【新卒の面接】逆質問例38選|質問の終わり方や最終面接で使える例文も!

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どの選考フェーズにおいても「何か質問はありますか?」といった逆質問を聞かれるケースが多いです。
本記事では、面接官が逆質問をする意図や逆質問の作成方法などについて解説していきます。
すぐに使える逆質問例だけでなく、選考フェーズごとに逆質問を変えたほうが良い理由や逆質問ではしないほうが良いNG例についてもお伝えします。
また面接の終わり方についてのポイントもご紹介していますので、面接前にぜひチェックしてみてください。

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この記事のまとめ

  • 企業は就活生の「志望度」「コミュニケーション能力」「質問力」「個性」を確認すると同時に「疑問・不安」を解消するために逆質問を行っている
  • 「自己PRを入れる」「入社後のイメージをさせる」といった逆質問は印象に残りやすい可能性がある
  • 選考フェーズによって担当する面接官が異なるため面接官の職種・役職に合わせて逆質問の内容は変える
  • 逆質問を終える場合には、感謝の気持ちを忘れずに伝える

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新卒の面接|企業が逆質問を行う意図

逆質問をする理由

逆質問とは、就活生側から面接官に対して質問をすることをいいます。面接の最後に面接官が「何か質問はありますか?」と聞いてくることがあるのですが、これが逆質問にあたります。そもそもなぜ企業側は逆質問をするのでしょうか。ここでは、企業が逆質問を行う理由についてお伝えしていきます。

志望度を知りたい

企業は、逆質問を通して就活生の「志望度」をチェックしています。本当に志望している企業であれば面接前に、ホームページや就活サイトを読み込んだり、OG・OB訪問をしたりと企業研究を行っているはずです。通常であれば疑問点が出てくる方が当然なのですが、逆質問がなかったり、質問内容がサイトなどを確認すれば分かるような内容であった場合「会社に興味がないため、志望度が低い」と面接官は捉えてしまいます。
このように、質問内容を通し、自社についてどれだけ調べてきているのかをチェックし、志望度を確認しています。

コミュニケーション能力を知りたい

どのような逆質問をしてくるのかを通してコミュニケーション能力をチェックしています。面接中に面接官との会話で気になったことを逆質問で聞くという方法もありますが、「さっき話したのに聞いていなかったのかな」と思われるような質問はしないように注意しましょう。

質問力を知りたい

質問力は、商談などで相手の本音を聞き出せたり、相手から聞きたい情報を収集できたりと非常に重要なスキルです。就活生の質問力を知るために逆質問を行っているケースもあります。

個性を確認したい

逆質問の内容から就活生の関心や性格を読み取り、就活生の個性を見極めているケースもあります。 例えば、「即戦力になるために今から学んでおくと良い知識はありますか?」という質問からは、積極性があり、真面目な性格を想像させますし、「学べる環境は整っていますか?」という質問からは主体性がなく、受け身な性格といった印象を受けます。

疑問や不安を解消したい

純粋に採用した後の早期離職やミスマッチを防ぐために、就活生が不安・疑問に思っている点を事前に払拭することを目的として逆質問をしているケースも多いです。企業側には、逆質問を通してホームページや就活サイトには掲載されていない自社の強みや魅力をアピールし入社意欲を高めたい狙いもあります。

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新卒の面接|印象に残る逆質問をする際のポイント

面接は「企業に貢献できる人材ですよ」とアピールする場ですので、逆質問の場でも自分自身を売り込むことを意識しておくと面接官の印象に残りやすいでしょう。ここでは、面接官の印象に残る逆質問を行うためのポイントをお伝えしてきます。

自己PRに繋げる

面接で自己PRがうまくできなかった場合などは、自己PRを含めた逆質問をすると良いでしょう。下記のような自分のアピールポイントを交えた質問をするという方法を活用すると、逆質問の場をアピールのチャンスに変えることができます。

【質問例】
「私は何でも自ら挑戦する性格なのですが、他にはどのような性格の方が活躍されていますか?」
「現在御社の〇〇業務で活かせるように〇〇の資格取得を目指し、勉強しています。入社までに〇〇以外で勉強しておいた方が良いことはありますか?」 

就活生が入社後に働いている姿をイメージさせる

「自己PRでお話させていただいた〇〇という経験は自社の業務でどのように活かすことができますか?」といった入社後を想定した逆質問をすると、就活生が自社で働いている姿を想像しやすく、面接官の記憶にも残るため効果的なアピールとなります。

事前に逆質問を用意しておく

企業は逆質問を通して就活生の志望度や質問力、コミュニケーション能力をチェックしているため、「特にありません・大丈夫です」と答えることは避けてください。逆質問の場も就活生がアピールするチャンスですので、予め準備をして臨めるようにしましょう。

CHECK!

逆質問は何個用意しておくべき?

逆質問は1回の面接に対し5~6個程度を用意しておくと良いでしょう。集団面接の場合は、他の就活生と質問が被る可能性もありますし、個人面談の場合でも企業との対話の中で疑問点が払拭されるケースもありますので、5~6個程度の質問を用意しておくと安心して面接に臨めます。

面接の選考フェーズ別に質問内容を変更する

逆質問の内容は、一次面接、二次面接、最終面接と選考フェーズに合わせて変えることをおすすめします。面接のフェーズによって面接官が異なりますので、逆質問の場を有益なものにするためにも、この人だから聞けるまたは聞きたい質問を考えるようにしてください。
それぞれの面接フェーズの特徴や聞いた方が良い質問について詳しく見ていきましょう。

一次・二次面接

一次面接や二次面接は、入社後現場で一緒に働く社員や、人事担当者などが面接官になることが多いため、現場の社員だからこそわかる質問や、人事担当者だからこそ聞ける質問をすると良いでしょう。一次面接では特に人事担当者が面接官になるケースが多いため、キャリアパスなどに関する質問をし、疑問点や不安点を払拭しておくと良いでしょう。

【人事担当者の場合】
・御社の求める人物像は〇〇とお聞きしましたが、採用をする際に最も重視するポイントは何でしょうか。
・現場社員への評価基準を教えてください。
・御社で活躍する人材はどのような人が多いですか?

【現場社員の場合】
・〇〇職の具体的な1日の業務スケジュールを教えてください。
・〇〇職をするうえでのやりがいを教えてください。
・このポジションに求める人柄やミッションを教えてください。

福利厚生を逆質問する時の注意点

  • 面接官からすると福利厚生面の質問より事業やキャリアに関する質問をする就活生を重宝する傾向にありますが、どうしても福利厚生や産休・育休といった休暇制度について確認したい場合、「休みのことばかり気にしている」「待遇ばかり気にしている」という風に思われないよう「御社の離職率が他社に比べて低いと伺っており、社員を大切する社風だと感じています。より詳しく制度などについてお聞きしたいのですが」など企業に対する理解度をアピールしながら質問するよう心掛けましょう。

    ただし
    ・長期休暇は取得できますか?
    ・残業時間はどれくらいですか?
    ・前年のボーナスの支給実績を教えてください。
    といった逆質問は面接の場では不向きな質問ですので確認するのではなく、OG・OB訪問を行い、不安を払拭しておきましょう。

最終面接

最終面接は社長や役員クラスの面接官が多いため、経営陣が社員に求めているものや事業の将来性、長期的な取り組み、今後のビジョンや方向性など、会社の上官だからこそ聞ける質問をしましょう。 

【逆質問例】
・御社の企業理念である〇〇が浸透していると感じる場面を教えてください。
・御社の◯◯という理念に共感したのですが、〇〇様は何を大切にして仕事をなさっていますか?
・現在は〇〇事業に力を入れていると思いますが、今後注力していこうとお考えの事業はありますか?
・設立〇年でここまで成長された1番の要因は何ですか?

逆質問の作成の仕方

ここでは逆質問の作成方法について詳しく説明していきます。

STEP1. 業界・企業について調べる
(1)製品(2)基本情報(3)企業理念(4)働く環境(5)将来性
    ▼
STEP2. 気になる内容を洗い出し、優先順位を付ける

STEP1. 業界・企業について調べる

 

まずは、業界・企業の情報を正確に把握する必要があります。逆質問を考えるためには、企業の情報を把握しておくことが必要です。業界・企業について調べる際は以下の項目について調べていきます。

①製品・商品
②基本情報
③企業理念
④働く環境
⑤将来性

①製品・商品
まずは、志望企業の製品について調べます。その後、同業他社の製品と比較することで、志望企業の業界内での立ち位置や差別ポイントなどを把握することができます。

製品の比較項目

  • 製品を比較する際には、下記5項目を確認していきましょう。
    ①生産量
    ②販売額
    ③商品
    ④サービスの特徴
    ⑤製品価格

②基本情報
企業研究不足と思われてしまわないように、選考を受ける前までに、逆質問で企業の基本状況は必ずチェックしておきましょう。

確認しておくべき企業の基本情報

  • 下記情報は最低限確認しておきましょう。
    ・企業理念
    ・製品情報
    ・事業内容
    ・従業員数
    ・設立年
    ・売上高
    ・関連会社
    ・採用情報

③企業理念
企業理念に関する逆質問を行う就活生は多いのですが、「企業理念を教えてください」という逆質問は調べれば分かる質問なのでNGです。まずは企業のホームページをしっかり確認し、企業に対する思いを理解し、企業理念に対して自分なりの考えを持ったうえで質問するようにしましょう。

④働く環境
働く環境とは、転勤や勤務時間、福利厚生、社風のことです。企業のホームページや就活サイトの社員インタビュー、口コミサイトなどをチェックし、働く環境について確認しておきます。
人間関係や社風などに関して質問する場合には、調べた内容を引用しながら逆質問をすると良いでしょう。

⑤将来性
将来性とは、企業の今後の伸びしろのことを指します。企業のホームページやIR情報、中長期計画を確認すると分かりますので、ぜひ調べてみてください。調べた上で自分なりの仮説を立て、逆質問の場で質問をすると「自社についてちゃんと調べてくれている」といった好印象を与えることができます。

STEP2. 気になる内容を洗い出し、優先順位をつける

STEP.1を行う中で疑問に感じた点や調べても分からなかった点をリストアップします。例えば「他社製品と同機能であるにも関わらず、製品価格を高く設定している理由は何か」や「求める人材で〇〇と記載されているけど、具体的にはどんな人物像を想定しているのか」などの疑問点をあげてみましょう。
気になる点を洗い出したら、前章でお伝えした一次面接・二次面接といった選考フェーズに合わせてどの質問をいつ質問すべきかといった優先順位をつけていきます。前述した通り、選考フェーズによって面接官が異なるため、面接官の役職や職種に合った質問ができるようにしておきましょう。

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就活の面接で行う逆質問の例文38選

ここでは面接フェーズに分けて逆質問の例文を紹介します。逆質問が浮かばなくて困っている就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

【一次・二次面接向け】事業・業務内容に関する逆質問 10選

事業や業務内容は企業によって特色があるため、面接官が現場の担当者や事業部長の場合には、入社後のミスマッチを防ぐためにも積極的に質問しておくと良いでしょう。

【事業内容に関する逆質問】
・今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか?
・御社の事業内容は多岐にわたりますが、会社としての優先順位はどのようにつけていますか?

【業務内容に関する逆質問】
・仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください
・だいたいの1日の仕事の流れを教えてください
・仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか?
・仕事をするうえで心掛けている点、重視している点があれば教えてください
・御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください
・今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください
・御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください
・ホームページでは、(志望している部署の)仕事内容はこのように書いてあったのですが、働くイメージを沸かすために具体的に教えていただけますか

【一次・二次面接向け】社風に関する逆質問 6選

職場の雰囲気や働く仲間の雰囲気などは入社後のミスマッチを防ぐために確認しておいた方が良いポイントの一つです。面接の前にOB・OG訪問をしておくという手もありますが、機会がなかった場合には逆質問で確認しても良いでしょう。人事担当者ではなく、現場の担当者が面接官の時に確認してみるとよりリアルな声を聞くことができます。

【社風に関する逆質問例】
・社員はどのようなキャラクターの方が多いでしょうか?
・休日に仕事仲間と過ごすことはありますか?
・社員同士は社外でも飲みに行くなどのコミュニケーションを取ることはありますか?
・他部署との交流はありますか?
・御社は〇〇という社風と説明会で伺いましたが、〇〇様は御社の社風はどのような社風だと思われますか?
・御社には複数の事業部がありますが、組織風土に違いがありますか?

【一次・二次面接向け】面接官個人に関する逆質問 7選

現場の社員が面接官だった場合、面接官個人に関する逆質問をすることで、企業の雰囲気や社風をより具体的にイメージをすることができます。

【面接官個人に関する逆質問例】
・〇〇様が会社の中で最も魅力を感じているところはどこですか?
・入社前後で感じるギャップはありますか?
・仕事で成果を出すために〇〇様が日々行っていること、心掛けていることなどがあれば教えてください
・今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください
・今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください
・〇〇様が若手の時にぶつかった壁を教えてください
・これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください

【一次・二次面接向け】キャリアパスやスキル・研修に関する逆質問 6選

面接官が人事担当者や現場の事業部長の場合、入社後のキャリアパスや必要なスキルについて質問すると現場観を理解できます。また、面接官に就活生が入社後に働く姿を想像させることもできます。

【キャリアパスに関する逆質問例】
・御社に入社した後にすぐに活躍できるよう求めるスキルに記載があった〇〇に関して勉強をしていますが、入社までにさらに勉強をしておくことはありますか?
・入社までに〇〇以外で勉強しておくことはありますか?
・御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わるためには具体的にどのようなキャリアパスを歩めば良いのでしょうか?
・入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください

【スキルに関する逆質問】
・御社に入社した後にすぐに活躍できるよう求めるスキルに記載があった〇〇に関して勉強をしていますが、入社までにさらに勉強をしておくことはありますか?
・社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか?

【一次・二次面接向け】自己PRができる逆質問 5選

自己PRの場でうまく自分をアピールできなかった場合に逆質問の場をうまく活用し、自己PRを行ってみましょう。

■質問例
・大学時代は部活動の部長として100名以上いるメンバーを統括していました。御社では若手でもこのような経験を活かせるチャンスはありますか?
・私はどんなことでも粘り強くやり遂げる性格ですが、御社ではどのような資質を持った社員が活躍していますか?
・異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください
・〇〇の資格をもって現在〇〇の資格取得に向けて勉強中です。御社の仕事ではその他にどのような資格があると活かせますか?
・学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、御社では若手社員であっても語学を活かして活躍できる環境はありますか?

【最終面接】事業・経営戦略に関する逆質問 4選

この質問は、社長や役員と経営陣に質問すると良いでしょう。会社の事業に対して興味を持っていると捉えられ志望意欲をアピールすることにも繋がります。また、入社後は経営陣と直に話す機会はあまりありませんので入社前に聞いておきたいことがあれば積極的に質問をしてみましょう。

■逆質問例
・5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください
・新入社員の採用を2年前から強化しているようですが、新入社員に求めていることは何ですか?
・御社が今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか?
・御社は今5事業を展開されていて、直近だと2年前に新たな事業を展開し始めているかと思うのですが、今後注力していきたいと考えている事業とその理由を教えてください

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NG逆質問

NG逆質問

ここでは逆質問をする場合にしない方が良い質問についてご紹介していきます。

調べればわかる内容に関する質問

企業は面接を通して就活生の志望度をチェックしているため、企業のホームページや就活サイトに掲載されているような調べたらすぐに分かる質問をすることは避けましょう。

■NG例
・御社はどのような商品、サービスを扱っていますか?
・御社が強みとしている事業を教えてください

「はい」「いいえ」で回答できる質問

企業が逆質問を聞く意図でも述べましたが、企業は逆質問を通して就活生の質問力をチェックしていますので、「はい」「いいえ」」で返答ができるような質問は避けてください。面接では、「面接官と会話をすること」も大切なので、話が膨らむような逆質問を考えましょう。

すでに話した内容に関する質問

面接の途中で逆質問で質問しようと思っていたことの回答を面接官が話してしまうこともあります。すでに話した内容を逆質問で聞いてしまうと話を聞いていない印象を与えてしまうため注意が必要です。このような事態を防ぐためにも逆質問は5~6個程度用意しておくと安心です。

面接官が答えられない質問

選考フェーズによって面接官が異なりますので面接官の役職や立場によっては答えられない質問もあります。例えば、社長に「業務の1日の具体的な流れを教えてください」といった質問をしても、詳細までは分からない可能性が高いです。面接官の立場に合った逆質問を用意しておきましょう。

逆質問の終わり方【例文あり】

ここでは、逆質問をした後の対応についてお伝えしていきます。

感謝の言葉で終える

面接官が逆質問に答えてくれた場合には、「感謝の気持ち」と「回答へのフィードバック」を伝えて終えるようにしましょう。

■回答例
「ご回答いただきありがとうございます。〇〇様のお答えを聞いて、益々御社に対する入社意欲が高まりました。」

「その他にも質問はありますか?」と聞かれた場合

「その他にも質問はありますか?」と聞かれた場合、まだ疑問点や聞きたいことがあれば質問しても構いません。ただし、長々と複数の質問をすることは相手の時間への配慮が足りないといった悪い印象を与えてしまう恐れがありますので、質問をする前に「あと〇点質問したいのですが、〇〇様のお時間は大丈夫でしょうか?」といった気遣いの言葉を伝えたうえで質問すると良いでしょう。
質問がない場合には、無理やり作り出したりする必要はありませんので、あれば質問する程度に考えておけば問題ありません。

下記に「その他にも質問はありますか?」と聞かれた場合の返答方法についても記載しておきますので参考にしてみてください。

■回答例
「いいえ、以上です。〇〇様にお答えいただき、御社の事業内容に関する理解が一層深まりました。ご回答いただきありがとうございました。」

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この記事を書いた人

就・転職ライター

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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2025.03.28

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