【27卒就活はやばい?】いつまでに内定を獲得すべき?進め方などを元キャリアアドバイザーが解説

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「27卒の就活はやばいらしい」という言葉を目にして、不安を感じている就活生は少なくありません。
まだ内定が出ていない就活生も、留学や部活動を終えてこれから動き出す就活生も、落ち着かない気持ちになるのは自然なことだと思います。

先に結論をお伝えします。
27卒の就活生は、確かにこれまでの就活と比べても変化が大きい世代と言えますが、しっかりとポイントをおさえれば納得のいく就活をすることが可能です。

この記事では、約6年間で3,000名程度の就職支援をしてきた元キャリアアドバイザーの立場から「27卒の就活はやばい」と言われる理由、実はやばくない理由、27卒におすすめの就活エージェント3選、内定が無い27卒が取り組むべきことなどについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

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いつまでに内定がないとやばい?

「就活がやばいかどうか」は感覚ではなく、内定率の推移と企業の採用状況という2つの側面を時期ごとに考えると整理しやすくなります。まずは現在地を客観的に確認してみましょう。

ボーダーラインは4年生の8月頃

就活において1つの目安とされているのが、4年生の8月頃です。
マイナビキャリアリサーチLabの調査(※)によると、27卒の内々定率は2026年3月末時点で58.7%、4月末で70.9%、5月末で76.4%、6月末で81.2%、7月末で83.7%、そして8月末で85.6%と推移しています。
ここで注目したいのは伸び幅です。3月末から4月末にかけては1ヵ月で12.2ポイント伸びていましたが、7月末から8月末は1.9ポイントにとどまりました。夏を過ぎると、内々定率が増えるスピードそのものが緩やかになる傾向が見られます。

これは新規の募集枠や選考機会の減少が影響していると考えられます。
そのため4年生の8月末はの節目になりますが、ここを過ぎたら手遅れという意味ではありません。これまでの就活でうまくいっていない場合は、一度立ち止まり見直す必要があると捉えておくと良いでしょう。

出典:『マイナビキャリアリサーチLab「2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<就職活動・進路決定>」』(2026年8月25日〜31日調査/有効回答1,557名)

就活には「早期・前期・後期」が存在する

就活は「4年生の3月に始まって6月に終わる」という単純な流れではありません。
実際には大きく3つのフェーズに分かれており、それぞれ進め方が異なります。

早期(3年生の6月〜2月頃)

インターンシップを起点とした就活が始まる時期です。
詳しくは後述しますが、近年では就活の早期化が進んでおり、ベンチャー企業や外資系企業などを中心に、業界や企業によってはこの時期から既に内定が出ているケースもあります。

前期(3年生の3月〜4年生の6月頃)

大学3年生の3月1日の採用広報の解禁から選考解禁までの、最も参加者が多い時期です。
先程のマイナビキャリアリサーチLabの調査においては、27卒では6月末で内々定率81.2%に達しています。
就活解禁について詳しくは下記の記事を読んでみてください。

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【2026年版】就活解禁とは?元人事が就活スケジュールや解禁前・解禁後にやるべきことを徹底解説


後期(4年生の7月以降)

就活後期は夏・秋・冬採用などと呼ばれる時期です。
募集している企業数は前期より少なくなりますが、同時に応募する学生も減ります。
そのため1社あたりの競争率が必ずしも上がるとは限りません。前期と比べても選考プロセスが短縮され、エントリーから内定まで2〜3週間で決まるケースも多いです。

後期に採用を続けている企業は、大きく下記の3つのタイプに分けられます。

・計画人数に届かなかった企業(想定より辞退が出たケースで、比較的多く見られる)
・事業拡大で追加募集をかけた企業(期の途中で採用枠が増えたケース)
・もともと通年採用を方針としている企業(外資系やベンチャー、一部の大手が該当する)

このように後期では「前期までで採用できなかった企業」だけではなく「まだ採り終えていない企業」が多く存在することも特徴です。
「後期の求人だから条件が劣る」と決めつける必要はありません。
後期では、選考プロセスが短縮されるからこそ、スピードと情報量が結果を左右しやすいフェーズだと言えます。一口に後期と言っても夏・秋・冬など時期によって傾向も変わります。

それぞれの特徴や流れについて、詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。

27卒の就活がやばいと言われる理由5選

27卒ならではの事情についても知っておくことで、「自分の努力が足りなかった」と考え込む前に、これまでの卒年と比べて何が変わったのかを理解し、対策が立てやすくなります。
ここでは27卒の就活がやばいと言われる理由5選を、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。

27卒の就活がやばいと言われる理由5選

就活が早期化している

近年ではインターンシップに力を入れている企業が多く、中にはインターンシップ経由で特別選考の案内があり、大学3年生の3月1日の就活解禁日を待たずに内定が出るケースもあります。

この傾向は、特にベンチャー企業や外資系企業において顕著に見られます。
少子化を背景とした新卒売り手市場の中で、各企業が「優秀な学生を早期から獲得しておきたい」という背景から、特に27卒において、就活早期化の流れは年々加速しているとも言われています。

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 「部活動に所属している」「海外に留学している」など様々な理由から早期化から就活に取り組むことが難しい学生も多いでしょう。
とはいえ焦る必要はありません。早期から就活に臨めなくても、後述する内定が無い27卒が取り組むべきこと9選を実践することで、納得のいく就活をすることは十分に可能です。

職種別採用の広がり

新卒採用はこれまでの「一括で採用して入社後に配属を決める形」から、中途採用に多く見られる「職種や部門を指定して募集する形」へ移行する企業が増えています。
具体的にはエンジニア職、営業職、マーケティング職といった単位で選考が分かれるケースです。

この変化により、「御社で成長したい」という会社軸だけの志望動機では伝わりにくくなってきました。「なぜその職種なのか」「どんなキャリアビジョンを描きたいか」を語れるようになる必要があります。
総合職を前提に準備してきた人ほど、戸惑いやすい部分かもしれません。

対策としては、これまでの経験のなかから「得意なことで成果に繋がった場面」や「やりがいを感じた瞬間」などを整理し、志望する職種への適性やビジョンに繋げて考えてみましょう。

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 職種軸の志望動機は、業界知識よりも自分の行動特性と職務内容の繋がりから組み立てるほうが、説得力が出やすくなります。

オンラインと対面の「ハイブリッド選考」

一次・二次はオンライン、最終は対面などのハイブリッド選考が増えてきました。
オンラインと対面では、実は見られているポイントが少し異なります。

オンラインでは画面越しの表情や声のトーン、話の構成や内容などで判断される傾向にあります。
対面では入室から着席までの所作やマナー、場の空気感、会話のキャッチボールが成立しているかも見られます。
そのため、オンラインは通過するのに対面で結果が出にくい、あるいはその逆というケースも起こり得ます。特に就活後期では最終選考まで一気に進むことが多いため、準備期間が短くなりますがきちんと対面面接の練習もしておきましょう。

AI面接の導入

昨今では録画型の面接や、AIによる一次スクリーニングを導入する企業も出てきました。
質問が画面に表示され、制限時間内に自分で録画して提出する形式です。
相手の反応がないまま話す必要があるため、対人面接の練習だけでは対応しきれないと感じる人もいます。話す速度、視線の位置、制限時間内での構成といった、従来とは少し違う準備が求められます。

録画型・AI面接の対策で取り組みやすいものを下記に3つ挙げます。

・カメラのレンズを見て話す(画面に映る自分を見ていると、相手には目線が下がって見えてしまう)
・結論を最初の10秒で伝える(制限時間が1分の場合、前置きを入れる余裕はあまりない)
・一度録画して自分で再生してみる(表情や話す速度は、自分では気づきにくい)

上記はすべてスマートフォン1台あれば練習できるので、早めに試しておくと安心です。

AI時代に企業が新卒採用を縮小をする動きがある

生成AIの業務活用が進むなかで、定型業務を担う人員の採用を見直す動きも出てきています。数字にもその傾向が表れています。

近年ではAIの影響から新卒採用を縮小することを宣言している大手企業も少なくありません。
様々な業務をAIが代替することが可能になってきたため、未経験の新卒を採用するよりも、即戦力の中途採用に注力することに舵を切り替える動きが見られています。

27卒はまだまだ売り手市場とはいえ、これまでの就活生が置かれてきた環境とは大きく変化していることが分かります。

27卒の就活が実はやばくない理由3選

ここまで27卒の就活がやばいと言われる理由について述べてきましたが、冷静に状況を見ると実はやばくないという事実が分かります。

そこで、ここでは27卒の就活が実はやばくない理由3選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。

27卒の就活がやばくない理由3選

売り手市場は継続している

AI技術発展の影響で大手企業などが新卒採用の縮小を公表したニュースなどを耳にすると、「27卒の就活はやはり厳しいのではないか」と不安を感じてしまうかもしれません。

しかしキャリタスの企業調査(※)では、9割以上の企業が27卒はいまだ「売り手市場」と回答しています。減ったのは「完全に売り手市場」と答える企業であり、市場全体が買い手に転じたわけではないようです。

※出典:『キャリタス「2027年卒・新卒採用に関する企業調査(2026年7月)」』(2026年6月29日〜7月8日調査/回答1,022社)

企業を探す方法が多様化している

就活で企業を探す手段は年々広がっています。
スカウト型(逆求人型と呼ばれることもあります)のサービスへの登録、就活エージェントの利用、OBOGとのマッチングサービスの利用、SNSを介して企業を知ることも一般的になりました。
また昨今では「就活の軸」や「志望業界」「自身の強み」などをAIに伝えて、自分におすすめの企業を紹介してもらうこともできます。

企業を探す方法が多様化しているため、今まで知らなかった企業と出会えるチャンスが増えていることも事実です。 企業の探し方についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。

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【就活】企業の探し方10選 | 元キャリアアドバイザーが自分に合う企業を探すコツや注意点も解説


AI活用で選考対策をできる

近年ではAIを活用して選考対策を進めることも一般的になってきました。
就活でAIを使ってもいいの?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、下記に記載している注意点をおさえれば活用して問題ありません。

AIを活用した選考対策には具体的には下記のような方法があります。

・エントリーシートの壁打ち(読みにくい箇所や論理の飛躍を指摘してもらう)
・業界研究や企業研究の下調べを短縮する
・想定質問の洗い出しと模擬面接の相手役にする
・ガクチカや自己PRの構成を組み替える

ただし、AIが書いた文章をそのまま提出するのは避けたほうが良いでしょう。
読み手が違和感を持つことがあり、内容も具体性を欠きやすくなります。
あくまで自分の言葉を引き出すための壁打ち相手として使うのがおすすめです。

また、ファクトチェックと呼ばれる事実確認は人間の目できちんとするべきです。
AIが出力してくれたものに対し、「データは正しいか?」「事実に即しているか?」など最終確認は忘れないよう注意しましょう。

就活の悩みを相談したい...そう感じていませんか?

就職エージェントneo

就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

内定が無い27卒が取り組むべきこと9選

内定が無く「就活がやばい」と感じる27卒の就活生もいるかと思いますが、ここでは内定が無い27卒の就活生が取り組むべきこと9選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。

心のケアをする

心のケアをすることを最初に挙げるのには理由があります。
この時期にうまくいかない要因の一つとして、実力よりもコンディションの影響が大きい点があります。

疲れが残ったまま面接に臨むと、表情が硬くなったり声が小さくなったりして、本来の力を発揮しにくくなります。面接官が見ている「一緒に働くイメージが持てるか」という観点にも影響する可能性があります。
やるべきことはシンプルなので下記の通り実践してみてください。

・睡眠時間を十分に確保する
・就活から離れる時間を意識的につくる
・内定出しの時期や内定式前後などのタイミングはSNSから少し距離を置く
(他の就活生の内定報告などを目にして焦ることを防ぐため)

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 就活は人と比べるものではなく、自分が納得のいく就職先を見つけることがゴールです。
まずは心のケアを最優先に、自分のペースで就活を進めていきましょう。

スケジュールと目標設計をする

漠然と「早く就職先を決めないと」と焦ってしまっては良い結果は期待できません。
まずはスケジュールと目標設計に着手しましょう。

たとえば年内(12月末)の内定獲得を期限に設定し、そこから逆算してスケジュールを組み立てていきます。特に後期の選考は2~3週間で完結することも多いため、11月中旬までにエントリーした企業が年内内定の現実的な範囲と考えられます。

そのうえで、週単位の行動目標を決めます。「週にエントリー5社」「週に面接2社」といった、自分でコントロールできる数字にするのがポイントです。内定数は自分では決められませんが、行動量は決められます。

このように自身で「いつまでにどのような状態でいたいか?」を考え、そこから逆算して日々の行動目標を決めていきましょう。

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 就活は計画通りにいかないことも多いです。
計画を立てることは重要ですが、こだわり過ぎない、結果に対して一喜一憂しないことも大切です。計画を立てながらも、必要があれば都度修正するなど、ある程度柔軟に運用することをおすすめします。また一人では計画を立てるのが難しいという方は就活エージェントなど就活のプロに頼ることもおすすめです。

これまでの就活を振り返る

これまでの就活を振り返ることは、就活後期において、特に重要です。どの段階で選考が止まっているかによって、見直すべき箇所が変わってきます。
たとえば下記のように選考をフェーズごとに分解し、課題がある点を洗い出しましょう。

・書類やESで止まる → 文章の伝わり方、または応募先の選び方
・適性検査で止まる → 対策不足のケースが多く、短期間で改善しやすい
・一次面接で止まる → 第一印象、話し方、受け答えの長さ
・二次面接で止まる → 志望動機の具体性、企業研究の深さ
・最終面接で止まる → 入社意欲の伝わり方、入社後のビジョン、他社との比較軸

これまでの選考結果を書き出して、自分はどこで選考が止まってしまうことが多いか確認してみてください。 同じ段階で止まっているなら、そこに原因が集中している可能性が高いため、すべてをやり直すのではなく、課題を特定して改善することで効率的に進めることができます。

自己分析をもう一度実施する

就活後期においては、自己分析をもう一度実施することで、自分の強みや志向性を再度見直すことも有効です。

たとえば就活前期では、自分の志望する業界や知名度のある企業に応募をしていたが、結果が振るわなかったというケースの場合、「自分の強みは何か?」「本当に譲れないポイントは何か?」などを再度考え直す必要があります。

一度立ち止まり考える時間を設けて、自身の実現したいキャリアや、それを叶えられる環境などを再度言語化しましょう。結果として志望業界や企業の見直しにも繋がります。
自己分析のやり方や、自己分析をする方法についてさらに知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。

業界や企業の視野を広げる

就活後期に求人募集が多いのは、知名度は高くないものの堅実に事業を続けている企業が中心になる傾向があります。具体的には下記のような企業です。

・BtoB企業(企業どうしで取引を行う企業。一般消費者向けの商品がないため、学生の認知が低くなりやすい)
・中堅企業や中小企業(大手より採用規模は小さいものの、任される範囲が広いことが多い)
・地方の優良企業(U・Iターンを含めて検討する価値がある)

「聞いたことがある会社かどうか」は、働きやすさや成長機会とは別の話です。
就職四季報や業界地図で、名前を知らない企業を意識的に見てみると、選択肢が一気に広がることもあります。

企業の探し方を見直す

就活前期と同じ探し方を続けていると、出会える企業も同じ範囲にとどまりやすくなります。今まで試してこなかった企業の探し方にも挑戦してみましょう。

・就活サイトの「新着求人」「追加募集」で絞り込む
・スカウト型(逆求人型)のサービスに登録し、プロフィールを埋め切りオファー受信率を上げる
・大学のキャリアセンターに届く学内限定求人を確認する
・秋以降に開催される合同説明会やマッチングイベントに参加する
・就活エージェントに非公開求人を紹介してもらう
・SNSで知った企業について調べてみる
・AIに自分の強みや就活の軸を伝えておすすめの企業を教えてもらう

選考対策を行う

就活後期は募集求人も減るため、必然的に1社あたりの選考の結果の重みが増します。
選考対策の質を上げていきましょう。

面接はスマホで録画して見返すのがおすすめです。
自分が思っているより早口であることや、表情が硬い、話が長いといった点は、自分では気づきにくいものですが、映像で見ると把握しやすくなります。

回答は「30秒版」と「2分版」を用意しておくと、聞かれ方が変わっても対応しやすくなります。逆質問も3つほど準備しておきましょう。ここに企業研究の深さが表れます。

適性検査を後回しにしている場合は、早めに着手するのがおすすめです。選考のなかでは比較的短期間で点数が伸びやすい領域で、出題形式も限られています。
問題集を1冊やり切るだけで通過率が変わることもあります。能力検査で止まっている場合は、適性というより対策する量や時間を増やすことで点数を伸ばすことができるでしょう。

就活サイトを活用する

就活後期は就活サイトの使い方も変える方が得策です。
総合ランキングや特集ページよりも、「新着順」「秋採用」「通年採用」といった条件で絞り込むことで後期学生向けの求人に出会うことができます。
複数サイトの併用もおすすめです。掲載企業は完全には重複しておらず、中堅企業や中小企業は特定のサイトにしか掲載していないケースもあります。志望業界に特化したサイトがあれば、あわせて登録しておくと募集情報を早く見つけやすくなります。

1つの就活サイトに掲載されている求人数も就活後期は減少してしまうので、複数サイトを併用して募集のある貴重な求人を見逃さないようにしましょう。

就活の相談先を探す

ここまで読んで「何が課題なのか自分で分からない」と感じた場合、1人で抱え込んでいることが原因だと考えられます。

不採用の理由は企業から伝えられないため、一人では同じ進め方を繰り返しやすくなります。第三者に見てもらうのが近道です。
以下では、頼れる相談先について詳しく紹介します。

キャリアセンター

キャリアセンターとは、大学の就職支援窓口です。学内限定求人を持っている点が大きな強みで、卒業生の進路データや過去の選考情報も蓄積されています。無料で、学年や状況を問わず利用できます。

一方、就活後期は相談が集中して予約が取りにくくなるので、早めに予約を押さえておくのがおすすめです。また、担当者によって業界知識に差があることは知っておくと良いでしょう。

ハローワーク

全国の「新卒応援ハローワーク」では、学生や既卒者向けの就職支援を無料で受けられます。個別相談、求人紹介、ES添削、面接練習などに対応しています。

地域の中小企業の求人を幅広く扱っているため、地元就職やUターンを考えている人には有力な選択肢になります。就活サイトに掲載されていない企業と出会えることもあります。

就活エージェント

新卒向けの就職支援サービスです。就活のプロであるキャリアアドバイザーとの面談を通じて、求人紹介から書類添削、面接対策、日程調整までを無料でサポートしてもらえます。
後期のこの時期と相性が良いとされる理由は、主に下記の3点があります。

1. 非公開求人を扱っている
前述の通り、就活後期でも企業は募集を継続しています。ただしその情報多くは、就活サイトの目立つ位置に出ているとは限りません。エージェントは、こうした「採用を続けているものの露出が少ない企業」の情報を持っていることがあります。

2. 選考が進まない理由を相談できる
企業は不採用の理由を学生に伝えません。エージェントであれば、面談や模擬面接を通じて客観的な視点から課題を指摘してもらえます。またエージェント経由で応募した企業の場合は、不合格の理由を教えてもらえる場合もあります。
「何を直せば良いか分からない」状態から抜け出す手がかりになります。

3. 選考のスピードを上げやすい
日程調整や企業とのやり取りを代行してもらえるため、限られた時間を選考対策に回せます。年内内定を目指す場合は、この差が効いてきます。
また特別選考ルートも案内してくれるため、時期によっては1日完結型の選考会を実施し、その場で内定をもらえる場合もあります。

就活エージェントについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。

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就活エージェントとは?おすすめサービスを9つ厳選|利用のメリット・デメリットと選ぶ際のポイント4つ


ここまで就活の相談先についてまとめてお伝えしましたが、下記の記事でも網羅的に紹介していますので参考にしてみてください。

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【27卒】就活エージェントおすすめ3選

ここでは27卒の就活生におすすめの就活エージェント3選を紹介します。
就活後期からの利用にもおすすめですので、気になるエージェントがあればぜひ気軽に相談してみてください。

就職エージェントneo

就活サイト 新卒  就職エージェントneo
対応エリア 全国
オンライン対応 〇
主な特徴 優良中小企業の求人を多数保有、東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件
公式サイト こちらをクリック

参照元:就職エージェントneo

「就職エージェントneo」は20年以上の信頼と実績のある就活エージェントです。手厚いサポートが定評で、Googleの口コミ評価は4.6(※2026年9月25日時点)と高水準となっています。

東証プライム上場企業や大手グループの求人から中小・ベンチャー企業の求人を保有、累計紹介求人数10,000件、内定支援実績45,000件(※2026年9月時点でのホームページ掲載情報)を誇ります。メーカー・商社・不動産・人材・コンサル・ITなど幅広い業界の求人紹介が可能です。

1人年間500面談以上をこなす就活のプロが専任でサポートしてくれるため、あなたの強みや特性を深く理解し、客観的に合う求人を探すお手伝いをしてくれます。 就活後期でも卒業ギリギリまでサポートしており、実際に3月に面談に来た就活生が4月入社に間に合うように就職支援をした実績もあります。

27卒はこちら > 28卒はこちら >

このエージェントのおすすめポイント

  • 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在
  • 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり
  • 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力
  • いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数
  • 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり
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キャリアチケット就職エージェント

就活エージェント おすすめ career ticket
対応エリア 全国
オンライン対応 〇
主な特徴 内定率が1.7倍向上、本当にマッチした平均5社の選考を実施
公式サイト こちらをクリック

「キャリアチケット就職エージェント」は「量より質」にこだわって就活支援を行ってくれる就活エージェントです。

何十社も受ける必要はなく、厳選された平均5社を紹介してくれるため、「就活後期でなるべく効率的に就活を進めたい」という就活生におすすめです。
業界研究、自己分析、ES対策、面接対策、グループディスカッションなど少人数形式で学べる就活セミナーを開催しています。また独自の企業別選考対策によって内定率を引き上げています。

面談を通してあなただけの就活軸を明確にしたうえで、活躍する人物像にマッチした企業紹介を行います。

このエージェントのおすすめポイント

  • 本当にマッチした平均5社の選考を実施
  • 独自の企業別選考対策によって内定率が1.7倍向上
  • LINEで手軽にやり取りを行える
  • 就活イベントや無料コミュニティスペースもあり
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キャリアチケット就職エージェントの評判はひどい?就活生の口コミから見る「選ばれる理由」とは?


シュトキャリ

就活エージェント おすすめ シュトキャリ
対応エリア 首都圏
オンライン対応 〇
主な特徴 首都圏企業に特化した就活エージェント、最短2週間で内定、内定獲得率5.3倍、大手企業の取り扱いあり、特別選考フローの紹介も可能
公式サイト こちらをクリック

「シュトキャリ」は首都圏企業に特化した就活エージェントです。特化型のため企業理解度が高く、ミスマッチの少ない求人紹介が可能なので「首都圏で働ける優良企業を探している」という就活生におすすめです。

1社ごとに選考対策を講じてもらえるのが嬉しいポイントで、自身で応募した場合と比較して内定獲得率5.3倍まで高まった実績があります。
就活前期で結果が振るわなかった就活生も、手厚いサポートを受けられるため安心です。

首都圏の企業と直接交渉していることから、書類選考や筆記試験などがない特別選考フローを紹介してもらえるケースがあるのも大きな魅力です。

このエージェントのおすすめポイント

  • 首都圏企業に特化した就活エージェント
  • 最短2週間で内定
  • 内定獲得率5.3倍
  • 大手企業の取り扱いあり
  • 特別選考フローの紹介も可能
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就職先が中々決まらない就活生の特徴8選

ここでは就職先が中々決まらない就活生の特徴8選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。 ぜひご自身に当てはまるものがないか確認してみてください。

業界や企業のこだわりが強すぎる

「大手だけ」「この業界だけ」と絞り込んだまま後期に入ると、応募できる企業数が足りなくなりがちです。譲れない条件を3つほどに絞り、それ以外は一度外してみましょう。
条件を緩めるというより、優先順位をつけ直す作業だと考えると取り組みやすくなります。

自己分析が弱い

自分の思う強みと、他者から見た時のあなたの強みにずれがある場合もあります。
また実現したいキャリアと志望する業界がマッチしていない可能性もあります。
こういったズレやミスマッチは自分自身では気づきづらい部分でもあるので、キャリアセンターや就活エージェントなど就活のプロに相談し、客観的な意見をもらうことをおすすめします。

業界・企業研究が弱い

企業サイトのトップページに書かれている情報だけで面接に臨むと、志望動機が浅くなりがちです。中期経営計画、競合との違いまで確認しておくと、面接での受け答えや逆質問の深さも変わってきます。

IR情報や中期経営計画などでは「どの事業が伸びているのか?」「伸びている要因は何か?」などを見ておきましょう。
競合との比較では「競合と比べた際の明確な強みは何か?」「同じ業界にいながらもメインとなるターゲット層に違いはあるか?」などを分析すると様々な気づきを得られます。

第一印象が良くない

面接官は最初の短い受け答えなどで「どのような人物か」大枠の判断をしています。
人事によっては最初の5分で評価がある程度決まると言う人もいます。それぐらい第一印象は重要ということです。

清潔感のある見た目、表情、声量、姿勢、話す速度などが、その印象を左右します。
いくら内容が良くても、暗い印象に映ると「一緒に働くイメージが持ちにくい」と受け取られることがあります。特に就活後期は焦りや不安から、自信の無い様子が伝わってしまうことがあります。
鏡の前や録画で確認するだけでも改善しやすい部分です。

特に新卒の場合、入社後に組織にフレッシュな風を吹き込むことを期待されています。
第一印象を軽く捉えるのではなく、すぐに改善できる点なので意欲的に取り組みましょう。

選考対策が十分でない

「適性検査を対策せずに受けている」「面接練習で一度も声に出して練習していない」といったケースです。

特に適性検査は短期間で点数が伸びやすい領域なので、ここで止まっている場合は、まず問題集を1冊やり切ってみてください。
面接練習は前述した録画を撮ってみる、家族や友人に面接官をお願いして練習に付き合ってもらう、キャリアセンターや就活エージェントで模擬面接を受けるなどを実践してみましょう。

志望動機が薄い

「成長できる環境だから」「社会に貢献したいから」といった志望理由は、多くの企業に当てはまってしまいます。
その会社でなければならない理由を、事業内容、顧客、社員から聞いた話などから組み立て、自分の経験と繋げられているか確認してみましょう。

志望動機の書き方が分からないという方は下記の記事もあわせて読んでみてください。

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熱意が伝わっていない

就活後期は、企業も「内定式までに」「年内に」など期限を決めて採用活動を行っているケースが多いです。

そのため「内定を出したとしても本当に入社してくれるのか」を慎重に見極めています。
「内定を出したら、意思決定できますか?」などの質問があった場合に、回答に自信がなさそうに見える、言い淀んでしまうと、などの場合、企業側も「本当に入社してくれるのか」不安になり内定を出す決め手に欠けると判断してしまう可能性があります。

いくら志望動機が説得力のある内容であっても、覚悟が決まっていないと思われてしまうと勿体ないです。明確に第一志望などである場合は、自信を持って入社したい意思を即答しましょう。

決断力に欠けてしまう

晴れて内定が出ても、決断力に欠けてしまうとせっかくの内定が承諾期限を過ぎて無効になってしまう危険があります。特に就活後期においては、企業側も内定式や年内などの区切りを強く意識しているため、早く内定者を確定させたいため、承諾期限は就活前期よりも短くなる傾向にあります。

「内定が出てから考えよう」と気楽に構えていると、承諾期限の想定外の短さに焦ってしまう可能性があります。内定を承諾するかどうかを冷静に判断するためにも、内定が出る前から余裕を持って考えておきましょう。

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 新卒での入社は人生においても大切な決断の一つです。
内定の承諾か辞退かを中々決断できないという方は、学校のキャリアセンターや就活のプロである就活エージェントに相談することをおすすめします。
客観的な視点で一緒に判断軸や情報を整理してくれます。ただし意見を参考にしながらも最終的な意思決定はあなた自身が行いましょう

27卒の就活についてよくある質問

ここでは27卒の就活についてよくある質問に、元キャリアアドバイザーの立場から回答していきます。

  • Q

    いつまでに内定がないとやばい?

    A

    明確な期限があるわけではありませんが、4年生の8月末が一1つの節目と言えます。
    内々定率の伸びが緩やかになり、募集枠も絞られてくる時期です。

    ただし8月末時点でも3〜4人に1人はまだ動いている計算です。手遅れというより、受け身のままでは進みにくい時期に入った、と捉えておくと良いでしょう。
    またこれまでの就活のやり方でうまくいっていない方は、まずは一度立ち止まって振り返る時間を取りましょう。

  • Q

    8月以降でも応募できる企業はある?

    A

    結論、あります。
    「事業拡大のため追加で採用している」「内定者の辞退があり追加募集をしている」「大手企業などの採用時期と意図的にずらして採用活動をしている」「通年採用をしている」など様々な理由で8月以降でも募集をしている企業は多数あります。
    就活前期と比べると業界や企業数などは限られますが、応募できる求人はありますので前述した通り工夫して様々な探し方を試してみることをおすすめします。

  • Q

    就職浪人・留年も視野に入れたほうがいい?

    A

    4年生の9月時点では、まだ検討する段階ではないかもしれません。在学中に使える選択肢を試したうえでの判断で十分だと考えられます。
    理由としては、卒業すると「新卒」として応募できる枠が使いにくくなります。新卒採用は基本的に在学中の学生を対象とした仕組みであり、卒業後は応募できる求人が変わってきます。

    就職浪人の場合は、卒業してから就職活動をすることになるため、多くの企業では「新卒」ではなく「既卒」として扱われます。「新卒」と「既卒」では応募できる求人数に大きな差があるため、致し方ない場合や明確な戦略がある場合を除いて、在学中に新卒枠で就職することをおすすめします。

    また意図的に卒業を見送り、就職留年をするケースもありますが、こちらも書類選考の際に厳しく経歴をチェックをされたり、面接時に「なぜ留年をしたのか?」を深堀りされることが多いです。海外留学やビジネス経験など明確な理由を提示できる場合は、留年期間をポジティブに評価してもらえることももちろんありますが、特に意図が無く就職留年を選ぶという場合は注意が必要です。
    就職留年をする際は「留年期間をどう過ごし、就活でどうアピールできるか?」という点も考えておきましょう。

    就職浪人も就職留年も悪いわけではありません。ただし就活においてはリスクになる面もあるので、決断をする際はリスクも加味して慎重に決めると良いでしょう。
    進路が決まらない場合には、大学のキャリアセンターとも相談しながら判断していくのも有効です。

    就職浪人・留年についてもっと詳しく知りたいという方は下記の記事もあわせて読んでみてください。


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  • Q

    今からでも就活エージェントは利用できる?

    A

    利用できます。むしろ就活後期は、活用しやすい時期だともいえます。
    卒業年度の途中からの登録も一般的で、就活後期の場合は就活エージェントに登録している就活生の数も減るため、一人ひとりにかける面談の時間も十分に取ってもらえて手厚いサポートが期待できます。

    秋採用や通年採用の求人を扱っているエージェントも多く、登録から初回面談までは1週間程度で進むことが多いようです。

    利用は無料で、紹介された求人に必ず応募しなければならないわけでもありません。「何を改善すれば良いか分からない」状態のまま1人で悩み続けるより、まず一度面談を受けて客観的な意見をもらうことをおすすめします。
    就活エージェントを利用する時期について悩まれている方は下記の記事もあわせて読んでみてください。


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まとめ

27卒の就活は、これまでの就活と比べても加速する早期化、AIの台頭など変化が大きく、「やばい」と焦ってしまう就活生も多いと思います。

この記事が、27卒ならではの就活を取り巻く環境の変化を理解し、納得のいく就活をするための参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

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元採用人事
元キャリアアドバイザー

アキラ

2018年株式会社ネオキャリアに新卒入社。 その後は新卒人材紹介・保育士転職支援の営業として企業の採用支援。キャリアアドバイザーとしては約6年間で3,000名程度の就労支援に携わってきました。キャリアとしては20代でリーダーとして6名のメンバーの新卒育成担当、新規拠点立ち上げなどを経験してきました。 その後採用人事としての経験を経て、現在はWebマーケティングを担当しています。 元採用人事・元キャリアアドバイザーの視点から就活・キャリアについて専門的に発信していきます。 読者の皆さんの一番の味方として伴走できるよう発信をしていきますのでよろしくお願いします。

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