【27卒】「やりたいこと」がない就活生へ|やりたいことの見つけ方・「得意・環境・条件」で選ぶ方法を元キャリアアドバイザーが解説

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目次

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やりたいことがないまま就活を続けていると、志望動機を書く場面で手が止まりやすくなります。求人を見ていても応募したい企業が決まらない、面接で「入社後にやりたいことは何ですか」と聞かれて言葉が出てこなかった、という経験がある人もいるかもしれません。

先にお伝えしたいのは、やりたいことがない状態は、就活において不利とは限りません。企業が確認したいのは夢の有無や大きさではなく、入社後に力を発揮してもらえるかという点にあります。

この記事では、やりたいことが見つかっていない就活生に、約6年間で3,000名程度の就職支援をしてきた元キャリアアドバイザーの立場から、やりたいことを見つける方法6選、やりたいことがない場合の企業を選ぶ方法、面接での受け答えなどについても解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

就活で「やりたいことがない」は悪いことではない

「やりたいことがない」ことは悪いことではありません。
むしろ学生時代から明確に「やりたいことがある」という人のほうが珍しいです。
「やりたいことがない」と悩んでいる就活生は次に紹介する三点を理解しておきましょう。

学生時代に仕事の中身を知る機会が限られている

学生のうちに触れられる仕事は、アルバイトやインターンシップで経験したものが中心になります。世の中にある職種の多くは、名前すら目にしないまま就活を終えることもあります。知らない仕事を「やりたい」と思うことはできません。
やりたいことがないのは情報量の問題であり、意欲の有無とは別の話だといえます。

「やりたいこと」は働いたあとに形になることが多い

社会人に、入社前に志望していた仕事と現在の仕事を聞いてみると、一致していない人もいます。「配属先で任された仕事が面白くなった」「苦手だと思っていた業務が得意になった」という話もよく聞きます。

やりたいことは入社前に決めるというより、経験を重ねるなかで輪郭が出てくるものだと捉えておくと、不安な気持ちが少し軽くなるのではないでしょうか。

「ない」のではなく「言葉にできていない」場合もある

うまく言葉にできていないだけで、やりたいことがまったくない人は実のところ少ないものです。
「これは避けたい」「これは苦ではなかった」という感覚に心当たりのある人も多いと思います。詳しくは後述しますが、やりたいことを言語化するためには、これまでの経験を振り返り、すでに持っている感覚や価値観を言葉に変えていく作業が有効です。

企業が面接で「やりたいこと」を聞く意図とは?

そもそもなぜ企業は面接でやりたいことを聞くのでしょうか?
質問の意図が分かると、答え方の方向も見えてきます。面接官が確認しているのは、主に次の4点だと考えられます。

・入社後に活躍する姿を具体的に想像できるか
・仕事の内容を正しく理解しているか
・入社後のキャリアビジョンが想像できているか
・考え方や価値観が社風と合っているか

1つ目は、入社後に活躍する姿を具体的に想像できるかの確認です。
これは配属や育成を考えるためで、面接官は「この学生をどの部署に配属すれば、力を発揮してもらえるか」を考えながら話を聞いています。そのため、抽象的な言葉だけで伝えるのではなく、具体的なエピソードとともにアピールすることで、企業側も判断しやすくなります。

2つ目は、仕事に対する理解がずれていないかの確認です。
たとえば「人の役に立ちたい」という思いだけで入社すると、実際の業務と噛み合わずに早い段階で違和感を持ち、早期退職に繋がってしまうこともあります。
企業としてもそれは避けたいため、面接内で語られる内容がきちんと業務内容と繋がった話になっているかを見ています。

3つ目は、将来のキャリアビジョンが見えているかの確認です。
1つ目の入社後に活躍する姿を具体的に想像できるかは、入社後1~3年以内の比較的短期間での視点なのに対し、将来のキャリアビジョンは入社後5~10年と中長期的な視点になります。やりたいことや目標が明確な人は、仕事において苦しい瞬間でも踏ん張れる可能性が高いと判断されやすいです。

4つ目は、考え方や価値観が社風と合っているかの確認です。
企業側は組織との相性を見ており、たとえばチームで進める仕事が多い会社と、個人で完結する仕事が多い会社では、組織として大切にしている価値観や行動基準なども違います。
やりたいことが会社の理念や社風、既存の社員との相性が合うかを見極めています。

「やりたいこと」を見つける方法5選

ここでは、やりたいことを整理するための方法を元キャリアアドバイザーの立場から、5つ紹介します。

自己分析をする

自己分析は、やりたいことを探すときに一番最初に取り組むべきことです。
すでに一度は取り組んでいるかもしれませんが、やりたいことが見つからない就活生はここで紹介する方法で再度自己分析を試してみてください。

やりたいことを見つけるための自己分析の方法は主に2つあります。
次に詳しく紹介するので参考にしてみてください。

「Will・Can・Must」のフレームワークで考える

自分自身のやりたいことやキャリアを考えるうえで、「Will・Can・Must」のフレームワークはよく使われます。社会人になってからも活用できるため、おすすめです。

Will・Can・Mustのフレームワーク図

・Will:やりたいこと
・Can:できること
・Must:やるべきこと

Willとはやりたいこと、具体的には将来像・夢・目標・仕事を通して実現したいことが当てはまります。
Canとはできること、具体的には得意なこと・強み・持っているスキルなどが当てはまります。
Mustとはやるべきこと、具体的に身に付けなければいけないこと、会社からの期待などが当てはまります。

ここでポイントになるのは考える順番です。
多くの人がWillから書こうとして手が止まってしまいますが、Can→Must→Willの順だと書き出しやすいです。
やりたいことがどうしても見つからないという人は、Willの欄は最後まで空欄でも構いません。

Canを書き出すときは、次の質問を自分に投げかけてみてください。

・人から褒められたことは何か
・やっていて苦ではなかったことは何か
・続けられたことは何か
・周りから頼まれることが多い役割は何か

Mustを書き出すときは、次の質問を自分に投げかけてみてください。

・志望企業や業界が求められている人物像・スキルは何か
・志望企業や業界で期待されている成果は何か
・志望企業の理念や行動指針において、自分が共感し実践すべきものは何か
・社会や顧客が抱えている課題のうち、自分が解決に貢献できるものは何か

Willを書き出すときは、次の質問を自分に投げかけてみてください。

・心からワクワクする瞬間や出来事は何か
・時間やお金の制限がないとしたら挑戦したいことは何か
・どんな社会や環境をつくり出したいか
・どんなライフスタイルを送りたいか
・理想とする人や、憧れるキャリアを歩んでいる人は誰か

3つを書き出したら、Will・Can・Mustの重なっている部分を探します。
Canのなかに繰り返し出てくるキーワードがあれば、それが仕事選びの手がかりになり得ます。Willが浮かばなくても、CanとMustが埋まっていれば企業選びは進められます。

モチベーショングラフを作る

モチベーショングラフとは、自分の気持ちが上下した場面を線で描き、その理由を振り返る方法です。「いつ、どんな場面で、なぜ、モチベーションが上がったのかもしくは下がったのか」を分析し、これまでの人生を振り返ることができます。

縦軸がモチベーションのプラスとマイナスを表し、横軸が時間軸を表します。
モチベーションが上がった時、下がった時をそれぞれ書き込み、線で繋ぐことで波のようなグラフが完成します。

モチベーショングラフ参考図

ただグラフを作成するだけでなく、
「いつ 、どんな場面で 、なぜモチベーションが上がったのか?」
「いつ 、どんな場面で、 なぜモチベーションが下がったのか?」
を分析することが重要です。

モチベーションが上がった場合の具体例
「サッカーでみんなで協力して大会で優勝できたことが嬉しかったという理由であれば、
チームで協力することや仲間の存在がモチベーションの源泉になっているかもしれません。

モチベーションが下がった場合の具体例
「サッカーを引退し、目標の無い日々を過ごしていたという理由であれば、
目標達成変化や成長実感がモチベーションの源泉になっているかもしれません。

このようにモチベーショングラフを作成することで、自身の「やりがい」を感じる瞬間や場面、要因などを言語化することができ、仕事選びにも役立ちます。

モチベーショングラフの作成の仕方について、就職エージェントneoで紹介されている以下の記事で分かりやすくまとめられています。もっと知りたい方は、あわせて読んでみてください。
【記入例あり】モチベーショングラフを活用した自己分析のやり方とは?

「やりたいこと(to do)」ではなく「なりたい姿(to be)」で考える

やりたいこと、つまり(to do)は「何をするか」を問う考え方です。
職種や業務内容の知識が前提になるため、仕事を知る機会が限られている状態では答えにくくなります。
一方で(to be)は「どうなっていたいか(状態)」を考える方法です。
仕事の知識がなくても書けるという利点があります。たとえば、次のような形です。

・3年後に、後輩から頼られる存在になっている
・専門性を身につけて、会社の看板ではなく自分の名前で仕事を任されている
・地元で家族と暮らしながら、ワークライフバランスを重視して働いている
・年齢に関係なく、成果で評価される環境にいる

編集者アイコン
【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 なりたい姿(to be)を考える際は、立派な内容にする必要はありません。
「残業が少なく、趣味の時間を確保できている」でも、企業選びの軸としては十分に機能します。考えるときは、10年後ではなく1年後や3年後に区切ると出てきやすくなります。
(to be)が1つでも言葉になれば、そこから逆算して「理想の状態になれそうな会社はどこか」という問いに置き換えられます。

「やりたいこと」ではなく「できること・やれること」で考える

これは前述したWill・Can・Mustのフレームワークに当てはめると、Canから考える方法になります。
やりたいことが浮かばないときは、Canから考えてみると取り掛かりやすいです。

注意したいのは、Canを高く見積もりすぎないことです。
「資格がある」「大会で実績を残した」といったものだけがCanではありません。
「人が集まる場をまとめられる」「初対面の人と話すのが苦にならない」「細かい作業を続けられる」「締め切りを守れる」こうしたものもすべてCanに含まれます。
もしかすると「えっ、こんな当たり前のことでいいの?」と感じられるかもしれません。
あなたにとって当たり前のことであっても、実は他人から見ると「すごい」と思われることは多々あります。

できること・やれることは、自分では気づきにくい部分でもあるため、他の人に聞いてみるのもおすすめです。

家族や友人に「自分が得意なことは何?」「自分にはどんな仕事が向いていそうか?」と聞いてみてください。自分の感覚と違う答えが返ってくることも多く、そのズレ自体が発見になります。人は自分の強みを過小に見積もりやすいため、他者の視点を借りる価値は大きいといえます。
Canが3つほど出てきたら、その強みが活きる仕事を探す方向に切り替えましょう。
たとえば「人の話を傾聴することが得意」なら営業職や接客職、「人間観察が好きで、なんとなく人が考えていることが分かる」ならマーケティング職、といった具合です。
注意点としては志望する業界など、仕事内容に自分を寄せるのではなく、自分の強みや特徴から当てはまる仕事に寄せていく順番を守ってください。

もしかしたら、今まで全く視野に入れていなかった仕事や、やりたいことが見つかるかもしれません。

「やりたいこと」ではなく「やりたくないこと」で考える

この方法は消去法で範囲を狭めていく方法です。
やりたいことを一つ決めるのは難しくても、やりたくないことや避けたいことは比較的すぐに挙げられます。
時間が限られている時期には、特に取り組みやすい方法だといえます。
書き出し方は、これまでに嫌だと感じた場面を思い出すところから始めます。

・数字の目標に追われる働き方は避けたい
・転居を伴う異動は避けたい
・土日に休みが取れない働き方は避けたい
・一日中1人で作業する仕事は避けたい
・人と話し続ける仕事は避けたい

挙げたあとに、必ず行っておきたい作業があります。
優先順位をつけて、避けたい条件を3つほどに絞ることです。避けたいことをすべて外していくと、応募できる企業が残らなくなってしまうため注意が必要です。

就活エージェントに相談する

ここまでの作業を一人で進める中で、途中で止まってしまうことがあります。
特にCanの棚卸しは、自分の感覚だけでは精度が上がりにくい部分です。
強みだと思っていなかったことが評価される一方で、自信のある部分が仕事では活かしにくいこともあります。

そのような場合に相談すると良いのが就活エージェントで、無料で利用できる新卒向けの就職支援サービスです。 担当者との面談を通じて、次のような支援を受けられます。

・経験を聞き取りながら、強みや適性を言語化してもらう
・やりたいことや将来のビジョンを一緒に考えてくれる
・自分の適性ややりたいことに合う求人を紹介してもらう

やりたいことが決まっていない状態でも利用できます。
むしろ「やりたいことが分からない」という相談は非常に多く、そこから一緒に整理してサポートをしてくれます。

また就活エージェントに相談するうえで大きなメリットは、やりたいことや得意なことに合う求人を紹介してくれる点です。
一人ひとりの就活生の個性や強みをしっかり理解したうえで紹介してくれるため、ミスマッチが起こりにくいです。

また自己分析や求人紹介以外にも、選考の日程調整・書類の添削・面接対策・内定後のサポートまで一気通貫でサポートを受けることが可能です。
就活エージェントについて、もっと詳しく知りたいという方は下記の記事もあわせて読んでみてください。

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「やりたいこと」がない時に企業を選ぶ方法

やりたいことが固まるまで応募を保留する必要はありません。
選ぶ基準を別のものに置き換えれば、比較も判断も進められます。
ここでは元キャリアアドバイザーの立場から、やりたいことがない時に企業を選ぶ方法について解説します。

「なりたい姿(to be)」から逆算して選ぶ

先ほど整理したなりたい姿(to be)を企業を選ぶときの基準に変換します。
たとえば「3年後に後輩から頼られていたい」であれば「若いうちから任される環境があるか」「社員の平均年齢はどのくらいか」「研修や育成の仕組みはどうなっているか」という観点で企業を見ていきます。

具体的に確認する方法は、「採用ホームページの平均年齢など組織構成のデータや社員紹介を確認する」「中期経営計画などから新規事業などの情報を読み取る」などが挙げられます。
なかでも社員紹介は入社年次と役職・担当業務などが書かれていることが多く、任される範囲の目安をつかみやすい情報です。

「できること・やれること」で選ぶ

Canを活かせる仕事内容かどうかで判断する方法です。
求人票を見るときは、企業名や業界より先に仕事内容の欄を読むようにしてみてください。
見る順番を変えるだけで、候補の見え方が変わることがあります。

知名度で選んでいると候補は大手に集まりやすくなりますが、仕事内容から選ぶと、名前を知らなかった企業が候補に入ってきます。
特に企業どうしで取引を行うB to B企業は、一般消費者向けの商品がないため学生の認知が低くなりやすく、仕事内容から探して初めて見つかることも多い領域です。

このとき一社ごとに「自分のどのCanが使えそうか」を一言でメモしておくと、志望動機を書く段階でそのまま材料になるので便利です。

「やりたくないこと」から消去法で選ぶ

前述した「やりたくないこと」から絞り込んだ3つの条件を使って、候補から外していく方法です。
判断が早く進むため、比較で迷いやすい人に向いています。

やり方はシンプルです。求人票のなかで、避けたい条件に当てはまる項目があるかを確認していきます。転居を伴う異動を避けたいなら勤務地と異動の有無、土日の休みを確保したいなら休日制度と年間休日数を見ます。

注意点として、求人票に書かれていない部分は判断を保留しておきましょう。
たとえば「毎回新しいお客様を担当するのではなく、既存のお客様を長く担当したい」などの場合、求人票の仕事内容の情報だけでは判断できない可能性があります。
書かれていないことを悪い方向に想像すると、候補が必要以上に減ってしまいます。気になる点は、OBOG訪問、説明会や面接の逆質問で確認してから判断する方が良いでしょう。

人で選ぶ

一緒に働く人との相性から選ぶ方法です。仕事内容が想像しにくい段階でも判断材料になります。下記に判断の材料になる具体的な場面を挙げます。

・説明会や座談会での社員の話し方や雰囲気
・面接官の質問の仕方や、話を聞く姿勢
・社員紹介ページに出てくる働き方やキャリア
・OB・OG訪問で聞いた職場の様子や人間関係

「この人と一緒に働いている自分が想像できるか」という感覚が分かりやすい目安になります。
ただし、一人だけの印象で判断するのは避けたほうが良いでしょう。相性の良い社員に偶然出会えただけの可能性もあります。できれば複数の社員と接する機会を持ち、共通している雰囲気を見るようにすると精度が上がります。

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 人で選ぶこと自体は問題ありませんが「人に依存しない」ことも重要です。
「この人たちと働きたい」と感じたとしても、その人たちが将来的に退職する可能性もありますし、実際に配属された部署が違った、異動を命じられたといったことも十分に考えられます。応募するきっかけとして人で選ぶのは問題ありませんが、入社の意思決定の際に「人に依存」して決めてしまうとミスマッチになる危険があります。

条件で選ぶ

勤務地、給与、休日、転勤の有無、研修制度といった条件から選ぶ方法です。
条件で企業を選ぶことに後ろめたさを感じる人もいますが、安心してください。
働き方は生活に直結するため、長く働き続けられるかどうかを左右する重要な要素です。

譲れない条件が満たされていない会社に入ると、仕事内容に納得していても続けにくくなる可能性があります。

ただ注意すべきは、面接での伝え方です。
条件だけを志望動機として話すと、「他社でも同じでは?」「もっといい条件の会社があればそちらに入社するのでは?」と受け取られてしまいます。
条件は企業を絞り込む段階で使い、面接ではなりたい姿(to be)やCanと結びつけて話すようにしましょう。

第三者に自分に合う求人をおすすめしてもらい選ぶ

自分で選べない場合は、第三者に自分に合う求人をおすすめしてもらう方法もあります。
第三者の客観的な目線で選んでもらうことで、視野が広がる可能性があります。
相談先ごとにメリットが違うため、複数を組み合わせて使うのがおすすめです。

家族・友人・知人に求人をおすすめしてもらい選ぶ

もっとも気軽に頼める相談先です。自分の性格や過去を知っているため、適性の面から意見をもらいやすい点が強みになります。

一方で、おすすめしてもらえる求人の範囲は限られます。
就職活動の環境は年代によって変わるため、勧められた内容が現在の状況と合わないこともあります。適性についての意見は参考にしつつ、求人そのものを紹介してもらうことを期待するよりも、業界や職種などを参考にしてみると良いでしょう。

社会人として働いている親族や先輩がいる場合は、仕事内容の実態を聞く相手としても頼りになります。求人票では分からない一日の流れを聞いておくと、やりたいこと(to do)のイメージも湧きやすくなります。

キャリアセンターに求人を紹介してもらい選ぶ

キャリアセンターとは学校の就職支援窓口です。
無料で利用でき、学年や状況を問わず相談できます。

大きな強みは、学内限定求人を持っている点です。
企業から学校に直接届く求人は、就活サイトに掲載されていないことがあります。
学内限定求人は、企業とのコネクションが強いため、企業に推薦をしてもらえることを期待できます。

卒業生の進路データや過去の選考記録が蓄積されているため、先輩がどの企業に入社したのかという具体的な情報も得られます。

留意点として、就活解禁前後や就活後期などは相談が集中し、予約が取りにくくなりますので、早めに予約をおさえておくのがおすすめです。また、担当者によって業界知識に差が出ることもあるため、専門的な質問は他の相談先も活用すると良いでしょう。

ハローワークに求人を紹介してもらい選ぶ

全国にあるハローワークでは、学生や既卒者も就職支援を無料で受けられます。
個別相談、求人紹介、応募書類の添削、面接練習などに対応しています。

地域の中小企業の求人を幅広く扱っているため、地元での就職やUターンを考えている人には有力な選択肢になります。就活サイトに掲載されていない企業と出会えることもあります。
学校のキャリアセンターの予約が取りづらい時期には、相談先を分散させる意味でも活用しやすい場所です。

就活エージェントに求人を紹介してもらい選ぶ

就活エージェントとは、新卒向けの就職支援サービスです。
求人紹介から書類添削、面接対策、日程調整までをすべて無料でサポートしてもらえます。

就活のプロであるキャリアアドバイザーが面談を通して、あなたの適性や価値観を理解したうえで求人を提案してくれるため、やりたいことがないと悩んでいる就活生と相性が良い相談先だといえます。

やりたいことがない就活生におすすめの理由としては、次の3点が挙げられます。

・自己分析をサポートしてくれるため、やりたいことを一緒に言語化してくれる
・具体的な求人を提示してもらえるため、自分なりの合う・合わないの基準が見えてくる
・就活サイトに出ていない非公開求人を扱っている

面談では、やりたいことがない、分からないという前提をそのまま伝えて構いません。
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「やりたいこと」がない就活生におすすめの就活エージェント3選

ここではやりたいことがない就活生におすすめの就活エージェント3選をご紹介します。

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就活サイト 新卒  就職エージェントneo
対応エリア 全国
オンライン対応 〇
主な特徴 優良中小企業の求人を多数保有、東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件
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参照元:就職エージェントneo

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東証プライム上場企業や大手グループの求人から中小・ベンチャー企業の求人を保有、累計紹介求人数10,000件、内定支援実績45,000件(※2026年9月時点でのホームページ掲載情報)を誇ります。メーカー・商社・不動産・人材・コンサル・ITなど幅広い業界の求人紹介が可能です。

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対応エリア 首都圏
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主な特徴 首都圏企業に特化した就活エージェント、最短2週間で内定、内定獲得率5.3倍、大手企業の取り扱いあり、特別選考フローの紹介も可能
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「シュトキャリ」は首都圏企業に特化した就活エージェントです。特化型のため企業理解度が高く、ミスマッチの少ない求人紹介が可能なので「首都圏で働ける優良企業を探している」という就活生におすすめです。

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「やりたいこと」を聞かれた際の面接での答え方

ここでは、やりたいことを聞かれた際の面接での答え方について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。

「やりたいこと」を聞かれた際は、下記の流れで答えましょう。

・結論として、何をしたいのかを一言で述べる
・その根拠になる経験を短く添える
・その会社でどう活かしたいかに繋げる

それでは、この型を踏まえて、NG回答と改善例を見ていきましょう。

NG回答①

「まだ明確には決まっていませんが、任せていただけることには何でも挑戦したいと考えています」

意欲は伝わる言い方ですが、この回答では、入社後にどう活躍してくれるのか?長期的に働いてくれるか?面接官は判断ができません。
「何でも」という言葉は、どの部署や職種でも同じように当てはまってしまうため、配属や育成のイメージにも繋がりにくいです。面接官の受け取り方によっては、投げやりな印象に聞こえてしまう場合もあります。

改善例①

「明確には決まっていませんが、将来的に人の成長を支援できるような仕事に取り組みたいと考えています。大学では飲食店のアルバイトで新人教育を担当し、教える順番を変えたことで早期の離職が減った経験がありました。相手のタイプや状況に合わせて伝え方や接し方を変えることが自分の強みだと気づきました。御社でもまずは自分が安定した成果を上げられるようになり、他のメンバーにもノウハウなどを伝えていきたいと思います。」

挑戦したいという意欲だけではなく、具体的な経験もあわせて伝えることで説得力が増します。
「何でも」を「人の成長を支援できるような仕事」に置き換えるだけで、面接官は配属後の姿を想像しやすくなります。
実績の大きさは重要ではありません。具体的な過去の経験と、そのときの取り組みや工夫を語ることで十分伝わります。

NG回答②

「まだ誰も挑戦していないことに御社で挑戦したいと考えています。実力があれば年齢に関係なく挑戦できる環境に魅力を感じました」

成長意欲を伝える回答ですが、挑戦の中身が示されていないため、具体的に何に挑戦したいかが伝わりません。「実力主義な環境」という点も多くの企業に当てはまるため、志望度が伝わりにくい表現です。

改善例②

「具体的な内容はまだ決まっていませんが、3年後には、新規事業に挑戦したいと考えています。大学では0から学生団体を立ち上げ、形にすることにやりがいを感じました。御社の環境ではきちんと成果を上げることで、年齢に関係なく様々なことに挑戦できると考えています。学生団体で培った周囲を巻き込みながら0から1を創り出していく力を活かして、新規事業に挑戦したいと考えています。」

なりたい姿を具体的な時期とともに述べ、根拠となる経験と会社の特徴に繋げています。
やりたい業務が明確でなくても、この構成であれば回答として成立します。

「やりたいこと」が見つからない場合の面接での答え方

ここでは「やりたいこと」が見つからない場合の面接での答え方について、元キャリアアドバイザーの立場から解説します。前述した型を踏まえても、うまく言語化できない場合の対応を二つ紹介します。

「なりたい姿(to be)」で答える

やりたいこと(to do)の代わりに、なりたい姿(to be)を答える方法です。
この方法では、業務内容の知識が浅い段階でも話を組み立てることができます。
下記の例を参考にしてみてください。

「具体的な職種までは絞り込めていませんが、専門性を身につけて、名前で仕事を任される人になりたいと考えています。大学では一つの分野を長く調べ続けることを教授からも評価された経験があり、その分野におけるプロフェッショナルになることが向いていると感じました。御社では入社後に特定の領域を担当すると伺っており、誰にも負けない専門性を身に着け、会社の看板ではなく自分自身の専門性で仕事を任される存在になりたいと考えています。」

「やりたいこと」が見つかっていないことを正直に伝える

無理やり作った回答は、深掘りの質問で答えに詰まってしまい、面接官からも本音ではないと見抜かれてしまいます。
現時点で決まっていないのであれば、そのことを伝えたうえで、いま取り組んでいる内容を添える方法が有効です。順番としては、次の流れが伝わりやすいといえます。

・現時点では絞り込めていないことを述べる
・それを整理するために、いま取り組んでいることを伝える
・現在の時点で見えている仮の軸を示す

下記の具体例を参考にしてみてください。

「正直に申し上げると、やりたい業務を1つに絞り込めてはいません。ただ、これまでの経験を振り返るなかで、人と関わりながら進める仕事で力を発揮できると感じています。まずは現場で幅広く業務を経験したうえで、お客様と直接接する領域で専門性を高めていきたいと考えています」

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【元キャリアアドバイザーのワンポイントアドバイス】 避けるべき回答は、「決まっていません」で終える言い方です。
同じ内容でも、整理のために何をしているのかが添えられていると、受け取られ方は全く違います。
また、「御社に決めていただければ何でもやります」という表現も避けましょう。
判断を相手に委ねる形になり、受け身で投げやりな印象に映りかねません。
決まっていないことを伝える場合も、自分が今持っている判断材料を相手に示すようにしてみてください。

まとめ

やりたいことがない状態は、就活において珍しいことではありません。学生のうちに知ることのできる仕事は限られており、やりたいことは働くなかで形になっていく面があります。「ない」のではなく「まだ言葉にできていない」だけの場合も多いものです。

やりたいことが見つからないことに焦りを感じてしまうのは、真剣に考えている証拠です。一人で抱え込まず、頼れる相手を見つけながら進めていきましょう。
この記事が参考になれば幸いです。

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元採用人事
元キャリアアドバイザー

アキラ

2018年株式会社ネオキャリアに新卒入社。 その後は新卒人材紹介・保育士転職支援の営業として企業の採用支援。キャリアアドバイザーとしては約6年間で3,000名程度の就労支援に携わってきました。キャリアとしては20代でリーダーとして6名のメンバーの新卒育成担当、新規拠点立ち上げなどを経験してきました。 その後採用人事としての経験を経て、現在はWebマーケティングを担当しています。 元採用人事・元キャリアアドバイザーの視点から就活・キャリアについて専門的に発信していきます。 読者の皆さんの一番の味方として伴走できるよう発信をしていきますのでよろしくお願いします。

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