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履歴書の「本人希望欄」の正しい書き方|企業に悪い印象を与えないコツ
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
履歴書の「本人希望欄」はどんな内容を書くべきなのか、意外と知らない方が多いのではないでしょうか。
「本人希望欄」に書くべき内容と、書くと選考において不利になってしまう内容について、キャリアアドバイザーの経験もある筆者が解説します。
選考結果を左右する大事な項目ですので、マナーをしっかり確認しておきましょう。
この記事のまとめ
- 基本的には「貴社の規定に従います」と書く
- 勤務地や就業時間への希望など、どうしても面接前に伝えておきたい項目がある場合にのみ本人希望欄に書く
- 年収の希望や関係のない志望動機を書いてしまうと、採用担当者の印象を下げてしまう
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履歴書の「本人希望欄」には何を書くべき?

履歴書の「本人希望欄」についての基本的なマナーをご説明します。
基本は「貴社の規定に従います」と書く
履歴書の「本人希望欄」には「貴社の規定に従います。」と書いておくのが一般的です。
おそらくほとんどの方は、何かを記載する必要はないでしょう。
本人希望欄に希望をたくさん書くことは、就業に制限がかかることに繋がるため、選考に不利になってしまうリスクが高まります。
記載をする場合は慎重に内容や伝え方を検討しましょう。
面接前に企業に伝えておきたいことだけ書く
一般的に仕事内容の希望や働き方については、面接内で直接話してすり合わせをします。
そのため履歴書の「本人希望欄」は、面接の前にどうしても伝えておきたい内容がある場合にのみ書く項目だと認識しておきましょう。
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履歴書の「本人希望欄」に書いてOKな内容と書き方

具体的に、「本人希望欄」に書いてOKな内容についてご説明します。
勤務地・転勤への希望について
家庭の事情で勤務地や転勤可能なエリアに制限がある場合は、履歴書の「本人希望欄」に書いておいて問題ありません。
ただし、応募する求人に「全国転勤あり」や「転勤可能性あり」などのように記載がある場合には、選考に不利になってしまうリスクがあるので注意しましょう。
具体的な書き方は以下を参考にしてみてください。
例文
将来的に両親の介護をする必要があるため、就業場所は東京都内にしていただけると幸いです。
希望だけでなく「理由」もセットで伝える
- 「就業場所は関東圏内を希望します。」のように希望だけを書いてしまうのはNGです。必ず希望する理由や背景もセットで伝えるようにしましょう。希望だけを書くと、まるで個人的なわがままを言っているように誤解されてしまうリスクがあります。理由もセットで伝えることで、採用担当者に受け入れてもらいやすくなるでしょう。
勤務時間・働き方への希望について
子供の保育園の送り迎えがある場合や何らかの事情で勤務できる時間に制限がある場合は事前に「本人希望欄」に記載しておくと良いでしょう。
応募先の企業に、在宅勤務制度やフレックスタイム制度など、働き方を選択できる制度がある場合であれば受け入れてもらえる可能性は高いです。
例文
5歳の息子の保育園の送り迎えがあるため、18時までの就業時間とさせていただければ幸いです。
入社日に関する相談事項について
転職の場合、現職中の人は内定から1~2ヶ月後の入社が一般的です。
それよりも前もしくは遅い時期を希望する場合には、「本人希望欄」に書いておきましょう。
例文
現職の決算の関係で入社日を10月以降とさせていただければ幸いです。
健康状態への不安についてに不安がある
定期的な通院が必要な場合や、業務に影響があるような症状がある場合なども、 「本人希望欄」に書いておくことを推奨します。
業務に支障が無い範囲であればあえて書く必要はありませんが、業務に影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず隠すことは、入社後のトラブルになりかねません。
自分で判断が難しい場合には、かかりつけ医に相談してみましょう。
例文
持病の通院のため月に1回午後の半日休暇をとらせていただければ幸いです。※持病の症状は業務に支障はありません。
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履歴書の「本人希望欄」への記載は避けるべき内容

本人希望欄に書くことで、採用担当者の心証に悪影響が出てしまう内容についても解説します。
給与や残業など待遇面への希望を書く
希望年収の金額や残業時間の許容範囲など、待遇面への希望はあえて本人希望欄に書かないほうが良いでしょう。
年収金額や働き方については、面接や条件面談の場ですり合わせをすることが一般的ですので、 事前に書く必要はありません。
採用担当者に「自分の希望や権利への主張が強い人」という印象を抱かれてしまうので注意です。
志望動機や自己PRを書く
「本人希望欄」に志望動機や自己PRなどのアピールをすることは適切ではありません。 履歴書の「志望動機欄」や職務経歴書で伝えきるようにしましょう。
どうしても伝えたいことがある場合は、別紙の資料を添付することをおすすめします。
「特になし」や空欄
本人希望欄に特段書くことが無いからといって「特になし」と書いてしまうのはNGです。 また、空欄のまま出すことも同じくマナー違反です。
前述したように「貴社の規定に従います」と書きましょう。
まとめ
本人希望欄に書くべき内容と、避けたほうが良い内容について解説してきました。
就業条件については、よっぽどのことでない限り、面接内ですり合わせをすることを推奨します。
「年収条件や働き方などなるべく有利に進めたいけれど、どのように交渉していいかわからない」という方は、転職エージェントを頼ってみるのも一つの手です。
条件の交渉などを代理でアドバイザーが企業と交渉してくれるので、面接に集中できますよ。
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この記事を書いた人

元キャリアアドバイザー
えばちゃん
採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。
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