履歴書の正しい書き方マニュアル【項目別解説・テンプレートあり】

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転職活動の最初の壁は、応募書類の作成ではないでしょうか。
「せっかく気になる企業が見つかって、いざ応募してみようと思ったけれど、履歴書をどうやって書いたら良いかわからない…。」
「面接まで進めたけれど、履歴書が急遽必要になって焦っている!」 などです。
そのような、履歴書作成にお困りの方に向けて、転職活動のプロの視点で丁寧に解説していきます。

履歴書の項目の順番に沿って解説するので、この記事を読みながら、ぜひ作成してみてください。

履歴書の書き方に不安がある方は、転職エージェントを活用することをおすすめします!
以下記事では、元キャリアアドバイザーが厳選したおすすめの転職エージェントを紹介していますので、ぜひご覧ください。

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この記事のまとめ

  • 転職の履歴書は、志望動機・自己PR欄がある形式を選ぶ
  • 誤字・脱字・記載漏れは絶対NG。丁寧に正確に記載する
  • 志望動機や自己PRは応募先企業ごとに具体的に記載する

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履歴書の書き方の見本

履歴書 見本

履歴書は、上記のような形式で書くことが一般的です。
履歴書の形式の中には、志望動機・特技の記載欄がないものもありますが、書類選考や面接での合格率を考えると、記載欄があるものを選ぶことをおすすめします。

履歴書テンプレート(厚生労働省推奨の形式)

『厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」』では、国が推奨する最新の履歴書のテンプレートがダウンロードできます。
手元に履歴書のテンプレートが無い場合は活用してみましょう。

ダウンロードは こちら 

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【項目別】履歴書の正しい書き方マニュアル

履歴書 項目別 書き方
 

それではさっそく、履歴書の各項目について、正しい書き方のルールをルールを解説していきます。

実は、履歴書の内容に不備や抜け漏れがないかを、厳しくチェックする企業は意外と多く、中には、 一つでも誤字があると書類選考で不合格にする・・・という企業もあるくらいです。
正しく魅力的な履歴書を書くために、履歴書の項目に沿ってポイントを見ていきましょう。
 

日付・氏名欄


 

日付は履歴書を作成した日ではなく、面接予定日の日付を書くようにしましょう。また、履歴書と合わせて職務経歴書を提出する場合が多いので、職務経歴書の日付は履歴書とそろえます。

また、西暦か和暦で書くかですが、いずれでも問題ありません。ただし、西暦なら西暦で、学歴・職歴欄と記載をそろえるようにしましょう。
氏名については、特段注意するポイントはありませんが、苗字と氏名の間を一マス空けると読み手に親切です。

証明写真

証明写真は、なるべく3ヶ月以内に撮影したものを準備することをおすすめします。
写真館やフォトスタジオでは、プロによるヘアメイクや撮影後の修正までしてもらえるため、高いクオリティの写真が撮れますが、その分費用がかかります。
もちろん、駅構内やコンビニエンスストア近くにある証明写真機で準備しても問題ありません。

服装は、応募先企業の業界にもよりますが、黒・紺・グレーなど落ち着いた色味のスーツ・ジャケットを着用するのが一般的です。また、髪色やメイクなどは、あまり派手にしないほうが方が無難でしょう。

住所・連絡先欄

住所は都道府県名から建物名まで省略せずに記載しましょう。
また、ふりがなについては上記の見本の通り、数字やマンション名などカタカナの部分以外はすべて記載しましょう。

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履歴書の住所欄の正しい書き方マニュアル(見本付き)

学歴欄

学歴は、高校入学から時系列に書きましょう。学歴が中学卒業までの方は、中学入学からで問題ありません。 ポイントは、学校名はもちろん、学部・学科名、専攻コース名を省略せず、正式名称で書くことです。よくあるのが「○○高校」と記載してしまう方がいますが、「○○高等学校」のように正式名称で書くようにしましょう。

また、学校を中途退学している場合は、年・月とセットで必ず記載しましょう。心情的に、中途退学をしてしまった事実を隠したいと思うかもしれませんが、内定時に「卒業証明書」の提出を求める企業もあるため、学歴詐称で不合格になるリスクが高く、おすすめしません。

入学・卒業の年月は、以下を参照すれば、生まれた年度から正しい年月を確認できるので、ぜひ活用してください。

卒業年次早見表

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【履歴書】学歴はいつから書く?正しい書き方(卒業年度早見表付き)

職歴欄

職歴は、学校卒業後の社会人以降から時系列で記載していきます。

株式会社の場合、(株)のように省略せず正式名称で書くようにしましょう。会社名の下の行に、配属先部門名・職種名を記載すると、経験を効果的にアピールすることができます。

また、短い期間で退職している場合も、必ず全ての経歴を記載します。退職理由の詳細は記載せず、「一身上の都合で退職」とだけ書くのが一般的です。また、現在も就業中の場合は、職歴の末尾に「現在に至る」と記載します。

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資格・免許欄

資格・免許欄には、応募先企業の業務に役に立ちそうなものに絞って記載することをおすすめします。
たとえば、営業職の場合や、求人票に「自動車免許必須」と書いてある場合には、自動車免許を正式名称で書きましょう。

また、事務職などパソコンを使用する職種に応募する場合は、MOS(「Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」日商簿記検定などは評価してもらいやすく、おすすめです。 他にも、TOEICのスコアがある場合は、それも記載しておきましょう。

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趣味・特技欄

趣味・特技についても、資格・免許と同様に、応募先企業の業界・サービス・業務に関連するもので書けると評価されやすいです。
どうしても関連した内容では書けない場合も、空欄にはせず必ず書くようにしましょう。

ポイントは、なるべく具体的に書くことです。たとえば、「読書」とだけ書くのではなく、「海外ミステリー小説を読むこと(有名なタイトルはほぼ全て読破)」のように書くと、面接の際に話題になり、面接官と良い雰囲気で話せる可能性が上がります。

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志望動機・自己PR欄

志望の動機・特技・好きな学科・アピールポイントなどの自由記述欄の書き方は、特段決まったルールはありませんが、転職の場合は、応募先企業への志望動機と自己PRの二点を記載することが多いです。また、枠の8割程度は埋めるようにしましょう。

志望動機

志望動機は、必ず求人票や応募先企業のホームページを参照したうえで書くようにしましょう。「成長したい」「収入アップしたい」など、抽象的な内容だと「それって他の企業でも良いんじゃない?」というように感じ 、採用担当者に魅力が伝わりづらい志望動機となってしまいます。

応募先企業の職種、業界、商品・サービス、社風、経営理念などに触れながら、なぜその企業が良いと思ったのかを記載しましょう。

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自己PR

自己PRはやみくもにアピールするのではなく、応募先企業の業務に活かせるスキルや経験を書くようにしましょう。内容は必ずしも、高い成果をあげていないといけない訳ではなく、仕事をするうえで大事にしている姿勢や自分なりに頑張った経験でも問題ありません。

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本人希望記入欄

本人希望記入欄に書くべきこと

本人希望欄は、下記のような勤務条件や健康状態など、入社する前に企業とすり合わせをしておきたい内容がある場合にのみ記載します。特に無い場合は、「貴社の規定に従います。」とだけ記載しておきましょう。
以下に、企業への要望がある場合の書き方を解説していきます。

勤務時間の希望

たとえば、「子供の保育園の送り迎えがあるので、17時には帰宅したい」など勤務時間について要望がある場合は、その旨を記載しておきましょう。企業によって対応は異なりますが、面接の際にすり合わせをしてもらえる場合もあります。

勤務地の希望

勤務地は、転勤の有無について強い希望がある場合や、家庭の事情で勤務可能な地域が限定される場合には、その旨を記載しましょう。その際、「全国転勤は難しいです。」とだけ記載すると、企業に対してマイナスなイメージを与えてしまうため、「高齢の両親がいるため、転勤は関東地方の範囲内を希望いたします。」など背景もセットで記載することをおすすめします。

健康状態への配慮の希望

この項目は、定期的な通院が必要な場合や就業中に配慮して欲しい症状がある場合などに、記載しておきましょう。具体的な病名は個人情報にあたるため、言いたくない場合は、企業に伝える必要はありませんが、すり合わせにあたって必要な情報はなるべく具体的に伝えると、すり合わせがしやすいです。

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履歴書の書き方NG事例

続いては、よくある履歴書の間違った書き方や不合格になってしまうポイントについて解説します。しっかりチェックをして、履歴書の完成度を高めていきましょう。

鉛筆・シャープペンシル・消せるボールペン・修正液の使用NG

最近は、手書きの履歴書ではなくパソコンで作成することが多くなってきていますが、手書きで履歴書を作成する場合の注意点について、解説しておきます。

履歴書は、必ず「黒のボールペン」で記載するようにしましょう。鉛筆・シャープペンシル・消せるボールペンは好ましくありません。また、記載の途中で字を間違えてしまった場合に、修正液などを使うのもNGです。手間はかかりますが、必ず新しい用紙に書き直しましょう。

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履歴書は手書きかパソコンどちらで作る?|元キャリアアドバイザーが解説

誤字・脱字はNG

採用担当者は、意外と履歴書の誤字・脱字を厳しくチェックしています。誤字や脱字が散見される履歴書を提出してしまうと、「雑な仕事をしそうだな」とマイナスなイメージを抱かれてしまうリスクがあります。書き終えた後にしっかり見直しするようにしましょう。

基本すべて埋める!空白はNG

履歴書の項目は基本的には、すべて埋めると思って作成しましょう。特に、趣味・特技欄がある履歴書で空欄にしたり、本人希望記入欄に何も書かないままなどのケースがありますが、上記の項目別の書き方マニュアルを参考にしながら、しっかり埋めていきましょう。

履歴書の使いまわしはNG

面接ごとに履歴書を何度も作成するのは、正直面倒くさい・・・という気持ちもわかりますが、なるべく書き直すことをおすすめします。
もちろん、氏名や住所、職歴などは基本的に変わらないので同じ内容で問題ありません。志望動機と自己PRは企業ごとに更新をしましょう。

履歴書の持参・郵送のマナー

最後に、履歴書を直接持参、もしくは郵送する場合の注意点について解説していきましょう。作成だけでなく、持参や郵送時にも気配りをすることで、企業への印象が良くなります。

直接持参する場合のマナー

面接会場に直接履歴書を持参する場合、です。履歴書と職務経歴書を印刷し、左上をクリップで留めておくと親切です。
印刷部数は面接官や複数人いる場合や自分用も合わせて、複数印刷しておくことをおすすめします。
また、クリアファイルに入れて雨に濡れてしまったり、紙が折れてしまったりしないようにしましょう。

郵送のマナー

履歴書と職務経歴書を一部印刷し、持参の場合と同様に左上をクリップで留めてクリアファイルに入れます。また、別途「送付状」も添えて送ると、より丁寧なイメージを与えることができるのでおすすめです。

郵送方法についても解説します。よく「書留で送った方が良いのでは」と思う方もいますが、書留で送るのは一般的にはマナー違反とされることが多いです。

なぜかというと、書留の場合は、書類を受け取る際に企業の担当者が「受領印を押す」という手間が発生してしまうためです。書類を送る際は、普通郵便で送りましょう。

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まとめ

この記事では履歴書の正しい書き方について、解説をしてきました。
履歴書の小さな間違いや抜け漏れが、選考の合否を分ける場合もあります。「たかが履歴書」と思わず、正しいルールやポイントを確認しながら、しっかり丁寧に作成を進めましょう。

記事を読んでも、履歴書の書き方に自信が無い場合や、合格率アップのために内容をよりよくしたい場合には、書類添削のプロである「転職エージェント」に相談することもおすすめです。
転職エージェントの中には、求人の紹介だけでなく、履歴書を含めた応募書類の作成から丁寧にサポートをしてくれるところもあるので、一度相談してみても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

就・転職ライター

元キャリアアドバイザー
えばちゃん

採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。

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