人はあなたよりも仕事に詳しいですし、就活エージェントなどに相談すれば就活の成功法を教えてくれます。   素直に助けを求めることで情報収集をスムーズにできたり、一人でやってたら知ることのなかった情報を得られたりなど、効率的に就活を進めることができるでしょう。   人との勝負ではない 企業名や内定獲得の早さでマウントを取ってくる人もいるかもしれません。しかし就活で大事なのは早さではなく、本当に自分に合っている企業から内定をもらうことです。   いくら早く内定を獲得できても、自分とマッチしていない企業に入社してしまったら、早期離職や強いストレスを抱えながら働くことに繋がってしまいます。   自分が「良い!」と思える会社と出会えるまで、ご自身の価値観を大切にしつつ悔いのないよう慎重に進めましょう。

2024.03.22

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就活がうまくいかない原因8選と、今日からできる解決策まとめ

「就活頑張ってるのになかなか内定が出ない・・・」 「また面接で落とされた・・・自分の何がいけないんだろう・・・」 このように、就活がうまくいかないとお悩みではありませんか?自分なりに工夫して対策をしているのに結果に繋がらないと落ち込んでしまいますよね。 そこで本記事では就活がうまくいかない原因10選と、それぞれの場合に有効な解決策をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活では20社受けて1,2社しか内定が出ないのが当たり前 就活がうまくいかない=企業とマッチしなかっただけのこと 自分の課題に合った解決策から一つひとつつぶしていくのが吉 就活はうまくいかないのは当たり前? リクルート「就職プロセス調査 (2022年卒)」によれば、22卒の学生の12月時点での平均内定取得企業数は2.35社となっており、内定取得企業数として最も割合が多いのは1社となっています。 キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。 つまり、20社受けても1,2社くらいしか内定が出ないのが一般的なのです。 「全然内定が出ない・・・どうしよう・・・」と不安に感じている方は、現状を悲観して捉えすぎる必要はありません。これまでの選考の経験をもとに対策を立てれば、きっと未来の内定に繋がるはずです。 就活がうまくいかない=自分を否定されているわけではない 就活でなかなか内定が出ないと、時には「自分は社会から必要とされていないのではないか」と、自分自身を否定されているような気持ちになるかもしれません。 しかし就活がうまくいかないのは、本当に自分とマッチした企業に出会えていない、あるいは自分の強みや魅力を十分にアピールできていないことが主な原因です。 自分自身を否定されたと感じる必要はありませんので、今一度自己分析や業界研究、企業研究を細かく行ったうえで、本当に自分に合った企業に応募し、自己分析の内容をもとにしっかりと自分の魅力をアピールできる書類・面接対策を行いましょう。 就活がうまくいかない原因8選と今日からできる解決策 では、就活がうまくいかない原因としては具体的に何が考えられるのでしょうか?ここではそれぞれの原因に対する解決策と共にご紹介いたします。 振り返る時間を設けていない 反省する時間を設けていないと就活がうまくいかなくなる可能性が高まります。たとえば、過去に受けた面接でうまく答えられなかった質問について、次回また聞かれた際にどう答えるかを考え、対策を練ることはできていますか? 就活がうまくいかない場合、一つひとつの選考に対する改善策を講じない限り、何度選考を受けても通過率をUPさせることはできません。 最初は少しずつで構わないので、選考で落とされてしまった場合やうまく答えられなかった質問があった場合には、次回の選考で問題なくクリアできるように準備するようにしましょう。 全て自分一人でこなそうとしている どんな些細なことでも全て自分一人でこなそうとしている方も、就活がうまくいかない傾向があります。もちろん、できる限り自力で進めようとする責任感は素敵ですが、場合によっては人を頼った方がより良い結果に繋がることもあります。 たとえば自己分析は自分をよく知る家族や友人にヒアリングすることで新たに見えることもあります。面接の練習も、人に手伝ってもらうことでより本番に近い緊張感で練習することができ、細かい改善点が見えてくるかもしれません。 そのため、自分一人では限界があると感じたことについては周りの人を頼るようにしてみましょう。もし頼れる人がいないという方は就活エージェントを利用するのも一つです。 自己分析が不足している 自己分析が不足していると、選考でアピールすべき自分の強みをしっかりと把握できなかったり、本当に自分に合っている企業を選ぶこともできなくなったりしてしまいます。 そうなると結果的に企業から採用を見送られやすくなってしまうため、自己分析にあまり時間をかけていなかったという方は、今一度自己分析を詳細にやってみることをおすすめします。 先ほどもお伝えしましたが、家族や友人にヒアリングをしてより客観的に自分を知る方法も有効ですので、自分のアピールポイントがいまいちよくわかっていない方や企業をどのように選べば良いのかが曖昧になっているという方は、ぜひ周りの力も借りながら進めてみてください。 業界・企業研究が不足している 業界研究や企業研究が不足している場合も、就活がうまくいかない可能性が高いです。 業界研究や企業研究を細かく行えていないと、志望動機の内容が希薄になる、自己PRでアピールしている自分の強みが企業の求めている強みと噛み合わなくなるなどの課題が生じやすくなります。 そうなると企業への熱意が伝わらなかったり、採用担当者に採用したいと思ってもらえなくなったりして、内定から遠ざかってしまいます。 業界研究や企業研究をあまり深く行えていないなと感じる方は、企業説明会やインターンへの参加、OB・OG訪問などをしっかりと行うことで志望業界や志望企業への理解を深め、それらの業界や企業が求めている人物像に近づくようなアピールを行えるよう努めましょう。 企業数・企業選びに問題がある 中には応募企業数や企業選びに課題がある方もいらっしゃいます。応募企業数が少なすぎる場合にはそもそもの母数が少ないことで内定を獲得できる可能性が低くなってしまいます。 本記事の冒頭でもお伝えしたように、一般的には20社以上の企業に応募して内定を獲得できるのが1,2社程度であるため、まだあまり企業を受けられていないという方は応募企業数を増やしてみましょう。 この時、そこまで強く志望しているわけではない企業まで範囲を広げて応募してみるのも一つです。面接を受けてみると実は想定していなかった魅力があった、というケースも少なくありません。いかに自ら可能性を狭めてしまわないかが重要です。 また、大手企業や有名企業といった選考倍率が高い企業ばかりを狙っている場合もライバルに採用枠を奪われやすくなってしまうため注意が必要です。 企業ごとにESを書き分けていない ESの内容を企業ごとに分けず、全企業で同じものを使い回している場合、書類選考の通過率が低くなる可能性があります。 というのも業界や企業によって採用要件が大きく異なるため、それぞれの企業が求める人物像に沿った内容で提出できていなければ、十分なアピールに繋がらないからです。 またESを企業ごとに書き分けていない場合には、どの企業にも通用しそうなESを提出している=入社への意欲があまり高くないと判断され、選考に通過しにくくなってしまう可能性があります。 ESのなかでも特に注意が必要なのが自己PRと志望動機ですが、志望動機は企業ごとに、自己PRは業界ごとに書き分けるのがポイントになります。 もちろん、自己PRについても企業ごとに内容に変化をつけるのがベストですが、難しい可能性が高いため、最低限、業界ごとに内容を変えることをおすすめします。 志望動機については、必ず企業ごとに内容を工夫するようにしましょう。その企業でなければならない理由や、自分だからこそその企業に貢献できることをアピールすることで、より熱意のこもった志望動機になります。 特に日系企業はポテンシャル採用であることから志望動機を重視する傾向にあるため、じっくりと時間をかけて対策するようにしましょう。 適性検査への対策が不足している 適性検査の勉強が不十分な場合は、書類選考の段階で落とされてしまう可能性が高くなります。というのも、テストの得点である程度人数を絞り残った就活生をESの内容でさらに絞り込むという方法が、企業にとってより効率的だからです。 一つひとつの問題の難易度が高くないからと対策にそこまで時間をかけない方も多いですが、時間内に着実に答えられるようにするにはある程度の対策が必要になります。 色んな方にESを確認してもらったにもかかわらず、落とされているという方は適性検査の勉強不足に原因がある可能性が高いため、もっと深く対策を講じましょう。適性検査への対策は、ぜひ下記を参考にしてください。 (1)解説がわかりやすい参考書を一通り解く (2)間違えた問題の解説を読んで理解し、解きなおす (3)それでも間違えた問題を繰り返し解く まずは自分にとって解説がわかりやすい参考書を1冊選び、一通り解いてみましょう。ここで勉強せずとも解ける問題とそうでない問題の傾向をつかむことができるはずです。 もっと効率的な解法が載っている場合にはそれを活用して更なるスピードUPに努めましょう。そして間違えてしまった問題は解説を読んで内容を理解し、もう一度解きなおしてみましょう。 もしそれでも間違えてしまう問題があった場合には解説の内容を理解しきれていない可能性があるため、深く理解できるようになるまで繰り返し解いてみます。 目安として、参考書を2〜3周する頃には7~8割の問題を解くことができるようになっているはずです。 良い印象を作れていない 最後に、面接の際に良い印象を作れていない場合にも就活がうまくいかなくなる可能性が高まります。 基本的なマナーを把握してない場合には無意識に失礼な対応をしてしまう可能性がありますし、身だしなみを整えられていない場合にはだらしない印象を与えてしまい、ライバルに採用枠を奪われてしまいかねません。 身だしなみや態度については最低限下記のポイントに気をつけるようにしましょう。 【身だしなみ】 スーツやシャツにしわがない ネクタイをきちんと結んでいる 髪の毛がしっかりとセットされている 靴がきれいに磨かれている 眼鏡がきれいに磨かれている 【態度】 適切な声量が出ている 相手の目を見て会話できている 背筋が伸びている また、「話が長い」「結論から話せていない」など、適切なコミュニケーションを取れていない場合も面接官に良い印象を与えることができません。 こちらについてはPREP法を用いて論理的に話せるように心掛けると良いでしょう。PREP法とは、以下の順番で展開される文章構成のことです。 結論(Point) 理由(Reason) 具体例(Example) 結論(Point) 最も大事なこと(結論)を最初に伝え、最後にもう一度それを強調するのがPREP法の特徴です。たとえば下記の文章はPREP法に則って書かれた文章になります。 私の趣味は日記をつけることです。なぜなら日記をつけることで考えを整理でき、気持ちが落ち着くからです。 考えていることを言語化することで自分の思考を客観視できるため、自分が何に不安を覚えたり悩んだりしているのかを明確にすることができます。だから、私は日記をつけるのが趣味です。 面接で全ての回答にPREP法で回答しようとすると難しい場合もあるため、ケースによっては結論と理由だけを話すようにするなど、適宜自分で調整しましょう。

2024.03.22

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就活がめんどくさい状況を脱却する5つのコツ|そもそも就職活動は面倒なもの

「就活めんどくさい・・・いっそのこと辞めちゃいたいけど、そうもいかないよな・・・」とお悩みではありませんか?   就活がめんどくさいと感じている自分に対して嫌気が指しているという就活生もいるかもしれませんが、実際のところ、就活は誰でもめんどくさいと感じてしまうものです。   やらなければならないこともたくさんありますし、そのどれもが初めて経験することばかりで、正直気が遠くなる瞬間もあるでしょう。   本記事では、就活がめんどくさいと感じてしまう原因についてお伝えしたうえで、就活がめんどくさい状況を脱却するコツをご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活がめんどくさいのは「納得感の欠如」「脳内の整理不足」「思い込み」が原因 就活のめんどくささを脱却するには「目的意識」「全貌の把握」「ゲーム感覚」などが有効 就活以外の進路を選ぶ際にはデメリットを考慮して判断するのがベター 就活をめんどくさいと感じる原因 そもそも、人はなぜ就活をめんどくさいと感じてしまうのでしょうか?考えられる原因としては主に下記が挙げられます。 就活を行うことに納得できていない 就活ではやるべきことが非常に多く、その都度調べながら時間をかけて進めなければならないものも多いです。   そのため「何のために就活を行うのか」「就活を行うことによってどうなりたいのか」を明確にし、就活を行うことに対して自分が心から納得できていないと、就活そのものが次第にめんどくさいと感じるようになっていってしまいます。   やることへのメリットや必要性を感じなければ、わざわざ時間と労力をかけてまで進めようと思えないのは当然のことです。   「周りが就活をしているから」「家族に就活をしなさいと言われているから」「とりあえずある程度の規模の企業に就職しないと世間体が気になるから」などといった理由で就活を進めている方は、必然的に就活がめんどくさいと感じてしまいます。   やるべきことを整理できていない 就活でやるべきことを整理できていない場合も、就活がめんどくさいと感じやすくなります。   就活では自己分析、業界研究、企業研究、ESや履歴書の作成、Webテストの勉強、面接対策など、やらなければならないことが非常に多いです。   しかしそれらの就活対策にゴールはありません。細部までこだわったり完璧を目指そうとしたりすると、「一体どこまで頑張れば良いんだ・・・」と終わりの見えない辛さを感じることになるでしょう。   応募した企業数が多いほどやらなければならないことも多くなり、次第に就活がめんどくさいと感じるようになってしまいます。   中には就活でやるべきことを整理できていないことで、そこまで時間をかける必要のないところに時間をかけて無駄に労力を費やしてしまっている就活生もいるかもしれません。   「就活=面倒なこと」という思い込みがある 周りの友人が「就活めんどくさい」「また面接行くのだるい」などと就活に対してネガティブな発言をしている場合などは特に、就活=面倒という思い込みを持ってしまっているかもしれません。   こういった思い込みがあると無意識のうちに就活を嫌々やらされているような感覚に陥りやすく、その中で特に苦手なことが求められた時に特に「めんどくさい」と感じるようになってしまいます。   就活がめんどくさい状況を脱却する5つのコツ では、就活がめんどくさいと感じている状況を脱却するには一体どうすれば良いのでしょうか?ここでは下記の5つのコツをご紹介いたします。 就活を行う目的を定める まずは就活を行う目的を定めましょう。たとえば「お金を稼ぎたい」「これくらいの生活水準に達したい」「〇〇事業に携わって社会に貢献したい」「花形の仕事に就いて自信を持ちたい」など、何でも構いません。   何か一つ目的や目標を持つだけで自分の進むべき道が明確になり、就活でやるべきことが多かったり様々な企業の選考を受けなければいけなかったりしても、常に目的意識を持てるようになることからモチベーションを保ちやすくなります。   また一つ目的が定まると、業界選びや企業選びをより細かく進められるようになります。   たとえば「モノづくりがしたい」という目的がある場合、「モノづくりができる業界は何がある?」「職種は何がある?」「どんな商材でのモノづくりに携わりたい?」などと、自問できる項目が増えるため、その分自分が仕事に求める価値を明確にしていくことができます。   就活の全貌を把握する 就活の全貌が見えていないことで就活がめんどくさいと感じている方は、最低限、就活の全貌を把握することが必要です。就活の全貌を把握するには下記の2点を実践しましょう。   (1)就活のスケジュールを把握する (2)TO DOリストを作成して脳内を整理する まずは就活スケジュールの全貌を確認し、どの時期に何が必要になるのか、いつまでに何を終えておかなければならないのかを把握しましょう。   ゴールが見えないままでは何に向かって頑張れば良いのかがわからず「めんどくさい」という気持ちが生まれやすくなりますが、就活スケジュールの全貌を把握すれば脳内を整理することができますし、「一つずつ順番にこなしていけば大丈夫」と安心することにも繋がります。 そして就活のスケジュール感を把握したら、今度はやるべきことをTO DOリストに落とし込みましょう。就活で必要なこととしては最低限、自己分析、業界研究、企業研究、ES作成、面接対策などが挙げられます。   リスト化することで自分が次何をすれば良いのかが直観的にわかるようになるほか、やり終えたものを線で消していくなどすると「あ、自分こんなに頑張ったんだ」と達成感を覚え、モチベーションUPにも繋がります。   タスクや企業に優先度をつける 先ほど就活で必要なことをTO DOリストに落とし込みましょうとお伝えしましたが、それらのタスクに優先度をつけるのも就活のめんどくささを解消するコツとして有効です   就活では応募企業数が増えるほどにやらなければならないことが増えるため、全てに全力投球していたら体力も時間も足りなくなってしまいます。   現時点で応募している企業の中で優先順位をつけてみましょう。優先順位が高い企業の選考対策はより丁寧に行うなどの工夫をすることで、就活にかける工数を効率化させることができます。   優先順位が低い企業の中でも特に低い企業は選考を辞退し、受ける企業数を減らすという方法も一つですが、その場合は後で後悔しないよう熟慮したうえで判断しましょう。   ゲーム感覚で就活をしてみる 場合によってはゲーム感覚で就活をしてみるのも有効です。「これがクリアできたら例の新作ゲームを買おう」などと自分にご褒美を設定するなどして、ゲーム感覚でこなすと、案外心の負担が軽減するかもしれません。   「次はもっと隙のない志望動機を書けるように頑張ろう」などと、自分がステップアップできるようなマインドに持っていくことも、ゲーム感覚で就活を進めるコツです。   こうすることによって、「めんどくさいからやりたくない」という思考から「もっと納得のいく状態にしたい」という前向きな思考に持っていきやすくなります。就活が長期化して疲れが溜まっているタイミングにも有効ですので、ぜひトライしてみてください。   就活以外のやりたいことに一旦チャレンジしてみる もし「留学をしてもっと語学を勉強したい」「声優として生きていきたい」などの就活以外でのやりたいことがある就活生は、そのやりたいことに一旦チャレンジしてみるのも一つです。   本当は就活以外にやりたいことがあるにもかかわらず、世間体を意識したり周りに併せたりして就活を進めている場合には、就活をすること自体に納得感を持てずめんどくさいと感じている可能性があります。   その場合には就活と並行しても大丈夫ですので、一旦自分のやりたいことの実現に向けて本気で挑戦してみましょう。家族や周りの意見も大事ですが、人生は一度きりしかありません。   周りの意見をそのまま受け入れて数十年後に後悔してしまう可能性もゼロではないため、少しでも後悔するかもしれないと感じる場合にはまずチャレンジしてみるのも一つです。   もしそれでうまく行けば周りを説得できる可能性がありますし、上手くいかなければ自分の中で折り合いをつけやすくなり、より就活に身が入るようになるでしょう。この過程を経ることで、後悔することを防ぐことができます。   ただし、就活以外の夢や目標にチャレンジする場合にはあらかじめ期限を設けておくのがベターです。   期限を決めないままダラダラと時間を過ごしてしまうと、いざ「やっぱり就職しよう」と考えた時にはすでに就活に不利な時期に入ってしまっている可能性があります。   就活以外にやりたいことがあるという方は、ぜひ「自分が後悔しないための行動」を目指しましょう。   就活以外の選択肢とそのリスクは? 中には「就活めんどくさいし、就職以外の道に進もうかな・・・」と考えている就活生もいるでしょう。就活以外の選択肢としては主に下記が挙げられます。 ただし、こうした就活以外の選択肢を選んだ場合、下記のようなデメリットを被る可能性があります。   ・安定した収入を得にくい ・社会保障が得られない ・社会的信用を得にくい ・人脈が広がりにくい ・就活留年・浪人をすると就活難易度が上がる 就活をしない場合のデメリットをまとめると「安定性や信頼性の得られにくさ」が大きいといえます。将来的な安定性や信頼性を獲得していきたい人は就活を辞めないほうが良いといえます。   また就活留年や就活浪人をした場合、就活を再開した時の面接で、就活留年をした人には”なぜ留年をしたのか”、就活浪人をした人には”浪人期間になにをやっていたのか”といった点を聞かれる可能性が高く面接官を納得させられる回答ができない場合には内定の難易度がグッと上がるため注意しましょう。   ちなみにフリーランスとして活躍したり起業して働く道も一つですが、就活に対して「やることが多くてめんどくさい」「イベントに参加したり面接を受けるのがめんどくさい」と感じている方の場合は、この道を選ぶ方がもっとめんどくさいと感じる可能性があるためこちらも注意が必要です。

2024.03.22