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第二新卒の面接対策|転職理由・志望動機・前職についてなど質問と答え方を解説
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるマイナビ等のプロモーションを含み、お申込みがあった場合に、広告主より報酬を受け取る場合があります。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
第二新卒の転職面接で聞かれる質問は、新卒の就職活動時とは異なります。
面接官の質問の意図がわかりづらいため、面接での答え方を難しく感じる方も少なくありません。
転職理由や前職での経験など、第二新卒ならではの質問に対して、面接官は何を聞きたいのかという背景を理解したうえで対策をしましょう。
この記事では、面接でよく聞かれる質問に対して、どのように対策してどう答えるべきかを、回答例とともに解説します。
自分の考えや状況に合わせてアレンジして、面接に挑みましょう。
この記事のまとめ
- 第二新卒の面接では転職理由・前職での経験など新卒の面接では聞かれないことが質問される
- 面接官は第二新卒に入社後の成長意欲と熱意を期待している
- 面接官の質問意図を踏まえた回答を準備して面接通過を目指そう
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第二新卒の面接で面接官は何を見ている?3つのポイントをチェック
第二新卒の面接では、新卒の時とは異なる質問をされます。
中には答えにくい質問もあるため、転職面接を難しいと感じるかもしれません。
しかし、面接官の質問の意図を理解すれば、効果的な対策をすることができます。
第二新卒の面接では、以下の3点が重視されます。
気になる項目をタップして確認してみましょう。
社会人としての基本的なビジネスマナーがあるか
第二新卒には、応募書類の書き方やマナー、正しい敬語の使い方や受け答えなど、基本的なビジネスマナーがあることが求められます。
企業側は研修コストを抑えたいと考えており、社会人経験のある第二新卒に即戦力としてのビジネスマナーを期待しているからです。
離職期間が長い、実務経験が少ないなどの理由から、ビジネスマナーについて不安がある方は、面接前に改めて予習をしておきましょう。
成長意欲やポテンシャルがあるか
就業期間が比較的短い第二新卒の場合、面接官は経験の豊富さよりも、今後の成長意欲や潜在能力を重視しています。
第二新卒での転職では、企業が応募者の若さやポテンシャルに期待して採用するため、未経験の業界や職種への挑戦もしやすいのが特徴です。
面接では、勉強する姿勢やスキルを習得する意欲をアピールしましょう。
なぜその業界や職種で働きたいかを転職理由とあわせて伝えることで、面接官は入社後の活躍をイメージしやすくなります。
入社後、またすぐに転職してしまわないか
面接官は第二新卒の求職者が「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念しています。
採用・研修には多くのコストがかかるため、なるべく会社の風土や方針にマッチした人を採用したいと考えているからです。
「転職理由」と、なぜその会社で働きたいかという「志望動機」に一貫性があることで、面接官に転職後も長く働く意欲をアピールすることができます。
自己分析を行い、説得力のある転職理由と志望動機を考えましょう。
新卒の面接とここが違う!第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例
面接官がチェックしているポイントを踏まえて、第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例を解説します。
面接官はなぜその質問をするのか具体的に解説しますので、自分の経験や考えに合わせてアレンジしてみてください。
【転職理由】
【前職について】
【就職活動について】
【キャリアチェンジ・未経験での転職について】
【離職期間について】
【希望入社時期・年収について】
退職した理由は何ですか?
面接官はこの質問をすることにより、求職者が「どのような価値観を大切にして仕事をしているか」や、「ストレスや困難にどう向き合ったのか」を知りたいと考えています。
転職理由と混同しがちですが、退職理由では過去に起こった事実について伝えましょう。
不満があって退職した場合も、その経験から何を学び、次の職場でどう活かしたいかを伝えれば、説得力のある退職理由を伝えることができます。
回答例
【働き方を変えたい場合】
前職では、個人の裁量が大きく、自律的に業務を進める環境でした。
その中で、個人の成果だけでなく、チームで協力しながら大きな目標を達成することに、より大きなやりがいを感じるようになりました。
今後は、チームで協力して顧客の課題を解決していく仕事に挑戦したいと考え、転職を決意しました。
【スキルアップを目指したい場合】
前職では、既存システムの保守・運用を担当しておりました。
その中で、より新しい技術に触れ、サービスの企画段階から開発に携わりたいという思いが強くなりました。
特に御社の〇〇という技術を用いた開発環境に魅力を感じており、自身の技術力を高めながら事業の成長に直接貢献したいと考えております。
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【例文つき】面接で転職理由(退職理由)を聞かれた際の好印象な答え方
退職理由を解決するためにどんなことを行いましたか?
面接官は退職理由に対する行動を聞くことで、あなたが「問題に対して対処し、自ら行動を起こせる人物かどうか」を確認しています。
退職理由が周囲の環境の影響を受けたものだとしても、周囲に相談する、部署異動を申し出るなどの状況の改善に向けて行動したエピソードを探してみましょう。
行動による結果にかかわらず、実際に状況の改善に向けて行動できる人物だとアピールすることで、面接官の第二新卒に対する「再度すぐにやめてしまうのではないか?」という懸念を取り除くことができます。
回答例
チームでの協働を増やすために、まずは上司にチームプロジェクトへの参加機会について相談いたしました。
また、業務効率を上げるためのツール導入を提案し、部署内で小さな改善活動も行っておりました。
しかし、会社全体の組織体制を変えることが難しく、私が希望するような働き方を実現するには転職が一番だと判断いたしました。
転職理由(転職で叶えたいこと)は何ですか?
転職理由を確認することで、面接官は求職者のキャリアプランと、自社の事業内容や職務内容が一致していて、長く働くことができるかを確認しています。
また、第二新卒の求職者が再度すぐにやめてしまわないかという懸念を取り除くことにもつながります。
退職理由と異なり、転職理由ではポジティブな未来を伝えましょう。
また、転職先で叶えたいことを伝えるためには、応募する企業の事業内容への理解が必要です。
事前に事業内容を調べ、そこに合わせた具体的なスキルや成果を話すことで、熱意が伝わるでしょう。
回答例
前職で培った〇〇の経験を活かし、よりお客様と近い立場でサービス改善に貢献したいと考えております。
御社が提供されている〇〇というサービスは、顧客の声をもとに改善を繰り返していると伺っており、私のこれまでの経験が必ず活かせると確信しております。
将来的には、お客様の声を活かした新機能の企画にも携わり、事業成長に貢献していきたいです。
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前職での成果を教えてください。
前職での成果を聞くことで、面接官はあなたの実績から「入社後にどう貢献してくれるか」を判断しようとしています。
前職についての質問は、社会人経験のある第二新卒ならではの質問といえるでしょう。
どんな状況でどんな課題があったか→どのような行動をしたか→結果どうなったか、という順番で具体的に話すことで説得力が増し、転職先での活躍を想像してもらいやすくなるでしょう。
〇万円の売上、前年比〇%達成などの数字を交えて話すことで、さらに説得力が増します。
具体的な数字を出すことが難しい場合は、日々の業務の中で改善したエピソードなどから回答例を考えることがおすすめです。
回答例
【具体的な数字を示す場合】
顧客に合わせた提案資料を作成することで案件成約率を上げました。
前職では新規顧客の開拓を担当しておりましたが、営業チーム全体の成約率が伸び悩んでいるという課題がありました。
そこで、私は顧客の課題をより深く理解するために、業界のトレンドを徹底的に分析し、お客様に合わせた提案資料を作成しました。
結果、私の担当した案件の成約率は、前年比で20%向上し、お客様からも「説得力がありスムーズに決定できた」とお褒めの言葉をいただきました。
【日々の業務から話す場合】
前職での成果は、備品管理の業務フローを改善したことです。
従来の口頭発注ではミスが発生しがちだったため、自主的にスプレッドシートの申請フォームと簡易マニュアルを作成しました。
結果、発注ミスが解消され、上司や同僚から「業務がスムーズになった」と感謝されました。
このように課題を見つけて主体的に改善することにやりがいを感じます。
前職で一番大変だったことは何ですか?また、どのように乗り越えましたか?
この質問で面接官は、あなたが困難にあったときにどう対処するかを確認しています。
失敗したりうまくいかなかったりしたときに、どのように考え学び、次に活かすためにどうしたかを話しましょう。
ここでも、失敗談や大変だったことを具体的なエピソードをもとに話すのが鉄則です。
ただ経験談を話すのではなく、そこから何を学んだか、学んだことをどのように行動に移したかを付け加えて話しましょう。
回答例
前職で最も大変だったのは、複数のプロジェクトを同時に担当した際に、優先順位付けが上手くいかず、一つのプロジェクトの納期を遅らせてしまったことです。
この失敗から、私はタスク管理の甘さを痛感いたしました。
この経験を教訓に、以降はタスクを細分化し、それぞれの締め切りを明確にすることで、効率的な業務遂行を心がけております。
この経験を通じて、計画的に物事を進める重要性を学び、今では複数の業務を並行して進めることに抵抗がなくなりました。
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前職に就職した理由を教えてください / 就職活動の軸はなんでしたか?
転職活動の軸や前職に就職した理由を聞くことで、面接官は求職者の価値観や仕事選びの考え方を測っています。
新卒での就職活動時の考えもよく聞かれる質問の一つです。
仕事に対して大切にしている考え方が自社とマッチしているか、なぜ自社で働きたいと思っているかの裏付けとしても重要な質問です。
新卒で就活していた時のことを思い出しながら、軸を3つ程度に絞り、言語化しましょう。
活動の軸が応募企業に対してどのように当てはまっているかを話すことで、一貫性を伝えることができます。
回答例
私の就職活動の軸は「挑戦できる環境で働くこと」でした。
学生時代、チームでプロジェクトを成功させた経験から、個人では成し得ない大きな成果を出すことにやりがいを感じていました。
前職では個人の売上目標が重視される環境でしたが、チームで連携することで、顧客の潜在的な課題を解決し、より大きな価値を提供できると実感しました。
御社は、〇〇という事業領域においてチームでの協力を大切にされていると伺い、私の軸に最も合致すると感じました。
なぜこの業界に興味を持ちましたか?
第二新卒の方が別の業界へ転職する際は、業界についての理解と入社後の意欲が見られています。
面接官は、求職者がなぜもともと仕事をしていた業界ではなく、未経験の業界にチャレンジしたいのか?という疑問を持ちます。
面接ではその業界に興味を持った具体的なきっかけや、その業界に惹かれた理由から、転職後何をしたいかを伝えましょう。
その業界へどの程度興味があるのかを伝えることで、入社後のモチベーションを伝えることができます。
具体的なニュースやデータと紐づけたり、退職理由や転職理由とつなげるのも意欲を伝えるのに役立ちます。
回答例
現職の〇〇業界は、市場の縮小傾向にあり、将来のキャリアに不安を感じておりました。
そのような中、〇〇という新しい技術の台頭をニュースで知り、今後の成長が期待されるIT業界に強い魅力を感じました。
御社が提供されている〇〇サービスは、社会の課題を解決する可能性を秘めていると感じ、私自身もその一員として貢献したいと考えるようになりました。
なぜこの職種に興味を持ちましたか?
未経験の職種に応募した場合、面接官は求職者の希望職種への理解度に加え、入社後の働き方とのミスマッチが起こらないかを確認したいと思っています。
ここでも、その職種への自分の適性と、入社後の成長意欲を伝えることが必要です。
多様な職種があるなかで、なぜその職種に就きたいと思ったのかを説明しましょう。
自己分析を行い、自分の得意なことや価値観が、応募職種にどう活かせるかを具体的に伝えることが重要です。
すでに独学で勉強している資格や知識、学生時代に習得したスキルがあれば話しましょう。
回答例
前職では営業を担当し、顧客の課題を解決することにやりがいを感じておりました。
その中で、お客様の潜在的なニーズや、市場全体の動向を分析することに面白さを感じ、より戦略的な視点から事業に貢献したいという思いが強くなりました。
御社のマーケティング職は、データに基づいた戦略立案を行うと伺っており、これまでの経験で培った顧客ヒアリング力や分析力を活かし、貢献できると考えております。
空白期間は何をしていましたか?
離職期間が長い場合、その期間の過ごし方から、面接官は求職者の計画性や学習意欲を知りたいと思っています。
転職活動をしていなかった期間があったとしても、それを正直に伝え、その期間に何を感じ、何を得たかを語ることが重要です。
回答例
前職を退職後、自身のキャリアプランをじっくりと見つめ直す期間を設けておりました。
この間は、御社が属する〇〇業界の動向について書籍やニュースを通じて情報収集を行い、また、〇〇の資格取得に向けた勉強にも取り組んでおりました。
この期間を通じて、〇〇業界で働くという強い意志を固めることができました。
内定前に退職した理由を教えてください。
キャリアの空白期間を作らないためには、在職中の転職活動が一般的だとされています。
内定より先に退職した場合も、理由を明確に伝えることができればマイナスな印象にはならないでしょう。
「キャリアについて改めて向き合っていた」などの前向きな理由と、計画的に退職していたという点を伝えるのがポイントです。
回答例
働きながらの転職活動では、自分自身を深く見つめ直す時間が取れないと考え、先に退職いたしました。
退職後は、これまでの職務経験を振り返り、今後のキャリアで本当にやりたいことをじっくりと考えました。
その結果、御社のような企業で〇〇という仕事に携わりたいという強い思いが固まりました。
希望入社時期はいつですか?
面接官は、採用計画との合致や入社後のスケジュールを想定しておく必要があるため、希望入社時期を質問します。
自分の想定スケジュールを素直に伝えましょう。在職中の場合は業務の引継ぎなどの期間を考え、逆算して入社希望時期を考えることが望ましいです。
一方、企業も採用したい時期が決まっているため、求職者から「御社のスケジュールに合わせます」と伝えることで、入社への意欲をアピールできます。
回答例
現在、在職中のため、現職の引き継ぎ期間を考慮しますと、内定後1ヵ月から1ヵ月半後の入社が可能です。
御社の採用スケジュールに合わせて、柔軟に対応させていただきます。
希望年収はいくらですか?
年収の交渉も、初めての転職で悩むことの一つです。
現在の年収をベースに、応募職種や経験年数に応じた年収相場を調べておき、現実的な額を伝えましょう。
希望年収が求人票に記載の額よりあまりにも多い場合は、応募企業や転職の軸を見直す必要も出てきます。
回答の際は、はじめに「あくまで希望ですが」など交渉の余地があることを示すと、印象がアップします。
回答例
前職では年収〇〇万円をいただいておりました。
それ以上を希望しておりますが、まずは御社への貢献を第一に考えており、年収については御社の規定に準じたいと考えております。
転職エージェントを使用している場合は、担当エージェントが企業との年収交渉を行ってくれます。
年収の相場イメージがわかない、交渉をするのが苦手という方は、転職エージェントに依頼するのもおすすめです。
面接対策や年収交渉が難しいと感じたら・・・
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そのほかに第二新卒の面接で聞かれる質問・回答例文
第二新卒の面接では、そのほかにもよく聞かれる質問があります。
新卒の就活時にも聞かれる質問もありますが、社会人経験を経たことで自分の強みや弱みが変化しているかもしれません。
社会人経験のある第二新卒の今、改めてどんなことが話せるか、自己分析の内容も踏まえて考えてみてください。
これまでのスキルや経験のほかに、人柄や仕事についての価値観、入社への熱意、成長意欲などを伝えられる回答を準備しましょう。
自己紹介をしてください
面接の冒頭ではよく聞かれる質問ですが、第二新卒の面接ではこれまでの経歴+応募した企業・職種で活かせる自分のアピールポイントを伝えましょう。
おおよそ30秒~1分程度で簡潔にまとめて話すのが一般的です。
回答例
〇〇と申します。前職では、営業事務として〇〇に携わっておりました。
その中で、複数の部署と連携しながら業務を円滑に進める調整力と、お客様の要望を的確に汲み取るヒアリング能力を培ってまいりました。
これらの強みを活かし、御社の〇〇職として貢献したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
弊社を志望した理由を教えてください。
志望動機は必ず聞かれるといっても良いでしょう。
面接官は企業への理解度と、相性を測り、他の会社ではなくなぜこの会社へ入社したいと思っているのかを知りたいと考えています。
事前に企業のサイトやサービス、製品について調査し、経営理念やビジョン、企業文化などから具体的にどんな点に魅力を感じたかを話しましょう。
そして、自分がどのように貢献できるかを伝えるのが大切なポイントです。
また、転職理由と志望動機に一貫性を持つことも重要です。「現職ではできなかったことをやるために転職し、応募企業で叶えることができる」という流れで話すと、その企業で働く意義を伝えることができます。
回答例
私は、お客様の課題を直接解決できる仕事にやりがいを感じており、特に〇〇という社会課題の解決に貢献したいと考えております。
御社が提供されている〇〇サービスを以前使用したことがあり、その課題を解決する可能性を秘めていると感じ、強い感銘を受けました。
前職で培った〇〇の経験と、前職では得られなかった〇〇という環境で、持ち前の課題解決能力を活かし、御社の事業成長に貢献していきたいと考えております。
入社したらどんなことをしたいですか?
この質問でも、面接官は求職者が入社後に活躍するイメージと成長意欲を測りたいと考えています。
求人の内容と企業研究を照らし合わせ、具体的な業務内容とどのようなことがしたいかを話しましょう。
未経験の業界や職種に応募する場合は、学ぶ姿勢を伝えることが大切です。
まずは新たな知識やスキルを身に付け、将来的には成果を上げたいという流れで話すと好印象を与えることができます。
回答例
入社後は、まず御社の事業や業務フローをいち早く理解し、先輩社員のサポートを受けながら、日々の業務を着実にこなせるようになりたいです。
そして、顧客へのヒアリングを重ね、潜在的なニーズを掘り起こし、より良いサービス改善に繋げていきたいです。
将来的には、チームの中心となって新機能の企画にも携わり、事業成長に貢献したいと考えております。
3年後、5年後のキャリアイメージを教えてください
キャリアについての質問をすることで、面接官は求職者が入社後長く働くイメージを持てていることと、入社後に希望のキャリアを実現することができるかを確認しています。
年単位という長い期間のイメージを持つのはなかなか難しいかもしれませんが、企業が公開している社員インタビューなどを参考に、どんな仕事や働き方をしたいかについて考えてみましょう。
「大きい企画を担当したい」などの漠然とした内容ではなく、「〇〇の専門家になって成果を上げたい」など具体的な役割で答えることがおすすめです。
まだ具体的なキャリアイメージが湧いていない場合でも、将来どんな姿で働いていたいか、イメージを伝えましょう。
また、キャリアイメージを考える場合は、企業へ貢献するという視点も大切です。
回答例
【キャリアイメージが明確な場合】
3年後には、業務知識とスキルを習得し、自立して業務を遂行できる担当者になりたいです。
そして、後輩の指導や、プロジェクトの一部を任せられる存在になりたいと考えております。
5年後には、チームリーダーやプロジェクトマネージャーとして、チーム全体のパフォーマンスを最大化し、御社の事業拡大に貢献できる人材になりたいです。
【キャリアイメージが湧いていない場合】
まずは、目の前の業務に真摯に取り組み、一人前の担当者になることが目標です。
その過程で、自身の適性を見極め、3年後には「〇〇の分野なら私に聞けば大丈夫」と頼られるような専門性を身につけたいです。
将来的には、その専門性を活かしてチームや事業拡大に貢献できる人材になりたいと考えております。
あなたの長所とそれにまつわるエピソードを教えてください
面接官は、求職者が自己分析をできているか、またその長所が転職先でどのように活かせるかを知りたいと考えています。
まずは結論であるあなたの強みから、それを裏付けるエピソードを話しましょう。
エピソードが見つからないときは、下記を参考に過去の体験(できれば前職の経験)から探してみてください。
- 【過去の成功体験から見つける】
- ・今までで成果を出した仕事
- ・何かを改善した経験
- 【他の人から褒められたことを思い出す】
- ・「話しやすい」「わかりやすい」など行動について
- ・「やさしい」「ポジティブ」「冷静」など性格について
- ・他の人から感謝された経験
自分では大したことがないと思ったエピソードでも、なぜそう行動したかを深堀することで、面接官にあなたの長所や価値観を伝えることができるでしょう。
回答例
私の長所は、課題解決に向けた粘り強さです。
前職の営業事務では、複数の部署から複雑な情報が寄せられることが多く、業務が滞ってしまうことがありました。
私は、情報が錯綜する原因を突き止めるため、各部署の担当者に個別にヒアリングを行い、情報を一元管理するシステムを提案しました。
その結果、業務効率が20%改善し、社内から感謝の言葉をいただきました。この強みは、御社でも必ず活かせると確信しております。
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あなたの短所とそれをどう克服しているかを教えてください
短所について聞くことで、面接官は求職者が自分の弱みを自覚し、それを克服するために行動を起こせるかを確認しています。
短所も長所と同じく、過去の体験から克服したエピソードを見つけましょう。
「遅刻が多い」など、仕事に直結して損害を与えてしまいそうな短所はなるべく避ける方が良いです。
「心配性→慎重でミスが少ない」「マイペース→周りに流されない」など、長所に言い換えられるような内容から考えることがおすすめです。
言い換え例も参考にしてみてください。
回答例
私の短所は、一つの作業に集中しすぎて、視野が狭くなってしまうことです。
以前、資料作成に没頭しすぎて、他の業務の進捗が遅れてしまったことがありました。
この反省から、現在は業務の優先順位を明確にし、タスクごとに時間を区切って管理することを徹底しています。
また、定期的に上司や同僚に状況を共有することで、客観的な意見をもらうように心がけています。
入社後もこの姿勢を大切に、業務全体を俯瞰して進められるよう努めてまいります。
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【短所一覧と言い換え例】面接で短所を聞かれたら何て答える?心配性?優柔不断?
【状況別】第二新卒ならではの答えづらい状況への回答例
在職期間が短い、離職期間が長くなってしまったなどの状況は、伝え方によっては面接官にマイナスな印象を与えかねないと不安に思うかもしれません。
基本的に事実は正直に伝えつつ、面接官の懸念を取り除く答え方を工夫すれば、不利になることはありません。
回答例をもとに、自分の状況にあてはめて面接の準備をしましょう。
\タップして例を見る/
ケース1:在職期間が1年未満の場合
在職期間が短い場合は、面接官が「転職してもまたすぐにやめてしまうのでは?」という懸念を解消できるようにしましょう。
なぜ早期離職してしまったか原因を分析し、次の会社では同じことが起こらないようにどう改善<したかを伝えましょう。
回答例
前職を短期間で退職した要因は、入社前の自己分析が不十分だったためと反省しております。
実際に働いてみて、私の強みであるチームで協力して進める業務よりも、個人の成果が問われる業務が中心だと気づきました。
私は、チームで協力しながらより大きな目標を達成することにやりがいを感じるため、御社のようなチームで課題解決に取り組む風土のある環境で、自身のコミュニケーション能力や協調性を活かしたいと考えております。
この転職活動では、企業研究を徹底的に行い、御社の事業内容や働き方を深く理解した上で応募させていただきました。
次こそは、長期的に貢献できる環境で働きたいと考えております。
ケース2:前職の人間関係や病気など、ネガティブな理由で退職した場合
ネガティブな退職理由は伝えづらいですが、それによって学んだことや気づきを伝えましょう。
学んだことを踏まえて、新しい職場でどう働きたいかという希望につなげることで、転職に対してポジティブな印象を与えます。
退職理由を改善するために行動したエピソードがあれば、回答例を参考に補足するとより好印象になります。
回答例
【人間関係が理由の場合】
前職は個人の成果が重視される環境で、チームでの協働が少ない状況でした。
このような環境で働く中で、チームで協力しながら大きな目標を達成することに、より大きなやりがいを感じるようになりました。
御社の『チームワークを重視する』という社風に強く共感しており、私の強みである協調性を活かし、チームの一員として貢献したいと考えております。
【病気が理由の場合】
前職では、体調を崩してしまい、長期的なキャリアを考えた時、ワークライフバランスを重視したいと考えるようになりました。
この経験から、自己管理の重要性を再認識いたしました。
今後は、自身の健康を第一に、効率的に業務を進めることで、会社に貢献していきたいと考えております。
【労働環境が理由の場合】
前職では、個人の成長に繋がる貴重な経験を積ませていただきましたが、常に長時間労働が続く環境でした。
自己管理に努めたものの、長期的なキャリアを考えた際に、心身ともに健康な状態で、御社のように腰を据えて長く貢献できる環境で働きたいと考えるようになりました。
ケース3:離職期間(空白期間)が長くなってしまった場合
一般的に、空白期間が4ヵ月以上になると長いといわれ、面接官に「働く意欲が低いのでは」「計画性がないのでは」と思われてしまいます。
しかし、転職活動がうまくいかなかったり、前職が忙しくリフレッシュ期間が必要だったりして、離職期間が長くなってしまうこともあり得ます。
その場合は、離職期間は目的をもって過ごしていたことを伝えましょう。
何をして、どう感じたかを伝えることで、面接官の懸念を取り除き、さらに成長意欲や計画性もアピールできます。
伝えられる内容がないと感じる場合でも、キャリアや働き方を落ち着いて見つめなおしていた期間だととらえることで、現在の転職活動へ前向きな姿勢を伝えることができます。
回答例
【転職活動が長引いた場合】
退職後はすぐに転職活動を始めましたが、当初は応募企業選びの軸が定まっておらず、転職活動が長引いてしまいました。
この反省から、改めて自己分析と企業研究を徹底的に行い、自分の強みを活かしながら貢献できるのは御社しかないと確信いたしました。
今後は、無駄のない転職活動を通じて得た学びを活かし、早期に御社へ貢献できるよう努力いたします。
【リフレッシュ期間をとっていた場合】
前職を退職後、心身をリフレッシュさせ、万全の状態で次のキャリアに進むために一度休息期間をいただきました。
その期間中に、今後のキャリアで本当にやりたいことを見つけるため、改めて自己分析を行いました。
その結果、〇〇という軸で企業を探そうと決意しました。御社が属する〇〇業界の動向についても書籍やニュースを通じて情報収集を行いました。
この期間を通じて、希望する業界の理解を深めたことで、御社で働き、私の〇〇という強みを活かして貢献したいという思いが強くなりました。
面接対策に行き詰まったら…
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。一人ひとり異なる状況、強み、適性、思考を加味し、あなたの初めての転職を支援します。未経験からの転職支援実績も多数!あなたの未来に寄り添い、最適な企業をご紹介します。
面接官に好印象を与える逆質問のポイントと例文
面接の終盤には、応募者から企業に対して質問する、いわゆる「逆質問」の時間が設けられます。
面接官は逆質問を通して、あなたの企業理解度や入社意欲を最終確認しています。
また、逆質問は疑問や不安を解消し、入社後のミスマッチを防ぐための貴重な機会でもあります。
「特にありません」と答えるのではなく、積極的に質問しましょう。
逆質問を考えるときのポイント
どんな逆質問をすればいいかわからない場合は、下記のポイントを抑えた逆質問を考えてみてください。

調べてわかることは聞かない
応募企業のサイトや求人票に書かれているような「事業概要」「理念」などの基本的な質問は避けましょう。
事前の企業研究が甘く、志望意欲が低いと思われてしまいます。
意欲や成長性をアピールする質問を選ぶ
自分の経験をどう活かせるか、将来のキャリアパスなど、企業への貢献や成長意欲を示す質問がないかを考えてみましょう。
面接官に入社後も意欲が高く、積極的に働いてくれそうという印象を与えます。
面接官の役割や専門性に合わせた質問をする
転職の場合、一次面接や二次面接では入社後に配属される予定の現場担当者や責任者、最終面接では役員クラスの社員が面接を担当することが多いです。
面接官の役職に合わせた質問をすることで、より詳細で深い情報を聞くことができます。
答えがYES/NOで終わらない質問をする
「昇給制度はありますか?」などのYES/NOで終わってしまう質問は、それ以降会話を掘り下げることが難しいため、入社への熱意を伝えるチャンスを逃してしまいます。
「社員の成果をどのように評価していますか?」など、面接官が社風を交えて詳しく話すことができるような質問に言い換えましょう。
一次面接向きの逆質問集
一次面接では、一般的に現場の社員や人事部の担当者が面接官を行う場合が多いです。
一次面接の次が最終面接の場合は、現場の管理職が面接官を行うことも一般的ですので、次の章(二次面接向きの逆質問集)で確認してみてください。
一次面接では主に基本的なビジネスマナーが身についているか、応募者の性格や価値観が自社とマッチしているかを確認しています。
ここでは、具体的な業務内容や、入社後の働き方についての質問がおすすめです。
入社後の働き方を具体的にイメージする逆質問
「入社後、早期に貢献するために、入社までに身につけておくべきスキルや知識があれば教えていただけますか?」
Point!
入社後に活躍する姿を面接官に想起させます。また、面接官も具体的なアドバイスを話しやすいため、より業務について掘り下げた会話が発生し、企業への理解が深まるでしょう。
チームや組織の雰囲気を知る逆質問
「チームの皆さんは、どのような時にやりがいを感じることが多いですか?」
Point!
入社後、一緒に働くチームの雰囲気を知ろうという姿勢から、入社後のミスマッチを防ぎたいという気持ちを伝えます。
企業への貢献意欲を示す逆質問
「私がこれまでの経験で培った〇〇という強みは、御社でどのような場面で最も活かせるとお考えですか?」
Point!
自分の強みを再度伝えるとともに、入社後の活躍をイメージしている姿を伝えます。
経営戦略や事業の将来性を問う逆質問
「今後、御社が事業を拡大していく上で、現場として最も注力されていることや、課題と感じていることは何でしょうか?」
Point!
現場の課題について関心を持っていることを示し、貢献意欲の高さを伝えます。
リアルな課題を知ることで、応募者側も入社後の業務イメージを持つことができます。
二次面接向きの逆質問集
二次面接では、現場の管理職が応募者の部署やチームへどれだけ貢献できそうか、マッチしそうかを測ろうとしています。
一次面接で重要視されることに加え、実務能力やチームへの適応性があるかなどについて見られるでしょう。
入社後の働き方を具体的にイメージする逆質問
「入社後、どのような成長を期待されていますか?また、その成長をサポートするための育成体制について教えていただけますか?」
Point!
自身の成長に対する高い意欲と、長期的に働く意思をアピールします。
チームや組織の雰囲気を知る逆質問
「御社でご活躍されている方には、どのような共通点があると感じますか?」
Point!
企業が求める人物像を深く理解しようとする姿勢を示し、自身がその人物像に合致していることを間接的にアピールします。
企業への貢献意欲を示す逆質問
「今後、部門としてどのような目標を掲げていますか?その中で、私がどのように貢献できると考えていらっしゃいますか?」
Point!
部門全体の目標を共有しようとする姿勢を見せ、入社後も目標達成に向けて能動的に動く人材であることをアピールします。
面接官の考え方を知る逆質問
「チームをマネジメントされる上で、最も大切にされていることは何ですか?」
Point!
マネジメント層の価値観を理解しようとする姿勢を見せ、入社後の円滑な人間関係構築への意識を伝えます。
広い視野で働く意識を示す逆質問
「部署を越えた連携は活発ですか?また、具体的にどのような場面で連携することが多いですか?」
Point!
組織全体の協調性に関心があることを示し、チームプレイヤーとしての資質をアピールします。
最終面接向きの逆質問集
最終面接では、役員が面接官を行い、応募者の入社への覚悟や、入社後の貢献度を見ています。
ここでは、役員だからこそ聞ける企業のビジョンや将来性、事業全体に関する質問が効果的です。
第二新卒での転職では経営や事業全体の視点を持つことは難しいと思いますが、例文を参考に、経営や業界全体の視点で逆質問をしてみましょう。
業界の将来像への関心を示す逆質問
「御社のサービスや事業は、今後〇〇業界でどのような存在になりたいと考えていらっしゃいますか?」
Point!
企業のビジョンや将来性を深く理解しようとする姿勢を示し、経営的な視点を持っていることをアピールします。
経営層の価値観を知る逆質問
「〇〇様(面接官)が、日々の業務で最も重要視されていることは何ですか?」
Point!
経営層の価値観や考え方を直接知ることで、入社後の働き方や評価される姿勢をイメージしやすくなります。
応募企業へのビジョンを知る逆質問
「御社が掲げる〇〇というビジョンを社員に浸透させるために、どのようなことを大切にされていますか?」
Point!
企業のビジョンへの共感を示し、その実現に貢献したいという強い意志をアピールします。
事業への貢献を示す逆質問
「御社の今後の事業拡大に向けて、〇〇様が最も重要だと考えていることは何でしょうか?」
Point!
企業の成長に対する深い関心を示し、自身のキャリアを会社の成長と結びつけて考えていることを伝えます。
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第二新卒が転職面接前に準備しておくこと
面接で答える内容が整理できたら、改めて第二新卒の面接前にどんな準備が必要か確認しましょう。
事前に準備をしておくことで、面接前にゆとりを持つことができ、緊張をほぐすことにもつながります。
自己分析と企業研究をして考えを整理する
面接の回答を準備するために行った自己分析と企業研究が欠かせません。
自己分析を行うことで、自分の価値観や大切にしていることを整理し、転職活動の軸を持ちましょう。
転職活動の軸がはっきりしていれば、応募する企業や職種が定まり、面接でも回答の筋道を立てることができます。
企業研究は入社後に「思っていた会社と違う」などのミスマッチを防ぐために大切です。
事前に企業について調べることで、企業の風土や理念、働き方など様々な情報を知ることができます。
応募する企業の強みや業界での立ち位置などを確認しておくと、面接でも入社への熱意を伝えることができるでしょう。
意外と迷う当日の服装と身だしなみ
第二新卒の面接で服装に迷ったら、スーツを着用しましょう。
リクルートスーツでもビジネススーツでも問題ありません。
派手な色や柄付きなど、個性がでるデザインや、サイズアウトしているものは避けましょう。
「服装自由」「私服」などを指定された場合は、オフィスカジュアルでもよいでしょう。
ビジネスマナーとしてスニーカーやジーンズは避け、夏でもジャケットを着用することがおすすめです。
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面接練習は最低1回する
実際の面接に挑む前に、最低1回は通しで面接練習を行いましょう。
記事内の質問と回答例をもとに、友達や家族に面接官役をやってもらう、録音した音声を聞いてみるなどをしてみましょう。
オンラインミーティングツールを使用すると、音声と同時に録画もでき、自分の表情や話し方の癖を意識することができます。
文面で回答を用意していても、実際に口頭で話すと違和感があることが多いです。
事前に話し言葉として表現できるよう、練習は必ず行いましょう。
面接練習が一人ではうまくできない方は、転職エージェントに相談することがおすすめです。
面接練習をはじめ、様々なサポートを行ってくれます。
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面接練習は必要?一人でできる面接対策、アプリを紹介!
面接対策に行き詰まったら
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実は見られている!面接の持ち物は何を準備する?
対面の面接の場合、持っていると役立つ面接の持ち物を紹介します。
適切な持ち物を持っていることで、ビジネスパーソンとして基本的な振る舞いができることを伝えられます。
【面接に必要な持ち物】
- ・A4サイズの書類が入るカバン
- ・履歴書・職務経歴書などのコピー
- ・求人情報のコピー・企業情報
- ・応募先企業の連絡先
- ・携帯電話・モバイルバッテリー
- ・腕時計
- ・筆記用具
- ・現金・ICカード
- ・ハンカチ・ティッシュ
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回答内容を準備したら実際の面接に備えよう
面接当日の流れやマナーもシミュレーションしておくと、落ち着いて本番に臨むことができます。
対面とオンラインでは注意すべきマナーが異なるため、 応募先企業の面接形式を事前に確認しておきましょう。
当日に慌てることがないように、事前に求人票や企業からの連絡を確認しておくことが大切です。
【対面面接の場合】実際の流れとマナー

受付
会場には5~10分前に到着することが理想です。
あまりにも早くついてしまった場合は、建物の近くで待機します。
早く受付をしてしまうと、まだ面接官の準備ができていない場合があり、迷惑となってしまう可能性もあるためです。
会場に到着したら、受付や事前に届いている担当者宛に連絡をし、氏名と面接の用件を伝えましょう。
控室で待機
案内された控室で待機します。
案内をされたら、ドアに近い席である下座(しもざ)に座るのがマナーです。
落ち着かない気持ちもあるでしょうが、スマートフォンは電源を切るか、マナーモードにして、静かに待ちましょう。
入室
面接官から名前を呼ばれたら、「はい」と返事をしてから立ち上がり、ノックを3回します。
中から返事があったら、「失礼いたします」と言って中に入りましょう。
室内に入り、ドアを閉める際は後ろ手で閉めず、ドアに向き合って閉めます。
着席を促されるまでは椅子の横に立ち、かばんは椅子の横に置きます。コートがある場合はカバンの上にたたんでおきます。
受付後、案内をされた部屋に面接官が入室し、そのまま面接が開始するパターンもあります。
その場合は面接官が入室したらすぐに立ち上がり、挨拶をしましょう。
「おかけください」と言われたら「失礼いたします」と言ってそのまま着席しましょう。
面接
面接中は面接官に対して正面で向き合うように座ります。
背筋を伸ばし、猫背にならないように気を付けましょう。
手は軽く握り、膝の上においておくことが望ましいですが、話しながら適切な身振り手振りを加えると、表現力が熱意が伝わりやすくなるでしょう。
緊張をほぐすことにも役立つので、意識的に身振りを加えることがおすすめです。
面接中の目線や声の大きさ、トーンも印象を左右する要素です。
面接官の目をしっかり見て、はっきりした声で少しゆっくり話すようにすると、自信や意欲があるように見えます。
退室
「以上で面接を終了します」など終了の旨を伝えられたら、起立して「本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」とお礼を述べます。
退室の際は、ドアの前まで進んだら改めて面接官のほうを向き、「失礼いたします」と再度お辞儀をしましょう。
面接官がそのままエレベーターや出口まで見送ってくれる場合もあります。
その際は、エレベーターのドアが閉まるまで会釈をしましょう。
帰り際に受付の前を通る際には「ありがとうございました」などの挨拶をしても良いでしょう。
【オンライン(Web)面接の場合】実際の流れとマナー

準備
オンライン面接に挑む前に、映り方や回線の確認をしましょう。
明るく、静かに面接ができる場所を選び、カメラやマイク、スピーカーに異常がないことを確かめます。
面接は常時カメラをオンにするため、部屋が整理されており、背景に余計なものが映っていないことも大切です。
自宅では環境が整っていない場合、ネットカフェやコワーキングスペースの個室なども活用できます。
スマホで面接を受けても問題ありませんが、通信の安定性や見え方・聞こえ方を事前にテストしておきましょう。
スマホを使用する場合は、三脚などを使って目線の高さで横向きに設置します。
応募企業からパソコンでの参加が推奨されている場合は、企業からの指示に従いましょう。
ルームログイン
事前に連絡されたURLにログインします。
趣味用アカウントなど、本名ではないアカウントでログインをしないように注意しましょう。
面接
面接中は面接官の顔(画面)ではなく、カメラに目線を合わせましょう。画面を見ると目線がずれてしまい、面接官に暗い印象を与えてしまいます。
面接官の話を聞くときは、頷いたり相槌を打ったりすると、しっかりと聞いていることが伝わります。
身振り手振りを行うことで、話しているときの臨場感や感情をより伝えられるでしょう。
万が一、面接中に回線が不安定になったり、音声や映像が乱れたりした場合は、慌てずに「恐れ入りますが、少々音声が途切れております」などと伝えましょう。
環境が改善しない場合はその旨を面接官に伝え、再接続などを試みると改善する場合もあります。
退室
面接終了の合図があったら、お礼を述べて通話を終了します。
面接官が退室したのを見届けてから、通話を終了するのが一般的なマナーです。
面接後にお礼メールは必要?
面接後のお礼メールは必ずしも必要ではありません。
お礼メールを送らなかったからといって、印象が大幅に下がってしまうということはないでしょう。
お礼メールを送ることで、企業に丁寧で誠実な人柄を印象付けることは可能です。
入社を強く希望する企業に対して、熱意が伝わるお礼メールを送ることはマイナスではありません。
お礼メールを送る場合は、面接を受けたその日中にしましょう。
あまりに遅い時間や営業時間外にメールを送ってしまうと、非常識な印象を与えてしまいます。
在職中で面接の時間が遅いなどの場合は、翌日の午前中に送るのがベターです。
お礼メールの例文
メールの文末には「氏名」「電話番号」「メールアドレス」を署名しましょう。
一次面接(現場の一般社員・人事担当者)向け
一次面接は、あなたの熱意と人柄を伝えることが重要です。簡潔に感謝を伝え、面接での気づきを添えましょう。
件名: 本日の面接のお礼【氏名】
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
本日、一次面接のお時間をいただきました〇〇と申します。
お忙しいところ、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様から、御社の〇〇という事業について、より深くお話を伺い、私の入社意欲がさらに高まりました。特に、社員の皆様がチームで協力しながら仕事を進めるというお話が非常に印象的であり、私もその一員として貢献したいと強く感じております。
この面接で得た学びを活かし、今後の選考にも全力で臨んでまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
二次面接(現場の管理職)向け
二次面接では、より具体的な貢献意欲を伝えることがポイントです。面接で得た学びを、今後のキャリアにどう活かしていくかを伝えましょう。
件名: 面接のお礼【氏名】
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
本日、二次面接のお時間をいただきました〇〇と申します。
ご多忙の中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様から、部門が今後目指す方向性や、チームが大切にしている価値観について詳しくお伺いし、改めて御社で働くことの魅力を感じました。
特に、〇〇様が「〜」とおっしゃっていたお話に深く共感いたしました。私のこれまでの経験で培った〇〇という強みは、御社で必ず活かせると確信しております。
御社の一員として貢献できる日を心待ちにしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
三次面接(役員)向け
最終面接のお礼は、あなたの入社への覚悟と、経営層のビジョンへの共感を伝えることが重要です。簡潔かつ丁寧な言葉で、感謝の気持ちを伝えましょう。
件名: 本日の面接のお礼(面接日)【氏名】
本文:
〇〇株式会社
代表取締役社長 〇〇様
本日、最終面接のお時間をいただきました〇〇と申します。
ご多忙の中、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様から、御社が目指すビジョンや事業にかける熱意について直接お話を伺い、大変感銘を受けました。御社の一員として、社会に貢献できる日を心より楽しみにしております。
この度は、お忙しいところ面接の機会を設けていただき、重ねて御礼申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
面接対策に迷ったら第二新卒向けエージェントに相談しよう
第二新卒の面接で聞かれる質問の傾向がわかっても、回答の作成や面接の練習を一人だけでするのは大変です。
面接準備をどうやったらいいかわからないという方は、第二新卒向けの手厚いサポートが受けられる転職エージェントに相談してみることがおすすめです。
第二新卒エージェントneo|転職の軸から相談に乗ってくれる第二新卒特化エージェント
「第二新卒エージェントneo」は第二新卒などの20代に特化した転職エージェントです。これまでに約8万人の20代が利用しています。
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初回面談の時間は90分~と、他のエージェントと比べても長めに設定されています。
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第二新卒エージェントneo
対応エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 |
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主な特徴 | 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 約8万人の20代が利用中 平均113万円の年収UP 内定まで最短2日(平均26日) 書類選考通過率94.7% |
おすすめの年代 | 第二新卒(20代前半) |
アプリ | ー |
LINE・チャット | 〇 |
書類作成サポート機能 | 〇 |
選考スケジュール管理 | ー |
面談可能日・時間 | 平日の10:00スタート~18:00スタートまで |
最短可能予約日 | 登録の翌日から可能(※1) |
面談方法 | 来社/WEB/電話 |
面談時間 | 90分 (※1) |
面談の流れ・内容 | ①アドバイザーの自己紹介 ②質疑応答 ③転職の軸の言語化サポート ④希望条件のヒアリング ⑤求人の紹介 ⑥今後の転職活動の進め方(※1) |
公式サイト | 無料で相談してみる |
※1..本サービスを利用した方からの取材に基づく内容を掲載しており、必ず同じサービスを受けられることを保障するものではありません。
サービスを利用した人の生の声
ここからは、実際にエージェントサービスを利用した方への取材を元に、より詳しいサービスの内容をお届けします。
実際に「第二新卒エージェントneo」のサービスを使ってみて印象的だった点はありますか?

面談で相談した時点では転職するべきか迷っていたのですが、キャリアアドバイザーさんも「とにかく転職しよう!」という姿勢ではなく、今の職場で働き続ける選択肢も見据えながらフラットに相談に乗ってくださったのが、とても嬉しかったです。
過去に利用したエージェントさんではとにかく応募させようとされたことがあったのですが、今回はそのようなことが無くてとても安心しました。
「今すぐ転職するべきか」から一緒に考えてくれるのですね!相談の結果、どうすることにしたのでしょうか?

初回面談では2時間も時間を取って「転職するにあたって何を大事にしたいか」を整理してくださったので、転職する決断ができました!
未経験職種へのキャリアチェンジを目指したいと思います。
未経験職種への挑戦、応援します!不安はありませんか?

もちろん不安が無い訳ではないのですが、アドバイザーの方が初回の面談の中でいくつか具体的な求人を紹介してくださったので、不安は軽減されたと思います。
一緒に求人を見ながら、具体的な仕事内容、職場の雰囲気、やりがいなどを解説してくれたので自分一人だけで企業研究をするよりも、グッとイメージが湧きました!
「第二新卒エージェントneo」は転職に迷っている、転職活動が初めてで不安な人にこそ使ってほしいサービスですね。

圧倒的に親身で丁寧な支援が魅力!第二新卒者や転職初心者にはぜひおすすめしたいエージェント
「第二新卒エージェントneo」は、初回面談の平均時間が90分~120分となっており、他エージェントと比較してじっくり丁寧にヒアリングしてもらえることが特徴です。
その結果、第二新卒のように転職活動に慣れていない方でも転職の軸や企業選びで大事にしたいことをしっかり言語化・整理することができ、後悔しない転職につながっています。
また、アドバイザーがその場で求職者にマッチする求人を紹介してくれるため、未経験職種への転職の場合もミスマッチが起こりにくい環境が整っています。
今回、実際にサービスを利用した方に取材をしたところ、総じて「面談内容やキャリアアドバイザーへの満足度」がとても高く、転職活動に慣れていない方は、まず「第二新卒エージェントneo」の面談を受けてみると良いでしょう。
このエージェントのおすすめポイント
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- 転職理由のヒアリングから、将来のキャリア像や転職の軸を言語化してくれ、面接対策もしっかりサポート
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- キャリアアドバイザーが親身になり丁寧に言語化を行うため、手厚いサポートを希望する人にはおすすめ
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第二新卒エージェントneoの評判はやばい?口コミを徹底リサーチ!
まとめ:第二新卒向けの回答例を参考に面接対策を万全にしよう
第二新卒の面接では、面接官が抱いてしまう「早期離職」などの懸念を取り除くことが重要です。
そのためには、この記事で紹介した回答例を参考に、自己分析と企業研究を徹底しましょう。
入社後にどう働きたいか、なぜその会社で働きたいかを自分の言葉で熱意をもって伝えることが、内定獲得の近道です。
この記事を書いた人

転職経験者ライター
きぬちゃん
新卒で大手総合専門小売業に就職。店舗スタッフを経験したのち、マーケティングの部署へ異動し、オウンドメディア運営やLP制作、チームマネジメントなどの経験を積みました。Webマーケティング領域でのキャリアアップを目指し転職を経験したことから、キャリアトラスで転職に関する記事の執筆を行っています。
お客様のニーズをとらえる接客と、未経験の業界への転職経験から、リアルな転職の悩みや困りごとに寄り添った内容をお届けします。みなさんの理想の働き方やなりたい将来へつながるお手伝いができたら嬉しいです。
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