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面接対策でまずやることは?頻出質問や回答例文、評価基準なども詳しく紹介!
目次
-
【新卒】企業が面接をおこなう目的
-
【新卒】面接の評価基準
-
【新卒】面接を受ける際に行うべき対策
-
面接でよく聞かれる質問一覧
- 自己PRを教えてください
- 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】
- 長所を教えてください
- 新卒の面接で長所を質問された時の回答方法とは?長所一覧と回答例文15選
- 短所を教えてください
- 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり
- リーダーシップを発揮した経験を教えてください
- 「リーダーシップを発揮した経験」に関する面接での答え方|例文5選
- 今までで一番嬉しかったことは何ですか?
- 「今までで一番嬉しかったこと」の面接での答え方|例文4選
- 今までで一番辛かったことは何ですか?
- 面接で「人生で一番辛かったこと」を聞かれた際の回答方法【ES回答例5選】
- 将来の夢は何ですか?
- 面接で「将来の夢」について聞かれた時の答え方|回答例文6選
- 趣味を教えてください
- 面接で就活生の趣味を聞く理由とは?質問された時の回答方法と回答例11選
- 第一志望ですか?
- 「第一志望ですか?」の面接での答え方|例文5選
- 最後に一言ありますか?
- 面接で「最後に一言」を求める理由とは?正しい回答方法と例文6選
-
面接の質問に答えられない場合はどうする?
※本記事は弊社公式サービスのプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
「面接対策って何をしたら良いの?」「面接に不安がある」という就活生に向けて、本記事では面接の評価基準や対策方法、面接でよく聞かれる質問一覧などについて紹介しています。
これから面接を受ける予定がある人は、面接対策を十分に行ってから臨むようにしましょう。
この記事のまとめ
- 企業は面接を通して学生のスキルや経験、志望度を確認し、自社にマッチしているかを判断しようとしています。
- 面接対策では面接でよく聞かれる質問を洗い出し、事前に回答内容を考えておくと良いでしょう。
- 面接で質問に答えられない際、少し考える時間をもらうことで、その場しのぎではない適切な回答をすることができるようになります。
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【新卒】企業が面接をおこなう目的
新卒採用における面接は、企業が求める人材を見極める重要なプロセスです。
企業は面接を通じて、自社で活かせるスキルや経験があるか、自社の求める人物像にマッチしているか、志望度が高く長期的に働く意欲があるかを確認しています。
以下でそれぞれについて具体的に解説していきます。
学生のスキルや経験を知るため
企業は、履歴書やESだけでは伝わらない、実際の能力や適性、人柄を詳しく知るために就活生のスキルや経験を聞いています。
具体的なエピソードを聞くことで、その人の考え方や行動特性を把握し、将来的に自社で活躍できる人材かどうか判断します。
また、学生がどのような状況でどんなスキルを活用してきたのかを知ることで、問題解決能力やチームワークのスキルも同時にチェックしています。
これにより、面接官は就活生がどのように自社に貢献できるかを具体的にイメージすることができるのです。
自社求める人物像にマッチするか知るため
企業は、自社の文化や価値観に合う人物を採用したいと思っています。そのため面接を通じて、学生が自社の求める人物像にどれだけ合致しているかを見極めようとしています。
例えば、チームワークを重視する企業であれば、協調性やコミュニケーション能力が重要視されるでしょう。
企業が求める人物像に合っているかどうかは、学生の価値観や目標が企業のビジョンと一致しているかに大きく影響します。そのため企業は自社の理念や目標に共感し、一緒に成長していける学生を探しているのです。
志望度の高さを知るため
志望度が高い学生は、入社後のモチベーションやパフォーマンスが高くなる傾向があります。そのため面接では、学生の企業理解や熱意を確認するために様々な質問が用意されています。
具体的には、企業の事業内容やビジョン、業界での立ち位置についての理解度が問われます。また、志望動機や入社後のキャリアプランについての質問を通じて、学生がどれだけ真剣に考えているかも確認しています。
自社で長く働いてくれるか知るため
企業は、採用した人材が長期的に働いてくれるかどうかも重視しています。理由としては長く働いてもらうことで、採用や研修にかかるコストを抑え、組織の安定を図ることができるためです。
そのため面接では、学生のキャリアビジョンやライフプランを聞き、長期的な勤務意欲があるかどうかを確認しています。
【新卒】面接の評価基準
ここでは面接の評価基準を「一次面接」「二次面接」「最終面接」に分けて紹介していきます。
頻出質問や面接形式についてもあわせて紹介していますので、これから面接を受ける予定がある人はチェックしてください。
一次面接
一次面接は、数多くの応募者の中から人数を絞り込むために行われます。
見ているポイントは「社会人としての基本的なビジネスマナーや素質があるか」「会話力・論理的思考・ビジネスパーソンの基礎能力が備わっているか」の2点です。
具体的には「身だしなみは適切か」「ESと一貫性のある回答ができているか」「面接官の質問に対して的を得た回答ができているか」などが見極められています。
その他、一次面接の特徴を以下でまとめて紹介します。
CHECK!
■頻出質問
・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・ガクチカ
・逆質問
■面接形式
・グループ面接(集団面接)
・グループディスカッション
※個人面接もあり
■面接官
・現場社員(20~30代の若手社員が多い)
・人事担当者
■面接時間
30分~1時間
※グループ面接の場合、人数により異なる。
※一人あたり10分程度想定
■質問数
5~6個程度
二次面接
二次面接は、自社が求める人物像に合致しているかどうかを見極めるために行われます。
見ているポイントとしては「どのような能力・スキルを持っているか」「どのような価値観を持っているか」「自社とどれくらいマッチしているか」の3点です。
その他、二次面接の特徴を以下でまとめて紹介します。
CHECK!
■頻出質問
・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・将来のビジョン
・最近気になるニュース
・逆質問
■面接形式
・個人面接
・少人数制のグループ面接
■面接官
・現場の管理職
・人事担当者
■面接時間
30分~1時間
■質問数
5~6個程度
最終面接
最終面接は、自社の社風にマッチしているかどうかを見極めるために行われます。
見ているポイントとしては「自社の社風に合うか」「社員に馴染めるか」「信念が企業理念にマッチしているか」「本気で自社を志望しているか」「入社意欲があるか」の5点です。
その他、最終面接の特徴を以下でまとめて紹介します。
CHECK!
■頻出質問
・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・入社後のイメージ
・キャリアプラン
・逆質問
■面接形式
・個人面接
■面接官
・社長や役員など
■面接時間
30分~1時間
【新卒】面接を受ける際に行うべき対策
ここでは面接を受ける際に行うべき対策を6つ紹介します。「面接対策って何をすれば良いの?」という疑問を感じている就活生は是非参考にしてみてください。
よく聞かれる質問を洗い出す
面接でよく聞かれる質問を事前に把握することは、就活準備の第一歩です。
企業によって異なる場合もありますが、多くの企業で共通して聞かれる一般的な質問があるため、面接対策ではそれを押さえることが重要です。
過去の面接経験者の声や、インターネット上の情報を活用し、質問リストを作成しましょう。
事前に面接でよく聞かれる質問を把握しておくことで、本番で答えられないといった状況を防ぐことができるため、余裕を持って面接に臨むことができるはずです。
また、質問内容だけでなく、その質問の意図まで理解しておくと、より的確な回答を準備しておくことができるため、質問内容とあわせて意図も調べておくようにしましょう。
質問に対する回答を考える
質問をリストアップしたら、それぞれに対する回答を考えましょう。回答は、具体的なエピソードを交えて自分の経験やスキルをアピールすることがポイントです。
単に事実を述べるだけでなく、自分の考えや感情を織り交ぜることで、より印象深い回答を作成することができます。
また、企業の求める人物像に合わせた回答を心掛けることも大切です。企業のホームページや採用情報を参考にしながら、自分の強みを企業のニーズに結びつけるよう意識してください。
逆質問を準備しておく
面接の終盤に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。これを逆質問を言います。
逆質問は、企業への興味や理解度を示す絶好のチャンスです。そのため、企業のビジョンや今後の展望、働く環境などについて自分の意見を交えた上で質問することができれば、面接官に意欲があることをアピールできるでしょう。
逆質問を考える際は、企業研究を行う中で興味を持った点、疑問に感じた点などをメモしておくと考えやすいです。
効果的な伝え方を学ぶ
面接では「何を話すか」だけでなく、「どう伝えるか」も同じくらい重要です。自分の意見や考えをしっかり伝えるためには、話し方や声のトーン、表情にも気を配る必要があります。
特に、落ち着いた声で話すことや相手の目を見て話すことは、信頼感を高めるポイントです。
さらに、伝えたい内容を整理して、要点を簡潔にまとめる練習をすることも重要です。緊張して話が長くなりすぎないよう、普段から練習を重ねておくことで、本番でスムーズにコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
面接マナーを学ぶ
面接では、ビジネスマナーが備わっているかどうかも評価の一部となるため、基本的なマナーを押さえておくことが大切です。
入退室の際の挨拶や姿勢、言葉遣いに注意を払い、面接官に礼儀正しい印象を与えるよう心掛けましょう。
また、服装や身だしなみも重要なポイントです。清潔感のある服装を選び、良い第一印象を与えられるよう意識しましょう。マナーは一朝一夕で身につくものではないため、日頃から意識しておくようにしてください。
模擬面接を受ける
実際の面接を想定した模擬面接を受けることで、実践的な経験を積むことができます。
模擬面接を通じて、質問に対する回答の練習を行い、フィードバックを受けることで、自分の改善点を明確にすることができます。
また、模擬面接は、実際の面接に近い環境で緊張感を持って取り組むことができるため、本番でのパフォーマンス向上に繋がると言えるでしょう。
大学のキャリアセンターや就職支援機関を利用し、積極的に模擬面接を受けてみてください。
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面接でよく聞かれる質問一覧
ここでは面接でよく聞かれる質問を10選紹介します。それぞれの質問に対する答え方と回答例文も紹介していますので、答え方がわからないという人は参考にしてみてください。
自己PRを教えてください
企業は自己PRを通して「人柄」「自社で活かせる強みがあるか」「人柄や性格が自社に合っているか」の3点を確認しようとしています。
自己PRを回答する際は「私の強みは○○です」といったように、まず結論となる強みを伝えます。その後に、強みの根拠となるエピソードを伝えましょう。
その際は以下のポイントを意識してみてください。
POINT
- ①どんな問題が起こったのか
②その出来事に対してどのような行動を取ったのか
③その結果どうなったのか
上記の書き方に沿って作成した自己PRの回答例文を紹介します。
私の強みは、困難な目標も達成できる粘り強さです。
幼い頃から、自転車・鉄棒・水泳・一輪車など、どんなことでも達成できるまで練習に付き合ってくれる家族の存在があったことから、目標に向かってとことん努力し続ける性格が形成されました。
学生時代は、個別指導塾講師のアルバイトをしており、限られた指導時間の中で、生徒の学習に最大限貢献することに努めていました。たとえば、生徒が問題を解けなかった場合には、煮詰まっている箇所を解決するだけでなく、復習となる宿題を出し、家庭学習の習慣を改善させるといった工夫を徹底して行いました。
その結果、偏差値を10アップすることができ、先日無事に目標大学に合格することができました。
このように困難な目標であっても粘り強く最後までやり抜く精神で、仕事に対してもその都度目標を立て、粘り強く努力し結果を出していきたいと考えています。
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長所を教えてください
企業は長所を通して「自社の業種や雰囲気に合っているか」「入社後に活躍できる人材か」「自分の性格を客観視できているか」の3点を確認しようとしています。
長所を回答する際は、「私の長所は○○です」といったように、まず自分の長所が何なのかを一言で簡潔に伝えます。次になぜそれが自分の長所だと思うのかエピソードを交え、具体的に伝えましょう。この際、数字を用いるとより説得力の強いアピールになります。
最後にその長所を入社後どのように活かしたいのかをアピールしましょう。
上記の書き方に沿って作成した長所の回答例文を紹介します。
私の長所は相手の気持ちを理解しまとめることのできる協調性があるところです。
私は大学時代寮生活をしておりました。4人1部屋の共同生活で、当初は4人の生活リズムが異なるが故に互いの出す音やライトの光が気になり不満が生じていました。そこで4人全員での話し合いを提案しました。
まずは、一人ずつ今思っていること不安に感じていることなどを話してもらいました。途中で話を遮るメンバーを抑止しつつ、まずは肯定的に話を聞くことを徹底しました。
最後まで話を聞く中で、誤解があったことも分かり、最終的には最低限守るべきルールを決めることで意見が一致し、その後は快適に過ごすことができるようになりました。
入社後も相手を理解し強調する姿勢を活かし、チームでより良い製品の開発が出来るように一丸となって取り組み貢献していきたいと考えています。
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短所を教えてください
企業は短所を通して「短所との向き合い方」「入社後に活躍できる人材か」「企業の求める適性とマッチしているか」の3点を確認しようとしています。
短所を回答する際は、「私の短所は○○です」といったように、一言で簡潔に伝えます。次になぜそれが自分の短所だと思うのかを過去の経験などのエピソードを交え、具体的に伝えましょう。
そして自分の短所に対して、改善するためにどのような行動を起こした(起こしている)のかについて述べます。この際、数字などを用いてアピールすると具体性が出て説得力が増します。
最後に短所を改善するために行ってきた努力や経験を通して、入社後どのように活躍できるのかをアピールしましょう。
上記の書き方に沿って作成した短所の回答例文を紹介します。
私の短所は心配性なところです。
いつも何かと不安になっており、他の人以上に確認や準備をするため、スピードが遅くなってしまいます。先輩にこの話をしたところ自分に自信がないから不安になってしまうのだと言われました。
私には少しの勇気と自信が足りていないことに気付かされ、何かをやり遂げることができたら自分に自信をもつことができるのではないかと思い、今までやったことのないマラソンにチャレンジするため現在トレーニングをしています。
業務には正確性も重要だと思いますので、心配性な点を活かしながらも、スピード感を持って対応するために、自分に自信を持つための努力をおこなっていきたいと考えています。
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リーダーシップを発揮した経験を教えてください
企業はリーダーシップを発揮した経験を通して「人柄・性格」「企業に貢献できる人材か」の2点を確認しようとしています。
リーダーシップを発揮した経験を回答する際は、まずは結論としてどのような経験の中でリーダーシップを発揮したのかについて簡潔に伝えます。次に、あなたの考え方や取り組みがわかるよう、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。
その際、以下の内容を含められるとなお良いです。
CHECK!
●どのような環境・状況でリーダーシップを発揮したのか
●リーダーシップを発揮した際にあなたのどのような強みが活かされたか
●リーダーシップを発揮する際に意識していたこと
●目標達成における過程でどのような困難があったか、またそれをどう乗り越えたか
●どのようなアクションを起こしたか
●周囲にどう働きかけたか
●困難な状況があったか、どう乗り越えたか
●リーダーシップを発揮した経験を通して学んだこと
最後に、過去のエピソードと関連させて、入社後にリーダーシップを発揮した経験を生かして、「どのように活躍したいか」「どのように企業に貢献するか」をアピールします。
上記の書き方に沿って作成したリーダーシップを発揮した経験の回答例文を紹介します。
1年間300人の準体育会サッカー部の主将を務め、目標の全部員が【笑顔・本気】になれるチーム作りに挑戦しました。300人という部員の多さと各々の参加目的の違いが故に、「当事者意識や勝利への執念」が欠如していました。
結果、勝率が4割と低迷し、創部初の関東2部リーグ降格の危機にありました。勝率向上のために「全員が当事者意識を持って役割を全うし、共通の目標に向かうこと」が不可欠だと考え、3つの取組を行いました。
1.控え選手の活躍の場を設けるための「新たな大会」の企画です。 周囲の意見を適切に纏める力を活かし、他大学の団体や運営会社と協働し、調整役として大会の実現に尽力しました。
2.「役割分担」です。 一人ひとりがどのようにチームに貢献できるかを考え、選手決めなど私が担っている役割を分担しました。
3.「毎練習後の個人面談」です。公平に接することを心掛け、goodとmoreのフィードバックと日頃の感謝を伝えることで、部員との信頼関係を構築しました。
取組の結果、各々に「当事者意識が芽生え、仲良し集団から「本気の組織」へと変貌を遂げました。結果、得点が昨年比の3倍となり勝率は7割へ向上し、目標のチーム像を体現できました。
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今までで一番嬉しかったことは何ですか?
企業は今までで一番嬉しかったことを質問することで「人柄・性格」「何に喜びを感じるのか」「企業の価値観とマッチするか」の3点を確認しようとしています。
今までで一番嬉しかったことを回答する際は、まず最初に結論として、嬉しかった出来事を簡潔にひと言で伝えます。次に人柄や性格がわかるように具体的なエピソードを伝えましょう。
最後に、過去のエピソードと関連させて、入社後に「どのような喜びを感じたいか」をアピールします。
上記の書き方に沿って作成した今までで一番嬉しかったことの回答例文を紹介します。
今までで一番嬉しかったことは、高校時代副主将を務めたサッカー部で県5位に入賞したことです。
副主将として、主将をサポートし、チームを俯瞰的に見て課題を解決するよう努めました。チームの熱量の違いという課題に対して、自主練や筋トレにだれよりも真剣に取り組む姿を後輩や同期に見せたり、声だしを積極的に行ったりして、チーム全体の士気を上げました。
結果として目標としていたベスト8を果たすことが出来ました。 社会人になってからも、俯瞰的に問題を見つめ、課題解決に努めていきます。
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「今までで一番嬉しかったこと」の面接での答え方|例文4選
今までで一番辛かったことは何ですか?
企業は今までで一番辛かったことを質問することで「辛いことから何を学んだのか」「精神的な強さがあるか」の2点を確認しようとしています。
今までで一番辛かったことを回答する際は、まず初めに結論として何が辛かったのかを簡潔に伝えます。次に辛かった経験について過去のエピソードを交え、具体的に伝えましょう。
最後に、全体の話をまとめながら、辛かった経験を入社後どのように活かしていくかをアピールします。なお、自分が原因となって辛いことが起きた場合は、エピソードの後に改善策も伝えるようにしましょう。
上記の書き方に沿って作成した今までで一番辛かったことの回答例文を紹介します。
ボランティア活動先の要望を受け、新たな支援活動を企画したことです。
私の所属する部活は支援活動を行っており、私が当活動の企画長になった際○○という要望を受けました。この際に最も苦労したことは、当部で○○を実施した前例がなく企画から実行までを全て計画したことです。
私はこの企画の実現には、要望に寄り添い、かつ当部だからこそできる独自の案を提案することが大切であると考え、毎月ボランティア先へ行って要望を伺い、その内容をもとに部員から企画案を募集することにしました。
結果として、○○を達成して、ボランティア先の方の笑顔を見ることができました。以上より、一つのことを作り上げるために、要望に沿い周囲を巻き込みながら取り組む大切さを学び、この経験を活かして貴社のサステナブルな企業作りに貢献したいと考えております。
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将来の夢は何ですか?
企業は将来の夢を通して「成長意欲があるか」「自社で長く活躍する意欲があるか」「志望動機と矛盾していないか」の3点を確認しようとしています。
将来の夢を回答する際は、まず初めに結論として「その企業でのキャリアを通じて成し遂げたい夢」を完結に一言で伝えます。
次になぜその夢を実現したいのかといった理由やその夢を目指そうと思ったきっかけとなるエピソードを伝えましょう。
最後に、入社後その夢を達成するためにどのような行動を取る予定なのかを具体的に述べます。入社後活躍しているイメージを面接官に与えられるようにアピールしましょう。
上記の書き方に沿って作成した将来の夢の回答例文を紹介します。
私の将来の夢は「VRを活用し距離を感じさせないコミュニケーション技術を開発すること」です。
私の両親は共働きで、祖父母も県外にいたため幼少期に寂しい思いをした記憶があります。現在はテレビ電話などが普及していますが、よりリアルにコミュニケーションが取れるツールを開発し、あたかも家にいるかのようなバーチャル通話ができる未来を作りたいです。核家族化が進む昨今、子供の見守りではなく祖父母の見守りという観点からも需要はあると考えています。
現在大学ではIoT技術についての研究も続けています。学んだ技術を御社でも活かし御社が現在力を入れているVR技術を活用した製品開発に貢献したうえで、必ず夢を実現し商品化したいです。
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趣味を教えてください
企業は趣味を通して「人柄」「社風に合っているか」「仕事との付き合い方」の3点を確認しています。
趣味について回答する際は、まず結論として趣味を簡潔に伝えます。次に「いつからやっているか」「どの程度熱中しているのか」「どのくらいの頻度でやっているのか」「どういう点が好きなのか」など、面接官が興味を持ちそうな点を具体的に話します。
最後に、入社後は自分の趣味とどう向き合っていこうと思っているのかを伝えましょう。また、趣味を通して面接官にアピールしたいことがあれば、数字などを用いて具体的に説明することをおすすめします。
上記の書き方に沿って作成した趣味の回答例文を紹介します。
私の趣味は音楽鑑賞です。
小学校のころにアニメのオープニングソングが好きになったことをきっかけに様々なジャンルの音楽に興味を持ち始め、今では音楽は私の心を支える大切なパートナーとなっています。
たとえば、受験や大切な試合の前にはアップテンポな曲を聴くことで勇気をもらったり、どうしても眠れない夜にはバラードを聴いて心を落ち着けたりしています。本日の面接の前も緊張をほぐしたくてクラシックミュージックを聴いてきました。
今後も仕事をするうえでも、嬉しいこと悲しいこと落ち込むことなど様々な状況が待ち構えていると思いますが、大好きな音楽と共に困難を乗り越えてチャレンジしていきたいです。
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第一志望ですか?
企業は自社が第一志望かどうかを質問することで「志望動機・熱意」「就活の状況」の2点を確認しようとしています。
第一志望の場合は、まず簡潔に「第一志望です」と伝えます。次に、他社ではなく、なぜその企業に入社したいのかをアピールします。その際は、以下の内容を含めると良いでしょう。
CHECK!
●御社のどこに魅力を感じているか(事業・業務・社風など)
●他社と比較してなぜ御社がいいのか
●説明会やOBOG訪問どのような印象を受け、第一志望になったのか
●御社だから叶えられることは何か
そして最後に、再度「第一志望です」と伝えれば、あなたの熱意が伝わり、印象に残すことができるでしょう。
また、第一企業が明確に決まっていないという人は「第一志望群」と伝えます。そのような場合は、まず初めに「第一志望群です」と伝え、次に企業選びの軸を伝えましょう。
あなたが第一志望群と回答した場合、企業は他の入社したい企業との共通点はどこなのか気になるでしょう。 そのため第一志望群の企業に当てはまるあなたの就活軸を述べるようにしてください。
最後に、現在の就活状況や今後の就活の方向性を伝えます。第一志望群の企業から内定をもらった場合、どう内定先を決めるのか、いつ頃決定する予定なのかなどについて述べましょう。
上記の書き方に沿って作成した趣味の回答例文を紹介します。
第一志望の場合
御社が第一志望です。私は大学時代、飲食店でアルバイトに励みました。お客様が楽しそうに食べたり、家族や友人と素敵な時間を過ごしていたりする姿に喜びを感じました。飲食店での経験から、食を通して人々の喜びに貢献したいと考えるようになり、食品業界を志望しています。
食品業界の中でも、御社を第一志望としている理由は、企業理念の「食で世界を繋ぐ」に共感したからです。御社の商品やサービスを通して、あらゆる地域の人々に喜びを届けたいと考えます。また、OBOG訪問をした際、社員の方々の人柄に惹かれました。いち就活生の私の話を親身に聞いてくださり、みなさんと働きたいと考えるようになりました。
第一志望群の場合
御社は第一志望群の一つです。現在、IT業界を志望していて、御社と同様に志望度の高いIT業界の企業の選考に参加しています。IT業界の中でも、自身が大学で学び、今後成長が期待できる、ソフトウェア開発に携われる企業に魅力を感じています。
最終的には、裁量をもって働ける企業を選びたいと考えています。他社の最終面接は来週の予定なので、その後決断しようと考えています。 御社の若手の社員の方々が行っている裁量の大きい仕事などがありましたら、お伺いしたいです。
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最後に一言ありますか?
企業が最後に一言を求める理由は「自社への熱意があるかを確認する」「最後のアピールチャンスを与える」「就活生の入社後の疑問や不安を解消する」の3点です。
最後に一言で伝える内容は「自分の強みを補足する」「熱意や志望度の高さをアピール」「業務に関する質問をする」「面接へのお礼を伝える」のいずれかが良いでしょう。
反対に「特にありません」や「面接ですでに話した内容を繰り返す」のは避けるようにしてください。
今回は「入社意欲を伝える」「お礼を伝える」の回答例文を紹介します。
入社意欲を伝える場合
本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。本日の面接で御社の目指すビジョンについて詳しくお話いただき、御社で仕事をする意欲がますます高まりました。
志望動機でお伝えした内容の繰り返しとなりますが、「世界にイノベーションを」という企業理念に惹かれ応募し、御社が第一志望です。本日の面接を通して、海外拠点数を20拠点に増やすこと、成長や挑戦する機会が増えることを知り、入社して貢献したい気持ちがさらに強くなりました。以前OB・OG訪問した際に社員さんが御社で働くやりがいを活き活きと語っていらっしゃた通り実力に応じて活躍できるステージが待っている本当に魅力的な環境だと感じています。
現在も英会話スクールに通い、ビジネスコミュニケーションスキルを鍛えています。御社の業務で貢献していけるように今後も努力を重ねる所存です。ご縁をいただけることを心より願っています。どうぞ宜しくお願い致します。
お礼を伝える場合
本日の面接で御社の目標指針や企業理念を詳しくお伺いすることができ、より一層御社に入社したいという熱意が高まりました。
新しい事業に参入するというお話は驚きで、自分もぜひ参加したいという気持ちが強くなっています。チャレンジ精神が旺盛という私の強みを発揮し、事業の発展に貢献したいです。
本日はお忙しい中ご対応いただき誠にありがとうございました。
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面接の質問に答えられない場合はどうする?
面接では、予想外の質問に出くわすことも少なくありません。そのような時、どのように対応すれば良いのでしょうか。ここでは、質問に答えられない場合の対処法について解説します。
回答を考える時間をもらう
質問に即答できない場合は「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝え、回答を考える時間をもらいましょう。
時間をもらうことで、焦らずにじっくりと考えることができるため、その場しのぎの回答ではなく、より適切な回答ができるようになります。
また、この姿勢は慎重さや冷静さを面接官に印象付けることができるため、好印象を持ってもらえる可能性もあります。
答えられる範囲で答える
質問に対する完璧な答えが思い浮かばない場合は、答えられる範囲で誠実に回答することが重要です。
「全ての側面を理解しているわけではありませんが、私の理解では…」といった形で、自分の知識や経験の中から関連する情報を伝えましょう。
部分的な回答であっても、自分なりの考えやアプローチを示すことで、面接官に対して積極的な姿勢をアピールできます。
また、この方法は、質問に対する理解度を示すことにもつながり、面接官に良い印象を与えることもできるでしょう。
素直にわかりませんと伝える
質問に答えられない場合は、無理に答えようとするよりも、正直に「わかりません」と伝える方が評価につながるケースもあります。
ただし、その際は「今後もっと勉強します」といった前向きな姿勢を示すことが大切です。そうすることで、誠実さや向上心をアピールできます。
どうしても答えが見つからない場合は、焦らず素直に伝えることを心がけましょう。
26卒就活生必見!最短1日内定も可能!
この記事を書いた人

キャリアトラス編集部
キャリアトラス編集部は、就活・転職活動にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。あなたの「知りたい」に寄り添い、一人ひとり異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなる情報を提供していきます。本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。
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