- キャリアトラスTOP
- 就職・転職記事をカテゴリから探す
- 就活
- 就活の進め方
- 【27卒】就活は今からでも間に合う?今から納得内定を目指す最短ロードマップを元キャリアアドバイザーが解説
【27卒】就活は今からでも間に合う?今から納得内定を目指す最短ロードマップを元キャリアアドバイザーが解説
目次
本記事はマイナビ等のプロモーション(広告)を含みます
「周りはもう進路が決まっているのに、自分は今から動き出して間に合うのかな…?」
そう感じている就活生も多いのではないでしょうか。焦る気持ちが出てくるのは自然なことです。
特に大学4年生は就活を始める時期によっては、応募できる求人の数に差が出てしまうことは事実です。しかし、4年生の秋冬に就活を始めたとしても納得する内定を獲得することは可能です。
ただし、時間に限りがあるぶん、すべてを完璧に準備しようとすると手が回らなくなりがちです。大切なことは、必要な準備を最低限おさえ、効率的に納得のいく就活を進めることです。
この記事では、約6年間で3,000名程度の就職支援をしてきた元キャリアアドバイザーの立場から、今から就活を始めても間に合う理由、納得内定を獲得する最短ロードマップ3選、今から就活を始める人におすすめの就活エージェント3選などについても解説しています。
今から就活を始める就活生はぜひ最後まで読んでみてください。
就活を今から始めたいけど、何からすればいいの?…とお悩みではありませんか?

今から就活を始めても間に合う理由3選
「間に合うかどうか」は、感覚や感情論ではなく、企業の採用状況と就活生の動向から確認する必要があります。ここでは元キャリアアドバイザーの立場から、今から就活を始めても間に合う3つの理由を、公開されている調査データとあわせて解説します。
選考を続けている企業はまだあるから
1つ目の理由は、選考を続けている企業が多く見られることです。
キャリタスの調査(※)によると、2026年7月時点で選考を終了した企業は22.3%でした。言い換えると、約8割の企業は選考を続けていたことになります。さらに、内定者の充足率は平均54.3%で、選考を続けている企業の半数以上が「充足は難しい」と回答しています。
出典:『キャリタス「2027年卒・新卒採用に関する企業調査(2026年7月)」』
求人倍率も参考になります。リクルートワークス研究所の調査(※)では、27卒の大卒求人倍率は1.62倍でした。前年の1.66倍から下がってはいますが、求人総数74.8万人に対して民間企業への就職希望者は46.2万人で、求人数が就職希望者を上回る状況は続いています。
出典:『リクルートワークス研究所「第43回 ワークス大卒求人倍率調査(2027年卒)」』
企業側にも採用の余地があり、市場全体が大きく縮んでいるわけではないことがうかがえます。
同じように就活を続けている就活生は少なくないから
2つ目の理由は、今から動き出す人は決して珍しくないことです。
マイナビキャリアリサーチLabの調査(※)では、27卒の内々定率は2026年8月末時点で85.6%でした。一方で、「内々定を持ちながら活動を継続している学生」と「まだ内々定がない学生」の合計は23.4%で、文系に限ると27.9%にのぼります。文系では、およそ4人に1人が引き続き活動している状況です。
出典:『マイナビキャリアリサーチLab「2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<就職活動・進路決定>」』

応募する就活生が減り、選考が短期間で進みやすいから
3つ目の理由は、後期の選考ならではの特徴です。
春の選考では応募が集中しやすい一方、時期が進むと、応募する就活生の人数そのものが減る傾向があります。そのため、1社あたりの競争率が必ずしも高くなるとは限りません。
また、企業によっては選考プロセスを短縮しており、エントリーから内定までが2〜3週間で進むケースもあります。
短期間で結果が出る可能性があることは、メリットといえます。
春のようにインターンシップ→説明会→書類選考→複数回の面接と段階を踏む形ではなく、少ない回数の面接で判断されるケースが多いです。
一方で、準備が整っていないと、選考のスピードについていきにくくなる面もあります。
選考の連絡が来てから慌てて自己分析を始めると、面接日までに間に合わないことも考えられます。
効率的な就活の進め方とは?最低限の準備4選で紹介する最低限の準備を先に済ませておくと安心です。
今からでも間に合う企業・業界の特徴3選
ここでは今からでも間に合う企業・業界の特徴3選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。就活を今から始める就活生は応募先を決めるうえで参考にしてみてください。

【採用状況から見る】通年採用・二次募集をしている企業
1つ目は採用状況になります。
後期に採用を続けている企業は、主に次の4つのタイプに分けられます。
・計画した人数に届かず、二次募集を行っている企業
・内定辞退が発生し、追加で募集している企業
・事業拡大に伴い、追加で募集している企業
・もともと通年採用を方針としている企業(主に中小やベンチャー・外資系など)
いずれも、採用がうまくいかなかった企業というより、採用活動の途中にある企業と見ることができます。募集の時期が遅いからといって、待遇や仕事内容が劣るとは限りません。
探すときは、募集要項に「二次募集」「追加募集」「通年採用」といった表記がないかを確認してみましょう。就活サイトの絞り込み条件に、これらの項目が用意されていることもあります。
また、企業の採用ページは、就活サイトより早く更新されることがあります。
気になる企業が見つかったら、採用ページも合わせて確認しておくと、募集の見落としを減らせます。採用ページに募集が載っていない場合でも、問い合わせフォームや採用担当者のメールアドレスから、選考の可否を尋ねることもできます。
【規模・知名度から見る】中堅・中小企業、ベンチャー、BtoB企業
2つ目は規模や知名度の観点です。
大手企業や知名度が高い企業に応募が集まりやすいぶん、次のような企業は後期でも採用を続けているケースがあります。
・中堅・中小企業(大手より採用規模は小さいものの、採用活動を長く継続していることがある)
・ベンチャー企業(事業の成長に合わせて、通年で採用していることがある)
・BtoB企業(企業どうしで取引する企業。一般消費者向けの商品が少なく、学生の認知度が低くなりやすい)
知名度の高さと、働きやすさや成長できる環境は、必ずしも一致しません。
業界地図や就職四季報をめくり、初めて見る企業の名前にも目を通すと、新しい候補が見つかることがあります。事業内容、主な取引先、従業員数の3点を見れば、企業のイメージはつかみやすくなります。
地方に本社を置く企業のなかにも、安定して長く経営を続けている企業は多くあります。
Uターンや地元での就職を考えている場合は、勤務地を絞って探すと、選択肢が増えることがあります。
【業界から見る】人手不足が続いている業界
業界の観点では、人手不足が話題になりやすい分野で、採用が続いているケースが見られます。たとえば次のような業界です。
・IT・情報通信
・介護・福祉
・物流
・建設
・外食・小売

業界によって状況は異なり、同じ業界でも企業ごとに募集は変わります。
「この業界でなければならない」という意味ではありません。
ただ、特定の志望業界だけに絞り込んだままだと、応募できる企業の数が足りなくなりがちです。条件に優先順位をつけ、外せないものだけを残して、ほかは柔軟に考えてみると、応募できる企業が増えます。
就活を今から始めたいけど、何からすればいいの?…とお悩みではありませんか?

効率的な就活の進め方とは?最低限の準備4選
就活後期では時間が限られているため、春と同じように完璧に準備をしようとする必要はありません。ここでは効率的に就活を進めるための最低限の準備4選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。

自己分析は強みの整理に重点を置く
「幼少期から現在まで長い時間軸で人生を振り返る」「価値観」「苦手なことや短所」など自己分析は追求しようとすればどこまでも深堀りができてしまいます。
しかし、時間が限られる就活後期においては自分の強みを言語化することに重点を置きましょう。
面接官は「入社後にどのように活躍してくれるのか?」を知りたいと考えています。
そのため、網羅的に自己分析ができていることに越したことはないですが、最低限自分の強みをアピールできるように自己分析を進めておきましょう。
自己分析で自分の強みを言語化する工程は下記の通りです。
1. アルバイト、ゼミ、部活動などから、話せる経験を2〜3つ選ぶ
2. それぞれを「状況」「行動」「結果」の順に書き出す
3. 「なぜそう考えたのか」「具体的にはどういうことか」と自分に問いかけ、3段階ほど掘り下げて答えられるか確認する

また「なぜそう考えたのか」を深掘りして詰まる部分は、面接でも深掘りされやすい箇所です。事前に答えを用意しておくと、本番でも落ち着いて話しやすくなります。
自己分析について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。
【就活生必見】自己分析のやり方!5つのステップで自分の強みを見つける方法(フレームワークあり)
業界研究は広く浅く
就活後期において業界研究は、深く掘り下げるよりも、広く浅く押さえるほうが効率的です。下記のような流れで業界研究を進めましょう。
・気になる業界を3つほど選ぶ
・その業界が誰に何を提供して利益を得ているかを、1分で説明できるようにする
・どんな職種があるかを確認する

・直近のプレスリリースやニュース
・競合他社との違い(志望企業独自の強み)
・募集している職種の仕事内容(求められる能力・1日の流れなど)
職種別に募集を行う企業が増えているため、なぜその職種なのかを答えられるようにしておくとより安心です。 業界研究について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。
業界研究のやり方を2ステップで簡単に解説!調べるべき項目も
履歴書・ESは「型」を作る
履歴書やESは、企業ごとに毎回ゼロから書くのではなく、使い回せる「型」を1つ作ると効率的です。
「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」の骨格をあらかじめ作っておき、企業ごとに志望動機の部分だけを書き換えましょう。これまでに提出したESがあれば、土台として活用できます。
履歴書・ESを作成する際は、次の3点を確認してみてください。
・結論が最初の1文に入っている
・具体的な行動や数字が入っている
・誰が書いても成立する内容になっていない
たとえば「継続力があります」とだけ書くよりも、「テニス部では毎日朝練に参加し、全体練習後に自主練を毎日2時間行いました。この生活を中高6年間継続してきました。」のように、具体的な行動や数字が入っているほうが、説得力が増しますし、人物像も伝わりやすくなります。
もし生成AIを使う場合は、文章をゼロから作ってもらうのではなく、読みにくい箇所や論理の飛躍がある箇所を指摘してもらう壁打ち相手として使うと、自分らしい表現を残したまま質を上げることができます。
面接対策は頻出質問に絞って準備する
面接対策は質問をすべて想定する必要はありません。
無限に思える面接の質問ですが、実は表現は少し変わっていても、質問の意図や目的は似通っており、頻出の質問は限られてきます。頻出のものに絞って準備すると効率的です。
・自己紹介
・学生時代に力を入れたこと
・自分の強みと弱み
・志望動機
・逆質問
回答は、要点だけをまとめた短いバージョンと、エピソードを交えた詳しいバージョンの2パターンを用意しておくと、質問のされ方が変わっても対応しやすくなります。
またスマートフォンで録画して見返すと、話す速さや表情の硬さなど、自分では気づきにくい点を確認できます。志望動機は、次の3つの順番で組み立てると、短い時間でも整理しやすくなります。
1. その企業を志望する理由(事業内容・理念・キャリア・社員の話など)
2. 自分の経験と、その企業で活かしたいこと
3. 入社後にどのように貢献したいか

逆質問で何を聞けばいいか分からないという方は下記の記事で詳しく解説してますので、あわせて読んでみてください。
【逆質問例38選】新卒の面接|評価される質問と避けるべきNG例と例文も解説
今から就活を始める就活生が使うべき就活サービス2選
ここでは今から就活を始める就活生が使うべき就活サービス2選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。
スカウト型(逆求人型)サービス
スカウト型(逆求人型)サービスは、プロフィールや自己PRを登録しておくと、興味を持った企業からオファーが届く仕組みです。自分で企業を探す手間が省けるうえ、自分では見つけられなかった企業と出会える可能性があります。
意識したい点は、プロフィールが充実しているほど、企業の目に留まりやすくなることです。登録時に、次の内容に注意しましょう。
・自己PRや学生時代に力を入れたことを具体的に書く
・関心のある分野や、希望する職種も入力する
・一度登録したら終わりではなく、最新の情報に定期的に更新する
・登録後もこまめにログインし、届いたオファーには早めに返信する
オファーには、書類選考が免除されるものや、面接から始まるものなど、特別な選考ルートが含まれていることもあります。届いたメッセージは、内容をひと通り確認してみましょう。知らなかった業界や企業に出会うきっかけにもなります。
就活エージェント
就活エージェントは就活のプロであるキャリアアドバイザーとの面談を通じて、求人の紹介から、書類の添削、面接対策、日程調整など内定まですべて無料でサポートしてもらえるサービスです。就活後期において相性が良いとされる理由は、主に3つあります。
1. 非公開求人に出会える可能性がある
一般に公開されている募集とは別に、紹介を前提とした求人などを扱っていることがあります。特に就活後期においては求人検索型の就活サイトには掲載していないが、就活エージェントには求人を出しているケースも多く見受けられます。
就活サイトに掲載されていないからと諦めるのではなく、就活エージェントに求人紹介を依頼してみると良いでしょう。
2. 不合格の原因を第三者の視点で整理できる
企業は、不合格の理由を就活生に伝えないことが一般的です。
しかし、就活エージェント経由で受けた企業の場合、不合格理由を就活エージェントを通じてフィードバックしてもらうことも可能です。また、面談や模擬面接を通じて、客観的な意見をもらえるため、改善点を見つけやすくなります。
3. 特別選考フローで短期間で内定獲得ができる
就活エージェントからの推薦で企業を受けられるため、選考フローを一部スキップできる特別選考フローで一般応募よりも短期間で内定獲得が見込めます。
利用の流れは、サービスによって多少異なりますが、おおむね次のとおりです。
1. Webから登録する
2. 担当者と面談し、希望条件や就活状況を伝える(悩み相談も可能)
3. 条件に合う求人を紹介してもらう
4. ESの添削や面接対策を受けながら選考に進む
5. 内定後は、条件の確認や回答の相談をする

就活エージェントについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせて読んでみてください。
今から就活を始める人におすすめの就活エージェント3選
就職エージェントneo
| 対応エリア | 全国 |
|---|---|
| オンライン対応 | 〇 |
| 主な特徴 | 優良中小企業の求人を多数保有、東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 |
| 公式サイト | こちらをクリック |
参照元:就職エージェントneo
「就職エージェントneo」は20年以上の信頼と実績のある就活エージェントです。手厚いサポートが定評で、Googleの口コミ評価は4.6(※2026年10月21日時点)と高水準となっています。
東証プライム上場企業や大手グループの求人から中小・ベンチャー企業の求人を保有、累計紹介求人数10,000件、内定支援実績45,000件(※2026年10月時点でのホームページ掲載情報)を誇ります。メーカー・商社・不動産・人材・コンサル・ITなど幅広い業界の求人紹介が可能です。
1人年間500面談以上をこなす就活のプロが専任でサポートしてくれたり、自己分析のサポートからしてくれるため、今から就活を始める就活生も安心して利用できます。
また就活後期でも卒業ギリギリまでサポートしており、実際に3月に面談に来た就活生が4月入社に間に合うように就職支援をした実績もあります。
このエージェントのおすすめポイント
- 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在
- 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり
- 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力
- いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数
- 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり
【2026年最新】就職エージェントneoはやばい?評判は?Google口コミ高評価の真実と利用の注意点を徹底解説
【2026年最新】就職エージェントneoがうざいと言われる理由とは?利用者の口コミ約200件から実態をリサーチ!
キャリアチケット就職エージェント
| 対応エリア | 全国 |
|---|---|
| オンライン対応 | 〇 |
| 主な特徴 | 内定率が1.7倍向上、本当にマッチした平均5社の選考を実施 |
| 公式サイト | こちらをクリック |
「キャリアチケット就職エージェント」は「量より質」にこだわって就活支援を行ってくれる就活エージェントです。
何十社も受ける必要はなく、厳選された平均5社を紹介してくれます。
本当に自分に合った求人を紹介してもらえるため、「就活後期でなるべく効率的に就活を進めたい」という就活生におすすめです。
業界研究、自己分析、ES対策、面接対策、グループディスカッションなど少人数形式で学べる就活セミナーを開催しています。また独自の企業別選考対策によって内定率を引き上げています。
面談を通してあなただけの就活軸を明確にしたうえで、活躍する人物像にマッチした企業紹介を行います。
このエージェントのおすすめポイント
- 本当にマッチした平均5社の選考を実施
- 独自の企業別選考対策によって内定率が1.7倍向上
- LINEで手軽にやり取りを行える
- 就活イベントや無料コミュニティスペースもあり
キャリアチケット就職エージェントの評判はひどい?就活生の口コミから見る「選ばれる理由」とは?
シュトキャリ

| 対応エリア | 首都圏 |
|---|---|
| オンライン対応 | 〇 |
| 主な特徴 | 首都圏企業に特化した就活エージェント、最短2週間で内定、内定獲得率5.3倍、大手企業の取り扱いあり、特別選考フローの紹介も可能 |
| 公式サイト | こちらをクリック |
「シュトキャリ」は首都圏企業に特化した就活エージェントです。特化型のため企業理解度が高く、ミスマッチの少ない求人紹介が可能なので「首都圏で働ける優良企業を探している」という就活生におすすめです。
ヒアリングを元にあなたの魅力や強みを一緒に言語化し、あなたに合った企業を紹介してくれるため、今から就活を始める就活生にもおすすめです。
首都圏の企業と直接交渉していることから、書類選考や筆記試験などがない特別選考フローを紹介してもらえるケースがあるのも大きな魅力です。
このエージェントのおすすめポイント
- 首都圏企業に特化した就活エージェント
- 最短2週間で内定
- 内定獲得率5.3倍
- 大手企業の取り扱いあり
- 特別選考フローの紹介も可能
【評判まとめ】シュトキャリは怪しい?就活生の口コミから実態をリサーチ!
納得内定を獲得する最短ロードマップ3選
ここでは今から就活を始める就活生にが納得内定を獲得する最短ロードマップ3選について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。
短期集中型の選考フローを選ぶ
1つ目は、選考の期間が短い企業を選ぶことです。
就活後期においては企業によって、次のような選考フローを用意しています。
・書類選考を省略し、面接から始まる
・ES免除の説明会やイベントに参加すると、選考に進める
・1日で一次選考から最終選考、内定出しまで完結する1Day選考会
こうした企業は、ESを書く時間を省けるだけでなく、結果が出るまでの期間も短い傾向があります。募集要項で選考フローと期間を確認し、短い企業から先に応募すると、早い段階で選考の手応えをつかめます。

ただし、選考が短いことと、自分に合う企業かどうかは別の話です。応募する前に、仕事内容や働き方を確認しておくようにしましょう。また、選考が短いと内定の承諾期限も短い傾向にあるため、あらかじめ理解しておきましょう。
推薦枠を活用する
2つ目は、推薦や紹介といったルートを活用することです。自己応募とは別に、次のような経路があります。
・大学のキャリアセンターに届く学内限定の求人や、大学推薦の募集
・ゼミや研究室の教員を通じた紹介
・OB・OGからの紹介
・就活エージェントを経由して求人に応募する
学内限定の求人は、一般的に就活サイトには掲載されていないことが多いです。
後期でも募集が残っている場合があるため、キャリアセンターに早めに確認してみましょう。推薦枠は大学や企業によって条件が異なり、内定辞退が難しい場合もあるため、利用前に確認しておくことをおすすめします。
就活エージェント経由で求人に応募すると、一部の選考フローをスキップできる特別選考フローで短期間で内定獲得することも可能です。
複数社の選考日程をそろえて、内定を比較できる状態にする
3つ目は、1社ずつ順番に受けるのではなく、複数社の選考を同時並行で進めることです。
1社ずつ受けていると、結果を待つ間に時間が過ぎてしまいます。就活後期においては結果を待っている間に入れ違いで他の企業の募集枠が充足してしまうことも考えられます。
また就活後期は選考から内定までの期間が短いだけでなく、内定承諾期限も短い傾向にあります。1社ずつ順番に受けていては、複数社の内定が出揃ってから最終的にどこに入社するのかを決める意思決定の方法は取れません。
複数社を並行して進め、内定が出る時期をそろえると、回答期限に追われずに比較して決められます。
進めるうえでは、次の2点を意識してみてください。
・行動目標を数字で決める(1週間でエントリーする社数や、受ける面接の数など)
・内定承諾期限を確認する(相談すると延長してもらえる場合もある)
結果そのものは自分で決められなくても、動く量は自分で調整できます。目標から逆算して、1週間の予定を組んでみましょう。並行して進めると、スケジュールが重なって混乱しやすくなります。
スケジュール帳やスマートフォンなどのカレンダーに選考の予定と回答期限をまとめて記録しておくと、管理しやすくなります。
選考が重なりすぎて対策の時間が取れなくなるときは、優先順位をつけて、応募のペースを調整しても構いません。無理のない範囲で進めていきましょう。
内定辞退や方向転換で再スタートする人へ
前期に内定を得たものの辞退した方や、進路を見直して方向転換する方も、同じ進め方で取り組めます。ここでは元キャリアアドバイザーの立場から、再スタートの方に向けて、2つのポイントを解説します。
辞退や方向転換の理由を判断軸に変える
再スタートする就活生の強みは「内定先が自分の希望に合わないと感じた点は何か」を経験として持っていることです。内定辞退や方向転換に至った理由を書き出し、次の企業選びの判断軸に変えてみましょう。
1. 辞退・方向転換の理由を書き出す(仕事内容、働き方、社風、勤務地など)
2. 次に譲れない条件を3つほどに絞る
3. 志望動機に反映させる
判断軸があると、志望動機に一貫性が出て、面接でも説明しやすくなります。
たとえば「裁量の大きい環境で働きたい」という軸が見つかれば、中堅・中小企業やベンチャー企業など、探す範囲を具体的に絞り込めます。

これまでの就活経験を活かして準備を短縮する
すでに就活を経験している場合は、ゼロから準備し直す必要はありません。これまでの就活経験を活かして準備を効率的に短縮しましょう。
・過去に提出したESや履歴書を活用する
・面接で実際に聞かれた質問を見返す
・どの選考段階で止まったかの記録から課題を分析する
これまでの選考を振り返ると、止まった段階ごとに、見直す点が絞れます。
書類であれば文章の見せ方、面接の序盤であれば話し方や第一印象、終盤であれば入社意欲の伝え方、といった具合です。どこで止まったかが分かれば、直す箇所は意外と少なくて済みます。
今から就活を始める人によくある質問
ここでは今から就活を始める人によくある質問について、元キャリアアドバイザーの立場から回答していきます。
-
Q
大手企業にも今から間に合う?
A
就活後期においても大手企業の採用可能性は残されています。
大手企業のなかにも、通年採用や二次募集を行っている企業があります。ただし、前期に比べて募集の数はかなり限られる傾向があるため、大手だけに絞らず、中堅・中小企業やBtoB企業にも視野を広げておくと安心です。
大手を志望する場合は、企業の採用ページで募集状況をこまめに確認し、就活エージェントに非公開の募集がないか相談してみましょう。
また、大手企業の子会社やグループ会社は、親会社と同じ業界・事業に関わりながら、別のタイミングで採用を行っていることがあります。入社後にグループ間での異動でグループ子会社から親会社に異動できる可能性もあります。大手企業で働きたいと考える人は、大手のグループ会社も視野に入れておくと良いでしょう。 -
Q
内定がないまま卒業しても大丈夫?
A
卒業後も就職活動は続けられますが、新卒を対象とした募集に応募できるかどうかは、企業によって扱いが変わります。卒業後は新卒扱いではなく既卒扱いとなるケースが多いのは事実です。在学中だからこそ選べる道もあるため、まずは今の立場で使える手段を試してみることをおすすめします。そのうえで迷う場合は、大学のキャリアセンターにも相談しながら判断していきましょう。
また、ハローワークでも、学生や既卒向けの個別相談や求人紹介を無料で受けられます。大学以外にも相談先があることを知っておくと、1人で抱え込みにくくなります。 -
Q
就活エージェントは今からでも使える?
A
利用できます。在学中であれば、内定の有無にかかわらず登録でき、年度途中から使い始める人も珍しくありません。無料で利用でき、紹介された求人に応募するかも自分で決められます。就活の相談に乗ってくれたり、スケジュールを一緒に立ててくれたり、自分に合った求人を紹介してくれるため、これから就活を始める方にもおすすめです。
-
Q
周りと比べて落ち込んでしまうときは?
A
周囲の就活の状況を知ると、比べて落ち込んでしまうことがあります。
そうしたときは、SNSから少し距離を置いてみるのも1つの手です。他の就活生ではなく、これまでの自分の変化に目を向けると、前に進んでいる実感を持ちやすくなります。
睡眠時間を確保する、就活から離れる時間をつくることも、コンディションを整えるうえで大切です。
まとめ
27卒の就活は、今から始めても十分間に合います。
1人で抱え込まず、キャリアセンターや就活エージェントといった相談先も活用しながら、納得できる進路を探していきましょう。
就活の悩みを相談したい...そう感じていませんか?

この記事を書いた人

元採用人事
元キャリアアドバイザー
アキラ
2018年株式会社ネオキャリアに新卒入社。 その後は新卒人材紹介・保育士転職支援の営業として企業の採用支援。キャリアアドバイザーとしては約6年間で3,000名程度の就労支援に携わってきました。キャリアとしては20代でリーダーとして6名のメンバーの新卒育成担当、新規拠点立ち上げなどを経験してきました。 その後採用人事としての経験を経て、現在はWebマーケティングを担当しています。 元採用人事・元キャリアアドバイザーの視点から就活・キャリアについて専門的に発信していきます。 読者の皆さんの一番の味方として伴走できるよう発信をしていきますのでよろしくお願いします。
同じ条件の就職・転職記事
就活ができない原因は甘えではない!今からでも間に合う就職への対処法
就活ができない理由:【思考的問題】「やりたい仕事が見つからない」「ESが書けない」【精神的問題】「働く...
最終更新日:2026.10.27
就活のやり方がわからない…始め方やスケジュールなど徹底解説
就活の始め方:①就活サイトに登録する ②自己分析をする ③業界研究をする ④インターンに参加する ⑤OG・OB訪...
最終更新日:2026.10.26